「丹内山神社」はアラハバキ神の巨岩が鎮座するパワスポ!歴史やご利益は?

岩手県花巻市にある「丹内山神社(たんないさんじんじゃ)」は、最強のパワースポット。御神体はアラハバキ神が鎮座する巨岩です。今回は、丹内山神社の歴史やご利益、興味深い七不思議から、御朱印を頂く方法、交通アクセスまで詳しくご紹介します。

「丹内山神社」はアラハバキ神の巨岩が鎮座するパワスポ!歴史やご利益は?のイメージ

目次

  1. 1丹内山神社とは
  2. 2丹内山神社の歴史
  3. 3丹内山神社の様子
  4. 4丹内山神社の御朱印とお守り
  5. 5丹内山神社周辺の観光スポット
  6. 6丹内山神社で巨岩からパワーをもらおう!

丹内山神社とは

「丹内山神社(たんないさんじんじゃ)」は、岩手県花巻市東和町に位置し、1300年以上の歴史を誇る神社です。ただし、旅行ガイドブックにはほとんど登場せず、現在、参拝者はそれほど多くありません。ただ、「絶大なご利益がある」と口コミで広がり、昨今のパワースポットブームにより、全国的にじわじわと知名度を上げています。

丹内山神社は、花巻出身の作家、宮沢 賢治ゆかりの観光スポットからのアクセスも良いため、今後ますます注目を浴びることになりそうです。

花巻市にある巨岩が鎮座するパワースポット

丹内山神社の御神体は、苔むした巨岩。高さ4mを超える巨岩は「胎内石」ともよばれ、小柄な女性なら隙間に入ることが可能です。そしてこの隙間をくぐりぬけるとさまざまなご利益があると信じられています。

丹内山神社は「アラハバキ大神」を祀る全国でも珍しい神社で、この祭神は、古くから東北地方を中心に信仰を集めてきた民間信仰の神さまです。そして、アラハバキ大神を祀る神社には、かならず「磐座(いわくら/信仰の対象となる岩)」が存在します。

丹内山神社の御祭神とご利益

丹内山神社に祀られている「アラハバキ大神」は、「古事記」や「日本書紀」にも登場せず、それよりさらに古い「縄文時代の神さま」や遮光器土偶のような風貌をした「宇宙人」であるという説があります。また蛇神や製鉄神であるという説もあり、とにかく謎に満ちたミステリアスな神さまなのです。

そんな丹内山神社のご利益は絶大で、安産をはじめ、商売繁盛、学力向上、受験合格、交通安全など、さまざまなご利益があるとされています。

とくに胎内岩とよばれる巨岩の隙間を、壁面に触れることなく、くぐりぬけると、大願が成就するといわれていますが、狭くて暗いので、安産を願う妊婦さんには決しておすすめできません。

丹内山神社の基本情報

【スポット名】 丹内山神社(たんないさんじんじゃ)
【所在地】 岩手県花巻市東和町谷内2-303
【電話番号】 0198-44-2623
※ 丹内山神社に正式参拝を希望の場合は、要連絡。
【参拝時間】 24時間開放
【参拝料金】 無料
【交通アクセス】 ・土沢駅からバスで25分
・晴山駅からバスで15分
・東和ICから車で15分
【関連サイト】 http://www.artwing.biz/kaze/

アクセス方法&駐車場情報

駐車場情報

丹内山神社への車でのアクセス方法は、釜石自動車道の東和インターチェンジから、県道39号、県道283号・284号を経由して約15分となります。無料駐車場とトイレがあります。

またJR土沢駅や晴山(はるやま)駅からはバスでのアクセスが可能ですが、本数が少なめなので、複数なら晴山駅からのタクシーがおすすめです。所要時間は約15分で、料金の目安は1,500円程度になります。

丹内山神社の歴史

つぎは、岩手県の有形文化財に指定されながらも、依然、謎に包まれた丹内山神社の歴史や七不思議をご紹介します。

歴史①創建は今から1300年以上

平安時代イメージ

丹内山神社が創建されたのは、今から1300年以上も前の平安時代です。創建者は、弘法大師、空海の弟子である日弘だと伝えられています。

現在の本殿は1810(文化7)年に再建されたもので、外陣(げじん)のみごとな壁画の彩色壁彫刻は、地元の名工 千葉 八重郎の手によるものです。

丹内山神社はかつて「大聖寺」という寺院でしたが、明治維新の廃仏毀釈の際に神社となり、現在の名に改められました。

歴史②多邇知比古神が祀られている

丹内山神社には、1200年ほど前にこの地を開拓したとされる、上古地方開拓の祖神「多邇知比古神(たにちひこのかみ)」も祭神として祀っています。

歴史③平安後期の中心人物から篤く崇敬されていた

丹内山神社は、坂上田村麿をはじめ、奥州藤原氏、物部氏、源頼義、南部藩士の南部利敬公らの信仰を集め、南部領内の総鎮守となっていました。丹内山神社は、古くから絶大なご利益のあるパワースポットであり、この地域の歴史を動かしていた神社仏閣であったといえそうです。

歴史④境内には七不思議がある古くから伝わる

七不思議イメージ

後述しますが、丹内山神社には七不思議があり、わかりやすい説明が掲示されています。最強のパワースポットであると同時に、テーマパーク的な楽しさも兼ね備えた神社です。

丹内山神社の様子

丹内山神社は、旅行ガイドブックにはあまり紹介されていないミステリアスな神社なのですが、絶大なご利益のあるパワースポットとして注目を浴びつつあります。

1990年には、豪華な彫刻をほどこした本殿等が岩手県の有形文化財に指定され、文化財としても高く評価されています。

様子①彫刻が素晴らしい小さな本殿

彫刻

県の有形文化財に指定されている丹内山神社の本殿は、彫刻が美しいことで有名です。彫刻のモチーフは、和・漢の故事や物語(古事記、万葉集、源氏物語等)であり、脇障子の唐獅子にはユニークな言い伝えがあります。

様子②丹内山神社に伝わる七不思議

七不思議

七不思議のある神社仏閣は数多くありますが、1300年以上もの長い歴史を誇る丹内山神社にも、ユニークな七不思議があります。確認することが難しいユニークなものから、神秘的なものまで、以下にご紹介していきましょう。

唐獅子

丹内山神社七不思議その一は「唐獅子」についてです。「本殿脇障子の唐獅子をなめると居眠りをしないと伝えられています。(丹内山神社内の説明から引用)」とあり、ここで修業に励んでいた僧侶や神職のためのジンクスだったのでしょうか。現在は、衛生上試す人などいないでしょうが、なんともユニークな七不思議です。

つらら

つらら

丹内山神社七不思議の二つめは、「つらら」に関する七不思議です。「神社境内の建物にはつららが下がらないと伝えられています。(丹内山神社内の説明から引用)」ということですが、岩手県花巻市の1月の平均最低気温は-6℃です。過去には-20℃近くまで下がったこともあり、この神社につららが下がらないという話は非常に不思議です。

肌石

雪うさぎ

七不思議の三つめは「肌石」。説明文には「この石には、雪が積もらないと伝えられています。(丹内山神社内の説明から引用)」と書かれています。もちろん、岩手県花巻は日本のなかでも雪の多い地帯に属しています。

肌石は本殿近くの鳥居周辺にあり、しめ縄で囲われお賽銭が供えられています。この石の上には雪が積もらないということは、肌石は雪が解けてしまうほどの熱を放出していると考えられます。このあたりも丹内山神社が最強のパワースポットだといわれる所以なのかもしれません。

手水ばち

手水ばち

つぎは「手水鉢(ちょうずばち)」に関する七不思議です。手水鉢とは、神前や仏前で口をすすぎ、身を清めるための水を入れておく器です。

丹内山神社の説明では、「この手水ばちは、どんな旱天(かんてん)でも水が乾くことがないと伝えられています。(丹内山神社内の説明から引用)」とあります。

もちろん現在は、「本来の手水鉢」として利用されているわけではありませんが、丹内山神社は岩手屈指のパワースポットです。これにも、なんらかの不思議な力が作用していると考えられます。

竹

丹内山神社、七不思議の五つめは、「竹」です。説明文には「神社境内には、竹が生えないと伝えられています。(丹内山神社内の説明から引用)」とあります。樹木に囲まれた丹内山神社ですが、実際に竹は生えていないようです。

竹が生えないことと、丹内山神社が最強のパワースポットであることの因果関係は、まだ誰にもわからないようですが、不思議な現象であることは確かです。

銀杏

銀杏

七不思議、その六の説明には、「この銀杏の葉は、どんな強風でも境内の外に飛び散らないと伝えられています。(丹内山神社内の説明から引用)」とあります。

銀杏並木の「黄色い絨毯」は秋の風物詩。美しいけれど、その分掃除が大変です。地元の人によると、やはり丹内山神社の銀杏の落ち葉は、境内の外に飛び散ってはいないそうです。

桐の木

桐の木

そして、丹内山神社、七不思議の最後を飾るのは、「桐の木」に関するものです。神社の説明文には「祖父杉の幹に桐の木が生えていたと伝えられています。(丹内山神社内の説明から引用)」とありますが、御神木の杉は、残念なことに1913(大正2)年の火災で焼失しました。

現在も、周囲12mの根株のみが保存されており、高さ60m、樹齢2000年の古木であったと推定されます。これも非常に具体的な七不思議であり、信ぴょう性は高いと思われます。

様子③アラハバキ神の巨岩

巨岩

丹内山神社の御神体は、「胎内石」ともよばれる「アラハバキ大神」が宿る巨岩です。この巨岩のある場所が、丹内山神社一のパワースポットだといわれ、近づくと手がジンジンとしびれたり、どこからともなく爽やかな風が吹いてくるような感覚になるという人もいます。

写真ではその大きさは実感できないかと思われますが、実際の大きさは、高さ4.5m、幅11.6m、奥行9.3mであり、目の前にあると圧倒されます。

この巨岩には、50cm程度の隙間があり、壁面に触れずにくぐりぬけると願いが叶うといわれています。ただ、隙間の中にも岩があり、入口より出口の方が狭くなっているため、くぐりぬけるのは小柄な女性でも至難の業です。昔の人は小柄だったのでしょう。

丹内山神社の御朱印とお守り

神社イメージ

パワースポットブームの昨今、神社仏閣をまわり御朱印を集める御朱印ガールが増えていますが、丹内山神社の御朱印とお守りはどのようにしていただくのでしょうか。謎に包まれた丹内山神社の御朱印とお守りについてご案内します。

御朱印の初穂料

初穂料

丹内山神社には、宮司さんが常駐していません。いわゆる「社務所」も存在せず、境内の案内図に従って自由参拝となります。正式参拝を希望の場合は、事前に小原宮司宅(0198-44-2623)に連絡することになります。

シンプルな御朱印が特徴

無連絡で参拝した場合も、運よく宮司さんのお会いでき、御朱印を頂けたという声もありますが、連絡のうえ参拝する方が確実です。御朱印は写真のようなシンプルなものになります。

御朱印の初穂料ですが、300円~500円の神社仏閣が多いとされています。なお、手の込んだ御朱印や見開きで頂く場合は600円~1,000円となっています。丹内山神社の場合は、御朱印の初穂料が提示されていませんので参拝者の任意となります。

お守りは?

お守り

花巻の最強パワースポット、丹内山神社のお守りは、ぜひとも頂きたいところなのですが、一般的なお守りは用意されていません。ご神体の巨岩やパワースポットでもある七不思議の写真をお守りにされてはいかがでしょうか。

丹内山神社周辺の観光スポット

花巻

丹内山神社は、岩手県花巻にあります。花巻といえば、「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」でおなじみの、作家で詩人の「宮沢 賢治」生誕の地です。ぜひ、彼の足跡を追ってみましょう。

観光スポット①旧谷内村村農会館

「旧谷内村村農会館」は、旧谷内村役場を復元改築したフォトジェニックな建物で、かつて使われていた農機具や当時の歴史的な資料を展示しています。丹内山神社からはアクセス抜群で、300mほどしか離れていませんので、ぜひ足を延ばしてみましょう。

【スポット名】 旧谷内村村農会館(キュウタニナイムラソンノウカイカン)
【所在地】 岩手県花巻市東和谷内2区282
【電話番号】 0198-42-2110(東和総合支所 商工観光部東和担当)
【入場料】 無料
【交通アクセス】 ・花巻駅から車で30分
・晴山駅から徒歩で30分
・土沢駅からバスで20分
・東和ICから車で15分
【関連サイト】 https://www.jalan.net/kankou/spt_03361ae2182000740/
【備考】 駐車場あり

観光スポット②宮沢賢治記念館

宮沢賢治記念

「宮沢賢治記念館」は、花巻出身の作家、宮沢 賢治の世界観に思い切り浸れる施設で、「科学」「芸術」「宙(そら)」「宗教」「農」の5つの角度からイーハトーブの心象世界に触れることができます。

館内には、「胡四王山(こしおうざん)」からの眺めを楽しめる展望ラウンジや、地元の食材を使用した100%のフレッシュジュースが味わえる喫茶コーナーがあります。

【スポット名】 宮沢賢治記念館
【所在地】 岩手県花巻市矢沢1-1-36
【電話番号】 0198-31-2319
【営業時間】 8:30〜17:00
【休館日】 年末年始
【入場料】 大人350円、高大生250円、小中学生150円
※ 宮沢賢治童話村、花巻市博物館、花巻新渡戸記念館との共通入館券あり
【交通アクセス】 ・新花巻駅から車で5分
・花巻駅から車で15分
・JR新花巻駅よりバスで2分(JR花巻駅よりバスで17分)
・土沢線「賢治記念館口」バス停下車後徒歩15分
【関連サイト】 https://www.city.hanamaki.iwate.jp/
【備考】 駐車場あり

観光スポット③宮沢賢治童話村

宮沢賢治童話村

「宮沢賢治童話村」は、宮沢賢治記念館に隣接する施設でアクセス良好。お得な共通チケットもありますので、とくに賢治ファンは両方訪れてみましょう。宮沢賢治童話村は、「銀河ステーション」、「銀河ステーション広場」、「妖精の小径」、「天空の広場」、「山野草園」、「賢治の学校」からなり、大人も子どもも楽しめる施設です。SNS映えする写真スポットがたくさんあります。

また、2019年で4回目となる「童話村の森ライトアップ」は、偏光フィルターやミラーボールなどのオブジェをライトアップする幻想的なイベント。7月末から11月初旬の金土日の日没以降に開催されます。入場料は無料で屋台も出ます。

【スポット名】 宮沢賢治童話村
【所在地】 岩手県花巻市高松26-19
【電話番号】 0198-31-2211
【営業時間】 8:30〜16:30
【休館日】 年末年始
【入場料】
※ 賢治の学校のみ
大人350円、高大生250円、小中学生150円
※ 宮沢賢治記念館、花巻市博物館、花巻新渡戸記念館との共通入館券あり
【交通アクセス】 ・新花巻駅から車で3分
・花巻駅から車で15分
・JR新花巻駅よりバスで2分(JR花巻駅よりバスで17分)
・土沢線「賢治記念館口」バス停下車後徒歩5分
【関連サイト】 https://www.city.hanamaki.iwate.jp/
【備考】 駐車場あり

丹内山神社で巨岩からパワーをもらおう!

今回は、ガイドブックにもあまり紹介されていない、岩手屈指のパワースポット「丹内山神社」を中心にご紹介しました。ミステリアスな巨岩をご御神体とし、絶大なご利益があるとされる丹内山神社ですが、これまでは、あまり注目を浴びてこなかったようです。

花巻には、地元出身の作家 宮沢 賢治ゆかりの観光スポットが多く、丹内山神社からのアクセスも良好ですので、ぜひ観光の前後に丹内山神社を参拝し、ご利益を得てパワーをチャージしましょう。

おすすめの関連記事

Thumb岩手の有名な神社ランキングTOP24!御朱印やパワスポ巡りの際は必見!
岩手にはご利益で有名な神社仏閣が多く、御朱印も頂戴できる神社が多いです。その多くが有名パワー...
Thumb岩手「釜石大観音」は津波を耐え抜いた幸運の聖地!その絶景や内部とは?
釜石のパワースポットといえば釜石大観音です。御朱印を頂けたり、恋人の聖地と呼ばれるモニュメン...
Thumb岩手「駒形神社」は陸中一宮のパワースポット名所!ご利益や所在地は?
駒形神社は岩手県奥州市水沢に本社のある1500年の歴史のある神社です。駒形大神という山の神様...

関連するまとめ

Original
この記事のライター
MICHIKO
旅行すること、食べること、歌うことが大好きな浪花っ子。旅行やグルメのお役立ち情報を、楽しくわかりやすくお届けします。

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ