「八溝山」の登山&ハイキングコース情報!豊かな自然や展望台の絶景とは!

皆さんは「八溝山」という山を知っていますか。春になるとシオヤシロを見ることができたり、登山ルートが複数存在していたり、観光にぴったりな山です。この記事では八溝山についてご紹介します。「八溝山が気になっている!」という方はぜひ、参考にしてみてください。

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目次

  1. 1「八溝山」とは
  2. 2「八溝山」の見どころ
  3. 3「八溝山」で豊かな自然を満喫
  4. 4「八溝山」登山&ハイキングコース
  5. 5「八溝山」へのアクセスと駐車場情報
  6. 6「八溝山」で自然の絶景を満喫しよう!

「八溝山」とは

「八溝山」は福島県を代表する山のひとつです。春には白いつつじであるシオヤシロ、秋には紅葉を楽しむことができるなど、季節ごとに違う景色や自然を楽しむことができる山です。他にも神社や展望台なども併設されており、福島の観光スポットとしても人気を集めています。

「福島県でシオヤシロや紅葉をみたい!」「福島県で登山をできる山を探している」という方に「八溝山」がおすすめです。

福島県と茨木県の県境にある山

「八溝山」は福島県、栃木県、茨城県にまたがって存在している山です。八溝山は登山口が複数存在していますが、それぞれの県に登山口が設置されています。茨城県の中では一番高い山であることでも有名です。八溝山は、昔から信仰が深い山なので、多くの神社や歴史が残されている山です。

標高は1,022mで日本三百名山の一つ

「八溝山」の標高は1,022mです。登山口やコースによっても変わりますが頂上までの登山時間は1時間半〜4時間程度です。頂上までも車道もしっかりと整備されているため、車で山頂まで行くことも可能です。また、「八溝山」は「日本三百名山」にも選ばれています。

日本三百名山とは、日本山岳会によって1978年(昭和53年)に選定された日本の300の山のことを指します。

「八溝山」の見どころ

「八溝山」の見どころをご紹介します。「八溝山」は紅葉を見ることができるなど、豊かな自然ももちろん魅力的ですが、ここでは日輪寺などの神社や展望台など観光スポットとしても楽しむことができる見どころを4つピックアップしています。

「八溝山」の見どころを事前に知っておくとより一層「八溝山」を楽しむことができるかもしれません。ぜひ、チェックしてみてください。

見どころ①日輪寺

「八溝山」には「日輪寺」という神社があります。日輪寺は坂東三十三所観音巡礼の第二十壱番目に指定されている神社です。日輪寺の境内の入り口には駐車場もあり、日輪寺の近くまで車で行くことも可能です。

日輪寺周辺の駐車場にはトイレも併設されているので、小さなお子様がいる方でも安心です。日輪寺は参拝だけでなく、日輪寺の御朱印もいただくことができます。

見どころ②久慈川上神社

大きな鳥居が目印になっている神社が「久慈川上神社」です。登山口の入り口にもなっており、「久慈川上神社」の鳥居をくぐったところから登山のコースになります。

久慈川上神社の社は林の中にひっそりと佇んでおり、厳かな雰囲気を纏っています。少し古いですが、登山客を見守っているような神社です。

見どころ③八溝嶺神社

「八溝嶺神社」は八溝山の山頂にある神社です。山頂までは車道が整備されているため、八溝嶺神社までも車で行くことができます。八溝嶺神社までの林道の入り口には鳥居が設置されており、鳥居をくぐると6.5kmの林道が山頂まで続いています。

山頂には10台前後の駐車可能なスペースがあり、駐車場の横に八溝嶺神社の境内が存在しています。

見どころ④八溝山展望台

最後にご紹介する八溝山の見どころは「八溝山展望台」です。八溝山展望台は八溝山の山頂に位置している展望台です。山頂にある展望台なので、茨城県、栃木県、福島県の山々の景色を展望台から見ることができます。秋の季節には綺麗に色づいた紅葉も展望台から楽しむことができます。

八溝山の展望台は「八溝山展望台」のみなので、八溝山の頂まで行く予定のある方は、展望台を使用して綺麗な景色を味わってみてください。

「八溝山」で豊かな自然を満喫

「八溝山」は、たくさんの自然に包まれている山です。ここからは「八溝山」で触れることのできる自然にフォーカスを当ててご紹介します。この記事では4つの「八溝山」の自然をピックアップします。

八溝山には、紅葉や天然林など、定番のものから、シオヤシロや涌水などユニークなものまで様々なものが存在しています。八溝山に登りながら八溝山の自然も楽しみましょう。

豊かな自然①八溝山天然林

「八溝山天然林」の入り口には案内板が設置してあるので、八溝山天然林の始まりがきちんとわかるようになっています。福島民報新聞社の「ふくしまの遊歩道50選」にも選ばれており、手付かずの自然が残っているのが「八溝山天然林」です。

徒歩でしか行くことができないルートになっているので、登山やハイキングを楽しみながら「八溝山天然林」を堪能しましょう。

豊かな自然②シオヤシロ

「八溝山」では天然の「シオヤシロ」を見ることができます。「シオヤシロ」とは野生の白い花のつつじのことを指します。春の温かい季節になると八溝山にはシオヤシロが咲き誇り、シオヤシロを見るために多くの人が集まります。

シオヤシロを見ることができる場所は限られているので、「シオヤシロを絶対見たい!」という方は「八溝山」にシオヤシロを見るために足を運んでみてください。

豊かな自然③紅葉

秋の自然と言えば「紅葉」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。「八溝山」の木々たちも、もちろん秋の季節になると紅葉が綺麗に色づきます。

「八溝山」登山をしながら紅葉を味わうことができたり、ドライブをしながら紅葉を眺めることができるので、福島県の中でも有数の紅葉スポットとして有名です。秋に福島県に行く予定のある方は紅葉を見るために「八溝山」へ訪れてみてください。

豊かな自然④涌水

「八溝山」には涌水が存在しています。涌水とは、地中から水が湧き出ることを言います。「鉄水涌水」「龍毛水涌水」「白毛水涌水」「金性水涌水」「銀性水涌水」など、八溝山には様々な涌水が存在しています。

車で行くことができる場所に涌水があるので、徒歩では時間がない方でも八溝山の涌水を楽しむことができます。それぞれの涌水を飲み比べて、涌水の味を楽しむのもおすすめです。

水戸光圀公が命名したと云われる八溝五水

先ほどご紹介した「鉄水」「龍毛水」「白毛水」「金性水」「銀性水」は「八溝五水」と呼ばれています。水戸光圀公がそれぞれの涌水の名前を名付けたと言われており、中でも「金性水」は、水戸光圀公が賞味したことで特に有名です。水戸光圀公は「水戸黄門」としても知られている常陸水戸藩の第2代藩主です。

「八溝山」登山&ハイキングコース

「八溝山」の登山&ハイキングコースについてご紹介します。八溝山には様々な登山やハイキングのコースが用意されており、それぞれ特徴や見どころが異なります。この記事ではそんな八溝山の登山&ハイキングコースを5つをピックアップしてご紹介します。

5つの登山&ハイキングコースを比較して、自分の好みの八溝山の登山&ハイキングコースを選んで見てください。

コース①蛇穴登山口

最初にご紹介する「八溝山」の登山&ハイキングコースは「蛇穴登山口」です。蛇穴登山口は標高は約400m、山頂までの所要時間は約1時間50分です。

他の登山&ハイキングコースに比べると比較的山頂に近い場所にある登山口で、軽めの登山やハイキングを行いたい方におすすめのコースです。マイカーを持っている方は日輪寺入口付近にある駐車場を利用すると便利です。

コース②大梅登山口

久慈川上神社近くの大きな鳥居が大梅登山口の入り口の目印です。大正11年に建てられたと言われている鳥居はとても立派で威厳を感じます。山頂までは歩行距離が11kmとハイキングのコースの中では比較的気軽に登山を楽しむことができます。

大梅登山口の入り口には案内板が設置されているので、登山コースを事前に確認してからハイキングを開始しましょう。

コース③中山本登山口

続いてご紹介する「八溝山」の登山&ハイキングコースは「中山本登山口」です。中山本登山口付近には3台ほど車を駐車できる駐車場が設置されているので、車で中山本登山口の近くまで行くことができます。

途中で大梅登山口と合流する八溝山頂との標高差652m、歩行距離12km、山頂まで3時間50分のハイキングコースです。

コース④八溝山天然林入口

山頂まで1時間30分と短い時間でハイキングや登山を楽しみたい方におすすめな「八溝山」の登山&ハイキングコースは「八溝山天然林入口」です。南側と北側とコースが2つにわかれており、どちらも所要時間はそれほど変わりません。

20分ほど歩いたところに「ふくしまの遊歩道50選」の看板が設置されています。秋の季節には紅葉を堪能することができます。

コース⑤ふれあいの森遊歩道

「八溝山」登山&ハイキングコースの中でも整備されており、歩きやすい登山コースは「ふれあいの森遊歩道」です。トラロープがふれあいの森遊歩道の端に設置されているので、道なりに沿って歩けば迷うことはないでしょう。

道の途中にはイワウチワやカタクリ、ニリンソウなどが群生しているところもあります。ところどころ草が生い茂っている場所もあるので、足元には注意しましょう。

「八溝山」へのアクセスと駐車場情報

最後に「八溝山」へのアクセスと駐車場情報をご紹介します。「八溝山」へのアクセスは公共交通機関である電車とバスでアクセスする方法と、車でのアクセス方法の2種類あり、それぞれのアクセス方法を詳しく解説します。

また、車で八溝山までアクセスする予定のある方が気になるであろう「八溝山の駐車場情報」も合わせてご紹介します。

「八溝山」は山頂付近まで車で行ける!

「八溝山」の山頂までは、先程ご紹介した登山やハイキングで行く方が多いようですが、「足が悪いので車での八溝山山頂の近くまで行きたい‥」「登山をするほどの時間はないが、八溝山に登りたい」という方は車でも山頂付近に行くことができます。

様々な方法で八溝山の山頂付近まで登ることができるので、ご自身の旅行のプランやお好みに合わせて、八溝山の楽しみ方を選んでみてください。

電車とバス・車でのアクセス

「八溝山」までのアクセス方法は、2種類です。公共交通機関である電車とバスを併用してアクセスする方法と車を利用してアクセスする方法です。

様々なアクセス方法の中から、八溝山までのアクセス方法を選べるのは嬉しいポイントなのではないでしょうか。ここからはこの2種類のアクセス方法を詳しくご紹介していきます。

JR常陸大子駅から茨城交通の蛇穴行バスで約40分

「茨城交通の蛇穴行バス」電車とバスを利用する場合、八溝山の最寄り駅である「JR常陸大子駅」を利用してください。JR常陸大子駅からは茨城交通の蛇穴行のバスに40分ほど乗車すると八溝山に到着します。

JR常陸大子駅は、出入り口がひとつしかなく、バス停も近いので、JR常陸大子駅でバス停がわからず迷ってしまう、ということはなさそうです。

JR磐城棚倉駅から車で60分

「八溝山」までマイカーやレンタカーなどの車でアクセスしたい場合、JR磐城棚倉駅から車で60分で八溝山までアクセスすることが可能です。山頂付近に駐車場もあるため、駐車場所の確保も楽々です。

しかし、八溝山までの道のりは山道で少々複雑なので、運転に慣れていない人には少々難しいかもしれません。山道や普段あまり運転をしない方は安全に十分気をつけて運転を行いましょう。

駐車場情報

続いては「八溝山」山頂付近の駐車場情報についてご紹介します。八溝山にはいくつか駐車場が存在しており、どの駐車場からでも八溝山を散策することが可能です。

この記事ではそんな数ある駐車場の中でも散策に便利な駐車所を2つピックアップしてご紹介します。八溝山散策のスタート地点としてもわかりやすい目印になる駐車場なので、活用してみてください。

八溝山日輪寺駐車

まず、1つめにご紹介する八溝山の頂上付近の駐車場は「日輪寺駐車」です。40台駐車することができ、山頂付近にある駐車場の中では比較的大きめの駐車場です。ゴールデンウィークなどの混雑時など以外は満車で駐車することができない、ということはなさそうです。

料金は無料で、トイレも完備しています。心配な方は八溝山を散策する前にトイレは済ましておきましょう。

八溝林道口駐車場

次に2つめにご紹介する駐車場は「八溝林道口駐車場」です。こちらの駐車場は7台しか駐車することのできないこじんまりとした小さな駐車場です。

道路の脇にスペースが設けられているような形態なので、駐車をする際に少々難易度の高い仕様の駐車場になっています。Y字型の日除けが近くにあるので、八溝林道口駐車場を利用する際の目印にしてみてください。

「八溝山」の基本情報

【所在地】 茨城県久慈郡大子町上野宮
【営業時間】 24時間
【定休日】 なし
【駐車場】 あり
【電話番号】 0295-72-0285
【HP】 https://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/mt_yamizo.html

「八溝山」で自然の絶景を満喫しよう!

この記事では「八溝山」についてご紹介しました。春に見ることができるシオヤシロや、登山、ハイキングのルート、駐車場情報など、様々なことをご紹介しています。「八溝山でシオヤシロを見てみたい!」「八溝山でハイキングをする予定がある!」という方は、この記事を参考にしてみてください。

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この記事のライター
asana
海外旅行が好きで、20ヶ国以上の国に行ったことがあります。好きな地域は東南アジア。趣味は読書と映画鑑賞です。

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