「焼走り熔岩流」で噴火の迫力を実感しよう!天然記念物の岩原とは?

岩手県八幡平市の岩手山にある「焼走り熔岩流」について紹介します。かつて火山が噴火した影響で生まれた焼走り熔岩流は、大自然の力を感じさせる観光スポットです。近隣では「焼走り熔岩流まつり」が開催される、焼走り熔岩流の情報をチェックしましょう。

「焼走り熔岩流」で噴火の迫力を実感しよう!天然記念物の岩原とは?のイメージ

目次

  1. 1岩手県八幡平市の「焼走り熔岩流」
  2. 2「焼走り熔岩流」遊歩道散策の楽しみ方
  3. 3「焼走り熔岩流」周辺の日帰り温泉&観光スポット
  4. 4「焼走り熔岩流」のイベント
  5. 5「焼走り熔岩流」の関連情報
  6. 6「焼走り熔岩流」の黒い岩石帯を歩いてみよう

岩手県八幡平市の「焼走り熔岩流」

岩手県八幡平市には「焼走り熔岩流」という観光スポットがあります。溶岩は火山が噴火して溢れ出る高熱岩石ですが、その上を歩くことができるのです。自然の偉大な力を感じられる焼走り熔岩流は魅力的な観光スポットとなっています。

噴火による溶岩流で形成された岩原

日本では火山が噴火して形成された地域が複数存在します。その中で焼走り熔岩流は、火山の噴火による溶岩流で形成された岩原となっているのです。その光景は見るものを圧倒するものとなっており、大自然を肌で感じることができるでしょう。

1952年国の特別天然記念物に

焼走り熔岩流は岩手県の岩手山が噴火してできたものだと考えられています。成層火山として1686年から1934年の間に複数回に渡って火山活動が記録されています。その中で焼走り熔岩流に関係があるのは1719年、または1732年ごろの火山活動だと考えられています。

焼走り熔岩流は噴出した時期が新しい時代の物のため、風化作用が進んでいません。表土や樹木に覆われることなく、学術的価値があることから1952年に国の特別天然記念物に指定されました。

「焼走り熔岩流」の名前の由来

焼走り熔岩流は岩手山の北東斜面から山麓にかけて面積149.63ヘクタール、溶岩流の延長が約4キロメートルに広がった物です。特徴的な焼走り熔岩流という名前の由来は、当時の人々が見た光景が関係しています。

真っ赤な熔岩流が山の斜面を流れていく姿を「焼走り」と呼んだことが関係しています。山肌を急激な速度で走るように焼いていく姿が焼走り熔岩流の由来になったわけです。また、表面の凹凸は虎の縞模様に見えることから「虎形」と呼ばれています。

「焼走り熔岩流」遊歩道散策の楽しみ方

八幡平市の岩手山にある焼走り熔岩流はどのような観光スポットになっているのでしょうか?注目のポイントを紹介しながら、遊歩道散策の楽しみ方も解説します。広範囲に渡る焼走り熔岩流をたっぷりと楽しみましょう。

楽しみ方①壮大な岩石帯

焼走り熔岩流は実際に歩いて観光できるスポットです。すべてが開放されているわけではなく、遊歩道が整備されているので、その上を歩いていくことになります。遊歩道以外は立入禁止となっているので、ロープ外に出ないようにしましょう。

楽しみ方②熔岩流展望台

緩やかな山登りを楽しみながら進んでいくと「熔岩流展望台」にたどり着きます。ここでは焼走り熔岩流や岩手山を一望できる場所になっているのでおすすめです。入り口から熔岩流展望台までは約1時間ほどでたどり着きます。

楽しみ方③溶岩の中の植物観察

焼走り熔岩流では溶岩の中の植物を観察できます。高山植物のコマクサの群生地となっており、小さなかわいい花も確認できます。コマクサは「高山植物の女王」とも呼ばれているので、花が咲く初夏に訪れるのがおすすめです。

楽しみ方④遊歩道から見る岩手山の紅葉

夏はコマクサの花を確認できますが、秋ごろになると岩手山が美しい紅葉で紅く染まります。先程の展望台の上から見ると、岩手山全体の紅葉を楽しむことができるでしょう。また、道を進んでいくときに下から見上げたときの紅葉も美しいです。

散策する際の注意点

焼走り熔岩流の遊歩道を散策しながらコマクサや紅葉を楽しむ上で、いくつかの注意点を守りましょう。通常の山登りと同じく、軽い気分で登ることは他の人の迷惑になる場合があります。最低限の準備と注意点を確認しましょう。

注意①登山靴やスニーカーで歩く

道のりは険しいわけではありませんが、足元は熔岩流の石が無数に存在します。足を守るために登山靴やスニーカーを用意しましょう。車などで訪れる場合は焼走り熔岩流に到着したら、用意していた登山靴やスニーカーに履き替えるという方法もあります。

注意②溶岩流の持ち出し・岩石の破損は禁止

山を散策しているときに熔岩流の持ち出しや岩石の破損は厳禁です。記念品として珍しい熔岩流を持ち帰ろうとする人もいますが、あくまで焼走り熔岩流は国の特別天然記念物となっているのを忘れてはいけません。

注意③夏は熱中症対策をする

焼走り熔岩流は木々が茂っていますが、全体的に陰が少ない観光スポットになっています。夏場は気温が40度を超えることもあるのです。帽子や水分補給などの暑さ対策が必要といえるでしょう。

展望台で景色を眺めているときも気温に気をつけながら眺めましょう。展望台に向かうまでに体力的に厳しいと感じた場合は焦らず下山しましょう。道のりは初心者でも目指せるルートになっていますが、日頃から運動不足の場合は疲れを感じるかもしれません。

「焼走り熔岩流」周辺の日帰り温泉&観光スポット

焼走り熔岩流の周辺には日帰り温泉や観光スポットが存在します。美しい紅葉を眺めた後に、のんびりと温泉につかるのがおすすめです。焼走り熔岩流周辺の日帰り温泉温泉や観光スポットをチェックしましょう。

温泉&観光①焼走りの湯

アウトドアを楽しんだ後は疲れを癒やすために温泉がおすすめです。焼走り熔岩流の周辺に「焼走りの湯」という温泉が存在します。天然温泉となっており、サウナや地元の食材が楽しめる食堂も用意されています。

【名称】 焼走りの湯
【住所】 岩手県八幡平市平笠第24地割728
【アクセス】 車:盛岡から国道4号線、282号線経由で約45分
タクシー:JR花輪線「大更駅」下車、タクシーで約15分
【料金】 大人:600円、小人300円
【公式HP】 http://www.hachimantai-ss.co.jp/~yakehashiri/
【備考】 岩手焼走り国際交流村内の施設です

温泉&観光②いこいの村岩手

いこいの村岩手はゆったりとくつろげる宿泊施設です。温泉や岩手名物が楽しめる料理が用意されています。日帰りプランも用意されているので、焼走り熔岩流の観光が終わった帰りに身体を休めるのも良いでしょう。

【名称】 いこいの村岩手
【住所】 岩手県八幡平市平笠24-1-4
【アクセス】 電車:JR花輪線「大更駅」から無料送迎バスあり
【料金】 6,750円~
【公式HP】 https://www.ikoi-iwate.co.jp/
【備考】 トレッキング用の宿泊プランもあります

温泉&観光③サラダファーム

岩手県の八幡平市では「食と癒やしの空間」を提供する「サラダファーム」があります。施設内ではかわいい動物と触れ合うこともできるので、子供も楽しめる観光スポットになっているのです。いちご狩りや施設で作られた卵や野菜を購入できます。

【名称】 サラダファーム
【住所】 岩手県八幡平市平笠2-6-333
【アクセス】 電車:JR花輪線「大更駅」からタクシーで約10分
【料金】 施設ごとに異なる(冬期はふれあいエリア無料)
【公式HP】 https://salad-farm.jp/index.html
【備考】 施設の卵などを使ったレストランが人気

温泉&観光④上坊牧野の一本桜

八幡平市の上坊牧野には「上坊牧野の一本桜」というスポットが存在します。一本のカスミザクラとその後ろに岩手山が広げるという絶景スポットになっており、写真スポットとしておすすめです。

春には美しい桜の花が咲きますが、四季それぞれの魅力を楽しめるスポットといえます。展望台とは異なる景色を見れます。紅葉の季節には岩手山がまた違った表情を見せてくれるので、それぞれの季節に訪れてみましょう。

【名称】 上坊牧野の一本桜
【住所】 岩手県八幡平市平笠
【アクセス】 車:JR花輪線「大更駅」から車で約15分
【料金】 無料
【参考サイト】 http://www.sakura-yuki.com/spot/sakura-spot-12/
【備考】 開花時期以外でも美しい風景が楽しめる

「焼走り熔岩流」のイベント

焼走り熔岩流にちなんだイベントやまつりも開催されています。地域の人たちが集まるイベントですが、観光客も多く訪れており、のどかな風景の中でイベントを楽しめるでしょう。焼走り熔岩流のイベントを紹介します。

焼走り熔岩流まつり

焼走り熔岩流の近くにある「岩手焼走り国際交流村」において、6月上旬に「焼走り熔岩流まつり」が開催されています。焼走り熔岩流の無料ガイド付き散策や、産直販売、地元の美味しいものを楽しめるまつりとなっています。

また、このまつりでユニークなのが「こぶたのレース」です。かわいいこぶたが一生懸命走る姿は、大人から子供まで楽しめるイベントになっています。気温的にも過ごしやすい季節のまつりなのでおすすめです。

焼走り旧車ミーティング

焼走り熔岩流まつりと同時に開催されているのが「焼走り旧車ミーティング」です。懐かしの旧車が全国から集まるというイベントになっており、車好きにはたまらないイベントとなっています。旧車ファンが自前の車で駆けつけ、賑やかなイベントになっています。

2019年の場合は6月16日日曜日に開催され、9時から14時までイベントが行われていました。東北道西根ICから車で20分ほどで到着できる岩手山焼走り国際交流村を目指しましょう。

「焼走り熔岩流」の関連情報

焼走り熔岩流の遊歩道や展望台など注目のスポットを紹介しました。焼走り熔岩流に訪れるためのアクセス方法を確認して、安全に観光を楽しみましょう。最後に焼走り熔岩流のアクセス方法や基本情報を紹介します。

アクセス

焼走り熔岩流に向かう場合、複数のアクセス方法が選択できます。電車を利用してそこからタクシーを使用する方法や、自家用車で向かうこともできるのです。駐車場の情報と合わせて確認しましょう。

電車で行く

電車で向かう場合は「盛岡駅」から在来線を使って「大更駅」まで約40分で到着します。そこからタクシーを使って約15分で焼走り熔岩流に到着します。観光スポットとなっているため、帰りのタクシーを拾うのも難しくありません。

車で行く

車でアクセスする場合は東北自動車道の西根ICから車で約15分で到着します。電車でも自家用車でもアクセスしやすい場所に焼走り熔岩流があるので、観光しやすいといえるでしょう。ただし、冬季は必ずタイヤチェーンやスタッドレスタイヤで向かいましょう。

駐車場情報

焼走り熔岩流にアクセスする場合、駐車場は県道233号線沿いの散策入り口近くにあります。駐車場を降りて階段を少し上がると、目の前には無数の溶岩が広がっています。最初の風景だけでも圧倒させる景色となっているので、記憶に残る観光となるでしょう。

基本情報

【名称】 焼走り熔岩流
【住所】 岩手県八幡平市平笠24地割720-2
【アクセス】 電車:「盛岡駅」から在来線で「大更駅」下車まで約40分
   そこからタクシーを使って約15分
車:東北自動車道「西根IC」から車で約15分
【料金】 無料
【参考サイト】 https://www.hachimantai-ss.co.jp/
~yakehashiri/kansatu/kansatu.html
【備考】 散策するは遊歩道以外は立入禁止
防寒具や靴はしっかりと準備すること

「焼走り熔岩流」の黒い岩石帯を歩いてみよう

岩手県八幡市にある焼走り熔岩流を紹介しました。こちらの観光スポットは、自然が作り出した芸術的な場所といえます。溶岩だけでなくコマクサや紅葉などの植物も楽しめるスポットです。四季折々の景色を楽しめる焼走り熔岩流に是非訪れてみましょう。

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この記事のライター
浅倉恭介
動物や料理、カメラやギターが好きです。カメラを持ち歩いて各地を旅行しています。コンビニの新商品を定期的にチェックし...

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