世界遺産「中尊寺金色堂」の魅力を徹底解剖!歴史やミイラの謎の真相とは?

中尊寺金色堂といえば言わずと知れた世界遺産として有名です。義経が愛した平泉には中尊寺金色堂の素晴らしい歴史があり、紅葉をはじめとした素晴らしい景色もあります。素晴らしい時間を過ごせる観光地である中尊寺金色堂の魅力を掘り下げていきたいともいます。

 世界遺産「中尊寺金色堂」の魅力を徹底解剖!歴史やミイラの謎の真相とは?のイメージ

目次

  1. 1世界遺産!平泉「中尊寺金色堂」
  2. 2「中尊寺金色堂」の歴史をまずは解説!
  3. 3「中尊寺金色堂」を観光する魅力とは?
  4. 4「中尊寺金色堂」のチェックしたいポイント!
  5. 5「中尊寺金色堂」と一緒に訪れたい観光スポット!
  6. 6「中尊寺金色堂」で平安時代にタイムスリップ!

世界遺産!平泉「中尊寺金色堂」

平泉の中尊寺金色堂といえば日本史の授業で一度は勉強したことがある世界遺産として有名です。中尊寺金色堂の素晴らしい時間を過ごせます。中尊寺金色堂の歴史の魅力を中心に義経との関係、中尊寺にあるミイラ、さらには御朱印やアクセス方法まで観光の全てをご紹介したいと思います。

奥州藤原氏の黄金文化を残す建造物

平泉の中尊寺金色堂は世界遺産として有名です。金色堂をはじめとした多くの観光スポットがあります。素晴らしい時間を過ごせる中尊寺金色堂には素晴らしい歴史をはじめとした義経といった多くの歴史上の人物が関わった中尊寺金色堂で観光してみてください。

中尊寺金色堂の基本情報

名称 中尊寺
住所  〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
電話番号 0191-46-2211
拝観料 大人 800円、 高校生 500円
中学生 300円、小学生200円  ※団体割引有り
建設者 藤原清衡
建設年数 1124年
URL 公式サイト

アクセス方法&営業時間

アクセス ・最寄駅からのアクセス
平泉駅月見坂まで1.5キロ、徒歩約20分
・バスでのアクセス
一ノ関駅JR在来線や新幹線に合わせたバスダイヤ
・車でのアクセス
宮城県仙台市から車で約1時間30分
岩手県盛岡市から車で約1時間10分
・空港からのアクセス
岩手県花巻空港から約45分
宮城県仙台空港から約2時間30分
営業時間 3月上旬~11月上旬まで8:30~17:00
11月上旬~2月末まで8:30~16:30

車でもバスでも約1時間半ほどでアクセス可能です。アクセスは盛岡からだと1時間ほどですので大変便利です。平泉駅から歩いて20分ほどでアクセス可能なので平泉の町並みを楽しみながら歩いてアクセスするにはちょうど良いアクセス距離となっています。

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「中尊寺金色堂」の歴史をまずは解説!

中尊寺金色堂には長くの時間愛されている歴史があります。義経をはじめとして多くのゆかりの品々や多くの歴史のある建物が多くあります。中尊寺金色堂の素晴らしい歴史を味わえます。世界遺産中尊寺金色堂の長くの時間で作られた素晴らしい歴史を紹介いたします。

歴史①創建は1124年

中尊寺金色堂の創設は1124年になります。約900年ほど前に創設されただけあって、多くの歴史が刻まれていることがわかりますよね。そんな歴史を感じさせるのが中尊寺金色堂です。長くの歴史を楽しめるそんな建物です。ぜひとも観光してみてはいかがでしょうか。

歴史②清衡公が20年もの歳月をかけて建設

奥州藤原氏といえば平安時代に平泉をはじめとして東北で栄華を極めたとして歴史の授業に登場したかと思います。実に20年の歳月をかけて創建した藤原清衡が精魂込めて作られたのが中尊寺です。まさか清衡も世界遺産になるとは思わなかったでしょうね。

1962年から8年間かけて大修理が行われる

1962年から中尊寺金色堂の横にある覆堂の解体修理が始まりました。500年間の時間の流れが金色堂を雨や風から守っていたので、かなり痛んでいたそうです。1964年に元のあった場所より北西方向に100メートルほど移築されました。

歴史③世界遺産で国宝

国宝でもあり世界遺産でもある中尊寺金色堂には世界中から観光客が訪れます。中尊寺といえば金色堂ですが、金色堂だけではなく秋の紅葉のライトアップやミイラがあったりと多種な魅力に包まれているのが御朱印がもらえたりと多くの特徴的な魅力がつまっています。

「中尊寺金色堂」を観光する魅力とは?

中尊寺金色堂は1124年以来長くの歴史が過ぎました。世界遺産に認定されておりさらに観光客が来るようになりました。中尊寺金色堂には多くの魅力がありあす。中尊寺金色堂で人気の御朱印をはじめ義経ゆかりの品まで目で楽しめる中尊寺金色堂をお楽しみください。

魅力①黄金文化を目で楽しめる

中尊寺金色堂には黄金文化を目で楽しむことができます。御朱印や紅葉といったものだけではなく中尊寺金色堂を目で楽しめるのが黄金文化です。中尊寺金色堂には内外に金箔が貼り付けられた皆金色になっています。黄金文化を目で楽しめるのが中尊寺金色堂です。

魅力②紅葉の時期のライトアップが絶景

中尊寺金色堂では秋にライトアップされた紅葉を楽しめます。この紅葉と金色堂のライトアップは圧巻です。紅葉と中尊寺金色堂のライトアップを見るためにはるばる訪れる観光客も多いです。紅葉の時の中尊寺金色堂にも是非とも訪れてみてください。

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魅力③源義経と中尊寺金色堂の御朱印

中尊寺金色堂には御朱印があります。ツイッターの画像にもある通りこの御朱印をもらうのも一つの目的ではないでしょうか。御朱印コレクターは大変多く、ぜひとも中尊寺金色堂を訪れた際は御朱印コレクターになり御朱印集めを始めてみてはいかがでしょうか。中尊寺の御朱印について詳しく知りたい方は以下の関連記事をご覧ください!

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「中尊寺金色堂」のチェックしたいポイント!

中尊寺金色堂には多くの魅力が詰まっています。建築や覆堂、金色堂さらにはミイラまで多くの見所が詰まっています。金箔が内外に貼ってあるのが中尊寺金色堂というイメージですがミイラというイメージはないのではないでしょうか。それでは中尊寺金色堂の見所をご覧ください。

①建築

中尊寺金色堂といえば何と言っても建築です。藤原清衡が20年もの歳月をかけて建築したとして先ほどご紹介したと思います。建築様式は平面は正面、側面とも3間で、正面の柱間全て、側面の前端の間、背面の中央の間を板扉両開きとなっており、残りの柱間は横板壁となっています。

中尊寺金色堂には先ほど内外に金箔が貼ってあると言いましたが、詳しくは中尊寺金色堂は内外共に総金箔貼りで、扉、壁、軒から縁や床面に至るまで漆塗りの上に金箔を貼ってある様式となっています。ぜひとも中尊寺金色堂の建築を観光してみてはいかがでしょうか。

②金色堂

中尊寺金色堂といえば何と言っても金箔が貼ってある素晴らしい美しさを誇るお堂として有名です。中尊寺金色堂の素晴らしいところは中尊寺金色堂が国宝して第一号として紹介されていることです。正しくはそのほかに36の国宝を同時指定されています。

中尊寺金色堂は先ほど紹介した1965年の大修理で鉄筋コンクリートを入れて補強がなされています。中尊寺金色堂の木材を年輪年代測定法で測定した結果藤原清衡や義経、さらには頼朝の生きていた時代のものと判明しました。歴史を感じさせる木々で現在も建っています。

須弥壇

中尊寺金色堂の見どころの一つに須弥壇と言われる施設があります。これはミイラの話と大変絡んでくるものです。この須弥壇にミイラが納められています。中尊寺金色堂にお越しの際はぜひとも須弥壇を訪れて藤原氏が栄華を極めた中尊寺の須弥壇をご覧になってはいかがでしょうか。

讃衛蔵

中尊寺金色堂には讃衛蔵という建物が建っています。中尊寺の文化財約3000点が保管されている建物です。この讃衡蔵には中尊寺金色堂の文化財をはじめとして、紺紙金銀字交書一切経や奥州藤原氏の副葬品の多くが展示されています。

なかでも歴史ファンに注目されているのが国宝の金銅華鬘金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図です。金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図は金光明最勝王経を藤原秀衡の時代に筆写され、奉納されたものとして知られています。ぜひともご覧いただきたい文化財です。

③覆堂

中尊寺金色堂には現在建っている覆堂と前まで建っていた覆堂の二つ存在します。この覆堂はふくどう、おおいどう、さやどうとも呼ばれています。この覆堂は中尊寺金色堂だけではなく多賀城といった東北の遺跡でも見ることができるものとなっています。

新覆堂

中尊寺金色堂には現在使われている新覆堂といわれるものと旧覆堂と言われるものがあります。新覆堂は大修理の際に旧覆堂より北西に100メートルほど離れたところに建てられました。ぜひとも現在建っている覆堂をご覧になってみてください。

旧覆堂

中尊寺金色堂の覆堂は旧覆堂があります。義経が生きた時代は堂は当初霧よけとして建っていましたが、義経の死後、1288年に惟康親王が黄金堂をすっぽりと多いカブスために建設されたのが旧覆堂とされています。

現在の新覆堂より100メートルほど離れた位置に建設されていた旧覆堂は義経が生きた時代から存在し、紆余曲折あり黄金堂を覆いかぶさるように建設されており、歴史の流れを感じさせる素晴らしい建物として知られています。

④金色堂のミイラ

中尊寺金色堂の中にはミイラが存在します。このミイラは藤原清衡、基衡、秀衡のミイラ化した遺体が収められています。3名の死因も特定されておりおおよそ60歳から70歳前後で亡くなったと推定されています。基衡は50歳台で亡くなったとされています。

この中尊寺金色堂のミイラ状になっているのは人工的保存処置によってミイラになっているのか、自然な状況でミイラになったのか解明されていません。まだまだ解明されていない謎の多い中尊寺金色堂の魅力を是非とも訪れてご覧になってはいかがでしょうか。

3つの須弥壇に納められている

この中尊寺金色堂のミイラとされている藤原清衡、藤原基衡、藤原秀衡は3つの須弥壇に納められています。中央壇・左壇・右壇の順番にミイラが納められています。ぜひとも3つの須弥壇に納められているミイラや須弥壇に訪れてみてはいかがでしょうか。

この中央壇・左壇・右壇の順番に並べられており、須弥壇の3つの部屋はそれぞれ内装が少し違います。内装は好みとも格とも言われており明確にはわかっていません。訪れた際はぜひとも内装の違いを見て確認してみてください。

⑤中尊寺蓮

中尊寺金色堂の藤原泰衡の首桶から100個ほどのハスの種子が発見されました。このハスの種子はハスの権威であった大賀一郎さんの元に送られたそうですが、発芽せずに大賀一郎さんの弟子にあたる長島時子さんによって発芽が成功されました。

現在中尊寺金色堂にはハスの中尊寺蓮として知られており、藤原泰衡の死後811年に発芽したハスは生き生きと咲いています。ぜひとも中尊寺金色堂を訪れた際にはハスもご覧になって、藤原泰衡の生きた歴史を味わってみてはいかがでしょうか。

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「中尊寺金色堂」と一緒に訪れたい観光スポット!

中尊寺金色堂の周辺には多くの観光スポットがあります。世界遺産に指定されている中尊寺金色堂で紅葉を見たり、御朱印をいただいた後に是非とも散策したいスポットです。紅葉を見て癒され、御朱印を片手に持ちぜひとも回ってみてはいかがでしょうか。

観光スポット①平泉文化遺産センター

平泉文化遺産センターは世界遺産に登録された中尊寺金色堂をはじめとして毛越寺、さらには高館義経堂無量光院跡観自在王院跡といった多くの重要文化財や国宝に指定されている遺産をわかりやすく解説してくれる施設です。

平泉の文化を基礎から学べる施設なので、中尊寺金色堂をはじめとして毛越寺、無量光院跡さらには平泉の文化財のことをよく知りたい方には平泉文化遺産センターに訪れてみて世界遺産をぜひとも知ってみてください。

住所 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉花立44
TEL 0191-46-4012
営業時間 9時から17時まで(16時30分までに入館)
休館日 年末年始(12月29日から1月3日)
 ※曜日の並びに合わせて変更あり
駐車場 乗用車40台
URL 平泉町HP

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観光スポット②毛越寺

毛越寺も歴史の授業に出てくる重要文化財です。毛越寺は特別史跡というものに指定されています。拝観は本堂のほか多くの重要文化財があります。また紅葉シーズンにも人気な毛越寺は紅葉を見に中尊寺金色堂の後に訪れる方も多く人気のスポットとして有名です。

住所 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58
TEL 0191-46-2331
駐車場 330台
URL 公式HP

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観光スポット③高館義経堂

高館義経堂は源義経が最後を迎えた場所として知られている場所です。高館義経堂のことを後年松尾芭蕉の奥の細道で俳句を詠んだ場所としても知られています。ぜひとも義経の最後の地高館義経堂に足を運んでみてください。

住所 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字柳御所14
TEL 0191-46-3300
拝観時間 午前8時30分~午後4時30分 年中無休
※11月5日~3月4日は午前8時30分~午後4時
URL 公式サイト

観光スポット④観自在王院跡

観自在王院跡は藤原基衡の妻が建設した寺院跡として知られている平泉の文化を語るには外せない文化財となっています。この観自在王院跡世界遺産として登録されています。1189年以降は荒廃しており水田となっていたという文化財としても知られています。

住所 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字志羅山地内
TEL 0191-46-2110
URL 公式サイト

観光スポット⑤無量光院跡

中尊寺金色堂の周りには多くの重要文化財が存在します。中でも無量光院跡は大変有名な文化財として知られています。藤原秀衡が京都の平等院を真似て建設した寺院です。世界遺産登録の際に無量光院跡も同時に世界遺産になった観光客の多い文化財とです。

住所 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立地内
TEL 0191-46-2110
URL 公式サイト

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「中尊寺金色堂」で平安時代にタイムスリップ!

世界遺産の平泉の中尊寺金色堂の魅力はいかがでしたでしょうか。義経の愛した平泉の魅力が詰まった内容となっていたのではないでしょうか。平安時代にタイムスリップしたかのような時間を過ごすことのできる中尊寺金色堂にぜひとも足を運んでみてはいかがでしょうか。

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