雲仙地獄巡りの旅へ!おすすめスポットや所要時間&駐車場を解説!

長崎県・島原半島に位置する「雲仙地獄」はご存じですか?日本に「地獄」を彷彿させる地形が「北海道・登別温泉」「秋田県・玉川温泉」「大分県・塚原温泉」など全国6か所が有名ですが、「雲仙温泉」の地獄は別格です。ナイトツアーもある雲仙地獄をこれから詳しくご紹介します。

雲仙地獄巡りの旅へ!おすすめスポットや所要時間&駐車場を解説!のイメージ

目次

  1. 1雲仙地獄巡りの旅を楽しもう!
  2. 2雲仙地獄巡りの概要
  3. 3雲仙地獄巡りおすすめスポット20選!
  4. 4雲仙地獄巡りを最大限に満喫!

雲仙地獄巡りの旅を楽しもう!

雲仙地獄内は遊歩道が整備され、60分ほどで今話題の雲仙地獄巡りを五感で楽しめます。エリア内には「地熱を足で感じる体験」「噴気を浴びる体験(兼休憩所)」、撮影スポットとしても人気の絶景ロケーション「雲仙地獄見台(兼休憩所)」「激うま洋風レストラン」などが設置。
 
見所は、豊臣秀吉・徳川家康の江戸幕府時代の歴史的背景とした「キリシタン禁制」「踏み絵(キリスト)」などに踏み切った実際の「拷問場所」や、地獄の中に存在する天国感あるエリア、地熱を利用した面白い伝説がある蒸し焼き卵などです。どこの温泉地よりも群を抜く満足度が得られ楽しめること間違いなし。

長崎県雲仙市ある人気の観光名所

長崎県・雲仙市にある大人気観光スポット。伝説が語り継がれる30あまりの地獄から形成されている観光満足度の高い「雲仙地獄巡り」が有名。2016年秋にリニューアル。全国から注目の的となっている理由は!?「見る地獄」から「体験する地獄」へと生まれ変わったことで、日本全国はじめ海外からの観光客・必見スポットとなっています。

雲仙地獄巡りの概要

雲仙温泉(うんぜんおんせん)は、キリシタン殉教悲史の舞台、世界的に有名な温泉で、日本初の国立公園「雲仙天草国立公園」に指定された温泉保養地です。その温泉を支えているのが、温泉の重要噴気帯である「雲仙地獄」
 
長崎県・島原半島に位置し、開湯701年・奈良時代の日本の僧である「行基(ぎょうき)」によって「温泉山・満明寺」が建設、「雲仙地獄」を取り囲むように美しい温泉町は形成されています。
 
幕末には明治維新の精神的指導者「吉田松陰」が当地を訪れたことが全国に名前が知れ渡り、海外では「シーボルト」が知名度を広げたことで有名。
 
そのことから、明治・大正期に欧米人の保養地として大繁栄、昭和初期には多くの外国人を受け入れるために、外国人向け洋式ホテルが多く建設された歴史があり、それと共に「雲仙地獄」が発展してきました。

雲仙地獄とは

至る所から高温の温泉と噴気が激しく噴出し、視界を遮るほどの湯けむりが恐ろしげな、地獄絵図を彷彿させる雲仙地獄巡りです。
 
「古湯」と「新湯」のにある白い土におおわれた一帯が「雲仙地獄地帯」で、岩盤の裂目を通ってマグマガスが上昇、激しい噴気となってあちこちに現れており、このガスと山からの地下水が混ざり合ってできているのが雲仙温泉水。
 
雲仙地獄には、このように地中から溢れ出す噴気の「地獄」がおよそ30あまりあり、地獄内の遊歩道を散策しながら、ダイナミックな地熱パワーを体感できる雲仙地獄巡りは一大観光スポットとなっています。

その中でも、「雲仙地獄巡りのナイトツアー(ガイド付き)」が大人気で、清七地獄をスタート地点とし、雲仙地獄の東側を夜の散策・・・参加費は大人500円、子供300円で、事前予約が必要です(所要時間約1時間)。
 
怖すぎます・・・カップルデートにはお化け屋敷よりおすすめで、怖さの裏に神秘的な雰囲気を醸し出しているのが特徴です。
 
 
その他、ユニークなのが「雲仙地獄巡りプレイスは猫の聖地?」なのというくらいに、いたる所で野良猫が寝そべっています。「猫の岩盤浴みたい」といって観光客に大人気の猫ちゃん達も見所の1つです。

雲仙地獄巡りの所要時間

冒頭でも触れましたが、「雲仙地獄」の西側と東側の全てを回ると、雲仙巡りの所要時間はだいたい1時間になります。

但し、1時間の尺度は、特に立ち止まることもなくまわって1時間になりますので、各地獄の撮影や休憩所体験スポットなど、ゆっくり満喫してまわる場合、又はグループでワイワイ楽しみながらまわる場合は、2時間ほど見ていたほうが良さそうです。

ちなみに、雲仙地獄は入場料無料で、営業時間に関しても特に定めが無く、監視員等もいるわけではありませんので、24時間自由に立入可能。雲仙地獄内の「雲仙地獄茶屋」の営業時間は「9時~18時(冬場は17時)」までとなっており、深夜は入り口付近のライトアップも消灯する為、その辺はご注意ください。

雲仙地獄へのアクセス

雲仙地獄へのアクセスには、大きく分類すると「長崎空港」「長崎駅」「博多駅」を起点に、「公共交通機関」「自家用車又はレンタカー」などを利用した方法があり、以下に「仙地獄の基本情報」と併せてご紹介します。

【各アクセス方法】

「自家用車」 所要時間・1時間
諫早IC降車
「長崎空港」 所要時間・1時間半~2時間
「リムジンバス」「県営バス」「レンタカー」が最適
「長崎駅」 所要時間・1時間40分
「県営バス観光特急」に乗り、「島鉄バス雲仙営業所」停留所で下車
※直行なので便利で人気
「博多駅」 所要時間・2時間30分
JR諫早駅まで行きバスに乗り換え
 

【雲仙地獄 基本情報】

【名称】 雲仙地獄
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434(雲仙観光協会)
【営業時間】 24時間(夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【料金】 入場料無料
【駐車場】 次項に詳細説明
【公式HP】 http://www.unzen.org/tourism/spot1.html
【備考】 ナイトツアー有り
ランチレストラン有り
茶屋有り
 

雲仙地獄の駐車場

雲仙地獄には7つの駐車場がありますので、以下にご紹介します(2019年2月に第三駐車場で陥没発生、駐車場内・噴気現象有りで全面閉鎖中)。

【雲仙地獄・ご利用駐車場】

「第一駐車場」 新湯地区 500円
「第二駐車場」 ゆやど雲仙新湯前 500円
「第三駐車場」 清七地獄前 500円
「第四駐車場」 古湯地区 300円
「第五駐車場」 雲仙スカイホテル前 500円
「雲仙温泉神社駐車場」 雲仙温泉神社前 500円
「万明寺駐車場」 万明寺前 500円
※駐車場の古湯地区は、少し離れた約10分ほどに位置しているので、少々お安くなっています。 

雲仙地獄巡りおすすめスポット20選!

雲仙地獄の出発点でもある創建年701年の「温泉神社」恋愛にご利益のある神社や、人間の八万四千の煩悩によってなされた悪行の果てに落ちる地獄、不倫などで家庭を乱すと地獄に落ちるという伝説の地獄、実際にキリシタンの拷問場所になっていた地獄など、雲仙地獄巡りおすすめスポット20選を以下にご紹介します。
 
又、雲仙地獄の地熱蒸し卵伝説である「1個食べたら1年長生き」「2個食べたら2年長生き」「3個食べたら死ぬまで長生き」のスポットや、世界にたった一つのストラップやキーホルダー等のガラス作り体験ができるスポット、雲仙地獄の天国の様なお洒落な洋風レストランも併せて後半でご紹介します。

おすすめスポット①温泉神社

雲仙地獄の出発点でもある創建年701年の「温泉神社」、島原半島内の愛野・吾妻・国見・有家・加津佐の各町に鎮座している総本宮は、雲仙岳(温泉山)を崇拝する山岳信仰の一大拠点、長崎県下で最古の神社です。
 
拝殿奥に位置する樹齢200年の「夫婦柿」は11月になると柿が実り、「恋愛成就」の縁結びにご利益があるとされ 温泉神社名物となっています。こちらで参拝を終えたら、いよいよ雲仙地獄へと進みます(神社出口にトイレ有り・地獄内にはトイレ無し)。

温泉神社の基本情報

【名称】 温泉神社
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙319
【電話番号】 0957-73-3434

おすすめスポット②八万地獄展望所

人間の八万四千の煩悩によってなされた悪行の果てに落ちる地獄「八万地獄展望所」、雲仙地獄の絶景スポットの1つで、周りを囲む四季折々の景色、そして温泉の源泉や地熱に利用されている「かんつけ」が敷かれているその景色、大量の煙に覆われたその姿はまさに地獄。
 
又、「八万地獄展望所」へは100メートルの緩い坂段を登るので少々堪えますが、そこから望む美しい温泉街の風景は絶景で大人気スポットになっています。茶色の屋根に、白い壁で統一されていることから天国と地獄のロマンを感じます。

八万地獄展望所の基本情報

【名称】 八万地獄展望所
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【公式HP】 https://photolib.nagasaki-tabinet.com/photolib/
image/num/K1005049.html
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット③お糸地獄

不倫などで家庭を乱すと地獄に落ちるという伝説の「お糸地獄」、昔、島原城下の裕福な生活をしていた「お糸」という女性が密通をおかし、夫を殺してしまい、その後「お糸が処刑」された同時期に噴き出したので「お糸地獄」と呼ばれています。
 
明治に噴出した比較的新しい地獄で、湯だまりがあり、現在も活発に熱湯が湧き上がる様子を観覧することができ、その勢いが圧巻で、撮影スポットとしても大人気の地獄です。

お糸地獄の基本情報

【名称】 お糸地獄
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット④キリシタン殉教碑

その昔、キリシタンの拷問場所になっていた雲仙地獄の「キリシタン殉教碑」、島原藩主「松倉重政」、その子「勝家」のキリシタンへの苛烈な弾圧が、島原の乱勃発へと発端となったのは歴史上で有名な話です。

この地で1627年から5年間行われた拷問は酷いもので、沸々・轟々と噴騰する硫黄地獄の中に「投身」「全身熱湯がけ」など強烈な拷問を繰り返し、それでも信仰を信じ拷問に屈しなかったもの数十名に及び、殉教者の数や名前が刻まれている身の毛のよだつ地獄スポットです。

キリシタン殉教碑の基本情報

【名称】 キリシタン殉教碑
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット⑤雲仙地獄茶屋

温泉の地熱が体感できる「雲仙地獄茶屋」、こちらでは温泉の蒸気でゆでた「温泉たまご」を販売しており、地獄内にはいくつかの販売所がありますが、ここが一番おすすめです。2個200円からの販売で5個400円のお得なものもあります。
 
この卵には、伝説があり「1個食べたら1年長生き」「2個食べたら2年長生き」「3個食べたら死ぬまで長生き」と言われており、信じるか信じないかは別にして地獄巡りの醍醐味の1つです。飲み物は撮影にもGOODな「うんぜんレモネード250円」がおすすめです。

雲仙地獄茶屋の基本情報

【名称】 雲仙地獄茶屋
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【参考サイト】 https://tabelog.com/nagasaki/A4203/A420301/42010587/
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット⑥雲仙地獄足蒸し

足裏から地獄の熱を体感できる「雲仙地獄足蒸し」、雲仙地獄茶屋の正面斜めに位置し、腰掛けに座り、熱地獄を体感できます。冬の寒い時には暖かくて気持ちが良いですが、素足で長時間足をおくと火傷をしますのでご注意ください。

雲仙地獄足蒸しの基本情報

【名称】 雲仙地獄足蒸し
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット⑦雲仙山 満明寺

かつて1000を越える僧房が存在し、真言密教の一大拠点として栄えた「雲仙山 満明寺」、701年創建で、知名度の高い「比叡山」「高野山」より古くに開山されたと言われているお寺です。
 
名物は1971年開眼の、高さ5メートルの「黄金の釈迦大仏」で、純金箔の大仏が鎮座しています。 この大仏が少々ユニークで「髪がブルー」「半目開き」「大きい耳」「まじめな表情」と、よく海外にいくと面白い釈迦様を見ますが、日本では珍しいですよね。写真撮影で大人気です。

雲仙山 満明寺の基本情報

【名称】 雲仙山 満明寺
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙321
【電話番号】 0957-73-3422
【参考サイト】 https://www.jalan.net/kankou/spt_42367ag2130011535/

おすすめスポット⑧真知子岩

岸恵子さん(女優)がヒロインに抜擢された1954年公開の映画「君の名は」のロケ地となった雲仙地獄の「真知子岩」、脚本家・菊田一夫のラジオドラマ代表作で、「人々の戦争体験」「戦時中の恋愛」を描いた物語で、のちに映画化、テレビドラマ化、舞台化もされ、当時は海外にまで話題を呼んだ作品です。
 
ただこれまでご紹介してきた、身の毛の立つ地獄の伝説とは違い、岸恵子さん(女優)が映画の中で手を添えた岩が「真知子岩」と命名されたそうです・・・記念碑には「忘却とは忘れ去ることなり、忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」と、ラジオドラマ版の冒頭で流れた切ないナレーションが刻まれています。

真知子岩の基本情報

【名称】 真知子岩
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙、お糸地獄
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【参考サイト】 https://www.jalan.net/kankou/spt_42367aj2200024230/
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット⑨大叫喚地獄

噴気が上がる音が地獄に落ちていく亡者の絶叫のようだと名付けられた「大叫喚地獄」、名前の由来も身の毛がよだつ理由で、その名前に負けない噴気の轟き。雲仙地獄の一番高いところに位置し、噴気は驚きの30~40m!120度もの高温の水蒸気で、化水素ガス・強い硫黄臭を漂わせているところが、まさに地獄感を漂わせています。

大叫喚地獄の基本情報

【名称】 大叫喚地獄
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット⑩泥火山

噴気を上げていない独特な円錐形の景観が特徴の「泥火山」、泥の量の方が温泉水より多く、地下のガスが泥を噴き上げています。又、その日の地加熱の状況によりますが、排出する水分によって「泥火山」の形が異なるので、春夏秋冬日別に「泥火山」の衣替えを楽しめます(「泥火山」を囲む遊歩道整備)。

泥火山の基本情報

【名称】 泥火山
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット⑪邪見地獄

夫婦や仲間内で生じた、嫉妬心による不和を解消すると言われている「邪見地獄」、ご利益があるのは、ただ訪れるのではなく「温泉のお湯を飲む」という伝説です。さすがに飲めないよと評判の高いスポットです。大叫喚地獄から遊歩道を進んだところに位置し、土壌に規則的に入った亀裂から噴気を上げているのが見所です。撮影のロケーションとして最適なので是非記念に1枚。

邪見地獄の基本情報

【名称】 邪見地獄
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット⑫清七地獄

長崎に住む清七というキリシタンが処刑され噴出した「清七地獄」、先ほどもキリシタンの話が出ましたが、「豊臣秀吉」「徳川家康」の統一権力時代(江戸幕府)、キリスト教を禁じる「キリシタン禁制」がとられ、皆さんよくご存じの「踏み絵(キリスト)」で信者を見つけ出し、この地で処刑されていました。
 
「映画・君の名は」の話で鳥肌もおさまったころに、またまた身の毛のよだつ本当の地獄話しです。「駐車場」と「清七地獄」の架け橋である「湯けむり橋(マツ造り・腐食耐性強)を通る時は、温泉と噴気が激しく噴出していており、その風景は映画・ドラマさながらで、見応えあります。

清七地獄の基本情報

【名称】 清七地獄
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット⑬雀地獄

地中から噴き出しているガスの音が多くの雀が騒いでいる声に似ていることで名付けられた「雀地獄」、これまでご紹介してきた地獄と比較すると規模が小さく、さらには「噴気」「温泉」が激しいなどの特長もなく、存在が薄くおおらかな地獄で、地獄と言うよりは癒されてしまうかもしれません(見過ごす方も多いので目をこらしてください)。

雀地獄の基本情報

【名称】 雀地獄
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット⑭八万地獄

冒頭あたりで「八万地獄展望所」からの絶景ロケーションでもご紹介しましたが、人間の八万四千の煩悩によってなされた悪行の果てに落ちる地獄として名付けられ、雲仙温泉の各旅館に温泉を引くパイプが縦横に設置されていている光景が特徴のスポットです。いわば、雲仙温泉の心臓部です。

八万地獄の基本情報

【名称】 八万地獄
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット⑮旧八万地獄

荒涼とした地表が月の表面に類似、「月面地獄」とも呼ばれる「旧八万地獄」、激しい噴気・熱水を噴出していたのは過去の話で、現在は軽微な活動に落ち着き、熱気の魅力は薄れました。しかし、活動が穏やかになったことで「旧八万地獄」周辺には、ススキやアカマツが自生するようになり、絶景ロケーションとして活躍中です。

旧八万地獄の基本情報

【名称】 旧八万地獄
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3434
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【備考】 ※かわいい野良猫出没
※ナイトツアー有り
※ランチレストラン近隣

おすすめスポット⑯シロドウダン

身の毛もよだつ地獄を和らげる可憐な花「シロドウダン」、雀地獄から少し進んだところに自生しています。春になると地獄の中に咲く美しい「シロドウダン」、地獄から解放された気分などの言葉がありますが、そんな気持ちかもしれません。
 
「シロドウダン」の特長は、葉が十分に開かない内に枝葉に数個の花柄を出し「白色つぼ状のすずらん」に似た花を咲かせ、本州の南部や四国、九州のみに自生、雲仙のように密生しているのは稀で、「雲仙地獄地帯シロドウダン群落」として国の天然記念物に指定されています。

シロドウダンの基本情報

【名称】 地獄地帯シロドウダン群落
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙国道57号線
【電話番号】 0957-73-3636 (雲仙お山の情報館)
【アクセス】 諫早IC降車1時間
【営業時間】 24時間(但し、夜間はライトアップ無し)
【雲仙地獄足蒸し】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【雲仙地獄工房】
4月~10月:9:00~18:00
11月~3月:9:00~17:00
【定休日】 年中無休
【参考サイト】 https://www.jalan.net/kankou/spt_42367ac2100008193/

おすすめスポット⑰雲仙ビードロ美術館

世界にたった一つのストラップやキーホルダー等のガラス作り体験ができる「雲仙ビードロ美術館」、18世~19世紀の「アンティークガラス」をはじめ、「オイルランプ」「長崎ビードロ」など、150点の作品を展示しています。1階は売店とガラス作り体験があり、ガラス体験は事前予約が必要ですのでご注意ください。

雲仙ビードロ美術館の基本情報

【名称】 雲仙ビードロ美術館
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3133
【アクセス】 (1)車の場合 諫早ICより1時間30分
(2)電車の場合 JR諫早駅よりバスで1時間40分
西入口下車 徒歩約1分
【営業時間】 9:00~18:00(年中無休)
【定休日】 臨時休館あり
【料金】 【入館料】
大人700円
中高生500円
小学生300円
※手作り体験別料金
【駐車場】 有り、30台、無料
【公式HP】 http://unzenvidro.weebly.com/

おすすめスポット⑱雲仙湯せんぺい 遠江屋

湯せんぺい手焼き体験ができる1945年創業の老舗「雲仙湯せんぺい 遠江屋」、小麦粉・卵・砂糖・重曹に温泉水を加えて作れる「湯せんぺい」は雲仙の名物で、その上品な甘味と口どけは「遠江屋の入れ歯いらず」と言われ、訪れるもの皆を魅了している逸品です。
 
湯せんぺい手焼き体験は非常に楽しく、料金も1000円ですので是非この機会にご体験してみて下さい。その他、「湯せんぺい&ソフトクリーム350円」が多くの観光客の話題に上っていますので是非試食を。お店のレトロ感もシャッターチャンスです。

雲仙湯せんぺい 遠江屋の基本情報

【名称】 雲仙湯せんぺい 遠江屋
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙317
【電話番号】 0957-73-2155
【営業時間】 8:30~22:00
【定休日】 不定休
【料金】 ~¥999
【駐車場】 有り、1台
【参考サイト】 https://tabelog.com/nagasaki/A4203/A420301/42001899/
【備考】 湯せんぺい手焼き体験 1,000円
※期間限定 3・4・5月/9・10・11月のみ※要予約

おすすめスポット⑲グリーンテラス雲仙

雲仙地獄の天国の様なお洒落な洋風レストラン「グリーンテラス雲仙」、かつて外国人の避暑地として賑わったこともあり、外国の山奥を思わせる絶景ロケーションも評判だが、何と言ってもランチの激ウマ度で話題です。
 
絶対に外せないメニューは、1週間煮込んだ子牛の「雲仙和牛のビーフシチュー(パンorライス付)1750円」、国立公園指定80周年を記念して開発した雲仙名物「雲仙和牛のオムハヤシライス 1380円」です。インスタ映えしそうなレトロお洒落な「雲仙レモネード420円」も是非。

グリーンテラス雲仙の基本情報

【名称】 グリーンテラス 雲仙
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
【電話番号】 0957-73-3277
【営業時間】 11:00~17:00(L.O)ランチタイム有り
【定休日】 年中無休
【料金】 ¥1,000~¥1,999
【駐車場】 有り、7台
【公式HP】 http://greenterrace-unzen.jp/

おすすめスポット⑳レストラン小松

雲仙地獄からの徒歩3分の雲仙名物トルコライスが有名なお店「レストラン小松」、昔の洋館風の建物で、店内はレトロ感ある煉瓦造り、トルコライスと言えば長崎のご当地グルメですが、「レストラン小松」のトルコライスは一味も二味も違うと評判のおすすめ店です。
 
雲仙地獄近くの「おもちゃ博物館」の向かいに位置し(こちらも面白い)、ドライカレーとナポリタンの上にカツがトッピングされ、カツの柔らかさと、旨味ソースがたまらなく、食べた後にまだ食べられるような感覚が続きます。是非ご賞味を!

レストラン小松の基本情報

【名称】 レストラン 小松
【住所】 長崎県雲仙市小浜町雲仙309
【電話番号】 0957-73-3515
【営業時間】 9:00~21:00ランチタイム有り
【定休日】 不定休
【料金】 ~¥999
【駐車場】 有り、1台
【公式HP】 http://www.unzen.org/shop/rest1.html

雲仙地獄巡りを最大限に満喫!

長崎県・島原半島に位置する雲仙地獄についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?地獄と言えば北海道登別の「地獄谷」を頭に浮かべてしまいますが、島原の「雲仙地獄」は歴史的重要な背景も重なり、地獄体感度のレベルが違います!ナイトツアー凄すぎ!
 
身の毛もよだつような恐ろしい歴史の地獄が続く中、ほっこりするような地獄の由来もあれば、突然現れる天国の様なロケーションの花々エリアや、天国にあるかのようなレストランなど、長崎県に訪れた際は、絶対に「雲仙地獄巡り」をおすすめします。近隣観光スポット含め面白すぎます。

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Jpark
旅行好きで、国内外問わず1年中飛び回っているフリーマンです。

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