大自然のキャンプ場「定山渓自然の村」!コテージ予約やレンタル品を解説!
テントも持っていない初心者だから、キャンプは敷居が高い…そんなことはありません!予約必須の人気キャンプ場「定山渓自然の村」なら札幌からもアクセスが良く、コテージや物品の貸し出しもあるから安心です。定山渓自然の村で自然を満喫し、キャンプデビューしましょう。

目次
定山渓自然の村とは
定山渓自然の村は札幌郊外、北海道の雄大な自然が感じられる定山渓の中にある、自然体験型の施設です。子供から大人まで、四季折々の自然を感じ動植物とのふれあえるプログラムが充実。キャンプなどの宿泊体験を通じて、家族との語らい自然を身近に感じる体験ができます。
2か月先の予約まですぐ埋まってしまう、大人気の定山渓自然の村。交通アクセスから嬉しい割引情報まで、定山渓自然の村の魅力をたっぷりとご紹介します。
定山渓の森の中にあるキャンプ場
国立公園の指定地域でもある定山渓に位置する定山渓自然の村。近くにある豊平狭ダムは観光地としても有名ですが、環境保護エリアでもあり、北海道のありのままの自然が残る地域です。
朝の定山渓自然の村。
— BIA (@BIA_salamander) September 9, 2019
とても天気が良くて9時にはもうかなり暑かった。
夏が戻ったような二日間で、キャンプには最高でした(´ω`)
今回かなり荷物を厳選したので設営も撤収もスピーディーに出来て良かったと思う。
食料品関係はもう少し絞れそうなので時間ができたらキャンプ道具を見直してみよう。 pic.twitter.com/ddfOl7tRrT
定山渓自然の村は、そんな大自然の中で安心して過ごせるキャンプ場として大人気の施設。熊がでてもおかしくないほど自然豊かな場所ですが、24時間警備員やスタッフが常駐しているのが心強いです。リピーターも多く、予約も早めがおすすめです。

定山渓自然の村のアクセス
自然豊かな場所なだけに、気になるのがアクセスについて。公共交通機関を使っていく場合はバスのみとなります。
定山渓自然の村へは、地下鉄真駒内駅もしくは、札幌駅前バスターミナルからじょうてつバスを利用します。札幌駅から「かっぱライナー号」という快速に乗れば、豊最寄り駅「豊平峡温泉」まで乗り換えなしで案外アクセスは楽に感じられるかもしれません。
地下鉄真駒内駅前から乗車する場合は「定山渓車庫前」から「豊平峡温泉線」に乗り換え、「豊平峡温泉」で下車。ただしバスの場合は、最寄りの「豊平峡温泉」からは2.5km、徒歩30分程かかります。バスで行くのは、体力に自信のある方のほうが良いでしょう。
車を利用する場合
荷物がある場合は、やはり車で行くのがおすすめです。札幌からは約1時間程とアクセスは抜群。定山渓温泉のある国道230号線を更に奥にすすみ、豊平峡温泉方面を目指します。豊平峡温泉を過ぎると、豊平峡ダムへ行く道と分かれますので、分岐をそのまま直進すると定山渓自然の村へ到着です。
定山渓自然の村に到着です。
— 札幌圏大学生写真集団EX (@EX_Sapporo) August 25, 2014
札幌市とは到底思えない山の中…くる途中の人の少なさにも驚きです。あとは天気予報通り晴れることを期待しています! pic.twitter.com/QwQAecQGiu
アクセス面では、歩きたい人と直行したい人で意見は分かれそうです。ただ冬場のアクセス方法としては、安全面からも車が無難です。
無料駐車場は2ヶ所
定山渓自然の村の駐車場は無料で、2か所あります。一般駐車場は定山渓自然の村から700メートル離れた場所にあり、もう一か所はもう少し宿泊場所に近い管理棟の前にあります。村内まで車を乗り入れるのは禁止されており、駐車場から各コテージやテントサイトまで徒歩となるのでご注意ください。
夏と冬で駐車場が違う
夏のイメージが強いキャンプですが、定山渓自然の村は冬季も利用ができる珍しい施設です。ただし季節により自然条件が異なりますので、駐車場もシーズン毎で利用可能場所が決まっています。夏は一般駐車場、冬は管理棟前駐車場となります。
リヤカーの貸し出し
村内は車の乗り入れ禁止で、夏季は一般駐車場から700メートル歩かなければいけません。駐車場にあるリヤカーはレンタルできますので、荷物を積んでのんびりと受付の管理棟を目指しましょう。

定山渓自然の村の宿泊施設と予約方法
宿泊施設は、コテージ・テントハウス・テントと3タイプから予約できるのが、定山渓自然の村の良いところ。宿泊施設によって設備が違ってきますので、年齢層や目的に合わせて選ぶことができます。冬季でも無理なくキャンプできるのは、設備が整っているからこそと言えるでしょう。
宿泊施設①コテージ
10棟20室のコテージは、定山渓自然の村の一番奥に位置しています。管理棟へのアクセスは遠くなりますが、とても静かです。1室5名入れますので大人数のグループでも安心です。コテージの中はロフトがあり、二段ベッドや簡易マット、冷蔵庫やトイレなどの水回りも完備しています。
定山渓のキャンプ場に行ってきました!一発でお気に入りスポット認定!byヤスタカ http://t.co/NFOSuZWbdU自然の村 #定山渓 pic.twitter.com/LIuNraFk4c
— 全天球撮影🌎BEATBOX🎤コーチングの北海道人 (@mrbeatboxy) August 25, 2015
一番普段の生活に近い環境で過ごせるのがこのコテージです。バリアフリーのコテージも予約できるので、車いすの方や、トイレの心配な小さいお子さんがいる場合にはコテージが一番過ごしやすいでしょう。宿泊は4700円、日帰りは1600円で利用できます。
宿泊施設②テントハウス
定山渓温泉街に温泉には入らず温泉卵を作りに行った帰りに定山渓にある自然の村キャンプ場の見学に行ってきたの😊気になるのがこれ⛺モンゴルのゲルをイメージした構造のテントハウス。ここに泊まりたいな~♪ pic.twitter.com/CoXK2iHbfa
— キラキラ★ (@kirakira0840) May 15, 2016
モンゴルの遊牧民族の家「ゲル」をイメージした、厚めのテント生地でできているのがテントハウスです。コテージとテントのちょうど中間のイメージでしょうか。定山渓自然の村でも人気なのは、程よいキャンプ感が楽しめるから。
#空から日本を見てみよう #太陽工業
— たまき⭐️トラス活動中 (@tmtruss_navi) February 14, 2017
『札幌市 定山渓 自然の村』さん
テントハウスが10棟あります!
定員が1棟7名で宿泊もできます!https://t.co/1m8RKNxxoz
🚁
🌲🌲🌲🏕️🏕️🏕️ pic.twitter.com/44JHnVDbiR
テントハウス中心部分には石油ストーブがあり、寒さ対策も万全です。見た目の可愛らしさにも魅かれますが、ストーブをぐるりと囲むような部屋の形は、定山渓自然の村のコンセプト通り家族との語らいにピッタリかもしれません。
テントハウスは全10棟あり、1室の定員は7名とこちらも大人数で宿泊ができます。宿泊は3900円、日帰りは1300円で利用可能。村内でも管理棟に一番アクセスが良い場所なので安心です。
宿泊施設③テントサイト(普通)
今回お世話になったキャンプ場は、札幌市定山渓自然の村でした。
— ゆみっぺ@姐さん (@yumi_pe29) June 4, 2017
また雨じゃない日にお邪魔したい。笑#キャンプ #アウトドア pic.twitter.com/dzmeByzvuW
テントサイトとはテントを張るための区画のこと。キャンプの醍醐味を味わいたいのなら、やはりテントがおすすめです。定山渓自然の村ではお手持ちのテントを持ち込んで張ることもできますし、テントを持っていない場合にはレンタルすることも可能です。
LOGOSのティピーとアルパカストーブで冬キャンプ、本日の定山渓自然の村は、貸切ヤッホー(=^_^=)#女子キャンプ #アルパカ #LOGOS #ジェラトーニ #冬キャンプ pic.twitter.com/kATpzU0eI0
— はとちゃん。 (@hatomame815) February 8, 2017
コテージにはない解放感が魅力のテント。ただし、タープやスクリーンテントなど大型のものであれば、2サイト必要な場合もあるのでご注意ください。合計で22サイトあり、宿泊は500円、日帰りは170円で利用することができます。ふれあいハウスや野外炊事棟に一番アクセスが良いのがテントサイトです。
宿泊施設④テントサイト(特別)
雨の日にキャンプに行ける方々を尊敬する。
— ザビ丸 (@NAOKICHI198603) June 22, 2019
雨が降ると設営、撤収が大変だし、タープもテントもどこで乾かせば良いかとか悩みしかない。
まっ、冬キャンはたまに行くし、みんな自由に好きなときに行けば良いだけの話か😆
写真は定山渓、滝野、サヒナ#雨キャンプ #冬キャンプ #キャンプ pic.twitter.com/6DD7SJ5bsh
6×6メートルの普通テントサイト以外に、5名用のログキャビンがついているのがついています。テントサイトと合わせると、合計10名での宿泊が可能になります。男女別に女性はログキャビンで泊まるといったこともできますし、急な悪天候にもログキャビンが併設しているのは安心です。
ただしログキャビンは電灯はありあせんので、ランタンなどの明かりは必要です。管理棟でのレンタルも可能なので、チェックしておきましょう。特別テントサイトは全2サイトのみ。宿泊1000円、日帰りは340円です。村内での他の施設へのアクセスは抜群です。
宿泊施設の利用時間
定山渓自然の村の利用は宿泊と日帰りの2通りあり、それぞれ利用時間が決まっていますのでご注意ください。日帰りは朝から利用できますが、宿泊の場合は午後から。チェックアウトの手続きは11:30までとなりますので、早めに手続きを済ませましょう。
宿泊施設の予約方法
宿泊施設の予約は、利用希望日の2ヵ月前の同じ日から受付が可能です。電話での受付となり、受付時間は9:00~17:00となります。ただし予約受付開始の日が土曜、日曜、祝日の場合には翌平日から受付を開始します。
バリアフリーのコテージ2棟のみ予約受付の開始時間が違います。利用の対象者は車椅子を使っているかたなど、体の不自由な方を含むご家族やグループ。2か月前の同じ日から予約受付開始となりますが、時間は13:00からです。
キャンセル料について
予約のキャンセルをする場合はもちろん早めが良いのですが、ギリギリまで予定が分からないこともあります。定山渓自然の村の場合、利用日を含まない6日前の午後5時までに連絡をすればキャンセルが可能です。日時を過ぎると施設使用料の全額がキャンセル料となりますのでお気を付けください。

定山渓自然の村の魅力
今日の日帰りキャンプは安定の定山渓自然の村。コテージは9時から17時まで使用可能で1棟5人までで1600円!通年営業だから冬も出来るしテーブルベンチ付きトイレも流し台もあってロフトで昼寝も出来る。とにかくおススメ!500円で工作も出来るよ!絶対冬に行くべし!! pic.twitter.com/TVRfzcBJTB
— Жらん子ちゃん∞ Ж (@runrunsapporo) November 23, 2017
札幌からのアクセスも良く、季節に関係なく利用できるのが高い人気秘密です。冬場でも楽しめる施設や、プログラムがあり、シーズンごとの楽しみ方があります。また、人気の理由として挙げられるのがレンタル品などのサポート体制の良さです。
魅力①レンタル品が豊富
キャンプに慣れていない人にとって心強いのが、各種レンタル品の数々。定山渓自然の村は特にレンタル品が豊富なとろころが強みです。レンタル品があれば、さらにキャンプを充実させることができます。準備が必要だと思いがちなキャンプですが、最低限の準備さえあればふらりと思い付きで行くことも可能ですよ。
サポートパックが便利
定山渓自然の村でキャンプしてきました。
— BIA (@BIA_salamander) September 9, 2019
ゲル型テントハウスを借りたんだけど、実に快適!
炊事場もトイレもとても綺麗、レンタル品販売品も充実していて、素晴らしく洗練されたキャンプ場でした。
最高だったのはハンモックのレンタル(台付き500円)
快適すぎて欲しくなった(´ω`) pic.twitter.com/CfY6COqDqh
ランタンなど小物のレンタル品は1つづつ借りることもできますが、テントやイスなどの大きな物は、一式セットになったサポートパックがおすすめです。テントを持っていなくてもキャンプができますよ。サポートパックAは、テント、スクリーンテント、テーブル、イスのセットが入って4000円です。
魅力②スタッフが24時間常駐
定山渓自然の村 キャンプ場ではコテージの中で宿泊、調理等も出来、屋根付きのバーベキュースペースもあるので天気が悪くても楽しめます♪
— Nompass (@Nompass_) May 20, 2019
レンタル品はとても豊富で食材を買って道具が無くても手ぶらで行く事も出来るんです!
Nompassオススメのキャンプ場です!
model 尾矢 聡子
phot by 脇田 唯 pic.twitter.com/tAgrqKsTqO
定山渓自然の村の利用手続きをする管理棟には、24時間スタッフや警備員が常駐しています。売店はありませんが、備品のレンタルを管理棟ですることができ、何か困りごとがあっても安心です。レンタル以外にも、プログラムの受付など気軽に相談することができます。
魅力③シャワー室とトイレが完備
本日の日帰りキャンプ、定山渓自然の村。もう何回も来てるけど、毎回楽しい。調理室もあるし、シャワーもあるし、石窯も使えるし、チューブ滑りも出来る。大人も子供も楽しめちゃうよ。札幌からも近い!実は今の時期がオススメ! pic.twitter.com/QpGfhHv9eM
— Жらん子ちゃん∞ Ж (@runrunsapporo) March 21, 2018
定山渓自然の村には宿泊施設以外にもふれあいハウスがあり、トイレやシャワー室を利用することができます。シャワー室は6室あるので、汗をかく夏場でもあまり待つことなくシャワーを利用できそうです。シャワーは利用時間が決まっており、午前中は6:00~10:00、午後は13:00~22:00となります。
魅力④アスレチック遊具
子供たちにとって嬉しいのが、白樺林のなかにあるアスレチック。都会の公園のような凝った作りではありませんが、大自然のなかでは大いに楽しめるでしょう。ロープを使って壁を登るものや、綱渡りやブランコなどいくつか遊具があり、大人の運動不足解消にも良いかもしれません。
魅力⑤水の道
テントハウスと野外炊事棟の間には池があり、そこから小川が流れ出ています。池の上を渡るように整備された木製の道は「水の道」と名前がつけられており、池の上から水辺の生物を観察するのも楽しそうです。夏にはカエル、秋にはトンボを観察する自然学習はいかがでしょうか。
魅力⑥定山渓温泉の割引券
村内の割引ではないものの、宿泊した人には嬉しい割引特典があります。スタッフに申し出れば、定山渓自然の村からもアクセスの良い定山渓温の泉の割引チケットをもらうことができるのです。定山渓温泉のホテルいくつかが割引の対象となっており、それぞれのホテルで割引率も違います。
本日のお宿は札幌市の定山渓温泉。
— 和〈KAZU〉 (@federal_mr) August 5, 2017
いつもキャンプやビジネスが基本なので、久しぶりの豪華な温泉旅館に感動!
温泉街の雰囲気がとてもいいですね。 pic.twitter.com/CNtieOJFGy
割引の大きなホテルでは、1500円のところが割引価格750円になっているところも。また、子供割引を設けている温泉宿もたくさんあります。小人入浴料500円が割引で250円など割引料金も半額のところが多く、割引率が大きいです。是非割引でお得に楽しんでください。
定山渓温泉(北海道) pic.twitter.com/85oUSZ4rpI
— きれいな風景~Have a break~ (@new_rakuen) September 14, 2019
寒い季節なら割引チケットを使って一日ゆっくりと温泉に入るのも良いでしょう。割引対象のホテルの数は多いので、この機会に行きたかった温泉宿の下調べをしていくのも良いかもしれません。

定山渓自然の村の体験型プログラム
色んな事に興味を持つ子供たちに嬉しいのが、体験プログラム。普段と違った環境にいるからこそできる体験プログラムがたくさん用意されています。室内の体験プログラムはふれあいハウスで、その他は大自然の中でおこなわれます。
子供のころの体験は、案外大人になっても覚えているものです。是非、親子で素敵な思い出作りをしてはいかがでしょうか。
体験型プログラムが充実
定山渓自然の村は体験プログラムも充実しています。夏休みにはたくさんの子供で賑わいますが、冬にも雪を使った体験プログラムなど、季節問わずに様々なプログラムが実施されています。プログラムには案内役のいるガイドプログラムと、自分たちでおこなうセルフプログラムの2種類があります。
ガイドプログラム
定山渓自然の村に到着です。
— 札幌圏大学生写真集団EX (@EX_Sapporo) August 25, 2014
札幌市とは到底思えない山の中…くる途中の人の少なさにも驚きです。あとは天気予報通り晴れることを期待しています! pic.twitter.com/QwQAecQGiu
スタッフがガイド役となって実施されるのがガイドプログラムです。分からないことがあれば、ガイドに聞くことができるので安心です。フィールドで行う体験学習と室内のプログラムとに分かれています。天候が悪い時にも遊びの選択肢が広がります。
プログラム①森の工作会
今日は定山渓自然の村で雪中DAYキャンプを敢行🏕
— のりしお (@norisio91) February 23, 2019
ママちゃんとムスメちゃんで工芸教室に参加した作品の写真あり📎
寒かったけど楽しかったですよー👍
帰宅後のビールが最高🍻#キャンプ#定山渓自然の村#ビール pic.twitter.com/6Fg1l7nSkp
年齢や時間によっても作るものは変わりますが、小枝や木の実などの自然の中にあるものを素材としたものづくり体験です。虫や動物をモチーフにした置物や、ペンダントを制作することができます。
午前の受付時間は9:00~11:00(受付は10:30まで)、午後の受付時間は13:00~16:30(受付は16:00まで)。参加費は1作品500円となり、ふれあいハウスの学習室で毎日実施されています。大人も参加できますので、親子でものづくりに挑戦されてはいかがでしょうか。
プログラム②ハンゴウ体験会
キャンプと言えばハンゴウでのご飯づくりです。この体験プログラムではナタを使った薪割りから体験できますので、子供だけではなく大人も一緒に体験するのがおすすめです。野外炊事棟で毎日実施されています。お米、軍手、飯ごうは持っていきましょう。
飯ゴウがない場合1000円で飯ゴウをレンタルすることもできますが、3500円で新品を購入することもできます。参加費は500円、飯ごう3個までとなります。開始は16時ですが、受付は15:30までなので注意しましょう。
プログラム③森の観察会
実際にガイドさんと散策コースに出て、森の生物や自然にふれあって学ぶことができるのが森の観察会というプログラム。森遊びを通じて、より自然を身近に感じることができるでしょう。原則毎週日曜日に実施していますが、夏休みなどの期間は毎日実施されています。
9:00~10:00までの実施と時間が決まっており、参加費はかかりませんが、冬季などスノーシューが必要な場合は200円かかります。
プログラム④銀河の会
月に1度のプログラムなので、タイミングが合えば参加必須です。夜間プログラムが終わった後に実施される銀河の会。
普段あまり使うことのない天体望遠鏡や双眼鏡を使って、月や惑星をじっくり観察することができる良い機会です。太陽の広場で夜間プログラム終了後に実施され、参加費は無料です。
プログラム⑤夜間プログラム
季節によって実施内容が変わりますが、ナイトハイクやナイトカフェなど、夜間にこそ楽しめる自然体験プログラムとなります。夜のプログラムも昼と違った面白さがあり特別な時間を楽しめるでしょう。
3月~4月、11月~12月の毎週土曜日、19:00~20:00に実施されます。参加費は無料ですが、スノーシューが必要な場合には一人200円が必要です。
プログラム⑥キャンプファイヤー
定山渓にキャンプ行ってきました!
— 川原 (@takaya1357) August 5, 2017
晴天で楽しい2日間でした!
キャンプファイヤーとか色々盛り上がってたのしかった! pic.twitter.com/rztBAlfZoP
夜間プログラムがない5~10月、1~2月の土曜日に行われるキャンプファイヤー。炎を囲んで参加者で歌を歌ったりレクリエーションをしたりと、キャンプならではの楽しいひと時を過ごすことができます。太陽の広場で行われ、こちらも参加費は無料。19:30~20:30が目安ですが、時期によって時間は変動します。
セルフプログラム
案内役のいるガイドプログラムと違い、家族やグループだけで行うことが可能なのがセルフプログラムです。特に決まりのないものも多いので、お料理や遊びを思うように楽しみましょう。工夫次第で、新しい楽しみ方が発見できるかもしれません。
プログラム①石窯料理体験
定山渓自然の村でお友達がピザ焼くって言うから、椅子とテーブルだけ持って行って来ました!
— お肉さん@落し会北海道支部 (@t313698) March 24, 2019
釜で焼くピザはなまら美味かったよ〜! pic.twitter.com/zIk7JGwmCi
野外炊事棟にある万能窯で、色々なお料理を作ることができます。家ではなかなかできない体験ですので、手作りピザやパン、パエリアなど豪快な石窯料理に挑戦されてみてはいかがでしょうか。火付けから体験しますので、ご家族みなさんで協力して楽しみましょう。
パエリアパン、皿、フライ返し 、皮手袋、火バサミ、軍手、マッチなどは貸し出し可能。参加費は(1窯、1区分)扉あり1000円、扉なし500円。9:00から利用でき、1区画90分利用できます。
プログラム②わくわくラリー
定山渓自然の村の中でできるスタンプラリーで、子供も楽しく村内を探検できます。その時によって内容は違いますが、設置された質問に答えていくと、わくわくカードという記念品がもらえます。参加無料で、毎日実施されています。
プログラム③ドラム缶風呂体験
昔懐かしいドラム缶風呂を体験するプログラム。屋外のキャンプ場でしか体験するのは難しいのではないでしょうか。家族みんなで協力してお湯を沸かし入るドラム缶風呂は最高の気持ちよさ。明るい昼間のうちの実施なので、ちょっとした贅沢感も味わえます。
7月~9月限定ですが、期間内は木の広場で毎日実施しています。参加費は1000円。9:00~11:00、14:30~16:30、17:00~19:00の受付、予約も可能です。
プログラム④遊歩道チャレンジクイズ
定山渓自然の村入り口ゲートから、レンタル品や宿泊受付が出来る管理棟までは約8分程の距離があり、管理棟までの遊歩道にはチャレンジクイズが設置されています。少し長めの距離も、みんなでクイズをしながら行けば楽しい道のりに早変わりします。
プログラム⑤スノープログラム
通年利用できるのが定山渓自然の村の利点ですが、やはり冬季には遊具が利用できなかったり、制限があることもあります。そんな時にも特設ソリ坂をソリやタイヤチューブで滑り下りれば大盛り上がり。またスノーシューやネイチャースキーなど、1台200円で貸出しているので、散策するのも楽しいですよ。

定山渓自然の村の注意事項
普段の生活とは違った環境、国立公園内の雄大な自然だからこその注意点がいくつかあります。直火の禁止から熊野出没まで、決まりごとには意味があり自分を守ることにも繋がりますので、必ずチェックをして守りましょう。
注意事項①電化製品の持ち込み禁止
ご飯づくりにあれば便利なホットプレートや炊飯器も、ここではちょっと我慢しましょう。村内はコンセントが必要な電化製品や音が出るスピーカーや楽器類も使用禁止です。たとえコテージの宿泊でもそれは同じです。せっかくなら自然の中の音や家族との協力を楽しみましょう。
注意事項②直火や花火の禁止
札幌からアクセスは良いものの、ここは国立公園内です。直火や花火などの火気は基本的には禁止されています。室内での火気や喫煙も禁止なので注意しましょう。定山渓温泉から豊平峡一帯はすべて国立公園のため、火の扱いは慎重なのもうなずけます。
ただし、焚き火は管理センターで薪を買った場合のみ可能です。焚き火台のレンタルもしています。基本的に火を扱う時には管理棟に確認してみると良いでしょう。
注意事項③熊の出没に注意
定山渓は有名な観光地ですが、未だ手つかずの自然が残る場所でもあり、熊などの野生動物が数多く生息しています。定山渓自然の村周辺でも、実際に熊の足跡や爪痕の痕跡が発見されています。熊の生息地に入っているという意識を持ち、熊の生態や出会ったときの対策を必ず勉強しておきましょう。
因みに小林峠の側にあるキャンプ場の定山渓自然の村は電気柵完備ね
— nobu&noboのnobuの方w (@mobu_nobu) May 13, 2016
その意味わかるかな pic.twitter.com/mnEx0cq0Wj
定山渓自然の村では熊対策として、電気柵の設置・鉄製ごみ保管箱の設置・スタッフによるパトロールをおこない、十分に熊に備えています。パトロールの際に新たな熊の痕跡などがあれば、情報提示もしています。
注意事項④ゴミはすべて持ち帰り
ごみに関しては、熊対策の一つでもあります。熊が人間に近づく要因というのは有名ですし、熊が人間との距離を保つためにもごみには慎重になりましょう。土に埋めるのも厳禁です。熊がにおいを察知し、食べ物があると覚えれば人里に近づく原因となります。
本来は熊が人間の気配を察知して、避けてくれているそうです。人里に下りてしまうのも、人間の食べ物の味を熊に教えてしまったことが原因。後から来る人のためにも、ごみは残さず全て持って帰りましょう。

定山渓自然の村で大自然を満喫しよう!
定山渓自然の村のコテージで一泊してきました。いやー楽しかったわー。 pic.twitter.com/xxlXrjz0Os
— はりゅ@HUMINT読もうぜ!!! (@harukko_0427) January 15, 2019
定山渓自然の村へのアクセスから、割引情報、気を付けるべきことまでご紹介してきました。キャンプの一番の目的は大自然の中で解放感やのんびりとした時間を過ごすことです。自然にふれあい新たな体験をすることでで、日常にも張りが生まれます。ぜひ、大切な家族や仲間と過ごしてみてはいかがでしょうか。
定山渓自然の村の基本情報
定山渓自然の村のコテージを予約しようとしたら、真冬だってのにずっと予約埋まってる。
— 孤独のグルメン (@gurumen819) February 4, 2019
物好きが多いんだね(お前が言うな💧)。
まだ寒さの残る時期でも、コテージやテントハウスは予約が混み合あうことも。レンタル品もあるので気軽に来ることは出来ますが、早めに予約しておきましょう。
【名称】 | 定山渓自然の村 |
【住所】 | 札幌市南区定山渓(豊平峡ダム下流国有林野) |
【料金】 | コテージ:宿泊4700円、日帰り1600円 テントハウス:宿泊3900円、日帰り1300円 テントサイト(普通):宿泊500円、日帰り170円 テントサイト(特別):宿泊1000円、日帰り340円 |
【利用時間】 | 宿泊:13:00~翌日12:00 (チェックアウト手続きは、11:00まで) |
日帰り:9:00~17:00 | |
【公式HP】 | https://www.sj-naturevillage.jp |
【駐車場】 | あり(夏季:一般駐車場、冬季:管理棟駐車場) |
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