「臼杵城」は丹生島と呼ばれる天然の要塞!その歴史や城下町の魅力とは?
大分県最強の要塞として有名な「臼杵城」は、日本でも珍しい島で建造されたお城です。数々の敵から守り抜いた難攻不落の要塞を歴史と共に振り返りながら、臼杵城の魅力をたっぷりとご紹介していきます。観光やグルメに最適な臼杵城の旅へいざ出発です。
目次
天然の要塞!大分「臼杵城」
太平洋と豊かな自然が共存している街大分県。九州でも長らく交通機関の発達が遅れ未開の地になっていましたが、高速道路や交通機関の発達により、現在では九州地方で屈指の観光名所として栄えてきています。別府に代表される温泉や日本トップクラスのゴルフ場に加え、とり天や唐揚げなど、代表するグルメが多い事で脚光を浴びています。
そんな大分県ですが、歴史的建造物が数多く存在している事でもしられており、その中でも代表的な歴史的建造物が「臼杵城(うすきじょう)」です。臼杵湾に浮かぶ丹生島に建造された臼杵城は、自然が創り出した難攻不落の要塞として恐れられ、白や住民を敵から守ってきました。
さて、今回ご紹介するこの臼杵城の魅力はどのようなものがあるのか、どんな城下町なのか、アクセスや駐車場の情報など、臼杵城の歴史を追いかけながら臼杵城の魅力をご紹介していきます。さあ、歴史ある要塞、大分県臼杵城の旅に出発しましょう。
島全体を城に仕上げた名城
夜の臼杵城。ライトアップしています。 pic.twitter.com/f3vQFS0zW1
— 千田嘉博_城郭考古学 (@yoshi_nara) November 30, 2019
臼杵城は、大分県の臼杵湾内にある丹生島に建造されました。通常のお城は陸地の平野部などに建設されるものですが、この臼杵城は丹生島の中に建造された日本でも珍しいお城の中の一つです。臼杵湾の海流で削られた断崖絶壁は侵入困難で、数ある敵が襲撃するも、ことごとく跳ね返してきた正に鉄壁の要塞です。
現在は埋め立てられており、桜の名所ともなっている臼杵城で、陸地からもアクセス可能です。臼杵城を見学した後は城下町に降りて臼杵自慢のグルメや歴史的建造物を見学する事ができ、歴女にも大人気の観光スポットになっています。
「臼杵城」の概要をご紹介
臼杵城~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!
— 天音こかげ (@neama88330) August 7, 2019
やっと来られたよ~~~~~~~
私の視界に入っているぞ!! pic.twitter.com/SjcupmV7JA
大分県丹生島に建造された鉄壁の要塞臼杵城。どんなお城なのか、またどんな特徴があるのか謎に包まれている部分が数多くあります。丹生島の中で建造された事もあって、以前からアクセス困難な場所ではありましたが、埋め立てによって様々な歴史学者が行き来するようになり、臼杵城の細部が明らかとなっています。
さあ、この臼杵城の魅力を最大限に知るために、まずは臼杵城の特徴を一つずつ見ていきましょう。臼杵城はもちろん、丹生島の内部や歴史に桜、観光やグルメに最適な城下町や桜も見逃せません。
続100名城に選ばれた城
臼杵城(うすきじょう)
— 城bot (@Sana_castle) October 17, 2018
丹生島城とも。大分県臼杵市にある城。続百名城。写真は遠景、本丸の堀、二の丸の門。 pic.twitter.com/sxzTIjlQPe
臼杵城は、丹生島に位置しているお城で、日本ではめずらしいお城の一つとなっています。天守閣からは臼杵湾や大分県が一望でき、晴れた日には四国も望める、絶景なスポットとなっています。断崖絶壁が待ち構えている難攻不落の要塞と美しい建造物がお城ファンの目に留まり、続日本100名城の一つに選出されました。
全国的にも希少な天然の要塞
要塞感のある臼杵城。 pic.twitter.com/isP5tCy9lU
— 柳衛 遼平 (@Wv6JxxJ1x7aKPPp) July 26, 2020
お城は、城下町にすぐ行けて他地方にすぐ攻め込める立地が良い平野部などに建造されるのが一般的です。しかし、臼杵城は丹生島に建造された事もあり、敵が攻め込む手段が限りなく限定されてしまいました。臼杵湾の海流がぶつかってできる天然の断崖絶壁は、侵入をさらに困難にして、臼杵城は難攻不落の要塞として近隣の藩を震え上がらせてきました。
春には約1,000の桜が咲き誇る花見スポット
別所堀江とふと思い立って深夜の臼杵城に花見へ行く。10分もしないうちに帰る。帰りに大在の夜景を見に行く。5分もしないうちに帰る。ああ、なんて素晴らしい一日だっただろうか。 pic.twitter.com/udW025gX2X
— sugersheeps ノガミ (@nj0141knk) March 31, 2014
臼杵城の特徴は、断崖絶壁の要塞が大きな特徴として挙げられますが、同時に大きな魅力を持っています。それは桜の木で、毎年春になると焼く1000本の桜が綺麗に咲き誇ります。臼杵や大分各地から臼杵の桜を一目見ようと、毎年多くの方が桜を見学に訪れています。
特に夜となると桜の木がライトアップされ、昼に見た桜とはまた違った趣で桜を見る事ができます。星や月明かりが綺麗な臼杵の夜に咲く桜はひと際輝きを放っており、春の桜を待ちわびた多くの桜ファンを楽しませています。
「臼杵城」の歴史について
侵入不可能な難攻不落の要塞、春に咲く桜の美しさ、活気と自然に恵まれている城下町など臼杵城の魅力は数多くあります。そしてそこには数多くのドラマや歴史が育まれていき、現在の臼杵城の魅力を伝えています。
さて、丹生島に建設された臼杵城は果たしてどんな歴史があるのか、誰が建設したのかなど、臼杵城の歴史について詳しく見ていきましょう。まずは戦国時代の丹生島へタイムスリップです。
戦国大名大友宗麟が築城
臼杵城。大友宗麟が丹生島に築いた海城。大友氏が門司で毛利氏に敗れた後、府内城から臼杵城に移った。南蛮貿易で栄えた。島津が耳川合戦で大友を打ち破り、押し寄せてくると宗麟はポルトガル製の大砲国崩しで城内から島津軍に射撃した。 pic.twitter.com/3xJSdIXpfh
— yoshitaka hirano (@yujuetaka) January 28, 2020
臼杵城は、時に戦国時代に大友宗麟氏が建設したものと言われています。当初は府内城を拠点として活動していましたが、毛利勢との戦で敗れてしまい、違うお城の場所を選定していた所、丹生島へ流れつき、丹生島でお城の建設を開始します。
当初は、キリスト教宣教師の弾圧や家臣たちの反乱を避けるために移ったものとされていましたが、臼杵城が完成した後も臼杵城に留まり、家臣たちは府内城に残って支持を待っていたとされています。
「丹生島城」や「亀城」とも呼ばれていた
丹生島で臼杵城を建設した大友氏ですが、当初は丹生島から名前をとって丹生島城や亀城と名付けていました。丹生島は金属や鉱石の産出地として名前が知られていたため、潤沢な資源を確保した大友氏は、要塞のさらなる補強や大砲の製造に着手する事になります。
干潮時だけ陸続きとなる天然の要害
臼杵城って干潮時しか陸路で攻めれない城塞だったから、昔はこれ全部海の下だったんかなあ(。・ω・。) pic.twitter.com/inho6qwnwF
— そーらー(。・ω・。)(セイバー) (@solarsuzuki) April 30, 2018
現在は埋め立てられて、当時の歴史が現存しない臼杵城ですが、歴史で行くと、当時は島で船でないと渡れない土地でもありました。しかし、潮が引いた干潮時のみだけ陸が出現し、干潮時を利用して大分県内への渡航をしていました。そして、臼杵城の舌に城下町を作り、新たな経済都市を作り出した歴史もあります。
キリスト教の施設が多く建てられていた
⑤大友宗麟墓。キリスト教式だったが没後禁教の為嫡子義統が仏式に。荒れた墓を義鑑石室を築いた臼杵城豊が自費で墓石を再築。臼杵城豊の宗麟敬愛がひしひしと。信玄公と柳澤吉保みたいな?この人のことも知りたい。近年キリスト教式墓も追加との由。 pic.twitter.com/vPS8ikbMjw
— nikko81 (@nikko81_fsi) September 24, 2015
臼杵城を拠点として南蛮貿易にも着手していた大友氏ですが、キリシタンも同時にかくまっていた歴史があります。城下町には多くのキリスト教の礼拝堂が建設され、臼杵城の城内に礼拝堂も建立していました。この事から、臼杵城は南蛮文化の歴史に支えられてきたのが分かります。
慶長5年からは稲葉氏が15代にわたって居城に
難攻不落の要塞臼杵城を建設し、城下町を建設するなど臼杵の経済に発展寄与してきた大友氏ですが、当時最強ともうたわれた薩摩藩の侵攻も食い止めます。島津郡撤退の翌年に大友氏は亡くなり、その後を継いだのが石田三成の妹婿であった福原直高氏です。
その後、太田一吉が入城して現在の臼杵城となる形が出来上がっていきます。関ケ原合戦終結後は稲葉貞道と稲葉典通の2代に渡って臼杵城が改築され、現在の臼杵城となりました。そして、明治維新になるまで15代に渡って稲葉氏が臼杵城を護ってきた歴史があります。
現在は臼杵公園として市民の憩いの場に
今度来るときは臼杵城跡・臼杵公園にも行きたいな。 pic.twitter.com/2HXEDDNS16
— Tomo (@asotomo) February 24, 2018
臼杵歴史と文化、経済を守り続けてきた臼杵城は、現在は必要な部分のみを改築し、ほとんど当時のままで現存されています。そして市民公園と姿を変え、春は桜を満開にして観光客を歓迎しています。夏や秋は大分屈指の観光名所として城下町や臼杵城には沢山の観光客で賑わっています。
「臼杵城」の観光ポイントを解説
臼杵の歴史と文化を育んできた臼杵城ですが、当時の面影そのままに臼杵城で使用された石垣や大砲などが展示されています。ほとんど現存された状態で残っている日本でも珍しいお城の一つでもあり、歴史マニアや歴史学者に観光客が臼杵城を一目見ようと賑わいを見せています。
さて、臼杵城にこれからお邪魔して、臼杵城の観光スポットを見ていきましょう。石垣や坂、城下町など歴史にあふれる臼杵城を満喫して、当時の臼杵城の魅力に迫っていきましょう。
①石垣
臼杵城なう
— 戦国 (@ippAj2krW6Kt1CN) January 14, 2019
今回の九州遠征の城編、これにて完 pic.twitter.com/SpBNIYl1cT
臼杵城おすすめの観光スポットとして外せないのが石垣です。難攻不落の要塞の礎となり、敵の侵入をことごとく阻んできた鉄壁の石垣は、現在も色あせる事無く臼杵城の本丸を守っています。
さて、この石垣には謎の刻印が記されている事で話題となっています。臼杵城の石垣に合計三か所刻印があり、誰が何のために刻印をつけたのか、真相は未だに闇の中です。△の記号やエの文字、Ⅼのアルファベットととれる謎の刻印は、歴史ファンや観光客の心を掴んで離しません。
②鐙坂
臼杵城 古橋門櫓跡 鐙坂 pic.twitter.com/bL12HHGzsQ
— たこぽん 🐙 (@takopon1120) August 13, 2017
臼杵城で外せない観光スポットの一つとしても名高いのが鐙坂(あぶみざか)でしょう。臼杵城西側にある古橋口からお城に向かう坂ですが、入り口には鐙坂の歴史が描かれている案内板が、歴史好きの興味をそそります。鐙坂を登り切ったら真下が城下町となっており、臼杵湾が一望できる場所でゆっくりと絶景を見渡せます。
③櫓
古橋口から鐙坂越しに見た臼杵城(丹生島城)。中央は復元された大門櫓。右は現存の畳櫓。 pic.twitter.com/b01rM7OiM0
— シロタン@おーちゃん (@ohchansirotan) February 5, 2019
臼杵城でこれは観光しておきたいもう一つの魅力的な建造物が櫓(やぐら)です。こちらは当時のまま現存している畳櫓と、復元工事がされた大門櫓、鉄門櫓に武具櫓と、非常に多くの櫓を見学する事ができます。当時の生活様式を紐解くカギとして研究がなされている櫓は個性的なものばかりで、歴史に興味がある方はその完成度に見とれる事間違いなしです。
④時鐘櫓跡
臼杵城址 時鐘櫓跡 石垣 pic.twitter.com/SNya3oG00W
— たこぽん 🐙 (@takopon1120) August 13, 2017
臼杵城で櫓を堪能した後は、時鐘櫓跡も見学しましょう。臼杵城西側にある鐙坂を登った先にあります。時間の経過を本丸と城下町に知らせる時鐘櫓跡は、当時の様子を振り返る碑石も置いてあり、石垣や本丸と共に臼杵城を楽しむ事ができます。辺りは城下町と臼杵市街地が見渡せる絶景ポイントとなっており、観光の休憩におすすめのスポットとなっています。
⑤フランキ砲
フランキ砲、靖国にもある奴ですね pic.twitter.com/E4VJ78ycef
— iwaki@ガルデス (@iwaki271) September 13, 2019
臼杵城は、丹生島が創り出した天然の要塞で数多くの敵を食い止めてきましたが、もう一つ立役者となったものがあります。それがフランキ砲で、巨大な砲弾を打ち出す大砲は島津軍の侵攻を食い止め、勝利を勝ち得た武器として、現在でも臼杵城にて大切に保管されています。
⑥卯寅稲荷神社
臼杵城本丸跡横の卯寅稲荷神社から、港方向を望む。 pic.twitter.com/eCwYBNN2rf
— KEN☆J↑MAX@I♡東北・新潟 (@KEN_JIMAX) April 27, 2013
臼杵城で歴史と文化に触れあった後は、神社でお参りをしていきましょう。卯寅稲荷神社は臼杵城鬼門にあり、卯寅櫓などがみられる卯寅口にあります。赤い鳥居が皆様を歓迎して、港を背景にする本殿は臼杵市内でも絶好のパワースポットとして人気があります。
「臼杵城」の城下町の観光スポット
臼杵城の観光スポットを見学した後は、臼杵の経済を発展させてきた城下町へ降りましょう。当時の道や建造物が至る所に現存されており、情緒あふれる美しい街並みは魅了される事間違いなしの観光スポットでいっぱいです。さて、これから臼杵城の城下町で美しい街並みを観光しましょう。
①二王座歴史の道
二王座歴史の道 ここは子供の頃の遊び場ですな。 pic.twitter.com/QZrBIaVPz1
— naka (@trinitalife) August 15, 2014
臼杵城城下町で外せない観光スポットと言えば二王座歴史の道でしょう。国の都市景観100選に選ばれており、高い石垣と頑丈な瓦屋根、白壁の建物や寺院が並ぶ坂道は、見るべきポイントが非常に多い観光スポットとして有名です。
阿蘇山から降り積もった火山灰から形成された火山岩と削り取ってできたこの坂は、当時の面影を残したままの石畳となって皆様をお出迎えしてくれます。狭い路地から見上げる臼杵城は、当時の面影が目に焼き付くような絶好の観光スポットとなっています。
②稲葉家下屋敷
臼杵 稲葉家下屋敷 カフェがおやすみ… pic.twitter.com/U130vyPnp8
— はるか77号 (@harukananam) July 18, 2019
臼杵城の城下町でおすすめの観光スポットとして見ておきたい建造物と言えば稲葉家下屋敷です。明治維新で制定された廃藩置県に伴って、当時の藩主だった稲葉氏は東京へ拠点を移します。東京から臼杵に帰る際の拠点として建設されたのが稲葉家下屋敷です。臼杵市内の観光名所でも人気が高い観光スポットとして有名です。
「臼杵城」の城下町のイベントを紹介
臼杵城や臼杵城下町では、当時の文化や歴史を知る上で重要な文化財や建造物などが各所にある魅力的な街です。当時の文化をもっと知ってもらおうと、臼杵市では各時期ごとに様々なイベントを開催して観光客を楽しませています。さて、臼杵城では、そのようなイベントが開催されているのか、臼杵城のイベントに早速お邪魔してみましょう。
イベント①うすき雛めぐり
大分県臼杵市に打ち合わせに来ています。うすき雛めぐり絶賛開催中です。 pic.twitter.com/PhTni20rIr
— 行平真也 (@masaya_yukihira) March 2, 2018
臼杵城で春に開催されるイベントがうすき雛めぐりです。毎年2月から3月にかけて開催されるうすき雛めぐりは、様々なひな人形が展示され、大人から子供まで一緒に楽しめるイベントとして、毎年多くの観光客で賑わっています。色とりどりの個性的なひな人形を見学した後は、お琴の演奏を楽しんだりお呈茶も満喫しましょう。
イベント②臼杵祇園
バタバタきたら臼杵祇園終わっとった。 pic.twitter.com/XdIItjBJ9r
— 都夢 (@owaka83106) July 10, 2015
臼杵城で毎年夏に開催されるビッグイベントが臼杵祇園祭りです。7月から催される臼杵祇園祭りは、1643年から続く伝統あるお祭りで、神事の行列や山車が街を練り歩き、感動と興奮が一度に楽しめる活気あふれるお祭りです。臼杵祇園祭りでは大分県内外からたくさんの観光客が詰めかけます。
イベント③うすき竹宵
大分県臼杵市のうすき竹宵に来ました。もう2度と見られない組み合わせです。#うすき竹宵 pic.twitter.com/V3VIsfckVD
— 行平真也 (@masaya_yukihira) November 3, 2019
春が過ぎて、夏の臼杵祇園祭りを体験したらあっという間に秋になりました。毎年11月の第一土曜日と日曜日に開催されるうすき竹宵は、一度は体験してほしい臼杵自慢のイベントです。臼杵の歴史ある街並みを、竹ぼんぼりやオブジェを使って優しく街を照らしていきます。幻想的で進歩的な美しさは、臼杵の街と共に魅了される事間違いなしです。
イベント④古地図であるく臼杵のまち
5/2(土)、「古地図であるく臼杵のまち」が開催されます。
— 臼杵ほっとタイム (@usuki_life) May 1, 2015
昔の臼杵の町並を2時間程度で散策できるツアーです。#臼杵 #usuki #大分県 pic.twitter.com/TbpxAAf5IN
臼杵城や臼杵城下町には、江戸時代から残っている歴史的な建造物が数多く残っています。その歴史を振り返っていくイベントが古地図であるく臼杵のまちです。毎月第二土曜日に開催されており、ガイドさんが臼杵の街並みを案内しながら歴史をたどっていきます。約2時間ほど散策したら臼杵マスターの称号が貰える事間違いなしです。
イベント⑤うすきミワリーガイド
臼杵には古くから言い伝えがある伝記や伝説、物語が多数あり、臼杵を知る上で欠かせない情報が手に入るイベントがあります。毎月第3日曜日に開催されるうすきミワリーガイドで、妖怪や河童たちの伝説に触れ合いましょう。
歴史が培った物語は、当時の生活様式が分かりやすく解説されており、大人から子供まで楽しめる盛りだくさんの内容でお届けしています。
「臼杵城」の城下町観光での必見グルメ
大分県のグルメと言えば、とり天や唐揚げですが、臼杵城下町でも、独自のグルメを発信して観光客を楽しませています。日本庭園を眺めながら優雅にカフェや、中々食べる事がないふぐ料理、あっと驚く斬新なソフトクリームなど臼杵自慢のグルメが顔を揃えます。
さあ、臼杵城の城下町で観光を楽しんだ後は、臼杵自慢の郷土料理に舌鼓を打ちましょう。臼杵で育った素材をふんだんに使ったグルメは正に絶品です。
①醤油や味噌
今日は臼杵まで行ったので🚙💨20歳の時に一緒に行った時ぶりに臼杵石仏に行きました👦🏻👩🏻→👴🏻👵🏻💦
— ゆーみん (@dorami_36) January 19, 2020
老舗の醤油屋さんの“みそソフトクリーム”はなんとも言えず美味しかった😋✨キャラメルみたいだった👍✨ pic.twitter.com/JimsYacBok
臼杵でまず楽しんでいただきたいグルメと言えば醤油と味噌です。全国規模で有名なフンドーキン醤油の本社が臼杵にあり、富士甚醬油やカニ醤油など有名な醤油メーカーが顔を揃えます。更に味噌も製造が盛んで、醤油と味噌の工場見学は臼杵観光おすすめのスポットでもあります。
出来立ての醤油や味噌を楽しみ、大豆の旨味たっぷりの醤油や味噌で味付けされた料理の数々は、たちまち至高のグルメへと生まれ変わります。臼杵のお店で出来立ての醤油や味噌を楽しんだ後はお土産に持って帰ると、たちまち絶賛に嵐になる事間違いなしです。
②臼杵せんべい
大量の臼杵せんべいのせんべい!!!w꒳ᵒ꒳ᵎ ̡̡⍤⃝ ̢̢ेे ꒳ᵒ꒳ᵎ pic.twitter.com/zlqEq20AR1
— 使いません (@Yuka7170K) June 15, 2014
臼杵城でおすすめしたいグルメで、ワンハンドで食べられるものと言えば臼杵せんべいでしょう。400年ほど前、江戸時代の参勤交代で作り上げた保存食は、臼杵を代表するグルメとなり現在は大分県の銘菓として人気があります。
昔ながらの臼杵せんべいや金ゴマをたっぷりとふりかけたせんべいなど、懐かしくも美味しいせんべいが臼杵で楽しめます。はちみつや砂糖の甘さと、隠し味のショウガは程よいアクセントとなり、止まらない美味しさで観光客の舌を満足させています。
③ふぐ料理
臼杵のふぐは少し厚め pic.twitter.com/Ymma9pXYi1
— nayochan2525 (@nayochan2525) March 31, 2019
醤油や味噌、臼杵せんべいを満喫した後は、少し奮発してふぐ料理を楽しみましょう。臼杵観光協会のマスコットがふぐに選ばれるなど、臼杵と言えばふぐと言われるくらい有名です。臼杵市内でも、ふぐ料理を取り扱っているお店が20店舗以上あり、ふぐ料理のレベルの高さが伺えます。
ふぐ料理の代表格と言えばてっちりやふぐの唐揚げなどですが、ここではふぐのお刺身をいただきましょう。通常のふぐの刺身は裏が透けて見えるくらい薄く切ってあるのが特徴ですが、臼杵で出されるふぐの刺身は肉厚でぷりぷり感が凄いのが特徴です。一度食べたら病みつきになるふぐ料理を、臼杵でぜひお楽しみください。
④珍しい味のソフトクリーム
雲一つない晴天なり
— ゆーきゃん@ (@maromikuyuyu) February 25, 2020
臼杵 可児醤油 味噌ソフト pic.twitter.com/e46zzZ2Xeb
臼杵でぜひ味わってほしいソフトクリームが非常に珍しい事で有名です。カニ醤油が販売している味噌ソフトクリームが人気の的となっており、観光客に絶大な人気を誇っています。伝統のお味噌を濃厚なソフトクリームにかければ、大豆の風味と甘さが程よくマッチして病みつきになる事間違いなしです。
味噌の味が勝ってしまって、後味が悪いイメージがどうしてもついてしまいがちですが、ソフトクリーム合わさった味噌はキャラメルのような甘さがありすっきりとした後味が楽しめます。無添加の伝統ある味噌ソフトクリームをぜひご賞味ください。
「臼杵城」のスタンプ情報
旅1城目臼杵城
— staygold76旅人 (@staygold6966) December 29, 2019
スタンプ押してささっと行こうと思ったけど無理だった。#年末年始たび pic.twitter.com/Z9ZOubKYhc
臼杵城は、続日本百名城に選ばれているお城です。この百名城のお城を盛り上げようと、日本百名城同好会が主催しているスタンプラリーのイベントを臼杵城でも開催しています。臼杵市観光交流プラザが総合案内所となっており、車も臼杵市観光交流プラザ駐車場か、隣の市営駐車場で車を停めてスタンプを押印してもらいます。
御城印を購入してから、古橋口に移動して櫓や庭園を観光して天守櫓跡を見学します。その後鉄門櫓と武具櫓などを観光してフィニッシュとなります。見どころが満載の臼杵城は、お城ファンがスタンプを貰いに列を作るほどの賑わいを見せています。
設置場所「観光交流プラザ」
臼杵城のスタンプは、臼杵市観光交流プラザで押印してもらえます。臼杵市市街地中心部に位置しており、アクセスがしやすい立地です。白い建物が特徴で、古地図で歩く臼杵のまちも臼杵市観光交流プラザが主催しております。
臼杵市観光交流プラザは、スタンプを押印してもらえる総合案内所、観光の情報案内コーナーや特産品紹介コーナーなど、臼杵の歴史や文化が全て見れる場所としても有名です。臼杵城まで徒歩でアクセスできるくらいの距離にありますので、駐車場で車を停めてから臼杵城をゆっくり観光できる絶好の場所に建設しています。
観光交流プラザの基本情報
住所 | 〒875-0041 大分県臼杵市大字臼杵100−2 |
電話番号 | 0972-63-1715 |
開館時間 | 9:00~18:00 |
休館日 | 無し |
アクセス | 東九州自動車道臼杵ICより車で10分 |
駐車場 | 有り |
URL | 公式サイト |
「臼杵城」のアクセスや基本情報
臼杵城というお城にきました😆
— クルトー (@q2Bh3BZIGylvp6f) July 25, 2020
正面だけですがかなりテンション上がる型のお城です😊 pic.twitter.com/o5xZn601nm
臼杵城でスタンプを貰って、お城や城下町を見学してグルメも楽しみたい方は多くいらっしゃいます。その中で気になるのがアクセス方法です。特に車で臼杵市内までアクセスすると、今度は駐車場の確保も必須となってきます。
ここからは、臼杵城観光の前に心配される臼杵城までのおすすめのアクセス方法と駐車場の利用方法をご紹介します。ゆっくり臼杵城を観光するために、アクセス方法や駐車場の場所をぜひ一緒に見ていきましょう。
アクセスの詳細
臼杵城までのアクセスでおすすめなのが、電車か車です。電車ですとJR日豊本線の臼杵駅が一番近くにあり、臼杵城までは徒歩10分でアクセス可能です。別府を観光してから臼杵城にアクセスするのも日豊本線を使うと便利です。
車で臼杵城までアクセスするには、本州方面からですと一旦四国まで渡ってから、佐賀関~三崎間のフェリーに乗る方がアクセスとしては便利です。フェリーを降りたら国道217号線に合流し、県道205号線を約35分ほど走れば臼杵城に着きます。
福岡方面から車でアクセスするには東九州自動車道を使うと便利です。臼杵インターチェンジを降りて国道502号線に合流し、県道33号線を臼杵市街地方面に走れば臼杵城に到着します。
駐車場利用について
車で臼杵城までアクセスしたら、駐車場の場所まで移動しましょう。臼杵城入口に数台停めれる駐車場があり、観光客は無料で駐車できます。スタンプをもらう臼杵市観光交流プラザにも駐車場があり、市営下屋敷前駐車場は有料となりますが、臼杵城まで2分で移動できる好立地にあります。
少し離れますと市営畳屋町駐車場があり、臼杵城までは徒歩6分ほどで移動が可能です。一番近い有料の駐車場はタイムズコープうすきで、駐車場から徒歩1分ほどで臼杵城に到着します。
「臼杵城」の基本情報
住所 | 〒875-0041 大分県臼杵市大字臼杵丹生島 |
電話番号 | 0972-63-1111 |
開館時間 | 24時間 |
入場料 | 無料 |
アクセス | JR日豊本線臼杵駅より徒歩10分 |
駐車場 | 有り |
URL | 臼杵市観光サイト |
「臼杵城」の魅力や城下町観光を存分に味わう!
臼杵城。 pic.twitter.com/fmgzKMaKah
— のぶぽんちんたん (@noburin0507) August 17, 2020
歴史と自然が融合した緑豊かな街臼杵市。そのシンボルとなっている臼杵城は、今日も多くの観光客で賑わいながら、臼杵城と城下町を盛り上げています。お城を見学するだけではなく、春は桜に夏は祇園祭と様々なイベントが開催されており、いつ観光に訪れても熱気に溢れた雰囲気で皆様をお待ちしています。
海や山に囲まれた潤沢な素材で、作る臼杵自慢の郷土料理は正に絶品です。特にふぐ料理は臼杵に観光に来たらぜひ食べてほしい臼杵自慢のグルメです。お土産には醤油と味噌を買って帰りましょう。
臼杵市は、かつて観光としては九州でもマイナーな地位でしたが、臼杵城を始めとする様々な町おこしが結果を出し始め、現在では大分県屈指の観光名所となっています。まだまだ魅力がたくさん詰まった臼杵市を、臼杵城の観光後にたっぷりと楽しみましょう。