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「手稲山」の登山ガイド!難易度やおすすめルートは?絶景スポットも解説! | 旅行・お出かけの情報メディア
















「手稲山」の登山ガイド!難易度やおすすめルートは?絶景スポットも解説!

札幌市民にはおなじみの手稲山は、冬はスキー場として人気の山です。実は、登山口から山を登るほど道の様子や景色が変わり楽しめますから、登山初心者におすすめの山なのです。そこで、手稲山登山について登山ルートや熊情報・おすすめの景色などご紹介します。

「手稲山」の登山ガイド!難易度やおすすめルートは?絶景スポットも解説!のイメージ

目次

  1. 1手稲山登山を解説!
  2. 2手稲山登山の時期と推奨装備
  3. 3手稲山登山のルート&おすすめの景色スポット
  4. 4手稲山の「パラダイスヒュッテ」情報
  5. 5手稲山登山前の注意&確認事項
  6. 6登山前に手稲山の情報をチェック!
  7. 7準備万全に手稲山の登山を楽しもう!
    1. 目次
  1. 手稲山登山を解説!
    1. 手稲山は初心者の登山におすすめ!
  2. 手稲山登山の時期と推奨装備
    1. 登山時期はコースによって違う!
      1. GWは雪が積もっているところも
      2. 初心者は6月から10月がおすすめ!
    2. 登山の推移賞装備
      1. 雨具は必須!
      2. 食材や水も装備
  3. 手稲山登山のルート&おすすめの景色スポット
    1. 手稲山登山のルートは4つ!
      1. 登山ルート①平和の滝コース
      2. 登山ルート②サッポロテイネコース
      3. 登山ルート③北尾根コース
      4. 登山ルート④滝ノ沢コース
    2. 手稲山登山のおすすめ景色スポット
      1. 景色スポット①平和の滝コースにはたくさん!
      2. 景色スポット②北尾根コースのオリンピア分岐
      3. 景色スポット③山頂付近には絶景の大パノラマが!
  4. 手稲山の「パラダイスヒュッテ」情報
    1. 「パラダイスヒュッテ」とは
      1. 日本最古の本格的スキー山小屋
    2. 「パラダイスヒュッテ」利用方法
      1. 1週間前までに電話で申込み!
    3. 「パラダイスヒュッテ」基本情報
  5. 手稲山登山前の注意&確認事項
    1. 注意&確認事項①天気を必ず確認!
    2. 注意&確認事項②トイレは登山前に済ませよう!
    3. 注意&確認事項③服装と装備は万全に!
    4. 注意&確認事項④熊の目撃情報が!
  6. 登山前に手稲山の情報をチェック!
    1. 「手稲山」とは
      1. 札幌市の手稲区と西区に跨る山
    2. 手稲山へのアクセス
      1. JRとバスでのアクセス方法
      2. 車でのアクセス方法
      3. 駐車場は登山口付近にある!
    3. 手稲山の基本情報
  7. 準備万全に手稲山の登山を楽しもう!
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手稲山登山を解説!

札幌市内にある手稲山(ていねやま)は、北海道百名山の一つの山で標高1023.1mあります。手稲山では、1972(昭和47)年の札幌冬季オリンピックでスキー会場にもなったところです。そこで、スキー以外にも移り行く様々な景色が楽しめて初心者から中級者向けの手稲山登山について、登山ルートやおすすめの景色などをご紹介します。

手稲山は初心者の登山におすすめ!

手稲山は、登山コースによっておすすめの景色が異なります。例えば、平和の滝のようなおすすめの景色が楽しめたり、ちょっとキツイ登りもありますが、手稲山を登ってゆくたびにドンドン標高が高くなり、素晴らしい景色が広がっていくなど、様々な景色が体験できるので手稲山は登山初心者におすすめの山なのです。

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手稲山登山の時期と推奨装備

手稲山は、札幌市中心部から約15kmのところに位置していますから、”思い立ったが吉日”とすぐに出かけていける山です。初心者が手稲山登山をするなら、気持ちよく登山が楽しめる時期を選びましょう。

さらに登山をする時期に合わせた装備も必要になってきますので、ここでは手稲山登山の時期と装備に関してご案内します。

登山時期はコースによって違う!

札幌の春は芽吹きの季節、夏は深緑が美しく蝉しぐれに包まれ、秋は赤や黄色に染まった木々が広がり、冬は真っ白な雪に覆われて静まり返るように、自然は変化します。そのため手稲山登山は1年中楽しむことができます。

手稲山には4つの登山コースがあり、登山コースによって登山時期は異なりますから、初心者の登山におすすめの時期をご紹介します。

GWは雪が積もっているところも

北海道の冬は長くて春の訪れは遅いため、11月から5月頃まで積雪期ですから、GWの時期ではまだ雪が残っている場所もあります。積雪のある場所では登山ルートを示す目印を見失い、道に迷ってしまうこともありますから、この時期は注意が必要です。

初心者は6月から10月がおすすめ!

初心者が手稲山登山する時期でおすすめな時期は、冬眠から目覚める熊の心配は残りますが、雪解けが進んだ6月から10月迄です。6月になると新緑の中にムラサキヤシオやイワツツジが咲き始め、標高の高い場所ではタカネナナカマドなどの白い小さな花も見られます。

夏にはエゾアジサイやイチヤクソウなどの貴重な高山植物の花々も見られます。秋には色とりどりに色づいた紅葉が素晴らしいですから、この時期は登山初心者にもおすすめです。

登山の推移賞装備

手稲山登山の持ち物で必要なものは色々ありますが、登山する時期によっても装備は異なってきます。例えば、平和の滝以外は手稲山の北側の斜面にコースがあり雪解けが遅くなりますので、冬の登山になりますから初心者でなくてもしっかりとした登山の装備が必要です。

​​登山​​​初心者におすすめのアイテムは、地図とコンパス・登山しやすい登山靴やトレッキングシューズ・ガレ場であると便利な手袋や軍手・虫除けスプレー・山は紫外線が強いので帽子・サングラス・日焼け止めなども用意しておくと、登山の時に役立ちます。

地図を手軽に持ち歩きたい方におすすめなのが、スマートフォンで使用できる「YAMAP」という無料地図アプリが便利です。これがあれば、今どこにいるのか自分の位置が確かめられます。

雨具は必須!

手稲山も例外ではなく山の天気は変わりやすく、雨天や標高が高くなるほど気温も下がってきます。そこで初心者でなくても登山するときには、雨具・厚手の靴下・長袖シャツ・防寒用の上着・タオルなどは必須アイテムですから、準備して山に向かうことをおすすめします。

食材や水も装備

手稲山はどのコースも木陰になるところが多く涼しいですが、登山で汗をかいたり喉が渇いたりします。そのため、水分補給が出来るように水筒やペットボトルで約2リットル位持参するとよいでしょう。

登山は、自然の中を歩きエネルギーを消費しますので昼食以外にも登山しながら手軽に食べられる行動食を持参すると良いようです。行動食としておすすめな物は、飴やチョコレート・カリカリ梅・ナッツ類・羊羹など、自分に合った行動食を選んで持参してください。

手稲山山頂には展望レストランがありますが、山頂でお弁当を食べるなら塩分補給も兼ねて梅干しなど塩気のあるおにぎりもおすすめです。

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手稲山登山のルート&おすすめの景色スポット

手稲山登山の魅力は、平和の滝や高山植物の可憐な花・手稲山から見下ろす素晴らしい景色のように、ルートによってそれぞれ違った景色が楽しめ日帰りできますから、何度も登山してみたくなる山です。ここでは、手稲山登山ルートについておすすめの景色も含めてご紹介します。

手稲山登山のルートは4つ!

手稲山の登山ルートは4つあり、登山ルートによって初心者も楽しめます。ところがどのコースも簡単に登山できるというわけではなく、「ガレ場」と呼ばれる岩石がゴロゴロしている急な斜面を通ったりゲレンデの斜面を登るため、急登が続くコースもあります。では、登山ルートの詳細をご紹介します。

登山ルート①平和の滝コース

手稲山登山ルートの平和の滝コースは、色彩豊かで変化のある景色が楽しめると人気があります。登山口は入ってすぐの場所にあり、手稲山山頂まで自然歩道を使って登れる唯一のコースです。

手稲山の標高差は774m、このコースの距離は往復約11kmあります。そのため、登り約3時間・下り約2時間と所要時間は約5時間程かかりますが、初心者向きのコースです。

登山ルート②サッポロテイネコース

手稲山登山ルートのサッポロテイネコースは、急坂のゲレンデをまっすぐに登るのでキツイコースですが、標高が上がるたびに目の前に広がる景色が変化して、山頂からは左手に石狩湾、右手には札幌市内の街並み、奥には暑寒別岳が一望できるコースです。

手稲山の標高差は463m、このコースの距離は往復約4.4kmあります。そのため、登り約1時間・下り約40分と所要時間は約2時間程ですが、初心者におすすめのコースです。

サッポロテイネコースは、登山口から登り始め最初は軽い登りですが、すぐにゲレンデの直登の急な登りになります。ここはゲレンデなので日差しを遮る日陰もなく、暑くて厳しいコースです。しかし急登を頑張って登りきると、山頂から素晴らしい景色が一望できるご褒美が待っています。

登山ルート③北尾根コース

手稲山登山ルートの北尾根コースは、「乙女の滝」沿いを登ったり見晴らし台からの素晴らしい景色や森林浴が楽しめ、後半はサッポロテイネコースになります。

手稲山の標高差は934m、このコースの距離は往復約13.9kmあります。そのため、登り約3時間30分・下り約2時間50分と所要時間は約6時間30分程かかる健脚者向きの中級者コースです。

北尾根コースは、手稲本町入口の登山口から入ると稲雲高校を経由して歩きやすく整備された遊歩道を登り、見晴らし台で素晴らしい景色を楽しみながら一休みしてみてください。さらに歩みを進めると分岐点にさしかかります。この分岐点は道が多いので間違わないように気を付けましょう。

分岐点より約1.5km登ると研修センターの建物が見えてきます。そして、サッポロテイネコースに入り急斜面を登ると頂上です。途中にある「パラダイスヒュッテ」で休憩を取ると、あともうひと頑張りできます。

登山ルート④滝ノ沢コース

手稲山登山ルートの滝ノ沢コースは、「乙女の滝」沿いを登ったり森林浴が楽しめ、分岐点からは北尾根コースになります。

手稲山の標高差は934m、このコースの距離は往復約13.9kmあります。そのため、登り約3時間30分・下り約3時間と所要時間は約6時間30分程かかる健脚者向けの中級者コースです。

滝ノ沢コースの登山口は採石場の中にありますから、採石場が休みになる日曜日限定コースです。採石場の中にゲートがあり、「滝ノ沢コース」登山口は渓流の左側、「奥手稲山」の登山口は右側です。

手稲山登山のおすすめ景色スポット

手稲山は森林浴が楽しめるほど自然豊かな森林の中を登山するので、おすすめの景色スポットは色々とあります。平和の滝コースで見られる「平和の滝」や「砂防ダム」、山頂付近では大きくて見事な造りのために頂上と見間違う方もいる「ケルン」などがあります。そこで、手稲山登山でおすすめの景色をご紹介します。

景色スポット①平和の滝コースにはたくさん!

平和の滝コースは、平和の滝登山口からしばらくはなだらかな歩きやすい道が続き、約1時間程で「布敷の滝」に到達します。滝の手前にベンチがありますから、ここで涼やかな滝の音に耳を傾けながら一休みしてみませんか。

「布敷の滝」を過ぎてしばらくするといよいよ難関の「ガレ場」と呼ばれる岩場の斜面が登場します。ガレ場は急な斜面が結構続きますので、怪我の無いよう落ち着いて登りましょう。

ガレ場を抜けると、頂上と間違えてしまう方もいらっしゃる「cairn(ケルン)」と呼ばれる道標や登山の記念の積み石があります。さらに登ると札幌の街を一望できる山頂に到着します。

景色スポット②北尾根コースのオリンピア分岐

手稲山登山ルートの北尾根コースでおすすめの景色スポットは、オリンピア分岐です。このあたりは、森の中の整備された自然歩道を歩くので、とても気持ちよく森林浴ができます。森の中で立ち止まり熊やマダニに気を付けながら、緑や赤や黄色に紅葉した木々の色鮮やかな景色を楽しんでみてください。

景色スポット③山頂付近には絶景の大パノラマが!

手稲山でおすすめの景色は、なんといっても標高1023.1mから360度見渡せる大パノラマです。札幌市内の街並みはもちろん、遠くは石狩湾がはっきりと見えたり、奥には暑寒別岳も見ることができます。登山口からこの素晴らしい景色を楽しみに登山してみてください。

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手稲山の「パラダイスヒュッテ」情報

手稲山は、北海道の山スキー発祥の地といわれており、手稲山の「パラダイスヒュッテ」は日本最古のスキー山小屋です。現在の「パラダイスヒュッテ」は再建されたものですが、事前に申込みをすると利用することができます。ここでは、手稲山の「パラダイスヒュッテ」について利用方法や基本情報などをご案内します。

「パラダイスヒュッテ」とは

手稲山の「パラダイスヒュッテ」とは、北海道大学のスキー部創設15周年記念事業で1926(大正15)年に建てられたスキー山小屋であり、山スキーの拠点の1つでした。現在は北海道大学OB団体の北大山とスキーの会によって運営管理および小屋番を行っています。

日本最古の本格的スキー山小屋

手稲山の「パラダイスヒュッテ」は、スイスの建築家「マックス・ヒンデル」が設計した日本最古のスキー山小屋です。しかし老朽化のため1978(昭和53)年から閉鎖していましたが、有志により1994(平成6)年に原設計を忠実に復元した新ヒュッテが再建されました。

「パラダイスヒュッテ」利用方法

せっかく手稲山登山をしたなら「パラダイスヒュッテ」に立ち寄って利用してみませんか。「パラダイスヒュッテ」はテイネハイランドスキー場の近くにありますので、登山の途中で一休みするのもいいですが、山小屋の楽しいひとときを過ごすために利用方法をご案内します。

1週間前までに電話で申込み!

手稲山にある「パラダイスヒュッテ」利用するには、事前の予約が必要です。まず手稲山登山を計画したなら、1週間前までに「北海道大学の学務部学生支援課学生総合担当」へ電話にてお問い合わせください。そして申込み後は、使用許可申請書および使用料金は3日前までに済ませてください。

「パラダイスヒュッテ」基本情報

「パラダイスヒュッテ」の定員は30名です。利用期間は1年中ですが、日帰りの場合は土日のみ・宿泊は土曜日のみとなり、利用時間は15時から翌日の13時迄です。「パラダイスヒュッテ」の利用に関しての詳細は「北海道大学の学務部学生支援課学生総合担当」へお電話にてご確認ください。

名称 パラダイスヒュッテ
住所 北海道札幌市手稲区金山172-1
電話番号 011-706-75337546
アクセス テイネハイランドスキー場手前の最終コーナーにある林道から約200m
公式HP https://www.hokudai.ac.jp/gakusei/campus-life/facility/hut/

手稲山登山前の注意&確認事項

手稲山は日帰り登山が可能な山ですが、登山をするなら事前に様々な情報を収集して準備すると楽しかった山の思い出がまた1つ増えます。そこで、登山初心者の方も安全に登山ができるように、熊に関することも含めて注意や確認事項についてご紹介します。

注意&確認事項①天気を必ず確認!

手稲山登山をするときは、事前に天候の確認をしておきましょう。山の天気は変わりやすく標高が高いので、雨具や上に羽織る上着、汗をかいたり雨に濡れた時の着替えなどの準備を万全にして山に臨むことをおすすめします。

天候が良い場合は、暑さや紫外線対策として帽子やサングラス・水分補給できる飲み物の準備も忘れずに用意していくことをおすすめします。

 

注意&確認事項②トイレは登山前に済ませよう!

手稲山も例外ではなく、登山前にトイレは済ませておきましょう。手稲山にトイレは平和の滝入口の登山口の駐車場に公衆トイレが1ヶ所あるだけで、周辺にはコンビニエンスストアなどはありません。ですから、事前にトイレは済ませておくことをおすすめします。

注意&確認事項③服装と装備は万全に!

手稲山登山をする際の服装や持ち物は、天候や季節も考慮して万全に準備することをおすすめします。登山前は暑くても、山頂付近は風が強かったり、雨で気温が下がり寒くなってしまうこともあります。

そこで、汗を吸収しやすい生地のインナーや長袖のシャツ・厚手の靴下・岩場でも歩きやすいようにトレッキングシューズなどを用意することをおすすめします。

注意&確認事項④熊の目撃情報が!

北海道にはヒグマが生息しています。手稲山も例外ではなく毎年熊の目撃情報や足跡・糞などが確認されています。ちなみに2019(令和元)年8月14日に自然歩道の「手稲山北尾根ルート」で、手稲本町入口の登山口から分岐点へ向かって約2kmの位置にて熊の痕跡が確認されています。

手稲山登山の際には、熊除けとして鈴や笛・ラジオなどの音の出る物を携帯して、熊に人の存在を示すことをおすすめします。

さらに単独行動を避け、明け方や雨天・濃霧時は熊が活発に行動しますので、なるべく入山を控えましょう。また残飯や空き缶などのごみは熊を呼び寄せてしまうこともありますので、くれぐれも自分のごみは持ち帰りましょう。

登山前に手稲山の情報をチェック!

手稲山は、札幌市内にある山なのにスキー場もあるため、電車やバスなどの公共交通機関も利用しやすいので、ハイキングにもおすすめです。そこで、手稲山登山をする前に手稲山についてアクセス方法や基本情報などをご紹介します。

「手稲山」とは

手稲山は標高1023.1mの山で、この標高にちなんで10月23日は「手稲山の日」になるほど札幌市民にはなじみのある山です。さらに山頂から石狩平野を一望できる景色が素晴らしく、初心者にもおすすめの山です。

手稲山の由来は、麓の地名の「手稲」から呼ばれるようになりました。この「手稲」とは、アイヌ語で麓の低湿地を表していて、手稲山をアイヌ語では「タンネウェンシリ」といい、意味は”長い・悪い・崖”を表現していたそうです。

札幌市の手稲区と西区に跨る山

手稲山は、札幌市の手稲区と西区にまたがったところに位置しています。しかも手稲山では、1972(昭和47)年に開催された第11回札幌冬季オリンピックで、アルペンスキーやリュージュ・ボブスレーの会場にもなったところなので、今も年間100万人を超えるスキーヤーに人気がある山です。

手稲山へのアクセス

北海道札幌市内にある手稲山へのアクセスは、他の山に比べてとても簡単です。札幌市内からはほぼ真西に位置しており、直線距離にして約15kmとたいへんアクセスしやすい山なのです。

手稲山には、「サッポロテイネ」という本格的なスキーリゾートもありますので、JR手稲からバスを利用して登山口までスムーズにいくことができます。ここでは、手稲山へのアクセス方法をご案内します。

JRとバスでのアクセス方法

手稲山へのアクセス方法として公共交通機関を利用するなら、飛行機の場合は「JR千歳空港駅」よりJR函館本線の快速に乗車して46分で「JR手稲駅」に到着します。もしくは「JR札幌駅」から快速に乗車したならなんと9分、「JR小樽駅」からでは22分で「JR手稲駅」に到着します。

北尾根コースを登山する場合は、「JR手稲駅」を下車したなら南口から出ているJR北海道バスに乗車します。そして「テイネオリンピア前(オリンピアスキーセンター)」まででは16分、「テイネハイランド(ハイランドスキーセンター)」まででは28分で行くことができ便利です。
 

平和の滝コースを登山する場合は、地下鉄東西線「琴似駅」もしくは「発寒南駅」からJR北海道バスの琴42線または発42線の平和の滝入口行きに乗車して、終点の「平和の滝入口」で下車すると約30分で行くことができます。

滝ノ沢コースを登山する場合は、「JR札幌駅」もしくは「宮の沢駅」よりJR北海道バスの57線または宮57線の手稲鉱山行きに乗車して、終点の「手稲鉱山」で下車すると約1時間です。または、「JR札幌駅」から函館本線の快速に乗り「JR星置駅」で下車し、登山口まで徒歩約20分で行くこともできます。
 

車でのアクセス方法

手稲山へのアクセス方法として車を利用するなら、周辺の観光スポットを巡ることもできますので、大変便利です。飛行機で北海道を訪れた場合、新千歳空港より約60分、札幌中心部からなら約40分、JR手稲駅からでは約15分で到着します。

駐車場は登山口付近にある!

手稲山登山で利用しやすい平和の滝入口には、約20台分の無料駐車場があります。しかもここにはトイレも完備されていますので、登山前に利用すると便利です。また、手稲山にある「サッポロテイネ」には、なんと2800台分の無料駐車場が完備されています。

手稲山の基本情報

手稲山は標高1023.1mの山で、札幌市内からはほぼ真西にあります。手稲山山頂からの景色は素晴らしく、山頂にある手稲神社の奥宮では事前に手稲神社で購入しておいた「叶い石」を奥宮にある「願い石」の上に置き参拝すると「オンリーワン御守り」を作ることができます。

絶景スポットの山頂への登山ルートは4コースありますので、自分の体力や滝などの観光したい目的・滞在可能な時間等に合わせて登山ルートを選ぶことをおすすめします。

名称 手稲山
住所 北海道札幌市手稲区手稲金山
問合せ先 札幌市役所建設局みどりの推進部みどりの管理課
電話番号 011-211-2511
公式HP https://www.city.sapporo.jp/ryokuka/midori/shizen/rute/index.html
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準備万全に手稲山の登山を楽しもう!

札幌市内にある手稲山は、貴重な高山植物の花が見られたり新緑や紅葉などの四季折々の景色が楽しめる山ですから、1年を通して訪れることができます。手稲山登山を堪能するためにも訪れる時期や天候、熊などの野生動物に遭遇しないように万全に準備して、手稲山登山を楽しんでみませんか。

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