行列必須の和菓子店「最上川千本だんご」へ!1日1000本売れる団子?

山形県大石田町にある「最上川千本だんご」は週末になれば県外からも観光バスがやってくる行列必須の和菓子屋として知られ、材料を吟味し、添加物が入らない昔ながらの製法で、定番ものに加え数多くの季節限定や創作メニューが人気です。今回は「最上川千本だんご」を紹介します。

行列必須の和菓子店「最上川千本だんご」へ!1日1000本売れる団子?のイメージ

目次

  1. 1最上川千本だんごとは
  2. 2最上川千本だんごの特徴
  3. 3最上川千本だんごの店内の様子
  4. 4最上川千本だんごが人気の理由
  5. 5最上川千本だんごのおすすめメニュー
  6. 6最上川千本だんごの絶品団子を味わおう!

最上川千本だんごとは

最上川千本だんご

出典:https://www.flickr.com/photos/zunsan/29254329766/sizes/l/

山形県大石田町にある「最上川千本だんご」は、みたらしやあんこ、ごま、ずんだんなど定番もののお団子に加え、様々な創作だんごや季節限定のだんごなど沢山の種類が店頭に並び、店内で食べたり、持ち帰りもできる和菓子屋さんです。

そして、週末ともなれば、県外からも観光バスがやってきて、営業時間前から行列待ちが始まることもあります。今回は、この山形県大石田町にある「最上川千本だんご」を紹介します。

お団子が人気の行列必須の和菓子店

「最上川千本だんご」のお団子は、種類が豊富であることもさることながら、そのもちもちふわっとした食感と、こだわりの製法で作られた翌日には固くなってしまうという本格的な味わいが人気で、土日休日などは開店時間前から行列必須のこともある和菓子屋さんとして知られています。

最上川千本だんごの基本情報

住所 山形県北村山郡大石田町大字大石田乙76
営業時間 8:30~17:30
定休日 無休
料金 ~999円
アクセス 山形市より国道13号線を北に車で60分
大石田駅より車で3分、徒歩で15分
山形空港より車で30分
駐車場 有り
公式HP https://www.ic-net.or.jp/home/tofu83/

アクセス方法&駐車場情報

「最上川千本だんご」へのクセスは、徒歩の場合、近くのJR大石田駅より徒歩で15分かかります。また、車でアクセスする場合は、山形市街からであれば国道13号線を北に向かい60分、JR大石田駅からは3分、そして、山形空港からは30分かかります。

そして、「最上川千本だんご」の駐車場も整備・拡張され、現在では普通車が約40台と、大型観光バスが2台駐車できるようになっています。また、この和菓子屋さんのご厚意で、最上三十三観音第二十九番札所西光寺に参拝する際にも駐車場を利用できます。

最上川千本だんごの特徴

最上川千本だんご

出典:https://www.flickr.com/photos/zunsan/29254331296/sizes/l/

山形県大石田町にある「最上川千本だんご」は最初は店の向かい側にあるお豆腐屋さんが、豆腐を作る際に出る大量の湯気を利用して、だんごづくりを始めたのがきっかけです。

そして、そのこだわりのある作り方と味わいが徐々に地元で人気となり、ある日、山形市のデパートに出店したことをきっかけに大ブレークして人気となり、それから、お団子の種類を増やし、そのユニークなメニューでも知られる和菓子屋さんになっています。

特徴①山形県大石田町のお豆腐屋さんが営む

先述したように、この「最上川千本だんご」は元々はお豆腐屋さんで細々と作られていたのですが、材料と作り方にこだわった結果、時間が経過して翌日には固くなってしまうという一見ネガティブな説明が、逆に山形市のデパートの販売で受け入れられました。

そして今では、この翌日には固くなってしまうほどの本格的なお団子づくりの精神が人気となり、種類豊富なメニューと相まって土日休日には駐車場に車を停め、営業時間前から行列待ちができるほどの人気の和菓子屋さんになっています。

特徴②人気のお団子は1日1000本売れる

山形県大石田町にある「最上川千本だんご」のお団子は、添加物を加えず県内産の食材を使用して一本一本丁寧に時間をかけて作られているのですが、その本格的な作り方ゆえに、翌日には固くなってしまいます。

そして、「最上川千本だんご」の一見ネガティブなこの特徴が、逆に本格的な美味しいお団子として認められ、山形市のデパートでの販売では、一日で1,000本ものお団子が売れたことから「最上川千本だんご」の名前が付いています。

特徴③県内外から観光バスも訪れる人気店

販売当初は地元の人たちを対象に販売していた「最上川千本だんご」ですが、山形市のデパートでの大ブレークをきっかけに人気が出始め、種類豊富なメニューや季節限定メニューなど、この店でしか味わえないような品揃えが更に人気に拍車をかけています。


そして「最上川千本だんご」は、今では県外からも観光バスも訪れるほどの名店となっていて、駐車場待ちの車も出始める状況になってきたことから、お店としても、増えつつあるお客様のために、駐車場を整備・拡張しています。

特徴④昔ながらの製法にこだわっている

「最上川千本だんご」は、地元でとれたうるち米をしっかりと時間をかけて蒸してから搗いてつくり、しかも食品添加物を一切入れずにその日その日に消費するだけの分を提供するという昔ながらの製法にこだわっている和菓子屋さんです。

そして、沢山の種類のメニューがありますが、店頭では注文を受けてから、一本一本丁寧に時間をかけてあんをたっぷりと塗るというこだわりぶりです。また、持ち帰りにしても、その美味しさを直ぐ味わおうと、駐車場に停めた車の中でほおばる姿も見られます。

最上川千本だんごの店内の様子

最上川千本だんご

出典:https://www.flickr.com/photos/zunsan/29254330136/sizes/l/

山形県大石田町にある「最上川千本だんご」の店内は、茶屋をイメージしたつくりになっており、店に入るとすぐのところにお団子の新作メニューや限定メニューが並び、その両脇に注文を受け付けるレジと、注文したお団子を受け取る処があります。

そして、メニューの種類が沢山あって選ぶのに時間がかかり苦労するほどですが、レジで注文すると直ぐに、その隣ではメニューごとに担当スタッフが並び、リレー方式で注文に応じたあんをたっぷりとお団子に載せていき、そのお団子は持ち帰りもできますが、店内でいただくこともできます。

店内の様子①茶屋をイメージした内装

「最上川千本だんご」の店内は、山形の田舎の茶屋をイメージしたようなデザインで、スタッフの出で立ちも、峠の茶屋でお茶をふるまう娘さんのようで、行列待ちをしてちょっと疲れたお客さんもホッとするような空間を作り出しています。
 

店内の様子②座れるイートインスペースを完備

また、「最上川千本だんご」では持ち帰りもできますが、店の中のイートインスペースを利用して、入り口から直ぐのところの囲炉裏の辺りに座ったり、用意された椅子席で、田舎の茶屋のようなどこかのんびりした風情の中で、できたてお団子を味わうことができます。

そして、中にはイートインスペースが一杯だからと、駐車場に停めた車の中で出来立てのお団子を頬張る方もいるようです。

子連れや高齢者に嬉しいお座敷も

さらに嬉しいことに「最上川千本だんご」の店の奥には、昔の家の蔵を利用したお座敷が用意されているため、子連れのファミリーや高齢者など、広いスペースでゆっくりと時間をかけてお団子を味わうことができます。

また、この趣ある蔵の風情が心地よく、季節になるとひな壇が飾られたり、田舎の旧家のくらしを垣間見るような体験もできますので、時間があるようでしたら、是非、このお座敷でお団子をいただくことをおすすめします。

店内の様子③ガラス越しに厨房を見学できる

また、「最上川千本だんご」のお店から奥のお座敷へ向かう途中には、お団子をつくっている厨房があり、お団子づくりの様子を見学することもできますが、行列待ちをしている人達が厨房をのぞき込む光景も見られます。

これは、お店の理念としてある、お店は常にお客様との関係を大事にする、という考え方から、お団子づくりの現場もすべてお客様にオープンにして、持ち帰りのお客様やイートインを利用するお客様に接するという気持ちの表れと言えます。

最上川千本だんごが人気の理由

これまで「最上川千本だんご」の特徴について紹介してきましたが、さらに踏み込んで、「最上川千本だんご」が多くの人たちに受け入れられ、行列必須の人気となっている理由について紹介します。

理由①添加物が一切不使用

今、世間で売られているお団子の中には、見た目の色や食感を整え、そして日持ちさせるために様々な食品添加物を入れたものが見られますが、この「最上川千本だんご」のお団子は一切の添加物を使用していません。これが行列待ちとなる一つの理由と言えます。

そのため、日持ちせず翌日には固くなってしまうのですが、その分、しっかりと米を蒸し、搗いてつくっていますので、できたてはもちもちフワッとした食感を楽しむことができます。そして、持ち帰りの場合は、当日中に全て食べてしまうのが基本です。

理由②県内産の食材を使用して作る

「最上川千本だんご」のお団子は、一切の添加物を使用していない分、使用する材料にはとにかくこだわっています。お団子の原料はすべてお米100%、そして、例えばずんだんのあんも100%枝豆を使うというこだわりようです。

理由③一本一本あんを塗るのは注文を受けてから

この手作り感にあふれた「最上川千本だんご」ですが、その美味しさを際立たせているのが、レジで注文を受けてから、その注文に応じたあんを載せているという点です。何故、あんを塗ると言わないで載せると言っているかというと、とにかく、あんの量が半端なくこれでもかとお団子に載せてくるからです。

いや、載せるというよりも、あんで包んでいると言った方が適切かもしれません。そしてこのあんも添加物を一切使用していない天然素材ですので、お団子そのものの美味しさと相まって、子供も大人も極上の和菓子を堪能することができます。

理由④うるち米を使ったモチモチのお団子

「最上川千本だんご」のお団子には100%お米を使っていますが、そのお米も地元のうるち米で、ごはんが美味しいと評判のはえぬきを使用しています。そしてお団子づくりを始めた当時の蒸し器によって、日によって変わる気温や湿度を考えながらお米のふかし方を変えて丁寧につくっています。

理由⑤様々な種類のお団子を楽しめる

「最上川千本だんご」の人気の理由として、メニューの種類が豊富という事も外せません。定番メニューとしては「ずんだん」「しょうゆ」「ごま」「あんこ」「くるみ」そして「焼き」のお団子があります。

そして、この定番メニューに加え、期間限定や新作メニューも登場し、リピーターを飽きさせず、というより嬉しい悲鳴を上げさせ、かつメニュー選択を悩ませる工夫と、新しいお客様を呼び込む目玉となっており、行列必須の一つの理由と言えます。

理由⑥持ち帰りをすることができる

この「最上川千本だんご」のお団子とあんの絶妙な味わいはイートインコーナーや奥のお座敷で堪能することができますが、もちろん、この贅沢な和菓子ともいえるお団子を自宅でも楽しめるよう持ち帰りにも対応しています。

そして、持ち帰りは消費税が8%で済むという嬉しさもありますが、美味しくいただけるのは当日中となっていますので、沢山買いすぎて食べきれなかったという事のないように、持ち帰りは当日食べる分だけ買うようにしましょう。

また、持ち帰りで購入後は、駐車場に停めた車の中で出来立てのお団子を味わうこともできます。

最上川千本だんごのおすすめメニュー

それでは「最上川千本だんご」の種類豊富なメニューの中から、おすすめの人気メニューとなっているお団子を紹介します。田舎の茶屋の風情があるイートインコーナーで楽しくいただくのもよし、持ち帰りで自宅で家族と味わうのもよいでしょう。

ただし、お団子メニューの中には、持ち帰りできないものもあるので、その時は、イートインや、奥のお座敷、そして、店先にあるベンチや駐車場に停めた車の中で食べるのが基本です。

おすすめメニュー①しょうゆだんご

「最上川千本だんご」で最初にお団子を食べるとしたら、やはり定番の「しょうゆだんご」(123円)は外せません。創業当初からの味を受け継ぎ、照りのあるみたらしの甘しょっぱさがもちもちのお団子に絡みついて、絶妙な味わいです。

おすすめメニュー②ナッツだんご

「最上川千本だんご」の2番目に紹介するのは「ナッツだんご」(150円)です。このお団子はカリフォルニアでとれたくるみを使いあんにしたもので、お団子本体が見えなくなるほどにコクのあるとろっとしたナッツあんで包まれています。

ほかに、山形県産のくるみを使用した「くるみだんご」もありますので、その味わいの違いを食べ比べてみるのも良いでしょう。

おすすめメニュー③ずんだんだんご

「最上川千本だんご」の3番目に紹介するのは「ずんだんだんご」(163円)です。山形県と言えば、ずんだんもちが有名ですが、このずんだんは枝豆をすりつぶしてあんにしたもので、独特の甘さと風味がやみつきになります。

ほかに、山形県鶴岡市でしか栽培していない枝豆の王様「だだちゃ豆」を使った「だだちゃ豆ずんだんだんご」(255円)もありますので、どちらも食べ比べをしてみて、味わいと風味の違いを感じてみるのもおすすめです。

おすすめメニュー④焼きのりみたらし

「最上川千本だんご」の4番目に紹介するのは「焼きのりみたらしだんご」(220円)です。このお団子は、その形がユニークで、秋田のきりたんぽのような丸長い形をしています。そして、その焼いたお団子をみたらしに存分に浸し、刻みのりをかけてあります。

きりたんぽのような焼いたお団子の香ばしさともちもちとした食感、刻みのりの風味そしてみたらしの甘じょっぱさとの相性が好評の一品です。

おすすめメニュー⑤焼きみそバターだんご

「最上川千本だんご」の5番目に紹介するのは「焼きみそバターだんご」(330円)です。このお団子は一見「何? 」とクエスチョンマークが頭をよぎる、そんなユニークな風貌のお団子です。

そのユニークな理由は、糸状になったバターです。そのバターが、味噌で包まれた焼き団子の上にふんだんに振りかけられていて、甘辛の味噌とバターが口の中で混ざり合い、味噌の風味の中にまったりとしたバターのコクを感じることができるおすすめの一品です。

おすすめメニュー⑥季節限定団子

「最上川千本だんご」の6番目に紹介するのは「季節限定商品」です。季節の移ろいに合わせて、この「最上川千本だんご」では、様々な限定商品が登場します。たとえば、3月中旬から5月上旬のイチゴの季節には、「いちごちゃん」(250円)が登場します。

また「最上川千本だんご」では、秋になると秋限定の「さつまいもだんご」(265円)が登場します。黄金色に輝く上質なサツマイモのあんは、栗きんとんのようで、その舌触りとサツマイモ独特の甘さとともにお団子の食感が堪らない一品です。

そして「最上川千本だんご」では、5月になると季節限定で「はちみつレモンだんご」(260円)が登場します。はちみつのコクのある甘さとレモンの酸っぱさとがコラボし、爽やかな味わいが人気です。

最上川千本だんごの絶品団子を味わおう!

山形県大石田にある「最上川千本だんご」は、昔ながらの作り方で、種類豊富なメニューのお団子を提供している和菓子屋さんです。翌日には固くなってしまうという本格的なお団子が好評で、営業時間前から行列待ちをする人がいるほどの人気店です。

駐車場も整備されており、持ち帰りもできますので、県外からも沢山の人が訪れます。そして、種類豊富なメニューに頭を悩ませながら、時間をかけて行列に並ぶ人の様子が何故かウキウキしているように見えるほど評判のこの和菓子屋さんのお団子を一度味わってみることをおすすめします。

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この記事のライター
Yoshi
お仕着せの旅行ではなく、自分でプランを立てて歩き回るのが好きです。趣味は、温泉・ゴルフ・徘徊・お酒・料理・妄想・音...

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