札幌の気温&服装を季節毎に徹底解説!適切な服装で楽しい旅に!靴や上着は?
札幌に観光で訪れるとき、本土とは気温がかなり違うので、どんな服装をしたらいいのか迷うところです。どんな気候なの?、冬の寒さってどのくらい?など詳しく御紹介して行きたいます。札幌の季節ごとの見どころと、気温や服装の選び方など参考にして頂けたらと思います。

札幌の気温&服装を季節毎に徹底解説!
札幌の気温は、やはり東京などと比べると平均気温は低いです。逆にいうと、夏は過ごし易いです。冬はもちろん寒いのですが、そこは札幌の真骨頂、冬のイベントがたくさんあります。春も札幌と言えばのライラック祭りがあります。秋は早めに始まり短めですが、美味しい食材が豊富に味わえます。
そんな札幌は東京と比べると平均気温で、夏は5℃くらい、冬なら10℃近く違います。これだけ気温が違うと、「暖かいと思って服装を選んで来たら寒かった」みたいなことが起こりかねません。
ちなみに札幌の四季はだいたい、春は4月~6月、夏は7月~9月、秋は10月、冬は11月~3月くらいです。やっぱり札幌は圧倒的に冬が長いのです。
人気の観光地が多い札幌
札幌は日本最北の政令指定都市です。人口も日本で5番目と多くの人が住んでいます。あまりイメージは無いかもしれませんが、東京23区の2倍ほどの広さがあるんです。
そんな札幌にはたくさんの観光地があります。一番に札幌時計台を思い浮かべる人も多いと思います。他といえば札幌テレビ塔、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)や大通公園だけじゃないんです。札幌の夏は短めですが、イベントは目白押しです。楽しめるのは冬だけじゃなく、札幌は年中通して楽しめる所です。
適切な服装と靴なら観光を楽しめる!
観光を楽しむにあたって、気温の違いから服装選びに迷います。快適な服装でないとせっかくの観光も楽しめません。服装ももちろんですが特に足元、靴選びは大事です。冬は雪も降りますし道も凍りますので、服装だけでなく歩ける靴選びが重要です。しかし平均気温が低いからといっても、夏は暑いですし最近は30℃超えの日もあるので服装選びは悩みます。
そこで季節ごとのイベントと、その時の気温、快適に過ごすための服装について詳しく書いていきます。札幌の気温を知って、適切な服装選びの参考にしてください。

札幌の春の気温&服装
東京と比べると、札幌の春はまだまだ寒いなと感じると思います。極寒ではないですが、東京の冬の気温に近いと感じると思います。東京から行く場合、服装はもうコートは要らないと思いがちですが、初春なら最高気温が10℃ちょっとですし、朝晩は5℃以下の日もあるので服装選びに上着は必須です。
もし山間部に行かれる予定があるならば、服装に注意しなくてはいけません。まだ雪が残っているし降ることもあるので、雪に対応できる服装、しっかりした冬の服装がいいです。靴もブーツや滑りにくい靴を選ばれる方が良いと思います。春も後半なら、服装もそこまで厚手のものでなくても良いと思います。
札幌春のメインイベント
今年も🎏元気に泳いでいました😃
— おさっけ (@Yumiko1S) April 23, 2019
昨日の定山渓温泉♨
青空と下を流れる渓流豊平川と風にはためく鯉のぼり~春ですね❗
そのうち桜も咲いて来るね😊 pic.twitter.com/op91Z69jxR
定山渓温泉の豊平川では4月半ばから5月上旬まで「定山渓温泉渓流鯉のぼり」が開催されます。大小400匹もの鯉のぼりが空を泳ぐ姿は圧巻です。
4月後半から5月半ばまでの期間は、平岡公園の広大な敷地で梅まつりが開かれ、紅白の梅林が咲き誇ります。紅白4:6の割合で植栽されている梅を見に、毎年10万人もの花見客訪れます。
白いライラックを撮影して来ました。札幌川下公園、ライラック祭りの前に既に満開でした。 pic.twitter.com/YckPtrpwtW
— プルメリア (@cutyplumeria) May 29, 2019
5月の半ばから後半には札幌大通公園で、6月頭には川下公園でライラック祭りが開かれます。初夏の訪れを告げるおまつりとして、札幌を代表する春のイベントです。5月下旬には札幌の藻岩山で、もいわ山の日というイベントが行われます。藻岩山から眺める札幌の街の夜景は大変美しいですし、澄んだ空気の中で行われる「山ヨガ」などの催しもあります。
札幌の春の気候&気温
気象庁によると、札幌の4月の平均気温は、最高気温が11.5℃、最低気温は3.2℃になるそうです。5月の平均気温は、最高気温が17.3℃、最低気温は8.3℃です。6月の平均気温は、最高気温が21.5℃、最低気温は12.9℃です。
4月になり最低気温がマイナスから脱します。それでも3℃程というのは、真冬の気温なので冬の服装が必要です。昼間で春らしくなってくるのは5月くらいからです。それでも最低気温が8℃ちょっとなので日が暮れると寒いので薄い服装は出来ません。6月になって日中なら上着がない服装でも過ごせる気温になってきます。それでも朝晩はヒンヤリする気温です。
春の気候に適したおすすめの服装
4月ごろは少し気温が上がってきたとはいえ、服装はまだ寒いので着脱できるマフラーや手袋などを用意して、気温に合わせて服装を変えられるようにしておくと良いと思います。
天気が良くないと、かなり寒いと感じると思います。服装のコートはまだ必要ですし、靴はブーツでも良いと思います。もう少し暖かい服装でいてください。
5月以降になると、気温も15℃を超えてきますし、6月なら20℃も超えてくるので、服装もジャケットやスプリングコートでも良くなると思います。薄着の服装はまだまだ先の話ですが、防寒の服装ではなく寒さからホッとできる気温になってきます。靴はスニーカーなどで良くなってきます。

札幌の夏の気温&服装
30℃を超える日もありますが、東京などと比べるとやはり過ごしやすい方です。半そでなど夏の服装になります。しかし紫外線は強いので気になる人は薄手の長袖などの服装が良いでしょう。
夜は気温が下がってくるので、出掛けても暑いと感じることはあまりないと思います。少し肌寒く感じる時もあるので、服装で薄手の上着は持っている方がいいです。
お盆を過ぎたあたりから夏も過ぎ、早くも秋の気配がやってきます。朝晩の寒暖差も大きくなってくるので服装には気をつけてください。9月になると、もう夏という感じではなくなってきます。夜に出掛ける時の服装は薄手のコートが欲しくなる時もあります。
札幌夏のメインイベント
札幌よさこいソーラン祭
— きょーちゃん (@daradara_darari) June 9, 2019
昨日に引き続き今日も見てきました\( *´ω`* )/
カラフルな衣装にキレキレの踊りは見てて楽しくなりますね
お腹に響く鳴り物系が無いのでなんだか物足りなかったのは内緒ということでw
札幌だから、お祭り見てるのに暑くないって不思議 pic.twitter.com/LT5QuBgG9v
札幌の夏は短めですが、とてもたくさんのイベントがあります。一番は6月上旬にあるYOSAKOIソーラン祭りでしょう。約3万人もの参加者が集い、約200万人もの観客が訪れます。メインの大通公園以外にも札幌市内各所に演舞会場が設置されます。鮮やかな服装やメイクなども含め、ド大変迫力なお祭りです。
札幌ではたくさんの花火大会も各所で行われます。そのなかでもモエレ沼公園の花火大会は圧巻です。音楽と花火がシンクロして芸術的です。
国内外の花火メーカーが参加して、18,000発もの花火を打ち上げます。他にも道内最大級、約2万発を打ち上げる北海道真駒内花火大会に、歴史ある道新・UHB花火大会と紹介しきれないほどあります。
札幌の夏の気候&気温
気象庁によると、札幌の7月の平均気温は、最高気温が24.9℃、最低気温は17.3℃になるそうです。8月の平均気温は、最高気温が26.4℃、最低気温は19.1℃です。9月の平均気温は、最高気温が22.4℃、最低気温は14.2℃です。
よさこい ソーラン祭
— nao (@mixtureuphoria) June 7, 2019
札幌寒いけどここだけ熱量ヤバい pic.twitter.com/CmtPClhp6q
札幌でも7月になると最高気温が25℃くらいになり、暑く感じるので服装も夏の装いになります。8月は一番気温が上がる季節です。しかし夜は過ごしやすい気温になります。9月になると暑さは和らぎます。夜は涼しいと思うかもしれません。そろそろ服装に注意が必要になってきます。
夏の気候に適したおすすめの服装
7月の服装は札幌はまだ朝晩はカーディガンなどが必要な時もあります。東京なら春の終わりくらいの気温です。昼間は気温が上がってきますが、8月に入る前くらいから半そでなど夏の服装でいいいでしょう。気温はそこまで高くなくても日差しは強いので、帽子や日傘、サングラスなどはあった方が良いと思います。
札幌は、よさこいソーラン祭 pic.twitter.com/tdeOhqYjyM
— 裏にぼし (@ura_niboshi) June 8, 2019
虫も出ますので、出掛ける場所によっては虫よけも必須です。服装で紫外線対策も兼ねるなら薄手の長袖の服装が良いかもしれません。
9月になると秋の気配がやってきますので、服装は気温が下がることを考慮して薄手のコートくらいは必要になってきます。特に夜に出掛ける時は服装に気をつけてください。日中は快適な気温になりますので過ごしやすいです。

札幌の秋の気温&服装
秋の札幌は、東京でいう晩秋から初冬になります。冬支度の衣装を選び、暖かければコートを脱ぐつもりでいるほうが良いでしょう。室内と屋外の温度差が大きくなってきますので、東京での冬の服装で構いません。秋だから快適と薄着の服装で出掛けるのは止めてください。
佳き哉 : 北大の黄葉とイチョウ並木 https://t.co/LUTNGlL2h1 pic.twitter.com/JoIakl39UB
— 田中光二 kouji tanaka (@kouji_tanaka22) September 5, 2019
秋はイベントも目白押しなので、歩ける靴を選びましょう。早ければ雪が降り始めることがあります。服装だけでなく靴にも気を配り、滑らない物を選ぶようにしてください。
札幌秋のメインイベント
札幌国際スキー場・秋祭り~紅葉ゴンドラとパノラマ展望台!秋の味覚祭!~は、10月14日(日)まで開催中です!
— 札幌国際スキー場 (@sapporo_KOKUSAI) October 7, 2018
晴れた日はこんなに気持ちが良い景色♪ 土日祝は、豚のダイナミック焼きやじゃがいも詰め放題などイベント&屋台がもりだくさん!お待ちしています! pic.twitter.com/f7hql8RB4K
札幌の秋もイベントがたくさんあります。札幌国際スキー場秋祭りでは、ゴンドラに乗って上から見る紅葉が大変美しいですし、スキーセンター前ではグルメの販売もあります。
秋といえば紅葉ですが、北海道大学のイチョウ並木も素晴らしいです。大学ですが一般の方も入れるので、秋だけでなく、季節ごとに美しい構内を見に来られる方もたくさんいます。
息子と一緒にオータムビアフェスタに来ましたー。
— 安谷屋(あだにや)まゆ子 (@voth_adaniya) October 5, 2018
すんごい人がいっぱいでビックリ💦#サッポロファクトリー #オータムビヤフェスタ pic.twitter.com/HJQWP9QZ0J
イベントで有名なのが札幌マラソンです。北日本最大級の市民ハーフマラソン大会で、毎年15,000人もの人が参加します。
札幌の中心の観光地を見ながら走れ、車いすや子ども、ファンペア(大人と子供がペアで走る)など様々な種目を選べます。オータムビアフェスタinサッポロファクトリーでは、ビール醸造所跡地で美味しいビールと食事が楽しめます。
札幌の秋の気候&気温
気象庁によると、札幌の10月の平均気温は、最高気温が16.2℃、最低気温は7.5℃になるそうです。
まだ10月ですがもう最高気温が15℃ちょっと、夜は10℃以下まで下がるので、東京から行くと秋というよりは冬になった感じがすると思います。しっかりと防寒を意識して服装を選んでください。靴もサンダルとかは絶対にダメです。
秋の気候に適したおすすめの服装
東京の秋のつもりで、まぁ服装は上着は要らないかもなとか、念のために薄手のコートくらいは持って行こう、などと軽く思わないでください。もう寒いです。インナーも長袖の服装にしてください。冬手前の服装で出掛けてください。
まだ秋ですが朝晩は10℃を下回るため、厚めのコートが必要になります。夜の観光に出かけたいなら、東京の感覚での冬の服装で行ってください。雪も降ることがあり凍ることもあるので、山間部などに行くなら靴はブーツでも構いません。滑らない靴を必ず選んでください。

札幌の冬の気温&服装
冬に東京などから行くと、札幌のみなさんには申し訳ないのですが、ここは日本なのか!?と思うほど寒いです。御自身が考える、何があっても大丈夫と思うくらいの最大限の防寒対策の服装で行ってください。
コートも極厚、暖かいインナー、モコモコのマフラーに手袋、ガチガチに凍っている道も歩ける靴、更に靴は防水仕様が良いでしょう。
雪山に行くくらいの感覚で服装を用意しても、道外に住む人なら大げさではありません。地元に人は慣れていますが観光客の皆さんは、街中だからと侮らないでください。しかし、室内は暖かくしている建物が多いので、脱げる服装が良いでしょう。
札幌冬のメインイベント
昨日は札幌雪まつりに行ってきました😁
— せな (@ADnoml) February 7, 2019
色々な雪像があって、見ているだけてあっという間に時間が経っていました(ˊ˘ˋ*)
じっくり見ると細かい所まで作ってあって凄かったです«٩(*´∀`*)۶»
⛄札幌雪まつり⛄ pic.twitter.com/0avyvtoyrU
札幌駅前地下歩行空間でさっぽろアートステージが開催されます。様々な団体が美術や舞台に音楽などで彩ります。札幌駅地下ですので是非とも見に行ってみてください。あと札幌大通公園他、様々な場所でさっぽろホワイトイルミネーションが開催されます。電飾で彩られた会場はデートスポットでも大人気です。
札幌での初詣といえば、一番有名なのが北海道神宮です。授与所で売られている梅酒「神宮の梅」は境内で採れた梅を使用していて容器も可愛く、お土産にされる方もおられます。
そして何といっても、さっぽろ雪まつりです。冬の札幌は、これが見たくて世界中から観光客がやってきます。大小さまざまな雪像は圧巻です。夜のライトアップも美しいです。
札幌の冬の気候&気温
気象庁によると、札幌の11月の平均気温は、最高気温が8.5℃、最低気温は1.3℃になるそうです。12月の平均気温は、最高気温が2.1℃、最低気温は-4.1℃です。1月の平均気温は、最高気温が-0.6℃、最低気温は-7.0℃です。
2月の平均気温は、最高気温が0.1℃、最低気温は-6.6℃です。3月の平均気温は、最高気温が4.0℃、最低気温は-2.9℃です。
札幌雪まつりのキャラ雪像たち。40年前には闘将ダイモス、30年前にはSDガンダムがあった。#札幌雪まつり pic.twitter.com/MEbdLqGCgG
— cean-sj2017 (@19752003jp) February 11, 2019
札幌では11月になると、もう東京の真冬くらいの気温になります。12月に入ると最低気温は氷点下になり、東京ではあまり経験しない寒さとなります。
1月は最高気温でさえも氷点下で、ずっと冷凍室に居るような状態です。3月くらいになってやっと最高気温も上がってきますが、それでも日中でさえ冷蔵庫くらいの気温ですし、夜は氷点下です。
冬の気候に適したおすすめの服装
雪に慣れていない地域の方々が一番注意しなくてはならないのが靴です。普段履いているちょっとギザギザが付いている程度の靴では、雪が挟まってツルツルになります。
ガッツリと歯の付いた靴を履いて行ってください。地元の女性の方は、ピンヒールをスパイク代わりに履かれるようですが、雪の少ない地域の方はマネするのは危険です。ブーツがお薦めです。
ダウンコートや極厚のコートはもちろんのこと、極暖インナーに女性なら分厚いタイツ、手袋・マフラー・耳あてなど、普段そういうの使わないんだなって方も持って行ってください。
カイロも持っていると良いと思います。御自分で大げさだと思うくらいの準備をしてください。それでも慣れていなければ驚くと思います。

札幌観光を快適な服装で楽しもう!
札幌は東京と比べれば1シーズン寒いと思っておいていいでしょう。年中楽しいイベントがある札幌ですので、夏でも寒くならないように、冬は完全防寒の服装で行かれることを意識しておいて下さい。特に、靴選びは重要ですのでオシャレも大切ですが、怠ると慣れないゆえに怪我をすることもあります。
せっかく楽しい旅行で辛い思いをしなくていいように、事前には天気予報も見て、十分に準備をして行って下さい。そうすれば札幌を満喫することが出来るでしょう。
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