「錦秋湖」は有数の紅葉名所!見頃の時期や温泉がある道の駅も紹介!

岩手の錦秋湖は湯田ダムを形成してできた人工湖で、ダム100選に選ばれている観光名所です。錦秋湖は紅葉名所としても知られており、そのクオリティは東北地方でも屈指。この記事では紅葉の見頃の時期や錦秋湖で開催されるイベント、道の駅の温泉について紹介します。

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目次

  1. 1錦秋湖とは?
  2. 2錦秋湖は紅葉の名所
  3. 3錦秋湖の紅葉の見どころ
  4. 4温泉付き駅舎「ほっとゆだ駅」も人気スポット
  5. 5錦秋湖の詳細情報
  6. 6錦秋湖で絶景の紅葉めぐりと温泉を楽しもう!

錦秋湖とは?

岩手県の観光名所の1つ「錦秋湖」は春か冬まで四季に応じた景色を見せてくれる人気スポットです。特に秋の紅葉は岩手県内でも屈指の名所として知られ、紅葉の見ごろの時期には多くの人が訪れています。この記事では、そんな魅力的な観光スポット・錦秋湖の魅力やイベントについて紹介します。

湯田ダムによって形成された人工湖

錦秋湖の正式名所は「湯田ダム」といいます。錦秋湖は自然にできた湖ではなく、高さ89.5mのアーチダム「湯田ダム」をせき止めて形成された人工のダム湖です。人口的にできたものですが、自然に負けない美しさを持っており、湯田ダムはダム湖100選にも選ばれています。

周辺は湯田温泉峡県立自然公園に指定

錦秋湖の周辺は湯田温泉峡県立自然公園に指定されています。湯田温泉峡は岩手湯本温泉、湯田薬師温泉、湯川温泉、巣郷温泉などが含まれています。錦秋湖に来た際には、温泉も一緒に楽しむコースがおすすめです。

錦秋湖を活用したイベントも多数

錦秋湖では、錦秋湖湖水まつり、錦秋湖マラソンなどの錦秋湖を活用したイベントが定期的に開催されており、イベント時には人が沢山来て大いに賑わいます。これらのイベントには全国から参加者がくる程です。

錦秋湖は紅葉の名所

湯田ダム・錦秋湖は紅葉の名所として知られており、紅葉の見頃の時期には沢山の人で賑わっています。紅葉をただ見るだけでも楽しめますが、錦秋湖ならではの紅葉の楽しみ方や特徴を紹介します、さらに例年の紅葉の見頃の時期も調査しました。

錦のような美しい紅葉が特徴

湯田ダムではなく錦秋湖という名称で呼ばれているのは紅葉の美しさが関係しています。錦秋湖の紅葉は綿の様な美しさに例えられている事から、湯田ダムではなく錦秋湖と呼ばれています。

ハイキングやレンタルサイクルで観賞も

紅葉の見頃の時期にはハイキングやレンタルサイクルで鑑賞する人も沢山います。その際に必須となるのが、観光案内所でもらえる錦秋湖のハイキングコースマップです。このマップにはビューポイントや食事処や、おすすめスポットの情報が掲載されています。

例年の紅葉の見頃は?

錦秋湖の紅葉の見頃の時期は、10月上旬から下旬とされています。見頃の時期の錦秋湖は、紅葉で周囲の山が鮮やかに染まり、錦秋湖の湖面との見事なコントラストを演出しています。見惚れてしまう程に綺麗な紅葉だと絶賛されています。

春に錦秋湖で山桜を見る事ができます。緑に囲まれた自然の山桜も情緒を感じさせます。山桜の見頃は一般的には通常の桜と同じく3月下旬です。

錦秋湖の紅葉の見どころ

錦秋湖の紅葉の見頃の時期やレンタルサイクルやハイキング情報を紹介しました、ここからは、さらに紅葉を楽しむ為のビューポイントや、紅葉以外でも楽しめるスポットを紹介します。

見どころ①天ヶ瀬大橋

天ヶ瀬大橋」は国道107号から錦秋湖に向かう時にある橋で、ここからは紅葉と錦秋湖の湖面を一望する事ができます。ここで車をおりて写真を撮る多く、人気のカメラスポットです。見頃の時期には、ここから様々な色をした紅葉を見る事ができます。近くよりも遠くから見る紅葉が好きな方には特におすすめです。

見どころ②ゆだ錦秋湖駅

先ほどの天ヶ瀬大橋を進んでいくと「ゆだ錦秋湖駅」があります。駅の近辺でも紅葉している木があり、見頃の時期には電車と紅葉が写った写真を撮る事もでき鉄道好きには堪らないスポットとなっています。降雨用の時期にしか撮る事ができない貴重なシャッターチャンスです。

見どころ③錦秋湖橋鉄道展望台

錦秋湖の近くには「錦秋湖橋鉄道展望台」があり、ここからは綺麗な錦秋湖の景色とJR北上線の列車が走る様子を見る事ができます。展望台と言っても大きいものではなく、意外な程に小さい展望台ですが、そこに風情を感じる事ができます。

見どころ④オロセのつり橋

錦秋湖の紅葉の鑑賞スポットはいくつかありますが、その中でも最も綺麗に紅葉が見えると言われているのは「オロセのつり橋」です。ここから見える景色は川岸の岩肌と、綺麗な紅葉の木々が見事なコントラストを演出しています。ハイキングやレンタルサイクルを使って錦秋湖を周る時でも、確実に寄っておきたいポイントです。

見どころ⑤錦秋湖大滝

錦秋湖大滝」は湯田ダムの水位が下がる7月から9月の時期だけ見る事ができる場所です。残念ながら紅葉の見事の時期と被っていないので、紅葉が最も綺麗な時期には見る事ができませんが、この錦秋湖大橋の為に、7月から9月の間に錦秋湖を訪れる人も少なくありません。

この時期には、湯田ダム湖内にある貯砂ダムから落ちる水があり、それが「水のカーテン」と呼ばれています。さらに滝野裏側を通る事もできるので、滝を中から見るという貴重な体験をする事ができます。

「錦秋湖大滝」のライトアップがメインのイベントもあります。そのイベントは「錦秋湖大滝サマーLIGHTフェスティバル」のというもので、2日間開催されます。2019年は7月27日・28日に開催され、錦秋湖大滝が色鮮やかにライトアップされていました。

滝のライトアップは、外からライトアップするのではなくて滝の内側からライトアップします。このライトアップ方法は非常に稀で、世界的にも、このライトアップ方法を実施している場所は少ないそうです。

さらに2019年のイベントではスタンドアップパドルボードからライトアップを見る事もでき、湖面上から眺める錦秋湖大滝のカラフルなライトアップは絶景でした。錦秋湖大滝はライトアップや、水のカーテンなどの見どころが沢山ある観光スポットですが、観光の際には注意が必要です。

遠くからライトアップを見る分には問題はありませんが、滝の内側を歩くときには水が飛んでくるので濡れてもいい格好で行く事や、足元が水で滑りやすくなっているので転倒しないように注意する必要があります。

温泉付き駅舎「ほっとゆだ駅」も人気スポット

錦秋湖の紅葉の見頃の時期や、紅葉を見る時の、おすすめのビューポインと、さらには夏のイベントのライトアップを案内してきました。桜や紅葉が楽しめる錦秋湖の周りには、他にもおすすめの人気スポットがあります。その1つ「ほっとゆだ駅」について紹介していきます。

桜や紅葉シーズン、イベントで錦秋湖に訪れた時には、是非「ほっとゆだ駅」にも立ち寄ってみるのはいかがでしょうか?「ほっとゆだ駅」の魅力とは?

温泉が併設された道の駅

ほっとゆだ駅は湯田ダムの近くにある温泉が併設された道の駅の事です。元々は1922年に「陸中川尻駅」として開業しましたが、1991年に現在のほっとゆだ駅に改名しています。温泉施設しては1989年から営業を開始しています。温泉施設としても30年以上の歴史があります。

この道の駅の外観は木造にトンガリ屋根がついている昔ながらの建物で、錦秋湖の豊かな自然にマッチしています。温泉施設が併設されている道の駅は、他では体験する事ができません。錦秋湖の綺麗な桜や紅葉を見てから道の駅の温泉を楽しむコースが人気です。温泉の入浴料は一般300円、小・中学生120円と、とてもリーズナブルです。

旅先で道の駅でお土産を購入する事もあるかと思います。道の駅・ほっとゆだ駅でもお土産品や食事処が目の前にあります。道の駅の食事処では、ここでしか食べられない「湯田ダムカレー」があり、お皿の上でに湯田ラムを表現しています。インパクト抜群の湯田ダムカレーですが、味の方も見た目に負けないクオリティに仕上がっているそうです。

道の駅の販売所では岩手県限定のビールや、湯田牛乳を使ったソフトクリームなどが販売されています。錦秋湖の桜や紅葉を限定ビールを飲みながら眺めるのは至福の時間です。

大浴場の信号機が列車の到着をお知らせ

この道の駅の大浴場には信号機がついていおり、電車が近づくと反応し色が変わります。信号機の色は青・黄・赤と変わっていき電車が近づいている事を教えてくれます。道の駅の温泉ならではの特別な仕掛けとなっています。正確には電車が到着する45分前が青、30分前は黄色、15分前が赤となっています。

お湯の温度は3種類から選べる

ほっとゆだ駅の温泉は好みのお湯の温度が選べる様になっています。大浴場が男女共に温度別に3つに分かれており、これは温泉に加水して温度を下げているわけではなく、加水せず温泉の温度を下げるシステムが採用されています。ですから、温度が低い浴槽でも厳選かけながしの気持ちの良いお湯はそのままです。

浴室の表記は「あつめ」「ふつう」「ぬるめ」となっています。ぬるめは子供でもゆっくり入る事ができる温度で、浴槽の深さは約30㎝と、小さい子供が溺れない様に配慮されています。

あわ風呂、寝風呂、貸し切り風呂も

ほっとゆだ駅には普通の浴槽に加えて「あわ風呂」「寝風呂」「貸切風呂」といったものがあります。普通の銭湯でもあわ風呂や寝風呂は一般的ですが、道の駅の温泉で貸し切り風呂は中々お目にかかる事はできません。貸し切り風呂は有料となっており1時間1600円で利用する事ができます。少し値が張りますが旅の思い出に浸かってみるのはいかがでしょうか?

建物の1階には売店があり、温泉で温まった体をアイスやジュースでほど良く冷やす事ができます。この売店には幻のどぶろく「ユキノチカラ」が販売されていますが、かなりの人気があるので残っていたらラッキーと言われています。

駅の一角にある「ほっとゆだ足湯っこ」もおすすめ!

ほっとゆだ駅の一角には「ほっとゆだ足湯っこ」という足湯スペースがあります。この足湯は無料で誰でも利用する事ができます。足湯で使っているお湯は、駅内の温泉で使っているかけながなしの原泉です。寒い時は足湯に入るだけでも体が温まります。ほっとゆだ足湯っこは7:30~20:00まで利用する事ができます。

ほっとゆだ駅の基本情報

【名称】 ほっとゆだ駅
【住所】 岩手県和賀郡西和賀町川尻40地割53
【営業時間】 7:00~21:00
毎月第2水曜定休(祝日の時は営業し、翌日休業)
【アクセス】 JR北上線「ほっとゆだ駅」
【駐車場】 あり
【公式HP】 https://www.nishiwaga.biz/?page_id=352

錦秋湖の詳細情報

錦秋湖は桜や紅葉といった自然の芸術だけでなく、人口の芸術であるライトアップや季節ごとのイベントなどもあり、年中楽しめる観光名所として知られています。さらに近くのほっとゆだ駅では駅の舎内で温泉に入る事もできます。

錦秋湖は是非おすすめした観光名所です。最後に、錦秋湖に行く時にチェックしておきた詳細情報をお伝えします。錦秋湖に観光行く際には是非参考にしてください。錦秋湖へのアクセス方法を詳しく紹介します。

アクセスは?

錦秋湖に行く場合に、どのアクセス方法を使うのが最善なのでしょうか?車で行く場合と、交通機関で行く場合の2つのアクセス方法を紹介します。

公共交通機関の場合

まずは、公共交通機関を使って錦秋湖に行く場合ですが、交通機関で錦秋湖まで行くのは難しい様です。北上駅から、先ほど紹介したほっとゆだ駅まで来ることはできますすが、そこから錦秋湖まで行くにはタクシーになります。

タクシーで10分ほどの距離なので、歩けない距離ではありません。むしろ、桜や紅葉のシーズンであれば、歩きながら道中で桜や紅葉を鑑賞する事ができるので、タクシーよりもハイキングを兼ねて歩くのがおすすめです。

車の場合

車で来る場合は秋田自動車道湯田ICから約10分ほどで到着します。車で行く場合には駐車場の有無が大切になってきますが、錦秋湖には駐車場が用意されています。しかし、止められる台数が、多くはないそうなので春の桜や秋の紅葉シーズンは特に駐車場が激戦区になる事が予想されます。

錦秋湖の基本情報

【名称】 錦秋湖
【住所】 岩手県和賀郡西和賀町川尻
【アクセス】 JRほっとゆだ駅からタクシーで約10分
秋田自動車道湯田ICから車で約10分
【駐車場】 あり
【公式HP】 https://michinoeki.nishiwaga.biz/

錦秋湖で絶景の紅葉めぐりと温泉を楽しもう!

岩手県の観光スポット・錦秋湖の魅力や桜や紅葉、イベントやライトアップ情報を紹介してきました。錦秋湖は春には山桜、夏には水のカーテンやイベントのライトアップ、秋には紅葉を楽しむ事ができます。錦秋湖周辺にはビューポイントもあり、場所場所で違った風景を見る事もできます。

錦秋湖は温泉も近くにあり、ほっとゆだ駅では駅舎の中で温泉に入るという楽しく貴重な体験をする事ができます。是非、錦秋湖で絶景の紅葉めぐりと温泉を楽しんでください。

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この記事のライター
かかし
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