八戸「根城」は日本100名城に選ばれた国の史跡!その歴史や観光情報!

城と言えば瓦屋根のイメージだが、根城の屋根は茅葺き屋根!室町時代の城を体験できる根城は名城100選に選ばれ、歴史マニアにはたまらない。博物館では根城の深い歴史を学べる。近所の市場や、八戸3軒目のスタバとして2019年にできたスタバの様子も合わせて紹介する。

八戸「根城」は日本100名城に選ばれた国の史跡!その歴史や観光情報!のイメージ

目次

  1. 1八戸にある「根城」とは?
  2. 2八戸「根城」の特徴と魅力
  3. 3八戸「根城」の見どころ
  4. 4根城周辺の観光スポット
  5. 5根城の施設詳細情報
  6. 6精巧に復元された史跡「根城」で歴史を感じよう!

八戸にある「根城」とは?

陸奥・根城(ねじょう)は、青森県八戸市根城にある、戦国時代より前の城が体感できる、貴重な場所だ。かたちは連郭式平山城。南朝方の根本となる城という願いもあって「根城」と名付けたとされる。歴史マニアにはたまらない観光名所だ。

日本100名城に選ばれた史跡

日本100名城とは、財団法人日本城郭協会が、全国各地の名城探訪の手がかりとして、2006年に定めた日本の名城100選のこと。100の名城は、観光地としての知名度、文化財や歴史上の重要性、復元の正確性などをもとに、選定されたという。

そして根城は、この日本100名城に選ばれている観光スポットだ。昔の建物がきちんと復元された史跡公園になっており、八戸観光には、必須とも言える。

根城の最初の築城は南北朝時代。建武元年(1334年)に南部師行(なんぶもろゆき)により築城され、寛永4年(1627年)に領地替えにより使われなくなるまでの約300年間、八戸地方の中心だった。

根城跡は、昭和16年に国史跡に指定された。その後、昭和53年から約11年間掛けて、発掘調査及び整備事業が進められた。

歴史ある武家屋敷を復元

現在、根城跡は復元された中世の城・根城として有料公開されている。主殿と呼ばれる当主が儀式を執り行った建物を中心に、工房(こうぼう)・板蔵(いたくら)・納屋(なや)・馬屋(うまや)などの建物が復原されている。

南北朝時代の武士の館跡を復元した、非常に貴重な施設だ。内部に入れば、儀式の様子や、いろいろな道具類などを見ることができる。

八戸「根城」の特徴と魅力

城というと戦国時代の瓦屋根のイメージがあるが、八戸「根城」は茅葺きで、歴史を感じさせる。名城100選に選ばれただけあって、様々な取り組みがなされている。

5つの館がある平山城

根城は、本丸・中館・東善寺・岡前舘・沢里館の5つの館(曲輪)がある、連郭式の平山城となっている。うち本丸のみが有料だ。

100名城スタンプの押印可能

2007年6月から、100名城のスタンプラリーが開始された。もちろん、根城もその一つ。すべてのスタンプが揃った暁には、日本城郭協会事務局宛にスタンプ帳を送ると、「祝登城完了!」の印と登録順位を記入し、返送してくれる。また、『城郭ニュース』および日本城郭協会事務局のホームページに登城者の名前が発表される。

スタンプ帳は、日本城郭協会公認の公式ガイドブック「日本100名城公式ガイドブック」「日本100名城に行こう」に付いているので、事前に購入しておこう。ちなみに、根城は女城主・清心尼がいたことでも有名だ。

公園化された「史跡 根城の広場」

史跡の主要部分は、平成6年10月に「史跡 根城の広場」として公園化されている。本丸跡には、発掘調査の成果をもとに、安土桃山時代の根城の様子が、復原整備されている。

ボランティアの史跡ガイドが史跡の案内をしてくれているので、興味のある方は頼んでみると、より理解が深まるだろう(案内は無料・所要時間約1時間)。なお、この広場にカフェがあるとの情報はない。

春には美しいしだれ桜も

公園内には155本もの「しだれ桜」が見事に咲いている。根城のしだれ桜は、根城南部家・初代実長が創建した、日蓮宗総本山である身延山久遠寺から分けてもらい植樹された。

八戸「根城」の見どころ

八戸・根城は、広い敷地内に建物や遺構が点在し、それを見て回るスタイルだ。中に入れる建物も、外から跡を見て想いを馳せるものもあり、知っておけば見どころがたくさんある城だ。事前に歴史の勉強をして、しっかり味わおう。

①本丸主殿

本丸中央に復元された、木造の大きな本丸主殿。近世で言ういわゆる本丸御殿だが、こじんまりとしていて、根城のそれは構造も複雑ではない。殿様が来客と会ったり、さまざまな儀式をとり行うために使われていた。ないぶは黄色のライトで雰囲気たっぷり。ちなみに土足禁止だ。

②主殿の広間

主殿の中を歩いているとアクセスできる、儀式などを行う主殿の広場。そこでは年男(としおとこ)任命の儀式の様子を展示している。

年男に任命される男が、重臣の並ぶ中 当主 南部政栄から茶を頂くシーンで、ここでいう年男は12の倍数の年齢になった男子のことではなく、江戸時代までは家中の重要行事(正月等)の一切を取り仕切る儀式等に通じた役割を任命された人のこと。

③工房

主殿の外からアクセスするのが、竪穴式の「工房」跡。竪穴式はその名の通り、地面は深く1mほど掘穴を掘って、その上に屋根等を付けているため、中に入ると一段低い。窓の外はすぐ地面だ。東北地方や北海道などの城・館跡でよく見られる様式だそう。

鍛冶工房内部にはフイゴや炉があり、焼けた土や鉄片などが出土したことから、鍛冶工房と推定したそうだ。武器や鎧などの製作・修理を行っていた状況を展示している。

④中馬屋

こちらも主殿の外からのアクセスだ。「中馬屋」には来賓の馬をつないでいたそう。風で飛ばされないよう屋根上に石が置いてある。当時の馬は、小さく、体格が良いものでも体高1.3 mほどのものだった。四頭の馬の模型が飾ってある。

根城周辺の観光スポット

八戸・根城は、外を歩く作りになっており、散策の後はほっと一息つけるカフェに入りたくなる。観光スポット根城近くの、博物館市場、そしてカフェの一つとして、2019年にできたスタバを紹介しよう。

①八戸市博物館

実は史跡 根城は、この博物館の展示の一つだ。常設展示では、”よみがえる歴史・ひらけゆく未来”をメインテーマに、考古・歴史・民俗・無形資料の4つの展示室から構成され、各室ともテーマごとに八戸の歴史を体系的に紹介している。

そのほか、特別展、企画展、講演会、根城おもしろ講座など、工夫された展示を楽しめる。なお、この博物館内にも、カフェの情報は見つけることができなかった。

名称 八戸市博物館
住所 〒039-1166
青森県八戸市大字根城字東構35-1
アクセス ・バスで
JR八戸駅から、谷戸前駅バス停より乗車、根城バス停下車徒歩一分。

・車で
八戸自動車道・八戸I.C.より約10分
「フェリー埠頭方面」出口より突き当りを右折、馬場頭交差点を直進3分

一般駐車場 24台あり
料金 個人 250円、高・大学生 150円、小学生 50円

八戸市内の小中学生は無料
特別展は別料金
根城との共通券あり
20人以上で団体割引あり
公式HP http://www.hachinohe.ed.jp/haku/index.html

②地元民の台所八食センター

八戸でお土産と飲食なら、ここ八食センターだろう。人にとって何よりも大切な「食」を扱う、市場という立場。これからの使命を模索するために、広く地域を見据えて「動いて」いる。八食センターの動画を観ると、そのカッコよさにちょっとびっくりする。

駅から徒歩だと少し遠いので、新幹線八戸駅からでている100円バスで15分ほどで着くので、時間を調べて使うと良い。季節によっていろいろな魚もあるとのことだ。魚からお菓子からお酒から、青森のものが全てそろう。施設内で魚を焼くところもあるので、イートインで楽しむのもおすすめだ。

③ホッと一息!テラス席ありのスタバ

2019年4月3日にオープンした八戸市内3店舗目のスターバックス(スタバ)。スタバはCMをせず、その場に合ったコンセプトで店作りを行う。八戸根城店のカフェとして、スタバが設計したのは、ドライブスルーがあり、駐車場が広く、テラスの付いたカフェ。とにかく広い大きいカフェだ。

根城から南へ歩いて少ししたところにあるこのスタバは、広々とした店内の席はもちろん、テラス席も、根城散策で一息つくカフェには最適だ。車で根城へ行き、ドライブ途中にドリンクやフードをオーダーしてピックアップし、そのままスルーして利用するのも良いだろう。

根城の施設詳細情報

しっかり見ると1時間以上は必要な根城。八戸市博物館と両方見学する場合は、時間に余裕をもって行った方が良い。周囲の観光スポットへのアクセスも含め、あらかじめ事前情報を仕入れておこう。

入館料は?

根城の広場は無料で散策可能。本丸は有料で、大人250円、高校生・大学生150円、小学生・中学生50円。博物館との共通券は、大人400円、高校生・大学生240円、小学生・中学生80円だ。

アクセスは?

根城へのアクセスは、バスの場合、東北新幹線のJR八戸駅から八戸市営バス・南部バスで約20分「根城」バス停下車。駐車場は、八戸市博物館の駐車場24台が利用できる。

根城の基本情報

名称 史跡 根城の広場
住所 〒039-1166
青森県八戸市大字根城字根城47
アクセス 博物館と同様で、
・バスで
JR八戸駅から、谷戸前駅バス停より乗車、根城バス停下車徒歩一分。

・車で
八戸自動車道・八戸I.C.より約10分
「フェリー埠頭方面」出口より突き当りを右折、馬場頭交差点を直進3分

一般駐車場 24台あり
料金 史跡は本丸のみ有料
一般250円、高・大学生150円、小・中学生50円
八戸市内の小中学生は無料

博物館/史跡の共通券あり
20名以上で団体料金有
公式HP http://www.hachinohe.ed.jp/haku/hiroba.html
備考 入場時間は午前9時-午後5時(入場は午後4時30分まで)
また城も博物館も、休館日は月曜日
(第1月曜日は除く・祝日と重なった場合は翌日
年末年始(12/27~1/4)。

精巧に復元された史跡「根城」で歴史を感じよう!

日本にあるほとんどの城は戦国期に有名になったもので、根城はそれらより前に作られた中世期の城であり、名城100選に選ばれるだけの歴史をもつ城だ。

史跡内には当時を思わせる可愛いサイズの馬や、土塁や、空堀があり、歴史を知れば知るほど、タイムスリップ感を味わえるだろう。一点、近所にカフェなどは少ないようなので、あらかじめ調べておくことをおすすめする。

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この記事のライター
松方沙麗
日本の観光業界の一助になれば、と強く思っています。頑張れニッポン♪

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