知床の秘湯「カムイワッカ湯の滝」の入浴を目指して滝登り!アクセスは?

今回は知床の秘湯「カムイワッカ湯の滝」についてご紹介します。硫黄山の源流温泉がカムイワッカ川に流れてほど良い加減のお湯の川を作っており、川のところどころには滝と滝壷があり、カムイワッカ湯の滝は野性味あふれる天然の露天風呂として、毎年多くの観光客が訪れています。

知床の秘湯「カムイワッカ湯の滝」の入浴を目指して滝登り!アクセスは?のイメージ

目次

  1. 1カムイワッカ湯の滝とは
  2. 2カムイワッカ湯の滝は世界遺産
  3. 3カムイワッカ湯の滝の立ち入り規制とは?
  4. 4カムイワッカ湯の滝詳細情報
  5. 5カムイワッカ湯の滝には子供や女性も登れる!

カムイワッカ湯の滝とは

知床にある秘湯「カムイワッカ湯の滝」は、活火山である硫黄山の源流である温泉がカムイワッカ川に流れてできた野性味溢れる天然の露天風呂となっているのが魅力で、別の呼び名で野湯とも呼ばれています。

カムイワッカ川の水とその温泉がちょうど良い加減に混ざって、川遊びもできながら温泉にも入れるといった、温泉と川遊びのアクティビティを備えた一度で二度おいしい、満喫すること間違いなしの場所になっています。

カムイワッカという名前の由来は、アイヌの言葉で、カムイは「神、または崇高な存在」という意味で、ワッカは「水」という意味だそうです。元々知る人ぞ知るで賑わっていた場所ではありますが、2005年の世界遺産に登録されてからは、世界中の多くの人々に知られて毎年多くの観光客が訪れています。

そんなカムイワッカ湯の滝とはいったいどんな温泉なのでしょうか?カムイワッカ湯の滝への入れる時間、入浴はどういった感じでできるのか、禁止事項や注意事項は?またアクセスは?では、カムイワッカ湯の滝を詳しく見ていきましょう。

カムイワッカの滝もある?

カムイワッカ湯の滝のおよそ1キロメートル下流に位置するオホーツク海に流れ出ていく場所、そこに落下する高さおよそ30キロメートルのカムイワッカ滝があります。その場所は陸路から見ることは困難なため、ウトロ港から運航される遊覧船で見ることができます。

また、その落水が硫黄を多く含んでいるため、その付近には藻などの植物が生えることがなく、その化学反応から海の色がエメラルドグリーンに輝いており、それが知床八景の景観の一つとして有名になりました。

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カムイワッカ湯の滝は世界遺産

カムイワッカ湯の滝の下流にオホーツク海に入っていく場所があり、その落下する様子が見られるカムイワッカの滝があります。硫黄を含んだその落下水の化学反応で、その近辺のオホーツク海をエメラルドグリーンに染めていることから知床八景として知られておりました。

そんな中、2005年にカムイワッカ湯の滝が世界遺産に登録され、知床八景としての名前以外にその名を世界中に知らしめました。

カムイワッカ湯の滝はお湯の川といったこと、その滝や滝壷の野性味あふれる天然の露天風呂での入浴もさることながら、子供たちが川遊びができるといったことも魅力で、毎年世界中から家族連れなどの多くの観光客が訪れています。

カムイワッカ湯の滝名前の由来

カムイワッカという名前の由来、こちらは北海道の原住民であるアイヌ民族の言葉で、カムイは「神、または崇高な存在」という意味、ワッカは「水」という意味だそうです。心も身体も癒して暖めてくれる湯の川に、アイヌの人たちが崇高な存在の水と名付けたことにうなづけます。

魔の水

カムイワッカ湯の滝の温泉成分が、活火山の硫黄成分を含んでいるため有毒になっており、生物が生息できない「魔の水」と呼ばれています。こういった部分からも、アイヌ民族の人たちが畏怖の念を抱き「神、または崇高な存在」の水と呼んだのでしょう。アイヌの文化を体験できるスポット特集はこちらをチェックしてください。

カムイワッカ湯の滝は天然露天風呂

カムイワッカ川には連続してくぼんでいる箇所があり、そこが滝になり滝壷になっています。そこに温泉の混ざった水が流れ出て野性味あふれる天然の露天風呂として呼ばれて、訪れる人たちの入浴を楽しませてくれています。

滝の個所と滝壷は四か所あって、それぞれ温度が微妙に違ってくるのでそれもまた楽しい入浴体験ができますね。

川に温泉が流入

カムイワッカ湯の滝は、活火山の硫黄山からの源泉の温泉がカムイワッカ川の水に混ざって温泉を作っています。熱湯がカムイワッカ川の水に溶けあいちょうど良い湯加減を作っているようです。

泉質

カムイワッカ湯の滝の泉質、源泉はpH1.6-1.8の強酸性であり、皮膚への刺激が強いので、皮膚が弱い方の入浴には注意が必要です。

温泉地

カムイワッカ湯の滝は温泉地になっていて、この知床連山の恩恵を味わえる場所になっています。カムイワッカ湯の滝も良いですが、知床連山の恩恵を味わえる温泉に入ってみるのも良いでしょう。

脱衣所はなし

カムイワッカ湯の滝は川なので脱衣所はありません。水着を着たり、足だけの足湯でといった形で遊ぶのが一般的です。天然の露天風呂として人気ではありますが、全裸で川遊びは色んな意味で危険ですので、訪れる時にはそこは注意しておきましょう。

宿泊施設はなし

カムイワッカ湯の滝は温泉街ではなく川なので、その近辺には宿泊施設はありません、どちらかというと温泉の川で川遊びをするといった感じなので、アクディビティをしに行く感覚で、温泉に入りに行く感覚ではない感じで訪れたほうが良いでしょう。

入浴は無料

カムイワッカ湯の滝は実際はカムイワッカ川で温泉ではないので入浴料はありません。天然の露天風呂と勘違いしそうですが、実際は暖かい川の水で遊ぶといった感覚で訪れると良いでしょう。

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カムイワッカ湯の滝の立ち入り規制とは?

2005年に知床が世界遺産に登録されたことで世界中から多くの観光客が倍増し、転落などの危険性や事故の確率が高くなったため、また上流のほうへ行くほど転落と落下の危険性や高温になっていく滝壷の天然温泉は、一番下の通称「四ノ滝」の滝壺以外は立ち入り・入浴禁止となり、シーズン中は監視員が見回るといった状況になりました。

また、世界遺産登録の翌年からは、カムイワッカ湯の滝の最上流に当たる滝壷の天然温泉「一ノ滝」より上流への立入が禁止されました。

かつてはどの滝つぼも自由に入浴できた

カムイワッカ湯の滝には一の滝から四の滝など、それぞれの滝壷に自由に入浴ができましたが、上流になればなるほど、その活火山の硫黄山の源泉のお湯の温度が高温になり、その高温の湯の流入によっての火傷や上流に行けば行くほど転落や落下物などの危険が伴います。

そういった事故や危険性があったため、現在でのカムイワッカ湯の滝での入浴などは制限されています。

高温の滝つぼがある

カムイワッカ湯の滝には、より上流に上がれば上がるほど、それだけ高温の温泉が混ざってくることになるので、そこの滝壷に関してはかなり高温な天然の露天風呂が出来上がることになります。

火傷の危険

カムイワッカ湯の滝には高温の滝壷も存在しています。源泉の温泉が高温のままカムイワッカの水に温度を下げられないまま流入している箇所は熱湯である可能性があり火傷の恐れがあります。

そういった場所は入浴禁止になっていますので、好奇心旺盛な子供はもちろん、ぜひ近づかいないよう気を付けましょう。

転落の危険

また、上流に行けば行くほど山の頂上に近づいていくことになります。そうすると足を滑らせたりして転落する危険性があります。また、落下物の危険も伴います。子供を近づけさせないよう注意が必要ですね。

四の滝つぼ以外は入浴・立入禁止

2005年にカムイワッカ湯の滝が世界遺産に登録されてから、世界中から多くの観光客が殺到したために事故の危険性が増したため、カムイワッカ湯の滝では適温である四の滝以外の滝壷での入浴が禁止になりました。

カムイワッカ湯の滝には、場所により特に上流のほうは高温のまま温泉が流入しているところは、熱湯で火傷の危険性があるため入浴が禁止になりました。

大けがをする可能性があります。大人だけではなく、親御さんは、好奇心旺盛な子供たちが近づかないように目を離さずにしっかりと監視しておきましょう。

転落や落石の危険が増えたため

世界遺産に登録されてからは多くの観光客がカムイワッカ湯の滝に訪れるようになり、その分転落や落石の危険が増えるようになったため、多くの規制が敷かれるようになりました。

自由がなくなる分危険性は低くなりますので、楽しく遊ぶためにも事故などの危険が起こらないよう、自由には少し蓋をしてルールに沿って楽しく遊びましょう。また、子供たちから目を離さないようにも気をつけましょう。

監視員が常駐

2005年にカムイワッカ湯の滝が世界遺産に登録されてから世界中から観光客が訪れるようになり、かつては自由だった部分も多くの規制が敷かれるようになりました。そんな中で、最もにぎわうシーズン中は監視員が常駐するようになりました。

天然の露天風呂といってもカムイワッカ湯の滝は川です。川遊びには危険がいっぱいです。子供たちが危険に巻き込まれないためにも監視員が常駐してくれるのは安心ですね。

2006年一の滝から上流が立入禁止に

カムイワッカ湯の滝が2005年に世界遺産に登録されてから多くの観光客が訪れたため、転落や落石の危険や高温での入浴の危険性ができたため、翌年には上流での川遊びや入浴が禁止になりました。せっかくの楽しい旅行も事故が起きては台無しです。

事故を未然に防ぐ、危険を未然に防ぐその対策はとても重要です。子供たちが遊べるところや大人たちが入浴できる場所に制限がかかりましたが、事故が起こるよりもましです。絶対禁止区域には入らないようにしましょう。

一の滝は30度程度

カムイワッカ湯の滝の一の滝は上流のほうにあり転落や落下の恐れや、湯の温度も30度程と快適ではないため、立ち入り禁止区域に指定されました。

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カムイワッカ湯の滝詳細情報

さて、ここまではカムイワッカ湯の滝そのものの魅力を紹介してきました。これからはカムイワッカ湯の滝の開催時間やアクセスなどの詳細を順を追って紹介していきます。カムイワッカ湯の滝へ行く際の参考にしてください。

アクセス方法

さて、カムイワッカ湯の滝へのアクセスはどうなっているのでしょうか?電車やバス、自家用車での乗り入れなどの詳細をお伝えしていきます。アクセスできない期間など注意が必要ですので、今後カムイワッカ湯の滝のアクセスとして参考にしてください。

沢登りの知識が必要

カムイワッカ湯の滝へ訪れる場合の注意点としては、沢登りの知識が必要になってきます。沢登りは楽しい反面、常に危険と隣り合わせです。滑りやすい川の岩場を登ったり下ったりするので、転落や落下が常に伴います。

履物には十分注意してください。裸足で入ったりすると危険ですので、滑りにくい靴下や防水靴などを履いていきましょう。

バス停から10分程度

カムイワッカ湯の滝へは、最寄りのバス停から10分ほど歩けば着いてしまいます。バスのチケットについては斜里またはウトロのバスターミナルか、知床自然センターで事前に買っておくと便利です。

バスの時間をチェック!

カムイワッカ湯の滝へ訪れる際のバスの時間は要チェックです。期間や時間帯によってはバスがなかったりしますので、訪れる前に事前にバスタ-ミナルなどに出発時間などを問い合わせてから利用しましょう。

自動車の乗り入れ規制

カムイワッカ湯の滝への道路は5月から10月の期間が開通されています。また、8月1日~8月25日は混雑防止のため自家用車の乗り入れが禁止されますので、その期間にはバスなどで行くことをおすすめします。

駐車場は?

駐車場はカムイワッカ湯の滝のすぐ手前にあって駐車料金は無料です。十数台ほど駐車ができます。

水遊びするときの注意点

さて、ここからはカムイワッカ湯の滝への水遊びをはじめ、その危険性に関する注意点をひとつひとつ紹介していきます。せっかくの楽しいアクディビティ、子供たちを連れて楽しく遊ぶ時間は貴重です。

では、どんなところに注意したらよいか、裸足では大丈夫か、靴下は履いたほうが良いのか、見ていきましょう。

注意点①サンダルはかかと固定のものを!

カムイワッカ湯の滝は川ですので、川遊びの行く時の注意点と同じです。水にぬれた岩がそこかしこにあります。滑りやすくなっていますので、サンダルなどを履いていく時はかかとが固定されるサンダルなどを着用して十分気をつけてください。

注意点②靴下は滑り止めのあるものを!

川には素足で入りたいですよね。でも素足で入るには危険がいっぱい。濡れた岩も危険ですし、足の裏や脚全体を切ってしまう場合もあります。靴下などを履いて入りましょう。靴下は滑り止めのあるものがおすすめです。

滑り止めのない靴下をはいて転倒して頭を打ってしまったら、楽しい観光が台無しになるだけではなく、命の危険さえ危ぶまれます。滑り止めのついている靴下をはくことをおすすめします。そういった靴下がない場合はなるべく滑らないような場所を選んで過ごしましょう。

注意点③ヒグマ対策をしよう!

カムイワッカ湯の滝があるところは森の中、山深いところにあります。そういったところはクマの生息地でもあります。最近では餌を求めてより里山に降りてくるようになってしまった野生の熊たち、カムイワッカ湯の滝の近くにもヒグマが出没するので危険です。

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「カムイワッカ湯の滝」基本情報

【名称】 カムイワッカ湯の滝
【住所】 〒099-4356 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村
【開催時間】 8:00~17:30(4/20~10/20)、9:00~16:00(10/21~4/19)
【アクセス】 滝へ通じる道は6月 - 10月下旬のみ大型車を除き通行可
そのうち8月・9月には車両の乗り入れが制限
当該期間は斜里バスのシャトルバスによるアクセスのみ可能。
【公式HP】 http://center.shiretoko.or.jp/ (知床自然センター)
【備考】 知床自然センターTEL:0152-24-2114

カムイワッカ湯の滝には子供や女性も登れる!

さて、カムイワッカ湯の滝を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?川なのに入浴のできる温泉、子供や女性たちも登れる沢登り、子供や女性も登れる沢登りであったとしてもやはり沢登りは危険性もあります。ぜひ、立ち入り禁止区域、服装などに注意して、楽しい思い出を作ってください。

さあ、知床の自然が作り出す神秘、崇高な存在の水といった名のついているカムイワッカその湯の滝を見に、遊びに出掛けてみましょう。

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この記事のライター
田中さちこ
わたしが書いたコラムをお読みいただき、ありがとうございます。 ライティングのかたわら、虐待を受けたりした悲惨...

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