JR九州「特急かもめ」のおすすめ観光情報!料金や自由席なども解説!
JR九州が運行する特急かもめは、博多と長崎間を走る観光列車です。博多、長崎など有名観光スポットを走行するため人気の観光列車です。その特急かもめについて、料金や車内の様子、座席の種類など乗車にあたり知っておきたい情報をまとめましたので、参考にしてみてください。
目次
「特急かもめ」は九州で人気の観光特急列車!
鬼滅の刃ラッピング車両
— ビート (@h844d8ca72s8dw) October 9, 2020
特急かもめ🚄#鬼滅の刃#JR九州 #かもめ pic.twitter.com/poz8c0o569
特急かもめは、JR九州が運行する観光列車の1つで、九州の人気の観光地である博多と長崎をつないでいます。くつろぎながら電車旅を楽しむことができる観光列車であり、座席や車内などにさまざまな工夫がされています。九州で人気の観光列車である特急かもめについてまとめてみました。
博多~長崎間を約2時間で結ぶ!
人気の観光地である博多と長崎を約2時間でむすんでいる特急かもめは、1976年から運行されている歴史ある特急列車です。快適でゆったりと過ごせる特急かもめの列車旅は人気がありますが、運行本数も比較的多いのでイベント時などでなければ、自由席も指定席も予約しやすい特急列車です。
「特急かもめ」の概要について
人気の観光列車である特急かもめですが、どのような観光列車なのでしょうか。博多から長崎間で運行していることはご紹介しましたが、その他の停車駅や運行本数、料金など実際に乗車する前に知っておきたいですね。そこで、特急かもめに乗車する際に知っておきたい情報をまとめましたので、是非参考にしてみてください。
白かもめと黒かもめがある!
行きは黒かもめ
— 🎹📷CAME【亮】📷🎹 (@00ryo46) January 1, 2020
帰りは白かもめ
狙ったわけじゃ無いけど
完璧な列車旅( ^ω^ ) pic.twitter.com/feN4v1hX4m
人気の観光列車である特急かもめは、車両が2種類あります。885系の丸みのある優しいラインが特徴の愛称「白かもめ」と787計の少し角ばったグレーのつやつやの車体が印象的な「黒かもめ」です。それぞれ車内のつくりが異なっており、用途に合わせてどちらの特急かもめに乗車するか検討するのもおすすめです。
白かもめは車内でくつろげるように設計されており、特にグリーン車は贅沢なしつらえになっており人気があります。黒かもめは個室があったり、席の配置がゆったりとしておりプライベートな空間が楽しめるつくりになっています。どちらもおすすめの車両なので、一度は乗車してみてください。
停車駅と1日の運行本数
人気の観光列車特急かもめの停車駅は、博多駅を出発すると鹿児島本線と長崎本線を経由して長崎駅を目指します。博多駅を出発して鹿児島本線に入り停車駅は二日市駅、続いて鳥栖駅に停車します。鳥栖駅の後は、長崎本線となります。
長崎本線内の停車駅は、新鳥栖駅、肥前山口駅、肥前鹿島駅、諫早駅、浦上駅と続き長崎駅に到着します。運行列車が全駅に停車するわけではなく、二日市駅と肥前山口駅は一部列車のみの停車駅であり注意が必要です。運行本数は朝夕は毎時2本運行、日中夜間は毎時1本運行となっておりイベント時など混み合う時期でなければ比較的乗りやすい特急列車です。
料金と割引情報
自由席ならば追加料金を取られないので、博多駅18時15分発の特急かもめ37号で鳥栖駅へ帰ります。 pic.twitter.com/gGdQF7vVQN
— 鈍速丸F・みやちょん (@fwks7841) April 1, 2019
特急かもめに乗車する際の料金は、席の種類によって異なります。博多から長崎間の大人の乗車料金になりますが、普通車自由席は4,270円、普通車指定席は4,800円、グリーン車は5,870円となっています。途中停車駅で下車の場合の料金は別途ホームーページ等で確認してみてください。
ネット予約や早得も!
キハ66・67形気動車を記録されに長崎へ向かう際に遠征費を効率良くしたい方で九州内に在住の方向けはやはりネット早得きっぷかもめ号用+ぶらり大村線きっぷ2日間利用¥3150
— 川瀬信濃@N提督 (@waidobyu) March 29, 2020
九州内以外の方はぐるっと九州きっぷ3日間利用で¥14770とお得!!
(特急かもめ号利用の際は別に特急券がいります) pic.twitter.com/HIK3nR34ws
特急かもめを割引料金で利用したい場合には、ネットでの購入がおすすめです。JR九州ネットきっぷを利用すると当日空席があれば、普通車指定席が通常4,800円が3,150円で乗車することができます。また、早割も充実しており、3日前までの予約だと「早特3」の利用で2,550円、7日前までの予約だと「早特7」の利用で2,340円で乗車することができます。
観光列車の料金というと高いイメージがありますが、特急かもめはリーズナブルな金額設定となっており、さらにネットでの当日や事前の予約で割引料金で利用することができおトクです。事前に乗車スケジュールが決まっている場合には自由席か指定席を選んで事前に予約することをおすすめします。
車内販売やグリーン車サービスはない
快適な旅を楽しむことができる観光列車の特急かもめにはグリーン車も備えられていますが、通常の新幹線や特急列車で行われているグリーン車サービスなどはありません。また、車内販売も行われていないため、駅弁や飲み物等は事前に購入し車内に持ち込む必要があります。その点注意が必要です。
「特急かもめ」の白かもめの車内を紹介
JR九州長崎本線・鹿児島本線特急かもめ12号 長崎0920+9 pic.twitter.com/dnFD9PvrBB
— TakeKim🍄 (@TKunundeuxun) October 2, 2020
特急かもめの885系車両である通称白かもめについて、どんな車内インテリアなのか、シートや座席の配置がどうなっているのか気になりますね。そこで白かもめの車内の様子についてまとめましたので、乗車する際の参考にしてみてください。
解放感のある広々とした車内!
特急かもめの通称白かもめの車内はとても広々としています。自由席や指定席のある普通車両においても2シートずつに分かれたゆったりとしたつくりになっており、窓も大きくとられて開放的な空間です。流れゆく車窓を楽しむのにぴったりです。
白かもめの車両の中でも1号車両はグリーン車両で、1車両で定員が12名、席は各自独立したゆったりと座ることができるシートが採用されています。自由席や指定席のある普通車両よりもよりゆったりと寛げる空間になっており、白かもめの中でも人気のシートです。
車両ごとに異なるコモンスペース
885系デッキ#around九州 #特急かもめ#885系 pic.twitter.com/VwuJiFduG4
— とくりん交通系チャンネル🚆 (@toktok_denden) May 1, 2019
白かめもの車内には車両ごとに異なるコモンスペースが設置されています。機能やデザイン性も車両ごとに違うのでついつい車内探検をしたくなってしまいます。中でも2号車のコモンスペースは、曲線で構成されたおしゃれな内装となっており、壁面がギャラリースペースとなっています。
グリーン車も普通車も本革張りの椅子を使用!
特急かもめ(白)で長崎へ!
— aumi (@rx72) December 14, 2018
何この高級感。
昨日乗った車両(ヒョウ柄)と違いすぎませんかね・・・ pic.twitter.com/XU53O6Sb0U
白かもめにのって驚くのは、どの席種の座席も本革張りのシートが採用されているところです。グリーン車両だけでなく、普通車両の自由席も指定席も同様に本革張りとなっており列車旅がより上質なものに感じられること間違いないです。ゆったりとした車内でゴージャスな内装を楽しんでみてください。
普通車の一部はモケットに張りの椅子
現在では普通車両の自由席や指定席の一部は本革張りのシートからモケットシートに変更になっています。高級感がある本革張りのシートですが、座り心地は賛否両論あり、すべりやすく落ち着かないという人も。2000年から乗車している現在の車両の老朽化もあり、一部モケットシートが採用されているものがあります。
「特急かもめ」の黒かもめの車内を紹介
特急かもめ40号の6号車自由席に乗って、長崎駅から諫早駅まで移動 pic.twitter.com/t0y3GLakKk
— とある鉄道オタク (@sti27123) October 6, 2020
特急かもめの2種類の車両のうち、シックでスタイリッシュな外観の通称黒かもめの車内も気になります。そこでプライベート性が高い車内であると言われている黒かもめの車内の情報を詳しくまとめてみました。乗車する前に是非チェックしてみてください。
落ち着いたシックな車内!
いつもは白いかもめ885系だけど、今日は787系です。この車両の4号車は足元がとても広く足を伸ばしても前の座席まで届かないくらいです。シートピッチが1200ミリあるとか通常席は980ミリです。#特急かもめ #787系 pic.twitter.com/tqVaLoLV0P
— guren (@guren_nagasaki) March 8, 2019
鉄道友の会のブルネル賞やブルーリボン賞などを受賞している黒かもめは、デザインの車内設備が充実しています。車体同様落ち着いた色合いの車内は白かもめともまた違った雰囲気で、大人っぽいデザインになっています。空間と窓は広くとられ、観光列車としての楽しみである車窓からの景色を存分に楽しむことができます。
グリーン車は個室とデラックスの2つ!
特急かもめのグリーン個室
— KOZA 沖縄 (@agena1125) July 2, 2020
ゆっくり寝て行くことができました pic.twitter.com/iP4RXv5SWA
黒かもめのグリーン車の1号車は、3席のみのゆったりとした作りになっているデラックスグリーンの座席と、1列車に1部屋のみの4名用のグリーン個室が設置されておりプライベート感満載です。自分たちだけの空間とすることができるので、小さい子供連れの列車旅にもおすすめです。人気があるので乗車予定を立てたら早めに予約をするようにしてください。
セミコンパートメントがある
かもめのセミコンパートメント。 pic.twitter.com/fMdQnjVCkN
— ともや🎲(o▽n)b (@t_940125) June 6, 2020
黒かもめの特徴として4号車に設置されたセミコンパートメントが6室あり、4名席ですが3名以上から利用することができます。透明の仕切りがあり、子連れやグループでの乗車の際には安心して乗車することができるスペースになっています。指定席の料金で事前に予約することができますので、活用してみてください。
指定席や普通席でも快適
特急かもめ、普通席のくせにやたらゴージャス pic.twitter.com/KvrkRBIcaQ
— たかあき (@EXPTlN) October 13, 2014
指定席や自由席など普通車両の座席も2列ずつのゆったりとした構成になっており、それぞれリクライニングシートが設置されています。そのため、もちろんグリーン車両の快適さとは異なりますが、指定席や普通席でもゆったりとした列車旅を楽しむことができます。
2+2席シートもあり!
黒かもめは車内が贅沢に使われており、座席シートは自由席でも窓側それぞれ2列で構成されています。そのため、自由席に乗車の際でも通路側の席からも車窓を楽しむことができ、のんびりとした列車旅を楽しむことができます。
「特急かもめ」のおすすめ観光スポット6選
博多から長崎まで運行している特急かもめの停車駅周辺は観光スポットが沢山あります。博多から長崎までの移動だけでなく、途中下車して観光するのもおすすめです。特急かもめ沿線のおすすの観光スポットを6箇所厳選しましたので、是非特急かもめの列車の旅をする際には参考にしてみてください。
スポット①グラバー園
グラバー園、眺め良かったなー pic.twitter.com/IeGAoTE6Ru
— くろほし@2021年はSFC修行しよう (@KU_LOHOSHI) October 12, 2020
停車駅の長崎駅が最寄りであるグラバー園は、長崎県内でも人気の観光スポットです。イギリス商人のグラバー氏の住まいを観光地として整備された場所で、当時の洋風建築や庭園を楽しむことができます。ユネスコの世界文化遺産にも登録されており、必見の観光スポットです。
住所 | 長崎県長崎市南山手町8番1号 |
電話番号 | 095-822-8223 |
料金 | 大人:620円 高校生:310円 小・中学生:180円 |
開園時間 | 8:00~20:30 ※季節より一部延長あり |
URL | 公式サイト |
スポット②稲佐山展望台
チー牛4人で稲佐山展望台とかまじでチー牛 pic.twitter.com/Q3BsFTkwmP
— Dさん (@kr2kdi) October 16, 2020
長崎県にある稲佐山(いなさやま)展望台は、神戸や札幌にならび日本三大夜景の1つである長崎の夜景を堪能することができる有名な観光スポットです。夜景だけでなく昼間の景色も壮大で、いつ訪れても気持ちのいい開放的な空間です。
稲佐山は標高333mの山ですが、稲佐山展望台の展望口まではロープウェイを利用してあがることができるのでとても便利です。小さな子供さんや年配の方と一緒の訪問でも安心して訪れることができ、おすすめです。
住所 | 長崎県長崎市稲佐町 |
電話番号 | 095-822-8888(長崎市コールセンター) |
料金 | 展望塔:8:00~22:00 ※長崎ロープウェイの営業終了時間に閉鎖されます。 (屋上展望所は24時間開放) 稲佐山展望駐車場 24時間営業 長崎ロープウェイ 営業時間:9:00~22:00 |
営業時間 | 長崎ロープウェイ 【個人往復】 一般1,230円/中・高校生920円/小学生610円 【個人片道】 一般720円/中・高校生510円/小学生410円 |
URL | 公式サイト |
スポット③ハウステンボス
これがあのハウステンボスですか~👀 (車窓から) pic.twitter.com/AU2TVEt94N
— トンプソン (@75tnpsn4) October 16, 2020
長崎県の大村湾に面した滞在型リゾートのハウステンボスは、宿泊でも日帰りでもたのしむことができる広大な広さを誇るテーマパークです。ヨーロッパを訪れたかのような街並みに、圧巻のイルミネーションなど非日常を楽しむことができる空間になっており、長崎を訪問の際には是非足を運んでみてください。
住所 | 長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1 |
電話番号 | 0570-064-110 |
料金 | 1デ―パスポート 大人7,000円/中人6,000円/小人4,600円/未就学児3,500円 ※事前購入割引、学生割引、連日入場割引あり |
営業時間 | 9:00~22:00 ※季節より時間が変動します。HPで詳細はチェックしてください。 |
URL | 公式サイト |
スポット④軍艦島
日本 【軍艦島(端島)】 pic.twitter.com/aUEkCzDwgP
— きれいな世界の絶景とっておきの (@zekkei_juju) October 17, 2020
1974年に閉山となった軍艦島は、明治から昭和にかけて海底炭鉱によって栄えた島です。現在は無人島にで、当時の鉄筋コンクリートの建物が廃墟として残っています。軍艦島へは個人で渡ることはできず、軍艦島ツアーに参加することで見学することができます。歴史を感じるのはもちろんですが、そのノストラジックな景色を楽しむことができおすすめです。
住所 | 長崎県長崎市高島町端島 |
電話番号 | 095-829-1314 |
軍艦島ツアー問い合わせ先 | ●やまさ海運(株) Tel.095-822-5002 ●軍艦島クルーズ(株) Tel.095-827-2470 ●(株)シーマン商会 Tel.095-818-1105 ●軍艦島コンシェルジュ Tel.095-895-9300 ●馬場広徳 Tel.090-8225-8107 |
URL | 公式サイト |
スポット⑤バルーンフェスタ
佐賀バルーンフェスタでのこの写真はもうなかなか撮れない気がする#自分で選んだ今までで最高の写真を1枚だけ貼り付ける pic.twitter.com/W1M7Dy0n1d
— murasan (@mrsn_film) October 15, 2020
バルーンフェスタは正式名称を佐賀インターナショナルバルーンフェスタと言い、毎年行われているアジアで最大級の規模を誇る熱気球の大会で多くの観光客が訪れます。10月30日から11月3日にかけて開催されることが多く、その時期は特急かもめも大変混み合います。
通常の特急かもめの停車駅である博多の次の停車駅である鳥栖駅と肥前山口駅の間あたりで開催され、その時期だけはJRバルーンさが駅が開設されます。さらに特急かもめにもバルーンフェスタ号が運行されるので、とても盛り上がります。圧巻の景色を楽しんでみてください。
住所 | 佐賀市鍋島町大字森田2598 |
電話番号 | 0952-33-3955(一般社団法人佐賀バルーンフェスタ組織委員会) |
URL | 公式サイト |
スポット⑥太宰府天満宮
なんだかんだ行ったことなかった
— ( 'ω'o[kren(くれん)]o (@krenhelpz) October 17, 2020
太宰府天満宮✌️('ω') pic.twitter.com/VIkhv7Ridz
福岡県太宰府市にある太宰府天満宮は、学問の神様である菅原道真公がまつられている有名な神社です。梅の名所としても有名で、多くの観光客や受験生がこぞって訪れる観光スポットです。参道では梅が枝餅を提供するお店も多く、さらにはスタバのコンセプトショップがあったりと、参拝の後も楽しむことができます。
住所 | 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号 太宰府天満宮社務所 |
電話番号 | 092-922-8225(9時~17時) |
開門・閉門時間 | 開門時間:6:00 閉門時間:18:30 ※季節により一部時間が異なります。 |
URL | 公式サイト |
「特急かもめ」で列車の旅を楽しもう!
人気の観光列車である特急かもめについて、車内の様子や料金、予約方法や運行情報、停車駅まで詳しくお伝えしました。白かもめと黒かもめと2つの車両があり、どちらに乗るか迷ってしまいますが是非時刻表を参考にして乗りたい車両を選んでみてください。
また早い時期に予約をすることで料金が割引になったり、ネット予約をすると料金が割引になったりするので、自由席も指定席も予約してからの乗車がおすすめです。おトクに乗車して、素敵な列車旅を楽しんでみてください。