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「新庄まつり」は山形県新庄市の伝統祭り!その歴史や日程・見所は? | 旅行・お出かけの情報メディア
















「新庄まつり」は山形県新庄市の伝統祭り!その歴史や日程・見所は?

山形県新庄市には「新庄まつり」というお祭りがあるのをご存知ですか?3日間かけて行われる新庄まつりは豪華絢爛な山車や行列、囃子が見所になっており、県内外から毎年約50万人以上の来場者が押し寄せる大変注目されるお祭りです。その歴史や日程、見所をご紹介します。

「新庄まつり」は山形県新庄市の伝統祭り!その歴史や日程・見所は?のイメージ

目次

  1. 1新庄まつりとは
  2. 2新庄まつりの起源と歴史
  3. 3新庄まつりの日程と詳細情報
  4. 4新庄まつりの見所
  5. 5新庄まつりへのアクセス
  6. 6山形の夏の一大イベント新庄まつりに行ってみよう!
    1. 目次
  1. 新庄まつりとは
    1. 山形県新庄市で夏に開催される祭り
    2. 県内外から50万人以上もの来場者
  2. 新庄まつりの起源と歴史
    1. 江戸中期から始まった伝統祭り
    2. 藩主戸沢氏が城内の天満宮で新祭を行ったのが起源
    3. 1776年に山車が登場
    4. 1962年には灯籠によるライトアップ
    5. 2009年に重要無形民俗文化財に指定
    6. 2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録
  3. 新庄まつりの日程と詳細情報
    1. 新庄まつりは毎年8月24日~26日の3日間
      1. 宵まつり・本まつり・後まつり
    2. 開催時間は8時30分~21時30分
      1. 26日は20時30分まで
    3. 有料観覧席あり
    4. 新庄駅から最上公園までの間には屋台も
    5. 新庄まつりのライブ動画配信も!
  4. 新庄まつりの見所
    1. 見所①山車行列
      1. 豪華絢爛な20台の山車
      2. 巨大灯籠や電飾を飾った山車も!
      3. 「チェレンコヤッサー」の掛け声も
      4. 山車にはGPSが搭載
    2. 見所②神輿渡御行列
      1. 総勢200名による古式ゆかしき行列
    3. 見所③萩野鹿子踊・仁田山鹿子踊
      1. 新庄北部に古くから伝わる踊り
    4. 見所④飾り山車
    5. 見所⑤新庄囃子
  5. 新庄まつりへのアクセス
    1. JR新庄駅下車すぐ
      1. 帰りのみ臨時列車も運行
    2. 車は新庄ICから国道13号経由で約5分
      1. 新庄市内は交通規制あり
      2. 東山総合公園に無料の臨時駐車場
  6. 山形の夏の一大イベント新庄まつりに行ってみよう!
    1. 新庄まつりの基本情報
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新庄まつりとは

山形県には、新庄まつりと呼ばれるお祭りがあります。見所はなんと言っても参加者の掛け声とともに巡行する様々な趣向を凝らした豪華絢爛なデザインの20台の山車、総勢200人による行列やその際行われる囃子です。

歴史深い、伝統的な新庄まつりは地元の人のみならず、県内外の大勢の人に愛されています。2009年に重要無形民俗文化財、2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。

山形県新庄市で夏に開催される祭り

新庄まつりは毎年夏に山形県新庄市で開催されるお祭りです。お祭りの日程期間は山車の巡行のため周辺道路は交通規制がかかります。暑い日ざしの中繰り広げられる伝統的なお祭りは、参加者の掛け声と来場者の歓声が相まって迫力満点です。

県内外から50万人以上もの来場者

豪華絢爛な山車や行列、囃子による賑やかなお祭りを一目見ようと祭りの開催日程には県内外から約50万人もの来場者が押し寄せます。そのため更に活気が満ち溢れたお祭りとなり、参加者の掛け声や来場者の歓声で盛り上がります。ユネスコ無形文化遺産への登録でさらに注目されるようになりました。

新庄まつりの起源と歴史

県内外から50万人もの来場者が押し寄せるほど人々を魅了している新庄まつりの起源と歴史をご紹介します。起源、歴史を知ってから見に行くのと、知らずに見に行くのとではお祭りの楽しみ方が全然変わってきます。

江戸中期から始まった伝統祭り

新庄まつりの歴史は古く、江戸時代中期に始まったお祭りと言われています。そこから約260年の歴史を経て、時代と共に少しずつ現在行われている新庄まつりへと変わっていったとされています。

藩主戸沢氏が城内の天満宮で新祭を行ったのが起源

当時の新庄藩、藩主戸沢正諶(とざわまさのぶ)が、大飢饉により苦しんでいる領民たちを見かねて、豊作祈願をするとともに、領民に希望と活気を与えようと新庄城内にあった天満宮で新祭を領内を上げて行ったのが新庄まつりの起源とされています。

1776年に山車が登場

記録では、起源であるお祭りが行われた1756年から20年後の、1776年に初めて山車の登場が確認されています。祇園祭の花笠鉾に影響を受けたと考えられているそうです。

1962年には灯籠によるライトアップ

時代とともに山車は進化を遂げていき、1962年には灯籠によるライトアップが行われるようになりました。その後は時代に合わせ、灯籠が電飾へと変わっていき、夜でも明るい山車を楽しめるお祭りになりました。

2009年に重要無形民俗文化財に指定

新庄まつりは2009年には、日常生活の中で人々が生み出し長い間継承してきた無形の民俗文化財の中で特に重要なものとして、重要無形民俗文化財に指定されました。

2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録

さらに新庄まつりは、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。祇園祭りなど全国33件の日本の山、鉾、屋台行事とともにユネスコに登録され、山、鉾、屋台行事でのユネスコ無形文化遺産登録は県内では唯一となります。

ユネスコ無形文化遺産登録に登録された影響で、新庄まつりの注目が高まっています。新庄市ではユネスコ無形文化遺産登録決定セレモニーなどが行われ、市を挙げてお祝いされました。

新庄まつりの日程と詳細情報

新庄まつりは、3日間にかけて盛大に行われます。日程も毎年決まっており、1日目~3日目にそれぞれ名前があります。ここでは新庄まつりの日程から詳細情報についてご紹介します。

新庄まつりは毎年8月24日~26日の3日間

新庄まつりは夏も終わりに近づいてくる8月の24、25、26日の3日間の日程で行われます。これは曜日など関係なく、毎年24、25、26日と決まっています。

新庄まつりの起源が天満宮(天満神社)での新祭であることと、最上公園内にある戸沢神社、天満神社、護国神社三神社の例大祭の日程がそれぞれ8月24日、25日、26日の3日間であり、これを「新庄まつりの期日」としているため毎年変わらず24、25、26日の3日間の日程で新庄まつりが行われるのです。

宵まつり・本まつり・後まつり

新庄まつりでは、24日を宵まつり、25日を本まつり、26日を後まつりと呼んでいます。

宵まつりでは新庄囃子の奉納をして3日間のお祭りの安全祈願に始まり、新庄囃子合同演奏会、戸沢神社例大祭、山車のお披露目を兼ねて市内巡行、そして最後日も落ちてきた頃にライトアップされたメインともいえる山車行列が始まります。

本まつりでは新庄まつりの起源とされている天満宮例大祭に始まり、神輿渡御行列、本まつり山車行列など見所満載で、お祭りも最高潮となります。後まつりは鹿子踊の奉納、山車全20台が一堂に会す飾り山車、街中での鹿子踊が行われ、新庄まつりは終わりを迎えます。



開催時間は8時30分~21時30分

新庄まつりの開催時間は24、25日ともに8:30~21:30と一日かけて行われます。一日中見ていても飽きることのない新庄まつりはあっという間に過ぎてしまいます。

26日は20時30分まで

26日のみ、終了時間は20:30までとなっています。26日の後まつりは16時から手締式が行われ、新庄まつりは幕を閉じるのですが、その後の17:30から素人歌謡演芸ショーが20:30まで行われるため、最後まで楽しむことができます。

有料観覧席あり

20台全ての山車を観覧できる新庄駅前ふれあい広場「アビエス」では来場者向けに有料観覧席が設置されています。24日の宵まつりは夜の山車行列を観覧でき、料金はS席2,000円、S席中央2,500円、A席1,500円です。25日の本まつりは、神輿渡御行列と山車行列の観覧で、料金はS席1,500円、A席無料です。

販売期間は新庄まつり開催の約1ヶ月半前から開催1週間前までです。受付時間は平日の9:00~16:00までです。先着順となるため満席になり次第販売終了です。販売方法は基本専用電話ですが、25日のS席のみネット販売が可能となりました。

新庄駅から最上公園までの間には屋台も

新庄駅から最上公園までの間には、お祭りといえば欠かせない屋台が所狭しと並んでいます。山形や新庄の名物も販売されているそうです。山形県鶴岡市の名物きんつま焼きや、山形名物玉こんにゃく串、芋煮などの山形のソウルフードもあるので、来場者は食べ物も楽しむことができます。

新庄まつりのライブ動画配信も!

新庄まつりでは、現地に来れない数多くの人にも新庄まつりを楽しんでもらおうと、お祭りとしては珍しいライブ動画配信を行っています。

YoutubeLive山形県新庄市チャンネル、FacebookLive、ニコニコ生放送のいずれかで動画の視聴が可能ですので、自分の登録しているサイトや好きなサイトで新庄まつりの動画を見れます。写真で見るのもいいですが、やはり音や動きを見て臨場感を味わえる動画で見たいですよね。

ライブ動画配信が終わった後も動画の視聴が可能なので、何度も新庄まつりを動画で楽しめます。リアルタイムで新庄まつりの動画をみれば、掛け声や歓声も聞こえてくるので現地にいるような雰囲気を味わえること間違いなしです。



新庄まつりの見所

ユネスコ無形文化遺産にも登録され、歴史ある伝統的な山形の新庄まつりは全国から一目見ようと大勢の来場者が押し寄せる活気に満ちたお祭りです。そんな新庄まつりの見所をご紹介します。

見所①山車行列

なんといっても新庄まつりの見所のひとつは来場者を魅了する山車行列です。お祭り当日は山車巡行のため周辺道路は交通規制が行われます。台車の大きさの幅が約3.5m、長さが約7mほどあり、高さが約4.5mある全20台の山車が参加者の掛け声とともに巡行する姿は圧巻です。

山車は町内単位で制作され、ひとつひとつ趣向が凝らしてあり、全ての山車が素晴らしいひとつの芸術品となり、昼も夜も来場者を楽しませてくれます。ユネスコ無形文化遺産への登録により注目度が高まっています。

豪華絢爛な20台の山車

特に新庄まつりの見所となるのが、豪華絢爛な20台の山車です。ひとつひとつ異なる山車のデザインは、歌舞伎や歴史を再現したもので、飾りは多くの色彩で溢れており、まさに動く芸術です。山車ひとつでも十分目を引くものですが、それが20台ともなると圧巻の光景となります。

開催日が近くなると山車の運行順列とともに、それぞれの山車の題目が発表されます。

2019年の題目からいくつか抜粋すると、「義経と弁慶運命の出会い忠義の契り」「祝天皇即位令和元年寿七福神」「忠臣蔵赤穂浪士の討ち入り」など、有名な歴史の名場面からその年の最も注目された出来事まで多くの来場者が見て楽しめる題目が盛りだくさんです。



巨大灯籠や電飾を飾った山車も!

新庄まつりの各山車の特徴はひとつひとつ趣向を凝らした豪華絢爛なデザインです。山車の飾りへのこだわりも強く、巨大灯篭や電飾を飾った山車があります。

こういった山車は昼間ももちろん目を引くのですが、夜になると灯篭や電飾に光が灯るので、より一層豪華になります。昼と夜とで違う表情を楽しめることも山車の魅力のひとつですね。

「チェレンコヤッサー」の掛け声も

新庄まつりでは子供たちの「チェレンコヤッサー」という掛け声とともに山車を巡行します。この特徴的な掛け声は宿渡(すくわたり)と呼ばれる新庄まつりの代表的な曲の掛け声「チェレンコヤッサー、チェレンコヤッソーレー」から来ているとされています。子供たちの掛け声もひとつの見所です。

山車にはGPSが搭載

新庄まつりの各山車には、GPSが搭載されており、リアルタイムでどこにどの山車がいるのか一目でわかるようになっています。公式サイトの山車追跡サイト、または専用アプリの新庄まつりアプリから確認できるので、来場者の皆さんはお目当ての山車を簡単に見つけることができます。

見所②神輿渡御行列

25日の本まつりでの見所のひとつ、神輿渡御行列市民約200人が新庄藩の武士に扮し、新庄市内を練り歩きます。足軽役の傘回し、華麗な足さばきなど目が離せない見所が満載です。当時の衣装を着た参加者を見ていると、まるでタイムスリップしたかのような感覚になります。

総勢200名による古式ゆかしき行列

市民総勢200名が当時の衣装に身を包み練り歩く行列は圧巻です。まるで当時の人達が現代に来て市内を歩いているように見えます。伝統にならった古式ゆかしい行列は必見です。

見所③萩野鹿子踊・仁田山鹿子踊

萩野鹿子踊仁田山鹿子踊は全国的に見ても珍しいカモシカの鹿子踊り(ししおどり)です。五穀豊穣を祈願する踊りとされており、新庄まつりでは戸澤神社と護国神社に奉納される他、お祭りの路上でも披露してくれます。

新庄北部に古くから伝わる踊り

萩野鹿子踊と仁田山鹿子踊は、新庄北部の萩野と仁田山の両部落に古くから伝承されている踊りです。起源についてはっきりとした明記はありませんが、文禄慶長の頃(1592年~1598年頃)には今踊られている姿ということが記録として残っているそうです。

見所④飾り山車

最終日の後まつりでは、全20台の山車が一堂に会す飾り山車と呼ばれるものが行われます。動いていては見えない細部の装飾までじっくり堪能することができます。すべての山車が中心商店街に展示されている姿は圧巻の光景です。

見所⑤新庄囃子

新庄囃子は、口伝えで継承されるため楽譜がありません。そのため各若連(町や村ごとの青年男子の組のこと)により異なる曲調になってます。その地域ごとや、山車と囃子の組み合わせにより4系統に分けられるそうです。そんな各若連ごとに違う囃子を新庄まつりでは山車とともに楽しむことができます。

各若連ごと異なる囃子を聴き比べたい方は、公式ホームページに動画が掲載されています。それぞれ異なる曲調を楽しむのもいいですね。

新庄まつりへのアクセス

ユネスコ無形文化遺産への登録により注目が年々高まっている新庄まつりは、新庄駅から降りて、すぐの場所で行われています。そのため電車でのアクセスが一番スムーズです。しかし当日は通常の駐車場の他に臨時駐車場も設置されるので、車でも安心してアクセスできます。

JR新庄駅下車すぐ

JR新庄駅を下車してすぐ、山車の観覧メイン会場となっている駅前ふれあい広場アビエスがあります。また当日は交通規制が行われているため電車でのアクセスが大変スムーズです。駅前なので迷う心配もなく安心してアクセスできます。

帰りのみ臨時列車も運行

新庄まつりの行われる3日間の日程の内、1日目の24日のみ帰りに臨時列車が運行されます。21:15発の山形新幹線つばさ新庄まつり号と、21:39発の普通列車新庄まつり号ともに山形駅行きです。

車は新庄ICから国道13号経由で約5分

車でのアクセスは、新庄インターチェンジから国道13号経由で新庄まつりの臨時駐車場まで片道約4キロメートル、所要時間は約5分です。

比較的すぐインターチェンジを降りてから駐車場に着くことが可能ですが、周辺の交通規制により目的地到着まで時間がかかってしまいます。時間に余裕を持って来場されることをおすすめします。

新庄市内は交通規制あり

新庄まつり開催日程期間は、新庄市内で山車の巡行が行われるため、巡行ルート含めその周辺道路は交通規制がかかります。そのため周辺道路は大変混雑するので公共交通機関での来場がおすすめです。

交通規制の詳細は公式ホームページの山車運行交通規制案内に記載されます。日によって交通規制される場所が変わるので、事前に確認してからお出かけすることをおすすめします。

東山総合公園に無料の臨時駐車場

新庄まつりでは、多くの来場者に対応するために約1000台駐車できる新庄駅東口無料駐車場の他に、東山総合公園が臨時駐車場となります。公園内に5ヶ所駐車場があり、駐車料金は無料です。

山車の観覧メイン会場の駅前ふれあい広場アビエスまで徒歩約19分ですが、臨時駐車場からは新庄駅までの無料シャトルバスが随時運行されているので、利用することをおすすめします。

山形の夏の一大イベント新庄まつりに行ってみよう!

色鮮やかな全20台の山車が参加者の掛け声や囃子とともに新庄市内を巡行する新庄まつり。町内単位で制作される山車はどれも芸術的で見る人すべてを魅了します。お祭りは掛け声、歓声と相まり大変盛り上がりをみせます。

ライブ動画配信をしているので、どうしても現地に行けない人でも新庄まつりの動画を見て楽しめる大変魅力的なお祭りです。ユネスコ無形文化遺産にも選ばれた神輿渡御行列や鹿子踊りなどの日本の歴史や伝統を存分に感じることができる新庄まつりは一生に一度は見たい日本のお祭りとなっています。

当日は開催地周辺の交通規制により大変混雑が予想されるため、車でアクセスする場合は山車運行交通規制案内をご確認の上時間に余裕を持ってお出かけください。

新庄まつりの基本情報

【住所】 996-0024 山形県新庄市多門町2
【時間】 24、25日8:30~21:30
26日8:30~20:30
【料金】 ・見学無料
・有料観覧席有り
24日S席2,000円、S席中央2,500円、A席1,500円
25日S席1,500円、A席無料


【アクセス】 電車:新庄駅下車すぐ
車:新庄ICから約5分
※当日は交通規制により大変混雑が予想されます。

【駐車場】 新庄駅東口駐車場
東山総合公園駐車場
【公式HP】 http://shinjo-matsuri.jp/index.html

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Natsumi0723

古事記や日本史に関わる神社仏閣などの観光スポットが好きで、思い立ったらすぐ計画を立てます。海外での2ヶ月キャンプ生…


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