「山形市野草園」には1000種類以上の野草や樹木が!見所やイベントは?

山形市野草園は自然豊かな土地に開園した県民の憩いの場。アサギマダラやホタルなどが見れることや高山植物を含む野草が数多く群生するため見所が多い観光スポットです。そんな山形市野草園のイベント情報やアクセス・駐車場情報を詳しくお伝えいたします。

「山形市野草園」には1000種類以上の野草や樹木が!見所やイベントは?のイメージ

目次

  1. 1自然の楽園「山形市野草園」
  2. 2「山形市野草園」6つのゾーンの見所
  3. 3「山形市野草園」で注目の植物&昆虫
  4. 4「山形市野草園」の主なイベント
  5. 5「山形市野草園」の施設詳細情報
  6. 6「山形市野草園」で自然散策を楽しもう!

自然の楽園「山形市野草園」

山形市の標高500mほどの大平沼を中心とした広大な土地にある「山形市野草園」。1993年に開園したこの山形市野草園はマイナスイオンで溢れ、山形駅からもアクセスしやすい森林浴にぴったりの観光スポットです。山形市政100周年記念事業の一環で開園し、今は多くの山形県民や国内外の観光客を癒しています。

西蔵王の地形を活かした山形市野草園の園内には高山植物や多くの木々などが群生し、アサギマダラやホタルなどの昆虫も見ることができるので昆虫観察に夢中の子供たちも多くみられます。そんな山形市野草園の見所やイベント情報、アクセス・駐車場についてもご紹介いたします。

野草や樹木が1000種類以上!

地元の人や観光客の憩いの場となっている「山形市野草園」には野草や樹木が1000種類以上を植栽しています。山形市野草園の各エリアで群生している野草の他にも世界で一本しかない桜の木など見所もたくさんです。ホタルやアサギマダラなど観察できる昆虫の種類も多く、大人も子供も大喜びで観察を楽しんでいます。

「山形市野草園」6つのゾーンの見所

「山形市野草園」は大きく6つのゾーンに分かれています。山形市野草園の入り口から時計回りに、「いこいのゾーン」「花の草原」「友好姉妹都市ゾーン」「自然ふれあいゾーン」「観察ゾーン」「ふれあいゾーン」の6つです。こちらでは各ゾーンの見所をご紹介いたします。

見所①花の草原

まずご紹介する花の草原ゾーンは山形市野草園の中心エリア。秋の七草であるハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ、ナデシコやルリタアザミなどの草本性植物を観察することができます。フジバカマが開花する季節にはアサギマダラをはじめとした蝶が多く集まります。

見所②シンボルゾーン

山形市野草園の「シンボルゾーン」はマグノリア通り、中央広場、自然学習センターからなり、山形市野草園のシンボルであるブナやオオヤマザクラが育つエリアです。

ブナは北海道から九州まで幅広く分布されている高木で、オオヤマザクラは北海道で多く自生しているためエゾヤマザクラともいわれる木です。また、春にはキタコブシとカスミザクラが競い合って咲く紅白の見事な花々が見られます。

見所③自然ふれあいゾーン

自然ふれあいゾーン」は大平沼・ミズバショウの谷・水辺の花・ハルニレとハンノキ林からなる山形市野草園の心臓部となるエリアです。木で遊歩道が敷かれ、その上を歩きながら水辺の花々を楽しむことができます。特に5月頃から見頃になるミズバショウの群生は見事で訪れる人の心を掴んでいます。

見所④観察ゾーン

高山植物

山形市野草園の起伏の激しい地形を活かしたロックガーデンやクリンソウの谷、ひょうたん池、薬草コーナーからなるエリアが「観察ゾーン」です。蔵王連峰を模して高山植物や亜高山植物を中心に植栽しています。

高山植物は高く育つ植物は少なく、固有種が多いのと美しい花を咲かせるのが特徴です。観察ゾーンではそういった沢山の種類の美しい花々が谷や水辺に咲いているのを観察することができます。

見所⑤いこいのゾーン

いこいのゾーン」は芝の草原がメインとなったエリアです。雄大な瀧山を眺めることができ、食事やアクティビティを楽しむことができます。このエリアから眺められる瀧山は蔵王連峰の山のひとつで、標高はそれほど高くないものの険しい山の姿が昔から信仰の対象となっています。

そんな雄大な姿を眺めながら芝生の上ではピクニックを楽しんだり、追いかけっこや縄跳びを楽しむ家族連れの方も多くみられます。暖かい日にはごろっと芝の上に横になりながら気持ちの良い風に吹かれるのも一興かもしれません。

見所⑥友好姉妹都市ゾーン

最後は「友好姉妹都市ゾーン」です。山形市の友好姉妹都市はオーストリアのキッツビューエル市、オーストラリアのスワンヒル地方市、中国の𠮷林市、ロシアのウランウデ市、アメリカのボルダー市、台湾の台南市です。このエリアはその名前の通り、各友好姉妹都市の地域的要素のモチーフや空間構造などを模して造られています。

各モチーフの庭には模様花壇やハーブ園などが作られていて、高台からは旭山連峰や月山・葉山などの山々も遠くに眺めることができます。

「山形市野草園」で注目の植物&昆虫

続いてご紹介するのは、「山形市野草園」で特に注目される植物と昆虫です!世界に1本だけの「ミヤマザクラ」、注目の蝶「アサギマダラ」、そのほかにもたくさんの注目すべき植物や昆虫が観察できる山形市野草園。その中でもこれだけはぜひ注目して欲しい植物と昆虫についてご紹介いたします。

注目の植物&昆虫①世界に1本だけ!「ミヤマカスミザクラ」

まずは世界に1本だけしかない稀少な「ミヤマカスミザクラ」をご紹介します。世界でこの山形市野草園にだけ自生するサクラの木ですが、そもそも山形市野草園にはミヤマザクラとカスミザクラが自生していました。

ある日、山形市野草園の職員が見つけたのは1本だけ他のどの木とも違う桜を咲かせている桜の木でした。観察したところミヤマザクラは葉が先に開いて花が咲く品種ですがその木は葉と花が同時に開き、ミヤマザクラの花びらは先が円形ですがその木の花は二つに裂けていました。

その他にミヤマザクラのような特徴も受け継いでいたため桜研究の第一人者である東京大学博物館の先生に研究を依頼したところ、ミヤマザクラとカスミザクラの両方の特徴を受け継いだ新種の桜だということがわかりました。「ミヤマカスミザクラ」は和名で学名は「Cerasus×shikamae H.Ohba」という名前で発見者の志鎌さんの貢献を讃えています。

注目の植物&昆虫②奇跡の蝶「アサギマダラ」

アサギマダラ」は羽にステンドグラスのような薄い浅葱色と黒と褐色のまだら模様を持っている美しい蝶です。アサギマダラは春から夏、長ければ秋の中頃まで日本の各地で見かける蝶ですが、実は数千キロを旅する不思議な性質を持っています。

アサギマダラは暖かく過ごしやすい場所を好み繁殖するため、真夏は日本の高原地帯でよく見かけ、冬は南の沖縄や台湾などにも飛んでいきます。山形市野草園ではフジバカマにたくさんのアサギマダラが集まる姿を見かけます。日本を縦断するので都市部の公園などでもみかけることがあります。

日本を縦断し、観測されている個体だけでも2,100キロ以上を飛んでいた記録があることから、アサギマダラは奇跡の蝶と呼ばれていたりします。たくさんいる蝶の種類の中でもアサギマダラのような長距離を飛来する種類の蝶はほとんど見かけません。ふわふわと美しい羽を広げ漂う姿を見ていると時間を忘れ夢心地な気分でいられそうです。
 

注目の植物&昆虫③1万株程の「ミズバショウ」

ミズバショウ」は本州の中部より北の地方に分布され4月~7月に見頃を迎える多年草です。育つと60㎝~1mほどになります。山地の湿原に生え、大きな緑の葉と白い仏炎苞(仏様の絵などにみられる背景の炎の飾りのこと)が鮮やか。実はこの白い仏炎苞はミズバショウの花びらではありません

ミズバショウの花びらは中央に伸びる黄色い部分についています。山形市野草園ではピークになると1万株以上のミズバショウが咲き、訪れる人を楽しませてくれます。

ザゼンソウの群生も

「ミズバショウ」より少し早いまだ寒い時期に湿地を彩るのは「ザゼンソウ」という野草です。こちらはあずき色の仏炎苞をもっている珍しい見た目。開花するときに熱を放ち、雪を解かすことから春の訪れを告げる植物といわれます。

英名でスカンクキャベツと呼ばれるのは熱を放つときに悪臭を放つためだとか。運がよければ(?)開花のタイミングを山形市野草園で見られるかもしれませんね。

「山形市野草園」の主なイベント

続いては「山形市野草園」の主なイベントをご紹介いたします。開園時期は4月~11月末の春から秋にかけての時期になりますが、山形市野草園では「ホタル観賞会」など色々なイベントを開催しています。今回ご紹介するのはその一部。他にもたくさんのイベントを開催していますのでぜひ訪れる前に公式サイトなどでチェックしてみてください。

イベント①秋の野草園祭り

山形市野草園では大きなイベントとして「野草園祭り」を開催しています。秋の野草園祭りの開催時期は毎年9月中旬。バルーンアートのプレゼントや臼と杵でついたつきたてのお餅の振る舞い、ミニ新幹線の運行、木の実でつくるアート講座、山形まるごと市など期間中はたくさんの催しがあります。

ほとんどが無料で参加できるので家族で訪れても1日過ごせるのではないでしょうか。イベント開催中も園内の野草を見て回れますし、いこいのゾーンでシートを敷いてピクニックも楽しめます。

乗馬体験も!

山形市野草園で開催される秋の野草園祭りでは乗馬体験も楽しめます。サラブレッドとポニーの二種類の馬がいて好きなほうに乗馬できますが、各100名限定で当日9時から整理券が配布されます。サラブレッドに乗れる経験というのはなかなか無いので大人の方はサラブレッドに、お子様はポニーに、ぜひ整理券をゲットして体験してみてください。

春にも野草園祭りが開催

秋の野草園祭りを紹介しましたが、山形市野草園では春にも野草園祭りが開催されます。基本的にはGW前後の日程で、2019年は4月27日(土)~5月6日(月)までの10日間開催されました。2019年は特に体験イベントの他にも飲食やクラフトのお店も日替わりで出店されていました。

5月4日のみどりの日には入園料無料で開放されていました。2020年はまだお知らせされていませんが、毎年3月か4月頃の山形市野草園のサイト内で告知されますのでぜひチェックしてみてください。秋の野草園祭りでも大人気の乗馬体験もあります!

イベント②ガイドウォーキング

山形市野草園のガイドウォーキングは、植物に詳しい職員さんが園内の植物を説明しながら一緒に歩いてくれるイベントです。毎週日曜と祝日に午前の部と午後の部で各1時間半、5月と9月には土曜日も開催されます。

【開催日】 毎週日曜・祝日(5月、9月は土曜日も開催)
【開催時間】 午前の部:10:00~11:30
午後の部:13:00~14:30
【料金】 無料(申し込み不要)

イベント③ホタル観察会

山形市野草園では毎年6月下旬~7月上旬までたくさんのホタルが飛び交います。ホタルは環境が整った場所でないと生息せず、都市部では年々、野生のホタルを鑑賞できる場所がなくなってきていますが自然の環境が保護されている山形市野草園ではヘイケボタルゲンジボタルの2種類のホタルを鑑賞することができます。

この2種類のホタルが鑑賞できる期間中、山形市野草園では夜の時間帯に臨時開園をして「ホタル観察会」を開催しています。暗闇に飛び交う2種類のホタルを見る貴重な機会で毎年申し込みが多いので早目に申し込むのがポイントです。

【開催時期】 6月下旬~7月上旬の内、数日間
【開催時間】 19:30~20:30(受付は19:00~19:30)
【料金】 300円(入園料込み) ※高校生以下無料
【申し込み】 事前に必要(電話か公式サイトから) 各日80人限定

イベント④お山マルシェ

山形市野草園のイベント「お山マルシェ」は2018年に初開催されたイベントで、野草園にキッチンカーで飲食店が出店されるイベントです。アジアンフードやドーナッツ、ラーメンや果実シェイクなど様々な種類のフードが出店されます。また、体験イベントなどもあり、1日過ごすにはぴったりなイベントとなっています。

【開催時期】 7月下旬(2019年は7月27日(土))
【開催時間】 10:00~15:00
【開催場所】 中央広場

イベント⑤体験教室

山形市野草園では様々な体験教室を開催しています。自宅で花を楽しむための「ガーデニング教室」「山野草の育て方教室」、リースやスワッグ(壁飾り)を作る体験教室、ボタニカルアート体験教室、ウォーキングをしながら薬草や薬膳について学ぶ体験教室など、初心者も気軽に参加できるようなプログラムになっています。

イベント⑥きのこ汁振舞い

こちらも毎年恒例のイベントですが、秋の味覚のきのこを使った「きのこ汁振舞い」イベントも山形市野草園で催されています。2019年は11月3日に行われました。冷たくなってきた空気の中で温かいきのこ汁をいただいて心身ともに暖まれるイベントとなっています。(先着制)

焼き芋を振る舞うイベントも

2019年のきのこ汁振る舞いイベントの前日には焼き芋を振る舞うイベントも開催されました。こちらも先着制で朝から整理券が配布されますが、しっかりと石で焼かれた焼き芋はホクホクしてとても甘く大好評だったそうです。

「山形市野草園」の施設詳細情報

山形市野草園は春から秋の限定期間開園ですが、たくさんの見所やイベントなど盛りだくさんで山形の観光スポットとしておすすめできる場所のひとつです。山形駅から車でのアクセスも近く、バスで訪れることができます。訪れる際はぜひ公式サイトでイベント情報などをチェックしてください。

山形市野草園の詳細情報

 

【住所】 山形県山形市大字神尾832-3
【アクセス】 山形駅から車で約18分
山形駅から山交バス「神尾」下車徒歩約13分
【開園期間】 4月~11月(冬季休園)
【開園時間】 4月~5月/9月~11月 9:00~16:30(入園は16:00まで)
6月~8月 9:00~18:00(入園は17:00まで)
【休園日】 月曜(祝日の場合は翌平日)
※4月第3月曜日~6月第2月曜日までは無休
【入園料】 大人:300円 高校生以下:無料
【公式サイト】 https://www.yasouen.jp/
【問合せ】 電話:023-634-4120

アクセスの詳細

山形市野草園に車でアクセスする場合はJR山形駅から約18分です。西蔵王公園方面へ向かって国道53号線を通り目的地「山形市野草園」にアクセスできます。バスの場合は山形駅前のバス停から山交バスの神尾行に乗り約33分で「神尾」のバス停からは徒歩で13分ほどでアクセスできます。

駐車場の詳細

山形市野草園には無料の駐車場があります。山形市野草園の駐車場は広く作られていますので安心して長く滞在することができるようになっています。大型連休などで訪問する際の駐車場の空き状況については電話でお問い合わせをお願いいたします。

「山形市野草園」で自然散策を楽しもう!

山形市野草園は山形駅からもアクセスしやすく、自然を感じられる観光スポットとしてとてもおすすめの場所です。車でアクセスした場合でも広い駐車場が無料で利用できますので子供連れで訪れるにもぴったり。広い敷地内で子供たちも身体をたくさん動かせます。

無料の駐車場のほかにも、開催される様々なイベントや園内のカフェなどもおすすめの一つですので1日過ごすつもりで訪れてみるのも良いかもしれません。

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この記事のライター
ぶんゆみ
一人旅、時々現地集合な旅が好きです。海外・国内・ご近所も暇さえあれば飛んでいきます。

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