「立佞武多の館」で圧巻の立佞武多を見学!展望レストランがおしゃれ!

青森県の祭りといったら外せないのが「ねぶた」。その青森三大ねぶたの一つに数えられる五所川原立佞武多を「立佞武多の館」で間近で見ることができます。立佞武多の館で迫力満点の立佞武多と、最上階の展望レストランで楽しいひと時を過ごしてみるのはいかがでしょうか?

「立佞武多の館」で圧巻の立佞武多を見学!展望レストランがおしゃれ!のイメージ

目次

  1. 1「立佞武多の館」の立佞武多とは
  2. 2「立佞武多の館」の見所・楽しみ所
  3. 3「立佞武多の館」のおしゃれな展望レストラン
  4. 4「立佞武多の館」の関連情報
  5. 5「立佞武多の館」は外せない観光スポット

「立佞武多の館」の立佞武多とは

「立佞武多(たちねぶた)」とは、私たちがよく見るねぶたと違い、高さがあるのが特徴的で、大きなねぶたで高さが約20メートルと、ビルと同じくらいの高さがあります。この立佞武多は青森県の西側に位置する五所川原市で行われる祭りで登場するものです。

青森三大佞武多の一つ

立佞武多は青森三大佞武多の一つとされています。人型が主流の青森ねぶた、扇形が主流の弘前ねぷた(ねぷたで合っています)、そして五所川原立佞武多です。立佞武多は青森三大佞武多の中でも一番高さがあり、街を練り歩く姿は圧巻です。

立佞武多祭りは五所川原の一大イベント

五所川原市の立佞武多は、平成10年に約80年ぶりに復活したお祭りで、「ヤッテマレ」という掛け声と共に、青森県五所川原市の街中を練り歩きます。このお祭りの開催日は曜日に関わらず毎年8月4日から8日に開催されています

その際登場するのが、立佞武多の館に展示してある3台の立佞武多と、市民の間で作られるメインの立佞武多とは小さいサイズのねぶたと、合計15台が街を練り歩き、その姿はとても迫力があり、見る者を魅了します。

「立佞武多の館」で体感できる

そんな年に一度の大きなお祭りに登場し、人々を魅了する立佞武多は、お祭りの開催地である青森県五所川原市にある「立佞武多の館」で一年を通して見ることが出来ます。お祭りは、青森のねぶたを一目見ようと全国から人が殺到するので、近くで見ることが難しかったり、ねぶたの美しい細工をゆっくり見ることも叶いませんが、ここ「立佞武多の館」ではそれが可能です。

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「立佞武多の館」の見所・楽しみ所

立佞武多の館には、入館すると圧巻の立佞武多があることもさることながら、青森の郷土にゆかりのある作家による絵画や彫刻が展示してあったり、工房では立佞武多に関わりのあるものを制作でき、お土産として持ち帰れたり、期間限定のイベントが開催されていたりと、楽しみ方が様々です。そんな立佞武多の館の見所・楽しみ所の詳細をご紹介します。

見所・楽しみ所①立佞武多展示室

なんといっても立佞武多の館の見所は、立佞武多展示室。入館すると、少し暗めの館内に3体の立佞武多が展示してあり、エレベーターで4階まで上り、スロープをゆっくり、らせん状に歩いて降りてくる観覧方法になっているため、立佞武多の全体や細部をゆっくり眺めることができます。こんなに近くで立佞武多を見ることが出来るのは、立佞武多の館だけです。

見所・楽しみ所②美術展示ギャラリー

立佞武多の館では、日本画家の工藤甲人をはじめ、弘前市出身の日本画家や、五所川原市出身の洋画家達等の、郷土にゆかりの深い作家やその他の著名作家の絵画、彫刻を常設展示しており、また企画展をはじめ、立佞武多の館の所蔵品なども展示しています。

見所・楽しみ所③遊楽工房「かわらひわ」

立佞武多の館の5階には、立佞武多に関する伝統的な文化を楽しみながら、手土産用の民工芸品の制作ができます。立佞武多灯籠、金魚ねぷた、立佞武多うちわが制作でき、大人も子供も楽しんで体験できる内容になっているので、ぜひ足を運んでみることをおすすめします。

遊楽工房の詳細

【利用時間】 午前の部10:00~12:30、午後の部13:30~16:00(最終受付)
【所要時間】 ・立佞武多灯籠:30~45分
・金魚ねぷた:60~90分
・立佞武多うちわ:30~45分
【料金】 ・立佞武多灯籠:1,500円
・金魚ねぷた:1,200円
・立佞武多うちわ:500円

見所・楽しみ所④立佞武多紙貼り体験

なんと立佞武多の館では期間限定イベントとして、製作途中の立佞武多の紙貼りを体験することができます。伝統工芸をイベントとして一般の人が体験できるだけでも凄い貴重なことなのに、自分の手を加えた立佞武多が、実際にお祭りで街を練り歩くと考えただけでもわくわくしますね。

立佞武多紙貼り体験の詳細

こちらの期間限定イベントの実施期間は4月中旬から6月の上旬です。こちらのイベントの参加料金は無料です。また体験終了後渡される立佞武多紙貼り証明書は、お土産として持ち帰ることができます。

【利用時間】 9:00~17:00
【予約方法】 当日申し込みできますが、
10名以上でのご利用は要予約になっています。
電話:0173-38-3232
【公式ホームページ】 http://www.tachineputa.jp/pavilion/information_07.html

見所・楽しみ所⑤物産ホール「花しょうぶ」

立佞武多の館の1階に物産ホール「花しょうぶ」があります。ここは五所川原の特産物や銘菓を中心に取り揃えたお土産屋になっており、その取り扱いアイテム数約3,000点と満足のいく品揃えになっています。立佞武多の館でしか買うことができない特産品もありますので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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「立佞武多の館」のおしゃれな展望レストラン

立佞武多の館の最上階に、おしゃれな展望レストラン「春楡」があります。このレストランでは青森の美しい景色と、美味しい食事が楽しめます。

展望ラウンジ「春楡」の魅力

展望ラウンジ「春楡」のある最上階は、その階すべてが展望ラウンジになっているので、どこから見ても美しい眺めを楽しむことができます。また展望ラウンジ「春楡」では青森の郷土料理を提供しているので、美味しいご飯と美しい景色を楽しめる魅力的なレストランになっています。

展望ラウンジ「春楡」のおすすめメニュー

展望ラウンジ「春楡」では青森ならではの郷土料理を提供しているので、立佞武多の館にお越しになった際は、この展望レストランでお食事も合わせてお楽しみになることをおすすめします。ここでは展望ラウンジ「春楡」のおすすめメニューをご紹介します。

おすすめ①けの汁和定食

「春楡」で提供している「けの汁和定食」の「けの汁」とは、青森県津軽地方で作られている元々は正月料理だった郷土料理で、細かく切った野菜や山菜類を煮込んだ汁物になっており、地域や家庭によって使う材料が異なるそうです。「けの汁和定食」では「けの汁」の他に季節の魚料理、季節の大鉢、小鉢、南蛮みそが付く定食になっています。

おすすめ②おらほの定食

「春楡」で提供している「おらほの定食」とは、ホタテの貝の殻を鍋の代わりにした、貝焼き味噌と呼ばれる貝の味噌仕立ての卵とじ料理がメインで付いてきます。「おらほの定食」は貝焼き味噌の他に、季節の魚料理、お刺身、立佞武多おでん、季節の小鉢が2品と大変豪華な定食になっています。

貝焼き味噌は、津軽の一般家庭料理だそうです。ちなみに「おらほ」という言葉の意味は、津軽弁で「わたしたちの」という意味になります。

おすすめ③しじみラーメン

しじみラーメンは奥津軽エリアの郷土料理として親しまれています。青森十三湖と呼ばれる、青森県の津軽海岸の西半島にある湖でとれた蜆をたっぷり使用し、蜆のエキスがたくさんしみ込んだ塩味のラーメンを展望レストラン「春楡」で味わうことが出来ます。

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展望ラウンジ「春楡」の利用時間

営業時間は4月から9月は午前9時から午後7時まで、10月から3月は午前9時から午後5時までになっています。お食事のメニューは11:00からなので注意が必要です。ラストオーダーは営業時間終了の30分前になっています。

オープンカフェ「プラム」もおすすめ

オープンカフェ「プロム」は立佞武多の館の一階にあり、正面入り口から入館してすぐ横にあります。ここでは、コーヒーをはじめとする、ちょっとしたドリンクからお菓子などをお手ごろな価格で提供しています。館内で少し疲れたときの休憩に最適な場所となっております。

オープンカフェ「プラム」の利用時間

営業時間は4月から9月は午前9時から午後5時半まで、10月から3月は午前9時から午後4時半までになっています。展望ラウンジとは営業時間が少し異なるので、注意が必要です。

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「立佞武多の館」の関連情報

見所満載で、お食事も楽しめる立佞武多の館。そんな立佞武多の館へのアクセス方法や、駐車場情報、基本情報と、更には入館料の割引条件などの関連情報をご紹介します。

「立佞武多の館」へのアクセス

ここでは立佞武多の館への、電車と車でのアクセス情報をご紹介します。電車でのアクセスはもちろんのこと、車でのアクセスでもスムーズになっています。駐車場情報も紹介していますので、ぜひ参考にして足を運んでみてください。

JR電車で行く

電車でのアクセスは、新青森駅からJR奥羽本線五能線を利用し(所要時間70分)、五所川原駅で下車します。そこから徒歩で立佞武多の館までは5分で着きます。

車で行く

まず浦和ICから東北自動車道で約9時間かけ、浪岡ICまで向かいます。浪岡ICから津軽自動車道に乗り換え、約15分かけ五所川原ICまで向かいます。この五所川原ICで降り、国道339号に向かって進んでいくと、立佞武多の館に到着します。

駐車場情報

立佞武多の館には有料専用駐車場があります。駐車場のご利用時間は、営業時間と同じになっており、4月から9月は午前9時から午後7時、10月から3月は午前9時から午後5時になっています。駐車場は、普通車約20台、大型車約6台の計26台ほどの駐車スペースがあります。

料金は普通車と大型車で違い、普通車は最初の1時間が200円で、その後は30分を超える毎に100円かかります。大型車は最初の1時間が1,000円で、その後は30分を超える毎に500円かかります。

立佞武多展示室、美術展示ギャラリーに入場した場合、また館内で2,000円以上のお買い物又は飲食をした場合、駐車料金が2時間分割引され無料になります。その際はお帰りの時に駐車場スタッフに立佞武多展示室、美術展示ギャラリーの入場券、またはレシートのご提示を忘れないようにしてください。

「立佞武多の館」の基本情報

【名称】 立佞武多の館
【住所】 〒037-0063 青森県五所川原市大町506-10
【アクセス】 JR五所川原駅から徒歩5分、五所川原ICから車で約15分
【公式ホームページ】 http://www.tachineputa.jp/index.php
【備考】 電話番号:0173-38-3232
お問い合わせ:info@tachineputa.jp
休館日:1月1日

「立佞武多の館」の入館料の割引条件

立佞武多の館では、入館料が10%割引きになる条件がありますリゾートしらかみをご利用の方、各種障害者手帳をお持ちの方、JAF会員証をご持参の方5名まで、20名以上の団体でお越しの方が入館料10%割引きにてお入りいただけます。高齢者割引はありません。

また介助必要者1名に対し介助者1名が入館料が無料になります。ぜひこの割引情報を確認の上、お得にご活用ください。

「立佞武多の館」は外せない観光スポット

青森三大佞武多のひとつ、立佞武多をこれほどまでに近くで堪能できるところは立佞武多の館しかありません。立佞武多の館に来て立佞武多を一目見れば、その迫力に瞬く間に魅了されてしまうのではないでしょうか。また実際に街を練り歩いているところを見たことのない人は、実際に街を練り歩いている姿を見たくなること間違いなしです。

また立佞武多の館では、期間限定で様々な体験イベントも開催していたりするので、是非おこしの際は、立佞武多の館のイベント情報をご確認の上お出かけください。割引情報も重ねてチェックしてお得に入館しましょう。

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この記事のライター
Natsumi0723
古事記や日本史に関わる神社仏閣などの観光スポットが好きで、思い立ったらすぐ計画を立てます。海外での2ヶ月キャンプ生...

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