2019年11月14日公開
2020年09月14日更新
知床のヒグマを目撃・撮影するには?事故被害や観光客の注意点&マナーは?
世界自然遺産地域に指定されている知床には沢山の自然と動物が人間と共存しています。また、知床は世界有数のヒグマ生息エリアです。その為多くの観光客が訪れます。しかし、近年ヒグマを見に来る観光客のマナーが問題視されています。ここではマナーや注意点などをご紹介します。
ヒグマで知られる北海道・知床!
北海道の北東に位置する知床半島にはヒグマが多く生息している自然豊かな場所です。そんなヒグマを撮影する方法、出くわしたときの注意やマナーをお伝えしながら知床半島の観光を楽しむ方法をご紹介します。
世界自然遺産地域に登録
【世界遺産/知床】
— 西脇 謙志│世界遺産マスター (@240ki1124) October 16, 2019
自然遺産として世界遺産に登録されている北海道の
『知床』
凄さをまとめると
・世界で最も低緯度で流氷をみれる
・国際的希少種のシマフクロウの生息地
・オオワシ、オジロワシが越冬のために渡来
・とにかく生物多様性に富んでいる
行ってみたい#tabippoインターンのくせに pic.twitter.com/A2xkvxlexB
知床は2005年7月17日にユネスコ世界遺産委員会で自然遺産として登録されました。その理由は北半球の流氷が集まり、その栄養分がプランクトンの食料となっており、そのプランクトンが増殖することにより、様々な生物が過ごしていることにあります。
そして様々な生物の中には絶滅危惧種も多く含まれており、沢山の自然が残されているところが登録理由の1つと言われています。
流氷の接岸も登録理由の1つ
世界自然遺産の深い森林に覆われた知床半島に押し寄せる流氷 #流氷 #北海道 #知床 #世界遺産 #森林 pic.twitter.com/JEsU6Z71qo
— エイエヌオフセット (@anoffset) November 12, 2019
流氷の接岸も登録理由の1つとなっています。先ほどお話した通り、生態系のバランスを維持する役割を持ち、2005年に世界遺産として登録されてから流氷の接岸初日の1月30日は「世界自然遺産 知床の日」として認定されました。
知床には約500頭のヒグマが生息
知床横断道路のガードレール脇から現れたヒグマ
— NG (@nagi0467) June 28, 2019
コンクリートの壁を見つめて彼はノソノソと悲しそうにまた崖を降りていった。
1分くらいの出来事だったけど、共存の難しさをそのまま見てしまったような気がする。
(車内より撮影) pic.twitter.com/fp8IxxGpPf
知床は美しい自然と様々生物が生息していることで有名な地ですが、中でもヒグマは約500頭ほど生息していると言われ、世界でも有数のヒグマ生息エリアとして知られています。しかし近年ヒグマを求めて知床にくる観光客により事件や事故が起こっており、そのマナーが問われています。
近年観光客のマナーが問われている
魚卵だけ採取されたマスの残滓が落ちていました。
— 知床財団羅臼地区事業係 (@ShiretokoNF_R) September 29, 2018
内臓や身を海に捨てても波に打ち寄せられて上陸し、ヒグマを誘因する原因になります。
釣り人の皆さんは、釣った魚の内臓や身を全て持ち帰るようお願いします。
さけ・ます釣りは知床の魅力の一つ。だからこそマナー厳守で楽しんでいただきたいです。 pic.twitter.com/UL77DLsBQd
ヒグマがどんなに恐ろしい生き物か分かっていない観光客が多いようで、そのマナーの悪さがヒグマの生息エリアを狭めていると問題視されています。年間約120万人が訪れる知床ではヒグマによる事故や事件が起こらないようにヒグマを目撃した際の注意喚起が多く見受けられます。
アイヌ語で「地の果て」を意味する知床
Shiretoko five lakes, Hokkaido.
— Nan (@Nan27133975) May 8, 2019
知床国立公園 / 北海道
アイヌ語でシリエトク(地の果て)という意味を持つ知床(しれとこ)は、日本に4つある世界自然遺産のひとつ。切り立った断崖絶壁を持つ半島部がオホーツク海に突き出し、豊かな自然形態・生態系を育んでいる。 pic.twitter.com/sw62CBFc7B
知床はアイヌ語でシリエトク(大地の果て)と呼ばれています。実際にはエトクは動いているものの前という意味があり、大地の先という表現のほうが正しいかもしれません。

知床で安全にヒグマを目撃・撮影する方法
【動画】知床岬付近にクジラの死骸が漂着し、ヒグマがその肉にかぶりつく姿を撮影しました。国内では知床以外ではまず見られない光景です。 https://t.co/8bTpiuVI64 pic.twitter.com/Lsly0P7XKd
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) July 22, 2017
野生のヒグマを見たいという方に、知床で安全にヒグマを目撃・撮影する方法をご紹介します。野生のヒグマは基本的に憶病な性格で、自ら人間に近寄ることはあまりないそうですが、知らず知らずのうちにヒグマを挑発し、事故が起きるケースは多々あります。
死亡事故などもあるので、ガイドツアーなどで安全にヒグマを目撃・撮影することは非常におすすめです。
方法①知床五湖ネイチャーガイドツアー
モモンガ見つかるかな?世界遺産「知床」のガイドツアーでモモンガ探しhttps://t.co/SzhuVo1CW1#ぐるたび pic.twitter.com/l9lG32mdtU
— ぐるたび編集部 (@gnavi_gurutabi) May 2, 2017
知床には知床五湖ネイチャーガイドツアーというものがあり、ガイドの人に案内してもらいながら知床にある五湖の自然や生き物を観察して散策するツアーがあります。
ヒグマが出没するシーズンは必ず知床五湖登録引率者と呼ばれるヒグマを目撃した際の対処法を熟知しているガイドが付いていることが義務付けられています。連休などはツアー場所までの道が渋滞するので時間に余裕を持っていきましょう。
知床五湖フィールドハウスの基本情報
【五湖天気】最後の最後で晴れました!知床五湖には雪がありません。山には雪が積もってます! pic.twitter.com/hANPvkcPIR
— 知床五湖フィールドハウス (@shiretoko_goko) November 8, 2019
名称 | 知床五湖フィールドハウス |
住所 | 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村 |
電話番号 | 0152-24-3323 |
アクセス | 斜里町ウトロから車で約20分 |
営業時期 | 4月下旬~11月下旬 |
営業時間 | 月~土曜まで 7時30分~18時00分 日曜日 8時30分~18時00分 |
駐車場 | 普通車 500円、マイクロバス 1,000円、大型バス 2,000円、バイク 200円 |
料金 | 大人(12歳以上)4,500円 子供2,000円 *注 下記期間には別途レクチャー代がかかります ヒグマ活動期 5/10~7/31 大人500円/人 子供250円/人 植生保護期 開園~5/9、8/1~10/20 250円/人 100円/人 |
HP | http://www.goko.go.jp/index.html |

方法②ゴジラ岩観光のルシャコース
ゴジラ岩観光ってクルーザーに乗った pic.twitter.com/e0qkqnvTBD
— セブ (@sebyasina_) July 29, 2018
ヒグマの生息エリアとして名高いルシャ湾まで行くツアーです。2時間ほどのツアーですが、高い頻度でヒグマに会うことができるので人気です。しかし基本的に海上から見る為、双眼鏡などの用意が必要です。
勿論、ヒグマだけでなくプュニ岬などの知床の美しい自然やヒグマ以外の生物を見ることが出来ます。運が良ければアザラシやイルカに遭遇することもできるそうです。
撮影には望遠レンズがおすすめ
望遠レンズが欲しくなった
— Y社長る (@y_shacho_ru) September 23, 2019
鮭を獲るヒグマとタンチョウ pic.twitter.com/75ONjC0Vcd
ヒグマなどの生物を撮影する際は海上からということもあり、望遠レンズがおすすめです。目撃するだけなら双眼鏡でも問題ないですが、写真となると普通のカメラではキレイに撮影することが難しいです。
ゴジラ岩観光の基本情報
今日はゴジラ岩観光さんの船に乗りました♪ 霧で視界が悪く、どうなるかと思いましやが、シャチに会うことが出来ました\(^o^)/
— 知床ドリーム (@hayakawa0622) July 2, 2016
分散していたシャチが、いつの間にか固まりになって泳ぎだしました。迫力満点でした! pic.twitter.com/ns3TiL2Xkn
名称 | ゴジラ岩観光 |
住所 | 北海道斜里郡斜里町ウトロ東51 |
電話番号 | 0152-24-3060 |
アクセス | 斜里町から車で40分 |
営業時期 | 1月10日~1月31日 ※年末年始・日曜日を除く 2月1日~3月20日 ※不定休 |
営業時間 | 1月10日~1月31日 8:00~17:00 2月1日~3月20日 8:00~19:00 |
駐車場 | 駐車場はゴジラ岩観光より2軒隣に有り |
料金 | 大人6,000円小学生3,000円 ※ルシャコースの場合 |
HP | https://kamuiwakka.jp/cruising/ |

方法③知床クルーザー観光船 ドルフィン
さぁて!そろそろサケ獲り本気出しますかね!
— 流氷なび (@ryuhyonavi) September 8, 2018
画像提供:知床クルーザー観光船ドルフィンhttps://t.co/dFLUMtIniF pic.twitter.com/WJB6IesIl7
知床クルーザー観光船ドルフィンは小型船で陸地間際まで近づけるのでとてもおすすめです。小回りがきくクルーザーでしかできない観光が楽しめます。近年車でヒグマを目撃しようと渋滞が起きていることもあり、観光船での観光が推奨されています。
知床クルーザー観光船 ドルフィンの基本情報
観光船ドルフィンの先端に座って日本最北東端の知床岬まで行ってきました pic.twitter.com/1xQPGosOaV
— みずの (@erg_demian) August 6, 2019
名称 | 知床クルーザー観光船 ドルフィン |
住所 | 北海道斜里郡斜里町ウトロ東52 |
電話番号 | 0152-22-5018 |
アクセス | JR知床斜里駅から「斜里バス・ウトロ温泉」下車、徒歩約5分 |
営業時期 | 4月下旬~10月上旬 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
駐車場 | 無料駐車場有 |
料金 | 大人 5,500円 小学生2,750円 幼児 無料 ※ルシャ海岸クルーズの場合 |
HP | http://www.shiretoko-kankosen.com/2015/index.html |

ヒグマによる事故に遭わない為の注意点&マナー
【注意喚起・お願い】これから(GW含む)の時期『知床・羅臼』へお越しになる皆様へ
— 世界自然遺産のまち『知床羅臼町』 (@rausutown) April 19, 2019
知床は、市街地も含めて全域がヒグマの生息地です。冬眠を終えたヒグマがエサを求め活発に活動し始めます。クマがいるからといって、近づいたり、刺激を与えたりしないでください。詳しくはhttps://t.co/8fJ8knnHpx pic.twitter.com/KVP4d7Wl9c
ヒグマはとても危険な動物です。野山で多く目撃されるヒグマですが、生息エリアでない市街地でも目撃されるようになりました。北海道ではどこでも出会う危険性があり、注意やマナーが問われています。
注意点&マナー①自分からヒグマに近付かない
難しいことはお願いしていません。
— Bear Safety Shiretoko (@bear_shiretoko) September 15, 2019
看板に書いてあるように、
・ヒグマに近づかない
・食べ物を与えない
この2つを皆が守ればヒグマのリスクは各段に低くなります。#知床 #ヒグマ #世界自然遺産 pic.twitter.com/pxPL2ruthp
ヒグマによる事故を防ぐためにはまず自分からヒグマに近づかないことです。ヒグマ目撃情報は新聞やテレビで知ることができるので、そのエリアには近づかないことです。ヒグマはとても音に敏感な生き物なので、鈴を付けたり人と会話しながら歩くことも有効です。
小グマには要注意
またお昼も過ぎたにゃー!今朝の気温17.1℃、湿度51%、眩しいたるが橋周辺ですぞう★午前中、芝生広場の薬剤散布で現在・・・少し匂いが。
— やるぞう・やらにゃんパパ (@yaruzoh) May 10, 2019
1時間くらい前に「小熊」が出没して防災無線で注意喚起ありましたぞう★
警察の方も注意喚起に回ってますのにゃ!一応、川を渡って山に帰りましたにゃ! pic.twitter.com/SzqedWimmo
基本的には自分から寄ってくることはありませんが、子供のヒグマなど興味本位で近づいてくることがあります。子供のヒグマはとても可愛らしいですが、近くに母親がいることが多いです。その場合、子供を守ろうと攻撃してくることもあります。
注意点&マナー②餌付けは絶対にしない
【危険】ヒグマの出没場所に食品ごみ、人襲うきっかけにも 知床https://t.co/mmXp0OQdYC
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 3, 2019
ごみは何らかの動物に荒らされた痕跡があった。ヒグマが口にした場合、人と食べ物を関連づけて危険な行動を起こす可能性も。 pic.twitter.com/DU6QoBOuxJ
子供のヒグマが可愛いからなどと餌付けすることはやめましょう。ゴミは指定の日のみ出す、ゴミは必ず持ち帰るなどのマナーを守りましょう。ヒグマは一度食べた味を忘れずに同じ場所に現れることがあります。自身だけでなく近隣住民を守るためにも餌付けはやめましょう。
注意点&マナー③車を停車させてヒグマを見ない
みなさんおはようございます🌤
— スノーマン(雪*男)⛄️😎☃️ (@WHYDOLL_No1) September 23, 2019
今日の恵庭 ところにより曇り
只今の気温17℃22~10℃の予報 体感温度 16℃
🐻知床のヒグマ問題🐻
これから知床観光シーズンになるけど、行かれる方は守らないといけない事がありますエサをやらない!
車を止めて見ない!
🐻熊が駆除される悲劇につながるからです😎 pic.twitter.com/XtgtxR86ZJ
知床では夏から秋頃にかけて食料を獲りにヒグマが川に降りてきます。それを狙って川の上から撮影しようと観光客が車を停めて撮影する姿が多く見受けられ、そのことにより道が混雑したり、渋滞が起きています。
観光客によるヒグマ渋滞が問題に
“ヒグマ渋滞”発生 車から降りず通過を 北海道 知床半島 https://t.co/aGul8BdrDV NHKニュース pic.twitter.com/H0NYNMf4YF
— Asterisk☆News&相互&RT拡散 (@populus1q3) September 20, 2019
近年、観光客によるヒグマ渋滞は知床の深刻な問題とされています。渋滞の多くは観光客がヒグマ見たさに車を停めることにあり、ヒグマの生息エリアを犯したり、ヒグマを挑発する行為をしているようです。渋滞はヒグマだけでなく人身事故も起こりえますので、渋滞を招く行為は絶対にやめましょう。
注意点&マナー④動物の死体に近付くのはNG
山で見た野生の鹿。意外と逃げませんでした。
— ラ い ム (@limejanaino) November 5, 2019
この数時間後、別の場所ですごい異臭がすると思ったら、雄鹿の死体がありました。後ろ足が噛みちぎられていたので、もしかしたら熊などの可能性もあり、本気で命の危険を感じました。 pic.twitter.com/7rk5Z6OPtY
動物の死体に近づくのはやめましょう。ヒグマは動物の死体を食べ、食べきれないと木や枝で死体を隠し、周辺に潜んでいることがあります。特にシカはヒグマの大好物であり、大きな食料なのでそういった危険性が高いです。死体を見つけたらなるべく離れておきましょう。
注意点&マナー⑤魚など食べ物を放置しない
【サケ釣りの際はヒグマ注意】
— 知床自然センター (@shiretoko_NC) September 22, 2017
各河川河口付近ではヒグマの出没が相次いでいます。
特にサケ釣りの際は釣った魚、荷物の管理に十分留意してください。
魚の内臓等を投棄しないでください。お願いします。 pic.twitter.com/0JodJ8Wqhe
ヒグマの嗅覚は人間より鋭いです。その為、食べ物の匂いを嗅ぎつけて食べに来る可能性があります。その為、キャンプする場合は食事する場所、料理する場所、寝る場所は100m以上離すのが良いとされています。また、残った食べ物はフードコンテナなどに入れることが重要になります。
知床では、キャンプ指定地に食料保管庫があるのでなるべくそこを利用して保管することをおすすめします。また共同の為、なるべくコンパクトに入れるように心がけましょう。
注意点&マナー⑥犬を連れて歩かない
道の駅知床らうすで店員の女性に
— ひとり遊び部 部員 (@nPL92sbz0Hv8WVf) August 20, 2019
「さっきヒグマ見たんですよ」と話したら
「町でも見ます。羅臼のヒグマは狂暴なんですよ、外で飼われてた犬が5匹、食べられたんです。学校からも緊急メールがきます」とのこと( ; ゜Д゜
この話は風評に繋がるので書こうか迷ったんですがニュースにもなってました pic.twitter.com/Hpj3YQclNQ
犬もヒグマと同じく、匂いや音に敏感な生き物です。ヒグマが近づいたら吠えて威嚇してくれる可能性が高いですが、逆にヒグマを刺激しかねません。訓練を受けていない犬を連れて野山に入るのはやめましょう。
注意点&マナー⑦背を向けて走らない
1m近い丈の草木が生える場所ならばヒグマに気付かないこともある。
— makoto@北海道のちっちゃな大自然 (@mako_photo26) August 18, 2019
鈍感だから?いえ、違います。
ヒグマは力士を上回る大きさで、短距離走のアスリート並みの走力を持つだけでなく、足音を消し静かに移動するという「ステルス性」さえも持つ生き物だからです。 https://t.co/O5XckuUN1Y pic.twitter.com/QvhPmi00qi
もし、最悪ヒグマに遭遇してしまった場合は、絶対に背を向けて走らないようにしましょう。ヒグマは逃げるものを追いかける習性があるので、追いかけてくる可能性は非常に高いです。さらにヒグマの時速は最高で60kmとも言われていますので、ほとんどの場合追いつかれてしまいます。
ヒグマと遭遇した場合はにらめっこしながら、ヒグマを興奮させないように声をかけながら後退しましょう。後退できなくても怯えることのないようにしっかり向き合いましょう。
北海道・知床の詳細情報
斜里岳のイマソラとサッキソラ#イマソラ pic.twitter.com/T8H5EWZ5pp
— ごみぶ@知床の羊と山羊〜 (@gomib_ma) November 5, 2019
知床は自然豊かな美しい場所です。しかしその為、ヒグマなどの動物が多く生息しており、危険性も高い場所です。面白半分で何も準備しないまま散策することないように心がけましょう。ここでは知床観光客のサポーターエリア、知床斜里町観光協会をご紹介します。
知床の基本情報
【世界自然遺産:知床5湖】
— 北海道LOVERS (@hokkaidolovers_) November 6, 2019
原生林に囲まれてたたずむ幻想的な5つの湖は必見の価値あり。知床連山もここから眺めることができます。 pic.twitter.com/QWFpOUuF1m
名称 | 知床斜里町観光協会 |
住所 | 北海道斜里町本町29番地8 |
電話番号 | 0152-22-2125 |
アクセス | 帯広駅から車で6時間 女満別空港から車で2時間 |
HP | https://www.shiretoko.asia/ |
知床へのアクセスの詳細
皆さん、知床はお天気がいいです。知床に関しての情報をまとめてみるなら、知床財団の知床情報玉手箱へアクセスしてみてください。とっても便利ですhttps://t.co/dJC2unn7rH pic.twitter.com/1YoL5Q6Bk3
— 桜井あけみ (@SAKURAI_AKEMI) April 28, 2019
知床は地の果てと呼ばれるようにとにかく都心から遠く、鉄道もない上にバスの本数も少ないです。その為、車でのアクセスが一般的です。札幌からだと斜里町まで7時間ほどかかります。女満別空港からは知床エアポートライナーというバスで2時間ほどかかります。
知床岬へは陸路でなく観光船を
今回の最大目的
— すずなる (@reAimUruNaru) August 20, 2019
知床岬
遊覧船3時間は長いかな、
と思ってたけど
いつまでも見てられるな😌
🐻見えるかな?
納沙布岬を経由して釧路泊
明日には帰りの⛴に乗らねば
(> <) pic.twitter.com/i6DM9iMZC1
知床岬へは陸路ではなく観光船を使いましょう。その理由は知床に暮らす動植物の保護と陸路での渋滞緩和や事故の危険性にあります。特に動植物の生息エリアを侵さない為に、我々人間ができることはなるべくエリアを脅かさないことです。是非観光船を利用して、安心安全に観光をしてみてください。

知床ではヒグマ対策を万全に!
知床自然センターの駐車場は、現在工事中。どうやら、大きく拡張するようです。現在、ヒグマ対策も限界に来ているようで、車両規制の話も出ているようです。そのための拡張なら仕方ないと思いますが、単にお盆やGWのピーク時対策なら疑問を感じます。二次林ですが、木まで切っていますからね。 pic.twitter.com/31aHr82Rji
— おっくん (@xIU1I6feoY6kjuG) October 28, 2019
知床では他の地域とは比べ物にならないほどヒグマが出没する可能性が高いです。知床へ行く場合は、事前に準備を万全にしてから行きましょう。
対策①念の為クマ除けグッズを持参
防水Bluetoothスピーカー。結構大きな音がする。山に入るときにカナビラで身につけてガンガン音楽を鳴らしてヒグマ除けに使ってます。#右手首折れてるけど北海道に行く旅2016 pic.twitter.com/ardOArARtV
— Yamamaya (@yamamaya3) July 18, 2016
クマ除けグッズは多数あります。一番簡易的なのが鈴です。簡易的ですが、クマが人間がいると察して近寄ってこないので、一定の効果があるとされています。
他にもベアスプレーと呼ばれる催涙ガスのようなものや、ナタ、フードコンテナなどもありますが、知床ではレンタルできる場所も多いので事前に問い合わせの上、必要なものだけ持参しましょう。
対策②声を出して存在を知らせる
知床五湖なう
— ケイ (@Kei_with_Spulse) August 7, 2018
散策前にレクチャーを受けたけど、結構ヒグマが出るらしい
ヒグマに遭遇しないためにはこちらの存在を先に気づかせること
「手を叩く」「声を出す」
……チャントしながら森を歩けばいいってことね~😃💡 pic.twitter.com/xymXKhBUVQ
冬眠明けのヒグマでない限り、基本的にヒグマは人間の気配がするところに近寄ってくることはありません。鈴を鳴らしたりラジオを鳴らしたり、おしゃべりしながら歩いているとそれだけでヒグマ対策になります。
対策③手をたたいて音を鳴らす
ウォーキングでは必ずガイドさんの後ろを1列で歩く。周りの植生を保護する為。もうひとつはヒグマに対処する為。なので草が茂った曲がり角を進むときは、ガイドさんが「ホウホウ!」と大きな掛け声と共に手を叩く。そうしてヒグマにこれから人間が行く事を知らせて、不用意な遭遇を防ぐ#知床五湖 pic.twitter.com/62F2sDuOHM
— りこ (@BLUEWHALE0602) June 25, 2018
ヒグマ対策として、手をたたいて歩くのも有効です。声を出しながら手をたたいて歩きましょう。ヒグマに近くにいることを知らせるのに有効です。

身のため・自然のためにもマナーを守って知床観光を!
暴風雨の中、山道を運転中目の前に小熊。こっちをチラ見したのちダッシュで逃げていった!野生なのでそうあるべきだが、人間がお邪魔させてもらっている事を忘れてはいけないなと思った知床の一風景 #ヒグマ pic.twitter.com/feA9qYo5Vd
— Quatre saisons@2019 (@pokotan75) October 8, 2015
知床は自然の宝庫であり、生息している動植物は貴重なものが多く、他のエリアより多く自然との共存が求められています。知床に生きる人や動植物の為にも、自分の為にもマナーを守って観光しましょう。
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