福島の神社&お寺ランキングTOP25！御朱印やパワースポット巡りに！

福島にはパワースポットと呼ばれる神社やお寺が数多くあります。初詣に訪れたい場所や子宝や縁結びのお願いに訪れたい場所などがあります。ぜひ訪れたい福島のおすすめの神社とお寺をランキング形式でご紹介します。御朱印や御守りについてもチェックしていきましょう。

福島には歴史を感じられる神社やお寺がたくさんあります。福島県といえば会津藩ゆかりの地。会津藩の初代藩主の保科正之を始めとした歴代の藩主を祀っている神社や会津藩の武将を祀っている場所もあります。福島の神社を巡ることで古代や江戸時代など様々な時代の歴史を感じることができるでしょう。

福島の神社やお寺にはパワースポットもたくさんあります。福島のパワースポット巡りには車が欠かせません。豊かな自然がある福島には神社やお寺だけでなくご利益がいただけるパワースポットを巡るのもおすすめです。

まずは福島の神社とお寺のおすすめランキング25位から7位までを見ていきましょう。パワースポットととして有名な神社や紅葉が美しいお寺などおすすめの神社やお寺をご紹介します。安産や子宝を祈願するのに良い神社や縁結びのご利益があるパワースポットもあります。

福島県二本松市にある二本松神社は1145年ごろに地頭の安達藤久郎盛長が守護神として熊野大神を祀ったことを始まりとする神社です。明治時代に二本松神社と呼ばれるようになり二本松市民だけでなく県内外の多くの人が訪れています。10月の第1土曜日から3日間にわたって行われるお祭りは日本三大提灯祭のひとつとして有名です。

二本松神社のご祭神は5柱で、伊邪那美命と速玉男之命、事解男之命と品陀和気命、そして息長足姫命です。御朱印は9時から16時まで社務所でいただくことがでできます。二本松神社で縁結びや子宝などの祈祷を希望する場合は事前に予約が必要です。

JR福島駅から徒歩約12分の場所にある福島稲荷神社は987年に当時朝廷に重用されていた安倍晴明が詔を奉り将来有望な土地であるとして建てたことがはじまりです。福島市が全国でも有数の馬の産地であったことから競馬にちなんだお守りや子宝に恵まれたり果樹豊作、女性の若さ保持を願った桃のお守りなどがあります。初詣は多くの地元の人が参拝します。

1年を通して様々な行事があり、1月には小正月に合わせて参道にカラフルなだんご飾りが並ぶだんご市と厄除け祈祷が行われます。2月の節分には境内に特設舞台が設けられ、盛大に豆まきが行われたり、着ぐるみの鬼が表れて子どもたちが豆まきをしたりします。その他にも10月には神輿が渡り歩いたり、巫女による神楽が奉納されたりする例大祭が行われます。

沼御前神社は大沼郡金山町にある沼沢湖に伝わっている大蛇伝説の大蛇が祀られているといわれています。この大蛇は会津領主の佐原十郎義連によって退治されたとされています。山深い静かな場所にあり、パワースポットとしても有名で初詣の時期は多くの人が訪れます。御朱印やお守りをいただく場所はありません。

沼御前神社に祀られているのは黄金観音像です。会津地頭佐原義連が大蛇と立ち会ったときに一時大蛇にのまれたが、この観音様のおかげで助かったといわれています。大蛇の首を埋めたといわれている場所に義連を助けた観音様がお祀りされており、今も大蛇の怨念を沈め続けているといわれています。

平安時代の1710年に再建された天王寺は福島県の奥州三名湯に数えられている飯坂温泉にあるお寺です。聖徳太子の令旨によって建てられたお寺で、境内に雄沼と雌沼があり桜と紅葉の時期が美しくておすすめです。2つの沼があることから子宝や縁結びのご利益にあやかる人もいるようです。拝観する際には事前に予約が必要です。

天王寺の近くには天王寺穴原湯という共同浴場があり、地元の人も訪れます。皮膚病に特に効能があるといわれており、駐車場もあるので観光の後に訪れやすいです。

福島県猪苗代町にある小平潟天満宮は947年に建てられた神社です。太宰府天満宮や北野天満宮と並ぶ日本三大天神とする説があり、多くの受験生が参拝やお守りを求めて初詣やお参りで訪れる場所でパワースポットとしても有名です。学問の神様として有名な菅原道真を祀っています。野口英世ゆかりの地としても知られています。

神社では珍しく小平潟天満宮のお守りと御朱印はお土産屋さんでいただくことができます。猪苗代湖のすぐ近くにあるので参拝後に湖を眺めてゆったり過ごすのもおすすめです。また、小平潟天満宮には猪苗代町指定文化財の算額が納められています。明治初期に和算家が作ったもので、数多い算額の中でも数学的価値と美術的価値があります。

子鍬倉神社は福島県いわき市にある神社で806年に遷座した磐城郡七座の一つです。社名の子鍬倉は衣食住を表現しています。毎年4月18日に例大祭が行われており、週末には2基の神輿が渡り歩きます。また、境内にある八坂神社には建速素盞鳴尊が祀られています。授与所で御朱印をいただくこともできます。

子鍬倉神社のご祭神は宇迦御魂命で五穀豊穣や殖産興業、商売繫盛にご利益があるといわれています。初詣には毎年2万人もの人が訪れており、おみくじの種類が多くて人気です。中でも縁起根付つき開運おみくじに人気があります。

弘安寺は国の重要文化財に指定されている中田観音の名前で広く知られているお寺です。会津三十三観音の30番礼所で、長患いをしないで往生できるように多くの人が祈願する観音巡りのひとつのお寺として有名です。野口英世の母も毎月17日に弘安寺をお参りしていたといいます。観音堂の中には抱きつき柱というパワースポットがあり、抱きつくと願い事が叶うといわれています。

安産のお守りを身につけていると無事に出産し子宝に恵まれるといわれています。また、開帳祈祷したときにいただくお守りはどこに行っても無事に帰れるといわれています。

天照神明宮は福島県伊達市にある神社です。上保原村出身の神主「三日市二郎太夫」が伊勢神宮で修行した後この地へ帰って神殿を建てて神様をお祀りしたのが始まりといわれています。勝負運にご利益があるパワースポットだといわれていおり初詣は多くの参拝者で賑わいます。授与所で御朱印をいただくこともできます。

天照神明宮は保原町の郷社としてお祀りされていて1713年9月に再建されて現在の天照神明宮となりました。翌年からは遷宮祭を20年ごとに執り行っています。10月には例大祭が盛大に行われ、2日にわたって神輿が町を練り歩きます。

須賀川市にある神炊館神社(おたきやじんじゃ)は松尾芭蕉が奥の細道の旅の途中で立ち寄ったことでも有名な神社です。元旦は粛然と神事が行われている中多くの人が初詣に訪れお守りやお札を求め賑わいます。その他にも春祭りや秋の紅葉、お鉾まわりなど年中を通して行事が行われています。

多くの文人歌人が訪れた神社であることから境内には句碑や歌碑が数多くあります。松尾芭蕉の奥の細道碑をはじめ、藤井晋流や正岡子規、高浜虚子などの句碑があります。また、日本古来の自然種エドヒガンザクラの古木が群生していることでも有名です。

厄除けや合格祈願で多くの参拝者が訪れる西根神社は福島市にある神社です。伊達郡川西地域の水田のかんがい用水を作るのに貢献した佐藤新右衛門と古川善兵衛をお祀りしています。毎年9月14日には秋季祭礼が行われます。初詣をはじめ合格祈願などのご利益があるといわれており、初詣には多くの受験生とその家族が訪れます。

受験生や災難除けに多くの人が求めるのが「鷽鳥(うそどり)」です。あらゆる災難から守ってくれる身代わり守りで、特別なご利益をもたらすといわれています。手作りの鷽鳥がいただけるうそかえ祭には手作りの木彫りの鷽鳥や鷽鳥のキーホルダーを求める人で賑わいます。

白水阿弥陀堂はいわき市にある徳姫という女性が発願し建立したといわれている御堂です。福島県で唯一国宝にしていされている建造物で、中には国の重要文化財に指定されている阿弥陀三尊や持国・多聞天王の像が安置されています。御朱印は拝観受付時にいただくことができます。

また、四季折々に花々が咲き誇る花のお寺としても有名です。3月中旬から下旬までは紅梅と白梅、4月はヤマザクラが楽しめます。5月下旬から6月中旬にはアヤメ、7月中旬から8月中旬には蓮の花が見られます。その他秋には萩の花や紅葉と一年中美しい花々を眺めることができます。

安積國造神社(あさかくにつこじんじゃ)は福島県郡山市にある神社です。社殿は郡山市唯一の江戸時代の木造建築で福島県の重要文化財に指定されています。坂の上田村麻呂や源頼義ゆかりの神社としても有名です。境内には安積艮斎の銅像や撰文の碑などがあります。

社殿はケヤキやイチョウが生い茂っている森の中にあり、秋は紅葉で美しく彩られます。毎年9月27日から29日に行われる秋祭りは35の神輿と17の山車が出るので多くの人で賑わいます。

新宮熊野神社は天喜3年に源頼義によって建てられた神社です。拝殿の長床は藤原時代の貴族の住宅建築、寝殿造の主殿の形式を用いて建てられています。44本の太い柱に茅葺屋根で吹き抜けになっており、多くの人が訪れます。秋になると紅葉したご神木の大イチョウとのコラボレーションが見られます。御朱印は社務所でいただけます。

長床の奥の階段を上ると熊野3社の本殿があります。熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3社です。また境内の宝物殿には木造の文殊菩薩騎士像や堂鉢などの文化財が安置されており拝観することができるようになっています。

白河市にある南湖神社は、白川藩主の松平定信を祀っている神社です。天明の大飢饉の際に死者を一人も出さなかったことや日本最古の応援である南湖を作り一般庶民にも開放したことなどから地域の名君として親しまれています。また、縁結びの神ともいわれております。お守りは健康お守りや、子宝・子育てお守りや縁結びにあやかったお守りなどがあります。

南湖神社がある南湖公園には樹齢200年の楽翁桜があり、松平定信が植えたものといわれています。その他にも南湖公園には約800本の桜があるので春には多くの花見客でにぎわいます。

鹿嶋神社は770年～780年にできた神社で、坂上田村麻呂が東位征伐の際に茨城県の鹿島大明神を迎えたといわれています。現在の社殿は1912年に再建されたものです。ご神体山には古くから祭祀が行われていた磐座や、本殿西側のご神木があり、パワースポットといわれています。厄払いや初詣、縁結びや子宝に恵まれるようにと御祈祷に訪れる人もいます。

境内の磐座やご神木といったパワースポットの他にも鹿嶋七福神参りをすることも可能です。鹿嶋神社を含めて7つの境内の神社と2つのお堂を参りますｌ

蠶養國神社(こがいくにじんじゃ)は養蚕守護の総本社として有名な神社で、農工商やビジネスの繁栄、交通安全の守り神として信仰されています。秋になると境内の紅葉が美しく、多くの人が参拝や観光に立ち寄ります。御朱印は授与所でいただくことができ、希望者は鶴ヶ城稲荷神社の御朱印も一緒にいただくことができます。

名前が珍しい蠶養國神社ですが、全国探しても同じ名前の神社はないとのこと。「こがいさま」という愛称で地元の人から親しまれています。境内には御神木の峰張桜があり、春になると桜を見に来た人で賑わいます。

別名「東北のお伊勢さま」として親しまれている開成山大神宮は、郡山市にある神社です。明治9年に伊勢神宮と同じ天照大御神と豊受大神、皇室の御祖神である神武天皇をお祀りしています。縁結びや安産・子宝祈願にも良いとされています。本殿には伊勢神宮が遷宮された際の御用材が使用されています。祈祷受付やお守りは授与所に立ち寄りましょう。

大正寺は曹洞宗のお寺で、桜や紅葉など四季折々の景色を見ることができます。参拝順路に従って参拝します。とげぬき地蔵やこと清水、洞窟めぐりなどがあります。参拝後には茶屋かもしか庵で無料でお茶をいただくこともできます。駐車場は無料ですが、歳祭りや初詣の時期は周辺道路が混雑するので余裕をもって出かけましょう。

大正寺には目守不動尊、三カ月不動尊、厄除け不動尊の三不動尊が祀られています。これは800年ほど前に恵明道人が1匹のカモシカに導かれて不動明王を祀ったのがはじまりといわれています。厄除けや交通安全、合格祈願、家内安全などで訪れる人が多いです。

馬場都々古別神社は創建時期は不明ですが、続日本書紀に841年に記述がある古い神社で都々古別三社の一社です。ご祭神は味耜高彦根命(アヂスキタカヒコネノミコト)と日本武尊(ヤマトタケルノミコト)です。日本武尊が表郷村に祀ったものを坂上田村麻呂が807年に棚倉の地に移したとされています。境内には樹齢数百年の古木や国指定の重要文化財が多く保管されています。

拝殿は1625年に棚倉城から解体移築されたものです。また、注連縄の端に稲穂がついていて、珍しいのでぜひチェックしてみてください。また、菊の御紋が入った小さな石橋にも注目してみましょう。

福島の神社やお寺は地域の藩主や東夷征伐ゆかりの人物が祀られているところが数多くあります。また飢饉や養蚕など歴史的背景が色濃い神社が多いのも特徴です。続いて福島の神社とお寺のおすすめランキング6位から4位までを見ていきましょう。

石都々古和気神社は古くから山岳信仰の聖地として信仰されている神社です。全国的にとても珍しい祭祀遺跡がある神社で、境内には屏風岩や亀石、天狗石などがあります。1年を通して自然の豊かさを感じられる場所で、桜や紫陽花、紅葉が楽しめます。神社の近くには国の天然記念物に指定されている高田桜もあります。毎年9月には例大祭があります。

都々古別三社の一社である八槻都々古別神社は、静かに落ち着いて参拝ができる神社です。訪れるのにおすすめなのが紅葉の時期でイチョウやモミジの大木に色鮮やかに紅葉した葉はとても美しいです。お守りと御朱印は社務所でいただくことができます。

こちらのご祭神も他の都々古別三社と同じ味耜高彦根命(アヂスキタカヒコネノミコト)と日本武尊(ヤマトタケルノミコト)で、皇室との関わりがあるといわれています。

陸奥国二宮の伊佐須美神社は会津の総鎮守として有名で縁結びに良いとされているパワースポットです。6月中旬から7月寿順には外苑のあやめ苑であやめ祭りが行われ、初詣も多くの人で賑わいます。お守りは各種ありますが縁結びのお守りが人気で、夫婦円満や安産祈願・子宝を祈願に訪れる人も多いです。

伊佐須美神社に祀られているのは伊佐須美大明神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)、大毘古命(おおひこのみこと)と建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)の4柱です。会津を中心に北陸や東海、東北を拓いて水産や農林など日常生活を守ってくれる神様として崇敬されています。

福島には自然が豊かで桜や紅葉も楽しめる神社が多いです。初詣は多くの人で賑わいますが落ち着いた紅葉の時期にパワースポットへ訪れるのもおすすめです。最後に福島でおすすめの神社とお寺のトップ3をご紹介します。安産・子宝祈願や縁結び、五穀豊穣などご利益についてもチェックしましょう。

江戸時代前期に会津藩を治めていた保科正之が祀られている土津神社(はにつじんじゃ)は紅葉で有名で秋に訪れることをおすすめしたい神社です。紅葉したもみじの葉が散った様子は赤いじゅうたんのような美しさです。子どもと出世の神様としてよく知られており、初詣や受験前に多くの人が訪れるパワースポットです。

また、3月～6月には桜を見に訪れる人で賑わいます。磐梯山の表登山口の手前にある土津神社はもともと日光東照宮に匹敵するほどの豪華さだったものの、戊辰戦争で焼失し後に再建されました。紅葉の時期は土田堰にかかる太鼓橋や神社入り口の紅葉がとてもきれいでおすすめです。

真言宗豊山派の壽徳寺は、薬師如来がご本尊のお寺です。人の心と体の健康にご利益がある仏様であることから、病気平癒や安産・子宝、縁結びの祈願に訪れる人もいます。境内には大きなイチョウの木があり、猪苗代湖に近い場所にあることから自然豊かで秋の紅葉がとてもきれいです。

境内で過ごしていると車の騒音もなく聞こえるのは風の音だけといっても過言ではないほど静かです。境内から眺めることができる自然豊かな景色を眺めながら心を落ち着けることができます。

須賀川市にある滑川神社は仕事と子どもの守り神として有名なパワースポットです。縁結びや商売繫盛、安産祈願・子宝などの祈願に多くの人が参拝に訪れます。季節ごとに趣向がこらされた御朱印がとても人気です。お守りは学業成就や縁結び、安産・子宝祈願などがあります。

アヤメやスズラン、もみじの紅葉など四季折々の風景を楽しむことができます。初詣はもちろんのこと、境内を風鈴や吹き流しなどでカラフルに飾り付けされる七夕まつりはとても賑やかになります。

福島にはパワースポットとして有名で初詣だけでなく縁結びや安産・子宝の祈願に多くの人が訪れる神社やお寺がたくさんあります。紅葉がきれいな秋に参拝をおすすめしたいパワースポットがある神社もご紹介しました。御朱印巡りもおすすめの福島の神社をぜひ訪れてみてください。