2019年11月05日公開
2020年04月03日更新
室蘭八幡宮で開運&商売繁盛祈願!御朱印やお守りを紹介!別名「鯨八幡」?
鯨八幡と呼ばれている北海道室蘭市にある室蘭八幡宮、鯨を売って造営費用に充てたことからそう呼ばれるようになったとのことで、室蘭八幡宮のご利益は出世開運、商売繫盛、港町の室蘭市に相応しい航海安全、豊漁祈願など、鯨八幡とはどんな神社なのでしょうか。

室蘭八幡宮とは
室蘭八幡宮は、明治元年に函館八幡宮の御分霊を奉斎したことを創祀として建立された神社で、その6年後に札幌本道が開通して市民らがその道路沿いに移住してから新室蘭市ができ、そんな移住してきた住民らから氏神様を作ってほしいとの要望があり、札幌本道が開通した2年後に現社地に遷座して現在に至ります。
また遷座の際に鯨を捕獲して売り、造営・遷座の費用に充てたことから、「鯨八幡」とも呼ばれるようになりました。
開運&商売繁盛祈願で人気のスポット!
室蘭八幡宮(鯨八幡さま)の鯨の絵馬、新しいデザインの方とすごく迷ったんだけど、こうして神棚のところに置かせていただくと海の青が映えるから、こっちにして良かった (*´ω`*) pic.twitter.com/QzJ4WlQSle
— 冬野ひつじ(羊野ふゆ) (@HITUJI_TOUNO) November 16, 2016
室蘭八幡宮は出世開運、五穀豊穣、商売繁盛にご利益があり、出世したいビジネスマンや経営者、これから起業していこうと思っている起業家などに良いご利益となるでしょう。
また港町室蘭市ならではの航海安全、豊漁祈願、水難守護のご利益があるので、船舶関係の仕事をされている方、漁師の方の参拝が後を絶たないようです。
室蘭八幡宮様にお詣りし、測量山に登りました。ここからの景色もなかなか。 pic.twitter.com/7eiR6Xw9ei
— くらりす (@ClariSism) August 12, 2018
母なる海は命を生み出しもしますが、命を奪いもします。そんな母なる海の気まぐれを、この室蘭八幡宮は鎮めてくれるのでしょう。船舶関係の仕事をされている方、漁師の方にはぜひ事故の起こらないよう室蘭八幡宮に見守ってもらいましょう。
では、ここからは、そんな室蘭八幡宮の魅力、どんな厄払いをしているのか、御朱印は、お守りやお祭り、営業時間などの詳細を順を追って見ていきます。
アクセス詳細
室蘭八幡宮へはどういったらよいでしょうか?室蘭八幡宮の最寄り駅はJR室蘭駅になり、室蘭八幡宮はそこから徒歩10分の距離にあります。車でドライブがてら訪れてみるのも良いですが、駅からも近いので電車で行くのも良いですね。
「室蘭八幡宮」基本情報
室蘭八幡宮! pic.twitter.com/YfDkwx5fGX
— みど子🌈 (@mido_muroran) April 30, 2019
【名称】 | 室蘭八幡宮(ムロランハチマングウ) |
【住所】 | 〒051-0022 北海道室蘭市2丁目9-3 |
【アクセス】 | JR室蘭駅から徒歩で10分 |
【料金】 | 祈祷料などは直接神社にお尋ねください。 |
【公式HP】 | https://www.jalan.net/kankou/spt_01205ag2132080705/ (じゃらんネット) |
【備考】 | TEL:0143-22-2428 |

室蘭八幡宮の魅力とは?
室蘭八幡宮の魅力といえば、特徴的なのは別名で鯨八幡と呼ばれているところです。鯨を売ったお金で造営された神社で、鯨をモチーフにしたお守りなどがかわいらしいと評判です。
また、境内にある見事なソメイヨシノの桜が室蘭市の標本木になっているということで、桜の名所にもなっていますし、鳥居から境内への200段の階段は圧巻です。
久々に室蘭に帰ったけど、初めて室蘭八幡宮に行ってきた
— ホームシック男 (@muroranlove) June 22, 2018
めっちゃ素敵な…なんかジブリの世界みたいだった
ほら、こういう素敵な場所が沢山あるから俺ホームシックになっちゃうんだよチクショー pic.twitter.com/Hq3Hkaubxl
さて、そんな室蘭八幡宮、別名鯨八幡の歴史や魅力、どんなものが特徴的なのか、一つ一つ見ていきましょう。
室蘭八幡宮の歴史
室蘭八幡宮にお詣り。 pic.twitter.com/XqZBSunVka
— Kazuki@NEWERA (@ulenamm) May 28, 2017
元々は函館八幡宮より分霊を奉斎し、室蘭市の崎守町の現崎守神社に創祀されましたが、その後北海道本道ができ、その本道沿いに移住した住民らが氏神を希望したことにより、琴平神・保食神を合祀して現在地に遷座したという経緯に至ります。
また、創祀する際に鯨を売ってその費用にしたことから、別名鯨八幡と呼ばれるようにもなりました。
別名は鯨八幡とも呼ばれる
室蘭八幡宮が創祀されたころ、日本にはまだ捕鯨文化(ほげいぶんか)というものが盛んで、鯨の肉は日本人にとって貴重なタンパク源でした。日本各地にはそんなありがたい存在の鯨を祭った神社がそこかしこにあります。
ここ室蘭八幡宮も創祀するときに鯨を造営費用に充てたことから、別名で鯨八幡と呼ばれています。御朱印にも鯨八幡と書かれており、またお守りや絵馬に鯨の絵が描かれており、密かにかわいいと評判になっています。
鯨八幡で有名な室蘭八幡宮へ来ました。
— おやこKujira 🐳 11/3うみたかマルシェ、海ものづくし (@Oyakokujira) June 7, 2019
お目当ての御守り(^^)#室蘭 #室蘭八幡宮#鯨八幡 pic.twitter.com/fXlPuzzZzI
別名鯨八幡、鯨は海の世界で一番大きな生き物です。そんな鯨の神様が航海という人生の旅の安全を守り、その厄払いをして、大きな飛躍へと開いた運を運んでくれるでしょう。
鳥居が3つある?
桜きれいでした🌸
— tomo (@tomozo_Colors) May 4, 2019
室蘭八幡宮 pic.twitter.com/KmcIbYNzjq
室蘭八幡宮には鳥居が三つあります。一つ目は入り口200段の階段の前に立派な構えの鳥居があります。次は一生懸命200段の階段を登り切ったところにあります。そして、三つ目の鳥居は本殿の前で、訪れる人たちを迎え入れてくれています。
三つもある鳥居にものすごい室蘭八幡宮の守護の強さと厄払いを感じます。ぜひ、訪れてみたいものです。
200段の階段
室蘭八幡宮⛩
— Oggi (@kasumishicho) November 3, 2019
旧室蘭駅舎ほど近くにある神社
高台にあるので、景色もええ所やった😊 pic.twitter.com/V7fYjVFLLD
室蘭八幡宮には200段もの階段があります。本殿まではの道のり、まるで人生の階段をひとつひとつあがるような、そんな哲学が含まれているような長い階段です。
一段一段登りながらその厄払いをして神様へと近づいていく、人生の修行のようですね。個人的には神様からの粋な計らいに思えます。
室蘭八幡宮の御祭神は?
道央の神社参拝3 室蘭八幡宮
— T.JIMBO (@norn777) October 7, 2018
白鳥大橋を渡り測量山へ。室蘭総鎮守。函館八幡宮からの分霊・誉田別尊と、保食神と琴平神を祀っています。
下で車から降り、階段を200段登って息切れ。立派な流造の社殿で風格があります。 pic.twitter.com/gZtIeNHRjO
さて、室蘭八幡宮のご祭神はどんな神様たちでしょうか?室蘭の町を、訪れる人たちを守り厄払いをしてくれ、そして導いていくそんなご祭神様たち、さっそく見ていきましょう。
誉田別尊
誉田別尊は応神天皇と呼ばれていて、日本で最も多いとされる八幡社の主祭神になっています。武家の神、託宣の神、国家鎮護の神などで、出世開運、武運長久などのご利益があります。室蘭八幡宮で誉田別尊に人生の厄払いをして開運を呼び込んでもらいましょう。
保食神
保食神(うけもちのかみ)は穀物・農業を司る女神です。口などから食物を出す穀物神であることから、五穀豊穣のご利益があります。人は食べて生きていく生き物、保食神のありがたさを感じてお参りしたいものですね。
琴平神
琴平神は、海の安全、航海の安全、漁師の商売繫盛、豊漁祈願を守る神様です。金毘羅(こんぴら)さんと呼ばれて親しい神様です。
海は人が誕生した生命の出発点、そんな人の歩む道を導いてくれる、その安全を見守ってくれ厄払いしてくれる、また、商売繫盛、豊漁祈願豊かな利益を生み出すことに力を貸してくれるそんな海の神様です。
室蘭神楽
少なくとも半世紀以上途絶えていたという室蘭市指定民俗文化財「室蘭神楽」の演目「乙女舞(おとめまい)」を、室蘭市内の女子高校生3人が14、15の両日、室蘭八幡宮祭典で舞った。https://t.co/kNYSpctBsp pic.twitter.com/IYLc8dDWpC
— YUUJI 〈イケてるG3応援隊〉 (@0002Ka) August 15, 2017
室蘭神社にある室蘭市指定民俗文化財「室蘭神楽」、その「室蘭神楽」とは一体どんな文化財なのでしょうか。
「室蘭神楽」の歴史は、新潟県三条市伝承の三条神楽が室蘭八幡宮に奉納されたのが始まりです。以来現在まで継承されており、演目は全部で33舞あり、鯨八幡と呼ばれているだけあり、「鯨神の舞」が室蘭神楽の特色となっています。
子供たちが練習している
「室蘭神楽」は、小さなお子様から高校生まで、子どもたちが楽しく練習しています。日本の文化、室蘭市の指定民俗文化財を肌で感じて大人になっていく、そして延々と引き継いでいく、なんてすばらしいのでしょう。
室蘭八幡宮のご利益は?
室蘭八幡宮。鯨八幡とも。御朱印、電話で予約の人がたまたまいたので押してもらえたけど、今日はずっと断っていたらしい。なんかラッキーである pic.twitter.com/sRKsPJbatL
— さだ (@SadaTouring) August 17, 2018
さて、ここでは室蘭八幡宮のご利益を見てみましょう。室蘭八幡宮のご祭神は、出世開運、武運長久の誉田別尊、五穀豊穣、病気平癒の保食神、航海安全、商売繫盛、豊漁祈願の琴平(金毘羅)の三神を祭っていますので、出世開運、武運長久、五穀豊穣、病気平癒、航海安全、商売繫盛、豊漁祈願のご利益があります。
室蘭八幡宮の魅力や御朱印&お守り
さて、ここからは室蘭八幡宮の楽しみ方や御朱印やお守りにはどんなものがあるのか、詳しく見ていきたいと思います。
神社に訪れたら悪い運を厄払いしてもらい、そして、必ず持って帰りたい御朱印やお守り、ここ室蘭八幡宮にはどんな種類の御朱印やお守りがあるのでしょうか。さっそく見にいってみましょう。
楽しみ方①お花見
室蘭八幡宮には見事な桜の木が植えられていますので、桜の季節になるとお花見の名所としても名をはせています。早速どんな様子なのか見ていきましょう。
300本の桜の木
桜きれいでした🌸
— tomo (@tomozo_Colors) May 4, 2019
室蘭八幡宮 pic.twitter.com/KmcIbYNzjq
室蘭駅からほど近く高台にあるこの室蘭八幡宮は桜の名所としても有名で、境内には300本ものソメイヨシノの桜が、その時期になると見事に目を心を楽しませてくれます。そんな室蘭八幡宮には、桜の開花時期になると、地元の人や多くの観光客が花見に訪れています。
北海道には他にも多くのお花見スポットがありますので、こちらも是非チェックして訪れてみてください。
室蘭市の標本木
室蘭八幡宮の見事なまでのソメイヨシノの桜は、室蘭市の標本木として室蘭の町を彩っています。ぜひ、今年の桜の時期は室蘭八幡宮に訪れて、その見事なソメイヨシノの標本木桜を愛でに行ってみましょう。
秋のコスモスもおすすめ!
また、室蘭八幡宮の秋には、見事なコスモスが咲き誇り、訪れる多くの人の目を楽しませています。春は桜、秋にはコスモスと、その顔を変える室蘭八幡宮、ぜひ、今年はその顔を見に訪れてみましょう。

楽しみ方②御朱印をもらおう
今日の御朱印は室蘭八幡宮。
— はやし。 (@hayashi_ypyp) August 1, 2018
高速乗ればうちから2時間くらい。 pic.twitter.com/lKFR7nOduI
室蘭八幡宮の御朱印には、別名鯨八幡の名で書かれています。海の王者の鯨、その鯨の大物パワーが込められている御朱印を持って帰れば開運間違いなしです。北海道には御朱印をいただける神社が他にも多くありますので、こちらを参考に御朱印巡りの旅をしてみるのも楽しいですよ。
楽しみ方⓷お守りを買おう!
鯨八幡だけに。 pic.twitter.com/VSDaGEyWgJ
— ikkan (@kunne_urara) January 6, 2017
さて、別名鯨八幡の室蘭八幡宮のお守りはやはり鯨の絵がついたものです。密かに可愛らしいと評判で、鯨の絵が描いてある絵馬と一緒によく持ち帰られています。鯨の大物パワーの込められたお守りを持って帰れば、強固に守ってもらえること間違いないでしょう。
厄除けもしよう!
室蘭八幡宮のご利益に誉田別尊の武運長久があります、強運と延命、そのご祭神の誉田別尊に厄払いしてもらい、その年をしっかりとしたものにしていきましょう。

室蘭八幡宮のお祭り
お祭りは元々は神事で、神様に従い祀るという意味の「祀り」や、神様にお供え物を具える、奉仕をする意味の「奉り」という意味だったのですが、いつしか神様と人との交流の場として、神様への感謝のしるしや願い事を叶えてもらうための行事のお祭りへと変化していきました。
さあ、では、そんなお祭り、室蘭八幡宮のお祭りを見ていきましょう。どんな催し物があって、どんな露店があって、時間は何時から始まって終わるのか、何時間くらい、何日くらいやるのか、早速その詳細をお伝えしていきます。
例大祭が行われる
室蘭八幡宮例大祭は3日間の日程で行われます。さて、そんな室蘭八幡宮例大祭ではどんなことをやるのか、その開催時間やお祭りの様子などを見ていきましょう。
開催期間と時間は?
室蘭八幡宮例大祭の開催期間は新盆の14日に宵宮祭、15日が本祭、16日は御鳳輦(ごほうれん)渡御といった日程になっているのが通例のようです。
時間は14日の宵宮祭、15日の本祭が正午から21時ごろまで、16日の御鳳輦(ごほうれん)渡御の時間は、8時ごろから17時ごろまでになっています。
宵宮祭
室蘭八幡宮例大祭の初日の宵宮祭は正午から始まり21時ごろに終了します。金魚すくいなどのたくさんの露店が現れ、訪れる人たちの目や耳、舌を楽しませてくれます。
また、お祭りの開催と同時にこの宵宮祭を盛り上げてくれるのは協賛行事である「裸みこし」ふんどし一枚の裸の男性たちが宵宮祭の日に室蘭の町中を神輿を担いで練り歩きます。
本祭
本祭では市指定の民俗文化財「室蘭神楽」の奉納も行われ、夜には協賛行事である子供から大人まで楽しめる納涼盆踊り大会が行われます。
御鳳輦渡御
お祭り最終日は御鳳輦渡御(ごほうれんときゃく)が行われます。9時ごろに室蘭八幡宮を出発して室蘭市内を練り歩き、そして16時ごろに神輿を収めてお祭りが終わります。最終日のお祭りの後の静けさの余韻に浸ってみたいものです。
市内では協賛行事「大浜町祭」も開催される
室蘭八幡宮例大祭には協賛行事「大浜町祭」も同時に開催されます。その「大浜町祭」にはどんなものがあるのか見ていきましょう。
むろらん裸みこし
むろらん「裸みこし!!」
— 「室蘭工場夜景+α展」@行ける工場夜景展2019東京・名古屋 (@muroranyakei) August 14, 2018
室蘭でいちばんアツいお祭りです!!#裸みこし #らんらん室蘭 #室蘭八幡宮 #アツい #muroran pic.twitter.com/bUdDmbY59b
室蘭八幡宮の宵宮祭の目玉は「裸みこし」です。開始時間は18時にスタートし、ふんどし一枚の裸の男性たちが練り歩きお祭りのスタートを盛り上げます。ものすごい迫力に圧倒されること間違いないでしょう。
納涼盆踊り
本祭の催し物の目玉は子供から大人までみんなで納涼盆踊り大会です。開始時間は19時からで、毎年子どもたちや家族連れなど多くの参加者が盆踊りに熱中してお祭りを盛り上げています。
室蘭八幡宮でご利益を授かろう!
室蘭八幡宮、別名鯨八幡の魅力はいかがでしたでしょうか?大きな大きな鯨の、海の王者鯨の大きな大きなパワーをもらって、出世開運、武運長久、商売繫盛など、あなたのその人生を強く逞しいものにしていってみませんか?
今年はそんな力強い鯨のパワ-に守られた室蘭八幡宮に参って、出世開運してますます盛り上がっていきましょう。
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