福島「中野不動尊」は有名な厄除スポット!御朱印やお守りなどを紹介!

中野不動尊は日本三大不動のひとつに数えられ、厄除けのご利益があるパワースポットとして有名なお寺です。中野不動尊について、境内で見られるとげぬき地蔵や洞窟めぐり、不動滝などの見どころや、参拝した記念にもなる御朱印やお守りの情報など盛りだくさんにご紹介していきます。

福島「中野不動尊」は有名な厄除スポット!御朱印やお守りなどを紹介!のイメージ

目次

  1. 1「中野不動尊」とは
  2. 2「中野不動尊」の特徴
  3. 3「中野不動尊」の六三除とご利益
  4. 4「中野不動尊」の参拝スポット
  5. 5「中野不動尊」のお守りと御朱印
  6. 6「中野不動尊」の詳細情報とアクセス
  7. 7最強の厄払いスポット「中野不動尊」に行こう!

「中野不動尊」とは

中野山大正寺中野不動尊(なかのふどうそん)は、「日本の三不動のひとつ」と呼ばれるお寺です。その歴史は大変古く、厄除けのパワースポットとして知られ、「中野の不動様」と呼ばれ親しまれてきました。全国から多くの人が参拝する、厄除けに大変ご利益のある場所です。

中野不動産尊と言えば、美しい朱塗りのお堂や水行で有名な不動滝など見どころの多いお寺です。秋には絶景の紅葉の名所としても知られ、全国でもトップクラスの初詣スポットともなっています。

正式名称は、中野山大正寺中野不動尊です。そんな、中野山大正寺中野不動尊について、大正寺の歴史や厄除けのご祈祷方法、参拝スポットに加え、御朱印や話題の指輪守りの購入の仕方、紅葉やアクセス方法など気になる情報を詳しくまとめていきたいと思います。

福島県福島市にある曹洞宗のお寺

中野不動尊があるのは福島県福島市の飯坂町中野という場所です。中野山大正寺中野不動尊は、歴史ある曹洞宗のお寺で、ご本尊は御深草天皇(ごふくかくさんてんのう)が持仏(常に身に持って信仰する仏像)としていた厄除け不動明で、別名、勅願仏(ちょくがんぶつ)と呼ばれる仏像が祀られています。

初詣の参拝者が福島でトップクラス

中野不動尊は福島県内で初詣の参拝者がトップクラスとなっており、例年、正月三が日の初詣する参拝客は8万人におよぶとも言われています。中野不動尊を初詣で訪れる際には楽しみ方がたくさんあります。

中野不動尊の初詣は厄除けのスポットとしても有名なことから、毎年、厄落としに訪れる人や合格祈願のために参拝する初詣客も多く見られます。中野不動尊で初詣すれば、初詣と共に日本三大不動の厄払いのお守りを購入することも可能です。

中野不動尊で、正月に売られる「縁起そば」も初詣する際の風物詩と言えます。さらには、豪華商品券や福袋が当たる福引きも用意されており、正月三が日限定で「寿餅」という開運招福のためのお餅も、初詣客には無料で配布されています。中野不動尊の初詣参拝は楽しいイベントで盛りだくさんです。

正式名称は「中野山大正寺「中野不動尊」」

中野の不動様と呼ばれ地元の人たちからも親しまれる中野不動尊ですが、正式名称は中野山大正寺中野不動尊となっています。

中野山大正寺中野不動尊の名前にも入っている中野山は、開山830年以上という長い歴史を持つ山です。大正寺は明治36年に永平寺(えいへいじ)六十四世の森田悟由禅師(もりたごゆうぜんし)により本堂が建てられました。

大正寺のある中野不動尊の境内には、パワースポットと知られる不動滝をはじめ大日堂、洞窟、とげぬき地蔵など、さまざまな名所が含まれています。

「中野不動尊」の特徴

中野山大正寺「中野不動尊」について、中野不動尊の歴史や祀られている不動明王、気になるポイントが多いのも特徴です。厄除けのご利益についてや紅葉の名所など、中野不動尊に関する詳しい内容をご紹介していきます。

特徴➀830年以上もの歴史を持つお寺

中野不動尊は830年以上もの歴史を持つお寺です。その歴史ははるか昔、治承(じしょう)3年(1179年)に上り、その年の春に、中野山を訪れた恵明道人(えみょうどうにん)が、一匹のカモシカに導かれるようにして入山ししたのがきっかけだと言われています。

中野不動尊の歴史のはじまりは、恵明道人が山神様のお告げを受けて、三ヵ月不動明王を祀ったとされる洞窟でした。その後の長い歴史の中で、信仰する人々によって洞窟も長く掘られ、本堂や大日堂、奥の院などが、現代に至るまでに開かれていきました。

特徴②開祖は恵明道人で縁起はカモシカ!

一匹のカモシカに導かれ、中野山へ入山を果たした恵明道人は、山神からお告げを受け不動明王を祀りし、不滅の聖火を灯しました。この聖火は、中野不動尊の長い歴史の中で人々により守り継がれ絶えず燃え続けています。

恵明道人は中野不動尊に不動明王を祀った開祖として歴史上知られ、恵明道人を山へと導いたカモシカは縁起のある動物として今でも語り継がれています。中野不動尊にある人気のお茶屋かもしか庵は、このカモシカにちなんで名付けられています。

特徴③日本三大不動尊のひとつ

中野不動尊は千葉県成田市にある成田山不動尊と、新潟県新発田市にある菅谷不動尊と共に、日本の三大不動尊のひとつとしても知られています。中野不動尊の境内には、厄除け・眼守・三ヶ月の三不動明王が祀れられ、日本初の六三除けの祈祷発祥地として歴史的にも古いお寺です。

特徴④三つの不動明王が祀られている

中野不動尊には三つの不動明王が祀られています。ひとつは本堂に祀られている厄除不動明王です。その名の通り、厄除けにご利益のある不動明王で、別名、勅願仏(ちょくがんぶつ)とも呼ばれ、御深草天皇(ごふくかくさんてんのう)が持仏としても親しんだのが、この厄除け不動明王です。

二つめの不動明王は、学問や知恵、眼病や交通安全など、眼に関わるご利益があるとされる、眼守不動明王となっています。眼守不動明王はご祈祷澱の中に祀られています。初詣ではこの眼守不動明王を目指し、合格祈願に訪れる参拝客の学生たちも多く見られます。

三つ目の不動明王は、奥の院の洞窟内に祀られている三ヵ月(みかづき)不動明王です。三ヵ月不動明王は、恵明道人が山神様のお告げを受け、洞窟内に祀った不動明王として知られています。不動明王のご利益については、広大無辺であり、清らかな心で念じれば、どんな願いも叶えてもらえるとされています。

特徴⑤厄除け難除けのお寺として有名

中野不動尊が厄除け難除けにご利益のあるお寺として有名なのは、先ほどお伝えした歴史からもわかるように、厄除けの不動明王が祀られているからだということです。また、不動明王は絶大なパワーを持っており、難を除いて魔を降伏させ、すべての人に功徳を平等に与えると言われています。

特徴⑥紅葉が美しいことで知られる

中野不動尊では季節折々の美しい景色が見られるのですが、特に秋は紅葉が美しいことで知られる、紅葉スポットとしても有名です。紅葉の見ごろの時期は、10月下旬から11月上旬だと言われています。

中野不動尊の紅葉では、鮮やかに色づいたモミジやイチョウが見られ、朱塗りの大日堂や不動滝を背景と十共に華やかな光景を映し出します。紅葉の時期を目当てに来る参拝者も多く、福島を代表する紅葉の名所としても知られる場所です。

「中野不動尊」の六三除とご利益

厄除け・眼守・三ヶ月の三不動明王が祀れられ、日本初の六三除の祈祷発祥地のパワースポットとして、長い歴史のある中野不動尊ですが、六三除とは何なのでしょうか。また、六三除の祈祷によって得られるご利益など、気になる内容をさらにご紹介していきます。

「中野不動尊」は六三除の発祥の地!

日本三大不動の「中野不動尊」は三つの不動明王が祀られていることから、六三除の発祥の地としても知られています。大変ご利益の強いパワースポットとしても有名で、六三除の祈祷を行うために全国からたくさんの参拝者が訪れます。

六三除とは

さて、この六三除(ろくさんよけ)とは何なのでしょうか。六三除は、年齢によって身体の部分的に起こる厄を払うこと、つまり厄除けの一種となります。六三とは無産、つまり身体の中で活動が停止してしまった部分=弱ってしまった部分を除くために、ご祈祷するということです。

原因不明の病気にかかってしまった時や、いくら薬を飲んでも効果が現れない時などは、この六三に当たっているとされ、中野不動尊で六三除の厄除け祈祷をすることによって、厄が払われると言われています。

ご祈祷の受付時間

中野不動尊のご祈祷は毎日、午前8時半~午後16時半の間であればいつでも受付が可能です。ただし、冬の間の10月~12月の期間は、ご祈祷の最終受付が午後15時半までとなっているので、予め確認をしてから中野不動尊を訪れることをお勧めします。

ご祈祷料

ご祈祷にはご祈祷料を支払います。ご祈祷料は5千円、一万円、二万円、三万円といった感じで志納金を納めます。中野不動尊では個人祈祷の場合、ご祈祷料は5千円となっています。

また、団体の特別祈祷も受け付けています。その場合は、一座(20名)につき二万円のご祈祷料がかかります。団体の場合で一人づつにお札が必要な場合などは、詳しい内容については中野不動尊のホームページ、もしくは直接、お問合せをお勧めします。

郵送やFAXでの申し込みも可能

中野不動尊でのご祈祷は、郵送やFAXでの申し込みも可能です。中野不動尊の総受付所で受付をする場合は、予めホームページから祈祷申し込み用紙をダウンロードし、事前に記入して持っていくこともできます。

郵送でご祈祷を申し込む場合は、中野不動尊のホームページの「ご祈祷のご案内」のページから、郵送用の祈祷申し込み用紙をダウンロードすると便利です。用紙に必要事項を記入し、ご祈祷料・送料を添えて現金書留で中野不動尊宛に送付します。

FAXでご祈祷を申し込みする際も郵送と同様に、中野不動尊のホームページよりFAX専用の祈祷申し込み用紙をダウンロードできます。郵送の場合は現金書留と代引きの両方が選択できるのですが、FAXの場合は代引きのみとなっているので、ご祈祷料と送料のほかに代引き手数料がかかります。

ご利益は厄除け・病気平癒・心願成就など

中野不動尊で行っているご祈祷のご利益については、六三除などの厄除けの他に、通常の厄除け、病気平穏身体堅固などの厄除けも受け付けています。また、家内安全、出産安全、心願成就、商売繁盛、合格祈願、交通安全、車両安全などのご利益もあるそうです。

「中野不動尊」の参拝スポット

初詣や初参り、七五三や厄払いなど、ご祈祷のために参拝する人も多い中野不動尊ですが、中野不動尊を訪れた際はぜひ立ち寄ってみたい、中野不動尊の見どころでもある参拝スポットについてご紹介します。

参拝スポット①とげぬき地蔵

中野不動尊の参拝スポットその①はとげぬき地蔵です。とげぬき地蔵とは、人間の五慾・三毒・四苦・三障を取り除くための地蔵です。

自分の身体で気になる部分を、お地蔵様の体に照らし合わせ、その部分をたわしでこすることで、「サワリのとげをぬく」という習わしがあります。

中野不動のとげぬき地蔵は、後で紹介すること清水の中に立っています。お地蔵様をたわしでこすった後は、丁寧に清水の水をかけてお参りをします。

参拝スポット②大日堂

中野不動尊の参拝スポットその②は大日堂です。中野不動尊の大日堂は奥の院洞窟の入り口に建っており、開山800年記念として昭和54年に建造されました。大日堂の下層部分には頸霊門と呼ばれる門があり、こちらは洞窟巡りの入り口につながっています。

大日堂は三層からなる朱色のお堂で、最上階には大日如来が祀られています。この大日如来は、二十年ごとに開帳されています。脇立(わきじ)には不動明王と愛染明王の像が並べられています。また、大間の両側の経蔵には三万巻の般若心経が納められているそうです。

参拝スポット③本堂

中野宇不動尊の参拝スポットその③は本堂です。中野不動尊の歴史は830年以上と大変長く続いているのですが、その間守られてきた不滅の聖火は、明治初期の明治維新による修験道弾圧がもとで、一度、聖火が消える危機を迎えました。

そこで中野山を守るべく、それまでは洞窟のみであった中野浮動層に、信者の人たちが一丸となって本堂が建てられました。そうして、明治36年、大本山永平寺(だいほんざんえいへいじ)六十四世森田悟由(もりたごゆう)禅師により、中野不動尊の正式名ともなっている、曹洞宗中野山大正寺(本堂)が開かれました。

参拝スポット④奥の院

中野宇不動尊の参拝スポットその④は奥の院です。奥の院と不動滝周辺を指します。この奥の院のご本尊は三ケ月不動明王で、洞窟の奥には中野不動尊のはじまりである、恵明道人が灯した不滅の聖火が今でも絶えず燃え続けています。

奥の院には、不動滝や洞窟など見どころもたくさんです。紅葉の季節になると、とても風情のある場所となり、参拝客を魅了する紅葉スポットでもあります。

参拝スポット⑤洞窟めぐり

中野宇不動尊の参拝スポットその⑤は洞窟めぐりです。この洞窟とは奥の院にある洞窟で、はるか昔は七つの洞窟に分かれていました。その昔、数日をかけて滝修行を行うために中野山を訪れた修検者たちが、雨露をしのぐために、この洞窟を掘ったと言われています。

今では、七つの洞窟はひとつにつながっており、洞窟めぐりとして参拝できます。洞窟は1週するのにおおよそ10分から15分を要し、洞窟内には不動明王の弟子とされる三十六童子が祀られています。

参拝スポット⑥不動滝

中野宇不動尊の参拝スポットその⑤は不動滝です。中野山の中でも一番古い信仰の場所となっています。この不動滝には、開祖である恵明道人がカモシカを追って入ったと言い伝えられています。

毎年、春を迎えるお祭りとして2月28日に開催される「歳祭り」では、梵天(ぼんてん)をかかえた修行者たちが、滝に入り水行を行う姿が有名です。秋には滝の周辺が紅葉で彩られ、素晴らしい景色が見られます。

参拝スポット⑦こと清水・岩窟清水

中野宇不動尊の参拝スポットその⑥は、こと清水・岩窟清水です。こと清水は、ご祈祷澱の地下から湧き出る清水のことです。とげぬき地蔵もここにあります。

こと清水の名前の由来は、平安後期に不動尊に供事し、栗子峠(福島県と山形県の県境にある峠)越えをする人たちを助けた「こと姫」が、美しい姿を水面に映したことから付けられました。とげぬき地蔵をたわしで洗ったあと、こと清水の水で清め奥の院へと参拝します。

岩窟清水(いわやしみず)とは、奥の院の洞窟から湧き出る清水です。ミネラルを豊富に含み飲用できる清水です。水温は13.5度となっています。この水を飲むと活気が出てくると言われています。また、岩窟清水をとげぬき地蔵にかければ、三毒(人間の三つの煩悩)を取り除けると言われています。

「中野不動尊」のお守りと御朱印

中野不動尊では他のお寺同様、境内でお守りが購入可能です。また、神社や寺院を参拝した際に参拝者に向けて押印される印章・印影される御朱印も手に入れることができます。

ここでは、指輪守りをはじめとした話題のお守りや、中野不動尊を参拝した際にはぜひ手に入れたい御朱印の情報について記載していきます。

「中野不動尊」のお守り

野不動尊には女性に人気の指輪守りをはじめとして、さまざまなお守りが売られています。中野不動産のお守りを普段から身に付けることで、さらなるご利益も期待できます。中野不動尊で購入することができる、人気のお守りについて紹介していきます。

お守り①身守りたにし

中野不動尊池には、たにしヶ池(別名、水芭蕉池)と呼ばれる池があり、ここには不動明王の使えとされるタニシが生息しています。このタニシたちは、昔ご祈祷澱が火災に合い全焼した際に、本尊の不動明王様を守ったと言われています。

そのタニシにちなんだお守りとして、見守りたにしとして売られています。お守りはキンホルダー型で、かわいらしいタニシと鈴がついています。ゴールドとシルバーがあり、1つ1,000円で購入可能です。

お守り②厄除守り

中野不動尊には厄除け専用の「厄除守り」も売られています。さすが、厄除けのスポットとして有名な中野不動尊です。厄除守は赤と青の2色があり各600円で販売されています。厄年の人へのお土産としても有効なお守りです。

お守り③指輪守り

中野不動尊の指輪守りはネットでも話題のお守りです。中野不動尊の指輪お守りは、厄除けにご利益があります。指輪型ということで、紛失しにくく落とさないというのもポイントです。指輪のサイズも各サイズ用意されていますので、予め自分の指輪のサイズを把握しておくと購入しやすいです。

指輪守りは800円ですが、プラチナで仕上げられており、シンプルで飽きの来ないデザインとなっています。中には、結婚指輪よりいいわという女性の声も。女性を中心に人気のある指輪守りとなっています。確かに、指輪だと普段から身に付けやすいですね。

指輪型のお守りは全国各地のお寺や神社でも手に入りますが、日本三大不動である中野不動尊の厄除けの指輪お守りということで、かなりのご利益が期待できそうです。指輪なのでカップルや友達でお揃いで購入してみるのもいいですね。

御朱印は御守り授与所でいただける

中野不動尊を訪れた証として頂ける御朱印は、御守り授与所で受け取ることができます。中野不動尊の御朱印には、中央に力強い字で中野不動尊と書かれており、御朱印には中野不動尊のシンボルでもある不滅の聖火が描かれています。中野山大正寺を訪れた証としてぜひ手に入れたい御朱印です。

また、御朱印と一緒に中野不動尊の御朱印帳も手に入れてはいかがでしょうか。中野不動尊の御朱印帳には大日堂が刺繍されており、ブルーの背景に朱色の大日堂が美しいデザインです。

初穂料は300円

中野不動尊の御朱印の初穂料は300円となっています。御朱印帳は御朱印込みで1,700円となっています。どちらも境内のお守りが売っている場所で、一緒に購入することができます。お守りと共に御朱印も手に入れておくと、中野不動尊を参拝した記念にもなりそうですね。

「中野不動尊」の詳細情報とアクセス

中野不動尊は大正寺以外にも見どころが多く、歩いて見て回る見どころも多い場所です。足が疲れたり、お腹が減ってしまった時に、休憩どころにもなる茶屋かもしか庵の詳細や、中野不動尊までのアクセス方法など、気になる詳細情報をまとめています。

休憩所「茶屋かもしか庵」

中野不動尊の境内には、歩き回った後の疲れを癒すことができる休憩どころ、茶屋かもしか庵があります。かもしか庵の名前は、中野不動尊の開祖である恵明道人を山へと導いた、一匹のかもしかが由来となっています。

無料で十貴茶をいただける!

茶屋かもしか庵では、名物の十貴茶(とうきちゃ)が頂けます。十貴茶にはドグダミをはじめとした薬草が使われており、胃腸が弱い方にもおすすめのお茶だそうです。イートインスペースではポットに十貴茶が用意されており、自由に飲むことができます。

厄除だんごや縁起そばなどメニューも豊富

その他、茶屋かもしか庵には、小腹を満たすのに丁度良い軽食メニューも用意されています。中野不動尊ならではのメニューとしては、かもしか庵オリジナルの厄除けだんごがおすすめです。厄除けだんごは串になっているので、美しい中野不動尊の紅葉を見ながら、お団子を食べるのも風情があっていいですね。

初詣の客に人気の縁起そば(550円)は通常メニューとしていただけます。うどんやそばを中心に豊富なメニューが揃っており、正月限定の豚汁やおしるこなどの期間限定メニューも楽しめます。イートインスペースも確保されているので、歩き疲れた時は茶屋かもしか庵で休憩がおすすめです。

お土産も販売

茶屋かもしか庵にはお土産コーナーも併設されており、中野不動尊オリジナルのお土産の他にも、近くの飯坂温泉、福島県内に関連するお土産も売られています。また名物の十貴茶もこちらで購入が可能です。かもしか庵を訪れた際は、ぜひお土産コーナーものぞいてみてはいかがでしょうか。

「中野不動尊」へのアクセス

中野不動尊までの気になるアクセス方法を記載します。中野不動尊へのアクセスは電車を使うか、車を使うアクセス方法が便利です。それぞれのアクセス方法について詳しくご紹介していきます。中野不動尊を訪れる際のご参考にしてください。

電車は飯坂温泉駅より車で約10分

電車を使う場合のアクセス方法です。電車でのアクセスには、福島交通飯坂線を利用し終点の「飯坂温泉駅」で下車します。飯坂温泉駅までの乗車時間は約25分程です。電車を降りた後はタクシーで中野不動尊を目指します。駅から中野不動尊までの乗車時間は約10分程度となっています。

車は福島大笹生ICより約5分

車を使ったアクセス方法です。車を使うアクセスでは東北自動車道を利用します。東北自動車道を使って中野不動尊を目指す場合には、二通りのアクセス方法があります。

一つ目は、東北自動車道の「福島飯坂インター」を使うルートです。この場合は山形方面を目指しインターを降りた後、約10分ほどで中野不動尊に到着します。

もう一つのアクセスルートは、東北自動車道の「福島大笹生インターチェンジ」を使う方法です。この場合は、インターチェンジを降りた後、出口を右折し、2つ目の信号を左折します。約5分程で中野不動尊に到着します。

駐車場あり

中野不動尊には無料の駐車場も用意されています。しかも、駐車場は第一~第五まであるので、満車になる心配もなく、中野不動尊までのアクセスも良好です。初詣などで込み合う場合でも、十六沼運動公園臨時駐車場が用意され、そこからシャトルバスが中野不動尊まで運行してくれます。

「中野不動尊」の基本情報

名称 中野山大正寺中野不動尊
住所 福島県福島市飯坂町中野字堰坂28
営業時間 午前8時半〜午後5時
※10月中旬から12月は閉門が午後4時まで
アクセス 電車の場合:
福島交通飯坂線の終点「飯坂温泉駅」で下車
駅からタクシーで約10分ほどで到着
車の場合:
東北自動車道「福島飯坂インター」で降り、
山形方面へ進み、約10分ほどで到着
料金 拝拝料は無料
公式HP https://nakanofudouson.jp/

最強の厄払いスポット「中野不動尊」に行こう!

日本三大不動として名高い中野山大正寺中野不動尊は、830年以上と長い歴史を持つお寺です。厄払いに最強のご利益があり、祈祷場所としても有名です。境内にはとげぬき地蔵や洞窟めぐりなど、長い歴史の中で信仰者の方々が造り上げてきた、参拝スポットもたくさん見られます。

紅葉の季節には、美しい紅葉を背景にした不動滝のある奥の院の景色も素晴らしく、福島きっての紅葉の名所でもあります。周辺には、飯坂温泉をはじめとした温泉もあり、温泉巡りにもアクセスしやすいロケーションです。福島を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみたいご利益の高いパワースポットです。

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この記事のライター
LYN
九州生まれ、温泉旅行と食べ歩き大好き女子です。個人的に好きな温泉は、海を見渡せるパノラマビューがある温泉です。ご当...

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