「津軽藩ねぷた村」で津軽文化を堪能!お土産や入場料&駐車場を紹介!

弘前市のねぷたを満喫できる「津軽藩ねぷた村」では、歴史や津軽の文化に触れることができる体験型施設です。津軽三味線を体験できたり、お食事どころやお土産も充実しています。ここでは、「津軽藩ねぷた村」のアクセスや駐車場、入場料金も含めて一緒にご紹介していきましょう。

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目次

  1. 1津軽藩ねぷた村とは
  2. 2津軽藩ねぷた村の見どころ
  3. 3津軽藩ねぷた村のおすすめ体験
  4. 4津軽藩ねぷた村の食事とお土産
  5. 5津軽藩ねぷた村楽しい思い出を作ろう!

津軽藩ねぷた村とは

「津軽藩ねぷた村」は、弘前市のねぷたの歴史や津軽の文化を存分に堪能できる施設です。また、津軽地方なのに「ねぷた」と「ねぶた」と呼び方が違うのはなぜかと疑問に思う方もいると思います。簡単に言うと、「ねぷた」は弘前市、「ねぶた」は青森市のお祭りです。

そして、五所川原市の「たちねぶた」も弘前市の「ねぷた」と青森市の「ねぶた」と並ぶ青森三大ねぶたのひとつなので、気になる方は実際に足を運んでみてはいかがでしょうか?それぞれのねぶたの違いを探してみるのも良いですね。

津軽の文化や歴史がわかる体験型施設

「津軽藩ねぷた村」では、津軽地方の民芸品である金魚ねぷたなどを作れる製作実演コーナーや、津軽焼き津軽綿絵などの見学体験もできます。また、ねぷた囃子や津軽三味線の生演奏も「津軽藩ねぷた村」で聴くことができ、りんごなどの産直販売や民芸品の販売もしています。

津軽藩ねぷた村へのアクセス

では、「津軽藩ねぶた村」へのアクセス方法のご紹介です。「津軽藩ねぷた村」は、桜の観光名所、弘前城の近くにあり、弘前城と合わせて観光するのに適しています。弘前城内の弘前公園「中央高校口」から約3分、「東門」「北門」から約6分というアクセスの良さです。

また、弘前駅から車で約10分、東北自動車道大鰐弘前インターチェンジから車で約20分なので、車でお越しの方にとっても非常に便利な場所に位置しています。それでは、バスでのアクセス方法と「津軽藩ねぶた村」の駐車場について詳しく見ていきましょう。

季節運行の100円バスも!

「津軽藩ねぷた村」には4月から11月の期間限定で「ためのぶ号」という100円バスも運行しています。弘前駅の4番バス乗り場からバスが出ており、「津軽藩ねぶた村」で下車すると目の前に「津軽藩ねぶた村」があるので、アクセスしやすいでしょう。

そして、「ためのぶ号」以外のバスの場合は、弘前駅7番バス乗り場から出ている「浜の町・石渡線」または「十腰内・板柳(三世寺経由)、糠平・楢の木・堂ヶ沢線」の「亀甲町角」で下車します。どちらのバスでも約15分ほどで着きます。
 

100円バス「ためのぶ号」 https://00m.in/KLgaD
弘南バス時刻表 https://00m.in/Oexph

駐車場は100台以上可能

次に、「津軽藩ねぶた村」の駐車場のご紹介です。「津軽藩ねぶた村」の駐車場は100台以上停めることができので、車でお越しの方にとって安心です。「津軽藩ねぶた村」はアクセス面においても申し分ないでしょう。

そして、お祭りの期間は料金が異なりますが、駐車場の料金は1時間220円、それ以降は30分110円です。また、「津軽藩ねぶた村」を利用すると1時間から2時間ほど駐車場料金が無料になるので、そこも嬉しいポイントですね。

津軽藩ねぷた村の営業時間と入場料金

年中無休で開館している「津軽藩ねぶた村」の営業時間は、有料エリアの見学・体験エリアと無料エリアのショッピングエリアが9時から17時までです。 

また、お食事どころは食事が11時から15時まで、ドリンクメニューとテイクアウトは10時から11時、16時から17時までなので、営業時間に注意しましょう。「津軽藩ねぶた村」の有料エリアの料金に関しては、下記の表を確認してください。
 

  個人 団体(25人以上)
一般 550円 450円
高・中学生 350円 300円
小学生 200円 180円
幼児(3才以上) 100円 90円

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津軽藩ねぷた村の見どころ

上記で「津軽藩ねぷた村」は津軽地方の文化や歴史が分かる体験型施設だとご紹介してきました。それでは、その「津軽藩ねぷた村」の見どころを詳しく6つ見ていきましょう。

見どころ①弘前ねぷたの館

「津軽藩ねぶた村」の施設内にある「ねぶたの館」は、実物大の大型ねぷたを間近で見れるのです。また、高さ10メートルの大型ねぷたとねぷたの内部の骨組みまで見学でき、実際の太鼓を叩けるという貴重な体験もできます。

随時、係員がねぷたの笛と太鼓のお囃子を実演しているので、「津軽藩ねぷた村」ではねぷた祭りの雰囲気までもを味わえます。その他にも、ねぷた絵や凧絵を展示しています。

見どころ②ねぷたの間「ヤーヤ堂」

「ヤーヤ堂」には、弘前市のねぷたに関する歴史資料の展示や青森県の各地域にある「ねぷた」「ねぶた」の紹介コーナーなど、津軽の歴史を知れる資料が充実しています。また、金魚ねぷたの製作実演コーナーもあります。

それから、岩木山とその周辺の温泉や観光情報のコーナーもあるので、岩木山にも観光に行く方にとって「津軽藩ねぷた村」の「ヤーヤ堂」は情報収集にぴったりの場所です。
 

見どころ③津軽蔵工房「たくみ」

藩政時代(江戸時代)から残る米蔵を利用している趣のある建物の津軽蔵工房「たくみ」は、津軽地方の伝統的な民工芸品の製作工房です。そこでは、「津軽塗」に始め「こぎん刺」や「こけし・こま」、「津軽焼」、「津軽錦絵(ねぷた絵・凧絵)」の製作風景を見学することができます。

また、見学できるだけでなく、津軽地方の民工芸品の製作を体験することもできるので、オリジナルのものを作ってみてはいかがでしょうか?形に残る思い出なので、「津軽藩ねぷた村」に来た際に製作体験することをおすすめします。

見どころ④津軽三味線「山絃堂」

津軽地方で生まれた楽器・津軽三味線の生演奏を聴ける津軽三味線「山絃堂」では、津軽三味線の資料も展示しています。津軽三味線を聴きたい方は「津軽藩ねぷた村」に来ることをおすすめします。

また、津軽三味線の生演奏は通年を通して毎日50分から70分ごとに行っているのです。「津軽藩ねぷた村」にいつ訪れても必ず津軽三味線を聴くことができるでしょう。

見どころ⑤日本庭園「揚亀園」と茶室「揚亀庵」

岩木山と弘前公園の老松を背景に作られた日本庭園「揚亀園」(ようきえん)は、国の登録記念物に指定されています。そして、弘前市指定文化財の茶室「揚亀庵」は、弘前市保存緑地にも指定されている庭園です。そこにはくつろぎの空間が広がっています。

見どころ⑥独楽処「ずぐり庵」

古くから伝わる津軽文化のこま、ずぐりが置いてある独楽処(こまどころ)「ずぐり庵」は、ずぐりだけでなくさまざまなこまがあります。また、こまのルーレットや木地おもちゃで遊ぶこともできるので、小さいお子さまでも楽しめるスペースです。

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津軽藩ねぷた村のおすすめ体験

「津軽藩ねぷた村」は体験型施設というだけあって、津軽地方特有のさまざまな体験ができます。そこで、「津軽藩ねぷた村」のおすすめ体験を4つご紹介しましょう。

おすすめ体験①民工芸品の絵付け体験

「津軽藩ねぷた村」で民工芸品の絵付け体験ができるのは、津軽蔵工房「たくみ」 です。津軽地方に昔から伝わる伝統的な民工芸品に、オリジナルの絵付けをしてみてはいかがでしょうか?

金魚ねぷたや津軽凧、弘前こけしなど種類多数!

「津軽藩ねぷた村」には、弘前ねぷた祭りでも使われる金魚ねぷたを始めとし、津軽凧や壁掛け扇ねぷた、津軽焼、吊りこま、弘前こけしなど、多種多様な絵付け体験ができます。

どの体験も1000円から2000円の料金で手軽にでき、所要時間も60分から90分ほどです。自由に絵を描くことができるため、小さなお子さまにもおすすめの体験です。

おすすめ体験②民工芸品の細工体験

続いて、津軽蔵工房「たくみ」 では民工芸品の細工体験もできます。絵付け体験より細工体験の方が難易度は上がりますが、その分良い思い出になること間違いありません。

津軽焼粘土細工やあけびつる細工、津軽天然藍染も

ピンポン玉ほどの量の粘土を丸くして押しつぶして土台を作る津軽焼粘土細工や5人以上いないと体験できないあけびつる細工、ハンカチを色のついた水に浸して作る津軽天然藍染があります。

「津軽藩ねぷた村」でできるこの体験の料金は、1200円から1550円で体験できます。そして、所要時間は津軽焼粘土細工が120分、それ以外の体験は90分です。

おすすめ体験③津軽三味線演奏体験

次にご紹介するのは、津軽三味線「山絃堂」で体験できる津軽三味線演奏体験です。「津軽藩ねぷた村」では、津軽三味線に直に触れることにより、津軽文化を自分の体で体感することができます。

プロの指導で本格的な体験ができる

津軽三味線の演奏体験は、プロの津軽三味線の演奏者指導のもとで体験できます。レベルにあわせてプロの演奏者が指導するので、初心者の方にもおすすめの体験です。「津軽藩ねぷた村」の見学入村券付きの体験料金は1650円です。

おすすめ体験④津軽弁講座

最後の「津軽藩ねぷた村」のおすすめ体験は、津軽弁講座です。配られた資料をもとに日本で1番難しい方言と言われている津軽弁を学ぶことができます。

1人から30人は14,500円、と人数によって体験料金も変化するので、「津軽藩ねぷた村」にお越しの団体の方にとくにおすすめな体験です。

津軽弁のなぞなぞや歌など遊びながら学ぶ

この津軽弁講座では、津軽弁のなぞなぞや歌、じゃんけんなどの遊びから、楽しく津軽弁を学ぶことができます。これであなたも津軽弁マスターを目指してみてはいかかでしょうか?

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津軽藩ねぷた村の食事とお土産

「津軽藩ねぷた村」には、お食事処と津軽地方特有のお土産屋さんもあります。ここでは、「津軽藩ねぷた村」のお食事処とお土産をご紹介していきましょう。

津軽の郷土料理も楽しめる「津軽旨米屋」

「津軽旨米屋」では津軽地方の郷土料理を食べることができる上に、お食事エリアは入場料が不要です。ご飯を食べるために利用してもいいので、「津軽藩ねぷた村」に気軽に立ち寄ることができます。

津軽料理遺産伝承店

津軽地方で暮らす人々に食べ継がれてきた家庭料理を提供している「津軽旨米屋」は、2008年12月に津軽料理遺産伝承店に選ばれました。毎日提供される料理は、津軽料理遺産に選ばれたご飯、みそ汁、漬け物といったシンプルな料理です。

青森県産つがるロマンのかまど炊きが自慢

200キロの青森県産つがるロマンを石かまどと鉄釜で一気に炊きあげた、「津軽旨米屋」自慢のご飯は、ふっくらとしています。そして、運がよければおこげが入っているかもしれないとか。

津軽の名産品など地元のお土産が買える

さて、最後にご紹介するのは「津軽藩ねぷた村」のお土産屋さんです。お買い物エリアも食事エリアと同じく入場料不要なので、お土産を目当てに「津軽藩ねぷた村」に訪れてもいいですね。

お菓子や民工芸品を販売「アンテナショップ弘前店」

「津軽藩ねぷた村」にある「アンテナショップ弘前店」は、なんと地域最大級の広さなのです。青森県のお菓子はもちろんのこと、民工芸品も販売しています。また、青森県内の農林水産加工品も取り揃えているので、青森県のお土産はすべて「津軽藩ねぷた村」で揃えられるほどです。

りんごの直売店「林檎屋」

収穫時期にあわせ、青森県産のおいしいさまざまな品種のりんごやジュースを販売しているりんごの直売店「林檎屋」では、それらの商品をお買い求めしやすい値段で買うことができます。そして、夏は収穫の関係でりんごの販売をしていないことがあるので、注意が必要です。

ふるさとの味!「中畑手焼きせんべい本舗」

「津軽藩ねぷた村」のしせつないの「中畑手焼きせんべい本舗」では手焼きせんべいを実演販売しており、それは見事な職人技です。昔ながらの手焼き技法を今でも守ってきた、素朴な味の焼き立てせんべいを食べてみてはいかがでしょうか?

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津軽藩ねぷた村楽しい思い出を作ろう!

「津軽藩ねぶた村」では、ねぷたの歴史や津軽地方の文化を自分で実際に体験できるところが最大の魅力です。また、そのアクセスの良さから、体験だけでなく食事やお土産を目当てに気軽に立ち寄ることもできます。ぜひ「津軽藩ねぶた村」に訪れてはいかがでしょうか?

津軽藩ねぷた村基本情報

名称 津軽藩ねぶた村
住所 青森県弘前市亀甲町61
TEL 0172-39-1511
営業時間 4月~11月 9:00~17:00(最終入場)
12月~3月 9:00~16:00(最終入場) 
定休日 12/31
料金 一般500円
中高生300円
小学生200円
幼児100円
(25名以上団体割引有)
HP http://www.neputamura.com

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この記事のライター
下田 明
現在、専業主婦をしている下田明と申します。 読み手が読みやすい文章を書くことを心がけています。

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