盛岡「さんさ踊り」とは?歴史や日程は?ギネス日程された太鼓祭り!

岩手県盛岡市の伝統的なお祭り「さんさ踊り」は、東北地方を代表するお祭りで、祭りの期間中は町中がさんさ踊り一色に染まります。さんさ踊りで披露される和太鼓の演奏はギネスに認定されている程。そんな見所いっぱいのさんさ踊りの注目ポイントや動画、歴史を紹介します。

盛岡「さんさ踊り」とは?歴史や日程は?ギネス日程された太鼓祭り!のイメージ

目次

  1. 1東北五大夏祭り「さんさ踊り」
  2. 2盛岡伝統の「さんさ踊り」とは
  3. 3盛岡「さんさ踊り」の演目内容
  4. 4「さんさ踊り」の注目ポイント
  5. 5「さんさ踊り」の詳細情報
  6. 6「さんさ踊り」を観覧&参加してみよう!

東北五大夏祭り「さんさ踊り」

東北地方は祭りが盛んな地域として知られており、日本を代表するお祭りが毎年各所で開催されています。今回紹介するのは東北五大祭りにも数えられている岩手県・盛岡市で開催される「さんさ踊り」です。さんさ踊りは東北地方の夏祭りの中でも開催時期が早く、夏の始まりを告げるお祭りです。

以前はさんさ踊りは3日間のお祭りでしたが、来場者や参加団体が増え続け、今では4日間開催されています。この記事では、さんさ踊りの歴史、日程、ギネス記録についてまとめました。盛岡・さんさ踊りの魅力に迫ります。

和太鼓の同時演奏でギネスに認定

盛岡で開催されるお祭り・さんさ踊りは和太鼓の同時演奏でギネス記録に認定されています。最初にギネスに認定されたのは2007年で、この時は2571人での和太鼓の同時演奏を成し遂げました。しかし、2011年には熊本市で開催されたイベントで2778人の和太鼓の同時演奏が披露されギネス記録が塗り替えられてしまいました。

その結果、奮起した盛岡市は2014年に3437人の和太鼓の同時演奏を成し遂げ、見事ギネスを塗り替える事に成功しました。この和太鼓の同時演奏のギネス記録は今でも破られていません。

NHK朝ドラ「どんど晴れ」でも話題に

盛岡のさんさ踊りは2007年に放送されたNHKの朝ドラ「どんど晴れ」に登場した事でも話題になりました。同ドラマの最終回では全員でさんさ踊りに挑戦し、主演を演じた比嘉愛美さんが、華麗に踊り、ギネスに認定されている和太鼓の同時演奏も再現されていました。このドラマを通してさんさ踊りは全国的に注目されました。

盛岡伝統の「さんさ踊り」とは

盛岡伝統のさんさ踊りには長い歴史があります。さんさ踊りの歴史を振り返っていきましょう。さらにさんさ踊りが実際にどのようなものなのか動画でもチェックする事ができます。

さんさ踊りとは?動画でチェック!

動画で実際に盛岡伝統のさんさ踊りをチェックしましょう。動画でもギネスに認定された時程ではないものの、和太鼓の華麗な同時演奏がなされています。動画で見ると、踊り手が優雅に舞い、踊り手の動きに合わせて和太鼓が打ち鳴らされています。さんさ踊りは、基本的には和太鼓、笛、踊りの3パートから構成されます。

「さんさ」の由来や掛け声の意味

動画を見ているとさんさ踊りは、掛け声が多い事が分かります。動画の中で色々な掛け声が飛び交っていますが「サッコラ、チョイワヤッセ」という掛け声はさんさ踊りの定番で、この掛け声は幸せを呼ぶ掛け声と言われています。

さんさ踊りの「さんさ」は、辞典には「民謡や俗謡のはやしことば」と説明されています。さんさ踊りについても「はやしことばがあるところからの称」と説明されていました。

歴史の起源は「三ツ石神社伝説」

さんさ踊りの歴史の古く藩政時代から受け継がれてきました。歴史の起源は「三ツ石神社伝説」に由来していると言われています。三ツ石神社伝説とは、昔、南部盛岡城下に羅刹という鬼が現れ、里人が三ツ石神社に鬼の退治をお願いし、神様が願いを聞き入れ鬼を退治しました。

鬼がいなくなった事を喜んだ里人が三ツ石の周囲を「さんささんさ」と言いながら踊ったのが歴史の起源とされています。

現在は三ツ石神社で奉納演舞を実施

歴史の起源となっている三ツ石神社では、今でも奉納演舞が実施されています。この奉納演舞は祭りの本番の前に行われ、さんさ踊りの成功の願いを込めています。

盛岡「さんさ踊り」の演目内容

盛岡のさんさ踊りの動画や、歴史、由来をまとめました。歴史を見るとさんさ踊りは三ツ石神社の神様に捧げられる踊りである事が分かりました。さんさ踊りは4日間の日程で開催される大きなお祭りです。どのような演目があるのか、演目内容を紹介していきます。

主会場のパレード

4日間の日程で開催される盛岡のさんさ踊りは、中央通りをメイン会場とし、ここではさんさ踊りの一大パレードが開催されます。開始の合図に狼煙があがると、ミスさんさ踊りの華麗な舞からパレードがスタートします。

そこから会場内に、舞がどんどんと広がっていき、町中がさんさ踊りに染まります。この主会場のパレードは4日間の日程の全てで行われます。

自由に参加可能な輪踊り

主会場でのパレードが終わると、誰でも踊りに参加できる時間があります。ミスさんさ踊りの次は、一般参加の集団、伝統さんさ踊り団体が加わりパレードを盛り上げます。その後は、誰でも自由に参加できる輪踊りの時間になり、誰もがさんさ踊りを楽しみ、数え切れない程の群衆で踊る光景は圧巻です。

主会場へのアクセス方法

主会場へのアクセス方法は車・バス・列車の3つがあります。駐車場は遠方から来る人の為に臨時駐車場が用意されています。祭りの当時は交通規制がかかるので、バスの運行経路が変更されています。IGRいわて銀河鉄道ではさんさ踊りの期間中は臨時列車が運行されています。いずれも公式HPからチェックする事ができます。

サブ会場の「伝統さんさ踊り競演会」

さんさ踊りは主会場の他にサブ会場もあり、サブ会場では「伝統さんさ踊り競演会」が開催されています。競演会は4日間の日程の全てで開催されており、時間は13:00~16:00となっています。主会場とは違った味わい深いさんさ踊りが披露されており、サブ会場を楽しみにしている観光客もいる程です。

有料席もあり

さんさ踊りのサブ会場は「盛岡市民文化ホール」と「JR盛岡駅前 滝の広場」の2つがあります。盛岡市民文化ホールは有料で入場券がなければ入る事ができません。入場券の料金は1日券が500円、4日セット券が1000円です。4日間の日程全て行く場合は、セットが断然お得です。入場券はセブンイレブンで購入できます。

サブ会場へのアクセス方法

サブ会場のアクセス方法は電車が便利です。盛岡市民文化ホールは盛岡駅西口から徒歩3分の場所にあり、滝の広場は盛岡駅東口タクシー乗り場のそばにあります。

「さんさ踊り」の注目ポイント

さんさ踊りは歴史がある東北を代表するお祭りの1つで、祭りの期間中は町全体がさんさ踊りに染まります。動画では、踊り手や太鼓持ちの華やかな衣装が、さんさ踊りに彩を添えており、動画伝わってくる魅力があります。

さんさ踊りには綺麗な衣装やギネスに認定されている和太鼓の同時演奏を始め、注目できるポイントが沢山あります。どんな点に注目するとさんさ踊りを一層楽しむ事ができるのか厳選して紹介していきます。

注目ポイント①出演者の衣装

さんさ踊りでは出演者の衣装も注目ポイントの1つになっています。歴史がある伝統的なさんさ踊りは、衣装にも伝統があり、赤い牡丹や蓮華をかたどった造花とつけたり、五色の腰帯、手甲、ワラジ履きといった特徴があります。伝統的な衣装は悪魔を追い払う、鬼の退散を報告するといった意味が込められています。

現代でも伝統的な衣装の大まかな部分は守られていますが、動画の様に現代風にアレンジした衣装や色々な種類の衣装があります。毎年踊り手の衣装は注目されていますが、特にミスさんさ踊りの衣装は注目が集まります。

注目ポイント②使われる楽器の種類

さんさ踊りには3種類の楽器が使われます。その1つが和太鼓で、これは大きさが約50センチ、重さが6,7キロもあります。大きく太鼓を鳴らすのは「退治された鬼が二度と人里に戻ってこないように」という願いが込められています。さんさ踊りの太鼓はギネスにも認定されており、さんさ踊りの大きな見所です。

さんさ踊りで使用される楽器の2つめはです。さんさ踊りで使われる笛は伝統的な竹笛で、太鼓の音と低い音を出す笛がマッチして、さんさ踊り独特の音を演出しています。

さんさ踊りで使われる3つめの楽器はです。鉦は目立たない楽器に感じるかもしれませんが、太鼓や笛に負けない大事な役割を果たしています。鉦は太鼓、笛、踊り手をまとめあげるオーケストラで言えば指揮者のようなポジションで、高い技術が求められます。その為、鉦は各団体の代表などのベテランが担当している事が多いそうです。

これら3種類の楽器と踊り手がマッチする事で、さんさ踊りの華麗な演舞が完成します。3種類の楽器、どれか1つかけてもさんさ踊りは完成しません。

注目ポイント③最終日の太鼓大パレード

綺麗な衣装や3種類の楽器から繰り出される見事な音色はさんさ踊りの大きな見所です。沢山の見所があるさんさ踊りの中で、毎年最も注目が集まっているのが「最終日の太鼓大パレード」です。これは2014年にギネス記録を奪還した「和太鼓の同時演奏記録」を再現したもので、さんさ太鼓だけの大パレードとなっています。

老若男女の太鼓の敲き手が繰り出す音は、体の芯まで響いてくる程。圧巻の迫力と音量の前に体は勝手に踊りだします。最終日だけに開催されるさんさ踊りの最大の見所です。この和太鼓の演奏に関してはさんさ踊りが世界一です。

さんさ踊りは4日間の日程で開催され、祭り期間中には2万人の群舞、600本の笛、5000個の太鼓が使われます。それらの集大成は祭りの最終日に行われる「太鼓大パレード」と言えます。さんさ踊りに参加するのであれば、最終日まで参加する事をおすすめします。

「さんさ踊り」の詳細情報

東北を代表するお祭り・さんさ踊りの3種類の楽器、華やかな衣装、最終日の太鼓大パレードといった注目ポイントを紹介してきました。東北地方には色々な種類のお祭りがありますが、さんさ祭りの太鼓演奏は世界一のクオリティです。是非、現地で世界一の実力を体験してください。

さんさ踊りは毎年、夏の始めに開催されており、その期間中は町がさんさ踊り一緒に染まります。交通規制などもあり町の様子が変わるので、初めて行く時には何も知らずに行くと困惑するかもしれません。最後に、さんさ祭りの詳細情報をお伝えします。さんさ踊りに参加する際には、是非参考にしてください。

さんさ踊りの例年の日程

さんさ踊りは以前は3日間の日程で開催されていますが、全国的に有名になり参加団体が増加した事で、今でも4日間の日程で開催されています。その4日間は3種類の楽器の音色が町中に響き渡ります。さんさ踊りの開催日程ですが、毎年同じ日付で開催されています。

開催日程は8月1日~4日までの4日間となっています。さんさ踊りは昭和53年に第1回が開催され、2019年で42回目の開催と迎えました。基本的に開催日程は変動しませんが、2020年にさんさ踊りへの参加を考えているなら公式HPからチェックする事をおすすめします。

前夜祭も実施

さんさ祭りは祭りの本番の前日・7月31日には前夜祭が開催されるのが通例となっています。前夜祭も手抜きがなく昼の13:00~20:00まで行われています。演目の種類は参加団体による出し物がメインで伝統的なさんさ踊りからオリジナルのさんさ踊りが披露されます。

前夜祭の開催場所は「JR盛岡駅前 滝の広場」です。祭りの当時はサブ会場として使われている会場です。前夜祭もボリューム満点で、前夜祭を合わせれば計5日間もさんさ踊りが楽しめます。

祭り開催中は臨時駐車場が解放!

祭りの開催中は車で来る人達の為に臨時駐車場が開放されます。この駐車場は盛岡市民や周辺に住んでいる方は利用する事ができず、あくまでも遠方から来る観光客の為に用意されたものです。無料駐車場は4つに分かれています。

1つめが「下橋小学校(盛岡市馬場町1-1)」2つめが「仁王小学校(盛岡市本町通2-18-1)」3つめが「桜城小学校(盛岡市大通3-8-1)」4つめが「河北小学校(盛岡市長田町16-1)」となっています。各学校200台程駐車する事ができます。

さんさ踊りグッズも販売される

2種類のさんさ踊りグッズも販売されています。1つが「盛岡さんさ踊り特製手ぬぐい(600円)」で、もう1つが「さんさ太鼓根付(1000円)」です。これらの2種類のグッズはさんさ踊りの実行委員会・盛岡観光コンベンション協会で販売されています。

さらに遠方の方の為に、現金書留での販売も行っています。購入はさんさ踊りの公式HPから行う事ができます。

「さんさ踊り」を観覧&参加してみよう!

岩手県の伝統的なお祭り・さんさ祭りの魅力を余すところなく紹介してきました。動画で見ても、華やかな踊りに魅力が伝わってきました。さんさ踊りで披露される和太鼓の同時演奏は2014年に単独でギネス認定されている程のクオリティで、和太鼓の演奏に関しては現在世界一とされています。

和太鼓にばかり注目がいきがちですが、和太鼓を含めた3種類の楽器の演奏と、華麗な踊り手の演舞がさんさ踊りの真骨頂と言えます。祭りの期間中は町全体はさんさ踊りに染まり、その光景は圧巻です。実際に祭りに参加して、さんさ踊りを体験してみるのはいかがでしょうか?

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この記事のライター
かかし
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