「九州国立博物館」の楽しみ方を徹底解説!展示の見所や料金情報も!

当記事では、九州国立博物館の魅力について徹底解説していきます。おしゃれな設計のデザインや、見ることができる展示物だけでなく、九州国立博物館で楽しめるランチまで触れていきます。アクセス方法や料金も紹介するので、九州国立博物館がどんな場所かわかるはずです。

「九州国立博物館」の楽しみ方を徹底解説!展示の見所や料金情報も!のイメージ

目次

  1. 1「 九州国立博物館」は五感で学べる博物館!
  2. 2「九州国立博物館」の概要について
  3. 3「九州国立博物館」の見どころとは?
  4. 4「九州国立博物館」のショップ情報
  5. 5「九州国立博物館」のアクセス&駐車場情報
  6. 6「九州国立博物館」は1日中楽しめるスポット!

「 九州国立博物館」は五感で学べる博物館!

九州地方の福岡県で歴史について触れることができるのが、今回当記事で紹介していく九州国立博物館です。色々な展示物だけでなく、九州国立博物館そのものの設計も注目を集めている人気のスポットになります。

見学だけでなく体験もすることができ、おしゃれなランチも楽しめる九州国立博物館。当記事を読んでいただくと、どんな場所なのかや魅力につい知ることができるはずです。一度は行ってみたいと思っている方は、参考にしてみてください。

福岡県の太宰府天満宮に隣にある!

福岡には観光名所がたくさんあり、太宰府天満宮など有名です。年間を通して多くの人が参拝に訪れる場所ですが、その隣にあるのが今回紹介する九州国立博物館になります。

有名な神社の隣にあることから、福岡観光でも太宰府天満宮と九州国立博物館をまとめて回る人が多いようです。アクセスの利便性が高い場所になっているので、観光のしやすさからもおすすめになります。太宰府に行く時は、ぜひ立ち寄ってみてください。

Thumb福岡でアート巡りの旅!必見のおすすめ美術館&博物館15選!
みなさんは福岡にたくさんの美術館と博物館があることをご存知でしょうか。福岡は買い物やグルメが...

「九州国立博物館」の概要について

さっそく九州国立博物館について紹介していくのですが、おしゃれな設計や展示物などの見どころを紹介する前にまずは九州国立博物館がどのような建物なのかを解説していきます。

なぜ九州国立博物館が太宰府にあるのかや、九州国立博物館の料金なども紹介していくので、観光に行く前に九州国立博物館の概要をチェックしていきましょう。歴史的な展示物が並ぶ博物館ですが、九州博物館の魅力を知る上でも必須なので見ていきましょう。

国内で4番目の国立博物館

日本国内には国立博物館は全国に4つしかなく、日本で最初に作られたのは日本の中心となる東京国立博物館です。その後に、京都国立博物館、奈良国立博物館と続き4番目となるのが九州国立博物館になります。

東京に京都、奈良の国立博物館は、それぞれが100年以上の歴史を持っています。そんな中で、九州国立博物館は2005年10月16日に開館したこともあり、比較的新しい建物になります。そのことからも、工事の段階から設計デザインは注目を集めていました。

大宰府にある理由は?

福岡の太宰府天満宮は観光名所として知られている所ですが、福岡の中心と言えば福岡市になります。そのことからも、九州国立博物館がなぜ太宰府に建てられたのか疑問に感じた人も多いのではないでしょうか?

太宰府天満宮は「遠の朝廷」と呼ばれていた場所になり、新しい文化的景観の形成に寄与できるような存在を目標にして太宰府に建てられたとされてます。また、太宰府では明治6年からの長い期間をかけて博物館誘致運動も行っていました

九州国立博物館の必要性なども踏まえて、長い歴史の中で説いてきたとされてます。多くの人々の支援もあり建てられたと言っても過言ではないのではないでしょうか。

開館時間と利用料金

九州国立博物館の利用できる時間は9時半から17時までとなっています。夜間営業を行う時は閉館時間は20時までと変わりますが、開館時間は一律9時半からなので覚えておきましょう。

次に利用料金に関してですが、通常料金は大人が700円に大学生が350円となっています。大人料金を高く感じてしまう人もいますが、九州国立博物館は中に入ると料金以上に楽しむことができます。そのため、安い料金で利用できると言えるでしょう。

一部別料金となる特別展も行っています。こちらは、特別展によって変わってきてしまいますので見たい場合には事前に料金を確認しておくのがおすすめです。

シニアと高校生以下は無料

先述した料金案内でも気がついた方はいるのではないですか?そうです。高校生以下の方は無料で楽しむことができるようになっています。また、九州国立博物館では高校生だけではなくシニアの方も無料で楽しむことができます。

シニアの方は満70歳以上になるのですが、高校生以下と合わせて生年月日がわかる生徒手帳や保険証、免許証などの提示が必要になるので忘れないようにしましょう。

割引料金もあり!

福岡観光で太宰府天満宮と九州国立博物館の両方を回る場合には、どちらも格安で楽しめるチケットもあります。通常では太宰府天満宮の宝物殿などは500円に菅公歴史館は一般200円かかります。これに九州国立博物館の平常展の700円なので1400円になります。

ですが、共通の割引券を利用すると全部を1000円で楽しむことができるので400円の割引になりお得です。色々と見て回りたいという方は、ぜひ利用してお得に楽しんでください。

「九州国立博物館」の見どころとは?

九州国立博物館の概要について紹介してきましたが、実際に開館してからの歴史は浅いですが誘致運動も入れるととても長い歴史を持っています。そのため、他の国立博物館と同じく長い歴史を持っていると言えるでしょう。

そんな九州国立博物館ですが、注目を集めていた設計も含めて見どころは盛り沢山です。見る、感じる、楽しむことができる九州国立博物館の見どころを一挙紹介していくので参考にして楽しんでみてください。

見どころ①魅力的な建築デザイン

九州国立博物館で一番最初に目にするのは、建物そのもののデザインになります。長方形で蒲鉾型をしていて、一番高さがあるところで屋根まで36メートルとなっています。綺麗な曲線美を見ることができるデザインですが、屋根部分は玄界灘をイメージしているようです。

一つ一つのデザインは斬新ながらも、他の国立博物館では見ることができない新しいデザインでもあります。また表面のガラスには反射材を使用しているので、周囲の景色が綺麗に映り込む景色も素晴らしいのでぜひ見て楽しんでみましょう。

設計は菊竹清訓氏

おしゃれなデザインの九州国立博物館ですが、こちらを設計したのは菊竹清訓氏です。設計士としては、有名な大阪万博ではエキスポタワーを設計し、愛知万博では設計士として総合プロデューサーを担当していた経歴を持っています。

他にも設計士として多くの国際博覧会に関わっていた人物で、現存していない建築物も含めたら設計した建物は多く存在します。そんな菊竹清訓氏の設計ということもあり、九州国立博物館は設計やデザインに対しても注目を集めていました。

見どころ②常設展示

九州国立博物館には、色々な展示が行われています。その中でも、休館日を除きいつでも観覧できるのが常設展示になります。こちらは九州国立博物館では文化交流展示として公開しています。

最大の魅力は、テーマによって5つに分かれているところです。各テーマによって分かれているので、見学していても分かりやすくなっています。また、ガイダンスエリアも設置されているので、どこにどんなテーマがあるのかもわかるようになってます

場所は九州国立博物館の4階になる文化交流展示室にあるのですが、こちらでは約800点近い文化財なども見れるので九州国立博物館の顔とも言われている場所になります。

文化交流の歴史

日本とアジア、ヨーロッパとの文化交流の歴史が全体のテーマとなっているので、旧石器時代から江戸時代までの歴史を見ることができます。

複雑に絡まり合う文化交流ですが、過去の出来事がなければ現在の日本の発展はありえないでしょう。学校で習うような内容や展示物だけでは測り知ることができない、これまでの歴史に触れることができるので見どころが満載と言えるでしょう。

教科書で見た内容に沿って見学していくのも楽しいですし、興味があるテーマから回ってみても良いでしょう。過去の歴史に想いを馳せながら現在との違いを探して見るのもおすすめ。ぜひ、歴史に触れに足を運んでみてください。

見どころ③特別展

九州国立博物館では、常設展示としていつでも見れる展示物とは別に期間限定で行っている特別展もあります。特別展にはテーマが設定されていて、テーマに沿った展示物から歴史を楽しむことができるようになっています。

過去に行っていた特別展では、三国志や世界遺産ラスコー展など豊富な種類があります。特別展は、常設展示とは違い別途で入場料金がかかってきます。開催時期などは、九州国立博物館の公式サイトで確認できるのでチェックしておくのがおすすめです。

見どころ④体験型展示室「あじっぱ」

入場無料で楽しめるあじっぱは、いろんな国の展示を見るだけでなく五感全部を使って体感することができる場所になります。民族衣装を着てみることができたり、展示されている民族楽器を鳴らしてみたりすることもできます。

また、他の国のおもちゃで遊ぶこともできます。そのため、子連れでも一緒に楽しむことができるので家族連れにも人気があります。日本との違いを見つけて見るのも面白いですし、体感することでアジアの広さも実感できるのではないでしょうか。

見どころ⑤ナイトミュージアム

平成29年4月から行っているのが、九州国立博物館のナイトミュージアムです。常設展示や特別展も遅くまで見ることができるようになっています。ナイトミュージアムを行っているはのは、金曜日と土曜日だけになります。

週末には仕事が終わった後などにも立ち寄ることもできるので、人気があります。九州国立博物館の中に併設されているカフェなども、一部は時間を延長して行っているので夜の時間を楽しんでみてください。

見どころ⑥バックヤードツアー

日曜日に九州国立博物館で行っているのがバックヤードツアーになるのですが、一般的には見ることができない博物館の裏側を見ることができるので人気を集めてます。参加費も無料になっているのですが、先着30名限定となっています。

受付時間は12時から14時となっていて、14時から館内の裏側を周り免震層や収蔵庫、文化財保存修復施設などを覗くことができます。所要時間は約50分となっているので、興味のある方は参加して楽しんでみてはいかがでしょう。

見どころ⑦夜のミュージアム・トーク

毎月第二と第四土曜日には、夜のミュージアムトークとしてレプリカに触れたり各種説明を聞いたりと楽しむことができます。拡大投影なども使用して、展示物の説明を行ってくれるので一味違う九州国立博物館を楽しむことができます。

参加は無料で行っているので、開始時間になる18時には指定の場所に移動するだけで楽しめます。夜のナイトミュージアムに参加できない場合には、第二と第四以外の火曜日には昼のミュージアムトークも行なっているので参加してみてはいかがでしょうか。

Thumb「福岡市博物館」で国宝の金印や日本号を鑑賞!アクセス&駐車場情報も!
福岡は古代からアジアへの窓口として歴史、文化、交易の一大拠点でした。誰もがご存知の国宝「金印...

「九州国立博物館」のショップ情報

九州博物館の展示物は、歴史を楽しむことができるのが多いので国の違いも含めて触れて、感じて楽しむことができるでしょう。もちろん、九州国立博物館で楽しめるのはそれだけではありません。

美味しいランチを楽しんだりカフェタイムを楽しんだりもできますし、お土産の購入などもできます。人気商品なども各種揃っているので、ここからはショップ情報について紹介していきます。

お土産はミュージアムショップで!

観光の醍醐味の一つがお土産選びになるのではないでしょうか。九州国立博物館にもミュージアムショップが併設されているので、色々なお土産を購入することができます。ミュージアムショップの場所は、1階のエントラスホールになります。

扱っているのは九州国立博物館に関連する商品だけではなく、九州の名物や特産品もあり約1500種類を超える商品が揃っています。他の場所では購入することができない商品もあるので、九州国立博物館を出る前に立ち寄って覗いてみてください。

オリジナルグッズも手に入る

九州国立博物館の収蔵品をモチーフとして作られた手拭いや、あまおうや鬼瓦などをモチーフにして作られた缶バッジなど九州国立博物館のオリジナルグッズも購入することができます。

他にも展示物をモチーフにしているチケットホルダーなどの使い勝手の良い商品まで揃っているので、九州国立博物館の記念にオリジナルグッズはいかがでしょうか。他では手に入らない商品になっているのでおすすめになります。

オリジナルグッズは、自分へのお土産にもピッタリです。読書が好きな方にはブッククリップなどもあるので、九州国立博物館の思い出をいつでも思い出すことができるでしょう。

九博蒸しきんつばも人気

九州国立博物館のお土産で人気があるのが、九博蒸しきんつばになります。対馬の領主に伝わった偽造銅印を象られているのですが、甘すぎない味に仕上がっているのでおすすめです。周りの餅お薄いながらもしっかりとモチモチ食感を楽しめます。

他にも、九州国立博物館オリジナルの干菓子「和三宝」も他では購入できないお土産として人気を集めてます。虫の絵が描かれたラムネなど、一風変わったお菓子も多数揃っているのでパッケージを見て楽しみながら選んでみてください。

Thumbこれを買えば間違いない!博多駅で買いたいおすすめお土産30選!
福岡県博多は九州最大の都市として多くの観光客が訪れる街です。博多で観光を楽しんだ後に旅をしめ...

グリーンハウスでランチを楽しもう!

九州国立博物館でランチを楽しむ時には、グリーンハウスを利用すると美味しいランチを堪能することができます。九州国立博物館はそれなりの広さがあるので、ゆっくりと見て回ったらランチタイムにピッタリになります。

営業時間は九州国立博物館と比べると短くなっていて、11時から16時までとなっています。また、ナイトミュージアムの期間中であっても、時間は延長していないので楽しむのはランチが一番のおすすめとなっています。

ホテルニューオータニ博多の直営店

有名なホテルニューオータニ博多の直営店として営業しているグリーンハウスでは、手掛けるランチメニューも一流メニューとなっています。店内も一流ホテルでの食事を楽しむ気分を味わえるおしゃれな空間になっています。

九州国立博物館で特別展を開催している時には、期間限定の特別メニューとして特別展に合わせたランチメニューなども行っています。九州国立博物館の展示物を楽しんで、ホテルニューオータニが手掛ける豪華なランチをぜひ堪能してみてください。

本格的な洋食を堪能!

先述したようにホテルニューオータニ博多の直営店になるので、提供しているランチメニューは本格的な料理ばかりです。四季の食材の旨味を活かした料理になるのですが、使用しているのは地元の食材になっています。

つまり、九州の味を楽しむことができるランチメニューになっているということです。太宰府オリジナルメニューとなる梅プリンや、大観苑伝統の上海風焼きそばなどの他では食べられないメニューも揃っています。もちろんニューオータニの特製ランチも提供しているので、ホテルで優雅なランチを楽しむように本格的な味を存分に味わうことができるでしょう。

Thumb太宰府のおしゃれなカフェ12選!古民家風で人気の喫茶店もチェック!
福岡県太宰府市は太宰府天満宮などの有名な観光地がある地域です。そんな太宰府市にはおしゃれな雰...

「九州国立博物館」のアクセス&駐車場情報

九州国立博物館に行ってみようと思っても、アクセス方法などがわからないと向かうことができません。そこで、最後に紹介するのは九州国立博物館までのアクセス情報や車でアクセスした時に便利な駐車場情報になります。

色々な場所も見て回る場合には、九州国立博物館のアクセス方法を知っておくと計画も立てやすくなります。また、事前に駐車場の情報をチェックしておくと便利なので役立ててください。

アクセス情報

まずは電車でアクセスする場合ですが、西鉄太宰府駅とJR二日市駅から徒歩で向かうことができます。西鉄太宰府駅の場合には約10分ほどですし、JR二日市駅の場合は徒歩で約12分ほどです。どちらも徒歩では差異が少ないので、利用しやすい方を選びましょう。

車でアクセスする場合には、太宰府ICか筑紫野ICが最寄りになります。そこからのアクセスは、高雄交差点経由で向かうと車で約20分ほどで到着することができます。

駐車場は?

車でアクセスした時の駐車場ですが、九州国立博物館には第一駐車場と第二駐車場の二ヶ所あります。南側にあるのが第一駐車場で234台停めれる大型の駐車場になっています。こちらは、県道76号線から入ることができるメインの駐車場です。

もう一つの第二駐車場は東側にあり79台停めることができます。県道35線から入ることができるようになっていて、九州博物館の建物の裏側に位置します。どちらの駐車場も有料で、1回500円となっています。

「九州国立博物館」の基本情報

名称 九州国立博物館
住所 福岡県太宰府市石坂4丁目7-2
営業時間 9時半〜17時 金曜•土曜 9時半〜20時
レストラン 11時〜16時
休館日 月曜日(祝日の場合は火曜日)
料金 大人 700円
大学生 350円
アクセス 西鉄太宰府駅から徒歩で約10分
JR二日市駅から徒歩で約12分
太宰府IC・筑紫野ICから高雄交差点経由を車で約20分
駐車場 有(313台)
車 1回500円 バイク 1回250円
URL 公式サイト

「九州国立博物館」は1日中楽しめるスポット!

建物のデザインから始まり、常設展示に期間限定の特別展など見どころが溢れる九州国立博物館に興味を持って行ってみたいと思ってもらえたら幸いです。長い歴史があるから、現在の生活に繋がっていくのを感じながら歴史を歩くのも楽しいのでおすすめです。

また、九州国立博物館には本格的なランチを楽しめたり、子供が遊べるあじっぱもあるので家族で楽しむこともできるでしょう。有名な太宰府天満宮とのお得なチケットもあるので、ぜひ観光を楽しんでみてください。

おすすめの関連記事

Thumb世界に誇るトイレ!「TOTOミュージアム」でその技術や珍土産を楽しむ!
日常に欠かすことが出来ないトイレのミュージアムを皆さんご存知でしょうか。トイレのミュージアム...
Thumb「関門海峡ミュージアム」の観光ガイド!レトロ通りや海峡アトリウムは必見!
福岡県の関門海峡ミュージアムという博物館をご存じでしょうか。大正時代の門司港を再現したレトロ...
Thumb「筑豊炭田」の歴史や観光の魅力とは?遺跡群や歴史博物館を調査!
かつては国内最大級を誇っていた筑豊炭田は、日本の主要の石炭産地でした。長い歴史を持つ場所とし...
Thumb明太子好き必見!博多の博物館「ハクハク」で明太子作りや工場見学!
福岡ナンバーワンのお土産「明太子」。その有名メーカーでもあるふくやさんが、明太子工場「ハクハ...

関連するまとめ

関連するキーワード

Missing
この記事のライター
沖野愛
ライター歴3年目です。調査してまとめるのが好きなので、よろしくお願いします。

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ