青森の秘湯「酸ヶ湯温泉旅館」の千人風呂で混浴!女子必見の湯地情報も!

青森県の豪雪地帯として有名な「酸ヶ湯温泉旅館」は、青森県の中央に位置する八甲田山にあります。また、現在では珍しい混浴の「ヒバ千人風呂」という大浴場があることでも知られています。そんな青森県の秘湯、「酸ヶ湯温泉旅館」の情報をたっぷりとご紹介していきましょう。

青森の秘湯「酸ヶ湯温泉旅館」の千人風呂で混浴!女子必見の湯地情報も!のイメージ

目次

  1. 1酸ヶ湯温泉旅館とは
  2. 2酸ヶ湯温泉旅館の魅力!
  3. 3酸ヶ湯温泉旅館の名物「ヒバ千人風呂」
  4. 4混浴が初めての女子必見の情報!
  5. 5酸ヶ湯温泉旅館の宿泊施設と食事
  6. 6酸ヶ湯温泉旅館周辺のおすすめ観光スポット
  7. 7酸ヶ湯温泉旅館で混浴にチャレンジしよう!

酸ヶ湯温泉旅館とは

「酸ヶ湯温泉旅館」は、「今年も500cm以上積もりました」などと全国区のニュースでもたびたび取り上げられることがある青森県の温泉旅館です。そのニュースを聞いたことがある方はたくさんいらっしゃるでしょう。

しかし、豪雪地帯として知られる「酸ヶ湯温泉旅館」が、どのような温泉旅館なのかあまり分からないという方もいると思います。そこで、今回は「酸ヶ湯温泉旅館」を詳しくご紹介していきましょう。

青森県の八甲田山にある秘湯

「酸ヶ湯温泉旅館」は、青森県のちょうど中央に位置する山・八甲田山にある温泉旅館です。そんな自然豊かな八甲田山から湧き出た温泉の「酸ヶ湯温泉」は、青森県屈指の秘湯として世界中から人気があります。

酸ヶ湯の仙人も愛した湯

「酸ヶ湯温泉の仙人」と言われた鹿内辰五郎さんは、「酸ヶ湯温泉」の歴史を語る上ででかかせない人物です。この方は15歳から60年間もの間「酸ヶ湯温泉旅館」に勤務し、長年に渡って八甲田山の案内人もつとめていたことから「仙人」という愛称で親しまれていました。

また、「酸ヶ湯温泉の仙人」鹿内辰五郎さんは、明治35年に起こった八甲田雪中行軍遭難事件などの遭難事件でも人命救助に貢献し、その「仙人」の名を轟かせました。そんな「酸ヶ湯温泉の仙人」が愛した温泉は、現在に至るまでたくさんの人々にも愛されてきたのです。

後に詳しくご紹介する「酸ヶ湯温泉」の「ヒバ千人風呂」は、千人入浴できそうなくらい広い「千人風呂」と言われています。もしかしたら、「千人風呂」の所以は「酸ヶ湯温泉の仙人」である鹿内辰五郎さんの「仙人」とかかっているのかもしれませんね。

宿泊も日帰り入浴も可能

「酸ヶ湯温泉」では、旅館に泊まって入浴できるのはもちろんのこと、日帰りで入浴することも可能です。八甲田山にある「酸ヶ湯温泉」の周辺には自然の多い見どころがたくさんあるので、ついでに「酸ヶ湯温泉」に日帰り入浴しようという観光客もいます。

また、日帰りで入浴するほとんどの人が、観光客ではなく温泉好きな青森県民であり、「酸ヶ湯温泉」が地元の人にも愛されていることが分かります。ぜひ、「酸ヶ湯温泉旅館」に宿泊せずとも日帰り入浴を目当てに訪れてみてはいかがでしょうか?

酸ヶ湯温泉旅館へのアクセス

日帰り入浴もできる「酸ヶ湯温泉旅館」ですが、アクセス面に関してはどうなのでしょうか?そこで、「酸ヶ湯温泉旅館」へのアクセスについて詳しくご紹介しましょう。

青森中心地から車で1時間半ほど

「酸ヶ湯温泉旅館」は日帰り入浴ができるほどなので、青森市の市街地から車で約1時間半でアクセスできます。山と聞くとものすごく遠いイメージですが、車を1時間半走らせたら「酸ヶ湯温泉旅館」に着くと思ったら日帰り入浴も苦ではないでしょう。

駅からはJRバスの定期便が便利

青森駅、新青森駅からお越しの観光客は、JRバスを利用すると便利です。駅から出るバスは雪の降っても運行するので、おすすめの交通手段です。また、冬の雪道の運転は危険なので、雪に慣れていない観光客の方は車ではなくバスを利用することをおすすめします。

また、青森駅から八甲田山や「酸ヶ湯温泉」までが1日乗り放題になる「八甲田1Dayフリーきっぷ」もお得です。さらに施設割引き特典もついているので、100円引きで「酸ヶ湯温泉」に日帰り入浴でき、八甲田山を観光する方にぴったりなフリー切符でしょう。

 

利用期間 2019年12月1日~12月28日
2020年3月1日~3月31日
発売価格 2000円
発売売場 青森駅前JRバスきっぷ売り場、バス車内
施設割引 八甲田ロープウエー往復乗車券(2,000円⇒1,800円)
城ヶ倉温泉日帰り入浴料金半額(1,000円⇒500円)
酸ヶ湯温泉日帰り入浴料金100円引き(1000円⇒900円)
※各施設利用時に「1Dayフリーきっぷ」を呈示して下さい。
HP https://00m.in/WBarB

旅館の送迎バスの予約できる

日帰り入浴する方はJRバスやレンタカーを利用しますが、「酸ヶ湯温泉旅館」に宿泊する方は無料の送迎バスを予約できます。青森駅近くにある「アウガ」の駐車場から10時15分、14時に出発しています。帰りは「酸ヶ湯温泉発」で8時50分、12時30分のバスが出ています。

「酸ヶ湯温泉旅館」に宿泊予約する際、無料送迎バスを利用することをお伝えするのを忘れないようにしましょう。「酸ヶ湯温泉旅館」に宿泊する方はぜひ利用してくださいね。

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酸ヶ湯温泉旅館の魅力!

これまで「酸ヶ湯温泉の仙人」や日帰り入浴、アクセス面についてご紹介しました。ここでは、さらに詳しく「酸ヶ湯温泉旅館」の魅力をお伝えしていきましょう。

魅力①約300年の歴史ある温泉

「酸ヶ湯温泉」は、約300年前の貞享元年(江戸時代、1684年)に小山内佐ヱ門四郎さんによって発見されたと言われています。江戸時代から親しまれていた「酸ヶ湯温泉」は、300年以上も歴史のある温泉旅館だったのです。

魅力②国民保養温泉地第一号に指定

「酸ヶ湯温泉」は、昭和29年に数ある日本の温泉の中から「国民保養温泉地第一号」に指定されました。その理由として、温泉の効能や温泉の湧出量、施設の収容数、環境、アクセスの良さなどが挙げられたのです。

魅力③湯治文化が残っている

「酸ヶ湯温泉旅館」にある「湯治棟」には療養相談室があり、観光旅館というよりは湯治文化を大切にした旅館と言えるでしょう。昔のスタイルが今でも残っている「酸ヶ湯温泉旅館」は、温泉に入って療養する意味が込められているのです。

魅力④温泉の高い効能

「酸ヶ湯温泉旅館」には、湯治文化が残っていることもあり、その温泉の効能は高い評価を得ているのです。療養を目的とした温泉なので、疲労回復や筋肉痛、関節痛、冷え性などに効果が期待できると言われています。

魅力⑤趣のあるレトロな館内

「酸ヶ湯温泉旅館」の温泉宿舎はもともと簡素な小屋のみでしたが、大正6年(1917年)に木造宿舎に建て替えました。つまり、約100年も昔から変わらない建物を維持しており、趣のあるレトロな雰囲気を楽しめるのです。

また、これまでに何度か改装を繰り返しているので、「酸ヶ湯温泉旅館」の館内も昔ながらのつくりであるにも関わらず、非常に清潔感があります。

魅力⑥自然豊かな環境

「酸ヶ湯温泉旅館」がある八甲田山は豊かな自然がたくさんあり、散策するのにうってつけです。また、夏でも20度を上回ることがあまりないため、避暑地スポットでもあります。しかし、冬には雪が積もってしまうため、散策は難しいかもしれません。

ですので、雪の積もった八甲田山でスキーやスノボーを楽しんだりもできます。「酸ヶ湯温泉旅館」周辺の自然を感じてゆっくりとした時間を過ごすのも良いでしょう。

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酸ヶ湯温泉旅館の名物「ヒバ千人風呂」

「酸ヶ湯温泉」は酸性なので硫黄臭が強いため、苦手な人もいるかもしれません。しかし、リピーターも多くいる「酸ヶ湯温泉」は体の不調に効能があるだけでなく、疲れ切った心にも効能があるとも言われています。

そこで、「酸ヶ湯温泉旅館」といえば、名物の「ヒバ千人風呂」です。「酸ヶ湯の仙人も愛した湯」でも「仙人が愛した湯」として少しご紹介しましたが、ここではさらに詳しくお伝えしていきましょう。
 

総ヒバ造りの広さ約160畳の大浴場

「ヒバ千人風呂」はなんと約160畳もの広さがある大浴場です。その広さはダブルスのテニスコート1面ほどもあります。また、「ヒバ千人風呂」はすべてヒバで建てられているので、昔ながらの非常に趣のある大浴場になっているのです。

柱がなく開放的な空間

天井の高さが約5mもある「ヒバ千人風呂」ですが、柱は1本も使われていないのです。そのため、非常に開放的な空間となっています。

源泉が異なる4つの浴槽

「酸ヶ湯温泉」の「ヒバ千人風呂」では4つの浴槽があり、それぞれで源泉が異なっているのが特徴です。また、「ヒバ千人風呂」は基本的にどの湯船も強い酸性なので、入浴時間は5分から10分ほどがおすすめです。それでは、その4つの浴槽を詳しく見ていきましょう。

熱湯と四分六分の湯

まず、大浴場に入ってすぐ手前にある熱湯(ねつゆ)は、41から42度と少しぬるめですが、長くつかることができるので体が温まります。さらに、浴槽の底から源泉が湧いてくる熱湯では、そのままのお湯を直接体で感じることができるのです。

次に、四分六分(しぶろく)の湯は「酸ヶ湯温泉」の5つあるという源泉のうちの2つを混ぜ合わせており、お湯の温度が43度と高温なのが特徴です。そして、高温の温泉なのですぐお湯からあがってしまい4割から6割しか体が温まらないため、四分六分の湯と言われています。

かぶり湯と打たせ湯

最後に、湯につかる前に体を洗い流すかぶり湯「冷の湯」と約3mの高さから落ちるお湯を患部にあてる打たせ湯があります。こちらもそれぞれ違う源泉を使っており、お湯の温度は38度と低めです。

また、1つの源泉をかぶり湯のために使っているのは全国でも珍しいと言われています。「酸ヶ湯温泉」がたくさんの源泉が存在していることが分かりますね。

浴槽だけで洗い場はない

銭湯道具などのアメニティグッズを持ってきていればアメニティに関する心配はいりませんが、「ヒバ千人風呂」は浴槽のみの大浴場なので、洗い場やアメニティグッズはありません。体を洗うには後にご紹介するアメニティも置いてある「玉の湯」を利用します。

洗い場やアメニティグッズがないことから、余計に長居せずに済むのも混浴だからこその配慮なのかもしれませんね。また、アメニティが置かれていない「ヒバ千人風呂」は、あくまでも「療養目的」だということが分かりますね。

現在では珍しい混浴である

「ヒバ千人風呂」の最大の特徴として、現在の日本では珍しい混浴であることが挙げられます。「ヒバ千人風呂」にある2つの浴槽は、右側が女性、左側が男性です。また、男性の立入が禁止されている女性側のスペースには衝立が設けられています。

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混浴が初めての女子必見の情報!

やはり、「混浴」というワードを聞いただけで身構えてしまう女性が多いと思います。ですので、ここでは混浴に入るのが初めてだという女性に向けて安心できる情報をご紹介していきましょう。

必見情報①「混浴を守る会」三か条を必読

「混浴を守る会」は、平成17年に「酸ヶ湯温泉」の混浴を守るために発足しました。「見ればまいね(見たらいけません)」「見せればまいね(見せたらたいけません)」の精神で書かれた三か条を必読してから入浴しましょう。

「酸ヶ湯の仙人も愛した湯」でご紹介した「酸ヶ湯温泉の仙人」鹿内辰五郎さんの他にも、版画家棟方志功画伯も「酸ヶ湯温泉」を愛していました。ですので、「混浴を守る三か条」と一緒に描かれている版画も棟方志功画伯の作品なのです。

必見情報②混浴と言っても男女の区分けがある

脱衣所ははもちろん男性と女性別々ですが、大浴場の方もついたてで男性と女性の区分けがされています。ですので、女性スペースまでしか行かずに「ヒバ千人風呂」を楽しむこともできます。

原則として湯船の左が男性で右が女性

そして、男性は右側になる女性のスペースに行くのが禁止されているのです。また、男性に向けて混浴のマナー喚起をしている注意書きの看板もあります。

必見情報③女性は「湯浴み着」着用で入浴もできる

「酸ヶ湯温泉」を楽しみたいけれど、それでも男性の目が気になるという女性に向けて「湯浴み(ゆあみ)着」も1000円で販売しています。湯浴み着はしっかりとした素材でできているので透ける心配もなく、ワンピースのようなかわいらしいデザインです。

必見情報④朝夜1時間だけ女性専用の時間帯がある

湯浴み着を着ても混浴に抵抗があるという女性もいると思います。そんな方は、午前8時から9時、午後8時から9時の1時間だけある女性専用の時間を狙って入浴するのが良いでしょう。

必見情報⑤男女別の内風呂「玉の湯」もある

「浴槽だけで洗い場はない」でも少しご紹介した「玉の湯」は、男女別々の内風呂です。「ヒバ千人風呂」と比べてしまうと狭いですが、温泉をのんびりと楽しむことができます。また、「玉の湯」も「ヒバ千人風呂」にも負けじと質の高い泉質を誇っています。

シャワーや洗い場も完備

「ヒバ千人風呂」にはシャワーや洗い場、アメニティがありませんが「玉の湯」にはドライヤーなどのアメニティは完備してあります。ですので、おすすめの入浴方法は、まずアメニティのある「玉の湯」にて体を洗い髪を乾かした後に「ヒバ仙人風呂」に赴くことです。

ヒバ千人風呂とは異なる源泉

なんと「玉の湯」は、「ヒバ千人風呂」とは違う源泉を使用しています。そのため、「ヒバ千人風呂」に入浴した方でも「玉の湯」を楽しむことができるのです。

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酸ヶ湯温泉旅館の宿泊施設と食事

これまで「酸ヶ湯の仙人も愛した湯」酸ヶ湯温泉の魅力をお伝えしてきました。ここでは、「酸ヶ湯温泉旅館」の宿泊施設とここで食べられる食事をご紹介していきましょう。

館内には宿泊棟と湯治棟がある

「酸ヶ湯温泉旅館」の館内には、宿泊棟と湯治棟の2種類の棟があります。宿泊棟のイ棟では夕食のお膳を部屋で食べられるなど、宿泊棟は湯治棟よりも宿泊料金が高めに設定されています。

宿泊施設①湯治棟には長期滞在者向けの湯治室も!

湯治室は、長期滞在者に向けた簡素な部屋となっています。また、アメニティグッズなどはありませんが宿泊棟よりも湯治棟の方が安く宿泊できるところも嬉しいですね。

宿泊施設②湯治室の宿泊者は共同台所で自炊も可能

湯治室に宿泊した方は、自炊される場合は近くの炊事場をご利用ください。お食事付きの場合は、朝・晩共に食事処で召し上がっていただきます。

宿泊施設③湯治室はアメニティはないので持参する

テレビや冷蔵庫、タオルなどのアメニティは備え付いています。しかし、そのほかの歯ブラシなどのアメニティはないので、忘れずに持参してくるようにしましょう。それか、売店にもアメニティグッズはあるので、そこでアメニティグッズを買いそろえてもいいですね。

また、宿泊棟も湯治棟と同じくテレビやタオルなどのアメニティはありますが、冷蔵庫がついていないので使いたい方は注意が必要です。

旅館の食事

「酸ヶ湯温泉旅館」では、青森県ならではの食事を食べることができます。それでは、その食事に関する情報を詳しく見ていきましょう。

食事①地元の食材を使った旅館料理に素朴な湯治膳!

まず、夕食に食べることができるのは青森県の食材をふんだんに使用した旅館料理と素朴な味の湯治膳です。日本食のほっとする味わいの食事を存分に堪能できます。また、そのボリューミーなおいしい食事にテンションが上がること間違いなしです。

食事②朝は和朝食バイキング

そして、朝食は和食のバイキングです。「酸ヶ湯温泉旅館」の朝食バイキングでは青森県産のりんごジュースが飲み放題なので、青森県らしさを感じられます。また、バイキングとはいえ、そのおいしさは格別です。

館内のレストラン「そば処 鬼面庵」で八甲田グルメ

「酸ヶ湯温泉旅館」の館内にあるお食事どころの「そば処 鬼面庵」では、豊かな自然からつくられた八甲田山グルメが食べられます。またおそばなどの食事以外にも、デザートのそばプリンがおいしいと評判です。

八甲田グルメ①無料で飲める湧き水が美味しい

店内では、食事以外にもセルフサービスで八甲田山の湧き水が飲めるのです。標高1200mの八甲田山の湧き水をこんなにも手軽に、しかも無料で飲めるので、「酸ヶ湯温泉旅館」に訪れた際には「そば処 鬼面庵」にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

八甲田グルメ②名物「酸ヶ湯そば」がおすすめ

お食事どころの「そば処 鬼面庵」の食事で有名なのは、「酸ヶ湯そば」です。昔からの独特なそば製法を受け継いだ「酸ヶ湯そば」は、そば粉のみで作られている日本そばのことです。

そして、主原料に陸奥湾のいわし焼干を使用した出汁は、昔ながらに伝わるシンプルな味わいです。そんなそばと出汁が合わさった名物「酸ヶ湯そば」をぜひ食べてみてくださいね。

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酸ヶ湯温泉旅館周辺のおすすめ観光スポット

八甲田山に位置する「酸ヶ湯温泉旅館」の周辺には自然の観光スポットがあります。その中でもおすすめの観光スポットを4つご紹介しましょう。

観光スポット①まんじゅふかし

「酸ヶ湯温泉旅館」から約10分歩いたところに「まんじゅうふかし」はあります。「まんじゅうふかし」は、本当にまんじゅうを蒸している場所ではなく、地面から95度もの高温の熱がのぼってくる場所です。

そして、木箱の中にお湯が通っており、その木箱に座るとお尻を温めることができるというものです。お尻だけでなく体も温まるので、「まんじゅうふかし」で体を温めに来てはいかがでしょうか?
 

名称 まんじゅうふかし
住所 青森県青森市酸ヶ湯
アクセス JR青森駅からバスで95分
(JR青森駅からJRバス「十和田湖」行きで約95分
「酸ヶ湯温泉」下車、徒歩10分)
HP https://00m.in/YkUph

観光スポット②地獄沼

「酸ヶ湯温泉旅館」の周辺には、「地獄沼」という火山活動における噴気口があります。「地獄沼」の周辺に、温泉や火山ガスが噴出している噴火口はいくつかあり、一年を通して白い蒸気が立ち込めているのです。「地獄沼」と名前こそ怖いですが、そこには神秘的な景色が広がっています。

 

名称 地獄沼
住所 青森県青森市八甲田
アクセス 青森駅前JRバス8番、十和田湖行き乗車(所要時間1時間10分)
酸ヶ湯温泉下車、徒歩5分
料金1,300円
※冬季間は、酸ヶ湯温泉行き乗車になります。
HP https://00m.in/KPfph

観光スポット③奥入瀬渓流

「奥入瀬渓流」は、青森県と秋田県にまたがっている「十和田湖」にある渓流です。そのコバルトブルーの非常に美しい「十和田湖」から流れ出る「奥入瀬渓流」も非常に美しいと評判なのです。散策路が渓流沿いに設けられているので、思う存分に散策することができます。

 

名称 奥入瀬渓流
住所 青森県十和田市奥入瀬
アクセス (1)八戸駅からバスで80分
(2)青森駅からバスで120分
HP http://towadako.or.jp/towadako-oirase/

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観光スポット④雪の回廊

「雪の回廊」は、豪雪地帯の八甲田山にある「酸ヶ湯温泉」に行くまでの通り道にできる回廊です。それはまるで雪の壁に囲まれているかのような感覚に陥ります。

また「雪の回廊」の高さは10mほどになるところが何箇所もあるため、5月を過ぎても普通に残っていることが多いのも驚きのポイントです。積雪量の多い青森県だからこそできるこの「雪の回廊」は一度は見て欲しい観光スポットですね。

 

名称 雪の回廊
住所 青森県青森市荒川字南荒川山 
アクセス 青森駅からバスで90分
HP https://00m.in/QE6sO

酸ヶ湯温泉旅館で混浴にチャレンジしよう!

「酸ヶ湯の仙人」も愛した青森県の名湯である「酸ヶ湯温泉旅館」の魅力をお伝えしてきました。宿泊だけでなく日帰り入浴もできるので、女性でも混浴の「ヒバ千人風呂」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

酸ヶ湯温泉旅館の基本情報

名称 酸ヶ湯温泉旅館
住所 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
アクセス 青森駅前JRバス8番、十和田湖行き乗車(所要時間1時間10分)
酸ヶ湯温泉下車
日帰り入浴料 ・ヒバ千人風呂と玉の湯の2ヶ所利用(貸しタオル付き)
大人1,000円
・小人500円ヒバ千人風呂か玉の湯どちらか1ヶ所利用
大人600円、小人300円
営業時間 ヒバ千人風呂7:00~17:30
(8:00~9:00は女性専用)
玉の湯9:00~17:00
TEL 017-738-6400
HP https://www.sukayu.jp/

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この記事のライター
下田 明
現在、専業主婦をしている下田明と申します。 読み手が読みやすい文章を書くことを心がけています。

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