日本新三景「耶馬渓」で圧巻の紅葉を鑑賞!絶景スポットを徹底解説!

大分の日本新三景である、耶馬渓を知っていますか?今回の記事では、美しい景色を楽しめると人気の耶馬渓について、紅葉のおすすめスポットや橋、ダムスポットについて紹介します。最後にはグルメ情報についても記載しているので、併せてチェックしてみてください。

日本新三景「耶馬渓」で圧巻の紅葉を鑑賞!絶景スポットを徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1日本新三景「耶馬渓」で感動の景色を見よう
  2. 2「耶馬渓」の概要や観光の魅力
  3. 3「耶馬渓」で有名な紅葉の絶景スポット7選!
  4. 4「耶馬渓」の美しい橋やダムスポット
  5. 5「耶馬渓」で立ち寄りたいグルメスポット
  6. 6「耶馬渓」で紅葉鑑賞できる温泉「もみじの湯」
  7. 7「耶馬渓」で圧巻の美しい紅葉を鑑賞!

日本新三景「耶馬渓」で感動の景色を見よう

から揚げでも有名な大分県の中津市にある、日本新三景の耶馬渓を訪れた事はありますか?耶馬渓は毎年紅葉のシーズンになると多くの観光客が集まる名所スポットで、美しいネモフィラを楽しむ事もできます。大分に訪れる予定のある方は、一度この景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。

紅葉の絶景スポットを徹底解説!

今回の記事では、耶馬渓の絶景スポットを、紅葉、ダムや橋に分けて紹介します。耶馬渓では紅葉だけでなく美しいネモフィラを楽しめるスポットもあるので、ぜひこちらもぜひチェックしてみてください。

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「耶馬渓」の概要や観光の魅力

それでは、まずは耶馬渓の概要・そして観光の魅力についてみていきましょう。どういった魅力があるのかについて順番に紹介していくので、知らなかった方はまずはこちらからチェックしてみて下さい。

日本三大紅葉名所の1つ

大分の耶馬渓は、京都の嵐山、栃木の日光と並んで日本三大紅葉名所の一つに数えられています。紅葉の見ごろは、10月下旬から11月下旬ごろとなっているので、紅葉を堪能したい方はこのシーズンあたりに訪れるのが良いでしょう。

「名勝耶馬渓66景」に指定される

耶馬渓の主な名所は「名勝耶馬渓66景」に指定されているため、耶馬渓の観光名所には~~の景、といった名前が付けられている事も多いです。深耶馬の景と呼ばれる一目八景展望台などもあるので、耶馬渓で色々な名所を巡ってみてはいかがでしょうか。

移りゆく自然を楽しめる

耶馬渓では美しい紅葉が有名ですが、四季によって違った自然の美しさを楽しむことができます。

例えば光円寺にあるしだれ桜は3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎えますし、旧耶馬渓鉄道の線路後を利用した「メイプル耶馬サイクリングロード」を利用すれば、サイクリングを楽しみながら素晴らしい景色を楽しめます。

文化財など歴史に触れられる場所

耶馬渓は自然だけでなく、文化財など歴史に触れられるスポットでもあります。オランダ橋とも呼ばれる耶馬渓橋は日本最長の石造アーチ橋であり、大分県の有形文化財にも指定されています。詳細についてはのちの見出しで紹介しているので、この後の記事も続けてチェックしてみてください。

「耶馬渓」で有名な紅葉の絶景スポット7選!

ここからは、耶馬渓でおすすめの有名な紅葉スポットについて紹介します。一目八景展望台を始めとして人気スポットを7選紹介するので、参考にしてみてください。

絶景スポット①一目八景展望台

一目八景展望台は、新緑の季節から美しい紅葉の季節まで一年を通して美しい自然を楽しむことができるスポットです。一目八景展望台からはその名の通り、鳶ノ巣山や群猿山、仙人岩などさまざまな岩峰群を一度に眺めることができます。

紅葉の時期になると、一目八景展望台は多くの観光客の方が訪れるそうです。深耶馬渓の代表的な観光スポットとなっているので、訪れた際はまず一目八景展望台を訪れてみてはいかがでしょうか。階段を昇ればすぐに一目八景展望台に着くので、山道が苦手な方にもオススメです。

一目八景展望台の基本情報

住所 〒871-0422 大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬
アクセス 豊後森駅からバスで20分
電話番号 0979-54-3111
URL 中津耶馬渓観光協会

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絶景スポット②伊福の景

耶馬渓には一目八景展望台のほかにも様々な絶景スポットがあります。一目八景展望台に続いて紹介するのは、伊福の景です。こちらは耶馬渓の中でも奇岩が多いことでも有名なスポットで、裏耶馬溪とも呼ばれています。

また、この伊福の集落がある伊福の里には、豊臣家ゆかりの後藤又兵衛が晩年を過ごしたという伝説も残っているそうです。景色を眺めながら、伝説に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

伊福の景の基本情報

住所 〒871-0432 大分県中津市耶馬溪町大字金吉
アクセス 大分自動車道玖珠ICから約17.8km
電話番号 0979-52-2211

絶景スポット③竜門の滝

見るだけでなく、アクティビティも愉しみたい方には、竜門の滝をおすすめします。こちらは2段階で炊きが流れ落ちる形となっており、夏になると滝滑りの人気スポットになっている様です。

また、毎年7月の第3日曜日には、「竜門の滝開きサマーフェスティバル」も開催されています。こちらでは滝滑り大会の他ラムネの早飲み大会や、様々なイベントが開催されるのだそうです。

竜門の滝の基本情報

住所 〒879-4632 大分県玖珠郡九重町大字松木
アクセス 大分道九重ICから車で約15分
電話番号 0973-73-5505 

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絶景スポット④福貴野の滝

龍門の滝の他、滝を楽しみたいなら福貴野の滝もおすすめです。福貴野の滝は雄滝と雌滝からなっており、「裏見の滝」という別名がある様に裏側からも滝を楽しむことができるのが大きな特徴です。

福貴野の滝のおすすめの訪問時期は、6,7月の朝7:00~8:00ごろだそうです。この時間帯には天気が良ければ虹がかかり、より美しい景色を楽しむことができます。興味のある方は、時間を合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

福貴野の滝の基本情報

住所 〒872-0855 大分県宇佐市安心院町福貴野
アクセス 宇佐ICから約25km
電話番号 0978-34-4839
URL 宇佐市公式観光サイト

絶景スポット⑤立羽田の景

先ほど伊福の景という奇岩が多いスポットを紹介しましたが、こちらの立羽田の景も多くの奇岩を楽しめるスポットして知られています。深耶馬渓といえば一目八景を挙げる人が多いように、裏耶馬渓と言えば伊福の景と言う方もいるそうです。

秋の紅葉のシーズンになると伊福の景同様、岩峰の間を美しい紅葉が染め上げます。山の中の紅葉とはまた違った良さがあり、自然の魅力を堪能できます。

立羽田の景の基本情報

住所 〒879-4523 大分県玖珠郡玖珠町大字古後
アクセス 大分自動車道玖珠ICから車で約30分
電話番号 0973-72-7153
URL 大分県観光情報公式サイト

絶景スポット⑥溪石園

溪石園は、後ほど紹介する耶馬渓ダムの完成を記念して作られたものとなっています。庭園内には耶馬渓の石が約12万個も使用されているのだそうで、紅葉のシーズンでもゆったり観光できた、という口コミもあります。

入場料無料で楽しめるにもかかわらず、秋のシーズンになると広大な敷地で綺麗な紅葉を楽しめる隠れ観光スポットとなっている様です。ゆったりと、休憩しながら景色を楽しみたい方にはぴったりかもしれません。

溪石園の基本情報

住所 〒871-0431 大分県中津市耶馬溪町大字大島2286−1
アクセス 大分道日田ICから40分
電話番号 0979-54-3111
URL 中津市公式サイト

絶景スポット⑦御霊もみじ

御霊もみじは、耶馬渓の紅葉の見ごろを終えたころに見頃を迎えます。御霊もみじの始まりは一人の村人の手によるもので、神社の仮御殿にあった紅葉を本殿に接木して植えたことでできたとされています。

紅葉は木で美しく紅葉している姿もきれいですが、落ちた葉っぱが敷き詰められた地面もまた綺麗で、これを目当てに訪れる方も多いのだそうです。

御霊もみじの基本情報

住所 〒871-0413 大分県中津市耶馬溪町大字戸原
アクセス 三光下秣ICから車で約25分
電話番号 0979-64-6565
URL 大分県観光情報公式サイト

「耶馬渓」の美しい橋やダムスポット

続いて、耶馬渓にある美しい橋や、ダムスポットなどについても紹介します。綺麗なネモフィラを楽しめるスポットも紹介するので、こちらもぜひチェックしてみてください。

スポット①耶馬渓橋(オランダ橋)

耶馬渓橋はこの後に紹介する「青の洞門」の下にある橋で、日本最長のアーチ状の石橋として知られています。この耶馬渓橋は別名オランダ橋とも呼ばれており、日本百名橋の一つにもなっています。

また、馬渓橋、羅漢寺橋と並び耶馬渓三橋とも呼ばれています。橋の端にはカエルの親子像もあり、「むかえる、さかえる、ぶじかえる」と刻まれているのだそうです。

日本で唯一の8連石造アーチ橋

耶馬渓橋は、日本で唯一の8連石造アーチ橋でもあります。石造のアーチ橋はこの他にもありますが、8つも連なっているのは日本ではこちらだけなので、ぜひアーチの数にも注目してみてください。

耶馬渓橋の基本情報

住所 〒871-0202 大分県中津市本耶馬渓町曽木
アクセス ‎JR中津駅から車で約20分
電話番号 0979-52-2211
URL 中津耶馬渓観光協会

スポット②耶馬溪ダム

耶馬溪ダムは山移川の水を蓄えている人工的な湖で、周りを紅葉で囲まれているのが特徴です。ダムは新緑の時期には若葉もみじ、紅葉の時期には錦もみじ、といった様に時期によって違った美しさを楽しむことができます。

また、耶馬溪ダムの耶馬渓湖ではただ景色を楽しめるだけでなく、水上のコンディションが良いので水上スキーなどのスポーツもよく行われており、色々な楽しまれ方がある様です。耶馬渓を訪れた際は、ぜひダムにもチェックしてみてください。

耶馬溪ダムの基本情報

住所 〒871-0431 大分県中津市耶馬溪町大字大島
アクセス 中津駅からバスで50分
電話番号 0979-54-3111
URL 中津耶馬渓観光協会

スポット③青の洞門

耶馬渓には、青の洞窟ならぬ青の洞門といったものもあります。この青の洞門が出来た経緯は江戸時代にまで遡り、荒瀬井堰が出来た事によって川の水位が上がったことが原因となっています。

青の洞門川の水位が上がったために危険な道を通り命を落とす人や馬が多いことに心を傷め。旅の途中に耶馬渓を訪れた禅海和尚が石工達と共にノミと槌だけで完成させたというものです。

改修によってもう原型はとどめていませんが、現在でも青の洞門には、トンネル内の一部など当時の様子を感じられるものも残っています。

青いネモフィラが咲き誇る

青の洞門では洞門だけでなく、美しいネモフィラを愉しめる事でも人気です。青の洞門の『青』にちなんで地元の方によって立ち上げられたプロジェクトで、山国川対岸にある水田一面に、青いネモフィラが咲き誇ります。

ネモフィラを楽しめるのは4月中旬から5月上旬頃で、ゴールデンウイークとも重なるので連休中にネモフィラを楽しむ事も可能です。

こちらで楽しめるネモフィラの品種は、「インシグニスブルー」といったものだそうです。この品種のネモフィラはやや大きめだそうで、見ごたえもあるでしょう。一面ブルーのネモフィラに癒されてみてはいかがでしょうか。

青の洞門の基本情報

住所 〒871-0202 大分県中津市本耶馬渓町曽木
アクセス 中津日田道路『中津IC』から約20分
電話番号 0979-52-2211
URL 中津耶馬渓観光協会

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「耶馬渓」で立ち寄りたいグルメスポット

耶馬渓の観光スポットに続いて、立ち寄りたいグルメスポットについて紹介します。ランチにおすすめのお蕎麦屋さんや自然を楽しみながらゆったりできるカフェがあるので、順番に見ていきましょう。

①そば処石臼亭洞門そば

耶馬渓でおいしいランチを愉しみたい方には、「耶馬トピア」内にあるそば処石臼亭洞門そばをおすすめします。こちらはそばの産地としても知られる耶馬渓産のそば粉を100%使用して作られており、「三たて」の美味しいそばを楽しむことができます。

また、こちらでは美味しいそばを楽しめるだけでなく、そば打ち体験を楽しむ事もできます。店主の方が丁寧にやり方を教えてくれるので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。ちなみに、作った蕎麦はその場で食べるほか、お土産として持ち帰る事もできる様です。

そば処石臼亭洞門そばの基本情報

住所 大分県中津市本耶馬渓町曽木2193-1
営業時間 9:00~17:00
定休日 不定休
アクセス 耶馬トピア敷地内
電話番号 0979-52-3030
URL 食べログ

②道カフェ 余菓の日

道カフェ 余菓の日も、そば処石臼亭洞門そばと同じく道の駅耶馬トピア内にあるお店です。お店の中は落ち着いた開放的な雰囲気になっており、大きな窓からは時期ごとに異なる自然を楽しむことができます。

地元産の木材で焙煎した美味しいコーヒーの他、チーズケーキやガトーショコラや旬のフルーツを使用したケーキを愉しむことができます。ケーキや焼き菓子はテイクアウトも可能なので、場所を変えて楽しむ事も可能となっています。

道カフェ 余菓の日の基本情報

住所 大分県中津市本耶馬渓町曽木2193−1
道の駅耶馬トピア内 やばけい情報館2F
営業時間 10:00~17:00
定休日 月~木曜
アクセス 耶馬トピア敷地内
電話番号 080-9521-6474
URL 食べログ

「耶馬渓」で紅葉鑑賞できる温泉「もみじの湯」

最後に、耶馬渓で紅葉干渉しながら温泉を楽しめる「もみじの湯」について紹介します。もみじの湯では八角露天風呂と岩露天風呂とがあり、日替わりで男女入れ替わり制となっている様です。

露天風呂は山に囲まれているので、雄大な自然を楽しみながらお湯を楽しむことができます。紅葉の季節に入る温泉は格別ですし、一目八景からも遠くないので、耶馬渓観光の際はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

もみじの湯の基本情報

住所 〒871-0422 大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬
営業時間 11:00~19:00 ※入館は18:00まで
休館日 水曜・大みそか・元日
アクセス 玖珠ICから車で30分
料金 大人510円、子供300円
URL 公式サイト

「耶馬渓」で圧巻の美しい紅葉を鑑賞!

今回の記事では、耶馬渓でおすすめの紅葉スポットや橋、ダムスポットなどについて紹介しました。耶馬渓ではただ紅葉を楽しめるだけでなく新緑の時期にも綺麗な景色が楽しめますし、滝滑りなどのアクティビティも愉しめます。

青の洞門では時期によってはネモフィラを楽しむ事もできるので、耶馬渓で美しい景色を堪能してみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
あまみや
グルメ関連の記事を中心に執筆しています。 お店選びの参考になる様な記事であれば幸いです。

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