2019年12月27日公開
2020年06月15日更新
山形県一の高さと迫力!「玉簾の滝」で神聖な空間と美しい絶景を堪能!
山形県は日本一滝の多い県であることは意外と知られていませんが、その中にあって玉簾の滝は山形県一の高さと迫力のある滝として知られ、また、夜のライトアップや冬の氷瀑など幻想的は風景や御嶽神社、杉の大木など見所も多いのが魅力です。今回は山形県の玉簾の滝を紹介します。
酒田市にある「玉簾の滝」とは
山形県庄内地方には山岳信仰の拠点となる出羽三山がありますが、酒田市にある「玉簾の滝」もかつては山岳信仰の修験場で、玉簾の滝の前には「御嶽神社」が祀られています。そして、山形県随一の高さ63mがある「玉簾の滝」はパワースポットとしても人気があり、夏は深緑、冬は氷瀑の景観を観ようと沢山の観光客が訪れます。
そして、日中の荘厳な景観とは裏腹に、夜になればライトアップされ、漆黒の闇の中に色づいた「玉簾の滝」が浮かび上がる様は正に幽玄の世界といえ、かつて厳しい修験場であったとは思えないほど、美しい玉簾の滝の様相に心打たれます。
1,200年前弘法大師が発見したとされる滝
玉簾の滝(酒田市)のライトアップって9月7日ってやってるのかな?
— Aデス🐒あゆみ (@fire_ayumi) August 29, 2019
ロケーション良いんだよね~~
2015年のえみし祭に遊びに行って携帯で写真撮ったんだけど・・・ちゃんとしたカメラでまた撮りたいな!
#酒田市 #玉簾の滝 #ライトアップ #残光 pic.twitter.com/hLwreQBnXI
山岳信仰の拠点となる出羽三山にある湯殿山の総本寺と注連寺は、弘法大師が開いたとされる修験場ですが、実は、この酒田市にある「玉簾の滝」もおよそ1,200年の昔に、弘法大師が神のお告げによって発見し、命名したとされています。
パワースポットとしても人気
2019
— 漆のあとりえ青輝鳥 加藤恵 (@seikicho) August 15, 2019
夏休み#玉簾の滝#鳥海山麓#酒田 pic.twitter.com/TeD9h77OmO
酒田市にある「玉簾の滝」は、弘法大師が神のお告げによって発見し命名したという神秘性と、滝の前に鎮座する「御嶽神社」のご利益、そして、周辺に立ち並ぶ杉の大木が発するマイナスイオンなどから、パワースポットとして人気があります。
「玉簾の滝」の魅力
酒田市にある「玉簾の滝」は、高さ63mから一気に流れ落ちる豪快な直瀑で、冬の雪の季節には氷瀑も見られ、四季折々に変化する玉簾の滝の表情や、幻想的なライトアップ、そして、何といってもかつて修験場であったこの地の神聖な雰囲気など、魅力ある場所で、パワースポットとして人気があるのも頷けます。
魅力①絶壁から流れ落ちる豪快な直瀑
滝にはいくつかの形があり、落ち口から滝つぼまで一気に落下する直瀑、落ち口から幾重にも分岐して流れる分岐瀑、2段や3段またはそれ以上の階層がある段瀑、水を通す地層と通さない地層がむき出しになり地下水が崖の途中より直接落ちる潜流瀑。
そして、滝口から傾斜した岩肌などの上を滑るようにして流れる渓流瀑、海岸の崖の上に滝口があり海に直接落ちる海岸瀑など、およそ6つに分類されますが、この酒田市にある「玉簾の滝」は、名瀑と呼ばれる滝が多いとされる「直瀑」型の滝です。
その豪快な玉簾の滝の様相は正に名瀑、そして、絶えることのない豊かな水量がその豪快さに拍車をかけ、また、冬の氷瀑の景観も素晴らしいものがあります。
魅力②1月~2月に見られる氷瀑
酒田市の玉簾の滝見てきました。幻想的で綺麗ですねー。 #酒田市 #玉簾の滝 #東北が美しい pic.twitter.com/mdSBSQyHHr
— やまかげしゅうじ(山影修司) (@shuji_yamakage) January 29, 2017
酒田市にある「玉簾の滝」では、冬の寒い時期になると滝の水が凍りはじめ1月から2月にかけて豪快な氷瀑を観ることができます。この氷瀑は氷柱が巨大化したもので、日本各地の滝でも観ることができますが、一部は散水して人工的に氷柱を巨大化させることも行われているようです。
しかし、この「玉簾の滝」では全くその必要が無く、豊富な水量と冬の酒田の雪、そして冷たく強く吹く風といった大自然の力によって、豪快な氷瀑が形作られます。この時間の経過とともに氷瀑が徐々に大きくなっていく玉簾の滝の自然の造形は正に圧巻で冬でも多くの観光客が訪れます。
四季折々の滝の表情も魅力
今日のお国ことば中継、
— 軽部 明香里(フリーアナウンサー) (@karube_akari) January 26, 2018
酒田の玉簾の滝だ!
去年秋に行った時の写真🌈
冬の絶景も観っだいな〜❄️#玉簾の滝 #酒田 #山形 #報道ステーション #報ステ #テレビ朝日 #テレ朝 pic.twitter.com/Bu0U86cjuK
酒田市にある「玉簾の滝」では、四季折々に変化する滝の表情を楽しむことができます。春の雪解けとともに氷瀑は溶け始め、周辺の木々が芽吹き始めると辺りは鮮やかな緑色に染まり、夏になれば蝉時雨と共に深緑の中に流れ落ちる水量が増えつつある「玉簾の滝」がその存在感を増します。
そして、秋になれば、あたりには鮮やかな紅葉を観ることもでき、玉簾の滝のまた違った味わいを感じることができます。そのようにして「玉簾の滝」はまた冬の時間の経過とともに豪快な氷瀑を作り始めるのです。
魅力③幻想的なライトアップ
ライトアップしてるから行ってきたけど、水しぶきが凄かった
— Yukie (@snowpicture3) May 3, 2018
凄すぎるから近くまでは行く勇気が無かった
癖毛の前髪がくるくるになっちゃったよ(´・_・`)#yamagata #sakata #shonai #山形県 #酒田市 #庄内 #酒田 #玉簾の滝 pic.twitter.com/7QeSVouRbu
酒田市にある「玉簾の滝」では、1999年からライトアップも実施されるようになりました。日中の豪快な姿とはまた違った幻想的な雰囲気の中で幽玄の世界を観ることができることから、県内外から沢山の観光客が訪れます。
ライトアップの期間・時間
玉簾の滝ライトアップを見に行きました。ライトアップは8/19まで。お客さんがたくさん!産直らららで玉こんにゃくを食べつつ、升田のベーナスを購入しました。同時に、大沢の「大」文字ライト点灯も連日やってますので、大沢コミセン駐車場にぜひいらしてください!#酒田 #酒田みっけ #玉簾の滝 pic.twitter.com/aOd7PvVCTc
— 阿部 彩人 (アベアヤト) (@ayateck) August 15, 2018
酒田市にある「玉簾の滝」で行われるライトアップの期間と時間は、春のゴールデンウィーク期間と、夏の盆の時期で、時間は日没とともに始まり21時までとなっています。また以前は冬の時期も玉簾の滝の氷瀑ライトアップを行っていましたが現在は中止となっています。
魅力④神聖な雰囲気
『翡翠閑寂』
— たけ @photographer👒🎄🐧~ (@Takecha01_photo) September 23, 2018
先日の写真🌳📷
山形県酒田市の玉簾の滝近辺にて#寫眞倶楽部#写真好きな人と繋がりたい #ファインダー越しの私の世界 #キリトリセカイ#東北が美しい#photography #coregraphy #玉簾の滝 pic.twitter.com/lq3VRqLYhS
酒田市にある「玉簾の滝」は、弘法大師が神のお告げによって発見し命名したとされ、その後、修験場となっていたことで、滝の前には御嶽神社も鎮座し、周辺の深い杉木立の風景も相まって、時間が止まったような神聖な雰囲気に包まれており、パワースポットとしても人気があります。
「玉簾の滝」に行く道での見どころ
酒田市にある「玉簾の滝」までアクセスするには近くの駐車場から約450mの距離を歩くことになりますが、その途中には、面白い形をした石や御嶽神社など滝以外にも見どころがあります。
なお、駐車場から玉簾の滝までは遊歩道が整備されているため歩きやすいのですが、冬に駐車場まで車で来る際には、除雪は土日祝日のみ行っているため、平日に玉簾の滝を訪ねる際は車が通れないこともあるため注意が必要です。
見どころ①ぽんぽん石
【氷瀑】
— Yuta.Hatakeyama (@0lovepeacecrew0) February 7, 2018
玉簾の滝
Location:Yamagata.Japan
(山形県酒田市)
青白く光る氷瀑。
めちゃくちゃ綺麗でしたo(^o^)o pic.twitter.com/LwPcFOgMLS
酒田市にある「玉簾の滝」まで駐車場からアクセスする途中、すぐの鳥居をくぐって歩いて行くと間もなく「ぽんぽん石」が現れます。この石は自分の年齢の数だけ石を叩くと願いが叶うと言われているパワースポットです。
見どころ②座禅石
玉簾の滝(酒田市)
— らい (@lilac108) August 18, 2016
カラフル!!
毎年GWと盆にライトアップ行われるんだが、今年の盆は4色にライトアップというスペシャルバージョン!
今日がライトアップ最終日ということで見物客たくさんでした\(`・ω・´)/ pic.twitter.com/8dkRTUJCF5
酒田市にある「玉簾の滝」まで駐車場からアクセスする途中、「ぽんぽん石」を超えて少し歩いて行くと、「座禅石」が現れます。この石は、かつてこの地を訪れ、ゆかりが深いとされる弘法大師がこの石に座って座禅を組んだ石と言われています。
見どころ③目洗石
玉簾の滝!(酒田の山の方)
— みやけ (@Miyahiro1126) March 10, 2018
山形随一の直瀑なんだそうで(直瀑ってなんだ)水量もあって水しぶきでずぶ濡れになれます。
周りが木に囲まれていて夏に行くと気持ち良さそう! pic.twitter.com/QpE1u9qesr
酒田市にある「玉簾の滝」まで駐車場からアクセスする途中、「ぽんぽん石」を超えて少し歩いて行くと、「座禅石」、そしてそのすぐ奥に苔むしたひときわ大きな「目洗石」があります。この石のくぼみには、常に枯れることのない水があると言われ、眼病を治す効果があるという言い伝えがあります。
見どころ④御嶽神社
玉簾の滝 #酒田 #山形 pic.twitter.com/lWTxkXLeWO
— とろたん (@nokomurajp) June 10, 2016
酒田市にある「玉簾の滝」まで駐車場からアクセスする途中、さらに歩いて行くと、二つ目の鳥居があり、この鳥居をくぐると「御嶽神社」の社が見えてきます。そして、すぐ横にはご神木の立派な杉の大木があり、その幹回りは5m以上で、樹齢は約800年と推定されるそうです。
この神社のご祭神は「美都波能女命」(みずはのめ)で、水の神・井戸の神で、祈雨・止雨の神得があるとされ、ご利益は、水難守護・天候祈願などです。なお、この社のご神体は、裏手にある玉簾の滝と言われています。
「玉簾の滝」の関連情報
山形県は日本一滝が多い県であることはあまり知られていませんが、国内には約2,500もの滝がある中で、230もの滝が山形県にあります。そして、その山形県にあって酒田市の「玉簾の滝」は一番高い滝として、その落差と幅・たっぷりの水量など、豪快な滝の姿形が人気となっており、この玉簾の滝は酒田市街からは車で約40分のところにあります。
アクセス
山形県酒田市
— Yuta.Hatakeyama (@0lovepeacecrew0) January 22, 2017
玉簾の滝(氷瀑)イルミネーション pic.twitter.com/abRG2p37rO
酒田市の市街地から「玉簾の滝」へアクセスするには、車を利用することになります。路線バスもあるのですが、本数が少なく乗り継ぎが必要なうえに、次のバスへの待ち時間が1~3時間となってしまうため現実的ではありません。
車で行く
酒田市(旧八幡町)の玉簾の滝の清涼感あふれる動画をどーぞ😚😚😚
— ⚾️りんたろお🚴🏽♀️ (@shacho12141) August 7, 2019
報ステにも何回も出ている名爆‼️
マイナスイオンたっぷりいただきました😊😊😊#玉簾の滝 pic.twitter.com/muv73hIRAY
酒田市の市街地から「玉簾の滝」へ車でアクセスするには、日向川に上流に向かって車を走らせると、山深くなってきたところに「玉簾の滝」への案内看板がありますので、その案内に従って進むと「産直ららら」という直売所と駐車場が見えてきます。この駐車場が「玉簾の滝」へのスタート地点となっています。
駐車場情報
#滝 #玉簾の滝 #自然 #暑いので涼しげな画像貼る #ファインダー越しの私の世界 #キリトリセカイ #山形
— ごんざれす@写真、山垢 (@gonmountain1) July 17, 2018
山形県酒田市へ訪れたときに玉簾の滝へ
60m以上ある高さからこの水量が落ちてくるので水飛沫が凄い
冬の氷瀑も綺麗だそうです pic.twitter.com/TPYrwzWdmP
酒田市にある「玉簾の滝」にアクセスする場合、専用の駐車場は用意されていませんので、近くにある「産直ららら」という直売所の駐車場を利用することになります。この駐車場は駐車無料で、普通車が47台、大型車が4台まで駐車でき、玉簾の滝観光の拠点となっています。
基本情報
赤川花火からの酒田観光 楽しかった!
— 大輝 (@daiki0212n) August 20, 2017
次は冬休みかなw#赤川花火大会 #癒庵 #玉簾の滝
#酒田#鶴岡 pic.twitter.com/aB6RnF3nGX
「玉簾の滝」へのアクセスは酒田市街から車で約40分、そして、最寄りの駐車場からは歩いて約10分のところにあり、歩道の途中には「ぽんぽん石」「座禅石」「目洗石」「御嶽神社」などの見所もあり、高さ63mの豪快な滝と共にパワースポットとして人気があります。
特に、玉簾の滝の夜のライトアップによる幻想的な風景や冬の氷瀑の景観が素晴らしく、県内外から沢山の観光客が訪れます。
住所 | 山形県酒田市升田字大森 |
アクセス | 酒田駅より車で40分 酒田みなとICより車で約30分 |
ライトアップ期間 | 例年GWとお盆 |
駐車場 | 有り(産直ららら:普通車47台、大型4台) |
公式HP | https://00m.in/RYyLm |
「玉簾の滝」で癒しとパワーを授かろう
酒田市にある「玉簾の滝」は、その昔、弘法大師が神のお告げによって発見し命名したと伝えられ、元々修験場であったことや、この滝を祀る御嶽神社、そして、周辺の杉の大木などの景観から癒しの空間やパワースポットとして人気があります。
そして、「玉簾の滝」で癒しとパワーを授かったら、隣の秋田県に出かけて、安の滝や奈曽の白滝、そして、小安峡を訪ねて、いろいろな個性ある滝を堪能してみることをおすすめします。