「日本三大鍾乳洞」とは?各々の場所や歴史・観光の魅力を徹底解説!
日本には、数多くの場所に鍾乳洞があり、岩手の龍泉洞、山口の秋芳洞、高知の龍河洞が日本三大鍾乳洞として知られており、長い歴史の営みの中で形作られた自然の造形美を体験しようと沢山の観光客が訪れます。今回は、この日本三大鍾乳洞の場所や歴史と共に観光の魅力に迫ります。
目次
大自然の神秘的絶景!「鍾乳洞」とは?
鍾乳洞は、歴史の営みにより海底でサンゴなどが堆積することでできた石灰岩が地殻変動によって地上に隆起し、その隆起した石灰岩が雨水や地下水によって浸食されできたもので、一般の岩石とは異なっています。そして、日本では日本三大鍾乳洞が有名です。
鍾乳洞のでき方
石灰岩でできている鍾乳洞の主な成分は炭酸カルシウムで、二酸化炭素が含まれており地表の水にはよく溶けることから、通常の岩石よりも激しく浸食され、その結果、その内部に多くの空洞を生じるようになります。そしてその結果、表面には溶けた石灰岩の残りが突出し、また、内部には空洞が生じることで鍾乳洞が作られます。
観光で訪れたい「日本三大鍾乳洞」
日本には、数多くの場所に鍾乳洞があり、岩手の龍泉洞、山口の秋芳洞、高知の龍河洞が日本三大鍾乳洞に選定されています。また、ほかにも、あぶくま洞、球泉洞、玉泉洞などが有名で、多くの観光客が訪れます。
そして今回は、日本三大鍾乳洞に選ばれている岩手、山口、高知の鍾乳洞に加え、3つの場所の鍾乳洞を合わせて6か所の鍾乳洞を紹介しますので、是非、この歴史の営みによって形作られた自然の造形物を観光で訪れることをおすすめします。
日本三大鍾乳洞①岩手県 龍泉洞
岩手県岩泉町 龍泉洞 pic.twitter.com/lXLHx8tCf3
— 東北の絶景写真 (@Tohoku_photos) December 12, 2019
日本三大鍾乳洞の最初に紹介するのは「岩手県 龍泉洞」です。この鍾乳洞は、宇麗羅山(ウレイラ)の東麓の場所にあり、無数の鍾乳洞や石筍、地底湖が広がる美しい鍾乳洞として人気があります。その豊富な地下水によって創られた「大地底湖」は、幻想的なドラゴンブルーの湖水をたたえています。
龍泉洞の歴史
日本三大鍾乳洞の一つに数えられる岩手の龍泉洞は、かつては得体のしれない洞窟として地元に住む人たちからは恐れられてきたという歴史がありましたが、1938年(昭和13年)に国の天然記念物(「岩泉湧窟およびこうもり」)に指定された際に学術調査が行われています。
そして、1959年(昭和34年)に洞窟学者や洞窟探検家などによる調査が実施されたことで、学術的にも観光的にも価値の高いことが理解され、以後、日本三大鍾乳洞の一つとして、この鍾乳洞が公開されています。
龍泉洞の魅力
日本三大鍾乳洞の一つに数えられる岩手の龍泉洞には、歴史の営みによって形作られた芸術品のような鍾乳洞が形成され、世界有数の透明度がある目の覚めるようなドラゴンブルーと称される青い地底湖や、飲むと長生きできると言われる泉、そして、ライトアップされた鍾乳石と、洞内に棲むコウモリなど、その魅力は尽きません。
魅力①飲むと長生きできる「長命の泉」
長命の泉で写真を撮った所、私から白い何かが抜け出ました。#龍泉洞 pic.twitter.com/fiMQ5r2UWX
— やぎ座のトリケラ (@Lupus_Xoc) May 5, 2017
日本三大鍾乳洞の一つに数えられる岩手の龍泉洞では、鍾乳洞の中に「長命の泉」と名付けらている泉があります。この泉の水を一口飲むと3年長生きするという言い伝えがあり、この鍾乳洞の見所のひとつとなっており、残念ながら実際にこの水を飲むことはできませんが、その水は美しく清らかで感銘を受けます。
魅力②ライトアップされた「月宮殿」
イベントは【月宮殿】で行われます゚・*:.。. .。.:*・(*˘︶˘*).。.:*♡ >RT#龍泉洞 #2月15日 pic.twitter.com/bmSHzjfOOc
— 桑島法子(朗読夜) (@roudokuya_dajai) January 14, 2020
日本三大鍾乳洞の一つに数えられる岩手の龍泉洞では、鍾乳洞の中に「月宮殿」と呼ばれる広い場所があり見所の一つとなっています。ここでは、5色のLEDによってライトアップが行われ、絶好の撮影スポットとして人気があります。また、月世界を思わせるこの場所では、毎年2月中旬から3月中旬に、不定期で洞内コンサートが開催されます。
魅力③神秘的な「地底湖」
夏の思い出シリーズ
— ディム (@Dimmu777_Game) December 18, 2019
龍泉洞 地底湖 pic.twitter.com/NoxCoDa3CI
日本三大鍾乳洞の一つに数えられる岩手の龍泉洞では、鍾乳洞の中にいくつもの地底湖があり、その中で「第一地底湖」「第二地底湖」「第三地底湖」を観ることができます。そして、第一地底湖は月宮殿を抜け階段を下りたところにあり、水深35mの絶世の美しさを誇る地底湖として人気があります。
青色に輝く幻想的な湖水は、ドラゴンブルーと呼ばれ、光の構成色の中で水に吸収されない青色だけが目に認識されるため青く見えると言われています。なお、この湖水は日本名水百選に選ばれています。そして、第二地底湖は水深38m、第三地底湖は水深98mと、その水深の違いによって青のグラデュエーションが微妙に異なり、いずれも息をのむ美しさです。
魅力④洞内に生息するコウモリ
龍泉洞のコウモリファミリー?
— 旅乙知 (@tabi_otochi) March 21, 2020
よく寝てました💤 pic.twitter.com/LDJKmBOKV3
日本三大鍾乳洞の一つに数えられる岩手県の龍泉洞は、鍾乳洞内に5種類のコウモリが棲んでおり、このコウモリと共に国の天然記念物に指定されています。そして、鍾乳洞内を歩いていると天井近くを飛び交っているコウモリの姿を目にすることがあり、この複数のコウモリが同じ鍾乳洞内で共存しているというのは世界的にも珍しいそうです。
龍泉洞の基本情報
日本三大鍾乳洞の一つに数えられる岩手の龍泉洞は、鍾乳洞の内部が知られているところだけでも4,088mあり、そのうち700mが公開されています。そして、見つかっている地底湖は8つあり、そのうち3つが公開中です。また、この鍾乳洞は現在も調査が継続されており未知の部分も多く、総延長は5,000m以上あるのでは、と考えられています。
住所 | 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1 |
入洞・閉洞時間 | 8:30~18:00(5月~9月) 8;30~17:00(10月~4月) |
定休日 | 無休 |
入洞料金 | 大人1,000円、中学生500円、小学生500円 ※団体割引あり |
アクセス | 盛岡駅東口1番バス停よりJRバス東北で2時間10分 東北自動車道盛岡IC~国道455号線、 または、盛岡南IC~国道455号線 いずれも所要時間約2時間 |
駐車場 | 有り |
URL | 公式サイト |
日本三大鍾乳洞②山口県 秋芳洞
日本三大鍾乳洞の2番目に紹介するのは「山口県 秋芳洞」です。ここは国の天然記念物にも指定されており、日本屈指の大きな鍾乳洞として知られています。そして、日本最大級のカルスト台地である秋吉台の南麓の場所にあり、約1㎞の観光コースには歴史の営みによって創り上げられた奇石の数々を観ることができます。
秋芳洞の歴史
夜中にこっそり。本日は山口県にある秋芳洞に行ってきました。雨上がりだったので凄い水量でした。行って損はしない観光地です。#秋芳洞 pic.twitter.com/duTqDuIFpG
— 磯屋@ 割れても末に買わんとぞ思う (@isoyaedo0531) September 2, 2019
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている山口の秋芳洞は、約3億年前に誕生したサンゴ礁が地球の地殻変動によって陸地化し、その後石灰化したサンゴ礁が長い歴史の営みの中で地下水によって溶け出して、今のような鍾乳洞になったと言われています。
そしてこの名称は、昭和天皇が皇太子の御時、大正15年にこの地をご探勝になり、その際に名付けられたと伝えられ、今では日本三大鍾乳洞を代表する鍾乳洞として有名になっています。
秋芳洞の魅力
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている山口の秋芳洞は、洞窟の入り口が高さ24m、幅8mに及び、洞内の最も広い場所では幅200m、洞内の最も天井の高い場所は80mに及び、この壮大なスケール感が最大の魅力と言えます。
そして、洞内には、鍾乳石が折り重なった「百枚皿」、巨大な石柱「洞内富士」、迫力満点の「黄金柱」など見所も多く、また、観光におすすめの冒険コースもあります。
魅力①鍾乳石が折り重なった「百枚皿」
秋芳洞 百枚皿 (2016年12月11日 山口県美祢市) pic.twitter.com/lXVcKae8pw
— 旅行写真bot (@pic_travel) April 12, 2020
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている山口の秋芳洞には、段丘の中腹から流れ出る水が波紋の形に固まった「百枚皿」と呼ばれる場所があります。これは多くの皿を並べたような姿から名づけられたものですが、実際には500枚以上あるようです。
そして、水の波紋の端の泡立つ部分に石灰分が沈殿し、波紋の縁の部分だけが長い歴史の営みの中で盛り上がり、皿状になったものと言われており、日本三大鍾乳洞に選ばれた一つの理由になっています。
魅力②巨大な石柱「洞内富士」
秋芳洞 洞内富士 (2016年12月11日 山口県美祢市) pic.twitter.com/exHU3sNPrm
— 旅行写真bot (@pic_travel) May 17, 2020
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている山口の秋芳洞には、「洞内富士」と呼ばれる場所があり、石灰で真っ白になった天井を雲に見立てて、その雲に頂上が隠れた状態の富士山になぞらえた洞内最大の石筍です。
これは、今から1万年以上も前に堆積した礫層の上に石灰分を含んだ水が流れ出し、長い歴史の営みの中で礫層を覆うように固まったもので、今もこの富士山状の場所にはわずかながら水が流れ出ています。
魅力③迫力満点の石柱「黄金柱」
秋芳洞 黄金柱 (2016年12月11日 山口県美祢市) pic.twitter.com/artVT66v6t
— 旅行写真bot (@pic_travel) May 20, 2020
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている山口の秋芳洞には、「黄金柱」と呼ばれる石灰華柱が黒谷支洞の分岐点近くの場所にあります。これは天井近くの岩のすき間から流れ出てきた地下水が造り出したもので、表面に細かい模様があり、レースのカーテンを思わせるような華やかさがあります。
そして、照明に照らされて浮かび上がる姿は、日本三大鍾乳洞である秋芳洞のシンボル的存在として観光スポットの一つになっています。また、この根元近くには、地盤沈下のためと思われる亀裂が入っています。
魅力④「冒険コース」で探検気分
秋芳洞冒険コース
— Ådmin🌂 (@Toukaishumi) May 27, 2016
控えめに言っても命の危険を感じた道のり。でも楽しかった! pic.twitter.com/wbPO4hWGYL
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている山口の秋芳洞では、観光用に「冒険コース」が設定されています。これは、秋芳洞内の入り口近くの青天井左手にある岩肌を登る有料のコースで、料金箱に参加料を入れ、備え付けの懐中電灯を持って入ります。
そして、岩に打ち付けられたはしごを上ったり、鍾乳石の間をすり抜けたりとケービング気分を味わうことができます。また、鍾乳洞を見下ろす「開山の行所」や鍾乳石がなだれ落ちていくように見える「白銀の滝」「六地蔵」などが見所となっています。
秋芳洞の基本情報
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている山口の秋芳洞は、秋吉台の地下100~200mの場所にある鍾乳洞で、約1㎞の観光コースが公開されています。鍾乳洞としては日本最大の規模で、洞奥の琴ケ淵より鍾乳洞入口まで約1㎞にわたり地下川が流れ下っています。
1990年辺りの洞窟探検家による調査の結果、東の方向約2.5㎞の場所にある葛ケ穴まで繋がっていることが確認され、その総延長は8,850mあり、その長さは日本三大鍾乳洞としても日本最長となっています。
住所 | 山口県美祢市秋吉町秋吉3506-2 |
入洞・閉洞時間 | 8:30~17:30、閉洞18:30(3月~11月) 8:30~16:30、閉洞17:30(12月~2月) ※黒谷入口・エレベーター入口からの入洞は16:30まで |
定休日 | 無休 |
入洞料金 | 大人1,300円、高校生1,300円、中学生1,050円、小学生700円 団体割引あり、障碍者手帳割引あり |
アクセス | JR新山口駅よりバスで45分、秋芳洞バス停下車 中国自動車道美祢東JCT経由小郡萩道路秋吉台ICより車で5分 |
駐車場 | 有り(有料・無料) |
URL | 公式サイト |
日本三大鍾乳洞③高知県 龍河洞
おはようございます☀#龍河洞 #おはようございます #nikond5500 pic.twitter.com/3IMiIbLRYi
— おとちゃん🔰 (@oto34oto) July 22, 2017
日本三大鍾乳洞の3番目に紹介するのは「高知県 龍河洞」です。この鍾乳洞は、長い歴史の営みの中で海中より隆起した三宝山や、地中には神秘的な石の芸術が感じられ、悠久の時を経て創られた自然の造形や、ユニークなネーミングを持つ鍾乳石は観光に来た人を飽きさせません。
龍河洞の歴史
龍河洞へ潜入!入口から涼しい! #龍河洞 pic.twitter.com/6gfVIoCgCb
— いっちゃん (@icchan8899) August 6, 2017
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている高知の龍河洞は、1億7500万年もの長い歴史の営みの中で創り出された日本数数の鍾乳洞として知られています。そして、この場所は1934年に日本政府によって、国の天然記念物および国の史跡に指定され、2007年には日本の地質百選にも選定されています。
龍河洞の魅力
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている高知の龍河洞は、鍾乳石や石筍などの自然の造形美を楽しむことができます。そして、全長4㎞のうち約1㎞が観光コース(所要30分)となっており、さらに所要90分の冒険コースもあります。
主な見所としては、洞穴サンゴが広がる「石花殿」、幻想的な風景の「記念の滝」、さらにプロジェクションマッピングが楽しめたり、約3億2,000万年前の「神の壺」などがあり、日本三大鍾乳洞となった理由の一つになっています。
魅力①洞穴サンゴが広がった「石花殿」
#龍河洞
— sayuka♬🌸 (@sayuka707) August 12, 2019
入り口から冷気がすごかったけど、中はもっと涼しかった〜〜(*゚▽゚*) pic.twitter.com/O0aUYFloPT
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている「高知県 龍河洞」には、洞穴サンゴが広がった「石花殿」があります。この石花とは牡蠣やカメノテをあらわす単語で、その名の通りに、海の中にいる生物がびっしりと付着した岩を連想させる景観を成しています。
魅力②幻想的な「記念の滝」
とりあえず、落ち着いて寝よう…
— めそたん@ナツ麒 (@kaito_mao) August 28, 2019
先日行った、龍河洞の記念の滝でもながめよう。 pic.twitter.com/wICU9y4D1k
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている「高知県 龍河洞」には、落差11mもある「記念の滝」があります。この滝は龍河洞最大の滝で、昭和6年にこの場所の奥に奥洞が発見されたことを記念して、命名されたという事です。
そして、直径5mほどある滝壺はライトアップされており、清涼な水の輝きが辺り一面に満ちる風景は鍾乳洞内を幻想的な雰囲気にさせてくれます。
魅力③大迫力のプロジェクションマッピング
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている「高知県 龍河洞」では、2019年7月に、プロジェクションマッピングが導入され、洞内の幻想的な雰囲気をさらに盛り上げています。この場所は、鍾乳洞の出口すぐ手前の壁面で、約2分おきくらいに大地や人類の誕生・進化から未来への広がりが映し出されています。
魅力④約2000年前の土器「神の壼」
おはようございます(^ ^)
— おとちゃん🔰 (@oto34oto) July 23, 2017
本日もボチボチ頑張りましょっと( ̄∇ ̄)#おはよう #龍河洞 #カメラ初心者 pic.twitter.com/DDWrtahla3
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている「高知県 龍河洞」の出口に近い場所には、弥生時代中期から後期の「龍河洞遺跡」があり、その中で「神の壺」と呼ばれる長頸壺(ながくびつぼ)がひと際目立っています。
それは、長い歴史の営みの中で、経年変化によって鍾乳石がこの壺を取り込み一体化したもので、世界でも例を見ない貴重な造形として知られ、日本三大鍾乳洞の名を高める一つの理由になっています。
龍河洞の基本情報
日本三大鍾乳洞の一つに数えられている「高知県 龍河洞」は、鍾乳洞の総延長約4㎞のうち、約1㎞が通常の観光ルートになっています。そして、洞内からは数十点の弥生土器や炉跡、木炭、獣骨などが発見されており、弥生時代に洞内に居住した痕跡が残る遺跡として天然記念物指定と同時に、国の史跡にも指定されています。
住所 | 高知県香美市土佐山田町逆川1424 |
入洞・閉洞時間 | 8:30~17:00(最終入洞時間):3月1日~11月末日 8:30~16:30(最終入洞時間):12月1日~2月末日 |
定休日 | 無休 |
入洞料金 | 観光コース: 大人(高校生以上)1,200円、中人700円、小人550円 ※団体割引あり 冒険コース: 観光コース+1,000円 |
アクセス | 高知自動車道南国ICより車で20分 |
駐車場 | 有り(無料) |
URL | 公式サイト |
三大だけじゃない!日本六大鍾乳洞も紹介!
日本には多くの鍾乳洞があり、既に紹介した日本三大鍾乳洞が有名ですが、これに、福島のあぶくま洞、熊本の球泉洞、沖縄の玉泉洞の3つの鍾乳洞を加えて、日本六大鍾乳洞という事もあります。そして、ここからは、その3つの鍾乳洞について紹介します。
日本六大鍾乳洞①あぶくま洞
素晴らしい✴✴✴#あぶくま洞 pic.twitter.com/6WTyaow69t
— beetle_on (ビートロン) (@beetle_on) April 10, 2019
あぶくま洞は、およそ8000万年という年月を経て創られた総延長が約3.3㎞の鍾乳洞です。ここで公開されている全長600m、気温15℃の洞内には、その種類と数の多さでは東洋一とも言われている鍾乳石や石筍があります。
そして、妖怪の塔、クリスマスツリー、竜宮殿など、様々な造形美が素晴らしく、ハイライトとなる道内最大のホールである滝根御殿や舞台演出用の調光システムが導入された月の世界は幻想的で訪れる観光客を魅了しています。
住所 | 福島県田村市滝根町菅谷字東釜山1 |
入洞・閉洞時間 | 8:30~17:00(冬期は~16:30) |
定休日 | 無休 |
入洞料金 | 大人(高校生以上)1,200円、中学生800円、小学生600円 ※探検コースは別途200円 |
アクセス | JR神俣駅より車で10分 磐越道小野ICより国道349号、県道36号経由車で20分 |
駐車場 | 有り |
URL | 公式サイト |
日本六大鍾乳洞②球泉洞
ぐろい#球泉洞 pic.twitter.com/UL1b7sJC7H
— いつも眠いおじさん (@shiromachn) June 26, 2018
球泉洞は、約3億年と言う年月をかけて浸食されできた九州最大の鍾乳洞で、珍しい石柱や石筍など、自然の造形を楽しむことができます。そして、全長4,800mのうち、一般コースは約600mで、更に奥深くチャレンジできる探検コースはヘルメットと長靴、キャップライトを葬儀してガイドが案内しています。
住所 | 熊本県球磨郡球磨村大字大瀬字平野1121 |
入洞・閉洞時間 | 9:00~17:30(季節により変動あり) |
定休日 | 無休 |
入洞料金 | 大人(高校生以上)1,100円、中学生800円、小学生600円、 3歳~450円 (探検コースは+800円) |
アクセス | JR一勝地駅より無料送迎あり(要予約) 南九州道芦北ICより国道219号経由20分、 または九州道人吉ICより30分 |
駐車場 | 有り |
URL | 公式サイト |
日本六大鍾乳洞③玉泉洞
ジョンハン の真似して玉泉洞行ってきたよ笑笑 pic.twitter.com/nzxuk3ZPl9
— 粉。 (@PlsAsBoys_jp) December 17, 2019
玉泉洞は、おきなわワールド内にある鍾乳洞で、観光用として公開されているのは約800mほどですが、洞窟全体の総延長は5,000mに達し、沖縄県内最大の規模となっています。無数の大石筍がある大広間「東洋一洞」の奥にある白銀のロケットのような石柱「昇龍の鐘」が有名です。
住所 | 沖縄県南城市玉城前川1336 |
入洞・閉洞時間 | 9:00~18:00(最終受付17:00) |
定休日 | 無休 |
入洞料金 | 大人(15歳以上)1,240円、小人620円 |
アクセス | ゆいレール旭橋駅より徒歩3分 那覇バスターミナルよりバスで55分 玉泉洞バス停すぐ 那覇空港道南風原南ICより県道17号経由10分 |
駐車場 | 有り |
URL | 公式サイト |
日本三大鍾乳洞で自然の神秘を体感しよう
日本には、数多くの場所に鍾乳洞があり、特に、岩手の龍泉洞、山口の秋芳洞、高知の龍河洞が有名で日本三大鍾乳洞に選定されています。そして、この歴史の営みによって形作られた自然の造形美に触れ、自然の神秘を体感してみることをおすすめします。
そして、岩手を始めとする日本三大鍾乳洞を体感したら、岩手の他の鍾乳洞を訪ねたり、岩手の最強パワースポットを巡ったり、岩手の心霊スポットで肝試しをしてみてはいかがでしょうか。