「最上川舟下り」で絶景と仙人堂を巡る!義経ロマン観光を満喫しよう!

「最上川舟下り」が楽しめる最上川は、源義経や松尾芭蕉に関係する名所があり、特に仙人堂は縁結びのパワースポットとして知られ沢山の観光客が訪れます。また、四季折々に変化する風景と共に船頭さんの軽妙なトークも人気があります。今回は「最上川舟下り」を紹介します。

「最上川舟下り」で絶景と仙人堂を巡る!義経ロマン観光を満喫しよう!のイメージ

目次

  1. 1最上川舟下りとは
  2. 2最上川舟下りの特徴と魅力
  3. 3人気観光船「最上峡芭蕉ライン」
  4. 4人気観光船「最上川舟下り義経ロマン観光」
  5. 5最上川舟下りでよくあるQ&A
  6. 6最上川舟下りで歴史と自然を肌で感じよう!

最上川舟下りとは

最上川舟下り

出典:https://www.flickr.com/photos/iding/22580384947/sizes/l/

山形県を流れる最上川は、江戸時代、川村瑞賢によって日本海の西回り航路が開発されると、山形県の各地でとれた米を、北前船が立ち寄る最上川の河口にある酒田に集積し、酒田から西回り航路を通って大阪や江戸へと運ぶようになりました。

また、戻ってくる北前船には、江戸や大阪その他各地の物産を運び酒田から最上川を通って山形県の各地へと運び、最上川を利用した交易が盛んになりましたが、今ではその当時運行されていた川船をイメージして、JR古口駅あたりからJR高屋駅を過ぎたあたりまでを「最上川舟下り」として観光船が運行されています。

四季折々の自然を楽しむアクティビティ

最上川は、「五月雨や集めて早し最上川」と松尾芭蕉の句にもあるように急流となっている部分もありますが、「最上川舟下り」が運航されている辺りは比較的流れも穏やかです。

そして、春には新緑、夏には深緑の中を流れ落ちる滝や秋の紅葉、そして冬の水墨画のような雪景色と、春夏秋冬、四季折々に変化する風景を眺めながら「最上川舟下り」を楽しむことができます。

最上川舟下りの特徴と魅力

最上川舟下り

出典:https://www.flickr.com/photos/chen_yi-ray/5445549208/sizes/l/

「最上川舟下り」は、四季折々に変化する風景と滝やを楽しみながらのんびりと下る楽しさに加え、源義経の伝説や松尾芭蕉が残した句など、山形の歴史や文化を知るうえで貴重な名所があり、その当時に思いを馳せながら、ゆったりと舟下りをすることができます。

また、秋の紅葉の風景を楽しみながら、義経や芭蕉に由来する名所を訪ねたり、滝や渓谷などの自然の造形を楽しんだり、あるいは、水上コンビニに立ち寄ったり、舟を操る船頭さんが披露する舟唄や、船上で味わう食事など、その魅力をあげたらきりがありません。

義経と芭蕉も訪れた歴史ある場所

「最上川舟下り」を楽しむことができる最上川周辺には、源義経が兄の頼朝に追われ最上川を舟で上り平泉へと逃れる途中に立ち寄った馬爪岩や弁慶のつぶ手石、義経の従者が祀られているとされる仙人堂があります。

また他には、義経の妻がその美しい姿を見て句を詠んだと言われる白糸の滝など、紅葉も美しい義経や芭蕉が訪れた歴史ある場所が点在していますので、途中水上コンビニで休憩したりしながら、じっくりと楽しむのもおすすめです。

そして「最上川舟下り」として運行されている舟の上からは、この馬爪岩や仙人堂などを見ることができますし、新しい「最上川舟下り」の航路には白糸の滝を間近に見るだけではなく、陸地にあがって滝の下から、滝が流れ落ちる美しい様を見上げることができます。

また、パワースポットとして縁結びにご利益があるとされる仙人堂へは、実際に立ち寄って参拝することができる「義経ロマン観光」という名称の「最上川舟下り」のプランもありますので、是非、予約をして利用してみることをおすすめします。

魅力①四季ごとに異なった姿が見れる

「最上川舟下り」の魅力の一つに、春の新緑の中に咲く山桜や秋の紅葉など、季節ごとに変わりゆく様々な姿を見ることができることが挙げられますので、水上コンビニで休憩を取ったりしながらゆっくりと山々の景観を堪能するのがおすすめです。

そして、最上川の両岸には急な斜面の山が迫り、まるで渓谷の中を舟下りするような感覚を覚えますが、一日の中でも時間が経つにつれて、山の日に当たる部分と影になる部分が変化し、その印象が時々刻々と変化します。

そしてそれは、春夏秋冬、季節ごとに変化する風景と併せて、二度と同じ風景は現れないのではないかと思えるほど、自然の造形の変化に富んだ景観を見せ、この地を何度訪れ、そして何度「最上川舟下り」を体験しても、それぞれ異なる感動に襲われます。

春の見どころ

こたつが手離せない長い冬の雪の季節が終わると、最上川には周辺の山々から雪解け水が流れ込み、その水量が増していき満々とした水を湛え、新緑の季節が始まります。そして、今まで水墨画のようだった周りの景色も、徐々に淡い緑色が見え始め、いよいよ新緑の季節が始まります。

そして、その緑がかっていく周辺の山々を眺めたり、水上コンビニに立ち寄ったりしながら「最上川舟下り」を体験するのもどこかウキウキとした弾んだ気持ちになってきて楽しいものですが、5月初旬になると、辺りの山々にはポツポツとピンク色をした山桜が見えるようになってきます。

新緑の中にしっかりとしたピンク色の山桜が咲き誇る5月初旬は、春の季節の「最上川舟下り」では、一番の見どころと言えるかもしれません。そして、この見どころを必ず体験しようと思ったら、舟下りに予約を入れることをおすすめします。

夏の見どころ

山桜の咲く季節が過ぎ、初夏を迎える5月下旬から6月上旬の季節には、辺り一面が新緑の若い緑色に覆われ、強くなり始める日差しの中、その輝きを一層増します。その目に優しい若い緑色を眺めながら「最上川舟下り」をしていると穏やかな気持ちになってきて心癒される時間を過ごすことができます。

そして、新緑の季節と梅雨のシーズンが過ぎた7月中旬から8月中旬にかけては、いよいよ夏本番。満々と水を湛えた穏やかな最上川の川面を蝉しぐれを聞きながらゆったりと、水上コンビニに立ち寄ったりしながら「最上川舟下り」を楽しむことができます。

秋の見どころ

夏が終わると蝉しぐれも聞こえなくなり、最上川周辺は静寂の時を迎えると共に、代って秋の虫たちの鳴き声が聞こえ始めます。「最上川舟下り」で静かに水面を進みながら虫たちの音色に耳を傾け、ときおり飛び跳ねる川魚に歓声を上げながら、ゆったりと舟は進み、そろそろと紅葉の季節がやってきます。

そして、秋の紅葉の時期を迎える10月下旬から11月下旬にかけては、最上川周辺の山々が赤や橙色、そして黄色に染まり、色づいた枯葉が舞い落ちるなか、紅葉を水面に映しながら穏やかに流れる川面を「最上川舟下り」は進みますので、途中水上コンビニに立ち寄り休憩をしながら、辺りの山々を眺めるのもおすすめです。

冬の見どころ

秋の紅葉の時期が過ぎると、最上川周辺ではこたつなどの冬支度が始まります。そして、12月を過ぎるころから雪が舞い始め、周辺の山々がこれまでの色鮮やかな紅葉とは打って変わって、水墨画のような白と黒、グレーへと様相を変えていきます。

紅葉が終わり、雪が降り始め、ある時は、サワサワと、そしてある時はボタボタと雪が降り続ける12月下旬から2月までは、辺り一面が白一色の世界に変貌します。

そして、あの「おしん」も乗ったであろう「最上川舟下り」が下る様は、幻想的な風景の中、厳かな気持ちにさせてくれますが、外気は縛れるような寒さでも、船内では暖かなこたつに入りながらその風景を堪能できます。

魅力②世界三大舟唄「最上川舟唄」

「義経ロマン観光」などの「最上川舟下り」では、船頭さんが巧みに舟を操りながら舟を滑らせる中、水上コンビニに立ち寄ったりしながら「最上川舟下り」の見どころとなる仙人堂や白糸の滝などの見どころに来ると、軽妙な山形弁をつかって面白おかしく解説をしてくれます。

そしてこの船頭さんのパフォーマンスとして人気があるのが民謡を歌ってくれることです。「最上川舟下り」が運航されている最上川では、昔から船を操りながら自然と唄を歌うようになり、それが今の「最上川舟唄」になっています。

現在では、「最上川舟下り」の船頭さんが、日本語のほかに、外国語で山形弁交じりに軽妙なトークと共に歌ってくれ、乗客に大うけするとのことですので、「最上川舟下り」の一番の見どころと言えるかもしれませんし、冬の寒い時期は、用意されたこたつに入って暖をとりながら船頭さんとやりとりをするのも楽しいものです。

魅力③船上で味わうグルメ

「最上川舟下り」では、船頭さんの軽妙なトークや唄を聞きながらいただく食事を外すことはできません。地元の海や川の幸、山の幸を贅沢につかった食事メニューがあり、山形名物の芋煮汁などの食事も味わうことができますので、冬は用意されたこたつで暖をとりながら芋煮汁を味わうのがおすすめです。

そして困ったことに、提供された食事のあまりの美味しさに、食べることに没頭してしまい船頭さんのトークや唄をほとんど聞いていない乗客もいるようですので、「最上川舟下り」を楽しんでいる間は、食事も味わいつつ、周りの景色も眺めながら、船頭さんとの掛け合いも忘れないようにしましょう。

魅力④冬はこたつ船も人気

「最上川舟下り」は寒い冬の時期も、水墨画のような幻想的な雰囲気を味わうことができますので、暖かい時期とはまた違った趣を楽しめます。そして、なんと12月から3月までは、「最上川舟下り」の舟の中に「こたつ」が常備されます。

寒いから冬の「最上川舟下り」はちょっとと躊躇している方も、舟でいただく芋煮汁などの食事や熱燗で身体を内部から温めつつ、こたつに入って外側からも暖めれば、準備万端、最強で「最上川舟下り」を楽しむことができますので、乗船の際には事前に予約を入れておくことをおすすめします。

人気観光船「最上峡芭蕉ライン」

最上川舟下り

出典:https://www.flickr.com/photos/chen_yi-ray/6907199182/sizes/l/

「最上川舟下り」を楽しむことができる「最上峡芭蕉ライン」は、義経や芭蕉が立ち寄ったとされる名所を巡りながら、最上川の両側の急峻な山肌に広がる木々や白糸の滝や七滝などの自然の景観を堪能できることから、観光船として人気があり、冬の寒い時期でもこたつに入って暖かくして楽しむことができます。

ゆっくり観光したい方向けのロングコース

「最上川舟下り」の芭蕉ライン定期航路はいつでも予約なしで出発できるのが一番のメリットですが、この航路は「最上川舟下り」のルートで一番見どころも多く、約60分と時間をかけてゆったりと見どころを眺めることができる良いとこどりのコースですので、ゆっくり観光したい方におすすめです。

最上峡芭蕉ラインの基本情報

「最上川舟下り」を楽しむ「最上峡芭蕉ライン」の定期航路は、一日5便が運航され、古口港(戸沢藩船番所)を出発して、草薙港(道の駅・最上峡くさなぎ)へ至る約60分のコースで、出発地点と到着地点ではそれぞれ路線バスが運行されています。

そのため、車でアクセスして「最上川舟下り」を楽しもうとした場合、出発地点で車を停めておいても、到着地点から料金を支払って路線バスに乗車すれば、車を停めた駐車場まで戻ることができますので安心です。もちろん、往復料金で乗船して出発地点まで戻ることもできます。

住所 山形県最上郡戸沢村大字古口86-1
営業時間 4月~11月:8:30~17:00
12月~3月:9:00~16:30
定休日 無休
料金 片道料金:
大人(中学生以上)2,500円、子供(小学生)1,250円
往復料金:
大人(中学生以上)3,400円、子供(小学生)1,700円
古口港から草薙港までの車回送料金:2,850円(普通車)
草薙発古口路線バス料金:410円
アクセス JR新庄駅より陸羽西線乗車、古口駅下車、徒歩5分
庄内空港より車で50分(古口乗船所)
駐車場 有り
公式HP http://www.blf.co.jp/index.html

乗船料金

「最上川舟下り」を楽しむことができる「最上峡芭蕉ライン」の乗船料金は、大人が片道2,500円、往復3,400円、子供が片道1,250円、往復1,700円となっており、年中無休で予約なしで出発することができますが、満員となった場合は乗船できなくなってしまいますので、事前の予約がおすすめです。

最上峡芭蕉ラインのコース内容

「最上川舟下り」のおすすめコースである「最上経芭蕉ライン」の定期航路は、JR古口駅近くの古口港(戸沢藩船番所)を出発します。

そして、約60分をかけて、水上コンビニで休憩をとりながら、冬はこたつに入って見どころとなっている最上川最大の「白糸の滝」や7段になって流れ落ちる「七滝」などを眺めつつ舟下りを楽しみ、川の駅・最上峡くさなぎへ至る12㎞のコースです。

戸沢藩船番所をスタート

「最上川舟下り」の出発点となる古口港がある戸沢藩船番所では、そば打ち体験ができるコーナーや、お土産売り場そして食事処もありますので、乗船待ちをしている間には、食事をしたり時間を持て余すということがありません。そして、乗船時間が来れば、いよいよ「最上峡芭蕉ライン」のスタートです。

水上コンビニで休憩

「最上川舟下り」の出発点となる古口港を出発して、約20分ほど下っていくと「水上コンビニ」に到着です。ここでは、山形名物の玉こんにゃくやアユの塩焼きなどを味わったり、さくらんぼドリンクなどのご当地ドリンクでのどを潤すことができます。

また、この水上コンビニの裏手の川岸には「ふるさと村」という休憩所やバーベキューで食事ができる広場があり、ほかに、子供に人気の滝すべりや魚のつかみどり、凧あげなどのアトラクションが揃っていますので、「最上川舟下り」の途中にここで十分楽しんだ後に、別の舟に乗船して下ることもできます。

最上川最大の滝「白糸の滝」

そして「水上コンビニ」でご当地グルメを楽しんだら、次は最上川最大の滝「白糸の滝」を目指します。この滝は、松尾芭蕉も「奥の細道」の中に「白糸の滝は青葉の隙々に落ちて…」と残していますが、きっとその美しさに目を奪われたのでしょう。

この何本もの白糸を流した「白糸の滝」の様相は今でも格好のビュースポットとなっており、対岸の道路脇あるドライブインの屋上から眺めると、特に紅葉の時期、この美しい姿が一層際立って見えます。

7段に流れ落ちる「七滝」

そして「白糸の滝」を過ぎて少し下ると、「七滝」が現れ、木立の中に7段に流れ落ちていく姿を見ることができるほか、ここには義経にゆかりのある弁慶伝説で語られた「つぶて石」を見ることもでき、秋の紅葉の季節にはそのコントラストが際立ちます。

川の駅 最上峡くさなぎがゴール

そして、間もなく約60分の「最上川舟下り」が終わり、「最上峡芭蕉ライン」の到着地点である川の駅・くさなぎに到着です。また、「最上川舟下り」のために車で訪れた方は、出発地点の古口港に車を停めていますので、この道の駅から料金はかかりますが路線バスで戻ることになります。

人気観光船「最上川舟下り義経ロマン観光」

最上川舟下り

出典:https://www.flickr.com/photos/t_muto/3516981837/sizes/l/

これまで紹介してきた「最上峡芭蕉ライン」の運行会社とは別に、人気観光船として「最上川舟下り義経ロマン観光」も運航されています。この舟下りの特徴は、義経ゆかりの縁結びのパワースポットとして知られる仙人堂に立ち寄るコースであることです。

そして、出発と到着が同じ場所となる周回コースであるため、最上川を上っていくコースは義経気分に浸り、下っていくコースは芭蕉気分に浸れることと併せ、停めた車へのアクセスが楽ということがあります。

縁結びのパワスポ「仙人堂」に立ち寄るコース

縁結びのパワースポットとして人気がある「仙人堂」は、渡し船や舟下りで行くことができる「恋に効く神社」として、時には出雲大社とともにメディアで紹介されることもあり、今や沢山の観光客が立ち寄るようになっています。

この仙人堂(外川神社)は、そもそも義経にゆかりがあり、芭蕉も奥の細道に記しているこの地は、その歴史に触れることができる最上川観光の重要な見どころの一つとしておすすめです。

最上川舟下り義経ロマン観光の基本情報

「最上川舟下り義経ロマン観光」は、義経ゆかりの仙人堂の最上川をはさんだ斜め向かいにあるJR高屋駅付近を出発点に、途中仙人堂に立ち寄りながら上流と下流を周遊する60分のコースで、人気がありますので事前予約することをおすすめします。

住所 山形県最上郡戸沢村大字古口字高屋3112-1
出航時間 (平日)10:00、11:30、13:00、14:30
(土日祝・夏休み)
 10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00
 随時便有り ※15:00は要問合せ
定休日 無休
料金 片道料金:
大人2,400円、子供(小学生)1,200円
15名以上10%割引
アクセス JR新庄駅より陸羽西線乗車、高屋駅下車、徒歩すぐ
庄内空港より車で50分(高屋乗船場)
駐車場 有り(JR高屋駅駐車場利用)
公式HP http://mogamigawa.jp/

乗船料金

義経ロマン観光の「仙人堂へ案内する通常コース(60分)」は、大人2,400円(2,200円)、小人(小学生)1,200円(1,100円)で、未就学児は無料です。また、これに食事(普通の十割そば+芋煮)が付いたコース(要予約)は、大人3,300円(3,000円)、小人(小学生)2,150円(2,000円)です。

ほかに、最上川を周遊せず、仙人堂を往復する「仙人堂の渡し」が大人1,000円(950円)、小人(小学生)500円(450円)です。なお、カッコ内は15名以上の団体料金です。このほかにも様々なプランがありますので、公式HPで確認することをおすすめします。

最上川舟下り義経ロマン観光のコース内容

「最上川舟下り義経ロマン観光」は、JR高屋駅直ぐ近くの高屋乗船場から乗船し、途中、七滝、白糸の滝などの滝を眺め、縁結びのパワースポット「仙人堂」へ立ち寄り、最上川の渓谷美を堪能しながら周遊する60分のコースです。

高屋乗船所が旅の起点

「最上川舟下り義経ロマン観光」の出発点はJR高屋駅近くの高屋乗船場で、列車でアクセスしても便利ですし、車でアクセスしてもJR高屋駅の駐車場に車を停めて直ぐのところで乗船でき、また同じところに戻ってきますので、利用しやすい舟下りですし、冬の船内にはこたつも用意されています。

船上で楽しむ芋煮とそばが絶品

「最上川舟下り義経ロマン観光」では、舟下りをより楽しむために、十割とばと芋煮の食事を味わうことができます。そして別途予約が必要です。十割には、普通のそばと、きねうちのそばがあり、値段は異なりますが好みによって選ぶことができ、特にきねうちの十割そばは、その歯ごたえとのどごしが絶品と評判です。

縁結びのパワスポ「仙人堂」

義経と芭蕉にゆかりのある「仙人堂」は山形の歴史を知るうえで貴重な名所と言えますが、現在では、縁結びのパワースポットとして知られ、多くの有名人も訪れる人気スポットになっています。また、この仙人堂を参拝し、実際に良縁に恵まれたとか、子供ができたなど、お礼参りに来る方もいて、沢山の観光客が訪れます。

最上川舟下りでよくあるQ&A

最上川舟下り

出典:https://www.flickr.com/photos/chen_yi-ray/6907196672/sizes/l/

義経ロマン観光などの「最上川舟下り」を楽しむにあたりよくあるQ&Aについてまとめ、ここでは長い時間乗船することから船酔いに対する心配や、ペットや子供は乗船できるのか、そして、服がぬれることへの対応や、車いすの貸し出しなどについて紹介します。

船酔いする?

山形県を流れる最上川は、場所によっては急流となる場所もありますが、舟下りが運航される場所は、流れも穏やかで、水量も多く、船頭さんがいる安心感もありゆったりと過ごすことができます。またその中で、一部、仙人堂と白糸の滝の間の区間に波が高い所がありますが、船頭さんの説明に沿うようにしていれば大丈夫です。

ペットや赤ちゃんと一緒に乗れる?

「最上川舟下り」では、赤ちゃんは無料で乗船することができますので、ママやパパがしっかりと抱いて安全を確保するようにしましょう。また、ペットについては、ほかに乗船する方々の同意があれば乗船できますが、事前の予約の際などに乗船所へ確認することをおすすめします。

服が濡れることもある?

「最上川舟下り」は、穏やかな流れの中を運航しますので、舟が大きく揺れたり、川の波しぶきが流れ込んだりするといったことはありません。

しかし、水量が多かった場合や、少し流れが速い場所なのでは水しぶきが飛んでくることはありえるため、心配な場合はちょっとしたビニールシートを用意してひざ掛けするようにするのがおすすめです。

車いすの貸し出しはある?

「最上川舟下り」では待合施設がバリアフリーで、また車いすで乗船する際もスロープがあり、スタッフが対応しています。また、車いすの貸し出しにも対応しており、出発地点に2台、到着地点に1台用意しています。

また事前の予約の際に、乗船所へ依頼しておけば乗船当日はよりスムーズに出発できますので、事前の予約をおすすめします。

最上川舟下りで歴史と自然を肌で感じよう!

最上川舟下り

出典:https://www.flickr.com/photos/kaywang/290441008/sizes/l/

最上川は古くから物資の運搬用に舟の往来がありましたが、現在では、この風光明媚な渓谷を舟下りで楽しむことができます。そして、義経や芭蕉ゆかりの名所を巡りながら四季折々の風景を堪能し、冬にはこたつで暖をとりながら、ゆったりとした気分で楽しめる「最上川舟下り」はおすすめのアトラクションといえます。

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この記事のライター
Yoshi
お仕着せの旅行ではなく、自分でプランを立てて歩き回るのが好きです。趣味は、温泉・ゴルフ・徘徊・お酒・料理・妄想・音...

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