「宮城県美術館」でアート鑑賞!展示情報やアクセス&入館料を解説!

宮城県にある「宮城県美術館」について紹介します。宮城県や東北に関する作品が展示されており、海外作品の特別展も行われています。宮城県美術館内の展示品の特徴やミュージアムショップもおすすめです。宮城県美術館のアクセスや駐車場情報と合わせてチェックしましょう。

「宮城県美術館」でアート鑑賞!展示情報やアクセス&入館料を解説!のイメージ

目次

  1. 1宮城県の「宮城県美術館」とは
  2. 2「宮城県美術館」の魅力は?
  3. 3「宮城県美術館」に移転の話がある?
  4. 4「宮城県美術館」の詳細情報
  5. 5「宮城県美術館」でアート鑑賞をしよう!

宮城県の「宮城県美術館」とは

宮城県仙台市にある「宮城県美術館」について紹介します。宮城県立の美術館として、宮城県や東北地方にゆかりのある作品が展示されています。また、宮城県美術館は本館とは別に、別館に佐藤忠良の作品が展示されています。

教育プログラムが充実した美術館

日本には「教育プログラム」という制度があり、教育目的を達成するために設定されたカリキュラムを指します。宮城県美術館は学校と連携して教育プログラムに取り組んでおり、美術館を通して多くのことを学べる施設となっています。

そのため、自由に美術館を見学したり、ワークショップを行って作品を設計することもできるのです。子供たちが実際に目で見て、芸術を学ぶことが教育プログラムの重要な要素といえます。観覧料金などの減免などもあるので、展示を気軽に楽しめると言えるでしょう。

「宮城県美術館」の魅力は?

宮城県美術館に展示されているものや、その魅力について紹介します。宮城県美術館のメインの展示物や行われているイベントに注目しましょう。

教育プログラムが充実

さきほど紹介したように宮城県美術館は教育プログラムが充実しています。小さい頃から様々な芸術にふれることで、感受性の豊かな子供に育つといえるでしょう。宮城県美術館で行われている講演会やイベントに参加することをおすすめします。

特別展に関連した講演会に参加しよう!

宮城県美術館では様々な特別展が行われています。例えば2020年4月11日から6月14日の間には「ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」が行われる予定です。また、横山華山や平福百穂など、様々な人物の特別展が行われます。

そして宮城県美術館ではそういった特別展に関連した講演会が行われます。特別展の基本的な展示だけでなく、専門家による解説を聞くことができます。学芸員や専門家に気になる点を質問して、より特別展を楽しむと良いでしょう。

ギャラリー・トークを聞きに行こう!

宮城県美術館ではギャラリー・トークも行われています。ギャラリー・トークというのは、作品を鑑賞しながら学芸員などの解説を受けるイベントのことです。自分で作品を鑑賞するだけでは分からないことも、学芸員の解説があることでより詳しく楽しめます。

コンサートで音楽にも耳を澄まそう

素敵な美術館の中で絵以外の芸術に触れるのもおすすめです。おしゃれな設計である宮城県美術館の中で、コンサートが行われています。宮城県美術館の中に展示されている作品にちなんだ音楽を奏でるイベントが大人気です。

オープンアトリエで創作活動!

本格的な創作活動を行う上で、なかなかスペースが確保できない人も多いです。そんな人のために宮城県美術館ではオープンアトリエのスペースがあります。大きな器材や道具が用意されており、目的に合わせた2室が開放されています。

1つは音やホコリが出るような作業用、もう一つは絵画や版画など落ち着いた雰囲気用となっています。使用時間は開館日の午前9時30分から午後5時までとなっており、申込みが不要なだけでなく、使用料金も無料となっているのです。

ワークショップもある?

宮城県美術館では特別展やギャラリー・トークだけでなく、ワークショップも行われています。ワークショップでは創作のためのイメージを膨らませて、様々なものづくりが行なえます。

例えば、木工で「うつわ」を造るワークショップや絵画や写真に関するワークショップが行われているのです。自分の創作活動のレベルを高めたいという人は、宮城県美術館で行われているワークショップに参加しましょう。

画像でアート鑑賞もできる!

アート鑑賞も時代を経て、ハイビジョン・ギャラリーで楽しめるようになりました。宮城県美術館では多くの美術作品や映像を高品質のハイビジョン画像で鑑賞できるようになったのです。じっくりと作品を拡大して鑑賞できるので、作者の筆使いを感ずることができるでしょう。

コレクション展示を見に行こう!

宮城県美術館のコレクション展示は、宮城県や東北地方に関係する作家の作品が多いです。小林正人や佐藤一郎、天野邦弘、河合卯之助など多種多様なコレクション展示が行われました。2ヶ月ほどの期間でコレクション展示が入れ替わるので、定期的に宮城県美術館を訪れましょう。

特別展示を見に行こう!

コレクション展示と同じく特別展も行われています。特別展も約2ヶ月ほどで内容が変更されており、日本だけでなく海外の作品も展示されるのです。過去にはぐりとぐらの展示やレオナルド・ダ・ヴィンチの作品が展示されたこともあります。

「宮城県美術館」にはカフェやレストランもある

様々な展示が行われる宮城県美術館ですが、食事を取れるように設計されています。レストランやカフェがあるので、軽食や鑑賞の休憩に利用しましょう。宮城県美術館のおしゃれな雰囲気に合わせた設計なのでとてもおすすめです。

café mozart Figaro

宮城県美術館にはレストラン「café mozart Figaro」があります。白を基調とした設計になっており、非常におしゃれな店内が印象的です。レストランで提供されるメニューは日替わりとなっており、パスタやビーフシチューなどの洋食となっています。

café mozart Papagano

同じく宮城県美術館にあるカフェは「café mozart Papagano」です。ケーキやコーヒーが提供される静かなカフェで宮城県美術館の雰囲気にとても合っています。レストランと使い分けて利用すると良いでしょう。

ミュージアムショップ にも行ってみよう

最近は美術館や博物館のミュージアムショップのお土産が注目されています。独特なグッズを販売しているところも多く、宮城県美術館のミュージアムショップも覗いてみましょう。

美術館のオリジナルグッズがおすすめ!

絵画のポストカードはもちろん、かわいいクリアファイルや手ぬぐい、宮城県美術館オリジナルグッズが販売されています。宮城県美術館では企画展や特別展に合わせた限定グッズも販売されており、訪れるたびに楽しむことができるでしょう。

「宮城県美術館」に移転の話がある?

このように企画展や特別展が行われている宮城県美術館ですが、実は気になる噂があるようです。それが宮城県美術館の移転に関する噂です。移転することでアクセスや駐車場、料金など様々なトラブルが生まれる可能性があるでしょう。実際に宮城県美術館は移転するのでしょうか?

前川國男による設計の美術館

そもそも宮城県美術館は前川國男設計によって、1981年11月3日に開館した美術館です。県民による美術館建設の要望を受けて建設に至った施設であり、国有地の払い下げを受けて宮城県美術館が出来ました。

老朽化のため?

その宮城県美術館に移転の話が出たのは2019年頃の話です。仙台市青葉区にある東京エレクトロンホール宮城と宮城県美術館を移転するという話でした。移転先は宮城野区の仙台医療センター跡地に移転・集約するという計画だったのです。

実は宮城県美術館の老朽化のため、改修が検討されていた中での出来事だったのです。改修と移転では話が大きく異なるだけに、多くの関係者は驚きを隠せませんでした。

リニューアルされるはずだった?

本来は改修を行ってリニューアルオープンする予定だったそうです。過去に2007年から2008年にかけて長期休館を行って、空調設備の更新を行っています。そのうえで2008年に宮城県美術館はリニューアルオープンしていました。今回もそのときと同様の流れだと考えている人が多かったのです。

歴史的意味や価値は?

改修工事と移転する場合に起きる問題として、前川國男が設計した現在の宮城県美術館が取り壊される可能性があるということです。医療センター跡地は敷地が広いため、東京エレクトロンホール宮城と複合化すること自体は問題ありませんでした。

様々な歴史的意味や価値を考えながら、移転が正しい方法かどうかという話し合いが行われていくことになります。県としては税財源の問題があり、少しでも県立の施設を統合して減らし、管理コストを減少させたいという気持ちがあったようです。

美術館関係者には知らさていなかった?

また、問題となったのが美術館や美術関係者に移転の話が知らされていなかったことです。懇話会は一部の関係者だけで進められており、そこには美術関係者は呼ばれていなかったのだとか。もちろん、宮城県民もこのことは知らされていませんでした。

併設された佐藤忠良記念館はどうなる?

宮城県美術館は本館とは別に佐藤忠良記念館が併設されており、移転して複合化する際の扱いも決まっていません。施設内のレストランやカフェなどは複合化することで、よりスリム化したいという考えもあるようです。

2020年2月現在は専門家や県民などからの意見を踏まえた上で、移転案が容認される流れになっています。また、現在の宮城県美術館は近隣にキャンパスがある、東北大学や民間への譲渡が検討されており、再利用される可能性が出てきました。

「宮城県美術館」の詳細情報

宮城県美術館の詳細情報を紹介します。入館時間や入館料金、またアクセス方法や駐車場についてチェックしましょう。歴史ある美術館に訪れて、芸術の世界に触れましょう。

入館時間は?

美術館の入館時間は午前9時30分から午後5時となっています。また、観覧券の販売は午後4時30分までとなっているので気をつけましょう。休館日は定期休館日が毎週月曜日となっています。

入館料金は必要?

入館料金は常設展示であるコレクション展示が一般300円、学生150円、小中高生が無料となっています。特別展は展示内容ごとに別料金がかかります。また、教育プログラムに関係して、学習活動として利用する場合に減免が受けられます。

アクセス詳細は?

宮城県美術館のアクセスの仕方を紹介します。電車を利用する場合は仙台市営地下鉄東西線「国際センター駅」から徒歩で約7分です。また、路線バスであれば仙台市営バスで「二高・宮城県美術館前」で下車しましょう。

駐車場はある?

車でアクセスする場合は東北自動車道「仙台宮城IC」より仙台市街方面、仙台城跡方面を経由して約15分で到着します。また、宮城県美術館の駐車場は100台ほどあり、料金は無料です。

「宮城県美術館」の基本情報

【名称】 宮城県美術館
【住所】 仙台市青葉区川内元支倉34-1
【アクセス】 電車:仙台市営地下鉄東西線「国際センター駅」徒歩7分
車:東北自動車道「仙台宮城IC」から約15分
【料金】 一般:300円
学生:150円
小中高生:無料
【公式サイト】 https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/
【備考】 駐車場は100台分ほどあり

「宮城県美術館」でアート鑑賞をしよう!

宮城県にある宮城県美術館について紹介しました。美しいアートが展示されており、子供の教育としてもおすすめの施設だといえます。レストランやカフェ、ミュージアムショップに駐車場など設備も充実しています。

宮城県美術館は移転計画がほぼ決まっているだけに、現在の雰囲気を楽しめる期間は限られているといえるでしょう。そのため、宮城県美術館でアート鑑賞を行うなら、まさにいまの期間がおすすめとなっています。美しい芸術を自分の目で見て楽しみましょう!

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この記事のライター
浅倉恭介
動物や料理、カメラやギターが好きです。カメラを持ち歩いて各地を旅行しています。コンビニの新商品を定期的にチェックし...

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