釜石市「鉄の歴史館」で先人たちの偉業を知る!金属鋳造体験もおすすめ!

岩手県釜石市にある鉄の歴史館は鉄の歴史が学べる資料館です。展示が大幅にリニューアルされた鉄の歴史館で出来る金属鋳造体験ではオリジナルキーホルダーを作ることが出来ます。鉄の歴史館で必要な料金や駐車場、アクセス方法などについて詳しく紹介します。

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目次

  1. 1釜石にある「鉄の歴史館」とは
  2. 2「鉄の歴史館」の見どころは?
  3. 3鉄の歴史館の「金属鋳造体験」も人気
  4. 4鉄の歴史館の詳細情報
  5. 5釜石の鉄の歴史館で製鉄の歴史を学ぼう!

釜石にある「鉄の歴史館」とは

岩手県の釜石市は鋼鉄の町として有名です。鋼鉄の町として有名になったきっかけは1858年(江戸時代)に洋式高炉が釜石市に建設されたことです。日本では江戸時代、刀や鉄砲などの多くを砂鉄を原料として木炭を燃料にたたらで鉄を造っていました。

幕末時代になり、海防を目的として大砲の鋳造が大量に必要になりました。このような背景から銑鉄を鋳造するための洋式高炉が佐賀や薩摩などの各地に築造されました。その中のひとつが現在の岩手県釜石市でした。釜石の鉄の歴史館では釜石の鉄の歴史が学べます。

鉄の歴史が学べる資料館

岩手県釜石市の鉄の歴史館では鉄につての歴史を詳しく学ぶ事が出来ます。また、日本近代製鉄の父と呼ばれている大島高任についても詳しく記されています。大島高任は明治政府からも技術者として高く評価され鉱業界の第一人者として知られている人物です。

新たな魅力を発信!展示が大幅リニューアル

岩手県釜石市にある鉄の歴史館は展示を大幅にリニューアルしています。鉄の歴史館が開館したのは1985年のことでした。鉄の歴史館は1994年に大規模な改修工事を行って再オープンしていますが、最初の開館から数えると2019年で35年目をむかえています。

鉄の歴史館のリニューアルは鉄の総合的な資料館としての魅力を高めるために行われました。リニューアルの目的はもうひとつあって、釜石市全体の観光促進に繋げる為です。展示をリニューアルしたことで鉄の歴史について更にわかりやすくなりました。

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「鉄の歴史館」の見どころは?

岩手県釜石市にある鉄の歴史館には様々な見どころがあります。橋野鉄鋼山のレプリカや巨大アンモナイト・レプリカなど鉄の歴史館の見どころについて詳しく紹介します。

見どころ①橋野鉄鋼山の三番高炉のレプリカ

鉄の歴史館の見どころ一つ目は橋野鉄鋼山の三番高炉のレプリカです。三番高炉のレプリカは原寸大。実際に使われていた三番高炉と同じ大きさのレプリカがあります。その高さは14.6mもあります。三番高炉のレプリカはプロジェクターを利用して音と映像が流れるようになっています。

流れる映像は30分おきで当時の鉄鉱石から製鉄までを教えてくれます。岩手県釜石市いの鉄の歴史館を訪れて鉄の魅力に触れてみて下さい。

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見どころ②巨大アンモナイト・レプリカ

岩手県釜石市の鉄の歴史館には巨大なアンモナイトのレプリカが展示されています。鉄の歴史館にあるアンモナイト、とても不思議ですね。釜石市の姉妹都市がフランスにあります。フランスのディーニュ・レ・バン市が釜石市との姉妹都市になっています。

釜石市の姉妹都市であるディーニュ・レ・バン市にある世界最大級のアンモナイト化石の露頭のレプリカ標本が展示されているのです。なぜ鉄の歴史館に、と思うかもしれませんが鉄の歴史館は釜石市が運営、管理をしています。

その為、一番深い場所に作られた防波堤としてギネス記録にもなっている防波堤の情報など釜石市についての情報が展示されています。

見どころ③館内のテラスから釜石湾を一望

岩手県釜石市にある鉄の歴史館は高台にあります。高台にある鉄の歴史館のテラスからは美しい釜石湾の景色を楽むことが出来ます。特に晴れた日の青空と青い海はとても綺麗です。

鉄の歴史館から釜石湾を眺めると景色の中に大きな観音様が見えます。釜石大観音です。鉄の歴史館は釜石駅からバスでお越し頂けます。釜石大観音に行きたい場合も同じバス停ですので釜石鉄の歴史館と合わせてお楽しみください。

見どころ④SLの展示

鉄の歴史館の見どころ最後に紹介するのはSLです。SL展示は鉄の歴史館前にあります。館内は写真撮影禁止ですがSLは外にあるため撮影可能です。展示されているSLはC20型機関車です。昭和8年から国鉄釜石線の開通まで実際に釜石、大橋間を走っていたSLです。

SLとは蒸気機関を動力とする機関車のことです。蒸気機関車とも呼ばれます。日本ではSteam Locomotiveの頭文字をとってSLと呼ばれています。

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鉄の歴史館の「金属鋳造体験」も人気

鉄の歴史館では金属の鋳造体験ができます。館内の展示内容は幼い子供には少し難しいかもしれませんが可愛いオリジナルのキーホルダーつくりの体験が出来ます。人気の金属鋳造体験について詳しく紹介します。

オリジナルキーホルダーが作成出来る

鉄の歴史館ではオリジナルキーホルダーをつくることが出来ます。金属鋳造体験が出来るのです。金属鋳造とは金属を融点よりも高い温度で溶かして型などに流しこみ冷やして固める方法です。鉄の歴史館でしか体験できない素敵な思い出をつくりにぜひお越し下さい。

金属鋳造体験の詳細情報

釜石市の鉄の歴史館で体験出来る金属鋳造体験は、自分の手で可愛い動物や貝殻の形のキーホルダーを作製する事ができます。鋳造体験希望の方は鉄の歴史館へご確認下さい。

価格は?

金属の鋳造体験には入館料とは別に料金がかかります。体験に必要な料金は\500円です。貴重な金属鋳造体験が\500円という料金で出来るのは嬉しいですね。鉄の歴史館でぜひここでしか出来ないオリジナルキーホルダーを作ってみてはいかがでしょうか。

事前予約が必要

釜石市の鉄の歴史館で出来る金属鋳造体験は事前予約が必要です。予約なしでお越し頂いた場合は体験が出来ませんのでご注意下さい。金属鋳造体験にご興味のある方は事前に鉄の歴史館までお問い合わせをお願いします。

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鉄の歴史館の詳細情報

岩手県釜石市にある鉄の歴史館までのアクセス方法や駐車場についての詳細情報を紹介します。鉄の歴史館へお越しの際の参考にして下さい。

アクセスは?

釜石市の鉄の歴史館までのアクセス方法はバスやお車が便利です。釜石駅から自家用車又はタクシーで約10分で鉄の歴史館に到着します。バスで鉄の歴史館へアクセスする場合は釜石駅から上平田方面行きへご乗車下さい。

バス亭「観音入口」で下車して下さい。バス停から徒歩3分程度で鉄の歴史館に到着します。鉄の歴史館にはバスでお越しいただいてもアクセスしやすく分かりやすいです。バス停からも徒歩3分程度ととても近いので公共交通機関のご利用もご検討下さい。

駐車場は?

釜石市いの鉄の歴史館には広めの駐車場が完備されています。駐車場には大型バスが5台、普通車50台の駐車が可能です。鉄の歴史館は駐車場完備の資料館なので車でお越し頂いても安心して車を停めておく事が出来ます。

鉄の歴史館の基本情報

名称 鉄の歴史館
住所 岩手県釜石市大平町3丁目12番7号
アクセス 釜石駅からバス上平田方面行きへご乗車下さい
バス停「観音入口」下車 バス停から徒歩3分程度
営業時間 午前9時~午後17時
※入館は午後16時まで
休館日 12月29日~1月3日
毎週火曜日
入館料金 一般¥500円
高校生\300円
小中学生\150円
URL 公式サイト
備考 20名様以上の団体の場合、割引あり
障がい福祉手帳をお持ちの方は入館料金無料。
障がい福祉手帳をご提示下さい
金属鋳造体験ご希望の方は鉄の歴史館までお問い合わせ下さい

釜石の鉄の歴史館で製鉄の歴史を学ぼう!

釜石の鉄の歴史館では鉄について詳しく学ぶ事ができます。金属鋳造体験も出来ますので岩手県釜石市にお越しの際にはぜひ鉄の歴史館にお越し下さい。

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この記事のライター
やえざくら
文章書いたりイラスト描いたりしています。道の駅や神社、水族館等が好きでよく日帰り旅行に行きます。

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