「フロストフラワー」とは雪と氷の奇跡の絶景!阿寒湖や屈斜路湖に現れる?

フロストフラワーは北海道の阿寒湖や屈斜路湖で見ることのできる凍った湖面に霜の花が咲く奇跡の自然現象です。見ることのできる条件は厳しいですが、運が良ければアイスバブルとのコラボも見ることができます。フロストフラワーを見に冬の北海道に訪れてみましょう。

「フロストフラワー」とは雪と氷の奇跡の絶景!阿寒湖や屈斜路湖に現れる?のイメージ

目次

  1. 1「フロストフラワー」とは
  2. 2「フロストフラワー」の見れる条件
  3. 3「フロストフラワー」の出現条件
  4. 4「フロストフラワー」の形
  5. 5「フロストフラワー」鑑賞の注意点
  6. 6「フロストフラワー」を見に冬の北海道に行こう!

「フロストフラワー」とは

フロストフラワーとはその名の通り、凍った湖面に現れる霜が美しく咲いた花ように見られる自然現象です。フロストフラワーの現れる場所は冬の北海道の阿寒湖や屈斜路湖ですが、数々の条件が全て揃った厳しい環境の中でしか見ることができません。

しかしフロストフラワーは知る人ぞ知る奇跡の絶景であるため観光客からの人気も高く、運が良ければアイスバブルとのコラボも見ることができます。

では、奇跡の自然現象とも言えるフロストフラワーはどうすれば見られるのでしょうか?また、どのように出現するか、どのような形であるかも気になる方が多いことでしょう。

今回は「フロストフラワー」の見れる条件、「フロストフラワー」の出現条件、「フロストフラワー」の形、またフロストフラワーを見るうえで知っておきたい「フロストフラワー」鑑賞の注意点についてをご紹介していきます。

北海道で冬にだけ現れる氷の華

氷の華」と呼ばれるフロストフラワーは北海道の阿寒湖屈斜路湖オンネトーシラルトロ湖・湿原河川などの場所で見ることができます。見ることのできる条件には「北海道の真冬の早朝」であることや「ほぼ無風で快晴」であることなどいくつかの条件が全て揃うことが必要であり、見ることができるのは20~30%と低い確率です。

それにも関わらず、毎年フロストフラワーを一目見ようと多くの観光客が北海道の阿寒湖や屈斜路湖に訪れます。そのため、フロストフラワー北海道の冬の風物詩の一つと言ってもいいでしょう。

霜の花や冬の華とも呼ばれる

凍った湖面から昇華した水蒸気が霜の結晶となり、それが発達することによってフロストフラワーができます。フロストフラワーは「氷の華」とも呼ばれますが、「フロスト=霜」「フラワー=花」を意味することから「霜の花」とも呼ばれ、「冬の華」という異名も持ちます。

そんな真冬の北海道の湖の氷上に咲く白い花、フロストフラワーの美しさは地元の住民や観光客らを始め多くの人を魅了しています。

阿寒湖では運は良ければアイスバブルとのコラボも!

アイスバブルとは、水中に発生したガスや気泡が氷の中に閉じ込められることにより凍った湖面から時が止まったかのような複数の泡を見ることのできる自然現象です。こちらも限られた条件の中でしか見ることができませんが、阿寒湖では運が良ければフロストフラワーとアイスバブルのコラボによって生み出される幻想的な景色を見ることができます。

「フロストフラワー」の見れる条件

限られた条件の中でしか見ることのできないフロストフラワーですが、その条件とは一体どのようなものでしょうか?

ここではフロストフラワーの見るために必要な「場所」、「時期」、「時間」、また実際にフロストフラワーが見ることのできる「確率」について、「フロストフラワー」の見れる条件4つご紹介していきます。

見れる条件①場所は阿寒湖や屈斜路湖が有名

フロストフラワーを見れる条件の1つ目に、場所は阿寒湖や屈斜路湖であることが必要です。フロストフラワーを見るには数ある条件が必要ですが、北海道の阿寒湖屈斜路湖ではその条件が全て満たされる場所とされております。そのため、阿寒湖や屈斜路湖では冬の間にフロストフラワーを見ることができます。

阿寒湖と屈斜路湖はどちらも場所は北海道東部に位置します。阿寒湖は特別記念物のマリモがあり、道東を代表する観光地としても有名です。また、屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖であることとしても有名であり、阿寒湖と屈斜路湖はどちらもフロストフラワーが見られることに加え見所の多い観光地と言えます。

他にもオンネトーやシラルトロ湖・湿原河川も!

フロストフラワーの見ることのできる場所は阿寒湖や屈斜路湖の他にもあり、同じく北海道東部に位置するオンネトーシラルトロ湖・湿原河川でもフロストフラワーを見ることができます。オンネトーは五色沼と呼ばれることとして有名であり、シラルトロ湖・湿原河川は釧路湿原の中でも水鳥が多く見られる場所として有名です。

ご紹介した阿寒湖屈斜路湖オンネトーシラルトロ湖・湿原河川の五つの湖の場所は全て北海道東部に位置します。また、各所見所が満載のためフロストフラワーを見るついでにそれぞれの湖や付近の観光地に訪れてみてはいかがでしょうか?

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見れる条件②時期は真冬

フロストフラワーを見れる条件の2つ目に、時期が真冬であることが必要です。フロストフラワーは凍った湖面にしか出現しません、そのため見られる時期は12~3月などの真冬になります。寒さの厳しい真冬の北海道の自然の中でしか見ることができないことも、フロストフラワーに出会えることが奇跡と言われる理由の一つと言えます。

見れる条件③時間は早朝

フロストフラワーを見れる条件の3つ目に、時間は早朝であることが必要です。限られた時間の中でしか見られないこともフロストフラワーの魅力の一つです。早い時間に起きて朝焼けの差す静けさの中で見るフロストフラワーは一層特別な景色に見えることでしょう。

見れる条件④確率は20%~30%

上の3つの条件を揃えた上でお伝えしたいフロストフラワーの見れる条件の4つ目は、フロストフラワーの見ることのできる確率は20~30%ということです。

フロストフラワーを見ることのできる条件を全て整えることは大変困難です。そのためフロストフラワーが咲くこと自体が奇跡そのものであり、咲いたフロストフラワーを現実に目にすることができることは奇跡中の奇跡と言っても過言ではありません。

「フロストフラワー」の出現条件

フロストフラワーは決められた「場所」、「時期」、「時間」の条件を全て揃える必要があり、限られた「確率」で見ることができます。
では、フロストフラワーを見る際に必要な「確率」とは何なのか?それはフロストフラワーの出現するいくつかの条件です。こちらも全て揃わなければフロストフラワーが出現しません。

ここではフロストフラワーが出現するために必要な「湖面の状態」、「気温」、「天気」、「湿度」について「フロストフラワー」の出現条件4つご紹介していきます。

出現条件①湖面に積雪がない状態

フロストフラワーの出現条件の1つ目に、湖面に積雪がない状態であることが必要です。フロストフラワーは氷の上にのみ出現するため、積雪のある湖面の上ではフロストフラワーはできません。また、仮にフロストフラワーが出現しても降る雪にかき消されてしまうとフロストフラワーを見ることは叶わなくなってしまいます。

出現条件②気温がマイナス15度以下

フロストフラワーの出現条件の2つ目に、気温がマイナス15度以下であることが必要です。そのため、フロストフラワーを見るには真冬の北海道に行く必要があります。寒さの厳しい北海道では真冬になると平均最低気温がマイナス15度以下となる地域も多いですが、気温が低くなるだけでは出現しないことがフロストフラワーを見れることが難しい理由にもなっています。

出現条件③ほぼ無風で快晴

フロストフラワーの出現条件の3つ目に、ほぼ無風で快晴であることが必要です。フロストフラワーは少しの風でも壊れてしまうほど繊細です。フロストフラワーはそういった繊細さを持ち合わせていて完全な状態で見ることが困難ですが、快晴の空の光をフロストフラワーの一粒一粒の氷の結晶がキラキラと反射する様子は大変綺麗なものでしょう。

出現条件④一定の湿度

フロストフラワーの出現条件の4つ目に、一定の湿度であることが必要です。そして紹介した様々な条件が全て重なり合ってフロストフラワーが出現がします。条件が一つでも欠けてしまうと見ることのできない、それが冬の北海道の氷の花・フロストフラワー奇跡の自然現象と言われるゆえんとなります。

「フロストフラワー」の形

「出会えたら奇跡」と言われるほど希少性の高い北海道の氷の華・フロストフラワーですが、その形は様々です。フロストフラワーは見た目も美しいですが、一つ一つの形の違いを見て楽しむこともできます。

では、フロストフラワーにはどんな形があるのでしょうか?ここではフロストフラワーの形について3つご紹介していきます。

様々な花の形をしたフロストフラワー

フロストフラワーは夜間から朝にかけて小さな霜の結晶から少しずつ花のような見た目に形成され、最終的には手のひらほどの大きさまで成長します。一言に植物の「花」と言っても一輪ごとに形や表情が違うように、フロストフラワーにも形の違いがあります。

あたり一面のフロストフラワーの白い花畑を眺めるのもいいですが、目の前の一輪の花をよく観察するのもフロストフラワーの楽しみ方の一つと言えます。

形①蕾のような小さな形

フロストフラワーの形の1つ目に、蕾のように小さな形があります。花畑の花が全て開花しているわけではないように、フロストフラワーにも蕾のような形ものが存在します。

夜の間に咲くことのできなかった蕾の状態のフロストフラワーも他のフロストフラワーと等しく、朝が来て風が吹いてしまうと散ってしまいます。そのように儚い所もフロストフラワーを鑑賞する上で趣が感じられる点の一つとしてあります。

形②バラのような大輪を咲かす場合も!

フロストフラワーの形の2つ目に、バラのような大輪を咲かせた形があります。フロストフラワーの中に蕾のように小さなものがあるのに対し、バラのような大輪を咲かせる場合もあります。

夜の間に少しずつ成長する過程で壊れてしまう運命のフロストフラワーも多い中、大きくバラのように花開いたフロストフラワーはまさに奇跡そのものでしょう。

形③空中に舞う姿は白鳥の羽のよう

フロストフラワーの形の3つ目に、白鳥の羽のような形があります。壊れやすく繊細であるフロストフラワーが風に吹かれて散りゆく様子は、まるで湖面から白鳥が飛びたったようにも見えるでしょう。

また、風などの影響によって花びら一つで成長したフロストフラワーは鳥の羽のようにも見えることからフロストウィングとも呼ばれています。

「フロストフラワー」鑑賞の注意点

フロストフラワーは特殊な環境で出現する自然現象であるため、鑑賞するにあったっていくつかの注意点があります。

ここではフロストフラワーを興味を持って見に行かれる方に楽しく安全に鑑賞してもらうため、必ず覚えておきたいフロストフラワー鑑賞の注意点について3つご紹介していきます。

注意①鑑賞はガイドや専門家と一緒に!

フロストフラワー鑑賞の注意点の1つ目は、鑑賞はガイドや専門家と一緒にすることです。凍った湖面を専門的知識のない者が一人で歩くのは大変危険を伴います、必ずフロストフラワーの鑑賞はガイドや専門家に引率して貰いましょう。また、以前にフロストフラワーを見に行ったことのある場合であっても一人で見に行かず、必ずガイドや専門家に案内して貰いフロストフラワーを鑑賞しましょう。

阿寒湖には湯壺が多く危険を伴う

湯壺とは湖の底から温泉が湧きだしていて氷が張っていない、又は氷が薄くなっている部分のことを言います。その湯壺に誤って落ちてしまうと、命に関わる事故が起きてしまいます。特に阿寒湖には湯壺が多く危険を伴うため、フロストフラワーの鑑賞などで凍った湖面に上がる際には必ずガイドや専門家に同行して貰いましょう。

様々なツアーが企画されている

フロストフラワーの出現する12~3月にかけて北海道では毎年様々なツアーが企画されています。凍った湖面を歩くことは危険であることに加え、フロストフラワーの出現場所は一定ではないためフロストフラワーを見に行かれる際はツアーに参加し楽しく安全に観光することをお勧めします。

注意②息をかけても消えるので気をつけよう

フロストフラワー鑑賞の注意点の2つ目は、フロストフラワー息をかけても消えるので気をつけることです。出現条件を全て揃わせることが難しいため低い確率でしか見ることのできないフロストフラワーですが、繊細で壊れやすいという性質も持ち合わせていますので気をつけましょう。

そっと静かに鑑賞しよう

フロストフラワーの繊細さは魅力の一つである反面、気をつけるべき点でもあります。フロストフラワーのそういった性質を理解した上で、静寂の中にたたずむフロストフラワーの美しさを極力壊さぬよう細心の注意を払いそっと静かに鑑賞しましょう

注意③防寒対策はしっかりと!

フロストフラワー鑑賞の注意点の3つ目は、防寒対策はしっかりとすることです。フロストフラワーの見ることのできる環境は真冬の北海道の早朝、マイナス15度以下という非常に気温の低い環境です。

空気が肌に痛いほどの寒さの厳しい環境ですので、帽子やマフラー、厚手の手袋・靴下、ホットインナー、ダウンジャケット、冬靴などの防寒装備をしてフロストフラワーの鑑賞に臨みましょう。

「フロストフラワー」を見に冬の北海道に行こう!

今回は冬の北海道の風物詩、氷の華・フロストフラワーについて、「フロストフラワー」の見れる条件、「フロストフラワー」の出現条件、「フロストフラワー」の形、「フロストフラワー」鑑賞の注意点をご紹介しました。

フロストフラワーを見るには「真冬」の「早朝」の「北海道」に私たちが赴き、「一定の湿度」「ほぼ無風で快晴」「気温がマイナス15度以下」「湖面に積雪がない状態」という環境が必要です。フロストフラワーが見れることで有名なのは阿寒湖屈斜路湖オンネトーシラルトロ湖・湿原河川であり、阿寒湖では運が良ければアイスバブルとのコラボも見ることができます。

遭遇することが困難ではありますが奇跡の自然現象とも呼ばれるフロストフラワーを見に、是非一度冬の北海道に来てみてはいかがでしょうか?

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この記事のライター
雨野千飴(天野)

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