郡山市「スペースパーク」へ!ギネス認定のプラネタリウムや展示情報!

郡山市ふれあい科学館「スペースパーク」にはギネスに登録されたプラネタリウムや展示ゾーンなど様々なアトラクションやイベントがあり、子供だけでなく大人も楽しむことができ、この高さからの眺望も人気があります。今回は郡山市ふれあい科学館「スペースパーク」を紹介します。

郡山市「スペースパーク」へ!ギネス認定のプラネタリウムや展示情報!のイメージ

目次

  1. 1郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」とは
  2. 2宇宙劇場のプラネタリウム
  3. 3展示ゾーン・体験型展示物の見どころ
  4. 4「スペースパーク」のイベント
  5. 5「スペースパーク」の詳細情報とアクセス
  6. 6「スペースパーク」にプラネタリウムを見に行こう!

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」とは

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」は、JR郡山駅西口2階を右手に出てペデストリアンデッキを利用しすぐのところにある「ビックアイ」と呼ばれる複合ビルの最上階にある宇宙をテーマとしたプラネタリウムがある科学館です。

今回は、この「スペースパーク」のギネスにも登録されたプラネタリウムをはじめ、展示ゾーンや展望ロビーなどの施設や利用料金、アクセス方法、そして「スペースパーク」で行われているイベントについて紹介します。

郡山市にある宇宙がテーマの体験型科学館

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」は、宇宙がテーマの体験型科学館として21世紀を迎えてすぐの2001年10月にオープンし、「宇宙の中のわたしたち」をコンセプトに、ギネスに登録されたプラネタリウムでは定期的に番組を変えながら、宇宙の成り立ちや星座の紹介をしたり、子供向けのプログラムが上映されます。

また、「スペースパーク」の展示ゾーンでは、宇宙飛行士の訓練プログラムや宇宙線の操縦を疑似体験したり、月面の重力を感じる体験プログラムが用意され、ほかに宇宙ステーションや有名な天体望遠鏡のレプリカなどの展示や、様々なイベントも開催され、ロビーのジオラマなど体験できる科学館として人気があります。

名誉館長は松本零士氏

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」では、名誉館長に漫画家の松本零士氏が就任し、スペースパークのオリジナルキャラクターとして、環境や生命の大切さをアピールする「エンゼルナ」と「ミーニャン」を制作しています。

そして、「スペースパーク」展示ゾーンのキッズプレイスには「銀河鉄道999」の作品を展示、さらに、スペースパークの活動に使用する車には「銀河鉄道999」のラッピングが施されているなど、スペースパークの人気の高まりに一役買っています。

宇宙劇場のプラネタリウム

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」にあるプラネタリウムには、星空を映し出すためにハイスペックのプラネタリウム投影機が導入されており、ほかに、スクリーンにリアルな映像を映すための2台のビデオプロジェクターから成る全天ビデオシステム。

そして、「スペースパーク」のギネスに登録されたプラネタリウム内でさまざまな絵を動かしたり、星空の世界を描くなどの演出効果を高めるムービングスポットライト、スクリーンに写真画像や図を投影したり、流れ星や稲妻などを映し出すリア投光室などがあり、光と宇宙が融合する幻想的な空間を創り出しています。

ギネス認定のプラネタリウム

そして、この郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」は、地上から104.25mの高さにあり、2002年には、地上から世界一高い場所にあるプラネタリウムとして、ギネス・ワールド・レコーズの認定を受けており、松本零士氏の名誉館長のオリジナルキャラクターや銀河鉄道999の展示などと併せ、スペースパークの人気の理由の一つとなっています。

日本に5台しかない最新鋭の投影機

また、郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」のギネスに登録されたプラネタリウムで使用されている機器は「スーパーヘリオス」と言う名前の投映機で、日本には5台しかないというハイスペックな性能を持ち、スクリーンに映し出した星の輪郭がはっきりとしていて、とても明るく輝くことが特徴です。

そのため、「スペースパーク」のプラネタリウムでは、都会で見ることができる星空を再現したり、宇宙空間で見たクリアな状態の星空まで、様々な前提条件をおいて、色々な星空を表現することができるほか、世界各地から見える星空や、過去に遡ったり、未来に見えるであろう星空を再現することもできます。

子供も大人も楽しめるプログラム

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」のギネスに登録されたプラネタリウムでは、一般番組として、星座の見つけ方や星座に関連する神話の紹介や、今話題の天文ニュース、そして、天文や宇宙に関係するテーマなどを紹介しています。

また、音楽と共に星空や宇宙を映像で紹介するプログラムや、子供たち向けの星にちなんだ物語や星座を描いてみたり、宇宙旅行などのキッズアワーもありますので、大人から子供まで楽しむことができるプログラム満載のプラネタリウムで、リーズナブルな料金で利用できます。

特別番組やドーム映像番組も!

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」のギネスに登録されたプラネタリウムでは、別のプログラムとして、ドームスクリーン全体に広がるドーム映像番組のプログラムがあり、これまで「ムーミン谷のオーロラ」などを放映しています。

また、特別番組として、特定の年代などに限定した特別番組のプログラムもありますが、この2つのプログラムは常時放映ということではありませんので、興味のある方は公式HPで確認することをおすすめします。

夜間開館のイブニングアワー

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」のギネスに登録されたプラネタリウムでは、普段は開館しない週末の夜の時間帯を使って、季節の話題などにフォーカスした特別プログラム「イブニングアワー」を放映しています。また年間を通して不定期で開催されますので、詳しくは公式HPで確認してみてください。

展示ゾーン・体験型展示物の見どころ

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」の「展示ゾーン・体験型展示物」では、子供から大人まで様々なイベントに参加して体験できるのが特徴です。

そして、宇宙船を実際に操縦しているかのような体験ができる「宇宙探検シミュレーション」、月面の軽い重力を疑似体験できる「ムーンジャンプ」、宇宙飛行士の訓練の様子を疑似体験できる「トリプルスピン」、そして月面探査車の遠隔操作などの疑似体験ができるほか、国際宇宙ステーションの模型などを見ることができます。

見どころ➀宇宙探検シミュレーション

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」の「展示ゾーン・体験型展示物」では、定員8名の宇宙船に乗り込み、その中から選ばれたパイロットとナビゲーターが操縦を疑似体験できるシミュレーター「宇宙探検シミュレーター」が人気です。

「スペースパーク」では、このアトラクションを利用するのに別料金はかかりませんが、整理券が必要となりますので、体験を希望する場合は、時間表を確認した上で早めに整理券を受け取るようにすることをおすすめします。また、年齢や体調、健康状態などで利用できない場合がありますので、公式HPで確認するようにしましょう。

見どころ②ムーンジャンプ

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」の「展示ゾーン・体験型展示物」では、「ムーンジャンプ」というアトラクションで、重力が地球の1/6と言われる月面での身体の動きを体験することができます。地球よりも体が軽く感じられることから、いつもより高いジャンプが跳べます。

また、スペースパークでは「宇宙探検シミュレーション」同様に、このアトラクションを利用するのに別料金はかかりませんが、整理券が必要で、年齢や体調、健康状態などで利用できない場合がありますので、公式HPで確認するようにしましょう。

見どころ③トリプルスピン

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」の「展示ゾーン・体験型展示物」では、宇宙船に乗っている宇宙飛行士の訓練の一端を疑似体験することができます。それが「トリプルスピン」と言われる360度あらゆる方向に回転するマシンで、かつてNASAの宇宙飛行士訓練で使用していたものと同じタイプのものです。

また、スペースパークの「宇宙探検シミュレーション」同様に、このアトラクションも別料金はかかりませんが、利用するには整理券が必要で、年齢や体調、健康状態などで利用できない場合がありますので、公式HPで確認するようにしましょう。

見どころ④惑星探査車ローバ

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」の「展示ゾーン・体験型展示物」では、ラジコンカーを操作するように、月面の荒れた地面を注意深く走らせる「惑星探査車ローバ」の遠隔操作を疑似体験することができます。また、こちらは特に別料金や整理券などはありません。

見どころ⑤日本実験モジュール「きぼう」

郡山市ふれあい科学館 「スペースパーク」の「展示ゾーン・体験型展示物」では、国際宇宙ステーションの日本実験モデルである「きぼう」の模型を見学することができます。これは実物大の模型で、隣にあるきぼうミニシアターでは実際に日本人の宇宙飛行士が行った宇宙ステーションでの実験の模様を紹介しています。

「スペースパーク」のイベント

「スペースパーク」では、サイエンスショーや、サイエンススタジオ、3D天文シミュレーション、デジタルスタジオ、ジオラマショーなど様々なイベントが実施され、様々な参加型の科学実験やスタッフによるショーが目白押しで子供たちに人気のコーナーとなっており、別料金も必要ありません。

イベント①サイエンスショー

「スペースパーク」の「サイエンスショー」というイベントは、様々な実験を通じて科学についての理解が深まるイベントとして、施設のスタッフが実演し、磁石を使った実験や空気の力を利用したり、実験を通じて宇宙空間と地上との違いを明らかにするなどのプログラムがあり、2か月単位で新しいイベントに変わります。

イベント②サイエンススタジオ

「スペースパーク」の「サイエンススタジオ」というイベントは、実験スペースを使って親子で科学についての面白い実験を体験できるイベントで、静電気の実験や地震の揺れを理解する実験、顕微鏡使ってミクロの世界を観察するなど、こちらも2か月単位で新しいイベントに変わります。

イベント③3D天文シミュレーション

「スペースパーク」の「3D天文シミュレーション」というイベントは、2019年4月から加わった新しいイベントで、立体的に見える天文シミュレーションシステムを使った地球や宇宙の果ての姿などを紹介しており、開催日時は、土日祝日の15:00~15:20です。

イベント④デジタルスタジオ

「スペースパーク」の「デジタルスタジオ」というイベントは、イラストや自分の顔写真などをパソコンで加工して作品に仕上げるもので、完成すると印刷して記念のために持ち帰ることができます。そして、1年間使えるカレンダーを作ったり、バッチづくりなどのイベントがあります。

イベント⑤ジオラマショー

「スペースパーク」の展示ロビーでは、鉄道のジオラマを使った「ジオラマショー」というイベントを実施しています。ここでは、明治時代から昭和を経て現在に至るJR郡山駅前の変容ぶりを無料で紹介しており、このロビーでは特に高齢者の方が昔を思い起こしながら懐かしがる光景が見られます。

「スペースパーク」の詳細情報とアクセス

「スペースパーク」は、大きく「プラネタリウムの宇宙劇場」「展示ゾーン」「展示ロビー」と3つのエリアに分かれ、無料のイベントや有料のイベントもあります。

さらに、展示やイベント以外に開催されている講座や科学ゼミナールもありますので、車でのアクセス方法など「スペースパーク」を利用する際に知っておきたい情報と共に紹介しますので参考にしてください。

展示ロビーには鉄道ジオラマも!

「スペースパーク」22階には「展示ロビー」があり、ここが展示ゾーンやギネスに登録されたプラネタリウムへの出入口となっていますが、このロビーでのおすすめは「鉄道ジオラマ」です。このロビーに置かれた鉄道ジオラマはNゲージとしては日本でも有数の規模で、40平方メートルの大きさがあります。

そして、先述のジオラマショーはこのロビーに置かれた鉄道ジオラマを使って、昔から交通の拠点となって栄えてきた郡山市の歴史を、JR郡山駅を中心に捉えながら紹介しています。

他にも講座や科学ゼミナールも開催

「スペースパーク」では、展示やイベントのほかに、積極的にクラブ活動も行っており、大人向けは宇宙のことをより深く知るための「天文カレッジ」、星空を観察したり科学実験などを体験する「郡山市ふれあい科学館クラブ」、少年少女を対象にした「郡山市少年少女発明クラブ」などの講座があります。

また「科学ゼミナール」も開催されており、太陽光を利用したオルゴールづくりや、手づくり乾電池、ロボット工作などの体験を通じて科学に対する理解を深めることができると好評です。

展示ゾーンと宇宙劇場の料金は別々!

「スペースパーク」では、展示ロビーの鉄道ジオラマなどは無料で体験できますが、「展示ゾーン」とギネスに登録されたプラネタリウムがある「宇宙劇場」は有料となります。また、この2つは各々別料金となっていますので注意が必要です。

「展示ゾーン」と「宇宙劇場(プラネタリウム)」それぞれ入館料は一般(65歳未満)400円、高大生300円、小中学生200円、幼児と65歳以上は無料となっていますので、最大でも800円で二つのイベントを体験することができます。

「スペースパーク」へのアクセス

「スペースパーク」にアクセスする場合、この複合ビルは福島県一の高さとなっており、郡山周辺でも他に同様の高い建物はありませんので、郡山市のランドマークとして少し離れたところからでも分かり易いため、「スペースパーク」を探していて見落とすということはまずありません。そして、「スペースパーク」には、電車や車を利用してアクセスすることになります。

電車はJR郡山駅西口からすぐ

電車を利用して「スペースパーク」にアクセスする場合、新幹線や在来線を使ってJR郡山駅に着いて、改札を出たら西口方面へ進み、駅舎から右手方向を見上げると高いビルが建っていますので、そこに「スペースパーク」はあり、駅から徒歩約1分のアクセスで到着です。

車は東北自動車道の郡山ICから約20分

車を利用して「スペースパーク」にアクセスする場合は、東北自動車道郡山ICより約20分、東北自動車道郡山南ICより約20分、磐越自動車道郡山東ICより約20分、そして、福島空港より郡山駅行き直行バスで約40分のところにあります。

駐車場は無し

「スペースパーク」に車でアクセスする場合は専用の駐車場がありませんので、他に駐車場を探す必要があります。そしておすすめの駐車場は、駐車場の規模が大きめで駐車しやすい2つの有料駐車場です。

1つ目は、JR郡山駅西口すぐのところにある「郡山駅西口市営駐車場」で、収容能力が530台あり、駐車場料金は8:00~21:00が30分100円となっています。また2つ目は、「スペースパーク」が入っているビルの「ビッグアイ駐車場」で、収容能力は437台あり、駐車場料金は6:00~23:00が30分200円となっています。

「スペースパーク」の基本情報

所在地 福島県郡山市駅前2-11-1(ビックアイ20~24階)
営業時間 ・展示ゾーン:10:00~17:45(入館は17:00まで)
・宇宙劇場(プラネタリウム):
 (平日)10:00~16:15(入館は15:30まで)
 (金)10:00~19:45(入館は19:00まで)
 (土日祝)10:00~17:45(入館は17:00まで)
定休日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
12月31日、1月1日
※ほかに臨時休館有り
料金 ・展示ゾーン:
 一般(65歳未満)400円、高大生300円、小中学生200円、
 幼児・65歳以上無料
・宇宙劇場(プラネタリウム):
 一般(65歳未満)400円、高大生300円、小中学生200円、
 幼児・65歳以上100円
・展示ロビー:無料
アクセス JR郡山駅西口より徒歩約1分
東北自動車道郡山ICより車で約20分
東北自動車道郡山南ICより車で約20分
磐越自動車道郡山東ICより車で約20分
駐車場 無し
公式HP http://www.space-park.jp/

「スペースパーク」にプラネタリウムを見に行こう!

スペースパーク

出典:https://www.flickr.com/photos/nakajimalassie/3876268532/sizes/l/

「スペースパーク」にはプラネタリウムや展示ゾーンなど様々なアトラクションやイベントがあり、子供だけでなく大人も楽しめます。そして、ギネスブックにも認定されたように世界一高い場所にあるプラネタリウムとしても有名で、この高さからの眺望も素晴らしく子供連れの他に、カップルの姿も目立ちます。

この福島県内一高いビルにあるプラネタリウムで宇宙の歴史に触れたら、次は、山形県や岩手県、秋田県などにある博物館を訪ねて、その地域の歴史に触れてみることをおすすめします。

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この記事のライター
Yoshi
お仕着せの旅行ではなく、自分でプランを立てて歩き回るのが好きです。趣味は、温泉・ゴルフ・徘徊・お酒・料理・妄想・音...

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