福島の「あぶくま洞」と「入水鍾乳洞」を観光!各見所やアクセスは?
福島県にある「あぶくま洞」や「入水鍾乳洞」を紹介します。福島観光の中で非常に人気であり、冒険気分を味わえる観光スポットとなっています。あぶくま洞と入水鍾乳洞、そして中山風穴をあわせた3つの鍾乳洞を探検しましょう。アクセスの仕方や注意点も要チエックです。
福島で有名な鍾乳洞3選を紹介
初福島で鍾乳洞🎐 pic.twitter.com/StUqhOaea3
— 羽岡 (@466Daremi) July 13, 2019
福島県には有名な3つの鍾乳洞があります。鍾乳洞は長い年月をかけて作られる自然物です。幻想的な雰囲気を味わえる洞窟となっており、洞窟探検を楽しめる観光スポットといえるでしょう。
洞窟探検が楽しめる鍾乳洞も
鍾乳洞は石灰岩でできた洞窟を意味します。地下水が地中の石灰岩を侵食して侵食ができあがるのです。10年、20年ではなく、何万年という年月の中で形成される点に注目しましょう。それだけに、鍾乳洞は洞窟探検をするような気分となるでしょう。
福島県にある3つの有名な鍾乳洞はどれも魅力的です。「あぶくま洞」、「入水鍾乳洞」、「中山風穴」の3つを紹介します。自然の力を感じる鍾乳洞をチェックしましょう。
福島の鍾乳洞①あぶくま洞
福島県の田村市にある「あぶくま洞」という鍾乳洞から紹介します。鍾乳洞はどれも個性的で同じ見た目のものはありません。それぞれの地形が与えた影響によって鍾乳洞の形も変わってきます。福島にある壮大なスケールのあぶくま洞を確認しましょう。
あぶくま洞とは?
福島県田村市
— 日本のいいとこ。 (@Goooood_Japan) January 14, 2020
「あぶくま洞」
約8,000万年という歳月をかけて創られた鍾乳洞。
全長600メートルの洞内には、東洋一ともいわれる種類と数の鍾乳石が続き、「滝根御殿」や、「月の世界」などが幻想的! pic.twitter.com/rgl2wBf3r6
あぶくま洞は1969年に釜山採掘場跡地から発見されました。石灰岩採掘中に偶然発見された鍾乳洞であり、1970年に日本大学の探検隊が本格的な調査を行った場所です。福島は温泉などでも有名ですが、自然に関するスポットも豊富といえるでしょう。
種類と数の多さでは東洋一を誇る
あぶくま洞の特徴として種類と数の多さです。全長600mの道のりには様々な鍾乳洞があり、東洋一と言われています。観光スポットですが、自然の姿を維持しており、ありのままの鍾乳洞を楽しめるスポットです。
子供が訪れても安全な場所でカップルも洞窟探検を楽しんでいます。全国の中でも福島は人気の鍾乳洞が複数存在する観光地となっています。福島に訪れて鍾乳洞探検と美味しい食事のセットも良いでしょう。
見どころ①妖怪の塔
福島県田村市にあるあぶくま洞に行って来ました〜。鍾乳洞初めて見ました。とっても神秘的で不思議な世界でした👏 #あぶくま洞 #妖怪の塔 #ダースベイダー #滝根御殿 pic.twitter.com/4Kwdpoq4gS
— まめぶ (@mamebu2430) August 13, 2018
鍾乳洞の洞窟には「妖怪の塔」と呼ばれるスポットがあります。鍾乳洞は侵食によって形成される物であり、様々な表情を見せてくれます。妖怪の塔はその姿や表情が妖怪のように見えることから名付けられました。
見どころ②白磁の滝
地下水の流れがそのまま形になったのが「白磁の滝」というスポットです。石灰岩が流れ落ちるような見た目になっており、まるで大きな滝のように見えるでしょう。
見どころ③滝根御殿
あぶくま洞
— ひーや (@BwQLVMfcMXZI7rV) March 28, 2017
場所:福島
1969年に発見された鍾乳洞。
およそ8,000 万年という歳月をかけて創られた大自然の造形美。
高さ30mの大空洞の滝根御殿(たきねごてん)等がある。
水鍾乳洞、鬼穴とともに『あぶくま三洞』と呼ばれる。 pic.twitter.com/l6OBv6ReSn
あぶくま洞の立ち入れる場所の最上層には「滝根御殿」があります。その高さは29mとなっており、巨大な鍾乳洞ホールとなっているのです。幻想的だけど、どこか不気味な気持ちにもなるスポットといえるでしょう。
見どころ④クリスタルカーテン
「クリスタルカーテン」はその名の通り、鍾乳洞がカーテンのようになっているスポットです。布で出来たカーテンのような見た目となっており、光の反射が美しい場所となります。
アクセスは?
福島にあるあぶくま洞のアクセスを紹介します。電車ではJR「郡山駅」から磐越東線に乗り換えて「神俣駅」で下車しましょう。そこからタクシーで約5分です。自家用車は郡山JCTから磐越自動車道「小野IC」より約15分です。
あぶくま洞の基本情報
【名称】 | あぶくま洞 |
【住所】 | 福島県田村市滝根町菅谷字東釜山1 |
【アクセス】 | 電車:JR「郡山駅」から磐越東線に乗り換え「神俣駅」下車 そこからタクシー約5分 自家用車:「郡山JCT」から磐越自動車道「小野IC」より約15分 |
【料金】 | 大人:1,200円 中学生:800円 小学生:600円 |
【公式サイト】 | https://abukumado.com/ |
【備考】 | 探検コースは別途200円が必要 |
福島の鍾乳洞②入水鍾乳洞
福島観光では「入水鍾乳洞」も要チエックです。こちらは先程のあぶくま洞とはまた違った鍾乳洞を見ることができます。福島観光として人気のスポットなので、ぜひ訪れてみましょう。
入水鍾乳洞とは?
福島の入水鍾乳洞がガチすぎた。最初の説明で「10分くらいで水の冷たさは慣れます」と言われるんだけど、慣れるまではほんと地獄の痛み。金払って受ける拷問。ライトなかったら蝋燭貸してくれるんだけど、蝋燭とか無理だからw pic.twitter.com/OZGITAgFcC
— 階段巡りツイッター (@kaidanmeguri) September 1, 2018
入水鍾乳洞は1927年に発見され、1934年に天然記念物に指定されました。あぶくま洞から近く、福島の観光スポットとして地元の人達が大切に保管している場所です。全長900mの道のりは、鍾乳洞探検が初めての人にも分かりやすい構造です。
3つのコースで本格的な洞窟探検が楽しめる
福島で人気の入水鍾乳洞は3つのコースに分かれています。枝分かれではなく、入り口から奥までをABCに分けている形なのです。Aコースは150m、Bコースは450m、Cコースは300mとなっています。奥に行くほど鍾乳洞に慣れている人向けです。
また、Cコースは案内人が必要となっており、一人で探検することはできません。また、Bコースの奥あたりからは膝ぐらいまで水に浸かるようになります。合羽やゴム草履などもレンタルできますが、本格的な探検準備をして訪れましょう。
見どころ①カボチャ岩
目的の「カボチャ岩」です。 pic.twitter.com/s69JO60gk3
— なおと (@naoto_138) July 5, 2013
カボチャ岩は入水鍾乳洞のCコース直前にあります。まさにカボチャのような見た目になっていますが、この位置になるとすでに足は水に浸かっていることでしょう。
見どころ②音楽洞
音楽洞はBコースの手前に位置しています。パイプオルガンのような鍾乳洞が垂れ下がっており、声の反響も印象的です。音楽洞を越えると人工的な雰囲気は失われて、自然そのままの鍾乳洞となっていきます。福島の屈指の探検スポットと言われる所以です。
見どころ③深水洞
入水鍾乳洞Bコース行きました。受付の人にパンツもびしょ濡れになりますよと言われたので短パンとゴムぞうりをレンタルしてトライ。あぶくま洞は綺麗で観光地って感じだけど、入水鍾乳洞は本物の洞窟探検って感じで最初はちょっと怖いとすら思った。Bコースからは本当に真っ暗なので灯りがないと詰む pic.twitter.com/ajS71RquLd
— メリン (@merrin_3939) August 23, 2018
深水洞はBコースの音楽洞の次に出てくるスペースです。狭い通路になっており、この次の胎内くぐりと呼ばれるスペースにつながっています。福島観光の人気スポットである鍾乳洞ですが、準備不足は危険といえます。
アクセスは?
基本的なアクセスの仕方はあぶくま洞と同じです。電車ではJR「菅谷駅」からアクセスしましょう。車の場合は磐越自動車道「小野IC」からアクセスできます。あぶくま洞から入水鍾乳洞へは県道381号線を使って約9分でアクセスできます。
入水鍾乳洞の基本情報
【名称】 | 入水鍾乳洞 |
【住所】 | 福島県田村市滝根町菅谷大六89-3 |
【アクセス】 | 電車:JR「菅谷駅」からタクシーで約5分 自家用車:磐越自動車道「小野IC」より約15分 |
【料金】 | Aコース 大人:600円 小・中学生:500円 Bコース 大人:800円 小・中学生:600円 Cコース(要予約) 大人:6,000円(5人まで) |
【公式サイト】 | https://abukumado.com/see/irimizu (あぶくま洞と公式サイトは共通) |
【備考】 | Cコースは本格的な探検になります。案内人が付き添い、予約が必要 |
福島の鍾乳洞③中山風穴
今日は中山風穴へ行ってきたよ(*^^*)第3指定地には「オオタカネバラ」が咲いていたよ!みんなも、見に来てね♪ pic.twitter.com/S3rgYM1iUZ
— 下郷町観光協会 (@shimogokanko) May 27, 2019
同じ福島にある鍾乳洞の中で「中山風穴」は少し違った魅力で人気です。先程の鍾乳洞は探検や冒険という印象を受けるかもしれませんが、中山風穴はミステリー感のある観光スポットといえるでしょう。
中山風穴とは?
中山風穴は福島の会津にある鍾乳洞です。さきほどの2つとは趣が変わっています。風穴というのは「風が通る穴」のことで、年間を通して5℃前後に保たれているそうです。昔は食料を保存する自然の冷蔵庫としての役割がありました。
国指定の天然記念物
現在、中山風穴は国指定の天然記念物となっています。福島の大切な観光スポットであり、中山風穴の西側には中山が見えます。この山が200年前ほどに噴火したことで火成岩が積り、中山風穴が生まれたと考えられています。
見どころ①珍しい高山植物
中山風穴は地表温度が10℃前後、地下1mでは1℃以下となっています。福島の四季の中で、暑い季節に人気のスポットといえるでしょう。また、そういった環境が関係して珍しい高山植物が自生しています。特に「オオタカネバラ」は本州最大の量となっているのです。
見どころ②冷風が体験できる場所も
夏になると時々お伝えしいる中山風穴の冷風体験施設!吹き出し口にある温度計は3℃!冷たい水のプレゼントが、100万年ウォーク参加者ののどを潤してくれます(*^^*)/この坂を下れば湯野上温泉街、ゴールはもうすぐ!まだ来たことがないみなさんは、今年の夏にぜび! pic.twitter.com/CT1l3xrgPr
— おいでよ!南会津。 (@oideena) June 4, 2017
夏の福島の人気スポットとして、涼しい冷風を体験しましょう。中山風穴はその構造ははっきりと解明されておらず、目に見える以外の部分がポイントになっているのだとか。風が出てくる奥深くに大きな空洞があり、そこから冷風が流れ出てきているようです。
見どころ③南会津を一望!石柱の丘
中山風穴は福島のハイキングスポットとしてもおすすめです。中山風穴は山道の途中にあるので、そのまま上っていくと「石柱の丘」になります。高山植物を鑑賞しながら山の上から景色を見るのもいいでしょう。
アクセスは?
中山風穴は福島の会津にあり、東北自動車道「白河IC」から約1時間でアクセスできます。また、会津鉄道「湯野上温泉駅」から車で約5分となっています。福島観光で気軽に鍾乳洞を楽しむなら中山風穴が手軽です。
中山風穴の基本情報
【名称】 | 中山風穴 |
【住所】 | 福島県南会津郡郷町大字弥五島道上 |
【アクセス】 | 電車:会津鉄道「湯野上温泉駅」から車で5分 自家用車:東北自動車道「白河IC」から約1時間 |
【料金】 | 無料 |
【公式サイト】 | http://www.aizu-concierge.com/spot/456/ |
【備考】 | 山道なので足元はしっかりと準備しましょう |
福島で有名な鍾乳洞を巡ろう!
福島で有名な3つの鍾乳洞について紹介しました。福島で冒険気分を味わえるスポットであり、初心者向けから上級者向けまで様々な探検ができます。福島観光の中でアクティブな体験をしたい人におすすめです。
鍾乳洞の中で入水鍾乳洞は水対策が必須なスポットといえるので注意しましょう。福島の暑い夏に涼しい観光スポットとして人気を集めています。自然の力を全身で感じることができる福島の鍾乳洞に訪れましょう。