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佐賀の名産工芸品「有田焼」とは?その歴史や特徴・伊万里焼との違いは? | 旅行・お出かけの情報メディア
















佐賀の名産工芸品「有田焼」とは?その歴史や特徴・伊万里焼との違いは?

日本の名陶器「有田焼」をご存知ですか?有田焼は17世紀初頭から製造されている歴史ある陶器です。世界的にも人気があり、世界中の陶器マニアから深く愛されています。ここでは有田焼の歴史や特徴、有田焼の製造体験ができる観光スポットを紹介!伊万里焼との違いも説明します。

佐賀の名産工芸品「有田焼」とは?その歴史や特徴・伊万里焼との違いは?のイメージ

目次

  1. 1日本が誇る磁器「有田焼」
  2. 2「有田焼」の特徴や歴史
  3. 3「有田焼」の有名な窯元
  4. 4「有田焼」に関するおすすめ観光スポット3選!
  5. 5「有田焼」の絵付け・作成体験スポット3選!
  6. 6生活の中にお気に入りの「有田焼」を!
    1. 目次
  1. 日本が誇る磁器「有田焼」
    1. 有田焼は佐賀の名産工芸品
  2. 「有田焼」の特徴や歴史
    1. 約400年の歴史のある有田焼
    2. 有田焼の特徴とは
    3. 有田焼と伊万里焼との違い
    4. 佐賀の有名な陶器市「有田陶器市」
      1. 有田陶器市の基本情報
  3. 「有田焼」の有名な窯元
    1. 有田焼の窯元①深川製磁
      1. 深川製磁の基本情報
    2. 有田焼の窯元②今右衛門窯
      1. 今右衛門窯(いまえもん)の基本情報
    3. 有田焼の窯元③源右衛門窯
      1. 源右衛門窯(げんえもん)の基本情報
    4. 有田焼の窯元④香蘭社
      1. 香蘭社(こうらんしゃ)の基本情報
    5. 有田焼の窯元⑤柿右衛門窯
      1. 柿右衛門窯(かきえもん)の基本情報
    6. 有田焼の窯元⑥皓洋窯
      1. 皓洋窯(こうようかま)の基本情報
    7. 有田焼の窯元⑦しん窯青花
      1. しん窯青花(しんがませいか)の基本情報
  4. 「有田焼」に関するおすすめ観光スポット3選!
    1. 観光スポット①大川内鍋島窯跡
      1. 大川内鍋島窯跡(おおかわち)の基本情報
    2. 観光スポット②陶山神社
      1. 陶山神社(とうざんじんじゃ)の基本情報
    3. 観光スポット③佐賀県立九州陶磁文化館
      1. 佐賀県立九州陶磁文化館の基本情報
  5. 「有田焼」の絵付け・作成体験スポット3選!
    1. 体験スポット①有田ポーセリンパーク
      1. 有田ポーセンリンパークの基本情報
    2. 体験スポット②有田焼のデパート 丸兄商社 (敏右衛門窯)
      1. 丸兄商社(敏右衛門)の基本情報
    3. 体験スポット③幸楽窯 徳永陶磁器
      1. 幸楽窯の基本情報
  6. 生活の中にお気に入りの「有田焼」を!
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日本が誇る磁器「有田焼」

有田焼は1600年代(17世紀)に朝鮮出身の李参平(り・さんぺい)により、佐賀県有田町で開かれた天狗谷釜という窯元から生まれたとされています。有田焼は磁器に分類されており、軽くて丈夫、触り心地は金属のように滑らかなのが特徴です。

17世紀後半にはインドヨーロッパへ輸出されるようになります。当時には伊万里焼と呼ばれるようにもなりました。当時のヨーロッパ貴族からは「白い金」と称賛を浴びています。有田焼は今でもヨーロッパで人気があり、ヨーロッパの陶器にも大きな影響を与えているそうです。

有田焼は佐賀の名産工芸品

有田焼は佐賀県の名工芸品として有名で、有田焼のために観光する人もいるそうです。有田焼とは有田町を中心に作られる白磁陶器の総称で、特徴的なツヤ頑丈さが日常の食器として愛用されてきました。有田焼を取り扱う窯元は30以上あり、窯元によって陶磁器の特徴や質感は異なります

「有田焼」の特徴や歴史

有田焼は歴史が深く、時を重ねるにつれ様々な発展を遂げてきました。有田焼は世界レベルの磁器で明確なランクが付いています。有田焼の中には皇室に献上された物もあるほどです。そんな有田焼の歴史と特徴を深く掘り下げて説明します。同じく佐賀県の伊万里焼との違いも紹介するので必見です。

約400年の歴史のある有田焼

前述したように有田焼の歴史は深く、製造されたのは1610年頃だと云われています。朝鮮人の李参平が製造技術を伝えました。当時の陶器は中国の製造技法が主流でしたが、朝鮮での技法が使われて日本で独自の発展を遂げたそうです。東インド会社から世界中に輸出され、ヨーロッパ貴族から称賛されました。

有田焼の特徴とは

有田焼は陶器の中で磁器に分類されます。有田焼は日本で最初の磁器で、特に有田焼白磁は、当時の食器にはないツヤのある白さが世界中から注目を集めました。他の陶器には土を混ぜて焼き上げますが、有田焼は日本特有の天然陶石のみで焼き上げされるので、特徴的な白さが生まれるとのことです。

有田焼と伊万里焼との違い

佐賀県では有田焼伊万里焼が有名ですが、その違いはあまり知られていません。有田焼は日本磁器の親とされる陶器です。伊万里焼有田焼が進化して、色絵が入るようになった頃に「伊万里の港」から海外に輸出されるようになったことから伊万里焼と呼ばれるようになりました。つまり基本は同じものだったということです。

有田焼伊万里焼は基本の製造方法は同じです。しかし現在では、有田町で作られたのが「有田焼」伊万里市で作られるのが「伊万里焼」と呼ばれるようになりました。海外ではアルファベットで「IMARI」と表記され流通しています。海外では有田焼伊万里焼は「IMARI」という愛称で括りにされています。

佐賀の有名な陶器市「有田陶器市」

有田陶器市は明治29年(1896年)に現在の有田町で開かれた「陶磁器品評会」が元となっています。当時は四国十八箇所という寺院を巡る地元民のために不用品などを販売していました。今でも伝統的にその風習が残っていて、陶磁器の安さと種類の豊富さが楽しめるとのことです。

有田陶器市の基本情報

住所】 県道 281 号線, 1 中の原 有田町 西松浦郡 佐賀県 844-0009
【アクセス JRでのアクセス
博多駅~有田駅
佐賀駅~有田駅

車でアクセス
波佐見有田ICから約5分


公式HP】  http://www.arita-toukiichi.or.jp/

「有田焼」の有名な窯元

日本初の陶磁器「有田焼」の窯元は有田町に30以上あるとのこと。有田焼の窯元を見学することができ、有田焼の一部は焼き物専門の美術館に展示されています。ここでは、有田町を観光する際にぜひ足を運んでほしい有名窯元を7つ紹介します。

有田焼の窯元①深川製磁

深川製磁は1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞した実績と歴史ある窯元です。代表的な磁器はを基調としたものが多く、フランスと日本の伝統をモチーフに作られています。今までの陶磁器に見られなかった独創的なデザインはヨーロッパ各国から高い評価を得ているそうです。

深川製磁佐賀に3店舗六本木、博多、大阪に各1店舗づつ店を構えています。有田町にある本店は工房と開業当初から変わっていない外観を見学できます。内観はショールーム兼ショップとなっています。磁器の見学だけでも良いとのことなので、気になる人はぜひ足を運んでみてください。

深川製磁の基本情報

公式HP https://www.fukagawa-seiji.co.jp/
住所 佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-8
アクセス JR上有田駅から徒歩10分
問い合わせ 0955-42-5215

有田焼の窯元②今右衛門窯

今右衛門窯は江戸期から伝わる色鍋島と呼ばれる技法を色絵磁器に反映した伝統と格式ある窯元です。その技術は重要無形文化財保持団体から認められたとのこと。手仕事を重宝して造り上げた色絵磁器で人々の暮らしを豊かにするという理念があるそうです。

今右衛門窯の陶磁器はほかの陶磁器とは違い、まるで絵画のような仕上がりになっているそうです。使い込むごとに色に深みが出て、色の違いを楽しめるようになっています。窯元は茶室のようになっていて、そこでは「鍋島焼」や歴史深い「古伊万里焼」などの陶磁器が展覧されていて見学することができます。

今右衛門窯(いまえもん)の基本情報

公式HP https://www.imaemon.co.jp/
住所 佐賀県西松浦郡有田町赤絵町2-1-15
アクセス JR有田駅から徒歩22分
問い合わせ 0955-42-3101

有田焼の窯元③源右衛門窯

源右衛門窯は「古伊万里」を古来より伝わる手技で造り続けています。歴史は深く元和2年(1616年)頃に磁器焼成を始めたそうです。現代の源右衛門窯は「古伊万里」と「伊万里焼」を融合して、今の暮らしにあった陶磁器に昇華させました。

公式HPからはろくろから焼き上がりまで、6段階の工程を動画で覗くことができます源右衛門窯の陶磁器は「古伊万里資料館」という施設にも展示されているそうです。世界中で発見された古伊万里をそこで見ることができます。観光にもおすすめなのでぜひ足を運んでみてください。

源右衛門窯(げんえもん)の基本情報

公式HP http://www.gen-emon.co.jp/company/retail/001.html
住所 佐賀県西松浦郡有田町丸尾丙2726番地
アクセス 三代橋駅から徒歩12分
問い合わせ 0955-42-4164

有田焼の窯元④香蘭社

香蘭社は磁器だけではなく、ガラスセラミック製の食器を取り扱う窯元です。高貴なデザインと質感は人気があり、食卓に並べるにはぴったりのデザインになっています。様々なジャンルの料理と相性が良く、ヨーロッパで愛された金銀彩の食器など多彩な商品がたくさんあります。

ホームページでは食器に合わせた料理のレシピを公開しているので、料理好きの人にもおすすめです。春には「有田雛のやきもの祭り」など本店では様々なイベントが開催されています。「陶磁器・古陶磁美術館」も見どころの一つで、明治からの歴史がある香蘭社の磁器を見学することができます。

香蘭社(こうらんしゃ)の基本情報

公式HP https://www.koransha.co.jp/
住所 佐賀県西松浦郡有田町幸平一丁目3番8号
アクセス JR上有田駅から徒歩12分
問い合わせ 0955-43-2132

有田焼の窯元⑤柿右衛門窯

柿右衛門窯は1640年代に白磁赤絵を施す磁器を創作したのが始まりだそうです。柿右衛門の代表的な作品に濁手素地と呼ばれる乳白色の陶磁器があります濁手素地赤絵との相性も良く、1670年代にはその技術を確立したそうです。

柿右衛門窯では特徴的な乳白色の陶磁器を販売しているだけではなく、財団を設営して代表作品の展示や解説、技術についての講話などを行っているそうです。有田本店のほかにも東京と大阪にも直営店があるとのこと。ネットショップでも購入することができるので、気になる人はホームページから購入してみてください。

柿右衛門窯(かきえもん)の基本情報

公式HP https://kakiemon.co.jp/
住所 佐賀県西松浦郡有田町南山丁352
アクセス 三代橋駅から徒歩12分
問い合わせ 0955-43-2267

有田焼の窯元⑥皓洋窯

皓洋窯はシンプルなデザインが特徴の窯元です。色絵はすべて手作業で行っているので、同じデザインでも一つ一つ違いと味があるのも見どころとなっているとのこと。日常的に使いやすい商品が多く、中には可愛らしい箸置きやレンゲ、ミニチュアサイズのお皿など様々な商品を取り扱っています。

皓洋窯では特にしのぎシリーズが人気だそうで、淵に金色が施されているのが特徴です。有田焼の中でもリーズナブルな価格で購入することができるので、ご家庭に有田焼を取り入れたいという人におすすめです。

皓洋窯(こうようかま)の基本情報

公式HP https://kouyougama.co.jp/
住所 佐賀県西松浦郡有田町桑古場乙2380-1番地
アクセス JR有田駅から徒歩10分
問い合わせ 0955-42-2762

有田焼の窯元⑦しん窯青花

しん窯青花は1830年に創業された有田焼の民窯です。有田焼の白磁に藍色の色絵が施された磁器が特徴的で、工場を3つに分けて丁寧に生産が行われています。名入れを注文することも可能で、結婚記念日やお子さんにプレゼントとしても最適です。

絵描きの工房を開放しているので見学することができるのも魅力の一つです。案内を頼むと¥1000~¥3000で見学することができます。案内なしでの見学は無料で自由に工房を見て回ることができるそうです。6か月で学べる陶芸教室を開いているそうなので、陶芸体験をしたい人は公式HPから確認してみてください。

しん窯青花(しんがませいか)の基本情報

公式HP https://shingama.com/
住所 しん窯青花, 日本、〒844-0022 佐賀県西松浦郡有田町黒牟田 丙2788
アクセス 三代橋駅から徒歩22分
問い合わせ 0955‐43‐2215

「有田焼」に関するおすすめ観光スポット3選!

有田焼は陶器のほかにも、見どころがたくさんあります。窯元も観光には打ってつけですが、有田町には陶器を名物にした施設があるので紹介します。佐賀県を観光する人は必見です。

観光スポット①大川内鍋島窯跡

大川内鍋島窯跡は1600年代に将軍への献上品として、焼き物を造るために設立された窯元の跡地です。日によってはイベントが開催されます。伊万里焼物市などの窯元の多く集まるイベントがあり、全国から器好きが集まるそうです。粗品から一級品まで多くの器が集まるので観光ついでに参加してみてはいかがですか?

大川内鍋島窯跡(おおかわち)の基本情報

参考リンク https://www.nihon-kankou.or.jp/saga/detail/41205af2170018670
住所 佐賀県伊万里市大川内町
アクセス 伊万里駅からバスで15分
問い合わせ /0955-23-3186

観光スポット②陶山神社

陶山神社有田焼の魅力が満載の神社です。本殿や手水舎も磁器製で建造されているのが特徴的で、磁器製玉垣登録文化財に指定されています。ほかにも日本最大の狛犬や青銅製燈篭も見どころです。自然も豊かで四季を存分に感じることができ、季節によって楽しみ方が変わるので観光には最適となっています。

陶山神社(とうざんじんじゃ)の基本情報

公式HP http://arita-toso.net/
住所 佐賀県西松浦郡有田町大樽2-5-1
アクセス JR上有田駅から徒歩9分
問い合わせ 0955-42-3310

観光スポット③佐賀県立九州陶磁文化館

佐賀県立九州陶磁文化館有田焼だけではなく、九州各地の陶器を収集、研究されている施設です。陶器の展示だけではなく、トイレごみ箱、スイッチカバーなども陶器製になっています。

特に見て欲しいのは「有田焼からくりオルゴール時計」です。30分毎にからくりが起動して幻想的な雰囲気を楽しめるようになっているそうです。こちらも有田焼で制作されており、先ほど紹介した、源右ェ門・香蘭社・しん窯・深川製磁などの窯元も携わっています

佐賀県立九州陶磁文化館の基本情報

公式HP https://saga-museum.jp/ceramic/
住所 佐賀県西松浦郡有田町戸杓乙3100-1
アクセス JR有田駅から徒歩12分
問い合わせ 0955-43-3681

「有田焼」の絵付け・作成体験スポット3選!

先ほど紹介した窯元の中にも陶磁器の作成体験をできる所がありました。しかし有田焼絵付けや作成体験をできる施設はまだまだあるので、いくつか紹介します。お子さんと一緒に体験してみてはいかがですか?

体験スポット①有田ポーセリンパーク

有田ポーセリンパークには有田焼工房という施設が内設されており、ろくろから絵付けまでの陶芸体験をすることができます唯一無二の有田焼を作成することができて、丁寧に指導してくれると評判があります。ろくろ体験は¥2500下絵付けは商品にもよりますが、¥1000前後で体験することができるそうです。

特別なものだと、焼酎徳利に下絵付けをすると、焼き立ての徳利に焼酎を注いで飲むことができるそうです。下絵付けは予約不要ですが、ろくろは予約必須なので注意しましょう。作成まで1か月ほどかかるそうで、自宅に配送するサービスも行っています。※別途料金がかかります

有田ポーセンリンパークの基本情報

公式HP https://www.arita-touki.com/
住所 佐賀県西松浦郡有田町戸矢乙340番地28
アクセス 波佐見有田IC車で15分
問い合わせ 0955-41-0030
料金 ろくろ¥2500
下絵付け¥800~3500

体験スポット②有田焼のデパート 丸兄商社 (敏右衛門窯)

丸兄商社では有田焼販売、見学、ろくろ・絵付け体験ができます。ろくろ・絵付け体験敏右衛門窯という窯元が行っており、予約不要でいつでも体験することができます。JR上有田駅から近く観光ついで寄ってみると良いでしょう。団体でも予約可能で最大300名まで受け付けているそうです。

丸兄商社(敏右衛門)の基本情報

公式HP http://www.maru-kei.com/
住所 佐賀県西松浦郡有田町中樽1丁目4番28号
アクセス JR上有田駅から徒歩5分
問い合わせ 0955-42-2731
料金 ろくろ¥2500~
下絵付け¥1000~¥8000

体験スポット③幸楽窯 徳永陶磁器

幸楽窯では本格的に陶芸を学びたい人におすすめです。ほかの陶芸体験とは違い、職人気質、顧客目線、創造性の3つを大事にして体験することができるそうです。現役の職人が側で仕事をしているので、見学して実際に作成できるという、貴重な体験をすることができるとのことなので、気になる人は足を運んでみてください。

幸楽窯の基本情報

公式HP https://kouraku.jp.net/
住所 佐賀県西松浦郡有田町丸尾丙2512
アクセス JR有田駅からレンタル自転車で10分
問い合わせ 0955-42-4121
料金 ¥2200~

生活の中にお気に入りの「有田焼」を!

有田町では有田焼見るだけではなく作成の体験やいろいろな施設に使うなど、目新しい使い方があるのが分かります。有田焼と言っても様々な違いがあり、窯元によってそれぞれの特徴があっていろいろな楽しみ方ができますね。有田焼を購入していろいろな違いを感じてみてください。

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この記事のライター
荒木 龍太

元料理人。和食、イタリアン、スパイスなど専攻しておりました。


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