入館無料の北海道大学総合博物館!魅力や歴史を徹底解説!施設情報まとめ!

大自然の中佇む北海道大学総合博物館にはおしゃれなカフェあり、子供も満足の体験コーナーもあり!入館無料なのに貴重な標本や模型まである!北海道へ来たからには食べ物や景色だけでなく、北海道大学総合博物館で好奇心も満足させちゃいましょう!

入館無料の北海道大学総合博物館!魅力や歴史を徹底解説!施設情報まとめ!	のイメージ

目次

  1. 1北海道大学総合博物館とは
  2. 2北海道大学総合博物館へのアクセス
  3. 3北海道大学総合博物館の魅力と展示
  4. 4北海道大学総合博物館のお土産&グルメ
  5. 5北海道大学総合博物館の詳細情報
  6. 6北海道大学総合博物館で歴史と展示を体験!

北海道大学総合博物館とは

北海道には数え切れないほどの観光スポットや有名な飲食店がありますが、北海道大学総合博物館を真っ先に思い浮かべる人はあまりいないのではないでしょうか?今回はそんな隠れた名所とも言うべき北海道大学総合博物館の魅力や歴史を徹底的に解説します!

基本情報やアクセスなども記載しておきますのでぜひチェックして下さい!

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北海道大学構内にある博物館&科学館!

北海道大学総合博物館とは、北海道大学の構内に位置する博物館です。国立大学法人の北海道大学が運営しており、約20年前に設置されました。

北海道大学の前身である札幌農学校が開校して以来、収集・保管されてきた何万点にも上る標本や資料が展示されています。それだけでなく、カフェやお土産コーナーがあるのも特徴です。大学の中の施設なので、専用駐車場などはありませんのでご注意下さい。

また、函館には分館として水産科学館があり、水産関係の資料や標本、模型などを展示しています。こちらもやはり、北海道大学の函館キャンパス内に設置されています。科学館へのアクセス方法なども下記を参考にして下さい。

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北海道大学総合博物館へのアクセス

北海道大学総合博物館と水産科学館へのアクセスや駐車場情報をご紹介します!こちらを参考にして、ぜひ次の休日や旅行のプランに組み込んでみて下さい!

アクセスは地下鉄かJR!

北海道大学総合博物館への公共交通機関を使ったアクセスとしては、駐車場が無いため基本的にJRか地下鉄を使って頂く事になります。函館の水産科学館へのアクセスはJRとバスが便利でしょう。下記にて詳細をご確認下さい!

地下鉄を利用したルート

北海道大学総合博物館へのアクセスは、札幌市営地下鉄南北線を使って「北12条駅」2番出口から徒歩約10分です!有料駐車場は駅付近にあります。大学構内にあるので、正門や南門などから構内へ入って頂き少し歩きます!

JRを利用したルート

札幌駅から北海道大学総合博物館へのアクセス方法としては徒歩がいいでしょう。約10分です。
函館の水産科学館へのアクセス方法はJR函館駅から函館バスで約20分です。
101系統・小谷石行き(北大前下車、徒歩3分)
122系統・123系統・江差行(北大裏下車、徒歩5分)
※水産科学館前には駐車場もあります。

車の場合は駐車場なし!

札幌の北海道大学総合博物館には、専用の駐車場がございません。もしもお車で向かわれる際には、札幌市営地下鉄南北線の北12条駅付近に有料駐車場が何ヶ所かありますので、そちらの駐車場をお使い下さい。函館の水産科学館には駐車場があります。

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北海道大学総合博物館の魅力と展示

北海道大学総合博物館と函館の水産科学館には数々の見所があります。それは単純に展示品の数や標本の希少性だけではなく、北海道の開拓時代の頃から積み重ねてきた研究の歴史があるからではないでしょうか。文字や写真では足りないかもしれませんが、できる限りその魅力について語ってみたいと思います。

自然豊かな道を通って博物館へ!

北海道大学総合博物館は先述したように、北海道大学構内に位置しています。よって博物館へ行くには大学構内に入ってしばらく歩く必要があります。徒歩数分ですが、ただ歩き去ってしまうにはもったいないくらいに北海道大学構内には数多くの自然があります!

正門付近にはクルミの木が立ち並び、季節によっては様々な植物が花を咲かせます。運が良ければ、エゾリスやキタキツネにも出会えちゃうかも!?

博物館は歴史と風格を感じる建物!

北海道大学総合博物館はその建物自体にも価値があります。元々は理学部の校舎として使用されていた建物であり1929年に建てられました。鉄筋コンクリートの本格的な建築物としては、北大構内でも最も古い建物だそうです。大理石の柱や、木で作られた廊下やドアなどもとても重厚感があり歴史を感じさせてくれます。

北海道大学総合博物館の展示

それでは、ここから博物館内の展示物や歴史についてご紹介をしていきます。館内には様々な物が所狭しと展示されており、実際に触れられたり、体験コーナーもあったりと、大人から子供まで必ず満足できるボリュームになっています。

展示①北海道大学の歴史

明治9年に札幌農学校として始まった北海道大学の歴史や、現在にも受け継がれている「少年よ大志を抱け」で有名なクラークの精神をテーマとした展示もあります。開拓に関わった歴史上の偉人や北海道大学の現在の研究に関する資料なども紹介されているので、北海道大学総合博物館へ来たからには欠かせない展示コーナーです。

展示②12学部の教育研究

12学部の教育研究「北大のいま」も大変人気なコーナーとなっています。文系4学部、理系8学部からなる全国有数の総合大学である北大は多面、多様な最先端の研究が行われており、その一端が様々な形で展示されています。

ボタンを押して応えるクイズ形式になっていたり、医学部のコーナーでは、手術の体験コーナーがあったりと、子供も楽しめる数々の研究発表が目白押しとなっています。

展示③学術標本

北海道大学総合博物館には、札幌農学校の時代から収集してきた数百万点にも上る標本が所狭しと陳列されています。主に理系の学部によって、これまでの研究成果などが分かりやすく説明されており、たくさんの貴重な動物の剥製や骨格標本などを見ることができます。この博物館の目玉と言っても過言ではないでしょう。

医学標本のコーナーでは「ムラージュ」という解剖学的ロウ製模型が展示されています。16世紀に始まったロウ製模型は特に皮膚疾患の症状を保存するために多く使われました。

よって、現在までに残っている多くの「ムラージュ」はほとんどが皮膚ムラージュとの事ですが、医学的にも芸術的にも貴重なその皮膚ムラージュの一部が北海道大学総合博物館には展示されています。

考古学の展示コーナーでは移籍から出土した土器や石器などの遺物を展示してあるほか、人類の進化の過程や暮らしぶりを科学的に研究した分析結果なども紹介されています。我々の祖先がどのように生活をしていたか、この展示コーナではいろいろなことを想像させてくれます。

鉱物や岩石の標本が豊富にあるのも非常に特徴的です。自然にできたようにはとても思えないような模様の岩石や美しい彩色を帯びた鉱石がたくさん展示されています。また、それらを観察してきた歴代の顕微鏡や昔のパソコンなどの展示もあり、研究に使われてきた機器の歴史の一端も垣間見る事ができます。

函館の水産博物館にも、多数の魚類や海藻類の標本、ニタリクジラの完全骨格標本や海獣類の剥製が展示されています。

展示④恐竜の骨格標本

特に子供達はお待ちかねだったのではないでしょうか。北海道大学総合博物館には恐竜の骨格標本やレリーフがたくさん展示されています。その中にはとても貴重な、北海道で発掘された恐竜も!

昭和9年に樺太で発掘されたニッポノサウルス、足寄町で発掘されたデスモスチルスの一種のアショロア(※古代の哺乳類)や、アジアで広く生息した最大級の肉食恐竜のタルボサウルスなど、多数の骨格標本を見ることができます!

その大きさと迫力に圧倒されること間違いないです!

博物館を象徴させる空間も!

北海道大学総合博物館の建築物としての価値は先ほど述べた通りなのですが、もう一つ特筆すべき芸術的建造物をご紹介させて下さい。正面玄関から入って中央階段を上ると吹き抜けの広い空間が現れます。

この空間は「アインシュタイン・ドーム」と呼ばれており、四方の壁にはそれぞれ、「果物」、「ひまわり」、「こうもり」、「ふくろう」のレリーフがあります。

これは、「果物:朝」「ひまわり:昼」「こうもり:夕」「ふくろう:夜」を意味しており、時間を惜しまず勉学・研究に取り組みなさい、という設立当時の研究者達の意気込みが現れています。

この「アインシュタイン・ドーム」が人を惹き付けるもう一つの理由として、その名前がいつ、誰によって名付けられたか不明という事もあります。恐らくは今後の日本の教育や研究の発展を願って名付けたのではないでしょうか?実際にその空間の中に立ち、名付けた方に思いをはせてみてアカデミックな気分に浸ってみてはいかがでしょうか?

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北海道大学総合博物館のお土産&グルメ

これまで魅力的な展示品の数々を紹介してきましたが、実は北海道大学総合博物館が人気の理由はそれだけではないのです。売り切れ品続出のお土産コーナーに、こだわりの料理が食べられるカフェなど、みんなで楽しめる施設がとても充実しているのです!博物館を楽しんだ後は、お土産コーナーとカフェでぜひ、余韻に浸っていって下さい!

ミュージアムショップでお土産が買える!

せっかく魅力的な展示品の数々を楽しんできたので、ぜひその雰囲気を持ち帰って行っては!?品揃え豊富なミュージアムショップ「ぽとろ」では様々な商品を取り揃えてます!ご友人やご家族にお土産を買って、感動をおすそ分けしてあげて下さい!

オリジナルグッズがずらり!

ミュージアムショップ「ぽとろ」には北海道大学総合博物館オリジナルの商品がたくさん置いてあります。札幌農学校クッキー等のお菓子や、展示されていた化石のレプリカやキーホルダーのほか、北海道大学総合博物館をモチーフにしたトートバッグやTシャツなど、どれもこれも欲しくなってしまうようなかわいい商品がいっぱいあります!

大学院の授業の一環として誕生した学生企画商品などもあり、北海道大学総合博物館のお土産コーナーは見ているだけで楽しめるお店です!

併設のカフェで食事が可能

博物館の展示に夢中になってしまって足が疲れたらカフェでほっと一息!
北海道大学総合博物館にはくつろげて、こだわりの食材を使ったおいしい料理が食べられちゃうミュージアムカフェ「ぽらす」があります!展示の感想について語り合っちゃいましょう!

食事メニューに加えてソフトクリームも!

ミュージアムカフェ「ぽらす」は。「身体にやさしい」をコンセプトにしており、なるべく肥料や農薬を使わずに育てた野菜と、北海道産の食材にこだわったカフェです。テレビや雑誌でも取り上げられた事のある人気メニューが、西興部村「萩原牧場」の牛乳を使ったソフトクリームです!

他にも、ボリューム満点のマンモスハンバーグや、北大牛乳のリゾットなど、大人気メニューが目白押しです!平日限定ですが、学生にも人気の日替わり弁当なんてメニューも!北海道限定のサッポロクラシック等といったビールも置いてあります!

「ミュージアムカフェぽらす」の基本情報

ミュージアムカフェ「ぽらす」へお越しの際は、ぜひホームページなどでアクセス方法や営業時間などの情報を確認して下さい!駐車場は無いため公共交通機関をお使い下さい。

【店名】 北海道大学総合博物館 ミュージアムカフェ ぽらす
【住所】 〒060ー0810 札幌市北区北10条西8丁目
【電話番号】 080ー1891-8073
【営業時間】 8:30~19:00ラストオーダー:フード18:00
ドリンク18:30(6月~10月の金曜日のみ22:00まで営業)
【定休日】 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休み)
【公式HP】 http://polus.tetote.org/

手軽に済ませたい時は学食がおすすめ!

併設されている学生食堂は誰でも利用できます!手軽に済ませたいときなどは、食堂で学生に戻った気分を味わってみては!?ボリュームがあって、安くて、おいしいランチなんで最高ですね!

北海道大学総合博物館の詳細情報

北海道大学総合博物館の詳細情報を記載しておきます!行かれる際には、事前に定休日やアクセス方法などを確認していって下さい!駐車場が無いため、お車でお越しの方はコインパーキングなどをお使い下さい。

大人も子供も入館は無料!

建築物だけでも一見の価値があって、なおかつ貴重な展示品がこれだけ収蔵されているにもかかわらず、水産科学館ともに入場料は大人も子供も無料です!日本で最も観光客が多い大学と言われる理由が分かりますね!

館内に授乳室などがあって安心!

授乳室やおむつ替えスペースなどもあるので、小さなお子様連れの方も安心して館内を回れますね!ぜひご家族で楽しい思い出を作っていってください!車椅子やベビーカーの貸し出しもあります!

北海道大学総合博物館の基本情報

【住所】 札幌市北区北10条西8丁目
【開館時間】 10:00~17:00(6月~10月の金曜日のみ10:00~21:00)
【入館料】 無料
【休館日】 月曜日(祝日の場合は開館し、週明けの平日が休館)
他にも年末年始や大学行事などにより休館日あり
【駐車場】 なし
【公式HP】 https://www.museum.hokudai.ac.jp/

基本的に事前予約などは不要ですが、団体での見学に際しては事前に申込書の記入が必要になっています。公式HPでご確認下さい。また、入館料は無料ですが、館内にて募金は随時受け付けております。ぜひご協力を!函館にある水産科学館も入館無料ですが、休館日などは違っていますのでご注意下さい。

北海道大学総合博物館で歴史と展示を体験!

北海道大学総合博物館や水産科学館については語りきれない魅力が他にもたくさんあります。展示品の多さや貴重な研究成果、剥製や骨格標本の迫力なども実際に体験してみないとそのすごさはきっと伝わらないと思います。

戦前から続く教育者達の熱い情熱と、博物館を支えてきて下さったボランティアスタッフの方々の思いが作り上げた北海道大学総合博物館で、その歴史と貴重な展示物を肌で体験してみて下さい!

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