「いぶりがっこ」とは?その由来や作り方・おすすめレシピ11選を紹介!

「いぶりがっこ」って知っていましたか。秋田のおすすめ?由来は何?チーズに合うって?おつまみなの?どんな味がするの?作り方はどんな?レシピはあるの?などなど、様々な疑問を解決します!いぶりがっことは。味は。11選のレシピもご紹介致しますのでお楽しみください。

「いぶりがっこ」とは?その由来や作り方・おすすめレシピ11選を紹介!のイメージ

目次

  1. 1秋田名物「いぶりがっこ」とは?
  2. 2いぶりがっこの特徴とは?
  3. 3いぶりがっこに合う食材は?
  4. 4いぶりがっこの関連商品とは?
  5. 5いぶりがっこおすすめレシピ11選!
  6. 6いぶりがっこ協同組合について
  7. 7秋田名物いぶりがっこをおいしく食べよう!

秋田名物「いぶりがっこ」とは?

いぶりがっこ

「いぶりがっこ」をご存知ですか。居酒屋メニューにもあるところはある、という幻の秋田のおすすめおつまみでもある「いぶりがっこ」。名前は聞いたことがあるけれど、食べてみたけれど何かは解らなかった。という方もいらっしゃるのではないかと思います。

そんな「いぶりがっこ」をもっともっと掘り下げてみたいと思います。由来からレシピ、作り方まで。やはり合うのはチーズかそれともタルタルか、ポテトサラダにも合うという噂もありますので、もっともっと、「いぶりがっこ」を知っていきましょう

秋田の有名な保存食

ただの居酒屋メニューと思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。いぶりがっこはなんと!秋田の保存食だったのです。秋田の方言では漬物のことを“がっこ”と呼びます。そしていぶりとは、燻すということで“いぶりがっこ”が名前の由来です。

冬を越すための保存食としても、大活躍な“いぶりがっこ”が、ますます興味深くなりましたよね。この後は、“いぶりがっこ”の特徴・由来・レシピ・作り方なども含めてご紹介してまいりましょう!

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いぶりがっこの特徴とは?

“いぶりがっこ”は前述の通り、大根の漬物を燻すという作り方です。よって、食感に関しては、水分が抜けているということから、大根を食する感覚とは違っています。そこで、合う食材も大根と共に食べるというよりも、“いぶりがっこ”におすすめの食材になります。

いぶりがっこは漬物?

漬物のことを秋田の方言で“がっこ”と言うということは、先にも書きましたが、“いぶりがっこ”も漬物ではあります。“いぶりがっこ”の作り方の中には、漬け込むという作業工程もあるので、大根を漬物にした食べ物であるということは間違いありませんね。

いぶりがっこの発祥は?

もう皆さんご存知ですね。“いぶりがっこ”発祥の地は秋田です。秋田の冬は日照りの時間が少なくその為、大根を室内の干していたという秋田という土地の性質が、“いぶりがっこ”を造り出してくれた由来といっても過言ではないと思います。

もとは秋田の伝統保存食

漬物は保存食になるので、“いぶりがっこ”も燻製にされた大根の漬物という点から、保存食ということになります。夏にも大根を長期間食することが出来るという、本当に有りがたいおすすめ食材であり、おつまみにもなり、なおかつ美味しい!という素晴らしさですね。

名前の由来は?

秋田の郷土料理である“いぶりがっこ”は、スモーク沢庵とtwitter上でつぶやかれたりもしているようですが、“がっこ”が秋田の方言で漬物にあたるので、少し耳なじみしないのかもしれませんね。“いぶり”=燻り、“がっこ”=漬物で“いぶりがっこ”が由来となります。

大根が外に干せない

大根

郷土料理がうまれるのは、風土に由来されるということだと思います。日照り時間の点から大根を外に出すことが出来ず、室内に大根を干したところ、燻すという結果にいたるという素敵な由来を持つ、“いぶりがっこ”ここが郷土料理の良さですね。

秋田の郷土食

秋田の郷土料理である“いぶりがっこ”日照りの少ない地方が、産み出した名品を、今では色々な地方で食することが出来るということ。また、居酒屋のメニューにも入っているということがなんとも、素晴らしいことではないかと思います。

この後も、作り方・レシピをお伝えしますので、ますます“いぶりがっこ”のファンを増やすことが出来ればと思っております。

いぶりがっこの作り方は?

さて、先ほどから“いぶりがっこ”の由来などをどんどんご紹介して参りましたが、作り方は?作り方を教えてよ!というお気持ちがある方もいらっしゃるかと思います。ここからは“いぶりがっこ”の作り方をご紹介させていただきます。

作り方①大根の収穫

大根

“いぶりがっこ”の作り方・その①は当然のことではありますが、大根を収穫すること。勿論大根を購入してきて作ってはいけないという事ではありませんが、ここでは、秋田の郷土料理としての作り方をご紹介させていただきますね。

作り方②洗って縄で編む

縄

“いぶりがっこ”の作り方・その②は収穫した大根を、冷たい水でしっかりと洗い、その後、燻製にする為に干すよう太い大根から細い順番で、縄編みをします。手作業で縄編みをすることや、順番は満遍なく燻製に出来るためなので順番も大切なこととなりますよ。

燻製をする為に縄編みをすることは“いぶりがっこ”の名前の由来ともなる燻製にする為の重要なところなので、大切なポイントは重視しておきましょうね!

作り方③燻製にしよう

“いぶりがっこ”の作り方・その③はこちらも重要なポイントである、名前の由来そのものの、燻製にするという作業です。昔は囲炉裏でそのまま燻されていましたが、現在は水分をしっかり飛ばすためにも、燻製工場にて昼夜燻すことになります。

現在では、3・4日程時間をかけ、しっかりと香りをつけるためにも、広葉樹であったり桜であったりと原木を燃やした煙を使用することが多くあります。

作り方④漬け込もう

“いぶりがっこ”の作り方・その④は漬け込みです。“がっこ”の名前の由来でも紹介したように、がっことは漬物のこと。ここでしっかりと糠床で漬け込みます。米糠や、砂糖・塩で作り、約2ヶ月程しっかりと漬け込むことも重要です。

たくあんに似ている?

たくあん

先述の通り、“いぶりがっこ”はその名前の由来の通り、大根の漬物を燻製にしているものです。ですので、漬物であるたくあんに似ているのですが、燻製にすることによって、色も食感も違っているというのが、実際のところです。

燻製にする“いぶりがっこ”の食感は水分の違いともいえると思いますが、燻製にされた分、水分がかなり減っているので、通常のたくあんとの違いはそこでも感じられると思います。

いぶリンピック

様々な種類の“いぶりがっこ”が販売されています。どの“いぶりがっこ”を選べば良いのだろう。と迷われる方も多いかもしれません。そんなあなたに朗報なのが、“いぶリンピック”です。“いぶりがっこ”の出来栄えを競う大会で、秋田県の横手市が実施されています。

出場資格に関しては、横手市内在住でいぶりがっこを生産する方ということになるので、誰でも出場出来るというわけではないことも“いぶリンピック”の素晴らしさですよね。

いぶりにんじんもある

この“いぶリンピック”にはいぶりがっこクラシカル部門といぶりフリースタイル部門という部門があり、クラシカル部門では、“いぶりがっこ”本来の由来である大根の漬物を燻製している販売用いぶりがっこを対象としています。

フリースタイル部門では、にんじんを燻るなど、とにかく燻した食材を活用した創作メニューで競い合うという部門となっているのです。いぶりにんじんもおつまみに合いそうな逸品ですね。

いぶり漬けの味を競う大会!

秋田の伝統の味である“いぶりがっこ”この“いぶりがっこ”の味を競いあう、“いぶリンピック”では、いぶりがっこ味変レシピなどのお試しコーナーもあり、クリームチーズやカマンベールチーズなど、合う商材のお試しコーナーでも色々な味を楽しめます。

いぶりがっこに合う食材は?

いぶりがっこ

“いぶりがっこ”の作り方など前述してきたので、もし食したことがない方もだんだん“いぶりがっこ”はこんな味ではないかという想像が出来てきたのではないでしょうか。大根の漬物を燻製にした、“いぶりがっこ”。こちらは単体ではおつまみにおすすめな味わいです。

燻製にされているので、水分もほど良くなくなり、食感もポリポリとした、硬くもなく柔らかすぎでもないというような、ちょうど良い感覚になっていながら、味もしっかりとついている“いぶりがっこ”に合う食材を紹介していきましょう。

食材①お酒のおつまみにぴったり!

“いぶりがっこ”は単体でもしっかりと味があり、やはりおつまみにおすすめです。お酒の味を楽しみながら、一緒に“いぶりがっこ”の味を楽しむことが出来るのは、どちらの良さも引き立つ、一番の楽しみ方だと思います。

ビールのおつまみ

ビール

おすすめのおつまみ“いぶりがっこ”に合うのはやはり、とりあえずの一品であるビールでしょうか。最初の一杯はビールと仰る方も多い中、“いぶりがっこ”はおつまみとしても居酒屋ではスピードメニューとしても出してもらえるので、ぜひぜひおすすめですね。

ワインのお供

別名、スモーク漬物とも言われている“いぶりがっこ”ですので、スモーク=燻製されている“いぶりがっこ”が、ワインに合わないわけがないとも言えるでしょう。赤・白お好きなワインを“いぶりがっこ”の味でどちらにするか決めると良いと思います。

前述のいぶリンピックでもご理解いただけたように、“いぶりがっこ”の味も一つの味ではありませんので、お好きな味をお好きなワインで楽しむという、上質な楽しみ方もおすすめです。

日本酒と合わせよう!

日本酒

秋田の伝統の味である“いぶりがっこ”をおつまみとして楽しむには、美酒王国でもある秋田の日本酒を合わせずにはいられませんね。勿論、秋田の日本酒だけしか合わないというわけではありませんが、伝統の味をしっかり味わいたい方にはおすすめです。

食材②実はチーズが合う

Twitterでもよくツイートされているのが、“いぶりがっこ”とチーズ最強!というつぶやきです。チーズにも色々種類がありますので、これもワイン同様、“いぶりがっこ”の味にあった、チーズを選ぶという楽しみ方があります。

食感・味、どちらも考えたチーズ選びがマッチした瞬間が、最強となるのではないかと思います。ご自身に合った美味しさをみつけられるのも良いところですね。“いぶりがっこ”とチーズも最強のおすすめおつまみになりそうですね。

クリームチーズが合う

居酒屋メニューでは、プロセスチーズを“いぶりがっこ”と共に出してくれるところもあるのですが、クリームチーズも好みによっては合う逸品です。というのは、味もありますが、食感からくる部分も多くあると思います。

燻製をすることで水分が50%程度抜けている状態ですので、ほど良いポリポリとした食感が柔らかいクリームチーズの食感と非常に合うという方も多くいらっしゃいますので、ぜひお試しください。

食材③万能食材マヨネーズをあわせる

マヨネーズ

前述した、クリームチーズと合うのであれば、何の食材が合うのであろうかと考えるとすぐに出てくるのが万能食材でもあるマヨネーズです。おつまみとしてマヨネーズを横に添えるという使い方もありますし、その他の使用方法もご紹介していきましょう。

ポテトサラダに入れてみよう

ポテトサラダに“いぶりがっこ”を入れるのは流行ではなく、定着しつつあるようです。いぶりがっこポテトサラダというネーミングで、レシピとなっているものもあるので、ぜひ、いぶりがっこポテトサラダにチャレンジしてみましょう。

ポテトサラダにきゅうりが入っていることが多くありますが、きゅうりよりも水分を少なくした“いぶりがっこ”をポテトサラダに活用するということになりますね。マヨネーズで合えるポテトサラダを作る際に“いぶりがっこ”を投入する。

香りも良く、おかずにもおつまみにもなるといういぶりがっこポテトサラダが出来上がりです。お子様にも人気が高い食材になりそうですね。

刻んでマヨネーズあえにしてみよう

“いぶりがっこ”を刻み、マヨネーズと合えるという簡単レシピも、“いぶりがっこ”が入っているからこそのメニューになります。そこにチーズや他の商材を加えるというアレンジレシピも出来ますし、おつまみにもできますね。

また、前述のポテトサラダは、ポテトサラダにいぶりがっこを投入するというイメージでしたが、“いぶりがっこ”のマヨネーズ和えにポテトを添えたポテトサラダにするということで、小鉢メニューが一品増えたようにもなりそうですよ。

食材④白米

白米

“いぶりがっこ”はスモーク漬物と言われたりすることもあり、お漬物の水分こそありませんが、だからこそ、合うという白米での純粋でありポピュラーな楽しみ方が出来ます。白米の美味しさの発見と“いぶりがっこ”の美味しさの発見が純粋であるからこそ際立ちます。

白米で、お互いの素材の味をぜひそのままご堪能頂きたい、おすすめの食材になりますし、伝統の商材を新商材とあわせるなど考えられない。という方には本当におすすめです。

王道の味

お酒のおつまみとしての“いぶりがっこ”も良いですが、白米にはほかほかでも冷たくても、どちらも合うのがこの“いぶりがっこ”だと思います。暖かいごはんではなくても、この“いぶりがっこ”はどちらでも合うという万能っぷり、ぜひお試しください。

いぶりがっこの関連商品とは?

“いぶりがっこ”はもう秋田の伝統の枠を飛び出し、関連商品を多数生み出す商材になっているのはご存知ですか。“いぶりがっこ”そのままを加工した商材から、“いぶりがっこ”の風味を活かした関連商材まで、ここからは関連商品を紹介しましょう。

商品①いぶりがっこのタルタルソース

“いぶりがっこ”のマヨネーズあえを紹介しましたが、関連商品では“いぶりがっこ“のタルタルソースという当たり前に合いそう。という商品が出てきました。ピクルスを使用したタルタルソースはよくありますが、“いぶりがっこ”でタルタルソースは凄い!

合わないわけがないと言ってしまいそうですが、燻製玉子を使用している“いぶりがっこ”のタルタルソースも出ているので、香りと食感の味わい方が贅沢すぎますね。

食べ方は?

タルタルソース食べ方の王道はというと、やはりフライにタルタルを添えるという方法になってきそうですが、せっかくのタルタルソースを色々な食材にあわせたいですね。ここで紹介したいのが、前述の“いぶりがっこ”が合う商材で出てきていた、ポテトサラダです。

ポテトサラダをマヨネーズであえる際に、このいぶりがっこのタルタルソースをアクセントとして投入するといぶりがっこポテトサラダタルタルソースあえが簡単に出来、普段のポテトサラダと少し違った味わいになりますので、こちらもおすすめです。

商品②プレミアムいぶりがっこ

秋田の道の駅では、プレミアムいぶりがっこの注文書を受け付けているところもあるくらいな、プレミアムいぶりがっこという素敵な“いぶりがっこ”がありますよ。手間ひまかけたプレミアムいぶりがっこをぜひ、“いぶりがっこ”好きであるならば一度はご賞味ください。

限定品!

手間ひまかかっているので、数量も限定されている限定商品になります。早いもの勝ちの商品だからこそ、プレミアムなのですね。また、製造者によって違いはありますが、昔ながらの製造方法でしか製造していないところもあるので、そちらもおすすめな点ですね。

商品③いぶりがっこのスナック

“いぶりがっこ”のスナックの人気商品です。皆さんはもう理解いただいていますが、燻製である“いぶりがっこ”香りもしっかりついているので、スナックにしても美味しくないわけがないですよね。香りもあり、味もあり、お手軽なお菓子として食べられます。

全国展開のスナックも?

秋田の伝統の味“いぶりがっこ”がスナックになり、全国展開され、お菓子として皆に愛されているなんて素晴らしいですよね。また、チップスになっている“いぶりがっこポテトチップス”はチーズ味も展開されているので楽しみがますます増えますね。

商品④ちーずがっこ

チーズと“いぶりがっこ”の相性はお伝えしたのですが、まさかの関連商品にて、このような商品が出ているとは驚きです。“いぶりがっこ”の間にチーズが挟んであるという夢のような商品、チーズがっこです。もう離さないという感じが素敵ですね。

お土産にもおすすめ

秋田の伝統の味である“いぶりがっこ”をお土産にしたいと思う方も多いと思いますが、持ち帰るが大変ということや、少量で良いし、切り分けもしておいて欲しいし。。と思われる方には、チーズがっこはぜひお土産におすすめの商品だと言えます。

商品⑤いぶりがっこ缶詰

そんなのもあるの!と思う商品が先ほどから出てきていますが、当たり前と言えば当たり前。あって良かったと思える商品が多いのも“いぶりがっこ”の特徴でしょうか。“いぶりがっこ”の缶詰は長期保存が出来る“いぶりがっこ”を更に長持ちさせる商品ですね。

少量で食べやすい!

少量で食べやすく、おやつ感覚におつまみに、ごはんに、タルタルソースを作る際に、などなど用途が沢山ある“いぶりがっこ”の缶詰、食べやすく、こちらもお土産にも良い商品ですね。“いぶりがっこ”の良さがますます広がっていきますね。

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いぶりがっこおすすめレシピ11選!

さぁ、ここからは、“いぶりがっこ”を使用したおすすめのレシピを紹介したいと思います。予想通りの“いぶりがっこ”レシピから、予想外の“いぶりがっこ”レシピまで、11選をご紹介させてください。

いぶりがっこレシピ①いぶりがっこと山菜の炒め物

炒める

秋田では山菜料理をおふくろの味と呼んだりもします。その時々の旬の山菜と“いぶりがっこ”を一緒に炒めて、いぶりがっこと山菜の炒め物を作ってみましょう。こちらはおかずにもおつまみにも出来る逸品です。

生の山菜(手に入ればアイコ)を湯がき、いぶりがっこを薄切りにして、水にさらしておきます。その後フライパンに油を少々入れ、山菜といぶりがっこを入れて一緒に炒め、醤油と塩で味付けして出来上がりです。

いぶりがっこレシピ②ピンチョス

ピンチョス

パーティーにおすすめのピンチョスをご紹介します。こちらは、一口サイズにして食べたい商材をどんどんお好みに合わせて、追加していき、一口で食べられるようにピンで刺してお皿に並べると良いという簡単料理です。

“いぶりがっこ”とチーズや、“いぶりがっこ”とチーズとパンや、“いぶりがっこ”と一口フライとタルタルソースや、食べたい商材を一口サイズにし、ピンを刺します彩り良く並べれば、パーティーの主役にもなりそうですね。

いぶりがっこレシピ③いぶりペペロンチーノ

ピリっと辛いペペロンチーノに香りと味わい深い“いぶりがっこ”を入れるという、パスタの幅を広げた、いぶりがっこペペロンチーノです。ピリ辛の中に少しお漬物の甘さを感じることが出来ます。

塩を入れたたっぷりのお湯でパスタを茹で、フライパンにサラダ油を入れて赤唐辛子・パスタ・薄切りにしたいぶりがっこを加えて、全体をからませ、塩・こしょうで味を整えて、素早く炒めてできあがりです。

いぶりがっこレシピ④マカロニサラダ

マカロニサラダ

“いぶりがっこ”はパスタにもあうし、ポテトサラダにもあうのであれば、当然マカロニサラダにもあうだろうなと予想が出来そうですね。では、早速、いぶりがっこマカロニサラダのご紹介をさせていただきます。

塩を入れたたっぷりのお湯でマカロニを茹で、茹で卵・マカロニ・薄切りにした“いぶりがっこ”にマヨネーズをあえて、塩こしょうで味を整えれば出来上がりですが、薄切り“いぶりがっこ”を使用せず、いぶりがっこタルタルを使用してもかまいません。

いぶりがっこレシピ⑤いぶりがっこのかぼちゃサラダ

かぼちゃサラダ

サラダに“いぶりがっこ”を使用することは、燻製にしている“いぶりがっこ”だからこその、水分をあまり出したくない時に利用が出来る商材として非常に良いと思います。前述もサラダでしたが、今回はいぶりがっこかぼちゃサラダのご紹介です。

かぼちゃがひたひたになる程度水を入れ中火で7-8分茹で、茹で上がったかぼちゃをヘラでつぶし、薄切りにした“いぶりがっこ”マヨネーズ・塩こしょうで味を整えできあがりです。こちらもまた、薄切り“いぶりがっこ”を使用せず、いぶりがっこタルタルを使用してもかまいません。

いぶりがっこレシピ⑥いぶりがっこのチャーハン

チャーハンに“いぶりがっこ”を使用するというのも、高菜チャーハンのように定番化している所もあるようです。やはり大根を燻している“いぶりがっこ”だからこその使いどころだと思いますので、いぶりがっこチャーハンの紹介をしていきましょう。

フライパンに油をひき玉子を炒めます、その後すぐにご飯を一緒に炒め、ご飯がパラパラになってきたら、“いぶりがっこ”・ネギ・かまぼこをみじん切りにしたものも一緒に炒めます、塩・こしょうで味を整え、お好みによっては醤油も入れてみましょう。

いぶりがっこレシピ⑦いぶりがっこのちぢみ

ちぢみ

“いぶりがっこ”を活かしたレシピがどんどんと出てきましたが、今度はちぢみです。おつまみとして単体でも最適な“いぶりがっこ”でいぶりがっこちぢみにするというとで、最高のおつまみが出来てしまいそうですね。

まず、長芋をすりおろし、卵を加えて、出し汁でとき塩・こしょうで味を整えます。その後薄切りにした“いぶりがっこ”・たこやいかを一緒に混ぜ合わせます。フライパンに油をしき両面を焼けば出来上がり、つけダレはお好みで。

いぶりがっこレシピ⑧いぶりがっことレバーのアヒージョ

アヒージョ

自宅パーティーでも最近では大人気のアヒージョに“いぶりがっこ”もぜひ活用して欲しいというレシピです。“いぶりがっこ”だけのアヒージョでは食感も含め少し物足りないというところもあるので、今回は鶏レバーも使用するいぶりがっこレバーアヒージョです。

“いぶりがっこ”をいちょう切りにし鶏レバーは一口大の大きさに切り、にんにくもみじん切りにします。それらを直火を使用できる容器に入れ、オリーブオイルを食材がかぶる程度に加え、火をつけ鶏レバーに火が通れば完成です。

いぶりがっこレシピ⑨きざみいぶりがっこのおにぎり

オーソドックスにいぶりがっこおにぎりというのはいかがでしょうか。“いぶりがっこ”にあう食材で出てきた白米ですが、白米はおにぎりで食べるのが一番という方もいらっしゃるかと思います。おしんこをおにぎりに入れたりする感覚で入れてみましょう。

少し水の量を減らして白米を炊き、“いぶりがっこ”をみじん切りにします。白米が炊き上がったら5分以上置いた後、手を水でぬらし、塩を少しつまんだ後、白米をおにぎりの形にしてみじん切りにした“いぶりがっこ”を真ん中に入れて出来上がりです。

いぶりがっこレシピ⑩いぶりがっこの白和え

白和え

さて少しだけ上級なレシピをご紹介です。いぶりがっこ白和えなんて作れないと仰る方もいるかもしれませんが、意外と簡単に出来るので、“いぶりがっこ”を使用して、一緒に造ってみましょう。こちらもおつまみにもなりそうですね。

豆腐は水切りし、いぶりがっこと人参を薄切りにしておいて、水に約15分さらしておき、生椎茸は茹でて切り、水分を切り下味をつけておく。水きりした豆腐とすりゴマを加えてすり鉢でする。砂糖・塩・醤油を加え味を整え、すべて一緒にあえて出来上がり。

いぶりがっこレシピ⑪いぶりがっこタルタルのサラダパン

タルタルソースも“いぶりがっこ”にあうとご紹介しましたが、サラダとしてタルタルソースといぶりがっこをパンに挟むスタイルでランチタイムも充実させてくれそうないぶりがっこサラダパンというレシピのご紹介で締めたいと思います。

いぶりがっこを大きくみじん切りにし、クリームチーズとオリーブオイル、少々マヨネーズを入れ、柚子コショウをあわせ、食パンもしくは、コッペパンに挟めば出来上がりです。いぶりがっこタルタルを使用しても良いでしょう。

いぶりがっこ協同組合について

“いぶりがっこ” には強い味方、秋田いぶりがっこ協同組合なるものがあり、2014年8月に設立されています。今や、“いぶりがっこ”は秋田のみならず、様々な食材となっていますが、変らない伝統を守ること出来るのもいぶりがっこ協同組合があってこそです。

伝統のいぶりがっこを守る

秋田の伝統食材である“いぶりがっこ”ですが、味を劣化させないことであったり、伝統を守り抜くという、その気持ちがこの秋田いぶりがっこ協同組合の設立目的にも現れています。同じ気持ちを持つ協同組合だからこそ、“いぶりがっこ”は守られているのですね。

目的は?

いぶりがっこ協同組合の目的は、公式ページにも記載されており【1】いぶりがっこブランドの確立【2】いぶりがっこの品質の向上と均一化【3】統一された商品による販売の強化【4】資材原料の共同購入となっています。

また、時代のニーズに合わせた環境整をするということで、需要の拡大にも力を入れて折られる様子です。秋田の名産である“いぶりがっこ”をお家でも楽しめるのは、協同組合の活動のおかげとも言えそうです。

いぶりがっこの定義とは

いぶりがっこ

秋田の伝統食品“いぶりがっこ”を守るということですが、勿論基準がないと、守ることも出来ませんよね。そこで“いぶりがっこ”の定義とは。こちらも公式ページに記載されている定義となるのでそのまま、ご紹介させて頂きます。

【1】秋田県産の桜の木や楢の木などの広葉樹で燻製する。【2】秋田県産の米ぬか床につけることとする。【3】原料のだいこんは秋田県産の白首だいこんとする。【4】燻製のだいこんは水分50%以上乾燥させたものとする。さすが!これが“いぶりがっこ”です。

18もの組合員が参加

現在、いぶりがっこ協同組合の組合員は18の組合員で構成されていらっしゃるようです。日々の啓蒙活動や需要の拡大など、秋田の伝統食品“いぶりがっこ”をぜひ、守り続けて頂き、需要を拡大していって欲しいと思います。

メディアでも紹介されて有名に!

“いぶりがっこ”はいぶりがっこ協同組合の方々の力と共に、メディアでの紹介による拡がりも非常に高くなっています。漬物について取り上げられた際、“いぶりがっこ”がお取り寄せ漬物の中で第1位であったことも“いぶりがっこ”ファンの拡がりに一役買っています。

通販でも買える

秋田まで行かないと“いぶりがっこ”は購入出来ないのかな。という不安も解消する“いぶりがっこ”は最強ですね。通販でも買うことが出来ますし、お取り寄せ漬物で第1位を取っているので、心配はご無用でしたね。ぜひ、機会を選ばずに購入していきましょう。

いぶりがっこは無添加?

“いぶりがっこ”の製造メーカーによっても違いがありますが、燻製液に漬け込むという即席で造っていない限りは、無添加になるかと思います。ただ、やはりメーカーによって違いがあるので、必ず確認をしたほうが良いでしょう。

保存期間はどのくらい?

保存期間に関しても、メーカーによって違いがありますし、保存方法によっても違いがあるのですが、大体120日間の賞味期限という商品も多くありました。こちらも確認をした方が良いとは思いますが、1ヶ月を約30日で計算をすると4ヶ月程度はもつと考えられますね。

秋田名物いぶりがっこをおいしく食べよう!

秋田の伝統食品“いぶりがっこ”の由来や、定義、レシピなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか。“いぶりがっこ”が何か解らなかった方も、食べたことはあるけれど、おつまみとしか思っていなかった方も、これから様々な楽しみ方が出来そうでしょうか。

秋田名物“いぶりがっこ”をこれからは、楽しみながら、味わいながら、自分に合う味を探求しながら、いぶリンピックの発表についても今後は楽しみにして頂けると嬉しく思います。

まだまだある秋田の魅力的なご当地グルメ!

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この記事のライター
seikoro
旅行や自然が大好きです。最近はBassを弾いて国内、海外でliveをさせて頂けているのでそんな中での旅情報も盛り込...

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