「磐梯山」の登山ルートを完全攻略!全コースと見所を解説!初心者必見!

「磐梯山」には6つの登山ルートがあり、初心者から上級者まで楽しむことができます。また、登山途中に見ることができる高山植物や紅葉、そして山頂からのパノラマは必見で、猪苗代湖や五色沼湖沼、安達太良山や朝日連峰などを一望できます。今回は「磐梯山」の魅力に迫ります。

 「磐梯山」の登山ルートを完全攻略!全コースと見所を解説!初心者必見!のイメージ

目次

  1. 1福島を代表する山「磐梯山」
  2. 2「磐梯山」の全登山ルート
  3. 3「磐梯山」登山の魅力や見所
  4. 4「磐梯山」登山の際の注意点
  5. 5「磐梯山」の詳細情報
  6. 6福島の名山「磐梯山」で登山にチャレンジ!

福島を代表する山「磐梯山」

磐梯山

出典:https://www.flickr.com/photos/38448167@N03/34527168206/sizes/l/

磐梯山は、会津若松市の北東、郡山市の北西に位置し、南麓には日本第4位の大きさを誇る猪苗代湖があり、福島県を代表する標高1,816mの山です。山頂には磐梯明神が祀られ、鎌倉時代には修験道の山でしたが、今では「会津磐梯山」という民謡にも謳われるように会津地方の人たちに愛されて続けています。

今回は、初心者にも上級者にもおすすめの登山ルートや、ロープウェイを使っての登山ルート、そして、登山口や登山に最適な時期や紅葉などの見所、そして、登山を楽しむ上での注意点などについて紹介します。

日本百名山に選出

「磐梯山」は日本百名山に選出されており、これは、文筆家でありながら登山家でもあった深田久弥氏が定めた「山の品格」「山の歴史」「個性のある山」という3つの基準を満たした日本国内の100の山のうちの一つです。

そして、雄大な山容や高山植物、そして山頂からのパノラマを楽しみに、ロープウェイも利用しながら多くの登山客が訪れます。

別名「会津富士」とも

「磐梯山」は、会津の地域からは見事な三角の山容を見ることができることから、会津富士と呼ばれており、また、民謡にもあるように会津磐梯山と親しみを込めて呼ばれることもあります。

一方で、1888年には大噴火による崩壊によって山の一部が崩れ、今では観光スポットにもなっている五色沼湖沼群を形成し、その裏磐梯と呼ばれる地域からは2つに裂けたフォルムを見ることができ、表と裏では対照的な形をしていますので、ロープウェイを利用して少し違った角度から山の形をチェックしてみるのも良いでしょう。

「磐梯山」の全登山ルート

磐梯山

出典:https://www.flickr.com/photos/124301423@N07/20406977719/sizes/l/

「磐梯山」は登山シーズンともなれば、多くの登山客で賑わいますが、地元の小学校では理科の授業などで磐梯山登山をするところもあるほど、初心者でも安全に上ることができるルートがあるほか、ロープウェイを利用したりするルートや、上級者向けのルートもあり、初心者から上級者までも登山を楽しむことができます。

今回は、初心者から上級者まで楽しめる磐梯山の全登山ルートを見所とともに紹介しますので、特に紅葉の時期などに、家族や仲間と楽しんでみてはいかがでしょうか。また、頂上で大パノラマを堪能して下山したら、麓の温泉でゆったりと疲れを癒すのもおすすめです。

ルート①八方台登山口コース

「磐梯山」の登山ルートとして最初に紹介するのは「八方台登山口コース」です。このコースは磐梯山の登山コースの中でもっとも登りやすく、片道約3.5㎞、所要時間約2時間10分で山頂まで辿り着くことができ、地元の学校行事として磐梯山登山の際にもよく使われます。

見所は、磐梯山噴火の影響を受けていないブナの森や、登山コース途中に見ることができる裏磐梯の湖沼や西吾妻山、そして、春の時期に見られるミヤマキンバイや夏の時期に見られるマルバシモツケなどの花々です。

初心者に適したルート

6つある磐梯山登山コースの中では、比較的平坦な道のりが続くもっとも登りやすく人気のあるコースで初心者に適したコースと言えます。頂上に至る途中の景色も素晴らしく、可愛らしい花々を見ることもでき、また紅葉の時期もおすすめです。

磐梯山登山ルートの「八方台登山口コース」は、標高1,194mの八方台を出発してブナ林の中を20分ほど進むとブナ林が途切れ見通しが良くなり、目前には磐梯山の山容を見ることができるポイント・中の湯跡に到着です。そして、ダケカンバの林を登りながら、時折左手の木々の間に櫛ヶ峰・桧原湖・吾妻山などを見ることができます。

標高1,500mあたりで火口壁からは離れ、磐梯山山腹を横断するように進み、お花畑分岐を過ぎると岡部小屋に到着。ここでは冷たく美味しい弘法清水を飲んで一服して、そこから25分の登りで山頂に到着です。

アクセスの詳細

駐車場とトイレが整備された磐梯山の八方台登山口へ行くには、その起点となる磐梯山ゴールドライン八方台までの路線バスが運行されていませんので、レンタカーか自家用車、あるいはタクシーを利用することになります。

タクシーを利用した場合は、JR猪苗代駅より八方台登山口まで約8,000円(26.5㎞)、JR磐梯町駅より八方台登山口まで約4,500円(15㎞)かかります。

ルート②川上登山口コース

「磐梯山」の登山ルートとして2番目に紹介するのは「川上登山口コース」で、国道459号線沿いにある川上温泉から山頂へと向かう片道約6㎞、所要時間約4時間の上級者コースです。

なお、裏磐梯登山口コースとの合流点あたりは、土砂が堆積しガレ場となっていますので、特に初心者は注意が必要です。

磐梯山登山ルートの「川上登山口コース」は、標高730mの登山口から鬱蒼とした森の中をしばらく進んでいくと、視界が開け、左手に噴火壁を見ることができる噴火口に着きます。そして、そこから少し進むと、裏磐梯登山口コースとの合流点になっています。

そして、この噴火壁を登りきると、猪苗代登山口コースと合流し、岡部小屋に到着。ここの弘法清水でのどを潤し、その後、山頂へと向かうコースです。

アクセスの詳細

登山口周辺には温泉宿が多く、登山のベース基地としても使える磐梯山の川上登山口へ行くには、JR猪苗代駅より裏磐梯高原行バスに乗車し川上温泉バス停下車、そこから500mほど裏磐梯方面を進むと登山口に着きます。

また、車でアクセスする場合には、国道459号線沿いの山の駅食堂を目標に運転し、登山口標識前に車を停めておくことができます。

ルート③猪苗代登山口コース

「磐梯山」の登山ルートとして3番目に紹介するのは「猪苗代登山口コース」です。このコースは、猪苗代スキー場を出発し沼の平を経由する片道約5.5㎞、所要時間約3時間30分の上級者向けで、磐梯山登山コースの中でも、一番標高差(約1,120m)がありますので初心者は注意が必要です。

磐梯山登山ルートの「猪苗代登山口コース」は、標高700mの登山口から序盤はスキー場の急こう配のゲレンデを登り、高山植物を眺めつつ登りきったところが天の庭。そして、ここから登山道へと進んでいきます。

そして途中の沼の平(標高1,400m)から岡部小屋までは時期になるとミズバショウやレンゲツツジ、バンダイクワガタ、エゾオヤマリンドウなど沢山の高山植物が楽しめます。岡部小屋の弘法清水で喉を潤したら、あと25分ほどで山頂です。

アクセスの詳細

登山口に広い駐車場や温泉施設がある磐梯山の猪苗代登山口へ行くには、バスの運行はありませんので、レンタカーか自家用車、あるいはタクシーを利用することになります。

車を利用する場合は、東北道猪苗代磐梯高原ICまたは国道115号線、県道7号線から猪苗代スキー場へ向かい、このスキー場の駐車場に停めておきます。また、タクシー利用の場合は、JR猪苗代駅より猪苗代スキー場まで約1,500円(3.5㎞)かかります。

ルート④翁島登山口コース

「磐梯山」の登山ルートとして4番目に紹介するのは「翁島登山口コース」です。このコースは、磐梯山の猪苗代湖側から登る片道約3㎞、所要時間約3時間45分の上級者向けですがロープウェイを利用すれば時間を短縮できます。

ロープウェイの最短ルート

このコースでは、猪苗代リゾートスキー場のロープウェイが運行している場合は、それを利用することで標高1,200mまでショートカットすることが可能ですので初心者におすすめです。そして、ロープウエイの終着点からはかなり急な登りとなりますが、磐梯山の登山口の中では一番早く山頂に行くことができるコースです。

磐梯山登山ルートの「翁島登山口コース」は、標高810mの登山口から1時間ほど登り広葉樹林を抜け、低木があるエリアへ入ると、磐梯山の頂上部分が低木の間から見え隠れするようになります。そしてさらに進み低木のあるエリアを抜けると展望が開け、目の前には猪苗代湖を一望できます。

さらに登り続けると、大きな岩がゴツゴツとしている傾斜のきつい登りがしばらく続き、徐々にその傾斜が緩やかになってくる頃、磐梯山山頂が間近に迫り、間もなく到着です。そして、下山する時はロープウェイを利用することもできます。

アクセスの詳細

登山口下に温泉宿がある磐梯山の翁島登山口へ行くには、路線バスの運行がありませんので、レンタカーか自家用車、あるいは、タクシーを利用することになります。

レンタカーか自家用車を利用する場合は、県道7号線より猪苗代リゾートスキー場、あるいは、昭和の森(開園の時期は8:30~17:00通行可)を目指して運転し、登山口前に停めることができます。

ルート⑤渋谷登山口コース

「磐梯山」の登山ルートとして5番目に紹介するのは「渋谷登山口コース」です。このコースは、磐梯山の猪苗代湖側から登る片道約6㎞、所要時間約3時間30分で、この登山口を利用する登山者は少ないことから、登山道がはっきりと認識できないところがあり上級者向けのコースです。

体力のある上級者向け

このコースは全6コースある磐梯山登山コースの中で、一番距離があり、また、途中には登山道が狭く片側が急な斜面になっているところもあり、体力のある上級者向けのコースと言えますので、初心者にはおすすめできません。

磐梯山登山ルートの「渋谷登山口コース」は、長い時間、鬱蒼とした樹林帯を歩くのが特徴で、標高600mの登山口を出発したら、約1時間30分で稜線(三合目)分岐へ到着、そこから約30分で岡部小屋、ここの弘法清水で一服したら、約25分で山頂へ到達するコースです。

アクセスの詳細

磐梯山の渋谷登山口へ行く場合は、バス利用の場合、JR猪苗代駅より裏磐梯高原行に乗車、国際スキー場入口バス停下車。

そして、磐梯山渋谷登山口の標識に従って坂道を進むとスキー場(ばんだい×2)に着くので、その管理道から林道に入り、登山道へと進みます。また、車利用の場合は、ばんだい×2スキー場の駐車場を利用することができます。

ルート⑥裏磐梯登山口コース

「磐梯山」の登山ルートとして6番目に紹介するのは「裏磐梯登山口コース」です。このコースは、片道約6㎞で2つのルートがあり、裏磐梯スキー場から中の湯跡を経由するルートは片道約3時間30分、裏磐梯スキー場から噴火壁を直登するルートは片道約3時間かかります。

どちらも健脚向けの上級者コースで、特に噴火壁を直登するルートはかなりの急登が待ち受けています。一方で、中の湯跡を経由するルートは登山道がやや緩やかで、銅沼からは噴火壁の絶景を楽しむことができます。

磐梯山登山ルートの「渋谷登山口コース」の中の湯跡を経由するルートは、標高845mの登山口を出発し、1時間ほどで裏磐梯スキー場のゲレンデトップまで登り、そこから約45分で銅沼に到着。この銅沼は五色沼の源流でもあり旧噴火口にできた火口湖です。

この美しい火口湖に映し出される天狗岩を眺めたり、周囲に聳える櫛ヶ峰のダイナミックな姿を一望したりと、眺めの良いスポットでもあります。そして、この銅沼を過ぎて歩いて行くと中の湯跡に到着し、前述の八方台登山道に合流します。

アクセスの詳細

磐梯山の裏磐梯登山口へ行くには、バス利用の場合、JR猪苗代駅より裏磐梯高原行に乗り終点で下車、そこから裏磐梯スキー場まで徒歩60分。

車利用の場合は、国道459号線で檜原湖方面へ向かい、磐梯山ゴールドライン入口手前の看板があるところを左折、そして、裏磐梯スキー場に停めておくことができます。

「磐梯山」登山の魅力や見所

磐梯山

出典:https://www.flickr.com/photos/124301423@N07/14572218710/sizes/l/

「磐梯山」の6つある登山コースには、時期になると頂上までの途中に可憐な高山植物がみられるほか、秋の紅葉の時期には赤や黄色など色とりどりの風景が広がり、見所も多く登山の初心者でも上級者でも楽しむことができます。

また、ロープウェイを利用すれば、移動中に絶景を観ることができますし、頂上からは360度の絶景パノラマを楽しむことができ、眼下に広がる猪苗代湖や裏磐梯の湖沼群、遠くの山並みなどを一望できます。そしてここでは、そんな磐梯山の魅力や見所を紹介します。

見所①様々な高山植物

「磐梯山」の標高約1,400mの沼の平から弘法清水にかけては沢山の高山植物が広がり、黄色のミヤマキンボウゲ、紫のハクサンチドリ、薄紫のバンダイクワガタ、白いツマトリソウやマイズルソウ、ピンクのウラジロヨウラクなどを見ることができます。また、バンダイクワガタは磐梯山でしか見ることのできない固有種ですので是非探してみましょう。

紅葉の時期は10月

「磐梯山」の紅葉の時期は例年10月がピークで、この時期は登山客に交じって、紅葉狩りの行楽客も多く訪れ、辺りの駐車場が大変混雑し、折角来ても駐車できないという事態にもなり得ますので、車で登山に訪れる方は注意が必要です。

もし宿泊を伴っての登山であれば、温泉宿に車を停め、そこから、バスなどを使ってアクセスすることも検討しましょう。また、紅葉の時期には、ロープウェイを利用して辺り一面に広がる彩り豊かな山腹を眺めることができます。

見所②かつての湯治場

「磐梯山」には、1888年の噴火以前に湯治場があったのですが、今ではあまり知られていません。今もその痕跡を残しているのは登山ルートの途中にある中の湯(海抜1,250m)ですが、ほかにも、海抜1,600mのところに上の湯、海抜1,000mのあたりに下の湯があり、その当時は、多くの湯治客で賑わったようです。

見所②頂上から見渡す景色

「磐梯山」登山の一番の見所は、なんといっても山頂からの眺めでしょう。山頂では360度の絶景パノラマが広がります。

そして、眼下には南側に猪苗代湖、北側には檜原湖、五色沼湖沼群や秋元湖、そして、東には安達太良山、北東には朝日連峰を一望することができ、紅葉の時期は辺り一面が色とりどりの色彩に染まります。

磐梯明神の祠も

「磐梯山」の山頂には「磐梯明神」と呼ばれる小さい祠があります。この祠には「手長足長」の伝説があり、その昔、磐梯山の山頂にはこの「手長足長」が住み着き、長い間会津に天候不順をもたらしていましたが、ここに偶然訪れた弘法大師が「手長足長」を磐梯山の頂上に閉じ込め「磐梯明神」として祀ったということです。

見所③弘法清水山小屋で休憩を!

「磐梯山」への6本の登山ルートの中で5本が合流するのところには弘法清水山小屋(標高1,600m)があり、飲み物や軽食を販売していますので、残り約25分ほどで到着する「磐梯山」への途中に一息入れるのに最適のポイントです。

営業時間は4月下旬から11月中旬までの8:00頃~最後の下山者が通過する頃までです。またこの山小屋の休憩スペースの収容人数は約20人。そしてトイレはありませんが、携帯トイレが販売されており、用を足すための簡易小屋が建てられています。

なめこ汁がおすすめ

またこの山小屋では、特製のなめこ汁を1杯400円で販売しており、雪解け後の春の季節や秋の紅葉の季節などの肌寒い時には、体がとても温まると人気で、ほかにラーメンやおしるこやあまざけなどもあります。

湧き水も!

また、この山小屋の直ぐ近くには弘法清水と呼ばれる水場があり、この湧き水は毎年水質検査を行い、保健所の保証付きですので、磐梯山登山の休憩ポイントで休憩をとりながら、冷たくて美味しい湧き水でのどを潤すことができますので、紅葉の時期には辺りを眺めながら一息入れるのもよいものです。

「磐梯山」登山の際の注意点

磐梯山

出典:https://www.flickr.com/photos/124301423@N07/14572712000/sizes/l/

ここでは「磐梯山」に登山の際、注意しておかなければならない事柄についてまとめ紹介します。すべては安全安心のためのルールやマナー、留意点ですので、これらの注意点を守り、準備万端、楽しい登山にしましょう。

注意点①登山者カードの入力を!

「磐梯山」登山の注意点として最初に紹介するのは「登山者カード」の提出です。このカードに登山計画を記入して提出しておくことで、万が一遭難したときの初動捜査が早期に行われ、捜索範囲が正確になりますので、早期救助へと繋がります。この1番目の注意点については、必ず対応しましょう。

注意点②持ち物の準備を万端に!

「磐梯山」登山の注意点として2番目に紹介するのは「持ち物の準備」についてです。登山の際には最悪のケースで遭難した場合を想定して、携帯燃料や非常食、飲料水、そして、服装(セーターや雨具など)携帯トイレなどの準備しておきましょう。

熊除けグッズも忘れずに!

「磐梯山」登山の注意点として3番目に紹介するのは「熊除けグッズ」についてです。最近は市街地までも熊が出没するケースが出てきていますが、登山道周辺には熊は必ずいるという想定で、鈴などの熊除けグッズを装備に加えておくようにしましょう。

注意点③登山に適した服装

「磐梯山」登山の注意点として4番目に紹介するのは「登山に適した服装」についてです。基本的に登山靴は必須のアイテムですが、ほかに、帽子、リュックなどの基本アイテムに加え、天候の急変などに備え、雨具や気温の変化に対応できるようレイヤリングするための肌着やセーターなども準備しておきたいアイテムです。

また、下山途中に体調が悪くなった場合などは、無理をせずロープウェイを利用して下山することも検討しましょう。

注意点④登山道以外は立ち入り禁止

「磐梯山」登山の注意点として5番目に紹介するのは「登山道以外は立ち入り禁止」ということについてです。どこの山でも同じことですが、「磐梯山」では高山植物などの動植物愛護のため、紅葉狩りなどで登山道以外に立ち入ることは禁止されています。

「磐梯山」の詳細情報

磐梯山

出典:https://www.flickr.com/photos/ka2hide/12266135654/sizes/l/

最後に「磐梯山」に登山する際の必要情報についてまとめておきます。また、「磐梯山」周辺にはいくつもの温泉場があり、楽しい登山を終えた後にじっくりと味わいたい温泉やゆったりと過ごせる宿泊施設についても併せて紹介しますので、参考にしてみてください。

磐梯山の基本情報

所在地 福島県球磨郡猪苗代町・磐梯町・北塩原村
アクセス ・八方台登山口
(車)磐越道磐越河東IC
  →磐梯山ゴールドライン八方台駐車場(約15㎞)
(タクシー)JR磐梯高原駅より約2,000円/10分で八方台登山口
・川上登山口
(車)磐越道猪苗代磐梯高原IC
  →国道115号線→県道2号線→国道459号線
(バス)JR猪苗代駅より裏磐梯高原行バス、
  川上温泉バス停下車、徒歩500m
・猪苗代登山口
(車)磐越道猪苗代磐梯高原IC
  →国道115号→県道7号→県道324号→猪苗代スキー場(約6.8㎞)
(タクシー)JR猪苗代駅より猪苗代スキー場まで約1,500円(3.5㎞)
・翁島登山口
(車)磐越道猪苗代磐梯高原IC
  →猪苗代リゾートスキー場(約8.4㎞)
(タクシー)JR猪苗代駅より猪苗代リゾートスキー場まで約2,000円
・渋谷登山口
(車)磐越道猪苗代磐梯高原IC
  →国道115号線→県道2号線→ばんだい×2
(バス)JR猪苗代駅より裏磐梯高原行バス、
  国際スキー場入口バス停下車
・裏磐梯登山口
(車)磐越道猪苗代磐梯高原IC
  →国道115号線→県道459号線→裏磐梯スキー場(約25㎞)
(バス)JR猪苗代駅より東都バス・裏磐梯高原駅
  、裏磐梯スキー場まで徒歩40分
駐車場 ・八方台登山口:約60台(無料)
・川上登山口:約10台・路肩
・猪苗代登山口:約1,450台
・翁島登山口:約70台(無料)
・渋谷登山口:300台(無料)
・裏磐梯登山口:約100台
公式HP https://www.urabandai-inf.com/?page_id=24966

登山口周辺の温泉

「磐梯山」の登山口周辺には、いくつか温泉があり、場所によっては大規模なリゾートとして開発が進み、温泉施設やホテル・旅館も数多く、「磐梯山」登山を終えた後に、泉質の良好な温泉にゆったりと浸かって登山の疲れを癒すこともできます。そして、ここではおすすめの温泉施設を紹介します。

温泉①ラビスパ裏磐梯

「磐梯山」の近くにある「ラビスパ裏磐梯」は、一年中楽しむことができる全天候型オールシーズンリゾートとして、天然温泉を楽しむことができ、入浴と食事がセットになった日帰り入浴プラン(2,200円)が人気です。また、裏磐梯登山口から下山した場合に利用しやすい施設です。

住所 福島県耶麻郡北塩原村大字大塩字桜峠8664-5
営業時間 日帰り入浴:10:00~19:30(入館受付19:00まで)
定休日 火曜日(夏休みは無休)
料金 日帰り入浴:大人550円(750円)、子供(3歳~小学生)350円(550円)
※()内は7月1日~8月31日の料金
アクセス JR喜多方駅よりバスで25分
磐越道猪苗代磐梯高原ICより車で40分
駐車場 有り(無料:約300台)
公式HP https://laviespa.com/

温泉②川上温泉 宇奈月

「磐梯山」の近くにある「川上温泉 宇奈月」は、敷地内に貸しログハウス、コテージ、そして内湯と露天風呂の温泉入浴施設があり、宿泊をすることもできます。また、川上登山口に直結しています。なお、平日は休業していますので注意が必要です。

住所 福島県耶麻郡猪苗代町字山神原7082
営業時間 土日祝日の午後のみ営業
定休日 平日
料金 大人500円、小学生250円
アクセス 川上登山口すぐ
駐車場 有り
公式HP https://unazuki.jimdofree.com/

温泉③リステル猪苗代 胡桃の湯

「磐梯山」の近くにある「リステル猪苗代」は猪苗代湖を見下ろす高台にあり、ここに日帰りで利用できる「胡桃の湯」があります。自家源泉を利用した温泉で、露天風呂と室内浴場を備えています。

住所 福島県耶麻郡猪苗代町大字川桁リステルパーク
営業時間 日帰り入浴:5:00~11:00、14:00~24:00
定休日 無し
料金 大人1,000円、子供(小学生)500円
アクセス 磐越道猪苗代磐梯高原ICより車で10分
JR猪苗代駅より無料送迎シャトルバスで15分
駐車場 有り
公式HP http://www.listel-inawashiro.jp/hotspring/kocho.php#plink_03

福島の名山「磐梯山」で登山にチャレンジ!

磐梯山

出典:https://www.flickr.com/photos/nihoheto/45572767001/sizes/l/

「磐梯山」には6つの登山ルートがあり、初心者から上級者まで楽しむことができます。また、ロープウェイが利用できるコースもあり、ちょっと足腰に自信のない方でも、眺望の良いところまで登ることが可能です。

そして、登山途中に眺める高山植物や紅葉に加え、山頂から眺める360度のパノラマは素晴らしく、絶景を堪能することができますので、安全確保を心がけながらチャレンジしてみることをおすすめします。

おすすめの関連記事

Thumb「鳥海山」の登山を完全ガイド!初心者でも安全な全てのルートを解説!
修験道の中心だった霊峰鳥海山。時期に応じた顔を見せてくれるため登山客に人気の山です。山頂には...
Thumb「栗駒山」の登山を完全ガイド!初心者向けコースや紅葉の絶景を紹介!
栗駒山は、宮城、岩手、秋田にまたがる山です。初心者から上級者まで楽しめる登山コースがたくさん...
Thumb「鞍掛山」の登山を徹底ガイド!初心者おすすめルートや紅葉景色とは?
日本の代表的な詩人及び童話作家の宮澤賢治氏が愛してやまなかった美しすぎる標高897mの「鞍掛...

関連するまとめ

関連するキーワード

Original
この記事のライター
Yoshi
お仕着せの旅行ではなく、自分でプランを立てて歩き回るのが好きです。趣味は、温泉・ゴルフ・徘徊・お酒・料理・妄想・音...

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ