「青森県立三沢航空科学館」は国内最大の航空体験施設!展示やアクセス情報!

青森県の三沢市に三沢航空科学館という国内最大の航空体験施設があります。迫力がある航空機の実機や実物大のレプリカの展示を始め、体を使い、科学を楽しく体験できるエリアやアトラクションも揃っているので三沢航空科学館は大人も子供も楽しめる施設になっています!

「青森県立三沢航空科学館」は国内最大の航空体験施設!展示やアクセス情報!のイメージ

目次

  1. 1三沢航空科学館とは
  2. 2航空ゾーンと三沢市大空ひろばの展示
  3. 33つの科学ゾーンで体験
  4. 4三沢航空科学館の詳細情報とアクセス
  5. 5国内最大の三沢航空科学館で航空体験を楽しもう!

三沢航空科学館とは

三沢航空科学館は、平成15年8月8日に開館した青森県三沢市の三沢大空ひろばの一角にある、「大空」と「飛翔」をテーマにした航空施設です。三沢航空科学館では迫力満点の実機や実物大の航空機を間近で見れます。館内は入館料金がかかりますが、大空ひろばは無料で見学できます。

青森三沢市にある国内最大規模の航空ミュージアム

三沢航空科学館は青森県内のみならず、国内最大の航空ミュージアムとなっています。1階と2階から構成される館内は、吹き抜け構造になっており、見ごたえのある展示が盛りだくさんです!

子供も大人も楽しめる施設

三沢航空科学館の館内には航空機や戦闘機の実機をはじめ、実物大のレプリカの機体が展示されています。また1階、2階ともに科学を楽しく体験できるエリアやイベントがいくつもあるので、三沢航空科学館は大人も子供も楽しめる施設となっています。

屋外には三沢市大空ひろば

三沢航空科学館の屋外の大空ひろばには、子供が楽しめる遊具とともに実機の航空機が展示されています。日本とアメリカの航空機10機が展示されており、なかには機内見学や搭乗体験ができる航空機もあります。実際に飛行していた航空機を間近で見ることができる迫力満点の公園です。

航空ゾーンと三沢市大空ひろばの展示

三沢航空科学館は、航空機ファンなら堪らない展示が館内、館外でも楽しむことができます。館内に航空機が展示されている航空ゾーンと、館外に展示されている大空ひろばの航空機をご紹介します。どれも必見です!

航空ゾーン展示①ミス・ビードル号

オレンジ色の機体が目を引くミス・ビードル号は、世界で最初に日本からアメリカまでの太平洋無着陸横断飛行に成功した記念すべき飛行機です。日本から出発する際の離陸場所が、三沢航空科学館のある三沢市ということもあり、ミス・ビードル号は三沢市に関わり深い飛行機となります。

航空ゾーンでは、実物大のレプリカの展示がしてあります。間近で見ることができるミス・ビードル号の機体は迫力があります。

航空ゾーン展示②一式双発高等練習機

一式双発高等練習機は、第二次世界大戦時の日本の練習機です。2010年に当時の機体が十和田湖で発見され、2012年に約69年ぶりに湖底から引き上げられました。歴史的にも大変貴重な実物を三沢航空科学館で目にすることができます。

航空ゾーン展示③YS11と零戦21型

YS11は、第二次世界大戦後に日本のメーカーが開発した初の旅客機です。航空ゾーンにはその実機が展示してあり、さらには機内を見ることも可能です。

「ぜろせん」や「れいせん」と呼ばれている零戦21型は、第二次世界大戦中活躍した艦上戦闘機です。三沢航空科学館では、映画撮影で使用された実物大のレプリカを展示してあります。

大空ひろば展示④F4(ファントム)とF16

三沢航空科学館の外にある大空ひろばには、いくつもの航空機の展示がされています。アメリカ海軍が使用していた戦闘機、F4はアメリカを始め、多くの国で戦闘機として使用されていました。大型の翼とジェットエンジン搭載の機体が特徴です。

F6は第二次世界大戦中に使用された艦上戦闘機で、通称「ヘルキャット」と呼ばれています。操縦のしやすさと丈夫な機体は、当時主力戦闘機として活躍していました。

大空ひろば展示⑤F-104JとT-3

F104-Jは超音速ジェット戦闘機で、日本の航空自衛隊最初の超音速ジェット機として活躍していました。機体は搭乗体験ができます。T-3は、航空自衛隊のパイロットの訓練課程で一番初めに受ける、空を飛ぶ訓練を受ける際に使われる練習機です。こちらも同じく搭乗体験ができます。

大空ひろば展示⑥UP-3A

UP-3Aは、米海軍の司令官が移動用に使用していた機体で、対潜水艦戦を重視して造られた対潜哨戒機P-3Aを輸送機として改造したものです。この機体も搭乗可能で、コックピットを間近で見れます。UP-3Aと他にも陸上自衛隊機OH-6DとLR-1の機が9時~17時の間機内見学ができます。

3つの科学ゾーンで体験

三沢航空科学館には、大人も子供も楽しんで科学に触れ合えるテクノワールド、アクティブワールド、ディスカバリーランドの3つの科学ゾーンがあります。ここではそれぞれ体験できる内容をご紹介します。

テクノワールド

テクノワールドでは、飛行の仕組みを体験しながら学べるエリアとなっています。三沢航空科学館では子供が科学に興味をもてるような、楽しいアトラクションが揃っています。

体験①あなたもパイロット

テクノワールドでは、飛行機の操縦体験ができます。2名入れるボックス型のフライトシュミレーターに乗り、本物さながらの操縦機を操作し、実際に飛行機を操縦しているかのような体験ができます。体験時間は約10分で、三沢航空科学館で一番人気のアトラクションです。

体験②月の重力を体験しよう

テクノワールドでは月の重力を体験できます。ワイヤーと錘を使った装置で地球の重力の1/6である月の重力を歩く疑似体験ができます。こちらのアトラクションは30kgから80kgまでの体重制限があります。

アクティブフィールド

三沢航空科学館の本館1階にあるアクティブフィールドは、見たり、触れたりと大人と子供が一緒に体を動かしながら科学を学べるエリアになっています。またアクティブフィールド内に科学実験工房があります。

体験①力を伝える

アクティブフィールドには、力学を体験できるものもあります。少さな力で重たい物を引上げる体験や、ギアの大きさを自分で考えながら変えることによってギアの性質を知る体験、回転する運動を上下する運動に変える運動の伝達方向の変化などを体験できます。

体験②凸レンズと凹レンズ

アクティブフィールドには、実際に動かすことができる直径120センチメートルの大きなプラスチック製の凸レンズと凹レンズがあります。これを動かし、焦点を変えることによって反対側の見え方が変わり、凸レンズと凹レンズの性質を体感しながら学べます。

ディスカバリーランド

ディスカバリーランドでは、自然界での飛翔のメカニズムについてや、空で起こる現象や自然のエネルギー見たり、体感しながら学べます。

体験①紙飛行機を飛ばそう

科学実験工房では、紙飛行機の製作ができます。6種類ある飛行機の型から1つ選び、ハサミとノリを使い作りあげていきます。自分の好きな色やデザインを描いたりすることもできるのでオリジナルの紙飛行機ができます。

完成したら翼はどの角度にすればよく飛ぶのかを考えながら翼の角度を調整し、実際の飛行機の飛ぶメカニズムを考えることができます。製作時間は約1時間で、1回につき先着6名までです。参加希望の方は開催時間の1時間前に科学実験工房へお申し込みください。

体験②ボールサーカス

ボールが様々な仕掛けを進んで転がっていく装置を見れます。ボールが仕掛けを進むごとに様々な現象が引き起こされ、その都度エネルギーの形が変わっていく様子をイメージしているそうです。様々な変化を起こしながら仕掛けを進むボールの動きに目が釘付けになります。

三沢航空科学館の詳細情報とアクセス

三沢航空科学館では常時イベントが行われていたり、お土産ショップやカフェがあります。また三沢航空科学館までのアクセスについては無料シャトルバスや広い駐車場があるので比較的アクセスはスムーズになっています。ここでは三沢航空科学館の入場料金などの詳細情報とアクセスをご紹介します。

施設の詳細情報

ここでは三沢航空科学館の施設の詳細情報をご紹介します。館内には航空機の展示以外の施設もあるので、時間を忘れて楽しむことができます。

科学実験工房では実験体験やイベントも

三沢航空科学館には科学実験工房があります。ここでは科学実験体験やワークショップを常時約200のテーマを用意しており、子供たちが楽しく科学に触れることができます。また工房には常にインストラクターがいるので気軽にサイエンスショーや、科学の原理を使ったおもちゃを楽しめます。

三沢航空科学館では毎月様々なイベントが開催されているので、いつ来ても子供と一緒に楽しめます!イベント情報は三沢航空科学館の公式ホームページに掲載されているので今月はどんなイベントが行われているか確認してからお出かけするのもいいですね。

ミュージアムショップでお土産選び!

ミュージアムショップには、三沢航空科学館にちなんだオリジナルグッズなどのお土産をはじめ、飛行機関連のお土産から記念品なども購入できます。三沢基地オリジナルのカレーなどもあり、充実した品揃えとなっています。

三沢航空科学館のお土産コーナーは、一般的なお土産から変り種のお土産なども取り揃えているので、見ているだけでも十分楽しめます!

ひこうきカフェ

ひこうきカフェは、三沢航空科学館内で唯一の飲食施設です。こちらのカフェにはバリバリフランクカレーという見た目がインパクトのあるカレーをはじめ、ラーメンなどもいただけます。航空科学館のカフェということもあり、カフェのメニューは機内食風のトレーに入れて提供されています。

ご当地のビールもいだたけ、品揃え十分なカフェです。ひこうきカフェの窓からは大空ひろばを眺めることができるので、館内での一休みにおすすめの場所です。

開館時間と休館日・入館料金

三沢航空科学館の開館時間は9:00~17:00で、最終入場は16:30です。毎週月曜日が休館日ですが祝日の場合は翌日が休館日となります。また毎年年末の12月30日~翌年1月1日も休館です。予告なく休館する場合もあるので、事前に三沢航空科学館の休館日を確認してからお出かけください。

三沢航空科学館の入館料金は一般510円、高校生300円、中学生以下無料。20人以上の団体の入館料金は一般410円、高校生240円、中学生以下無料です。

三沢航空科学館へのアクセス

三沢航空科学館までのアクセスは、無料シャトルバスの利用か車がおすすめです。どちらもスムーズにアクセスできるので、自分の都合の良いアクセス方法でお出かけください。

土日祝は三沢市の無料観光バスが便利!

三沢市では、土日祝日限定で観光地を巡回している無料シャトルバスがあります。三沢駅や三沢空港にもバス停があるので気軽に利用でき、三沢航空科学館の目の前に停まるためアクセスがとてもスムーズです。

JR三沢駅から車で15分!駐車場あり

三沢駅から三沢航空科学館まで片道約8キロメートルあり、車で約15分で到着します。三沢航空科学館の駐車場は大空ひろば内に第1から第4、さらに臨時駐車場まであり、普通車は324台、大型車は6台駐車でき、身体障害者用駐車スペースは合計4台あります。

国内最大の三沢航空科学館で航空体験を楽しもう!

現役で使用されていた航空機から、歴史ある航空機のレプリカまで数多くの迫力ある機体を一度に見れるところは国内でも青森県の三沢航空科学館だけではないでしょうか?子供や大人まで楽しめる科学イベントも盛りだくさんで、一日があっという間にすぎてしまいますね。

青森県と関わり深い航空史を学びつつ、科学を楽しくイベントとして触れることができるのも三沢航空科学館の魅力のひとつです。また三沢航空科学館ならではのお土産もたくさん取り揃えています。青森へお出かけした際はぜひ三沢航空科学館で航空体験を楽しんでください!

三沢航空科学館の基本情報

【名称】 青森県立三沢航空科学館
【住所】 〒033-0022青森県三沢市大字三沢字北山158
【営業時間】 9:00~17:00(入場は16:30まで)
【料金】 個人料金
一般:500円、高校生:300円、中学生以下無料

団体料金(20人以上)
一般:410円、高校生:240円、中学生以下無料
【アクセス】 三沢空港より車で6分
JR「三沢」駅より車で15分
【公式HP】 https://www.kokukagaku.jp/

おすすめの関連記事

Thumb【決定版】青森の観光名所ランキングTOP35!おすすめスポット厳選!
青森は春夏秋冬を通して楽しめる観光名所がたくさんあります。春の桜、夏の緑、秋は紅葉そして冬の...
Thumb青森のおすすめ美術館7選!2大美術館や穴場のアートスポットを紹介!
青森にはおすすめの美術館や穴場のアートスポットがたくさんあります。青森で美術館巡りをするなら...
Thumb「青森銀行記念館」はレトロな洋風の重要文化財!入場料や駐車場は?
「青森銀行記念館」をご存知ですか?東京2020に向け、建築ラッシュが進む各地。新しい建築に囲...

関連するまとめ

関連するキーワード

Original
この記事のライター
Natsumi0723
古事記や日本史に関わる神社仏閣などの観光スポットが好きで、思い立ったらすぐ計画を立てます。海外での2ヶ月キャンプ生...

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ