山形屈指のパワスポ「羽黒山」の五重塔へ参拝!日本一の石段や御朱印は?

山形屈指のパワースポットと呼ばれている羽黒山。観光客が夏や冬問わず参拝に訪れます。2446段もの石段が続く参道には五重塔や神社があり、山頂の出羽三山神社三神合祭殿は圧巻です。羽黒山の日本一の石段や御朱印、天狗伝説、アクセス方法や駐車場事情についてご紹介します。

山形屈指のパワスポ「羽黒山」の五重塔へ参拝!日本一の石段や御朱印は?のイメージ

目次

  1. 1「羽黒山」とは
  2. 2「羽黒山」の見どころ
  3. 3「羽黒山」の参拝コース
  4. 4「羽黒山」で授かることができるご利益とは
  5. 5「羽黒山」で頂ける御朱印
  6. 6「羽黒山」の関連情報
  7. 7「羽黒山」を歩いてパワーを授かろう

「羽黒山」とは

羽黒山は東北地方有数のパワースポットですが、どんな山なのかをまずは見ていきましょう。羽黒山ゆかりの神社やパワースポットといわれる所以、観光客が訪れる五重塔などのスポットなどをご紹介していきます。昔はたくさんの天狗がすんでいたという伝説もあります。

修験の山で知られる出羽三山の一つ

羽黒山は鶴岡市にある標高414メートルの山です。羽黒山・湯殿山・月山の3つの山を合わせて出羽三山と呼ばれています。古くから全国でも有数の修験の山として有名です。山頂には三山を合祀した神社があり、参道には国宝の五重塔があります。2446段の石段と杉並木は神聖な雰囲気で観光客に人気です。

修験道の霊場であるといわれていたのと同時に羽黒山には天狗がたくさんいたと考えられています。その中で大天狗とされていたのが羽黒山にいたと伝えらえています。羽黒山にいた天狗には羽黒山三光坊という天狗や水天狗円光坊という天狗がいたといわれており、どちらも多くの天狗を統べていたので多くの天狗がいたと考えられます。

パワースポットとして観光客に人気

1400年以上前に開山したと伝えられている出羽三山はパワースポットとして観光客に人気です。羽黒山は山岳修験の霊場としても有名で、「西の伊勢参り、東野奥参り」といわれるほど信仰のある場所です。山頂の羽黒山三神合祭殿へ上る石段にはミシュランガイドの3つ星を獲得した樹齢350年~600年の杉林が続いています。

時間と体力がある方はぜひ気軽な観光というよりはじっくりと時間をかけるのがおすすめです。パワースポットとしての羽黒山を感じながら登ってみてください。山頂までのアクセスは決して簡単ではありませんが、観光バスで駐車場から頂上まで上がって参拝するのとはパワースポットとしての羽黒山の印象がかなり違います。

「羽黒山」の見どころ

続いて羽黒山の見どころをチェックしていきましょう。昔天狗が住んでいたといわれるほど神聖な場所であったと考えられる羽黒山には単に登るだけではもったいない、登山だけでなく観光にぴったりの場所がいくつかあります。観光客もこぞって訪れる羽黒山の見どころを含め事前に確認しておくと便利です。

見どころ①羽黒山正善院黄金堂

羽黒山の見どころ1か所目は羽黒山正善院黄金堂です。黄金堂の名前の由来は、東北でも珍しい33体の等身大の聖観世音菩薩像が黄金に映えることにあります。羽黒山正善院黄金堂は、源の頼朝が当時平泉に拠点をもっていた藤原氏を討伐するにあたって勝利を願って寄進したといわれています。

建物は国の重要文化財にも指定されており、9時から17時まで拝観することができます。ただし、11月から3月は降雪状況で変動はあるものの拝観することができないので注意しましょう。

見どころ②羽黒山参道杉並木

新潟県でも観光スポットとして有名な景勝地が羽黒山参道杉並木です。こちらはミシュランガイド3つ星を獲得した場所で神聖な雰囲気は今も木の陰から天狗が飛び出してきそうな雰囲気です。羽黒山の登山口でもある随神門から山頂までの約2キロの表参道にあり、石段が2,446段あります。

石段の両側にそびえたっている杉並木が匡の特別天然記念物に指定されておりミシュランガイド3つ星に認定された杉並木です。杉並木を見ながら石段を登っていくと約60分ほどで羽黒山の頂上にある三神合祭殿にたどり着くことができます。

見どころ③羽黒山五重塔

羽黒山五重塔は、羽黒山参道の随神門から約300メートルの場所にある杉並木にたたずむ建築物です。東北地方唯一の国宝五重塔で、建立は平安末期に平将門によってなされたといわれています。夏の週末にはライトアップされることもあり、幻想的な光景を見ることができます。不定期ですが特別拝観等も行われているので訪れる際には確認すると良いでしょう。

五重塔は構造にも工夫がなされており、雪深い羽黒山の冬でも屋根や建物が壊れたりしないように設計されています。釘や塗料を一切使わずに長年残っているのは技術の賜物といえるでしょう。随神門の駐車場からも比較的近く、石段もそれほど登らなくてよいのでおすすめです。ただし、積雪しているときや雨天時は滑りやすいので足元に注意しましょう。

見どころ④出羽三山神社三神合祭殿

羽黒山を訪れたらぜひお参りしたいのが、出羽三山神社三神合祭殿です。1818年に完成した合祭殿は平成12年に国の重要文化財に指定されており、造りが羽黒派古修験道独自のものであることが特徴です。

「羽黒山」の参拝コース

羽黒山にある見どころをチェックしたところで、実際に通る参拝コースを見ていきましょう。参道の石段の数は香川県の金刀比羅宮奥社までの1,368段や京都の伏見稲荷大社の1,276段を超えて2,446段と日本一です。

羽黒山の麓には無料駐車場が3か所あります。いでは文化記念館に2か所、随神門に1か所あり全部で約200台ほど停め置くことができます。随神門前の駐車場は大型観光バスにも対応しています。ゴールデンウィークや夏休みなどの連休には大変込み合うので注意が必要です。

随神門を出発

羽黒山登山の出発地は随神門です。赤い三門で、左右に門番の神々である豊石窓神(とよいわまどのかみ)と櫛石窓神(くしいわまどのかみ)が鎮座しており弓矢と剣をもっています。明治維新の際に行われた神仏分離までは仁王門と呼ばれていました

継子坂を下る

随神門をくぐると、目の前に急な下りの石段が表れます。継子坂(ままこざか)と呼ばれる阪で、こちらは特別天然記念物の「羽黒山参道と杉並木」の2,446段の石段には含まれていません。この継子坂を下ると摂社のお社が見えてくるので、その先が神域になります。継子坂は濡れると滑りやすいので、雨の日や濡れているときは注意して下りるようにしましょう。

祓川神橋を境にご神域に

継子坂を下った先にある川が祓川と呼ばれる川で赤い新橋がかかっています。これが祓川新橋で、清流は月山から流れてくる水で出羽三山に参拝する人々はかつてこの川で身を清めてから向かったといわれています。

樹齢一千年の「爺杉」

爺杉は羽黒山参道の国宝五重塔の近くに立っている杉の巨木です。高さは30メートルほどあり、推定樹齢は一千年といわれています。国の天然記念物にも指定されており、爺杉と五重塔を一緒に写真に撮るのもおすすめです。

五重塔を参拝

爺杉を過ぎたら五重塔を参拝しましょう。羽黒山五重塔は国宝にしていされている建造物で、東北地方最古の塔といわれています。現在の五重塔は約600年前に再建されたもので、素木造りのため釘も塗料も使わず建てられているとのこと。特別拝観をしていることもあるので気になる方はぜひ事前にチェックして見てください。

三つの坂を登り三神合祭殿へ

五重塔を過ぎると本格的に石段が続きます。長く続く石段の阪を3つ登ると三神合祭殿にたどりつきます。階段自体の落差はそれほど大きくないのですが、とにかく石段の数が尋常ではないので疲れます。2つ目の坂を上り切った先には茶屋があるのでそれを励みに頑張りましょう。

「二の坂茶屋」で一休み

二の坂を上り切ると、休憩できる二の坂茶屋があります。こちらでいただける看板メニューが名物力餅です。抹茶と香の物もついているので、良い栄養補給になります。また、夏はけずり氷もあり、中に甘いシロップが入ったシンプルなかき氷でおいしいです。

二の坂茶屋からは庄内平野を見渡すことができ、天気が良い時には日本海まで眺めることができます。茶屋を利用した人には認定証が発行されるのも嬉しいですね。

羽黒山参籠所「斎館」で精進料理(予約制)

羽黒山参籠所は、羽黒山参道の三の坂を上り切って左手にある建物です。平成17年(2005年)3月に鶴岡市の文化財に指定された建物で、もともとは華厳院という正穏院、智憲院と共に三先達寺院のひとつで羽黒山の執行別当に次ぐ宿老が住んでいた寺でした。

明治時代の神仏分離の際に出羽三山神社の斎館として残りました。山伏たちの遺構として唯一残っている建物です。こちらでは予約制で精進料理をいただくことができます。出羽三山で採れる旬のタケノコや山菜を使って羽黒山周辺のしきたりを守った味付けの料理が並びます。

精進料理のお膳は7品で2,200円、10品で3,300円です。料理のほかにお汁とごはん、漬物がつくので精進料理とはいえど豪華な食事が並びます。また、羽黒山参籠所では宿泊することも可能で、1泊2食8,800円からです。冬期は宿泊できないこともありますので電話で確認しましょう。

車で山頂まで行くことも可能

羽黒山の頂上へはぜひ天然記念物の石段を登って行っていただきたいところですが、車で山頂までアクセスすることも可能です。足の悪い方や小さな子ども連れ、お年寄りも気軽に参拝することができるので便利です。随神門からの所要時間は約30分です。

通行時間は4月25日から10月31日までは7時半から17時まで、11月1日から4月24日までは8時から16時です。なお、神社の祭事などによって変更になることがありますので注意しましょう。

山頂の駐車場までアクセスできる道路は有料で、通行料金は普通車の往復で600円、3ナンバーや5ナンバーは400円です。頂上には大型車約20台のほか400台ほど停めるスペースがあります。駐車料金は無料です。

「羽黒山」で授かることができるご利益とは

続いて羽黒山で授かることができるご利益について見ていきましょう。羽黒山は男性的で包容力のある強さがあるパワースポットだといわれています。

羽黒山のご利益

羽黒山は訪れる人が今必要な力を与えて悪いものを流してくれるといわれています。良くないことが続いているときや、心機一転何かに取り組みたい方にはおすすめのパワースポットです。

具体的には自分の中の弱さを克服して開運のパワーをいただけたり、秘められている力が目覚めると言われています。また、運気の底上げやトラウマの解消、ネガティブな気持ちをなくすことなどもご利益としていわれています。

羽黒山の石段の絵のご利益

天狗なら跳び上がりながら登って行ったであろう羽黒山の2446段の石段を登るのはたやすいことではありませんが、そんな中でも楽しめるポイントが石段の絵です。石段には33個の絵が彫られていて、その中の18個を見つけると願いが叶うといわれています。

ちょっとした石の凹凸も絵に見えてきてしまい、石段を上るペースも落ちてしまいそうですがぜひ見つけたいものですね。おちょこや天狗、ひょうたんなどの絵柄があるので、探しながら登ってみましょう。天狗などは教えてもらわないと天狗とは判断がつきにくいものもあるのでガイドさんと一緒に上るのもおすすめです。

爺杉のご利益

羽黒山で最も古い爺杉。その樹齢は千年を超えると言われており胴囲は10メートルもあります。特にどのようなご利益があるのかは明記されていませんが、パワースポットとして有名です。長生きの木であることから、健康長寿によさそうですね。

五重塔のご利益

東北地方最古の塔で国宝に指定されている羽黒山の五重塔は、金運アップのご利益があるといわれています。

埴山姫神社のご利益

三の坂の途中にある埴山姫神社は若い女性から特に人気の神社です。イザナミノミコトの糞から生まれた土の神様であるハニヤマヒメノミコトを祀っている神社で、縁結びの神社として知られています。

ハニヤマヒメノミコトは、本来田畑の土や粘土、焼き物の陶土をつかさどる神様として知られています。それが転じて「ものを生み出す」ということから安産や恋愛成就だけでなく縁を呼ぶパワースポットとして多くの参拝者が訪れています。

埴山姫神社の格子を見ると驚くのが赤い紐がびっしりと結ばれていること。これは埴山姫神社から数分登った山頂にある三神合祭殿の右側にある参集殿で購入された御守りの紐です。神社の社殿の格子に御守りの赤い紐を結んで参拝すると縁結びのご利益があるといわれています。観光客がパワースポット巡りで必ず立ち寄るといっても過言ではありません。

三神合祭殿・鏡池のご利益

山頂に着いたらいよいよ三神合祭殿に参拝です。出羽三山の月山・羽黒山・湯殿山の三つの神社の神様が祀られています。日本最大級の茅葺屋根は厚さがなんと2.1メートルもあるといわれています。内部は全て漆塗りで山伏が滞在する長床など貴重な構造が残っています。

三神合祭殿に参拝したら訪れたいのが社殿前方にある鏡池。池そのものがご神体と考えらていて三神合祭殿で参拝した後に鏡池を訪れると邪念が祓われるなどパワースポットと呼ばれるのにふさわしいジンクスがあります。池からは多数の銅鏡が出土しており羽黒信仰の中心だったと考えられています。夏に黄色い花を咲かせるコウホネが池の水面を覆っています。

時間がある人にぜひ体験していただきたいのが、いけのみたま心願参り(鏡池特別地中納鏡)です。所要時間約30分で体験が可能です。受付で紙に願いを書き、納鏡用の鏡をいただきます。通常は入れない神域に入り、小さな池に願いごとを書いた紙と鏡を納めます。現地受付が可能で、参拝料金は1人2,000円。参拝に必要なものが一式含まれています。

「羽黒山」で頂ける御朱印

神社仏閣巡りが好きな人にとって外せないのが御朱印です。パワースポット巡りの記念スタンプではありませんが、御守りと同じく神様とのご縁を結んでくれる大切なものです。羽黒山には出羽三山の三社を祀っていますがいただける御朱印はどのようなものなのか、どこで御朱印をいただくことができるのかをチェックしていきましょう。

御朱印が頂ける場所

羽黒山では2か所で御朱印をいただくことができますが、それぞれの場所でいただける御朱印が違うので確認しておきましょう。出羽三山神社の御朱印は、羽黒山山頂にある三神合祭殿でいただくことができます。また、摂社の天地金神社や五重塔の御朱印は随神門手前の御朱印処でいただくことができます。

五重塔の御朱印

五重塔の御朱印は随神門手前にある御朱印所でいただくことができ、祈祷を受け付けている8時から16時ごろを目安に訪れると良いでしょう。同じ御朱印処で天地金神社の御朱印もいただくことができます

三神合祭殿の御朱印

三神合祭殿の御朱印は羽黒山山頂でいただくことができます。見開き1ページに大きな御朱印をおしていただけるのでとても迫力があります。こちらをお参りすれば羽黒山神社、月山神社、湯殿山神社の3神をお参りしたことになるといわれています。

御朱印の受付時間

御朱印の受付時間は祈祷の受付がされている8時から16時が目安ですが、神社の祭事や季節によって前後する可能性もあります。詳しくは直接神社へ問い合わせることをおすすめします。

御朱印帳の種類・値段

出羽三山神社では三神合祭殿再建200年を記念した御朱印帳をいただくことができます。表に三神合祭殿、裏に羽黒山五重塔が刺繍されていて豪華な印象です。サイズは16センチX11センチで、値段は2,000円です。購入できるのは三神合祭殿です。

その他にも五重塔や社紋が浮き彫りになったように見える金の御朱印帳もあります。こちらはゴールドなのでとても高級感があります。サイズは18センチX12センチで、3,000円です。頂上の三神合祭殿には取り扱いがなく、羽黒山五重塔と随神門前御朱印所で購入ができます。

「羽黒山」の関連情報

東北地方の中でも有数のパワースポットといわれている羽黒山。春夏秋冬問わず多くの観光客が訪れます。ここでは羽黒山のアクセス方法や駐車場、冬期に気を付けたほうが良いことなど関連情報をまとめてみました。

アクセス

まずは羽黒山へのアクセスについてチェックしていきましょう。羽黒山までのアクセスは麓と山頂で分かれます。どちらにも駐車場はありますが、連休中は込み合うので時間に余裕をもって出かけましょう。また、冬の閉鎖はなく年中アクセスが可能です。ただし、冬場は積雪があるので冬の装備をしていない車は麓の駐車場に置いてからバスで山頂を目指します。

バスで行く

羽黒山山頂までバスでアクセスするならいでは文化記念館もしくは随神門からバスに乗ることができます。山頂へアクセスするバスの本数はそれほど多くないのですが、約30分で羽黒山の山頂までたどり着くことができます。

羽黒山の麓まで自家用車でアクセスする人は随神門もしくはいでは文化記念館に駐車場があるので利用しましょう。随神門駐車場は観光バスにも対応しているので比較的停めやすい駐車場です。

車で行く

羽黒山へ車でアクセスする場合は、麓から登頂する人は随神門またはいでは文化記念館の駐車場を利用して登山するようにしましょう。頂上までも車で行くことができますが、有料道路を通ってアクセスすることを念頭においておきましょう。

また、冬はノーマルタイヤでは通行できないのでスタッドレスタイヤが必須となります。冬の装備をしていない場合は麓の駐車場に停め置いてバスでの移動となります。羽黒山の山頂までアクセス可能なバスの本数はそれほど多くないので事前に時刻表をチェックして計画を立てて訪れることをおすすめします。

駐車場情報

羽黒山には麓に3か所、山頂に3か所駐車場があります。いずれも無料で利用することができます。麓の駐車場は随神門前駐車場といでは文化記念館前駐車場、いでは文化記念館駐車場の3か所で約200台収容可能です。

山頂の無料駐車場は有料道路を経てアクセス可能ですが、第1駐車場から第3駐車場まであり、約400台も駐車できるスペースがあります。

基本情報

名称 羽黒山
住所 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
アクセス 鶴岡市から庄内交通バス羽黒山行きで約50分
鶴岡ICから鶴岡・羽黒線経由で約30分
料金 無料
※頂上まで有料道路を通る場合は費用が発生
ホームページ http://www.dewasanzan.jp/
備考 冬期積雪時は登山での登頂は不可

冬の参拝の注意点

羽黒山は東北地方ならではの雪深い場所。冬の参拝は特に注意が必要です。特に雪が積もっているときは登山ができなくなり、車で向かう場合もスタッドレスタイヤが必須になります。

車がノーマルタイヤの場合は麓にあるいでは文化記念館の駐車場に車を置いてバスなどの公共交通機関を利用すると冬でも山頂までアクセスすることができます。麓にある随神門前駐車場やいでは文化記念館前駐車場はどこも無料なので、時間に気にすることなく利用できます。

注意①石段を登って山頂へは行けない

冬の羽黒山は深い雪に覆われており、石段を登って山頂まで行くことができなくなります。また、車で山頂の出羽三山神社の三神合祭殿へ行く場合はスタッドレスタイヤが必須です。冬の雪の日でスタッドレスタイヤをはいていても運転に不安がある人は迷わず麓の駐車場に車を停めて公共交通機関を利用しましょう。

注意②五重塔への参道は長靴必須

また、五重塔へは冬でも随神門を通っていくことができます。雪が降っていたり積もっていたりするときには長靴かマストです。また、滑り止めがついていて撥水性や防水性に優れているブーツでも大丈夫です。

いでは文化記念館では長靴の無料貸し出しを行っているのでぜひ利用してください。なお、いでは文化記念館は毎週火曜日と12月28日から1月3日は休館しているので注意しましょう。冬の観光は衣類がかさばって荷物が多くなりがちなので無料貸し出しはありがたいですね。

「羽黒山」を歩いてパワーを授かろう

太古の昔から天狗や山伏など神聖な場所として大切にされてきた羽黒山。山頂まで車でアクセスするなど観光で立ち寄るだけでなく、時間があれば実際に歩いてみましょう。大きいサイズの御朱印もぜひチェックしてください。羽黒山の石段や五重塔、神社を訪れてパワーを授かりましょう。

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この記事のライター
nanairohatch
地元奈良が大好きな東京都民です。趣味は神社仏閣巡り、今年は車で北海道キャンプ旅行を企画中!

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