秋田「なまはげ柴灯祭」とは?開催日程や会場・見所を徹底紹介!

人気の「なまはげ柴灯祭」は御存じでしょうか?なまはげは男鹿の地元の村に伝わる習俗で、この「なまはげ柴灯祭」は一般の方々にもなまはげを体験できるように工夫されたまつりです。このまつりの日程や会場へのアクセス、見どころなど詳しい情報をご紹介しましょう。

秋田「なまはげ柴灯祭」とは?開催日程や会場・見所を徹底紹介!のイメージ

目次

  1. 1秋田の「なまはげ柴灯祭」とは
  2. 2「なまはげ柴灯祭」の見所
  3. 3「なまはげ柴灯祭」のご利益
  4. 4「なまはげ柴灯祭」の関連情報
  5. 5「なまはげ柴灯祭」でなまはげの世界に浸ろう

秋田の「なまはげ柴灯祭」とは

「なまはげ柴灯(せど)祭」とは、秋田県男鹿市北浦真山の真山神社で毎年2月に3日間の日程で行われるお祭りで、「みちのく五大雪まつり」のひとつです。

真山神社で行われる男鹿の冬祭り

なまはげ柴灯祭は、秋田男鹿真山神社で行われ、「柴灯(さいとう)」を神に供える神事である「柴灯祭」と、郷土の民俗文化財である「なまはげ」を組み合わせたお祭りで、真山神社の境内で柴灯を前になまはげが乱舞する様は、観る者を圧倒する迫力があり人気で混雑必至のお祭りです。

そもそも「なまはげ」とは

「なまはげ」は、「男鹿のなまはげ」として1978年5月、国の無形民俗文化財に指定され、さらに2018年11月に「ユネスコ 無形文化遺産」に登録されました。

なまはげの名称の由来は、囲炉裏端に長くいるとできる低温やけどの「ナモミ」「アマ」、それらができることは仕事をしない怠け者ということで、「ナモミをはがす」「アマをはがす」ことから「ナモミハゲ」「アマハゲ」、なまはげとなったという説です。

なまはげは妖怪と同じく民間伝承であり、正確な発祥は不明です。昔から秋田の男鹿には、「中国の皇帝が毎日5匹の鬼を働かせていたが、正月の15日だけは鬼に暇を与え里に解き放ったところ大暴れした。」との伝説が残るそうです。

この伝説からなまはげは鬼、と思われている方が多いですが、伝承では、怠惰や不和などの家庭の悪事をいさめ、災いを祓いにやって来る神です。なまはげ柴灯祭では、真山神社でお面に神を入魂する神事があり、神聖な来訪神とされます。

男鹿に伝わる習俗のなまはげの行事は、大晦日に大きな出刃包丁やナタを持って鬼の面を被り、「ケラ」と呼ばれる蓑と「ハバキ」と呼ばれる藁で編まれたスネ当てを身にまとい、なまはげに仮装した村人が一件一件家を訪ねて回ります。
 

その際に「悪い子はいねがー」「泣く子はいねがー」と威嚇しながら、初嫁や子供を探して暴れ回る行事です。その家の主人は正装をしてその年におかした怠惰や不和などの悪事を鬼に白状した後は、お酒を鬼に振る舞い、なまはげを送り出します。

この「悪事を白状」という行為は一種の懺悔を意味し、その年の家庭内での穢れた部分をこのなまはげによってお祓いし持ち去ってもらい、浄められた家庭で新たな年を迎える行事と言えるでしょう。

かつては旧暦の小正月1月15日に行われていたようですが、今では大晦日になっています。なまはげ柴灯祭の行われる2月第二週は、旧暦の1月15日に近い時期として定めています。

但し、なまはげの行事は村の習俗で、大晦日に民家で行われる行事であることや、少子高齢化で「未婚の男性」とされるなまはげ役のなり手が少なくなったこと、訪問先も少子化で減少したことで動機が減退したこと、年末年始で仕事や旅行で不在な家庭も多くなり生活スタイルの変化もあって、行事の存続も今後危ぶまれています。

なまはげ柴灯祭においても同じことが言えますが、地元としてはなまはげの世界遺産登録もあり、観光資源の一つとして「なまはげ館」などの施設の開館や、なまはげ立像の設置、なまはげ柴灯祭の開催などを通じてなまはげ文化の伝承と人気を盛り上げて行きたい考えです。

「なまはげ柴灯祭」の見所

それでは「なまはげ柴灯祭」の見所について、なまはげ柴灯祭のスケジュールに沿ってご紹介しましょう。なまはげ柴灯祭は3日間の日程で行われますが、鎮釜祭だけは金曜日のみ行われます。

見所①湯の舞・鎮釜祭

なまはげ柴灯祭の18時から広場入口で行われる鎮釜祭は、大釜に湯を沸かし、神官が呪文を唱えながら、藁ぼうきで湯をかき回す伝統的な神事です。湯立てには荒れた海を鎮めるという信仰があります。湯の舞では男鹿地方独特の祓い神楽が奉納されます。

見所②なまはげ入魂

なまはげ柴灯祭の18時20分から参道入口で始まる「なまはげ入魂」は、なまはげに扮した若者たちがなまはげと化し山に戻って行く行事です。なまはげは神聖な行事のためにきちんとした儀式を行います。参道入口の石段で神の入られた面を授かり身に付けます。

見所③大晦日の行事「なまはげ」の再現

なまはげ柴灯祭の18時35分からは神楽殿において、大晦日に男鹿市内各地で行われる、なまはげが家々を訪れ訓示を残し帰って行く様子を再現します。

見所④なまはげの踊り・太鼓

なまはげ柴灯祭の18時55分からは柴灯火前で、秋田生まれの現代舞踏家の故石井漠氏が振り付けし、息子さんの石井歓氏が作曲した勇壮な「なまはげ踊り」が見られます。

また、なまはげ柴灯祭の19時5分からは神楽殿で、「家内安全」「五穀豊穣」を祈念し、なまはげと和太鼓の組み合わせによる「なまはげ太鼓」が演奏されます。この太鼓演奏者の皆さんは、海外でも有名な和太鼓奏者の方々ですので、これを目当てに遠くから来られる観光客もいます。

見所⑤なまはげの下山

なまはげ柴灯祭の19時25分からは広場・参道において、祭り最大の見せ場である「なまはげ下山」が行われます。闇の中から松明(たいまつ)をかざしたなまはげが現れ、境内を勇壮に練り歩きます。幻想的で神秘的な光景に観ている人々は感動することでしょう。

なまはげ柴灯祭での献餅の儀式は、神の使者であるなまはげに、神に献上する護摩餅を進呈する儀式で、柴灯火で焼かれた餅を持ってなまはげは神の元に帰って行きます。

見所⑥各地区のなまはげの面もチェック

なまはげ柴灯祭の20時からは神楽殿・広場で「里のなまはげ乱入」が行われます。お面に特色のあるなまはげが市内各地区から乱入します。地域によって様々なお面があることが分かります。

同じくなまはげ柴灯祭の20時からは神楽殿前で、お待ちかねの「護摩餅配りが」あります。なまはげが餅を配り、これら餅には災難除去のご利益があると言われています。

「なまはげ柴灯祭」のご利益

「なまはげ 柴灯祭」のご利益について、「護摩餅配り」「なまはげが落とした藁」についてご説明します。

ご利益①護摩餅配り

なまはげ柴灯祭で、なまはげが配る護摩餅は柴灯火で焼かれ、災難除去のご利益があると言われています。見た目は黒く焼かれていますが中は白い縁起物です。

ご利益②なまはげが落とした藁

なまはげ柴灯祭でなまはげは藁で作られた衣装である「ケラミノ」や、藁で編まれたすね当てである「ハバキ」をまとって練り歩きます。

これらの衣服から落ちた藁を頭に巻きつけると無病息災、頭が良くなる、風邪をひかないなどのご利益が得られると評判です。但し、衣服から直接藁を引き抜く行為には、そのようなご利益は受けられません。

「なまはげ柴灯祭」の関連情報

それでは秋田県の真山神社で行われる「なまはげ柴灯祭」の情報についてご紹介します。2019年までの情報を元に記載しますので、正確な日程などはホームページなどでご確認をお願いします。

日程

なまはげ柴灯祭は、毎年2月の第2週金曜日から日曜日の3日間の日程で、時間は18時から20時30分までのスケジュールで行われる祭りです。

会場

なまはげ柴灯祭は、秋田県男鹿市にある真山神社(秋田県男鹿市北浦真山水喰沢97)で行われます。会場へのアクセスについては下記の関連情報の欄に詳しく記載してあります。

行事のスケジュール

なまはげ柴灯祭の行事は、以下のスケジュールにて3日間の日程で行われます。
18:00〜 湯の舞と鎮釜祭 広場入口 (金曜日のみ開催)
18:20〜 なまはげ入魂 参道入口
18:35〜 なまはげ行事再現 神楽殿
18:55〜 なまはげ踊り 柴灯火前
19:05〜 なまはげ太鼓 神楽殿
19:25〜 なまはげ下山と献餅 広場・参道
20:00〜 里のなまはげ乱入 神楽殿・広場
〜20:30  護摩餅配り 神楽殿前

真山神社へのアクセス

なまはげ柴灯祭が行われる真山神社へのアクセスは、なまはげ柴灯祭の間は男鹿駅と男鹿温泉郷から臨時バスが出ますので、公共交通機関で行かれるのが便利です。

車でのアクセスのため駐車場も用意されていますが、混雑が予想され収容台数に限りがありますのでご注意ください。特になまはげ柴灯祭中日の土曜日は混雑が予想されます。比較的金曜日か日曜日は混雑が避けられそうです。

電車で行く

電車でのアクセスですが、東京駅からは秋田駅まで秋田新幹線で約4時間、JR男鹿線で秋田駅から約1時間で男鹿駅下車、なまはげ柴灯祭期間中は臨時バスが利用できます。

バスで行く

なまはげ柴灯祭の期間中は臨時バスが会場まで出ています。男鹿駅からは、往路は男鹿駅16:35発で会場17:15着、男鹿駅17:50発で会場18:30着、復道は会場発で男鹿駅行き20:30〜20:50、満員になり次第出発です。

男鹿温泉郷からは、往路は男鹿温泉交流会館五風前16:50発で会場17:10着、男鹿温泉交流会館五風前17:30発で会場17:50着、復路は会場発で男鹿温泉郷行き20:30〜20:50、満員になり次第出発です。バスの料金はいずれも大人500円、子供250円です。

車で行く

なまはげ柴灯祭会場への車でのアクセスは、秋田自動車道と国道101号線を経由して秋田市から約50キロメートル、カーナビでは「なまはげ館」(男鹿市北浦真山)を目標地に設定すると良いでしょう。

駐車場情報

なまはげ柴灯祭会場の駐車場はP1からP5まであって、15:00以降約600台が収容できます。P1からP3は会場に近いので混雑が予想され満車になることが早いです。駐車料金(1,000円)は2019年から無料になりましたが、入場料が1,000円かかるようになりました。

「なまはげ柴灯祭」の混雑状況

なまはげ柴灯祭では例年、中日の土曜日が最も人が集まり混雑するとのことで、日曜日は比較的空いているとの情報です。金曜日か日曜日は混雑が避けられそうです。

「なまはげ柴灯祭」でなまはげの世界に浸ろう

なまはげ柴灯祭について、まつりの見どころと日程、会場までのアクセスについてご紹介してきました。なまはげ柴灯祭は、男鹿地方に伝わる習俗で地元の方々以外に触れることのないなまはげ体験を、一般の方々にも体験してもらおうと工夫されたまつりです。

なまはげは、2018年11月にユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、ますます世界の方々にも人気の出そうなこのなまはげ柴灯祭に、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。

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