海水の透明度や太陽光の角度など、さまざまな自然の条件がそろったときに見ることができる「青の洞窟」。暗い洞窟の中で光り輝く一面コバルトブルーの洞窟はまさに奇跡で、まるで違う世界にきたような感覚で非日常をに楽しめます。

「青の洞窟」といえばイタリア南部のカプリ島や、国内であれば沖縄県恩納村が有名ですが、「青の洞窟」は北海道にもあります。北海道内には積丹半島や函館南西の知内町に数ヶ所「青の洞窟」と呼ばれるスポットがあり、洞窟までクルーズで行くことができます。

青の洞窟は海水の侵食によってできた地形や太陽光がさし込む角度など、さまざまな偶然が重なり合い、青く見えています。温暖な沖縄県恩納村の青の洞窟は一年中楽しめますが、北海道の青の洞窟は春から秋にかけての期間限定で、口コミでも人気のマリンレジャースポットです。

北海道で春から秋の期間限定で見ることができる青の洞窟を巡るツアーが人気です。函館の南西にある矢越海岸と積丹半島に数ヶ所のスポットがあり、函館や小樽から車で日帰りでも行ける距離にあるので、気軽に体験することができます。

青の洞窟のほかにもボートでしか行けない秘境のような場所があったり、手つかずの大自然が残る函館・道南の海。そんな大自然の絶景を楽しめるのも、函館・青の洞窟ツアーの魅力のひとつです。

北海道の函館・道南エリアには、小樽・積丹・知内と青の洞窟の3大スポットがあります。ボートツアーやラフティングツアーなど魅力いっぱいです。中でも、函館の南西にある知内町の矢越海岸から出発する青の洞窟が口コミで人気です。

青の洞窟を巡るツアーの中で口コミでも人気なのが「矢越海岸アドベンチャーズ」です。国土交通省との交渉を重ねた結果許可が下り、青の洞窟へのクルーズができるようになりました。青の洞窟以外にもパワースポットや手つかずの自然が残る秘境など、魅力的なスポットを小型船で周ります。函館から車で1時間15分ほどで行ける場所にあります。

矢越海岸アドベンチャーズの口コミには、青の洞窟の幻想的な雰囲気や、青の洞窟だけではない充実したツアー内容、地元への愛がたっぷりとあふれたクルーズのキャプテンの魅力に満足した人たちの声が寄せられています。ツアーには3歳以上の子供が参加できるので、子供連れでも家族で奇跡の体験ができます。クルーズは完全予約制です。

口コミで人気の矢越海岸アドベンチャーズのツアーでは、メインの青い洞窟のほかにも、源義経の伝説が残る岬や、船でしか行けない自然を満喫することができます。途中ではクルーズのキャプテンが安全を祈願して、龍笛での演奏を披露してくれます。

矢越海岸アドベンチャーズのツアーで向かう青の洞窟は、太陽光の加減や天候などによってさまざまな青に変化します。天候のいい日に見られる「矢越ブルー」と呼ばれるコバルトブルーに輝く海面はとても神秘的です。口コミでもこのブルーに感動したとの声が多数です。

矢越海岸の海は青の洞窟内以外もとても青く、周りの大自然と調和した絶景を見ることができます。海が青く見える理由は、太陽の光に含まれてる7色のうち青だけが海水に吸収されず海底に反射するためで、青ければ青いほど透明度が高いということです。

断崖絶壁の矢越岬には、津軽半島から蝦夷地に向かった源義経一行が沖に近づくと暗雲が立ち込め荒波が立ち、そこで義経が矢を放ち岬の妖怪を追い払うと、みるみる空が晴れわたり上陸したという伝説が残っています。「矢越岬」の名前の由来にもなっているといわれています。

パワースポットとしても有名な青の洞窟では、真っ白な小石に願いを込めて海へ投げ入れると願いが叶うと言われていて、口コミで人気です。きらきらとした青い海にゆっくりと沈んでいく白い石がとてもきれいです。

矢越海岸アドベンチャーズには、青の洞窟ツアーに参加し、白い小石に願いをかけて海へ沈めた何組ものカップルから結婚のお知らせが届いているというとても素敵なエピソードがあります。

函館・道南の青の洞窟には、ボートクルーズやシーカヤックで向かうことができます。グラスボートなどの趣向を変えたものもあります。自分で泳ぐシュノーケリングで青の洞窟を目指すプランも人気です。

人気のアクティビティには、普段着のまま気軽に体験できるものから体力をつかうものシュノーケリングまでさまざまあります。所要時間もそれぞれなので、予定を調整しながら楽しみましょう。

函館をはじめとする道南地方では、青の洞窟などを目指すボートクルーズが人気です。普段着で参加できますが水しぶきがあがるので濡れてもいい用意をして、肌寒い時期にはジャケットなどを持っていくのがおすすめです。

ボートクルーズは小さい子供も参加ができるので家族連れにおすすめです。グラスボートで海を泳ぐ魚などを見ながら楽しむこともできます。ボートクルーズでは運がよければイルカに出会えることもあります。

カヤックは2人乗りや1人乗りの小さなボートを手で漕いで進むアウトドアスポーツです。函館・道南では、このシーカヤックで青の洞窟へ向かうアクティビティも人気。3歳以上の子供も参加できるツアーもあり、家族で体験できます。

インストラクターがしっかりついていてくれるので、なにかあったときでも安心です。真っ青な海で親子でのカヤッキングは、子供にとって夏休みなどのとてもいい思い出になること間違いありません。

また、シュノーケリングで青の洞窟を目指すこともできます。所要時間も長く体力も使いますが、時期によっては海を泳ぐ魚やヒトデなどが見られます。プロのインストラクターが同行してくれるので、初心者でも安心で安全に楽しめます。

シュノーケリングは小学生以上が参加できるアクティビティで、浮力のあるウエットスーツを着用するので、未経験者も大丈夫。北海道の海でアクティブなことを体験したい人におすすめです。

函館・道南のマリンアクティビティにはさまざまなプランが用意されていて、インストラクターがしっかりと同行して安全に配慮されたものになっています。プロと一緒に安心してアクティビティを楽しみましょう。

函館・道南の海の洞窟は観光地の函館や小樽からのアクセスが比較的よい場所にあるため、函館・小樽に宿泊をしても日帰りで海の洞窟のツアーを楽しむことが可能です。半日コースで体験できるのでおすすめです。

青の洞窟は北海道函館の近くや道南に3ヶ所あり、それぞれに個性的なツアーが楽しめます。北海道にはあまりマリンアクティビティのイメージがありませんが、ボートクルーズやシュノーケリング、カヤックなどに挑戦できます。中でもボートクルーズは気軽に体験することができます。

小樽の青の洞窟へは小樽市内から車で約30分とアクセス抜群です。小樽駅の近くにある港から出発するツアーもあり大変便利です。小樽は観光スポットがたくさんあり観光客が多い場所で、比較的気軽に行ける小樽の青の洞窟も人気です。函館から小樽への移動手段についてはこちらでご紹介しています。

積丹町の「青の洞窟」へは、小樽から車で約1時間、札幌からは約1時間半と観光地からのアクセスは良好です。積丹町の海は透明度が高く、積丹ブルーの海が広がります。海を楽しみながらシュノーケリングで向かうこともできます。

矢越海岸アドベンチャーズのツアーが楽しめる函館の南西に位置する知内町へは、函館市から車で約1時間15分で函館から日帰りができる距離です。また2時間ほどかかりますが、函館からバスで行くこともできます。

函館や小樽といった観光地から行くことができる「青の洞窟」は、春から秋だけの期間限定で、天候などの条件がそろわなければ見ることができない奇跡のブルーです。函館・小樽から少し足をのばして、奇跡を体験してみましょう！