札幌伏見稲荷神社は美しい朱色の鳥居が並ぶ!御利益や御朱印は?アクセスも!
札幌伏見稲荷神社は四季折々の景色が楽しめます。朱色の鳥居が坂道に並ぶ姿はとても美しく神秘的。お稲荷様が顕れても不思議ない雰囲気があります。稲荷神社では多様なご利益を受けられます。札幌伏見稲荷神社での御朱印授与やお守り、アクセスについて紹介していきます。
札幌伏見稲荷神社とは
お次は、予定してなかったのですが導かれるように札幌伏見稲荷神社へ御参拝⛩️?🌄
— 🔆Malama Crystal🔆 (@Maeve75117521) September 3, 2019
礼儀をわきまえ、御参拝すれば
優しいお稲荷様?♥️ pic.twitter.com/LI850tC8kP
札幌伏見稲荷神社は札幌市中央区にあります。坂道に並ぶ朱色の鳥居が美しく、平日の昼間でも参拝に訪れる人が多い神社です。
京都伏見稲荷大社を由来とした神社
京都伏見稲荷大社に参ってきました pic.twitter.com/Dae3bBlZRF
— ゆかほ@ハデス (@cocoyu_kari) September 10, 2019
札幌伏見稲荷神社は「伏見稲荷」の名前からもわかるように京都府の京都伏見稲荷大社に由来があります。
1884年(明治17年)に初代野村茂翁官幣小社札幌神社(現在の北海道神宮)・禰宜が、京都府京都市伏見区にある官幣大社稲荷神社(現在の伏見稲荷大社)に札幌への分祀を願い出ました。そして、札幌市南5条東1丁目に分神を祀りました。その後、1907(明治40年)に現在地へ遷宮されたのです。
札幌伏見稲荷神社へのアクセス
札幌伏見稲荷神社へのアクセスは駐車場がある為、車で向かうのが便利です。公共交通機関を利用する場合と車でのアクセス方法を順番に紹介します。
公共機関を利用したアクセス方法
先ずは、公共交通機関を利用した札幌伏見稲荷神社への行き方です。地下鉄とバスを乗り継ぐ方法と市電を利用する方法があります。
バスを利用したルート
バスを利用する場合、地下鉄とバスを乗り継いで札幌伏見稲荷神社へ向かいます。地下鉄東西線円山公園駅で下車してそこからバスへ乗り換えます。1番乗り場の循環 円10又は循環 円11に乗ってください。
降りる停留所は「慈啓会前」です。バスを降りたらY字路がありますが左側の道へ真っ直ぐ3~4分進むと札幌伏見稲荷神社の前に着きます。
市電を利用したルート
札幌市電西線14条停留場から徒歩15分で到着いたします。少し徒歩の時間が長いですが、周囲の街並みなども一緒に楽しみたい方にはおすすめです。
車でのアクセス方法
車で札幌駅から札幌伏見稲荷神社に向かう場合、所要時間は約20分です。有料道路や高速道路に入る必要はありません。
円山公園方面からのルート
円山公園方面から札幌伏見稲荷神社へ向かう場合ですが、少し手前にY字路があります。そこを右側に進むのですが、急な坂になっているため冬に訪れる際はご注意ください。
坂を250mほど進むと「伏見稲荷神社」という社号額が目に入ります。こちらを左折すると駐車場があります。
駐車場は入りにくい!
(札幌伏見稲荷神社その2)駐車場からすぐお社でした。鳥居郡はお社正面から藻岩山麓通に向かって下っていく様に連なってて、写真じゃわかりづらいですが雪で人が一人通る幅しかない状態。道民だけど、雪道怖くて諦めました(^^; pic.twitter.com/o3Lq57LT
— ゆうゆう (@manga_sukisugi) February 9, 2013
駐車場は無料ですが、夏場なら10台ほど冬場は積雪の為、それより少ない台数しか停められません。札幌伏見稲荷神社の特徴である朱色の鳥居が並ぶ参道ですが、駐車場に車を停めた場合、参道を通らないので1度参道を降りてまた戻ってくる事をおすすめします。
札幌伏見稲荷神社の様子
真夜中の初詣@札幌伏見稲荷神社 pic.twitter.com/V005J3mY
— ばかちん (@bakachin10000) January 1, 2012
札幌伏見稲荷神社の魅力のひとつ。27本の鳥居ですが鳥居の周りには木々があり、春夏秋冬で違った景色が味わえます。夏の青々とした木も綺麗ですが秋の紅葉もいいですね。鳥居が並んでいる坂は少し急なのと鳥居を抜けた後に階段がある為、急がずにゆっくり歩くことをおすすめします。
27基にもなる鳥居が神秘的!
札幌伏見稲荷神社から立秋ですよ🍁🍁 #sapporo #伏見稲荷神社 #立秋 pic.twitter.com/fQ61MO4mfI
— T.sakurai (@xsakurat) August 8, 2015
京都伏見稲荷大社の千本鳥居は有名ですが、札幌趣旨見稲荷神社にも連なった赤い鳥居があります。鳥居は坂道の参道に26本あり、拝殿の前にもう1本あるので全部で27本あります。まるで神様の世界の迷い混んだ様な不思議で神秘的な風景が楽しめます。
手水舎の屋根が赤くて特徴的
札幌伏見稲荷神社へ⛩
— かぁら@durandal/Gaia (@karlla_xar) January 2, 2019
鳥居綺麗
手水舎凍ってます pic.twitter.com/noYaZxHBb0
神社に訪れたら手水舎で、手を清めます。札幌伏見稲荷神社の手水舎の屋根が他では見ない色をしているので訪れた際はきにかけて見てください。手水舎の屋根が赤いのです。
手水舎の奥には「願い石」
札幌伏見稲荷神社にある 願い石様です、何か大好きなことを1つ断って、願いを告げると叶うと言われてます、自分は30年吸ってきたタバコをやめると誓って 今の奥さんをゲットしました😃幸せです、世界一の奥さんです❤️ pic.twitter.com/pJ115bCvI0
— やわたろう🐱くまたろう🐻 (@jLWqa4Q6CJUuIJX) March 4, 2019
手水舎の奥に石があります。この石は「生き石」つまり生きている石で「願い石」と呼ばれています。この石に願い事をすると叶うと言われていますが願い事をする時に大好きなものを1つ断つ必要があるようです。手水舎の奥に「大切な長いが届く 願石 願かけ守」と書かれた場所があり、その中に石は置かれています。
階段を上って中に入ると拝殿が!
参道から26本の鳥居を抜けて、階段を上り平坦になった道を進むと拝殿が見えてきます。拝殿手前の27本目の鳥居を抜けて中へと進んでください。
拝殿では、鈴を鳴らして二拝二拍一拝をしてお参りしましょう。二拝二拍一拝は、神前で二度礼をし、二度拍手を打って一度礼をするという一連の動作のことです。
伏見稲荷神社
— わた (@WATA1031maryui) June 15, 2019
明治17年京都伏見稲荷大社の御分霊を札幌市南5条に奉斎し
明治40年当地に社殿を建立し稲荷神社として創立の許可を受ける
大正8年村社に列各
昭和16年郷社に昇格した
当神社の御祭神お稲荷様は衣食住の太祖であり五穀豊穣、殖産興業、商売繁盛の守護神として遍く万民の崇敬を集めています pic.twitter.com/KFTHlyPTJa
神社では、性別に関係なく両手を合わせて拍手を打つのが、歴史的にも礼儀的にも正しい作法です。少し前のTV放送で「女性は拍手をしないのが正しい作法」と仰っていた方がいましたが、神社神道においては間違った作法であることを覚えておいて下さい。
「荒魂社」と書かれた社号額
札幌伏見稲荷神社境内社たるオオヤマヅミノカミ座する荒魂社、また注連縄かかる石碑も矢張り雪の中 pic.twitter.com/kO8vj6hrCZ
— とうふう@増える兎達と白狐のフレンドシップ (@winter_fuchs) January 23, 2016
荒魂社(あらたま)とは神様の荒々しい側面を意味しています。神様の荒々しい部分を鎮めるための社であると考えられます。
境内には石碑や銅像などもある!
札幌伏見稲荷神社には石碑や銅像もあります。文字が彫られているものもありますが、年数の経過で読み取りづらくなってしまったものも多いです。
石碑や銅像①阿由葉宗三郎翁之像
札幌伏見稲荷神社の境内にあり石碑の高さが3mもあるという大変大きな像になっています。阿由葉宗三郎翁は栃木県足利市に生まれました。明治20年~23年まで札幌神社(現在の北海道神宮)の宮司を務め、その後は道内の新聞社で記事を書いていました。
明治41年以降は自治活動、特に防火防災事業の推進に大きな役割を果たしています。その功績を称えて昭和9年9月に建立。戦争の時には金属回収の為に台座のみとなってしまいましたが、昭和57年3月に阿由葉宗三郎翁之像は復元されています。
石碑や銅像②「荒井金助」の功績を称える石碑
あああっ、荒井金助さんは札幌に初の2人を住まわせた人ってのがわかったんだけど、この荒井さんは厚田の望来にある油田を見つけた人だった。あそこの場所に行くとひっそりと火気厳禁ってかいてあるんだよね。油もジワーっと流れてるのを見た事ある。今、ジワッと歴史を感じた。
— Kei Utsuki (@keiphotostudio) December 21, 2012
札幌伏見稲荷神社の境内にはいくつかの石碑が建てられています。大小の石碑が並んでいる中、一番北側にあって小さな三角形の形をしたものがあります。石の側面には石狩調役荒井金助之碑と刻まれています。
荒井金助は江戸出身の幕使です。札幌開祖と言われている志村鉄一と吉田茂八に二人に、豊平川の農守りを命じたことで知られています。他に、産油産炭の土地を見つけたり、漁業開発や水産資源の保護に力を入れていました。開拓初期の北海道の殖産興業に尽力した人物が荒井金助なのです。
石碑や銅像③朱塗りの社
京都の伏見稲荷大社と同じように札幌伏見稲荷神社にも朱塗りの社があります。「お稲荷さん」に限らず、古代の宮殿や神社仏閣には朱塗りは多く用いられています。朱色は、魔力に対抗する色とされているためです。
朱の原材料が水銀(丹)なのですが、これは昔から木の防腐剤として使われていました。魔よけとしての朱色と木を腐らせないための水銀の利用を両立させたものが現代にも残り続けているのです。
札幌伏見稲荷神社の御利益と御朱印
伏見稲荷神社
— わた (@WATA1031maryui) June 15, 2019
明治17年京都伏見稲荷大社の御分霊を札幌市南5条に奉斎し
明治40年当地に社殿を建立し稲荷神社として創立の許可を受ける
大正8年村社に列各
昭和16年郷社に昇格した
当神社の御祭神お稲荷様は衣食住の太祖であり五穀豊穣、殖産興業、商売繁盛の守護神として遍く万民の崇敬を集めています pic.twitter.com/KFTHlyPTJa
札幌伏見神社の御利益や御朱印について紹介していきます。
札幌伏見稲荷神社の御利益
札幌伏見稲荷神社では仕事運、商売繁昌、安全祈願、技能全般という様々なご利益があります。最近では鳥居の色にかけて、恋愛運、縁結びのパワースポットとしての人気も高まっています。
御祭神は5柱!
札幌伏見稲荷神社の御祭神は5柱です。順に紹介します。倉稲魂命(うがのみたまのみこと)・古事記では宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と表記されています。名前の宇迦(うか)は穀物や食物を意味する。倉稲魂命は穀物の神様なのです。別称には稲荷大明神、三狐神、御食津神などがあります。
大山祇命(おおやまつみのみこと)・古事記では大山津見神と表記されています。別名、和多志大神、酒解神。オオヤマツミは「大いなる山の神」です。
大国主命(おおくにぬしのみこと)・日本神話に登場する神で国津神の代表的な神です。出雲大社、大神神社の祭神としても知られていることでしょう。別称、大国主大神で神階は正一位。国造りの神、農業神、薬神。
事代主命(ことしろぬしのみこと)・事代主命の別称は恵比寿大神です。託宣の神、漁業の神です。天鈿女命(あまのうずめのみこと)・日本神話に登場する神です、岩戸がくれの伝説などに登場する芸能の女神。
代表的な御利益を紹介
札幌の藻岩山の麓にある、札幌伏見稲荷神社。恋愛成就にご利益あるそうですが、ちっぽけな衆生には見向きもしてくれませんでした。#札幌伏見稲荷神社 #藻岩山 #札幌 pic.twitter.com/TNPMYL6LkD
— tommy3 (@tommy39tommy39) April 2, 2019
京都伏見稲荷大社では金運が上がるというご利益で有名ですが、札幌伏見稲荷神社も同様です。代表的なご利益といえば金運上昇と商売繁昌です。

札幌伏見稲荷神社の御朱印
北海道札幌市中央区にある伏見稲荷神社へ。
— 周永@御朱印 (@syg5HZF4mxSSi7w) September 1, 2019
京都にある伏見稲荷大社を分霊してお祀りした神社です。
一直線に山へ向かって伸びていく様な鳥居が素敵ですね♪
本殿横には念願事が叶うという大きな願い石も有ります。#神社仏閣 #御朱印巡り pic.twitter.com/ZFJNnj0MCP
札幌伏見稲荷神社で授与できる御朱印には、参拝に訪れた月日と伏見稲荷神社の文字が記されています。文字下の朱印上部は稲穂が描かれています。とてもシンプルな御朱印です。稲荷神社は五穀豊穣の神様として有名です。

御朱印は拝殿そばの社務所で!
初詣に札幌伏見稲荷神社へお参りしてきました。
— 少年作者(はっしーさん) (@syounensakusya) January 3, 2019
なかなかの人出で賑わっておりました社務所も大行列でした。
社務所は拝殿の右側にあります。御朱印を頂きたい場合は社務所でお願いしてください。中に入ると初穂料の一覧が目に入ります。その他、おみくじやお守りもあります。社務所での御朱印の受付時間は午前9時~午後17時までとなっています。
御朱印の料金とお守り
やっと1日、自分の為に
— みっちょん (@Demio299) August 13, 2019
使えるお盆休み💞
前から行きたかった
『札幌伏見稲荷神社』
行ってきました🎵
予想外に山の中💦
坂道がちょっと足腰に
きましたが(^o^;)
お参りさせて頂きました😊
御朱印、頂きましたよ❤️
初穂料、500円
納めさせて頂きました🙋 pic.twitter.com/KFj2TjlksF
最近では朱色の鳥居に因んで恋愛系のパワースポットとしても人気があるため、縁結び・恋愛成就のお守りも揃っています。
金運のお守りや交通安全のお守りなど様々なお守りが揃っています。小さめでスマホやかばん等につけて持ち歩きのしやすいお守りも多いです。御朱印の初穂料は300円~500円です。
札幌伏見稲荷神社で神秘的な世界を!
札幌伏見稲荷神社は金運上昇、五穀豊穣の御利益が有名な神社です。京都の伏見稲荷大社に由来しているため様々な御利益が受けられます。参道に並ぶ27本の鳥居や境内にある石碑や銅像。神秘的な神社に足を運んで北海道の歴史に触れてみてください。
札幌伏見稲荷神社の基本情報
【名称】 | 札幌伏見稲荷神社 |
【住所】 | 〒064-0942 北海道札幌市中央区伏見2丁目2-68 |
【アクセス】 | ・バスでお越しの方 地下鉄円山公園駅下車 1番乗り場より 循環 円10 又は循環 円11のバスで慈啓会前下車 徒歩4分 JR北海道バス啓明ターミナル徒歩10分 ・市電でお越しの方 札幌市電西線14条停留場から徒歩15分 |
【料金】 | 御朱印 ¥300~500 |
【公式HP】 | https://hokkaidojinjacho.jp/札幌伏見稲荷神社/ |
【備考】 | 無料駐車場あり(夏場10台程度駐車可) |
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