佐井村「ぬいどう食堂」のうに丼は究極の一杯!人気の秘密やアクセスは?
本州最北端の下北半島は数種類の海流が流れ豊富なプランクトンのおかげで美味しい海の幸が獲れる絶好の場所です。そこで夏のシーズンだけ営業するぬいどう食堂。うに丼がリーズナブルな価格で食べられると訪れる人が後を絶ちません。そんなぬいどう食堂についてご紹介いたします!

「ぬいどう食堂」とは
冬には雪で覆われ、厳しい寒さにさらされる本州最北端の下北半島で4月~10月の間だけ営業する大人気の食堂が「ぬいどう食堂」です。シーズンに入るとアクセスが悪い中でも毎日たくさんの人が訪れる大人気のお店です。
ぬいどう食堂がある下北半島では大間岬が有名。日本最北端の岬として観光客もたくさん訪れています。また、この付近の海は黒潮や対馬海流、千島海流が流れ込み栄養豊富なプランクトンが発生するのでマグロやイカなどの海産物が美味しく育ちます。
日本最北端の岬である大間岬はそこで獲れるマグロの質の良さと大きが有名で、築地などでは”黒いダイヤモンド”と呼ばれる大間のマグロが高値で取引されるほどです。
マグロ漁は8月下旬から年明けまで。大間岬の記念モニュメントは大間のマグロをモチーフにしており、大間の漁師が一本釣りで釣り上げた440kgのマグロがモデルとなっています。
下北半島にある大盛ウニ丼で有名な食堂
下北半島〜
— なべきち (@kazuhi_w) November 25, 2019
日本も美しい🇯🇵#遠征はjalで行こう pic.twitter.com/B9AJLRqZW1
下北半島では知らない人はいないほどの大人気の食堂「ぬいどう食堂」。ぬいどう食堂
では採れたて剥きたての新鮮なうに丼がリーズナブルな値段で食べられることで有名です。ぬいどう食堂のうに丼を求めて朝10時の営業時間前からお店に訪れる人もいるほど。
ただこのぬいどう食堂のうに丼はその日の漁の成果によっては食べられる日とそうでない日があり、行けば必ず食べられるというものではないようです。
ぬいどう食堂に着いた! pic.twitter.com/mpwObhOjNe
— 駄㌠🍶 12/29 C97西E-06b (@dajareking) July 2, 2018
ぬいどう食堂には大人気のうに丼以外にも新鮮な魚介類を使ったメニューもあり、その確かな美味しさに定評があります。また、ぬいどう食堂を切り盛りしている「お母さん」の人の良さも人気の秘密で、訪れる人みなその素敵な人柄に癒され再びぬいどう食堂訪れる人もたくさんいるようです。
そんな下北半島で大人気の食堂「ぬいどう食堂」についてご紹介いたします。ぬいどう食堂の人気の秘密やおすすめのメニュー、ぬいどう食堂へのアクセス方法など、ぜひチェックして大人気のうに丼をはじめとした美味しいメニューたちを食べにぬいどう食堂へ訪れてみてください。

「ぬいどう食堂」の魅力
ウニを食べに佐井村へ。ぬいどう食堂のウニいくら丼、美味しくて幸せヽ(・∀・)ノ pic.twitter.com/vc6Pyq8dAu
— 石井あつこ (@kotokotobird) July 10, 2019
青森の下北半島・佐井村にある「ぬいどう食堂」。こじんまりとした質素な食堂にたくさんの人が訪れる魅力はどこにあるのでしょうか。1年の内でもぬいどう食堂が営業しているのは4月~10月の間だけで、寒さの厳しい冬は冬季休業しています。
リーズナブルな値段のメニューはもちろんのこと、ぬいどう食堂には様々な魅力がありました。下北半島で大人気の「ぬいどう食堂」の魅力についてご紹介いたします。
①漁師の旦那さんが獲ってきた新鮮な海鮮を提供
ぬいどう食堂の魅力の一つは新鮮な海鮮を使ったメニューたち。ぬいどう食堂をきりもりしている「お母さん」の旦那さんが漁師で、旦那さんが獲ってきた魚たちを使っているのでぬいどう食堂では新鮮でリーズナブルな値段の料理たちを提供できるのだとか。
ぬいどう食堂の名物のうに丼に使ううには「お母さん」も自ら採りに行きます。提供する数が足りるように他の漁師からも買い取っているそうです。
ぬいどう食堂を地図アプリなどで調べると山の中の食堂というようなイメージを持ちがちですが、ぬいどう食堂の近くに福浦漁港があり、新鮮な魚たちを仕入れやすい環境であることがわかります。
②初夏限定名物のうに丼はボリューム満点
昼飯はぬいどう食堂のうに丼(1500円)
— ここたん (@koko_derememo) July 23, 2018
え、1500円でこんなにうに食べていいんですか!?
東京だと倍以上しますけど!?
って思いながら新鮮な甘いうにをたっぷり食らいました。
行くの大変だけど絶対また行きたい! pic.twitter.com/mRJXzdJqnz
後ほど詳しくご紹介しますが、ぬいどう食堂の魅力のひとつとして外してはいけないのが初夏限定の名物うに丼!下北半島のあたりでは4月あたりからうに漁が解禁になり8月頃まで行われます。
ぬいどう食堂のうに丼は5月~8月までの期間限定となっていますが、毎日確実に採れるわけではないのでぬいどう食堂で大人気のメニューながらなかなか食べられない日もあるということです。

③リーズナブルな値段設定
青森のぬいどう食堂で食べました。
— 若葉チェイサー乗リ@小樽からマイカー東日本縦断 (@jdm_car_) September 6, 2019
これで1,500円です。 pic.twitter.com/okYLrtVYyi
ぬいどう食堂の魅力はやはりリーズナブルな値段設定。新鮮な海鮮を使ったメニューがとってもお手頃な値段で食べられるのがぬいどう食堂の人気の理由のひとつではないでしょうか。
もちろん、めちゃくちゃ低い値段設定というわけではないのです。新鮮で美味しいまぐろやうになどの質の良い海鮮が「この値段で食べられる」と考えた時に、都会や他の地域に比べてリーズナブルな値段設定であるということも付け加えておきます。
④ぬいどう食堂の「お母さん」こと良子さん
昨日のぬいどう食堂ランチ。
— shiba92 (@shiba92) September 10, 2019
朝にウニ丼の予約の電話の際、縫道石山登山してから伺いますとお伝えし、お昼に行ったら「登ってきてお腹空いてるだろうから大盛りにしてあげた〜!」っておかみさん。ありがたや〜(^。^) pic.twitter.com/fMzMYJGP1R
ぬいどう食堂の最大の魅力といっても過言ではないのが、ぬいどう食堂をきりもりする「お母さん」こと良子さんの人柄ではないでしょうか。良子さんの人柄は訪れる人が食事の感想とともに口コミにあげるほどです。
いつも大忙しの良子さんですが、笑顔を絶やさずてきぱきとお店をきりもりします。良子さんの接客には遠くからはるばるやってくるお客さんへの温かいおもてなしの心を感じられます。これこそがぬいどう食堂が大人気である理由のひとつです。

「ぬいどう食堂」のメニュー
ここからはぬいどう食堂のメニューをご紹介いたします。冬は冬季休業をするぬいどう食堂。4月~10月までの期間のあいだに数回訪れたくなるどれも気になるメニューたちです。
おすすめ①初夏限定名物 うに丼
佐井 ぬいどう食堂
— 沼虎 (@hiroasa12) June 4, 2019
うに丼
大間はスルーして最果て感漂う佐井へ。さつき荘のご主人曰く、佐井の雲丹は小ぶりだが身がきめ細かく美味との事。
ふふふ、確かに。 pic.twitter.com/8mP3cYJLPJ
ぬいどう食堂の4月~10月の限定営業の中でも、さらに5月~8月までに限定されているうに丼。朝採れたうにが惜しげもなくふんだんに盛られています。海が時化るとうにが採れないため、その日の提供はできなくなるのだとか。
ごはんが隠れるほどにうにが盛られたうに丼。ミョウバンは使われてないので磯の香りと甘みがすごいです。お値段は1,500円と観光地で食べるうに丼と比べても断然リーズナブル!採算は考えられてない気がします。
ウニすっげ!!
— ニクス D.D. (@nix_s_i) September 11, 2018
ウニすっげ!!
うまっ!
うまっ!
ガツガツガツ#ふらいんぐうぃっち
ぬいどう食堂さんでうに丼🙆✨✨
8日ぶりにとれたそうで、めっちゃ運が良かった!!
もう、ぺろりですよ *´ω`*)
小皿のエイヒレも美味しかった~。 pic.twitter.com/XPrCwgsAq1
うに丼に添えられる味噌汁や煮魚や小鉢も丁寧に作られていてとても好評です。お味噌汁の具はカラス貝に似たマルゴと呼ばれる貝で、お出汁として使うと一級品の出汁が採れる貝として有名が流通はしていないそうです。
おすすめ②歌舞伎丼
青森県下北郡佐井村
— ahon (@orange1metal) July 13, 2019
うに丼で夕飯なぬいどう食堂
開店1時間前に着くように出発
道中、うに丼食べられるか電話
昨日今日と海が荒れて獲れておらず、うに丼提供出来ない。
が〜ん
ウニが少しのった歌舞伎丼がある。
まずは到着し歌舞伎丼注文
十分な量じゃないですか!
美味しいウニに満足、1000円は安い pic.twitter.com/EIGgizzrL2
続いて紹介するのは「歌舞伎丼」。日によって具材が変わることがありますが、イカやマグロ、イクラが乗った豪華な丼です。この地方に伝わる漁民歌舞伎にちなんだ名前が付けらえています。
うに丼に次ぐ人気メニューですが、うにが良く採れた日にはこの歌舞伎丼にもうにを乗せて提供されています。なんとそれでもお値段は1,000円!
うにが採れない時は乗っていませんが、それでもイカやマグロの新鮮さが抜群でとても美味しいです。イクラはつやつやで宝石のよう。うに丼がないときでもぜひ歌舞伎丼を味わってみてください。
おすすめ③まぐろ丼
念願のぬいどう食堂きました!
— tmyk@過走行LEVORG (@tmyklevorg) June 14, 2017
ウニが無いのはわかってたけど変わりに塩漬けのウニとマグロの丼ぶりを作っていただきました。
これで1000円はすごい。
またリベンジですな! pic.twitter.com/G1AWKvXSvF
大人気メニューのうに丼、歌舞伎丼をほとんどの人が注文するぬいどう食堂ですが、マグロ丼も隠れた人気メニューです。
大間のマグロというわけではないようですが(大間のマグロとブランドが付くには漁法やサイズなどで決まりがあります)、新鮮でおいしいマグロをたっぷり食べることができます。お値段は1,800円です。

おすすめ④海鮮丼
お昼は「ぬいどう食堂」さんで海鮮丼。荒れた海を左に見ながらクネクネした道を走って到着。ウニとイクラが食べられない家人のために、具材をマグロ、貝、イカに調整していただきました。ウニは柔らかくて甘く。これまでに食べたどのウニよりもおいしーい。続く pic.twitter.com/eys3ZavWrD
— 玩具屋開業アドバイザー (@genteiichiba) May 2, 2019
ぬいどう食堂には歌舞伎丼のほかにも海鮮丼というメニューがあります。実は、あまり写真や口コミをみかけません。それというのも、「歌舞伎丼?海鮮丼?」とメニューで悩んでるお客さんに安い歌舞伎丼を良子さんがおすすめしてしまうからです。
ここでも良子さんの人柄の良さが出てますよね。もしご興味のある方は歌舞伎丼と海鮮丼の違いをこっそり教えてくださいね。
おすすめ⑤海鮮ラーメン
やってきました。
— はなまる 💮 (@harumasa_Love) August 14, 2017
青森県のぬいどう食堂。
ウニ丼が有名だけどお盆で漁が休みな為、ウニが足りず歌舞伎丼と海鮮ラーメンにしました(^^)
それでも、ウニが沢山♡
このボリュームで千円✨
(ちなみにウニ丼はごはんが見えない位のっていて1500円)
凄い山道を行った甲斐がありました! pic.twitter.com/aziHcXuSg6
ぬいどう食堂の丼は思いのほか小ぶりで男性には少し物足りなさもあるかもしれません。そんな時は海鮮ラーメンもおすすめです。岩海苔とわかめが全体に広がり、イカやタコがゴロゴロと入った海鮮ラーメンは磯の香りがします。
お値段は700円とリーズナブル。中細の麺とあっさりとした醤油ベースのスープでシンプルに美味しいラーメンです。
「ぬいどう食堂」は予約がおすすめ
佐井村のぬいどう食堂。
— アウラ舎 店主 (@AURAsya_AgCl) July 19, 2017
4年越しのリベンジ叶わず…
今回もウニ丼は品切れでした💧
今度は予約して行こう! pic.twitter.com/9TraoruCus
ぬいどう食堂は営業時間前からうに丼を求めて待つお客さんがいるほどの人気の食堂。うに丼を必ず食べたい方は予約がおすすめです。ただ、予約をしてもうにが採れない場合はうに丼が提供できませんのでご注意ください。
また、10月以降は営業時間が短くなり、11月からは冬季休業となりますので併せてご注意ください。予約をされるときは朝の8時から8時半頃までに。訪問する当日に電話でうに丼があるかどうかを確認するのが確実です。

「ぬいどう食堂」の詳細情報
せっかくこっちの方まで来たので、ぬいどう食堂さんも巡礼。
— じゅんた@12/8 館林駅伝 (@jhun_taro) October 20, 2019
うに丼の時期にまた来れるといいな。 pic.twitter.com/ul3oIgPLwO
ぬいどう食堂は青森のリンゴ農家から漁村に嫁いできた「お母さん」の良子さんが開いた心温まる大衆食堂。4月~10月の間だけ営業する間はひっきりなしにお客さんがおとずれる人気食堂です。
青森市からは2時間ほどかかるほどアクセスは簡単ではありませんが、訪れる価値はあると何度も足を運ぶ人もいます。訪れる際は営業時間や移動手段にも気を付けてアクセスしてください。
ぬいどう食堂へのアクセス
青森市からのアクセス情報です。青森市からは時間にして車で3時間ほど。みちのく有料道路と海峡ラインを通ります。かなり曲がりくねった山道を通りますので運転に慣れた方のアテンドがあると安心かもしれません。
大間岬からは海峡ラインに沿って時間にして45分ほどなので、本州からは函館へ飛び、函館から船で大間へ渡るというのもひとつのアクセス方法かもしれません。
ぬいどう食堂の営業時間
ぬいどう食堂は4月~10月のみの営業となります。営業時間は10時~15時。うにのシーズンは5月~8月頃までとなります。不定休ですが、シーズン中は混み合いますのでできる限り予約をして行ったほうが良いです。11月初旬ごろからは冬季休業に入ります。来年のシーズンがまた待ち遠しいですね。
ちなみに、大間のマグロ漁は冬も1月ごろまで行われているようです。うに丼はありませんが、大間のマグロもぜひ機会があれば食べて見て欲しい逸品です。
ぬいどう食堂の駐車場
今日はウニ丼食べれなかったから、来年はウニ丼が食べれる期間にまた来たい#ぬいどう食堂 pic.twitter.com/vArvvztybx
— taka (@taka_DSC) September 21, 2019
店の外に車やバイクを止める場所があります。うにのシーズン中は満車の場合もありますので周囲に配慮の上、順番に駐車してください。
ぬいどう食堂の基本情報
【名称】 | ぬいどう食堂 |
【住所】 | 青森県下北郡佐井村大字長後字福浦川目15-1 |
【営業期間】 | 4月~10月(冬季休業) |
【営業時間】 | 10:00~15:00 |
【定休日】 | 不定休 |
【参考サイト】 | https://00m.in/OCwQK |
【備考】 | うに丼は5月~8月(海の状態によっては提供不可) ※予約推奨 問合せ:0175-38-5865 |

「ぬいどう食堂」で下北の海の幸を満喫しよう!
朝から飯テロ!ぬいどう食堂
— ゴリ@自転車日本一周中 (@goritabi) June 13, 2019
今が旬のうに!今朝とれたてをそのまま丼にしてくださいます。とろとろ磯の味うまぁーーー!!
これでお値段1500円。行くの大変やけど、これが食べたくて。サイコー^_^ pic.twitter.com/swtsxIukDm
4月~10月に期間限定で営業する大人気食堂「ぬいどう食堂」。名物のうに丼を求めて青森県だけでなく日本全国からたくさんの人が訪れます。
採算を無視した盛りだくさんのウニやマグロなどの海鮮をリーズナブルな価格で提供するおもてなしの心が温かい大衆食堂です。ぜひ一度ぬいどう食堂で絶品のうに丼を食べてみてください。
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