太鼓岩を目指して白谷雲水峡をトレッキング!コースやツアー情報!
鹿児島県熊毛郡屋久島町にある「太鼓岩」について紹介します。白谷雲水峡にある太鼓岩は、ジブリ作品「もののけ姫」にも登場しているのです。太鼓岩を目指して白谷雲水峡をトレッキングするコースは、大自然を堪能できるので要チェックです。
屋久島へ行くなら訪れたい場所「太鼓岩」
屋久島、白谷雲水峡から進んだ先の名勝、太鼓岩。
— なかてち (@nakatechi) April 27, 2019
宮之浦岳も、昨日登った鹿児島指宿開聞岳も見えたぞ! pic.twitter.com/7bZzt8qgNT
鹿児島県熊毛郡屋久島町にある「太鼓岩」について紹介します。太鼓岩は白谷雲水峡の一部となっています。白谷雲水峡は宮之浦川支流白谷川の渓谷であり、その一部として太鼓岩があるのです。あの有名な「もののけ姫」に関係する観光スポット近くにある場所なので合わせて堪能しましょう。
もののけ姫の参考になった場所
もののけ姫を見ると、屋久島を思い出す。「お前にサンを救えるか」で有名な太鼓岩までの白谷雲水峡ルートはまさにもののけの世界。太古の木々、苔、生物が織りなす美しい森だった。 pic.twitter.com/CscXzn2YWY
— 神楽坂つむり (@tsumuri_f5) August 5, 2016
ジブリ作品である「もののけ姫」は屋久島をモデルにした作品と言われています。もののけ姫の中では自然と人間の共存が大きなテーマとなっています。また、作品の中で描かれる風景は非常に美しく、そのモデルとなった屋久島は一度は訪れてみたい場所といえるでしょう。
もののけ姫中では白谷雲水峡と思わしきシーンが度々描かれており、オオカミのモロが居た場所は太鼓岩だと考えられています。非常に大きな岩ですが、実際の太鼓岩もそれぐらいのサイズがあり、迫力満点なのです。もののけ姫ファンだけでなく、多くの人に愛されているのが太鼓岩や白谷雲水峡といえます。
太鼓岩・白谷雲水峡のトレッキングコース
屋久島にある太鼓岩や白谷雲水峡を観光するためのトレッキングコースを紹介します。トレッキングというのは「山歩き」のことを意味しており、登山のように山頂を目指すのが目的とは限らないものです。
太鼓岩や白谷雲水峡を目指すトレッキングは難易度はそれほど高いわけではありませんが、しっかりと屋久島に向かうまでに身体を慣らしておくのがおすすめです。トレッキングツアーなども行われているので、そういったものも利用しながら屋久島の自然を堪能しましょう。
太鼓岩往復コース
屋久島滞在三日目
— ふくり_____†_____ (@fukuri) February 12, 2019
白谷雲水峡、今日はここに行ってきたのです
目指すは太鼓岩 pic.twitter.com/YdnL0s4Sgu
白谷雲水峡にある太鼓岩を堪能したい場合は「太鼓岩往復コース」を利用しましょう。ツアーなどによって少しコースも異なるようですが、白谷雲水峡や太鼓岩を堪能できる約6キロほどのコースになっています。
難易度や所要時間
難易度は初心者でも難しくない標高差450mほどです。ただし、白谷雲水峡入口の600mから太鼓岩がある1050mを目指すので、事前にしっかりと身体を山歩きに慣らしておく必要があります。所要時間は約3時間から4時間ほどになっています。
また、こちらのっコースは太鼓岩まで6キロほどの距離があり、往復するので12キロほどとなっています。山の中を歩くので通常の道とは違った難易度といえるでしょう。初心者向けの難易度ですが、山登りは注意が必要です。登山靴などを用意して履き慣らすことが求められます。
太鼓岩での食事は禁止
太鼓岩に到着した際の大事な注意点があります。太鼓岩は大きな岩で数名が立って景色を眺めることができるほどのスペースがあります。しかし、その場所はみんなが譲り合って景色を楽しむ場所であり、自然のものです。
たまたま人が居なかったからといって、そこで食事を取ることは禁止されているのでやめましょう。また、他の人が待っている場合は譲り合うように注意しましょう。太鼓岩から10分ほどのところにある辻峠にはベンチが用意されています。また、白谷小屋などで食事を取るようにしましょう。
ガイド付ツアーが人気!
山登りと違ってトレッキングは初心者でも挑戦しやすいアウトドアといえます。しかし、屋久島に土地勘がない人が多いでしょう。そういった場合はガイド付きツアーが人気です。
例えば太鼓岩を含めた白谷雲水峡の見所をまわるガイド付きツアーでは、7kmの道のりを一人あたり25,000円で行っています。人数が多くなるとどんどん安くなる仕組みになっており、6名になると一人あたり12,000円でガイド付きツアーを行ってくれるのです。
白谷雲水峡にはその他のコースも
屋久島の白谷雲水峡へ。苔むす森や太鼓岩に行ってきた。
— よしちゃこ (@yoshichako) April 28, 2019
明日は雨で縄文杉は無理かもねー。。 pic.twitter.com/La1797sRKD
白谷雲水峡には他に代表的な3つのコースが存在します。それらのコースは太鼓岩を通らない場合もあります。太鼓岩を通らない場合の代表的なものを紹介するので、ツアーなどに参加するときの参考にしましょう。
コース①苔むす森コース
白谷雲水峡の中でも特にもののけ姫の雰囲気を味わえると言われているのが「苔むす森コース」と呼ばれるものです。作中の中で登場する「こだま」というキャラクターが居た場所に雰囲気が似ているからでしょう。
森の入口から苔むす森まで目指すコースは約40分ほどでたどり着くことができます。できる限り静かな自然を堪能したいという場合は、早朝の7時ぐらいから行うと良いでしょう。
コース②原生林コース
「原生林コース」はツアーなどが組まれる白谷雲水峡を1周するものとなっています。所要時間は全体を通して8時間ほどになる、白谷雲水峡全体を堪能するようなツアーも多いのだとか。苔むす森などもまわることになります。
ツアーの中には少し駆け足で太鼓岩や白谷雲水峡を移動するものもあるので、原生林コースのように1日をかけてゆっくりとまわるのも良いでしょう。休憩時間などもしっかりと確保してくれるので、初心者にも難易度が低くなります。
コース③弥生杉ルート
苔むす森などと合わせて難易度の低いコースとして「弥生杉コース」が挙げられます。白谷広場から憩いの大岩と向かって弥生杉にたどり着くことができます。そこから二代大杉や苔河原、飛竜落としと通って白谷広場に戻ってきます。
こちらのルートでは時間は約1時間ほどで、落差10mある白たえの滝や憩いの大岩を堪能することができるでしょう。特に樹齢3000年と言われる弥生杉は貴重な植物といえます。また、一つ目の杉が腐った後に、二代目が育った二代大杉は自然のパワーを感じられる場所といえるでしょう。
太鼓岩を目指す際の注意点
屋久島の白谷雲水峡にある太鼓岩を目指す上で、いくつかの注意点を確認しておきましょう。太鼓岩は初心者でも難易度が高くないトレッキングコースですが、注意点を守らないと怪我の原因になります。また、屋久島の自然を守るためにも注意点をチェックしましょう。
山歩き用の服装や道具を持参!
白谷雲水峡のハイライト、太鼓岩。
— よちこ (@honmangen) April 27, 2019
めちゃくちゃ絶景!!
高所恐怖症の人にはキビシイな。
昨日雲の中だった開聞岳も見えました。
屋久島の山歩きの中では割と初級者向けなのかと思ったけど、結構ハードだったよ??? pic.twitter.com/juC2btE1CY
山歩きをする上では服装や道具に注意しましょう。山の気候は変わりやすく、夏場でも肌寒さを感じるときがあります。着脱しやすい上着や歩きやすく、履き慣らした靴を用意しましょう。間違ってもおろしたての登山靴で山登りするのは靴ずれや怪我の原因になるので厳禁です。
屋久島の雨対策も!
屋久島は日本の中でも南に位置しており温暖な気候で知られています。そのため天候が変化しやすく、屋久島は雨が多いのです。太鼓岩などを訪れる場合は必ず雨具を用意しましょう。
登山道具の中でも上着やリュックサックは撥水性のあるものを利用するのがおすすめです。ちょっとした雨や川の水なら弾いてすぐに乾いてくれるでしょう。また、雨合羽を用意しておくと雨対策としても有効です。
ゴミは必ず持ち帰りを!
太鼓岩や白谷雲水峡を含めた屋久島は、貴重な自然が残された場所です。もちろん、どの観光スポットでも言えることですがゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。太鼓岩などを訪れてゴミを置いていくと、誰かがそれをマネしてどんどん悪化していきます。
自然は当たり前に存在するものではありません。屋久島の白谷雲水峡や太鼓岩を堪能できるのは、それを守るための活動をしている人がいるからです。観光で訪れた際は必ず自分のゴミは持ち帰る、できれば落ちていた他の人のゴミ拾うぐらいの気持ちで観光しましょう。
動植物の採取は禁止
太鼓岩がある屋久島には様々な貴重な動植物が存在します。基本的に一般の方が屋久島の動植物を採取することは禁止されています。また、野生動物を見つけても餌付けをすることは止めておきましょう。トレッキング中も足元に注意することも大切です。
湧き水を味わうのは可能!
息子と登った屋久島ー白谷雲水峡ー太鼓岩トレッキングの思い出
— あーうん (@lucky_woman3) April 24, 2018
ちなみに写真は白谷雲水峡の湧水。もちろん飲める! #わたしのワンダー pic.twitter.com/barUsIvHJk
太鼓岩に向かうトレッキングコースでは様々な湧き水を確認できるでしょう。こういった湧き水を飲むことは禁止されていません。屋久島の水は超軟水のため日本人のお腹にも合っていると言えるでしょう。
湧き水を飲むことを前提とした場合、空のペットボトルを用意しておきましょう。適宜必要な水を湧き水から得ることができます。熱中症対策として水分補給は意識しましょう。
屋久島・白谷雲水峡の詳細情報
屋久島・白谷雲水峡の詳細情報をまとめて紹介します。白谷雲水峡登山口までのアクセスや基本的な屋久島に関する情報をチェックしましょう。大自然が残されている屋久島で貴重な太鼓岩にアクセスして、美しい景色を見るのがおすすめです。
白谷雲水峡登山口までのアクセス
\10月からの/
— 阪大生協旅行サービス (@HandaicoopTs) July 23, 2018
◆屋久島・奄美大島・五島列島・種子島◆屋久島3日間〜5日間◉屋久島へは伊丹空港から直行便で約1時間30分‼︎◉滞在中1回、屋久島トレッキングツアー付!◉交通アクセス、選べます☝️◉太鼓岩トレッキングなど充実のエコツアー #大阪大学生協 #屋久島 #白谷雲水峡 #縄文杉 #太鼓岩 pic.twitter.com/HcGk1OrGOU
屋久島に訪れたら白谷雲水峡登山口までどのようにアクセスするのでしょうか?おすすめはバスで向かう方法となっており。屋久島の宮之浦港バス停から白谷雲水峡行のバスが出ています。運賃は550円となっていますが、本数が少ないため乗り遅れないようにしましょう。
バス以外ではレンタカーやガイド付きツアーが便利でしょう。白谷雲水峡には20台ほどの駐車場が用意されています。レンタカーであれば早朝から屋久島探索も可能です。
屋久島の詳細情報
【名称】 | 屋久島 |
【住所】 | 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2353-302(屋久島野外活動総合センター) |
【アクセス】 | バス:宮之浦港バス停から「白谷雲水峡行」バス |
【備考】 | バスは本数が少ないため注意 |
太鼓岩を目指して太古の森を探検!
屋久島の太鼓岩 pic.twitter.com/2rGnckmrdF
— 凜(ぽんこつ)@日本巡り(2周目) (@5suigyoku) March 20, 2020
屋久島にある太鼓岩について紹介しました。あのもののけ姫にも登場したスポットであり、大自然を感じられる場所です。屋久島の白谷雲水峡はトレッキングコースとしても最適で、太鼓岩を含めて山歩きをしてみましょう。太鼓岩を目指して太鼓の森を探検するのがおすすめです!