2020年10月05日公開
2020年10月05日更新
「高良大社」は悠久の歴史と絶景が待つパワスポ!御朱印やご利益をご紹介!
福岡県久留米市にある高良大社は1600年以上の歴史のある由緒正しき神社。厄除けや延命長寿のご利益があり、近年ではパワースポットとしても話題となっています。今回はそんな高良大社のご利益や歴史、お守りや御朱印について詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
「高良大社」は久留米市の高良山に鎮座!
[日本 福岡県 高良大社] pic.twitter.com/vW4taxih6N
— anatabi2020 (@anatabi2020) May 4, 2020
久留米市にある高良山に鎮座する高良大社。パワースポットとしても有名な高良大社には毎年多くの参拝客が訪れます。今も創建当時の雰囲気が残り、神聖な雰囲気が漂っています。高良大社は高良山の山頂近くにあり、昔は城の遺跡なども置かれていたそうです。
歴史の長い高良大社には厄除けや延命長寿など様々なご利益が期待できるパワースポット。今回が貴重な重要文化財のある高良大社の見どころや歴史、御朱印やお守りについてなどをご紹介します。
高良山はパワースポットで知られる
高良大社は古くから歴史のある神社で山の神聖なパワーを感じることができるパワースポット。山の山頂近くにあることから、境内からは久留米市内を見渡すことができ、夜は夜景スポットとしても注目されています。
標高312mの高良山は昔から人々の深い信仰があり、神が宿るスポットと言われていたそうです。高良大社のご神木のクスノキ近くは特にパワーを強く感じることができるスポットです。
夜景スポットとしても人気!
高良大社から夜景が見えやすくなってた。
— かじぱき@ミスキャスト (@ggs2010sol) October 6, 2017
今より好きになりそう、高良山。 pic.twitter.com/5FxK9U3Pht
高良大社は夜景スポットとしても知られています。階段を上って高良大社の社務所の奥にある展望台は、夜景が綺麗に見えると言われている穴場夜景スポット。高良大社の展望台からは久留米市内の夜景を見渡すことができます。夜景が見える展望台はプラスチック板が風よけになっていて、寒さ対策がされています。冬場は防寒対策もしっかりしましょう。
早い時間に行くと高良大社の階段に灯籠の明かりがついているので、夜道でも歩きやすいのでおすすめ。日中は山のパワーを感じ、夜は街の夜景を見て楽しんでみてはいかがでしょうか。夜景と一緒にライトアップされた境内の散策もしてみてください。
「高良大社」の歴史とご利益について
高良大社が出来る前、高良山には高御産巣日神という神様が既に鎮座していた。ある日、高良玉垂命が一夜の宿として高御産巣日神から高良山を借り受けた。高良山を借りた高良玉垂命は結界を貼ってそのまま鎮座したという。 pic.twitter.com/pkvYtg5jHI
— 真庭ふしぎ@風来人 (@fusigi_plants) May 30, 2019
高良大社の歴史とご利益についてご紹介します。パワースポットとして知られている高良大社の歴史は1600年以上もあります。これまでに何度も再興されていますが、高良大社の社殿はなんと古墳時代にまで遡ります。そんな歴史ある高良大社で様々なご利益を頂きましょう。
1600年以上の歴史ある神社
高良大社は1600年もの歴史ある神社です。高良大社は高良山にあり、山全体が神域として地元の人に昔から愛されています。鳥居を通って、高良山山頂までは石段のある道を通りながら向かいます。高良山の山頂へは車でアクセスすることもできます。また最近は階段にスロープカーが設置されたので、どなたでも安心して参拝することができます。
高良玉垂命の伝説も残る
梨狩りの後に筑後一宮、高良大社へ参りました😲 筑後平野は雲で霞んでいました😅#高良大社 pic.twitter.com/RUZm1V9R15
— yatosu (@yatosu_0118) August 20, 2019
古墳時代の西暦400年ごろに高良山に社殿が造られました。当時は高良大社ではなく、高良玉垂命という名前だったそうです。その後、1085年に高良宮は一度焼失していますが、1311年に伏見上皇により再度造営されました。昔、神功皇后が敵を追い返し、高良玉垂命に助けを求めたところ、結界を張って守ったという伝説が残っています。
高良大社は当時から「敵が攻めてくると思ったら、高良玉垂命はみさき鳥を遣わし、事なきを得た」という伝説もあり、神つかいはからすとされています。
久留米藩主ゆかりの神社
江戸時代になると筑後の国は久留米藩となり、有馬家が藩主となりました。有馬家は高良玉垂宮を深く信仰しており、当時の高良大社の本殿や五重塔などを造営しました。明治時代になると神社仏閣の法整備が行われ、高良玉垂宮は1947年に現在の高良大社と呼ばれるようになりました。
九州最大級の本殿を寄進
高良玉垂宮を深く信仰していた有馬氏は高良大社の再興をし、本殿や奥宮などが続いて造営されました。現在の本殿は有馬頼利公が寄進したものです。万治3年(1660年)に本殿が、寛文元年(1661年)に幣殿、拝殿が造営されました。
江戸時代初期の建築様式で本殿の大きさは幅17m、高さ13m、奥行き32mとなっています。この造営された本殿は九州で最大規模であり、国の重要文化財として大切にされています。
ご利益は厄除けや延命長寿など
高良大社には厄除けや延命長寿のご利益があるパワースポットとして有名です。御祭神は高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)と武内宿禰(たけのうちのすくね)。浄化したいことを考えながら、境内を歩くとよいと言われています。展望台もあるので、時間を忘れてのんびりと過ごすのもいいですね。
また、高良神楽の発祥の地としても知られており、芸能の神様のご利益を頂けるそうです。勝負運のご利益を頂きたい時にもおすすめの神社です。ちなみに奥宮にある湧き水は高良山勝水と呼ばれていて、その湧き水を飲むと勝負事に勝てるという言い伝えがあるそうです。この湧き水は持ち帰りも可能です。
境内までは131段の階段を登る!
高良大社
— gonli (@mygonli) August 27, 2012
子供達が小学生の頃、ナイトハイキングで登った。麓から頂上まで延々と階段が続くんだけど、ホントに死ぬかと思った。今日は車だけど、思い出したらキツくなってきた。 (@ 高良大社) pic.twitter.com/leFUiuI4
高良山の山頂近くに鎮座する高良大社。鳥居をくぐると本殿に続く階段があります。この階段は境内までなんと131段。階段を利用してトレーニングする地元の方もいるほどです。階段はややハードですが、境内からは絶景の市内が眺めることができます。階段を上ることに抵抗のある方は隣にスロープカーがあるので、そちらを利用しましょう。
スロープカーもあるので是非活用しよう!
久々に高良大社来たらスロープカーなるものがあり驚いた pic.twitter.com/rcaZP72kQ1
— BH_lMaMU (@Erekids) October 24, 2018
高良大社では平成の修理の際にスロープカーの設置を行いました。これで体力に自信のない方でも安心、階段の隣にあるスロープカーを利用することができます。131段の階段を上らずに境内に行くことができます。
スロープカーの操作方法は簡単でエレベーターと同じです。スロープカーに乗車したら、スイッチを押して進みます。スロープカーの運行時間は9時から15時。拝観時間と異なるので注意が必要です。このスロープカーはコンパクトなエレベーターですが、一度に6人まで乗ることができます。スロープカーから見える景色も楽しみましょう。
スロープカーはあくまでも階段を上ることが困難な人のために設置されたものです。お年寄りや車いす、ベビーカーや妊婦さんなどが優先的に利用できます。スロープカーを降りると、社殿がすぐ目の前にあります。スロープカーの乗車時間はわずか1分ほどです。
「高良大社」の観光ポイントを紹介
高良大社の観光ポイントをご紹介します。パワースポットとして知られている高良大社には本殿や奥宮、展望台など見どころがたくさんあります。高良大社に参拝する際におさえてほしいスポットをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
①石造大鳥居・本殿
筑後国 一の宮 高良大社です。
— とよすけ (@RB8203) October 2, 2017
平成の大修理がようやく終わり、今週は本殿遷座祭。
本殿の屋根は葺きたてです。
この日はまだ隣の仮殿にいらっしゃいました。
なので正面の扉はまだ閉まったまま。 pic.twitter.com/obxRuoZGUt
はじめにご紹介する観光ポイントは本殿と石造大鳥居です。石造大鳥居が造られたのは1654年で、本殿と国の重要文化財にも指定されています。本殿は1660年に建てられ、翌年に幣殿と拝殿が造られました。社殿の屋根は古墳時代の伝統的な手法であるこけら葺が使用されている珍しい造りで、九州で最も規模の大きい神社建築となっています。
②奥宮
なお、懐良しんのーの御在所となったのが、高良大社奥の院。 pic.twitter.com/WshrtU86oq
— 菊池武光 (@kikuchi_mikkun) July 16, 2019
お次に紹介する高良大社の観光ポイントは宮奥です。本殿から少し歩くと、高良大社奥宮はあります。奥宮には諸願成就の神様である毘沙門天が祀られており、年初や月初めの寅の日に奥宮へお参りするとよりご利益があると言われています。このことから寅の日には高良大社に多くの参拝客が訪れます。奥宮には湧き水が出ていて、飲むこともできます。
奥宮までの参道はパワースポットならではの不思議な気を感じるスポット。奥宮は本殿の裏から階段を昇って少し歩くと鳥居が見えます。ぜひ奥宮も参拝してみてください。
③神籠石
久留米 高良大社 神籠石(こうごいし) 北部九州に見られる山腹に数キロに渡って置かれた列石・神籠石一つ。目的や築造年代は諸説あって不明。地震による崩壊の痕跡から、高良山のものは天武帝以前の時代なのは確からしい。 pic.twitter.com/zwDnW7k3RP
— 高橋御山人@邪神大神宮 (@jyashinnet) October 15, 2013
高良大社の観光ポイント、お次は神籠石(こうごいし)。高良大社の本殿の裏かた高良山の山裾まで道のりに1300個もの岩が並べられています。一説では古代の城跡や神域を示す印とも言われていますが、まだ謎は解明されていないそうです。神籠石は国の史跡にも指定されており、この同じような岩の列は全国で8個所確認されているそうです。
④幸福のからす
本殿の横にあった 幸福のからす 高良大社の伝説に因んだからすだそうです^ ^ いっぱいなでてきました😁 pic.twitter.com/srITBKoFtC
— 金ちゃん (@kinchankun) January 5, 2019
お次にご紹介する高良大社の観光ポイントは幸福のからすです。こちらは高良大社の伝説に因んだ木製のカラスです。この幸福のからすは願い事を込めて撫でると、成就すると言われています。
⑤展望台
高良大社の境内にある展望台もおすすめスポットの一つです。北側は福岡平野、南側は筑後平野を望める絶景が広がります。夜はきれいな夜景が望める穴場夜景スポットとしても知られています。いつでも無料開放されているので、時間を気にせずにゆっくりと景色を楽しめます。
⑥つつじと孟宗金明竹
国指定天然記念物、孟宗金明竹。
— 素戔乃♨️(・ω・っ)З (@susano1031) February 27, 2017
真竹の金明竹はそこそこ存在するそうですが孟宗竹の突然変異金明竹はたいへん珍しいそうです(・ω・) pic.twitter.com/ZFZ3bIIoYw
最後にご紹介する高良大社の見どころはつつじと孟宗金明竹(もうそうきんめいちく)。孟宗金明竹は黄色の節と緑の縦縞模様の節が交互になる珍しい竹で、国の天然記念物にも指定されています。全国でも珍しい孟宗金明竹の光景はまさに神秘的で、不思議なパワーを感じることができますよ。
「高良大社」の御朱印&お守り情報
久留米⛩高良大社で年越し✨
— かーりー@デグー飼い (@degu_bell923) December 31, 2019
ねずみさんの御朱印もいただいてきました! pic.twitter.com/mGUr3XXxEF
高良大社の御朱印、お守りについてご紹介します。パワースポットとしても有名な高良大社。御朱印はもちろん、大修理完成記念の限定御朱印帳が販売されているそうなので、ぜひチェックしてみてください。こちらの御朱印帳は数量限定です。御朱印のほかに種類豊富なおまもりもあるので、高良大社の参拝記念にいかがでしょうか。
御朱印は神符守札授与所で!
高良大社の御朱印は神符守札授与所でいただくことができます。ほかにも高良大社の末社の愛宕神社、稲荷神社、高良大社奥宮の御朱印も高良大社の神符守札授与所でいただくことができます。御朱印集めをしている方はぜひこちらで御朱印をもらいましょう。
受付時間と初穂料
高良大社の御朱印の受付時間は9時から16時となっています。初穂料は1000円です。御朱印をいただきたい場合は時間に余裕を持って参拝しましょう。
紺と赤の2種類の御朱印帳も!
初詣だよ久留米の旅 その2
— のりおのの (@soulpunch502) January 14, 2019
高良大社は平成の大修理ってことで、費用捻出で特別御朱印帳を出してます。
18㎝×12㎝でクリーム色の紙が御朱印帳のマイ条件なんですが見事マッチング!購入しました。九州この手の御朱印帳なかなか見ないんです。
と言いつつ東大寺、浅草寺とストックが貯まりつつある… pic.twitter.com/cyVTh3YKXx
高良大社には紺と赤の2種類の御朱印帳があります。参拝記念にオリジナルの御朱印帳を購入して、御朱印集めをしてみてはいかがでしょうか。また、サイズの大きい御朱印帳もあるので、参拝した際にチェックしてみてください。
お守りは種類が豊富
久留米の高良大社に行ってきたぜ「勝守」っていうお守りも買った!景色スンゲー綺麗・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・ pic.twitter.com/cbRA2GEfoy
— あつ(*´﹃`*) (@AtsT830kyudo) June 14, 2015
高良大社のお守りは種類豊富で、様々なご利益のあるお守りがそろっています。厄除けや開運招福、交通安全、合格祈願などのお守りがあります。おみくじも種類豊富で、恋みくじや開運みくじ、とんぼみくじやお子様向けにこどもみくじなどバリエーション豊か。天然貴石入りの幸福みくじもおすすめ。参拝したら、ぜひおみくじをひいてみてください。
人気なのは「しあわせお守り」
高良大社の人気のお守りが「しあわせお守り」です。ストラップ型のかわいらしいお守りは女性を中心に人気があります。しあわせお守りを普段身につけて、ご利益をいただきましょう。
「高良大社」のアクセス&駐車場情報
高良大社へのアクセスと駐車場についてご紹介します。高良大社へ行く場合は電車とバス、もしくはレンタカーで行くことができます。高良大社は最寄り駅から離れているため、公共交通機関よりもマイカーでのアクセスがおすすめ。専用の無料駐車場もあるので安心です。
アクセス情報
公共交通機関を利用する場合の最寄り駅は久大本線の久留米大学駅前か久留米駅、西鉄電車の西鉄久留米駅の3駅が便利。JR久留米駅前からは西鉄バス「信愛女学院行」に乗り、御井町で降ります。こちらからはタクシー15分もしくは徒歩で20分ほどかかります。
初詣シーズンには久留米駅から高良大社までの臨時バスが運行しています。初詣シーズンのバスの運行状況は公式サイトで確認しましょう。大変混雑するので、時間に余裕をもって行きましょう。
車でアクセスする場合は久留米インターチェンジを下りたら久留米市街方面を進み、御井小学校西交差点で左折します。高良大社の大きな灯篭が目印です。マイカーでアクセスする場合、気になる駐車場ですが無料の専用駐車場があるので、気軽にアクセスすることができます。
駐車場は?
高良大社には6ヶ所の無料駐車場があります。第一駐車場から第六駐車場まであり、収容台数は300台ほど。普段は満車になることはありませんが、高良大社に多くの参拝客が訪れるので、初詣シーズンはかなり混雑するそうです。駐車場の位置は公式サイトでチェックしてから行きましょう。
「高良大社」の基本情報
名称 | 高良大社(こうらたいしゃ) |
住所 | 久留米市御井町1 |
参拝時間 | 参拝自由 |
定休日 | 無し |
アクセス | JR久留米駅前から西鉄バス御井町下車後、徒歩20分 もしくは九州自動車道久留米ICより車で約15分 |
拝観料 | 専用無料駐車場あり |
駐車場 | あり |
URL | 公式サイト |
「高良大社」を参拝してご利益で授かろう!
ご紹介した高良大社はいかがでしたか?神籠石や奥宮などパワースポットを感じるポイントが随所にある高良大社は、全国から多くの参拝客がご利益を求めて訪れます。延命長寿や勝負事など、高良大社には様々なご利益が頂ける神社です。
また、境内の奥にある展望台からは市内を見渡せる絶景が広がります。夜は夜景スポットとして人気を集めています。ぜひ、パワースポットの高良大社でエネルギーチャージをしてみてはいかがでしょうか。