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「大興善寺」は5万本のつつじが咲き誇る絶景名所!見頃や祭りも紹介! | 旅行・お出かけの情報メディア
















「大興善寺」は5万本のつつじが咲き誇る絶景名所!見頃や祭りも紹介!

別名つつじ寺と呼ばれている大興善寺。5万本のつつじが咲き誇る名所として有名です。山の神と地元の娘が山頂で婚儀をあげたことから名づけられた契山、その麓にある大興善寺は2012年に恋人の聖地として認定され、紅葉のライトアップでは恋人たちをさらなる愛へと誘います。

「大興善寺」は5万本のつつじが咲き誇る絶景名所!見頃や祭りも紹介!のイメージ

目次

  1. 1「大興善寺」とは
  2. 2「大興善寺」の概要
  3. 3「大興善寺」契園の四季
  4. 4大興善寺の見どころ
  5. 5「大興善寺」の御朱印情報
  6. 6「大興善寺」の基本情報
  7. 7「大興善寺」につつじを見に行こう!
    1. 目次
  1. 「大興善寺」とは
    1. 佐賀県三養基郡基山町にあるお寺
    2. 別名は「つつじ寺」
  2. 「大興善寺」の概要
    1. 約1300年もの歴史を持つお寺
      1. 寺の由来は行基菩薩
    2. 平安時代初期に焼失するも慈覚大師により再興
    3. つつじと紅葉の名所でもある
    4. 2012年に恋人の聖地に選定
    5. 元日は0時より初詣できる
      1. 三が日は重要文化財の特別公開も
  3. 「大興善寺」契園の四季
    1. 契園は本堂裏側にある庭園
    2. 春は約5万本のつつじが咲き誇る
      1. つつじの開花と見頃
      2. つつじ祭りも開催
    3. 初夏には新緑やあじさいも!
    4. 秋は約500本の紅葉が真っ赤に染まる
      1. 紅葉の見頃
      2. 夜にはライトアップも開催
  4. 大興善寺の見どころ
    1. 見どころ①仁王門・127段の石段
    2. 見どころ②茅葺の本堂
    3. 見どころ③八万四千塔最初の塔
    4. 見どころ④宗家御霊堂
    5. 見どころ⑤小松内府の小塔
    6. 見どころ⑥熊野神社
  5. 「大興善寺」の御朱印情報
    1. 受付場所は庫裏
    2. 御朱印は5種類
    3. 御朱印料は1枚300円
    4. 御朱印帳もあり
  6. 「大興善寺」の基本情報
  7. 「大興善寺」につつじを見に行こう!
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「大興善寺」とは

福岡県と佐賀県の県境にあり、山の神と地元の娘が婚儀をあげたとしてその名がついた契山(ちぎりやま)、その麓にある天台宗の大興善寺。大興善寺の歴史は古く、その建立は奈良時代の僧侶である行基菩薩(ぎょうぎぼさつ)により創建されたと伝えられています。

また、契山の伝説から、大興善寺は2012年「恋人たちの聖地」として認定され、毎年多くの未婚の男女が良縁を、または恋人たちが未来永劫の愛を求めに訪れています。

今回はそんな魅力満載の大興善寺に関して、初詣や御朱印の情報、つつじの開花やつつじ祭りの開催の時期、あじさいや紅葉の見頃、紅葉のライトアップの時期など、ご紹介していきます。

佐賀県三養基郡基山町にあるお寺

大興善寺は、佐賀県三養基郡基山町にあるお寺で契山の斜面に構えており、5万本のつつじ、500本のモミジ、また、初夏にはアジサイと四季折々の植物を見ることができる日本庭園「契園(ちぎりえん)」が有名で、その見事なつつじが咲き誇るつつじ祭りの時期や紅葉の時期など毎年多くの観光客を惹きつけています。

また、大興善寺が置かれている場所には高低差があり、その高低差から望む景観は圧巻で、訪れる多くの人々の目を魅了しています。

別名は「つつじ寺」

最近では「恋人たちの聖地」として認定され有名になっている大興善寺ですが、5万本のつつじが咲き誇るその見事なまでの景観が有名で、別名「つつじ寺」とも言われています。春にはそんなつつじたちの競演を見ることができるつつじ祭りが開催され、初夏にはあじさい、秋には紅葉とその見事な変幻自在な姿を披露してくれます。

紅葉のライトアップなどはまさに「恋人たちの聖地」としてふさわしいムード満点のイベントになっています。

「大興善寺」の概要

大興善寺は別名つつじ寺とも言われて久しいですが、春先から初夏にかけて見頃を迎え開花するつつじやあじさい、秋になると朱色や黄色の暖かな色に染まる紅葉の絶景を見せてくれる四季折々の花々や木々たちが多くの人々を惹きつけ、その中でも5万本に及ぶつつじは観る者を圧巻するほどです。

さて、そんなつつじ寺と呼ばれている大興善寺の歴史や特徴はどのような感じになっているのでしょうか。2012年「恋人たちの聖地」として認定され、四季折々の木々や花々が訪れる多くの人々、そしてカップルたちを魅了している大興善寺。さっそくその特徴に迫ってみましょう。

約1300年もの歴史を持つお寺

大興善寺は、その歴史も古く奈良時代に建立されたと伝えられています。その歴史も古く1300年前の創建。遠い昔、1300年の時を経て現代に至っている大興善寺、その風情といい、当時の魅力を残したままの姿に、悠久の歴史を感じます。

寺の由来は行基菩薩

大興善時は、当時の行基菩薩(ぎょうぎぼさつ)という高尚なお坊さんによって創建されたと伝えられています。この行基菩薩は、かの有名な三蔵法師の弟子の道昭を師に仰ぎ、当時の奈良文化の礎を築いた名僧として知られています。

また、奈良の大仏の建築責任者でもあり、建築技術に長けていたという話も有名で、人々に布教をするだけではない才能豊かな僧侶だったようです。

平安時代初期に焼失するも慈覚大師により再興

行基菩薩によって創建された大興善寺でしたが、その後一度焼失してしまいます。しかし、その数年後の平安時代に入り、この地を訪れた慈覚大師により再興され、今日の大興善寺では慈覚大師御影による法要なども行われ、慈覚大師創建の趣が大きくなっています。初詣などに訪れた際は、この慈覚大師御影による法要や厄落としなどが体験できます。

つつじと紅葉の名所でもある

大興善寺といえば、別名「つつじ寺」と言われているほどつつじが咲き誇るお寺として全国的に知られています。5万本植えられたつつじが見事に咲き誇るその姿は、圧巻で見る者を惹きつけて止まず、毎年多くの観光客がその開花が見頃の時期4月中旬から5月中旬にかけて訪れています。

また、初夏にはあじさいが開花してその見頃の時期を迎えています。春にはつつじの見頃、初夏にはあじさいの見頃の時期に多くの観光客を惹きつける大興善寺、その魅力は尽きることを知りません。

2012年に恋人の聖地に選定

つつじ、あじさい、紅葉と、その四季折々の植物たちの自然豊かな景観が素晴らしいと有名な大興善寺ですが、この大興善寺が置かれている場所が、山の神様と地元の娘が婚儀をあげたとして言い伝えられている契山という山の麓にあることから、2012年「恋人の聖地」として認定されました。

この恋人の聖地に足を運んだ恋人たちはいった2人の未来をどのように創造していくのでしょうか。山の神と地元の娘が婚儀を迎えたこの神聖な聖地に大切な恋人と訪れる、とても素敵な思い出になるでしょう。ぜひ、今年はあなたの大切な恋人とこの大興善寺に足を運び、2人の未来を永遠のものにしてください。

元日は0時より初詣できる

大興善寺は庶民の為に祈願寺として行基菩薩によって創建されたお寺、初詣に関しても元日は0時より初詣できるようになっています。前日の年の瀬31日の除夜の鐘が鳴り終わって煩悩をそぎ落としたら、年始めの祈願に初詣に向かう。

1300年もの歴史ある大興善寺の初詣の願い事は叶う確率が高そうです。来年はこの歴史深い大興善寺に初詣に出向いて願い事をしてみると、何か良いことが起こるかもしれません。

三が日は重要文化財の特別公開も

大興善寺のご本尊十一面観音菩薩を守護する多聞天(毘沙門天)と広目天両像は、900年にもおよび本尊を始め大興善寺の守護の役割をしてきた頼もしい四天王。この四天王の両像は国の指定重要文化財にも認定されており普段はお目にかかることはできません。

そんな四天王の姿、1年に一度の三が日には開帳されています。ぜひ、初詣に訪れてこの歴史深い四天王に会いに行ってみましょう。

「大興善寺」契園の四季

さて、ここからは大興善寺にある契園に関してお伝えしていきます。契園と言えば、大興善寺の代表的な日本庭園、その美しく整備された庭園には、つつじやあじさい、秋には紅葉の見頃を迎え、また、紅葉の時期にはライトアップが施され、訪れる人々の心を癒してくれます。では、さっそくその見どころをひとつひとつご紹介していきます。
 

契園は本堂裏側にある庭園

大興善寺を代表する契園。春には5万本のつつじがその華麗で圧倒的な美しさを、初夏にはあじさいが、夏には新緑、秋には目を見張るような朱色と黄色の紅葉が、そして、冬にはほんのり雪景色を見せてくれ、訪れる人々を楽しませてくれます。

そんな契園は、大興善寺の趣ある藁ぶき屋根の本堂の裏にその姿を華麗に披露してくれています。見事な四季折々の姿を魅せてくれる契園。ぜひ、足を運んでみてください。

春は約5万本のつつじが咲き誇る

大興善寺の契園の主役といっても過言ではないでしょう。春にその壮大な姿を魅せてくれる5万本のつつじ。そのつつじが咲き誇る姿が大興善寺を別名つつじ寺と名付けさせているほどの景観です。そのつつじの開花と見頃はおおよそいつ頃になっているのでしょうか。

つつじの開花と見頃

つつじの開花はおおよそ4月に入ってからになります。見頃になると4月中旬から5月の中旬にかけて、その見事な姿を現わしてくれます。

つつじ祭りも開催

つつじの開花、見頃の時期になると、大興善寺ではつつじ祭りが開催されます。つつじ祭りは、そのつつじの開花の時期、見頃の時期の4月中旬から5月中旬にかけて行われているようです。

初夏には新緑やあじさいも!

四季折々の花たちの競演が楽しめる大興善寺、別名つつじ寺と5万本のつつじが主役を飾っていますが、実は主役をもしのぐ脇役である初夏のあじさいの季節も人気を呼んでいます。主役に負けず劣らずのあじさいたちの競演もまた、この大興善寺の見どころの一つとなっています。

あじさいの開花の時期はちょうどつつじの見頃が終わるころに始まる感じになっており、大興善寺の花の競演のバトンタッチのタイミングとしては見事としか言いようがありませんね。

秋は約500本の紅葉が真っ赤に染まる

春のつつじ、初夏のあじさいが終わって、新緑の夏の季節が通り過ぎると、この大興善寺にも紅葉の季節がやってきます。朱色や黄色にそまる契園のその姿は息を呑むほどの景観です。

紅葉の見頃

そんな紅葉の時期の見頃は11月中旬から12月中旬にかけてになっています。四季折々の植物たちの競演が見事な大興善寺の魅力は底をつくことはありません。

夜にはライトアップも開催

紅葉の季節の大興善寺のもうひとつの楽しみ、見どころといえば、紅葉のライトアップです。黄色や朱色の紅葉にライトアップされて映し出されるその姿は、まるでおとぎの国に迷い込んでしまったような幻想的な空間を演出してくれます。

恋人たちがその暖かな紅葉のライトアップの中で2人の愛と永遠を誓うシ-ンが目に浮かびます。ロマンティックな紅葉のライトアップ。大切な人と訪れてみてはいかがでしょうか。

大興善寺の見どころ

別名つつじ寺と呼ばれている大興善寺。そのつつじが開花して咲き乱れるつつじ祭り、初夏にはあじさいの競演が、秋には紅葉のライトアップで幻想的な空間を味わえ、元日の午前0時には初詣において祈祷寺の本領を発揮し、その魅力を余すところなく発揮しています。ここからはそんな大興善寺にある建築物における見どころをご紹介していきます。

見どころ①仁王門・127段の石段

この坂の名前は長(生きの)坂と呼ばれていて、まるで人の道から神への昇華を思わせる道に思えます。この石段の数は127段。この石段を登った先に大興善寺の本堂が見えてきます。この石段を登るのがきついといった人には迂回路もありますので、そちらを利用されると良いと思います。

また、つつじ寺のつつじが開花するつつじ祭りの時期には、この127段もの石段の周りにあるつつじが見事に咲き誇り、その景観がつつじ寺と呼ばれて久しい所以であることが伺えます。

見どころ②茅葺の本堂

続いての見どころは、江戸時代より姿を変えることなく佇むこの茅葺の本堂。はるか遠いその時代からその姿を変えることなく、悠久の歴史の中大興善寺に訪れる人々を迎え入れています。

つつじ祭りの時期にはつつじに囲まれ、秋の紅葉の時期にはそのライトアップで幻想的な姿に衣替えをし、その季節によっていろんな顔を魅せてくれるこの本堂のその歴史は、多くの時を刻んできたことでしょう。

見どころ③八万四千塔最初の塔

大興善寺を代表する日本庭園の契園のシンボルとして存在している八万四千塔最初の塔。その建立された時期は江戸時代と歴史も古く、とても趣を感じます。八万四千塔の八万四千は「数えられないくらいたくさん」という意味を成しているそうで、この契園にあるたくさんのつつじとあじさいと植物たちがそのことを現わしているようですね。

見どころ④宗家御霊堂

続いての大興善寺の見どころは、財政節減や銀山開発など多岐にわたってその政治手腕を振るい名士と呼ばれていた対馬府中藩の第2代藩主の宗義成公、この宗家の霊堂になっています。この宗義成公が大興善寺の本堂を再建するにあたって尽力したことから建立するに至ったとされております。

見どころ⑤小松内府の小塔

続いての見どころ、5番目にくるのは小松内府の小塔。かの有名な平重盛の遺髪が埋められたとされている供養塔です。平重盛は小松内府とも呼ばれていて、この大興善寺とも縁の深い将軍に当たります。42歳という若さで病死した平重盛のその遺髪には彼のどんな思いが込められているのでしょうか。

見どころ⑥熊野神社

大興善寺の見どころ、最後にくるのは熊野神社です。熊野神社は地元の氏神様を祀る神社として古来から地元の人たちに親しまれてきた神社。つつじやあじさい、紅葉が大きく前面に出ている大興善寺ですが、この熊野神社には大興善寺の中でも数少ない桜の名所もあり、訪れる人々を愛でています。

また、この熊野神社、木花開耶姫を祀っているともされています。木花開耶姫はかぐや姫のモデルとなった国津神さま。もともと日本の大地に鎮座していた神様になっています。

「大興善寺」の御朱印情報

続いては、大興善寺においての御朱印の情報をお伝えしていきます。御朱印にはどんな種類のものがあって、どんなデザインなんでしょうか。御朱印は訪れた記念の品になって一生持っておけますし、その人の身を守ってくれるお守りとしても良いですから、ぜひ、訪れた際は買って帰りましょう。

受付場所は庫裏

大興善寺で御朱印をもらう場合、その受付場所は御朱印は茅葺の本堂の庫裏になっています。御朱印帳を持っている人は参拝前にいったん預けて、完了次第返してもらえることになっているようです。

御朱印は5種類

大興善寺の御朱印には5種類の御朱印があります。大興善寺の御朱印、九州三十三観音霊場第四番札所、観音様のお寺であるということで観音霊場御朱印、九州四十九院薬師霊場第四十九番札所の薬師霊場御朱印、熊野神社御朱印、恋人たちの聖地にちなんだ契山観音御朱印の5種類があります。

御朱印料は1枚300円

御朱印料は1枚につき300円になりますので、自分が欲しいなと思っている御朱印を選んだり、また5種類全部でも、その時の状況とお財布と相談して買うと良いでしょう。御朱印が選べるなんて贅沢ですね。

御朱印帳もあり

また、自分の御朱印帳を持っていないという人には、大興善寺にも御朱印帳は売っていますので安心です。値段は1,300円。自分の御朱印帳を持っていたとしても、記念に買って帰るのも良いでしょう。

「大興善寺」の基本情報

【住所】 佐賀県三養基郡基山町大字園部3628
【問い合わせ】 0942-92-2627
【営業時間】 8:30 日没まで
【アクセス】 (1)基山駅からタクシーで10分
(つつじ、紅葉の見頃の時期には、臨時バス運行)
(2)九州自動車道鳥栖ICから車で15分
(3)九州自動車道筑紫野ICから車で15分


【駐車場】 20台程の参拝者用無料駐車場、700台程の大型無料駐車場
【公式サイト】 https://daikouzenji.com/

「大興善寺」につつじを見に行こう!

はるか遠く1300年前に行基菩薩と慈覚大使によって創建された大興善寺。脈々と存在してきたその悠久の歴史の深さに壮大な歴史ロマンを感じます。江戸時代から変わらず留めている藁ぶき屋根の本堂やつつじ寺と言われるまでのつつじの圧巻さ、つつじ祭りの時期には多くの人々が訪れて、その見事なつつじたちの競演に心を奪われていることでしょう。

初夏にはあじさい、秋には紅葉、そして紅葉のライトアップで幻想的な空間を演出し、四季折々の色々な顔を魅せてくれる大興善寺。その歴史深い景観と四季折々の植物たちが織り成す様々な舞台は見る者を惹きつけて止みません。

元々祈願寺としての役割のあった大興善寺。元日午前0時から地元の人々を始め多くの人々が初詣に足を運び、年の初めの祈りを行っています。来年はぜひ初詣やつつじ祭りに訪れて大興善寺の魅力を味わってみましょう。
 




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この記事のライター
田中さちこ

ようこそ(^^)/わたしが文字でつむいだトラベルームへ。

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