岩手の秘湯「夏油温泉・元湯夏油」は人気の旅館!紅葉と露天風呂の名所!
岩手県北上市にある「夏油温泉・元湯夏油」は、秘湯として有名な温泉宿です。山の奥まった場所にひっそり佇んでいるにも関わらず、未だに湯治客が後を絶ちません。そんな「夏油温泉・元湯夏油」の魅力について、ご紹介しようと思います。
目次
夏油温泉の秘湯旅館「元湯夏油」
みちのくの秘湯、夏油温泉元湯夏油。北上。 pic.twitter.com/ojWOgzuEvm
— さとう たつや (@tatsuyasato1917) September 27, 2017
夏油温泉は、岩手の北上市にある温泉地帯の一つです。まさに「秘湯」という言葉がぴったりの、山の奥深い場所にある夏油温泉は、湯治目的で訪れる人もとても多い、有名な温泉でもあります。
夏油温泉が一体どんな温泉なのか、宿泊施設はどのようになっているのか、日帰りでの利用はできるのかなど、夏油温泉で温泉を楽しむための情報をまとめてお伝えしようと思います。
焼石岳中腹の渓谷にある秘湯
午後 病院の帰り
— 夜空の星に願いを (@yumemirutennsi) October 19, 2016
秘湯 夏油温泉の
紅葉を撮りに・・・
すごーーい!!
山 全体が紅葉・・してる。。#紅葉 pic.twitter.com/0xjNniLbch
夏油温泉は、焼石岳の半ば位置する渓谷にひっそりと佇んでいる、日本の秘湯の一つです。夏油温泉は露天風呂が合計5箇所、内風呂が男女各2箇所ずつあり、中でも露天風呂は5箇所のうち4箇所が混浴となっています。
特に紅葉のスポットとしても知られているため、紅葉シーズンになるといつもに増して観光客が増える、という傾向があるようです。
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元湯夏油旅館とホテルが一つあるだけ
夏油温泉に宿泊しようと思ったら、選択肢は2つしかありません。「夏油温泉 元湯夏油」という旅館を利用するか、「夏油温泉観光ホテル」というホテルを利用するかの2択となります。
ちなみに、湯治目的で利用するのであれば是非、「夏油温泉 元湯夏油」という旅館を利用するのがおすすめです。湯治目的での利用者のために、自炊をしながら格安で宿泊できる棟が準備されているため、長期間利用にはぴったりの旅館です。
営業期間は5月上旬 ~11月上旬
なお、「夏油温泉・元湯夏油」を利用する場合、営業期間に十分注意してください。基本的には毎年、5月上旬から11月上旬までで営業を終了してしまいます。冬季は雪で物資が届かなかったり、思わぬ事故が発生する恐れがあるためですね。
紅葉シーズンはまだ営業していますので、紅葉の時期には多くの観光客が訪れ、温泉にゆったりと浸かりながら、山々の色彩を楽しんでいるようです。日帰りの方でも気軽利用できるので、紅葉狩りのついでに、という楽しみ方もできますよ。
「日本秘湯を守る会」会員の宿
ちょっと天気悪いけど、夏油温泉までの紅葉も最高でした‼️ pic.twitter.com/cY4EhC9w0F
— Momofuku(百福)@フォロー制限中 (@momofuku_jp) November 3, 2019
「夏油温泉・元湯夏油」は、「日本秘湯を守る会」という会の会員宿となっています。昭和50年4月から続く、伝統ある会の会員で、会員宿に宿泊するとスタンプ帳にスタンプが捺印され、10個集めると1泊無料で会員宿に招待してもらえる、という特典があるという会でもあります。
夏油温泉・元湯夏油の近くにはホテルもあるのですが、そちらは会員にはなっていません。秘湯が好きで、元湯夏油以外の秘湯にも訪れてみたい、という方にも、是非おすすめしたい宿の一つとなっています。
夏油温泉・元湯夏油の旅館の魅力
まず、夏油温泉と温泉宿「元湯夏油」の魅力についてお伝えしていこうと思います。夏油温泉は、秘湯と呼ばれるほど奥まった場所にある温泉ですが、未だに湯治目的でやってくる人が後を絶ちません。
また夏油温泉・元湯夏油は、夏油温泉に存在するたった一つの旅館です。近隣にはホテルが一つだけありますが、湯治目的で夏油温泉に長期間滞在するのであれば、是非こちらの元湯夏油を利用するのがおすすめです。なぜホテルではなく元湯夏油を選ぶ人が多いのでしょうか。
魅力➀白猿発見伝説の残る歴史ある温泉
夏油温泉 元湯夏油 [岩手県北上市和賀町]古来より湧き出る7つの湯、自然と新鮮な空気、そして温泉だけ、、、温泉は全て100%源泉掛け流しです。全ての露天風呂は温泉が発見されて以来、湯船そのものが源泉であり湯船の底、もしくは脇からこんこんと湧き出ています。 pic.twitter.com/C5R3F8MzwF
— たがはす🚲ズデンシャ (@vicx8x8) July 11, 2019
夏油温泉の発見には、ある動物が関係していると言われています。かつて、平家の落人の末裔だった「高橋四郎左ェ門」という人物が、傷ついた白い猿を追って行ったところ、夏油温泉の大湯で傷を癒している白猿を見つけた…という逸話が残されています。
こうした歴史を持っているという神秘性も、夏油温泉を人気の温泉地にしている一つの要因だと言えるでしょう。
魅力②湯治ができる
おはよう☂️まずは朝風呂(^。^)
— ピロピ。🍥HIROSHI♨️今度はいつ温泉に行けるかな😓 (@hiro_ike1961) September 24, 2018
今日は元湯夏油の湯巡りです😄#夏油温泉観光ホテル深山の古湯#白猿の湯 pic.twitter.com/rY7c07tnWV
夏油温泉の魅力は、なんと言っても湯治目的の人たちに優しい、というところにあります。夏油温泉は日帰りでももちろん利用できますが、昔から湯治で利用されることが多い温泉地で、今でも多くの人たちが湯治のために訪れています。
この湯治に便利なのが、元湯夏油が提供している「自炊棟」で、自分たちで料理をする代わりに宿泊費がかなり安く抑えられる、というメリットがあります。ホテルだけでなくこうした湯治場が残っているということも、湯治目的の人たちが多く訪れる要因となっています。
魅力③露天風呂で湯めぐりを満喫!
カーモン ベイビーGeto~♪♪
— あかまる (@akamaru_1) July 22, 2018
7つの源泉 最高だったよ~♪笑#北上夏油温泉/元湯夏油#おいでよ北上 #おいでよ岩手 pic.twitter.com/rvUusFghxs
夏油温泉・元湯夏油では、5箇所の露天風呂と2箇所の内風呂が提供されています。特に露天風呂は、季節がよければ温泉にゆっくり浸かりながら山々の紅葉を楽しむことができたりもしますので、目にも嬉しい露天風呂となっています。
これら5箇所の露天風呂及び内風呂は、全て異なる源泉が引かれているということなので、異なる7種類の温泉を一つの旅館内で楽しむことができてしまいます。近隣のホテルでは、ここまで多くの種類の源泉を楽しむことができないので、わざわざ旅館を選ぶ人もいるくらいです。
魅力④紅葉を眺めながらの入浴
おはようございます 5℃曇り 日中18℃ほど
— 夜空の星に願いを (@yumemirutennsi) October 24, 2017
靄って見えない朝・・
寒い::
昨日の夏油高原 スキー場の施設は閉鎖
夏油温泉まで、紅葉は見頃!
紅葉は里に下りてきて
次は中尊寺へ 来月初めに!
今日もゆっくり頑張ろうっと。。 pic.twitter.com/hZk1vEAHoS
先ほども記載した通り、夏油温泉を囲む山々は、秋になると見事な紅葉で一面赤と黄色に染まります。こうした絶景を楽しみながら露天風呂に浸かっていると、日々のストレスまでお湯の中に溶け出していくような心地がすると言われています。
日々の疲れを癒すのにぴったりな自然に囲まれているというのも、夏油温泉の魅力の一つとなっているようです。宿泊だけでなく、日帰りでも夏油温泉は入浴が可能ですので、気軽に楽しめるというメリットもあります。
魅力⑤宿泊はもちろん日帰り入浴もできる!
夏油温泉 その5
— ミルヨ18 (@20_sindai_583) November 10, 2019
宿泊したのは、秘湯の宿「元湯夏油」ですが、夏油温泉には他にも宿があります。自分が昔泊まったのは元湯夏油ではなさそうです。あと、送迎バスからの風景です。紅葉が未だ終わって無さそうでいい風景でした。 pic.twitter.com/VDMnDZEUph
夏油温泉・元湯夏油では、宿泊施設ももちろん提供されていますが、日帰りプランもいくつか用意されています。入浴だけでもOKですし、入浴後に個室や大広間でゆっくり休めるプラン、日帰り食事付きのプランもありますので、自分たちの予定に合わせて利用が可能です。
さらに、宿泊の場合は「旅館部」と「自炊部」という二つの宿泊プランがあります。「旅館部」は普通の旅館と同じようなイメージで利用していただけますが、「自炊部」というのは昔ながらの湯治スタイルで、共同炊事場で自炊しながら格安で素泊まりができる、という棟も提供されています。
夏油温泉・元湯夏油の温泉を紹介!
夏油温泉、日帰り入浴♨️女(目)の湯は、橋が流されて整備されていないため、お湯が張られていませんでした😅30年弱ぶりの夏油温泉、ゆっくりと楽しめました❗ pic.twitter.com/WfoJkF3W73
— 南光台整体院&浄化の空間ブルーレース (@Bluerace_info) July 7, 2019
では、夏油温泉・元湯夏油でおすすめの温泉について一つずつご紹介していこうと思います。それぞれ異なる源泉から温泉を引いているため、一つずつの温泉に異なる魅力があるのも夏油温泉の特徴となっています。
これらの源泉のほとんどは、近隣ホテルでは楽しむことができないものばかりです。この旅館でしか味わえない温泉もあるため、ホテルの宿泊客でもわざわざ夏油温泉・元湯夏油にやってくるくらいなので、是非、各温泉の魅力を味わってください。
お湯は全て100%源泉掛け流し
ちなみに、夏油温泉・元湯夏油で楽しめる温泉は、全て100%源泉掛け流しとなっており、水道水で割ったり、というようなことをしていません。夏油温泉・元湯夏油で提供されている露天風呂は、発見当初から湯船自体が源泉のため、お湯には一切手を加えていません。
温度調節などもしていないため、季節によっては熱すぎて入れない、ぬるすぎて物足りないということもありますが、それも源泉100%掛け流しの魅力となっています。
露天風呂と内風呂で泉質が違う
元湯夏油の大湯!しかし熱すぎて指だけ。 pic.twitter.com/ZBo8KH8uG1
— ケイ (@kei_kudan) September 10, 2018
さらに、夏油温泉・元湯夏油の内風呂も、露天風呂同様源泉を直接湯船に引いています。しかも、露天風呂とはまた異なる源泉から温泉を引いていますので、露天風呂とはまた違った効能を楽しむことができるようになっています。
日帰り客も宿泊客も、全ての温泉を楽しむことができますので、せっかくならじっくり時間をとって、全ての温泉の違いを楽しんでみてくださいね。
足元湧出温泉で新鮮なお湯を堪能
先ほどもご紹介した通り、夏油温泉・元湯夏油の露天風呂は、全て湯船自体が源泉となっています。つまり、足下もしくは湯船の脇から温泉が湧き出ている状態となっています。こうした温泉は「足下湧出(あしもとゆうしゅつ)温泉」と呼ばれ、非常に珍しいものです。
常に新鮮な温泉を堪能できるということもあって、特に湯治目的の人には非常に喜ばれています。未だに夏油温泉・元湯夏油が湯治場として人気が高いのも、これが大きな理由かもしれません。
「滝の湯」以外は混浴!
夏油温泉・元湯夏油で提供されている露天風呂は、ホテルと違って「滝の湯」という温泉以外は全て混浴となっています。とはいえ、混浴だったら恥ずかしくて入れない…という女性の方もいらっしゃいますよね。
そんな方のために、女性専用の時間が設けられていますので、その時間帯に入れば混浴になることはありません。安心して露天風呂を利用してくださいね。
おすすめ①1番人気の混浴露天風呂「大湯」
元湯夏油、露天 大湯 pic.twitter.com/EiFq1mjSYc
— TT@北海道 (@edy555) May 5, 2016
夏油温泉で最も人気の高い露天風呂は「大湯」です。温度は少し高めで、硫黄の香りがする食塩泉となっています。夏だと温度が高すぎるので、少し寒くなってきた秋口あたりに利用するのがおすすめです。
なお、大湯には男女別の脱衣室が用意されていますので、女性の方でも安心して入浴を楽しむことができますよ。この次にご紹介する「疝気の湯」は、脱衣室が男女兼用になっていますので、女性の方はここで着替えをするのがおすすめです。
おすすめ②開放感抜群!屋根なしの「疝気の湯」
夏油温泉
— 春は馬車に乗って (@jounalduvoleur) July 18, 2016
疝気の湯
夜、ここで僕は温泉に浸かり川のせせらぎを聴きながら遥かな天体の運動を眺め、
人生に思いを馳せたのです。(やっぱ仕事行きたくない、という思いがつのりました。) pic.twitter.com/NmejgDGo65
夏油温泉の中で最も開放感が味わえる露天風呂が「疝気(せんき)の湯」です。夏油温泉・元湯夏油の露天風呂の中で唯一屋根がないお風呂で、山も空も眺めながらお風呂に浸かることができます。また、目の前にはほぼ同じ高さの川が流れているので、渓流の様子も眺められます。
屋根がないということで、特に夜に利用するのがおすすめです。また、温度は温めで夏でも安心して利用することが可能です。切り傷や火傷、慢性的な皮膚病などに効能があると言われています。
おすすめ③温泉内で一番ぬるいお湯の「女(目)の湯」
また夏油温泉 元湯夏油に行ってきた。8月より涼しくアブはいなくなったが、大湯はまだ熱くて入れず掛け湯のみ。疝気の湯は一番ぬるく、真湯、女(目)の湯(画像)もぬるめ。来月の紅葉シーズンには、大湯以外は寒くて入れなくなるんだけど(笑) pic.twitter.com/bXeFGZQsjn
— ゆっくん (@Nefertiti2004jp) September 23, 2013
夏油温泉内で最もぬるいのが「女の湯(めのゆ)」です。「女の湯」という名前ですが実際は混浴なので、間違えないよう「目の湯」と表記されることもあります。寒い時期、また雨が降った直後などはかなり温度が低くなりますので、注意してください。
ちなみに、女の湯の源泉は足元からだけでなく、中央にある岩壁からも湧いています。足下湧出温泉の良さを存分に感じられるのも、この温泉の特徴ですね。
おすすめ④お肌が潤う美肌の湯「白猿の湯」
最後に、内湯ではありますが女性にダントツでおすすめしたい夏油温泉の温泉をご紹介します。「白猿の湯」という温泉で、美肌の湯として有名な温泉となっています。無色透明のお湯で、少し甘めの香りが漂い、しっとりとした肌触りが特徴です。
乾燥肌の人には是非一度体験していただきたい温泉ですが、他にも慢性の婦人病や動脈硬化にも効果が期待されると言われています。
夏油温泉・元湯夏油の客室は?
夏油温泉・元湯夏油では、2つの棟が用意されています。1つは旅館部、もう1つは自炊部と呼ばれ、それぞれ特徴や使い方が全く異なるので、用途に合わせて使い分けることをおすすめします。
旅館部は旅行や観光目的の宿泊者向け
今日も夏油高原スキー場から夏油温泉まで紅葉鑑賞ドライブ🚗
— Tora62 (@denkijellyfish) October 15, 2017
一日ごとに紅葉の色合いが濃くなってますね
夏油温泉へ続く道は山全体が色づいて見事な紅葉です
そして夏油温泉は紅葉に囲まれてました🍁 pic.twitter.com/6phxwdRVRH
まず「旅館部」です。その名の通り旅館として使用する目的の棟で、旅行や観光目的でやってきた宿泊客の方は、十中八九こちらを利用します。普通の旅館と全く同じで、快適に夏油温泉でゆったりと温泉を楽しみたいという方にぴったりです。
素泊まりや豪華な食事付のプランも!
昨日は夏油温泉の自炊部に泊まった。温泉以外に何も無い環境で羽根をのばせた。 pic.twitter.com/61nZZ24ZTH
— ゆーちょ (@ucho_kq2133) August 29, 2014
夏油温泉は紅葉の名所なので、観光目的でやってくる方も非常に多く、豪華な食事付きプランから素泊まりのプランまで、様々なプランが用意されています。特に地産地消コースが最も豪華なプランで、1日3組限定のコースなので、是非一度は体験していただきたいです。
また、食事は夏油温泉・元湯夏油以外のところで食べたい、という方のために、素泊まりのプランも用意されています。その場合はかなり宿泊費が抑えられますので、数日かけてじっくり温泉を楽しみたいという方にもおすすめです。
自炊部は長期滞在や湯治目的の宿泊者向け
豪雨の中 夏油温泉行ってました。湯治棟の客は俺一人だけ。温泉に浸かりつつ、電波も入らずテレビもない環境で、走光性の虫たちを撃退しながら読書に耽る静かな一夜でした。 pic.twitter.com/5sUypwmcHv
— 春は馬車に乗って (@jounalduvoleur) July 23, 2017
逆に、観光よりもとにかく夏油温泉で湯治をしたい!という人のために用意されているのが「自炊部」です。こちらは昔ながらの湯治スタイルで、共同自炊場で自炊をする代わりに、格安で長期滞在できる、という棟になっています。
至れり尽くせりの旅館スタイルとは違い、食器や寝具以外は全て自分たちで用意しなければならない、というデメリットはありますが、自分の体調や生活習慣に合わせて夏油温泉をじっくり楽しめる、という、この上ない贅沢を味わうことができます。
共同炊事場で自炊できる
今晩は夏油温泉に宿泊
— しゃんたん(又さん) (@Shan_Tung) October 13, 2018
男飯自炊部です(トマトチーズ鍋)
ワインに合う pic.twitter.com/A6YV6toOgL
夏油温泉・元湯夏油で自炊部を利用する場合、共同炊事場で自分の好きな料理を自炊することができます。自分で食材を買い出しに行けば、毎日好きなものを作って食べることができますので、自由度は旅館部よりもかなり高いと言えますね。
事前予約すれば旅館部の食堂も利用可能
夏油温泉
— U.P@ミディアムグレー (@Ur7r56PAWmiKK98) October 22, 2019
自炊部に宿泊 pic.twitter.com/hfa0jgcVaC
ちなみに、事前に予約さえしていれば、自炊部の棟で寝起きしていてもたまに旅館部の食堂でゆったり食事をする…というようなことも可能です。利用を希望する場合は、フロントに申し出てくださいね。
宿泊料金は2000円からと格安
自炊部では、宿泊料金が非常に安くなっており、最も安い価格で2,000円、高くても2,400円という安さです。寝具を借りる場合には別途料金がかかりますが、寝具も持ってきてしまえばそれも節約が可能です。
ちなみに、自炊部は長期宿泊が基本ですので、逆に自炊部を1泊だけの利用の場合、+500円の割増料金となりますので、ご注意ください。
夏油温泉・元湯夏油の周辺情報とアクセス
夏油温泉は、温泉自体も非常に魅力的なスポットですが、周辺にも観光スポットは多く存在しています。また、夏油温泉に訪れる際のアクセスも非常に気になるところだと思いますので、その辺りも含めて、周辺情報をご紹介します。
周辺の観光スポット
おはようございます 9℃晴れ 日中19℃程
— 夜空の星に願いを (@yumemirutennsi) October 19, 2016
今朝は綺麗な青空も・・#紅葉
昨日の 秘湯 夏油温泉の紅葉
連日の冷え込みで 山々は
ため息の出るような
色鮮やかな 紅葉になっていることでしょう! pic.twitter.com/UwwRoLSfcu
まず、夏油温泉の周辺にある観光スポットについてご紹介します。特に長期間滞在を考えているのであれば、周囲の観光スポットにも足を伸ばしてみて、岩手の魅力を存分に感じてみてください。
経塚山・牛形山・駒ヶ岳
「夏油三山」と呼ばれているのが、経塚山・牛形山・駒ヶ岳の3つの山です。ブナの原生林と高山植物にあふれている割に、比較的楽に歩いていけることで有名です。また、牛形山と駒ヶ岳は焼石岳という花の名峰としても有名な山に連なっているため、高山植物の花が美しく見応えたっぷりです。
夏油三山で観光として登山や紅葉、高山植物を楽しんで、疲れた体を温泉で休める…という、最高の1日を過ごすことができますよ。
天狗の岩
夏油温泉のある岩手県北上市で、国の特定天然記念物に指定されていることでも有名なのが「天狗の岩」です。夏油温泉よりもさらに上流にある日本最大の石灰華ドームで、湧き出た温泉が沈着して形成され、大きなドーム上の形になったと言われています。
底は約25メートル、高さはなんと7メートルにもなっていて、それだけでも自然の壮大さを肌で感じることができますよ。
薬師神社と見印の杉
夏油温泉が見つかって以来、この温泉の神様とされる薬師如来を祀っているのが「薬師神社」です。夏油温泉に湯治目的でやってくる人は、まずこの神様に挨拶をしてから湯治に入るという人も多いようです。
また、この神社の御神木とされるのが「見印の杉」で、一説では樹齢は650年以上もあると言われており、観光としても見応えは抜群です。
夏油温泉・元湯夏油へのアクセス
夏油温泉・元湯夏油へのアクセスは、車かJR、飛行機などが便利です。特に、周囲の観光も楽しもうと思ったら車でのアクセスが特に便利ですね。公共交通機関でやってくる場合は、JR北上駅からタクシーもしくはレンタカーを利用していただくことになります。
JR「北上駅」からタクシーか車で50分
公共交通機関の場合、まずはJR北上駅まで向かいます。飛行機でやってくる場合、いわて花巻空港から路線バスで50分、タクシーを利用すれば約20分程度で到着します。
そこから先は、タクシーもしくはレンタカーを利用して、約50分の道のりとなります。以前は路線バスもあったのですが、現在はバスでのアクセスは不可となっております。
旅館の送迎車も予約可能
なお、JR北上駅までやってきた場合、元湯夏油からの送迎車を利用することも可能になっています。この送迎車は宿泊利用の方のみが利用可能で、さらに前日までの予約が必要なので注意してください。また、駅へのお迎えの時間が13:45ですので、時間にも十分注意が必要です。
夏油温泉・元湯夏油の基本情報
【名称】 | 夏油温泉・元湯夏油 |
【住所】 | 岩手県北上市和賀町岩崎新田1-22 |
【予約はこちら】 | じゃらん |
【問い合わせ先】 | 090-5834-5151 |
【宿泊料金】 | ▼旅館部▼ 素泊まり:5,000円〜 1泊2食付:10,000円〜 ▼自炊部▼ 2,000円〜 |
【日帰り料金】 | 食事付プラン:3,300円〜 日帰り休憩プラン:1,000円〜 入浴のみプラン:600円/大人 300円/子供 |
【アクセス】 | JR北上駅から車で約50分 ※宿泊のお客様は送迎車あり |
夏油温泉・元湯夏油で日頃の疲れを癒そう!
ここまでで、夏油温泉・元湯夏油の魅力は十分に伝わったことと思います。秘湯と呼ばれる温泉地で、木々の紅葉を楽しみながらゆっくり温泉を楽しむなら、やっぱりホテルよりも旅館が風情がありますね。
紅葉の中で体を休めながら日頃のストレスを癒すのに、夏油温泉・元湯夏油はぴったりの場所です。宿泊はちょっと、という人も、日帰りでも是非一度この地を訪れてみてください。日帰りではもったいない、ということに、すぐに気づけるはずですよ。