帯広本店「柳月」で夢のスイーツ三昧!工場見学や限定商品など魅力満点!

六角亭に並び北海道帯広発祥の有名銘菓として名をはせる柳月(りゅうげつ)。帯広でしか味わえない限定スイーツや体験を求めて多くの観光客が押し寄せます。NHK朝ドラの舞台にもなった柳月のスイーツで帯広観光を満喫してみませんか。

帯広本店「柳月」で夢のスイーツ三昧!工場見学や限定商品など魅力満点!のイメージ

目次

  1. 1柳月とは
  2. 2【帯広】柳月の魅力
  3. 3【帯広】柳月のおすすめお菓子
  4. 4【帯広】柳月本店でスイーツを食べよう
  5. 5【帯広】柳月の工場見学をしよう
  6. 6帯広の柳月で人気スイーツを堪能しよう

柳月とは

柳月(りゅうげつ)は北海道帯広で発祥の有名菓子店です。北海道の銘菓として名が知れ渡っている、あの六花亭も同じ帯広発祥で、帯広は古くからお菓子の街として知られています。

2019年にはNHK朝ドラ「なつぞら」の舞台となったことで、帯広がまた有名になりました。いまや北海道を代表する銘菓、柳月を紹介していきます。

帯広にある昭和22年創業の老舗菓子店

戦後間もない昭和22年に創業した柳月は帯広に店を構えました。このころの帯広といえばスイーツ激戦区。

戦争で疲れた人々を癒してくれるのが甘いお菓子だったのです。人々が娯楽に興じることが出来るようになってから、帯広の街の通りには菓子店舗が軒を連ね熾烈なお菓子戦争が繰り広げられました。

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【帯広】柳月の魅力

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創業当時は帯広の同じ地区内に60軒はあった菓子店舗ですが、現代に残っているものは柳月を含めてもそう多くはありません。激しい競争のなかでも柳月はお客様の心をつかみ長く愛される存在になったのです。

現代では帯広、北海道にとどまらず全国的に強い人気を誇る柳月ですが、創業当時からどのように発展していったのでしょうか。その歴史を紐解きます。

創業時はアイスキャンディの製造・行商

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帯広本店が創業した当時、従業員は総勢3名でした。少ない人数ながらも接客に対する姿勢は一貫して徹底されており、柳月の良い接客がお客様の心をつかみました。

接客だけでうまく商売できるほど軽い商売はありません。柳月帯広本店はもちろんその商品の味や見た目にも定評があり次々とヒット商品を出していきます。

バウムクーヘン「三方六」が大ヒット

帯広に本店を創業から21年。昭和43年に全国菓子大博覧会に出展された柳月の「三方六」が大ヒットとなりました。北海道らしく白樺の木を模したその形に人々は夢中になりました。

綺麗な見た目に加えて味も高く評価されました。しっとり舌ざわりなめらかな柳月オリジナルテイストは帯広にとどまらず日本のバウムクーヘンの元祖と言われています。

年間300種類を超えるお菓子専門店に

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柳月は「三方六」を筆頭にその後も人気商品を続々発売。今では300種類を超えるお菓子を取りそろえるお菓子専門店になりました。

帯広に観光に来た人もお土産として。さらに、全国各地でも百貨店などで、柳月の商品が気軽に買えるようになりました。

毎年ユニークな新作お菓子が登場

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広くみんなに親しまれる定番のお菓子だけではありません。柳月は毎年、新たな角度や視点で作った独創性あふれる商品を生み出し続けています。

ここ最近発売されたのは柳月「ソイ系お菓子」です。ボリュームはありながらも低カロリーなので、特に帯広の女性を中心に話題になりました。

朝ドラ「なつぞら」のモデルに?

帯広にある老舗銘菓として有名になったことでNHKの朝ドラの舞台にもなりました。老舗お菓子店「雪月」を中心に主人公と店の成長が描かれています。

名前に「月」がはいっているので柳月が元になっているという話があがりました。所説ありますが最も有力な説は、名前や商品モチーフは柳月から、ストーリーは同じく帯広発祥の「六花亭」からできたお話であるというものです。

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【帯広】柳月のおすすめお菓子

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柳月のスイーツのラインナップは星の数ほどあります。その中でも特に柳月人気の商品を紹介していきます。

柳月のお菓子①三方六

これぞ柳月のド定番「三方六」です。カステラのように一本になった状態で販売されることもなくなり、今は食べやすい一口サイズにカットされた状態で店舗に並んでいます。

昭和63年にはモンドセレクションにも選ばれました。名実ともに柳月を代表する、老若男女問わず大人気のバウムクーヘンです。

柳月のお菓子②月ふわり

外はフワッと、中はしっとりした食感が癖になる逸品です。似たような形の商品は多くありますが、ふわふわ生地の中に小豆とチーズクリームが入っているのが柳月の特徴です。

コンセプトとしては、カステラとお饅頭の良いところを掛け合わせたものになっています。次々に新しいスイーツを生み出し続ける帯広職人の志向が凝らされた人気スイーツです。

柳月のお菓子③酪農みるくバターケーキ

北海道帯広といえば「生乳」。こだわりの生乳から作ったバターをたっぷり使用したバターケーキが柳月から出ました。

注文数では、あの三方六を抜きネットニュースにも多数取り上げられています。濃厚ミルクとバターを存分に感じられるよう冷凍のみでの取り扱いです。

柳月のお菓子④どらクリム1世

名前の通り、どらやきがベースになっているスイーツです。外の生地はショコラ味でしっとりした生地の中にはラムレーズンバタークリームがたっぷり詰め込まれています。

さらに、バタークリームの中に隠れているお餅が良いアクセントになっています。もちもち食感と濃厚なクリームがベストマッチな柳月の人気スイーツです。

柳月のお菓子⑤あんバタサン

2019年10月現在、柳月の数あるラインナップ内で一番人気のスイーツです。ドラマで取り上げられたことでネットニュースでも話題になり、柳月オンラインショップでも大人気になっています。

素材にとてもこだわっていてクリームや生地、そして塩までも北海道産です。サクッと食感の良いサンドに挟まれた、あんとバターの相性が抜群で一部品切れになっています。

【帯広】柳月本店でスイーツを食べよう

今や全国に店舗を展開している柳月ですが、本店は帯広にあります。JR帯広駅前にある柳月本店ではいまも昔と変わらぬ味と雰囲気を提供しています。

柳月帯広本店では定番の商品を購入することもできますし、その場で柳月のスイーツを実際に食べることが出来ます。できたてを本店で食べれるのはファンとしてかなり嬉しいポイントです。

地元民にも観光客にも大人気

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柳月の三方六といえば知名度はもはや全国区なので、もちろん全国からきた帯広に観光客も多く訪れます。観光バスでルートの一つにもなっている程人気です。

ただ、帯広の外の人たちだけでなく、近隣に住んでいる地元民にも柳月はとても人気です。日常的に食べる用で購入する人や、季節の贈り物として誰かへのプレゼントとしてもとても喜ばれています。

常時20種類のスイーツ

本店には、柳月定番の三方六をはじめ常時20種類のスイーツが並んでいます。店舗の大きさは広くありませんが、沢山の商品の中から買いたいものを選ぶことが出来るのがとても楽しいです。

そして、スイーツの価格が高すぎないところが帯広本店の人気を呼ぶ理由です。実際にショーケースで売られているショートケーキは1ピース200円。

十勝エリアの店舗限定お菓子も

各地に店舗展開している柳月ですが、置いている商品やスイーツは様々です。ものによっては品ぞろえがなかったり、逆にその店舗にしかなかったり。

北海道に来た際は十勝エリアの柳月帯広本店に立ち寄るのが良いでしょう。ばんえい競馬をモチーフにした、限定の「ばんえい十勝」はここでしか手に入れなれない限定スイーツです。

窓辺に広いカフェスペース

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店舗に入るとまず目に飛び込んでくるのはズラリ並んだ商品の箱の山です。主に観光客がこの箱に入ったスイーツを大量に帯広のお土産として買っていきます。

そのエリアからふと横に目をやると窓辺には広くて明るいカフェスペースがあります。ここでは、ショーケースに入っている柳月スイーツをカフェでそのまま頂くことが出来ます。

コーヒーの無料サービス

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柳月のケーキからプリンまで、さまざまな種類から選べます。選ぶのが楽しくなりますし友達と別のケーキを頼んでシェアしてカフェで頂くのも良いでしょう。

帯広の地元民がこぞってここで柳月のカフェでスイーツを頂く理由は、コーヒーの無料サービスがあるからです。カフェチェーン店なんかにいくと、ケーキで300、400円ぐらいして、さらにコーヒー300円とかですが、柳月帯広本店カフェでは200、300円のケーキのみでおさまってしまいます。

柳月大通本店の基本情報

名称 柳月大通り本店
住所 北海道帯広市大通南8丁目15
アクセス JR帯広駅から徒歩10分
営業時間
定休日
午前9時〜午後8時

無休
HP http://www.ryugetsu.co.jp

柳月大通本店へのアクセス

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公共交通機関を利用する場合はJR帯広駅を目指しましょう。駅前から徒歩10分で柳月大通本店に到着します。

駐車場情報

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20台収容可能な自社駐車場を完備しています。店員さんに場所を聞いて正しく駐車しましょう。

【帯広】柳月の工場見学をしよう

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創業当時から店を構える柳月大通本店の隣町に柳月の自社工場はあります。風情を求めるなら本店をお勧めしますが、観光目的や工場限定の体験目的で行くなら工場見学が人気です。

建設されてまだ日が浅い工場は見学することができるのと、工場に併設されている直営店が魅力です。本当の出来立ての味がここ限定で楽しめます。

工場見学はスイートピアガーデン店

スイートピアガーデン店という名前だけあって、工場の敷地内には多くの花が咲き乱れています。季節によって表情を変えるその様を楽しみに来場しに来る人もいるほどです。

工場見学のほか、カフェコーナーも充実、さらにスイートピアガーデン店限定のお菓子作り体験もできます。小さいお子様も一緒に楽しめるアミューズメント施設です。

全国トップクラスの工場面積

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スイートピアガーデン店の工場を含めた敷地面積は東京ドーム約1個分にも及びます。北海道ならではの広大な土地を存分に使って建設された自慢の工場です。

ただ大きいだけでなく、スイートピアガーデン店に併設された工場にはかなり高度な技術が組み込まれています。それは、「HACCP」という食品衛生管理システムで、24時間365日設定された基準の衛生環境を維持されているので、安全な商品を全国に送り出すことが可能です。

予約なしで見学可能

工場に来た人はガラス越しに柳月のスイーツたちが出来上がっていく様子を見学することが出来ます。先ほど紹介した食品衛生管理システムが工場一番の自慢です。

こちらの工場見学は事前予約なしですぐ参加することが出来ます。そのつもりはなかったけど直営店に来ただけの方もこの場所限定の体験なのでぜひ見学してみてください。

お菓子作り体験工房

見学するだけでは物足りない!という方は工場限定のお菓子作り体験をしてみましょう。こちらは事前予約制の体験になっています。

体験時間は80分ほど。季節や講師によって、クッキー仕上げやケーキのデコレーションなど体験できる限定メニューが様々です。

カフェスペースも充実

スイートピアガーデン店の商品販売コーナーの隣にカフェスペースも完備しています。カウンターで注文を告げて、商品を受け取るセルフサービスカフェです。

なんとここスイートピアガーデン店でも、カフェ利用限定で柳月大通本店と同様コーヒーが無料サービスになっています。こういった細かい気配りが長い歴史を作ってきた理由なのかもしれません。

数量限定!切れ端スイーツとは?

切れ端スイーツとは、柳月の店舗に並べることが出来ない三方六の端っこです。バウムクーヘンの端っこは本来捨てるものなのですが今では人気になり数少ない限定分を早い者勝ちで買っていきます。

この切れ端スイーツをゲットするためだけに柳月スイートピアガーデン店に来る方もいるほどの人気サービスです。そのため長蛇の列は必須ですので、購入にあたってはある程度の覚悟と準備が必要です。ただ、そうそう体験できない本社工場限定の体験なのでぜひトライしてみましょう。

切れ端スイーツの購入方法

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柳月スイートピアガーデン店の開店前1時間を目安に向かいましょう。平日はともかく休日はもう少し早い方が良いかもしれません。

開店30分前から店員さんが整理券を配布します。整理券を持っている人限定で切れ端の購入できるので早め早めの行動が重要です。

柳月スイートピアガーデン店の基本情報

名称 柳月スイートピアガーデン店
住所 北海道河東郡音更町字下音更北9線西18-2
アクセス JR帯広駅から8km、車で15分
営業時間
定休日
夏季(2019/4/15-2019/11/4)
店舗…午前9時から午後6時まで
喫茶…午前9時から午後5時まで
工場見学…店舗開始時間から午後4時まで

冬季(2019/11/5-2020/4/19)
店舗…午前9時から午後5時まで
喫茶…午前9時から午後4時半まで
工場見学…店舗開始時間から午後4時まで

無休
HP http://www.ryugetsu.co.jp/sweetpia/

柳月スイートピアガーデン店へのアクセス

出典:https://pixabay.com/ja/images/search/ドライブ/

スイートピアガーデン店までのバスはありません。車でお越しの際は音更帯広ICもしくは、JR帯広駅から10分です。

駐車場情報

出典:https://pixabay.com/ja/images/search/%E9%A7%90%E8%BB%8A%E5%A0%B4/

スイートピアガーデン店の広大な駐車場には200台もの乗用車が収容可能です。大型バス駐車場もあります。

帯広の柳月で人気スイーツを堪能しよう

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北海道観光といえば「食」ですが、現地で食べるだけではなくお土産として持って帰れるスイーツが大人気です。そのなかでも長い歴史とともに北海道を盛り上げてきた柳月のスイーツを試さない手はないでしょう。

北海道随一の観光名所、帯広。柳月でお土産を買ったりカフェでお茶しながら、その魅力にどっぷり浸かって観光を満喫してください。

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この記事のライター
徳本拓眞
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