秋田の銘菓「もろこし」とは?販売店やお土産におすすめの商品まとめ!

秋田の銘菓「もろこし」をご存じですか?名前からしてとうもろこしが関係してそうですが、実はとうもろこしは関係ないのです。今回はそんな秋田の銘菓「もろこし」について、販売店やお土産におすすめの商品まで紹介していきます。ぜひ秋田土産の参考にしてみて下さいね。

秋田の銘菓「もろこし」とは?販売店やお土産におすすめの商品まとめ!のイメージ

目次

  1. 1秋田銘菓「もろこし」とは
  2. 2秋田銘菓「もろこし」の魅力とは?
  3. 3「もろこし」の販売店は?
  4. 4秋田銘菓の「もろこし」おすすめのお土産を厳選!
  5. 5販売店「唐土庵」の詳細情報
  6. 6秋田・角館銘菓のもろこしを味わおう!

秋田銘菓「もろこし」とは

秋田の銘菓「もろこし」をご存じですか?現地の方なら皆知っている程、秋田では有名なお菓子です。「もろこし」と聞くと、とうもろこしを使ったお菓子かと思いますが、実はそうではありません。原料や名前の由来も含めて、秋田銘菓「もろこし」について紹介していきます。

「もろこし」はどんな味?

秋田銘菓「もろこし」は小豆粉と砂糖で作られているお菓子です。食感は落雁に似ていて、食べると程よい甘さが口の中に広がります。一度食べると病みつきになり、何個でも食べたくなる美味しさです。

秋田銘菓「もろこし」の魅力とは?

次は秋田銘菓「もろこし」について詳しく紹介していきます。名前の由来や作り方、原料など、「もろこし」とは何かについて説明していきます。この秋田銘菓「もろこし」は昔からある歴史の深いお菓子なのです。

「もろこし」の歴史

秋田銘菓「もろこし」には長い歴史があります。はじまりは300年以上前の江戸時代と言われています。またとうもろこしを使ったお菓子と思われがちな「もろこし」という名前にも由来があります。その理由などを次から説明していきます。

名前の由来は?

一見、とうもろこしを使ったお菓子と思われがちな秋田銘菓「もろこし」ですが、そういう名前の由来ではありません。「もろこし」という名前は、”もろもろのお菓子を超えておいしい”という意味が由来となっています。それだけ美味しいお菓子ということが、この由来から伝わってきますね。

300年以上前からあるお菓子

秋田銘菓「もろこし」は長い歴史のあるお菓子です。はじまりは江戸時代(300年以上前)に臣下の功をねぎらうために、煎餅の粉を使ってお菓子を作ったのがきっかけとなっています。江戸時代から始まっていたとは、とても長い歴史がありますね。

秋田・角館の銘菓

この「もろこし」は秋田県角館の銘菓です。秋田県に旅行の際には、名前の由来だけあってお土産として買っていくと喜ばれるお菓子です。現在は味や形も様々あるので、贈る人に合わせて選ぶのも楽しいですよ。

伝統的な製法は?

秋田銘菓「もろこし」の昔ながらの製造方法は”手打ちもろこし作り”と言われています。小豆粉と砂糖を混ぜた状態の粉を型に詰めて、乾燥させてから焼き目をつけます。これが伝統的な製法と言われていて、角館のとある販売所ではもろこし作り体験をすることができます。

原料や製法を変えることもある

最近はもろこしの中でも色々な味の種類があります。そのため原料が少し従来と変わっていたり、「生もろこし」という商品もあちり、焼き目をつけないという製法もあります。もちろん元来のもろこしも美味しいですが、他の味も楽しめるのは楽しみが増えますね。

もろこしの原料は?

秋田銘菓「もろこし」の原料はいたってシンプルです。添加物は含まず、小豆粉と砂糖のみとなっています。シンプルに甘いけれど小豆の味も楽しめるという、いくらでも食べられるような名前の由来に合ったお菓子ですね。

原料は小豆

秋田銘菓「もろこし」の原料は小豆粉です。この小豆の風味が名前の由来通り「もろこし」の美味しさのカギなのですね。「もろこし」の原料は小豆と砂糖だけという、いたってシンプルなお菓子となっています。

もとは米粉が原料だった!

秋田銘菓「もろこし」のはじまりといわれる300年前に使用されていたのは、煎餅の粉いわゆる「米粉」でした。それが次第に、地元産の小豆を使うようになって変化していき、小豆粉が原料となっていきました。やはりとうもろこしは使われておらず、名前の由来は美味しさからきているのですね。

実は落雁の一種

秋田銘菓「もろこし」は実は落雁の一種なのです。落雁と作り方はほとんど同じで、落雁は米粉を主に使うのに対して、「もろこし」は小豆粉を使うという違いがあります。食感は落雁と同じなので、「落雁みたい」と例えられることが多いです。

生もろこしもある

秋田銘菓「もろこし」には「生もろこし」という商品もあります。生もろこしは乾燥も焼き目も入れずに作られた商品で、もろこし商品の中でも人気があります。食感がもろこしに比べて柔らかく、食べやすいことも理由だそうです。

焼きを入れずに作る

この「生もろこし」は、焼きを入れずに作られるので、もろこしとはまた違った食感になります。これが食べやすいと言われて人気があるそうです。焼きを入れてつくる「もろこし」は少し硬い食感になるので、柔らかい食感が好きな人にはおすすめです。

冷凍もおすすめ

この「生もろこし」は冷凍して食べるのもおすすめです。この生もろこしには水分が含まれていないので、冷蔵庫に入れても凍りません。なので、冷凍庫に入れておいても冷たくなるだけで、柔らかい食感のまま味わうことができて美味しいのです。

賞味期限は?

生もろこしの賞味期限は常温で30日間となっています。生もののように感じるのでもっと賞味期限が早いように思いますが、約1か月はもつのでゆっくり食べることができます。賞味期限が長いとお土産としても買いやすいのでおすすめです。

もろこしの作り方

秋田銘菓「もろこし」は砂糖と小豆粉を混ぜたものを型に詰めて乾燥させ、その後焼きを入れて完成です。とてもシンプルな作りですよね。それだけ素材の味を存分に味わうことができ、甘みも上品なのでとても美味しいです。

「もろこし」の販売店は?

次は秋田銘菓「もろこし」の主な販売店を紹介します。数あるもろこしの販売店ですが、その中でも3種類の販売店を紹介していきます。秋田への旅行の際はこちらを参考にしてみて下さいね。

販売店①唐土庵武家屋敷店

1つ目の販売店は「唐土庵武家屋敷店」です。秋田銘菓「もろこし」といえばで有名な唐土庵ですが、いくつかの店舗があり、その中の1つが武家屋敷店です。先程紹介した「生もろこし」もこちらの販売店で購入することができます。

販売店②甘味茶房 くら吉

2つ目の販売店は「甘味茶房 くら吉」です。こちらは、みちのく小京都角館にあるお菓子屋さんです。こちらでは「生あんもろこし」という商品を販売しており、秋田土産としてとても人気の商品となっています。

甘味茶房 くら吉の基本情報

住所 秋田県仙北市角館町小人町38-25
営業時間  8:30~17:30
定休日 不定休
料金 生あんもろこし 4個入り¥540(税込み)
アクセス JR角館駅より徒歩20分
駐車場
公式HP http://www.kurakichi.jp/

販売店③杉山壽山堂

3つ目の販売店は「杉山壽山堂」です。秋田県内外に多くの店舗を構える杉山壽山堂ですが、こちらのもろこしもとても人気の商品です。なお、こちらのもろこしは「諸越」と表記されています。

杉山壽山堂の基本情報

住所 秋田市川尻町字大川反233番199(本社工場)
営業時間  8:00~17:00
定休日
料金 秋田諸越袋入 上焼 (110g)¥475(+税)
アクセス 秋田中央交通バス乗車「船木鉄工所前」下車 徒歩約3分
駐車場
公式HP https://morokoshi.jp/

秋田ではスーパーでも買える!

秋田銘菓「もろこし」はスーパーでも買うことができます。お土産屋さんや販売所に行かなくても購入できるのは、手軽で良いですよね。普段からもろこしを沢山食べたい方や、手軽に購入したい方におすすめです。

通販でも買える

また、秋田銘菓「もろこし」はスーパーだけでなく通販でも購入することができます。秋田旅行のお土産で買ったもろこしをもう1度食べたいというときに、もう1度秋田まで行かなくても、インターネットを使えば気軽に購入することができるのです。何度も食べたい商品を購入できるのはとても良いですよね。

秋田銘菓の「もろこし」おすすめのお土産を厳選!

次は秋田銘菓「もろこし」のおすすめのお土産を紹介します。秋田旅行の際はお土産として「もろこし」を購入したいですよね。そんな時はこちらをお土産選びの参考にしてみてください。お土産だけでなく、自分でも食べたくなるような素敵なお土産ばかりです。

商品①もろこしクッキー 桜ほろほろ

おすすめのお土産1つ目は「もろこしクッキー 桜ほろほろ」です。こちらは名前の通りクッキーですが、原料にもろこしに使用している炒った小豆粉を使用しています。そのため食べると、もろこしのような風味と少しの桜葉を感じることができます。味はプレーンとチョコチップの2種類です。

商品②生もろこし菓子 茶菓仙

おすすめのお土産2つ目は「生もろこし菓子 茶菓仙」です。先程紹介した「生もろこし」となっています。人気商品なだけあって、お土産としてとても喜ばれる商品となっています。所謂「もろこし」とは異なる食感の「生もろこし」、1度は食べてみたい商品ですね。

商品③もろピー

おすすめのお土産3つ目は「もろピー」です。もろこしにピーナッツを加えたひと口サイズの商品となっています。軽い食感でサクサクと食べ進められるので、食べ始める止まらなってしまう美味しいお菓子です。8個入りずつ袋に入っているので、お土産として配るのにも向いています。

商品④ふかしもろこし

おすすめのお土産4つ目は「ふかしもろこし」です。こちらは饅頭で、あんこの中にもろこしの生地が包まれています。もろこしは小豆粉が原料なので、饅頭との相性はぴったりですよね。この商品は唐土庵の直営店限定販売となっています。

商品⑤季節限定のお菓子

おすすめのお土産5つ目は「季節限定のお菓子」です。夏と冬にそれぞれ限定のお菓子が発売されています。夏は「つゆくさ」という中に生もろこしが入った水まんじゅう、冬は「チョコもろこし」という苺パウダー入りのもろこしを、きなこ風味のホワイトチョコでコーティングした商品です。どちらもお土産にぴったりの人気商品です。

販売店「唐土庵」の詳細情報

次はさまざまな「もろこし」商品を発売している販売店「唐土庵」について紹介します。秋田県角館に構える「唐土庵」は角館内に4つの店舗があります。どこも人気の店舗で、「もろこし」だけでなく生もろこしや季節限定の商品など、様々な商品を販売しています。

唐土庵とは?

唐土庵」はもろこしを専門に販売しているお店です。厳選された素材を生かして作られるさまざまな「もろこし」でとても人気のあるお店となっています。中には実際にもろこしを製造している工場を覗いたり、もろこし作りを体験できる店舗まであります。

支店がたくさんある

「唐土庵」の店舗は全4店舗で、全て秋田県角館内にあります。販売をメインとしている店舗から、もろこしの製造を見ることができる工場、もろこし作りを実際に体験できるところまで、様々な支店があります。

営業時間は?

販売店「唐土庵」は店舗によって営業時間は多少異なりますが、ほとんどの店舗で8:30~17:30の間は営業しています。ですが冬になると営業時間が変わるので、事前に確認することをおすすめします。

地元で知らない人はないほど有名

販売店「唐土庵」はとにかく有名です。秋田県角館に旅行に来たら、1度は目にする名前なのはもちろんのこと、地元の人たちにも必ずと言って良いほど知られているお店です。それだけ人気で商品も有名な「唐土庵」、秋田県角館を訪れた際には1度は行ってみたいところですね。

「唐土庵」の店舗情報

次は販売店「唐土庵」の各店舗について紹介していきます。「唐土庵」の店舗は全4店舗で、どれも角館にあります。1番近いところでも良し、工場見学やもろこし作りを体験したい方は、それらを行っている店舗をチェックしてみてください。

①唐土庵武家屋敷店

唐土庵の店舗1つ目は「武家屋敷店」です。こちらは武家屋敷「青柳家」の向かい側にある店舗なので、観光の後に立ち寄りやすい店舗です。こちらの店舗では生もろこしを中心に販売しています。また試食が可能な上にお茶なども頂けるので、味を知ってからお土産を選ぶことができるのが良いですね。

住所 秋田県仙北市角館町表町下丁17
営業時間 (夏期)8:30~17:30
(冬期)9:00~16:30
定休日 水曜
アクセス 角館駅から1,302m
駐車場
公式HP https://www.morokosian.jp/store04.html

②唐土庵工場店

唐土庵の店舗2つ目は「工場店」です。こちらの店舗では買い物だけでなく、工場見学やもろこし作り体験をすることができます。工場見学は9:00~12:00/13:00~15:00、もろこし作り体験は10:00~/14:00~の2回ありますが、どちらも希望の7日前までの予約が必要です。またこちらの店舗も試食が可能です。

住所 秋田県仙北市角館町小勝田下村21
営業時間 8:30~17:30
定休日 水曜・日曜
アクセス 角館駅から徒歩28分
駐車場
公式HP https://www.morokosian.jp/store01.html

③唐土庵角館駅前店

唐土庵の店舗3つ目は「角館駅前店」です。角館駅のすぐ近くなので、アクセスがとても便利な店舗です。こちらではもろこしや生もろこしの試食が可能で、さらにお茶やコーヒーを頂くこともできます。実際に購入する前に試食ができるのは、とても嬉しいポイントですね。

住所 秋田県仙北市角館町上菅沢402-3
営業時間 (夏期)8:30~18:30
(冬期)9:00~18:00
定休日
アクセス 角館駅から徒歩すぐ
駐車場
公式HP https://www.morokosian.jp/store02.html

④唐土庵角館さくら並木店

唐土庵の店舗4つ目は「角館さくら並木店」です。武家屋敷の近くにあり、こちらも観光の後に立ち寄りやすい店舗です。市営大型駐車場の中にあるので、駐車に困ることはなさそうです。こちらの店舗でも試食が可能です。さらに休憩できる場所もあるので、一息つきたいときに利用するのもおすすめです。

住所 秋田県仙北市角館町北野124-2
営業時間 (夏期)8:30~17:30
(冬期)9:00~16:30
定休日 木曜
アクセス 角館駅から1,293m
駐車場
公式HP https://www.morokosian.jp/store03.html

秋田・角館銘菓のもろこしを味わおう!

秋田県角館の銘菓「もろこし」はいかがでしたか?とても魅力的なお菓子で、食べたことのない人は1度は食べてみたくなりますね。既に知っていた方も、もろこしの中にも沢山の種類があるので、他の種類のもろこしも食べてみたくなりますよね。

もろこしは名前の由来通り、”もろもろのお菓子を超えておいしい”ので、ぜひ色々な種類を試してお気に入りの商品を見つけてみて下さい。

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この記事のライター
Koko
国内海外問わず旅行が大好きです。個人的な旅の重要ポイントは、美味しい食べ物と温泉です。温泉では朝風呂が欠かせません。

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